JP7058998B2 - 検出器モジュール及びx線ct装置 - Google Patents

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本発明の実施形態は、検出器モジュール及びX線CT装置に関する。
従来、X線CT(Computed Tomography)装置には、X線検出器が有するX線検出素子から出力される電気信号を処理するための各種の電子回路が配置される。そして、これらの電子回路に含まれる電子素子の中には、X線が直接入射すると不具合や故障の原因になるものもある。そのため、X線CT装置には、電子回路に含まれる電子素子を保護するために、X線の入射から電子回路を遮蔽する保護部材が設けられることがある。
特開2017-044588号公報 特開2012-120650号公報 特開2017-056141号公報
本発明が解決しようとする課題は、電子素子を保護するために新たな部品を設ける場合と比べて、部品点数を減らすことができる検出器モジュール及びX線CT装置を提供することである。
実施形態に係る検出器モジュールは、基板と、アレイと、電子素子と、部材とを備える。前記アレイは、前記基板上に配置され、X線を光に変換するシンチレータからなるシンチレータアレイ、及び、前記光に対応した電気信号を出力するフォトダイオードからなるフォトダイオードアレイを含む。前記電子素子は、前記基板上の前記アレイと同一平面状に配置され、前記アレイと比して放射線耐性が低い。前記部材は、前記アレイと対向して設けられた第1の部分、及び、前記電子素子と対向して設けられて当該電子素子を前記X線の入射から遮蔽する第2の部分とを含む。前記部材は、前記第1の部分及び前記第2の部分を含んで一体に形成された一体成形品である。
図1は、本実施形態に係るX線CT装置の構成例を示す図である。 図2は、本実施形態に係るX線検出器の構成例を示す図である。 図3は、本実施形態に係る検出器モジュールの構成例を示す図である。 図4は、本実施形態による効果を説明するための図である。 図5は、本実施形態による効果を説明するための図である。 図6は、第1の変形例に係る検出器モジュールの構成例を示す図である。 図7は、第2の変形例に係る検出器モジュールの構成例を示す図である。
以下、図面を参照しながら、検出器モジュール及びX線CT装置の実施形態について説明する。なお、以下の説明で参照する各図は模式的なものであり、図示されている各要素の寸法の関係、各要素の比率等は、実物とは異なる場合がある。また、図面の相互間においても、互いの寸法の関係や比率等が異なる部分が含まれている場合がある。
(実施形態)
図1は、本実施形態に係るX線CT装置1の構成例を示す図である。
例えば、図1に示すように、本実施形態に係るX線CT装置1は、架台装置10と、寝台装置20と、コンソール装置30とを有する。ここで、架台装置10、寝台装置20、及びコンソール装置30は、互いに通信可能に接続されている。
なお、本実施形態では、非チルト状態での回転フレーム13の回転軸又は寝台装置20の天板23の長手方向を「Z軸方向」と定義する。また、Z軸方向に直交し、床面に対し水平である軸方向を「X軸方向」と定義する。また、Z軸方向に直交し、床面に対し垂直である軸方向を「Y軸方向」と定義する。
架台装置10は、被検体P(患者等)にX線を照射し、被検体Pを透過したX線を検出して、コンソール装置30に出力する装置である。架台装置10は、X線管11と、X線検出器12と、回転フレーム13と、制御装置14と、ウェッジ15と、X線絞り器16と、X線高電圧装置40とを有する。
X線管11は、X線高電圧装置40からの高電圧の印加により、陰極(フィラメント)から陽極(ターゲット)に向けて熱電子を照射する真空管である。X線管11は、熱電子を陽極に衝突させることにより、X線を発生させる。
ウェッジ15は、X線管11から照射されたX線量を調節するためのフィルタである。具体的には、ウェッジ15は、X線管11から被検体Pへ照射されるX線が、予め定められた分布になるように、X線管11から照射されたX線を透過して減衰するフィルタである。例えば、ウェッジ15は、所定のターゲット角度や所定の厚みとなるようにアルミニウムを加工したフィルタである。なお、ウェッジ15は、ウェッジフィルタ(wedge filter)や、ボウタイフィルタ(bow-tie filter)とも呼ばれる。
X線絞り器16は、ウェッジ15を透過したX線の照射範囲を絞り込むための鉛板等を含み、複数の鉛板等を組み合わせることによってスリットを形成している。
X線検出器12は、X線管11から照射され、被検体Pを通過したX線を検出する。具体的には、X線検出器12は、X線管11の焦点を中心として1つの円弧に沿ってチャネル方向に複数のX線検出素子が配列された複数のX線検出素子列を有する。例えば、X線検出器12は、チャネル方向に複数のX線検出素子が配列されたX線検出素子列がスライス方向(列方向又はrow方向とも呼ばれる)に複数配列された構造を有する。
例えば、X線検出器12は、コリメータと、シンチレータアレイと、光センサアレイとを有する間接変換型の検出器である。シンチレータアレイは、複数のシンチレータを有し、各シンチレータが、入射X線量に応じた光子量の光を出力するシンチレータ結晶を有する。コリメータは、シンチレータアレイのX線入射側の面に配置され、散乱X線を吸収する機能を有するX線遮蔽板を有する。光センサアレイは、複数の光センサを有し、各光センサが、対応するシンチレータから出力される光量に応じた電気信号を出力する。すなわち、この例では、シンチレータ及び光センサが、X線検出素子となる。
なお、本実施形態では、後述するように、X線検出器12が、光センサとしてフォトダイオードを有する場合の例を説明するが、実施形態はこれに限られない。例えば、X線検出器12は、光電子増倍管(Photomultiplier Tube:PMT)等の他の光センサを有していてもよい。また、X線検出器12は、入射したX線を電気信号に変換する半導体素子を有する直接変換型の検出器であっても構わない。
また、X線検出器12は、各X線検出素子から出力される電気信号を処理するDAS(Data Acquisition System)を有する。DASは、X線検出器12の各X線検出素子から出力される電気信号に対して増幅処理を行う増幅器と、電気信号をデジタル信号に変換するA/D変換器とを有し、検出データを生成する。DASが生成した検出データは、コンソール装置30へと転送される。
X線高電圧装置40は、変圧器(トランス)及び整流器等の電気回路を有し、X線管11に印加する高電圧を発生する機能を有する高電圧発生装置と、X線管11が照射するX線出力に応じた出力電圧の制御を行うX線制御装置とを有する。高電圧発生装置は、変圧器方式であってもよいし、インバータ方式であっても構わない。なお、X線高電圧装置40は、後述する回転フレーム13に設けられてもよいし、架台装置10の固定フレーム(図示しない)側に設けられても構わない。なお、固定フレームは、回転フレーム13を回転可能に支持するフレームである。
回転フレーム13は、X線管11とX線検出器12とを対向支持し、後述する制御装置14によってX線管11とX線検出器12とを回転させる円環状のフレームである。なお、回転フレーム13は、X線管11とX線検出器12に加えて、X線高電圧装置40を更に備えて支持する。ここで、X線検出器12が有するDASが生成した検出データは、回転フレーム13に設けられた発光ダイオード(Light Emitting Diode:LED)を有する送信機から光通信によって架台装置10の非回転部分(例えば固定フレーム)に設けられたフォトダイオードを有する受信機に送信され、コンソール装置30へ転送される。なお、回転フレーム13から架台装置10の非回転部分への検出データの送信方法は、前述の光通信に限らず、非接触型のデータ伝送であれば如何なる方式を採用しても構わない。
制御装置14は、CPU(Central Processing Unit)等を有する処理回路と、モータ及びアクチュエータ等の駆動機構とを有する。制御装置14は、コンソール装置30若しくは架台装置10に取り付けられた入力インターフェースからの入力信号を受けて、架台装置10及び寝台装置20の動作制御を行う機能を有する。例えば、制御装置14は、入力信号を受けて回転フレーム13を回転させる制御や、架台装置10をチルトさせる制御、及び寝台装置20及び天板23を動作させる制御を行う。なお、架台装置10をチルトさせる制御は、架台装置10に取り付けられた入力インターフェースによって入力される傾斜角度(チルト角度)情報により、制御装置14がX軸方向に平行な軸を中心に回転フレーム13を回転させることによって実現される。なお、制御装置14は、架台装置10に設けられてもよいし、コンソール装置30に設けられても構わない。
寝台装置20は、スキャン対象である被検体Pを載置、移動させる装置であり、基台21と、寝台駆動装置22と、天板23と、支持フレーム24とを有する。基台21は、支持フレーム24を鉛直方向に移動可能に支持する筐体である。寝台駆動装置22は、被検体Pが載置された天板23を天板23の長軸方向に移動するモータあるいはアクチュエータである。支持フレーム24の上面に設けられた天板23は、被検体Pが載置される板である。なお、寝台駆動装置22は、天板23に加え、支持フレーム24を天板23の長軸方向に移動してもよい。
コンソール装置30は、操作者によるX線CT装置1の操作を受け付けるとともに、架台装置10によって収集された検出データを用いてCT画像データを再構成する装置である。コンソール装置30は、図1に示すように、メモリ31と、ディスプレイ32と、入力インターフェース33と、処理回路34とを有する。メモリ31、ディスプレイ32、入力インターフェース33、及び処理回路34は、互いに通信可能に接続される。
メモリ31は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、ハードディスク、光ディスク等により実現される。メモリ31は、例えば、投影データやCT画像データを記憶する。
ディスプレイ32は、各種の情報を表示する。例えば、ディスプレイ32は、処理回路34によって生成された医用画像(CT画像)や、操作者からの各種操作を受け付けるためのGUI(Graphical User Interface)等を出力する。例えば、ディスプレイ32は、液晶ディスプレイやCRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイである。
入力インターフェース33は、操作者からの各種の入力操作を受け付け、受け付けた入力操作を電気信号に変換して処理回路34に出力する。例えば、入力インターフェース33は、投影データを収集する際の収集条件や、CT画像データを再構成する際の再構成条件、CT画像から後処理画像を生成する際の画像処理条件等を操作者から受け付ける。例えば、入力インターフェース33は、マウスやキーボード、トラックボール、スイッチ、ボタン、ジョイスティック等により実現される。
処理回路34は、X線CT装置1全体の動作を制御する。例えば、処理回路34は、システム制御機能341、前処理機能342、再構成処理機能343、及び画像処理機能344を実行する。
システム制御機能341は、入力インターフェース33を介して操作者から受け付けた入力操作に基づいて、処理回路34の各種機能を制御する。例えば、システム制御機能341は、X線CT装置1において実行されるCTスキャンを制御する。また、システム制御機能341は、前処理機能342、再構成処理機能343、及び画像処理機能344を制御することで、コンソール装置30におけるCT画像データの生成や表示を制御する。
前処理機能342は、X線検出器12が有するDASから出力された検出データに対して対数変換処理やオフセット補正処理、チャネル間の感度補正処理、ビームハードニング補正等の前処理を施したデータを生成する。なお、前処理前のデータ(検出データ)および前処理後のデータを総称して投影データと称する場合もある。
再構成処理機能343は、前処理機能342にて生成された投影データに対して、フィルタ補正逆投影法や逐次近似再構成法等を用いた再構成処理を行ってCT画像データ(再構成画像データ)を生成する。
画像処理機能344は、入力インターフェース33を介して操作者から受け付けた入力操作に基づいて、再構成処理機能343によって生成されたCT画像データを公知の方法により、任意断面の断層像データや3次元画像データに変換する。
ここで、例えば、処理回路34は、プロセッサにより実現される。この場合に、処理回路34が有する各処理機能は、コンピュータによって実行可能なプログラムの形態でメモリ31に記憶される。そして、処理回路34は、メモリ31から各プログラムを読み出して実行することで、各プログラムに対応する機能を実現する。換言すると、各プログラムを読み出した状態の処理回路34は、図1の処理回路34内に示された各処理機能を有することとなる。
なお、ここでは、単一の処理回路34によって、上述した各処理機能が実現されるものとして説明したが、例えば、複数の独立したプロセッサを組み合わせて処理回路34を構成し、各プロセッサがプログラムを実行することにより各処理機能を実現するものとしても構わない。また、処理回路34が有する各処理機能は、単一又は複数の処理回路に適宜に分散又は統合されて実現されてもよい。また、処理回路34が有する各処理機能は、回路等のハードウェアとソフトウェアとの混合によって実現されても構わない。また、ここでは、単一のメモリ31が各処理機能に対応するプログラムを記憶する場合の例を説明したが、実施形態はこれに限られない。例えば、複数の記憶回路が分散して配置され、処理回路34が、個別の記憶回路から対応するプログラムを読み出して実行する構成としても構わない。
以上、本実施形態に係るX線CT装置1の全体的な構成について説明した。このような構成のもと、本実施形態に係るX線CT装置1では、X線検出器12が、複数の検出器モジュールによって構成されており、検出器モジュールごとに、コリメータ、シンチレータアレイ、フォトダイオードアレイ及びDASが配置されている。
ここで、各検出器モジュールに配置されるDASは、A/D変換器や積分器等の各種の電子回路を含んで構成されるが、これらの電子回路に含まれる電子素子の中には、X線が直接入射すると不具合や故障の原因になるものもある。
これについて、一般的には、X線CT装置において、DAS等の電子回路に含まれる電子素子を保護するために、X線の入射から電子素子を遮蔽する保護部材が設けられることがある。しかしながら、このような保護部材を設ける場合には、新たな部品を追加で設けることになるため、部品点数が増えることになり、装置の価格上昇や品質の問題が生じることがあり得る。
このことから、本実施形態に係るX線CT装置1では、X線検出器12に含まれる各検出器モジュールが、電子素子を保護するために新たな部品を設ける場合と比べて、部品点数を減らすことができるように構成されている。以下、本実施形態に係るX線検出器12及び検出器モジュールについて、詳細に説明する。
図2は、本実施形態に係るX線検出器12の構成例を示す図である。
例えば、図2に示すように、X線検出器12は、全体として略円弧状に形成されており、当該円弧の中心がX線管11の位置と一致するように回転フレーム13に固定されている。ここで、X線検出器12における円弧の周方向(図2に示す両矢印Cの方向)はチャネル方向と呼ばれ、周方向及び径方向に直交する方向(図2に示す両矢印Sの方向)はスライス方向(列方向又はrow方向とも呼ばれる)と呼ばれる。
具体的には、X線検出器12は、複数の検出器モジュール121と、チャネル方向に沿った円弧状に形成された2つの位置決め部材122とを有する。ここで、各検出器モジュール121は、それぞれ、全体として、スライス方向に伸びる略直方体状に形成されており、スライス方向における両端部が、ネジ等の固定具を用いて位置決め部材122に固定されている。これにより、各検出器モジュール121は、チャネル方向に並べて配置された状態で位置決めされている。そして、各検出器モジュール121は、固定具を取り外すことによって、位置決め部材122に対して個別に着脱が可能となっている。
図3は、本実施形態に係る検出器モジュール121の構成例を示す図である。
例えば、図3に示すように、検出器モジュール121は、基板1211と、アレイ1212と、DAS1213と、部材1214と、第1の支持部材1215と、第2の支持部材1216とを有する。
基板1211は、スライス方向に伸びる平板状に形成された部材であり、X線管11から照射されるX線が入射する側(図3における上側)の面上に、アレイ1212及びDAS1213が配置されている。ここで、アレイ1212とDAS1213とは、基板1211の長手方向に並べて配置されている。
アレイ1212は、基板1211上に配置され、シンチレータアレイ12121と、フォトダイオードアレイ12122とを有する。ここで、シンチレータアレイ12121は、フォトダイオードアレイ12122の上に重なるように配置されている。
シンチレータアレイ12121は、X線を光に変換する複数のシンチレータから構成されている。具体的には、シンチレータアレイ12121は、複数のシンチレータがチャネル方向に連続的に並べて配置されたシンチレータの列が、スライス方向に連続的に複数並べられて構成されている。
フォトダイオードアレイ12122は、シンチレータによって変換された光に対応した電気信号を出力するフォトダイオードから構成されている。具体的には、フォトダイオードアレイ12122は、複数のフォトダイオードがチャネル方向に連続的に並べて配置されたフォトダイオードの列が、スライス方向に連続的に複数並べられて構成されている。
DAS1213は、フォトダイオードアレイ12122に含まれるフォトダイオードから出力される電気信号を処理する電子回路であり、基板1211上のアレイ1212と同一平面状に配置されている。例えば、DAS1213は、A/D変換器や積分器等の各種の回路を含んだASIC(Application Specific Integrated Circuit)によって実現されている。ここで、DAS1213には、アレイ1212と比して放射線耐性が低い電子素子が含まれている。このように放射線耐性が低い電子素子は、X線が直接入射すると不具合や故障の原因になることもある。
部材1214は、スライス方向に延在するように、基板1211におけるアレイ1212及びDAS1213が配置された面と対向して配置されており、部材1214は、第1の部分12141と、第2の部分12142とを有する。ここで、第1の部分12141と第2の部分12142とは、部材1214の長手方向に並ぶように配置されている。
第1の部分12141は、スライス方向に伸びる直方体状に形成されており、アレイ1212と対向して設けられている。
ここで、第1の部分12141は、アレイ1212に入射するX線から散乱線を除去するコリメータとなるように構成されている。具体的には、第1の部分12141は、チャネル方向に等間隔に並べて配置された複数のX線遮蔽板を有する。なお、図3に示す例では、第1の部分12141が、チャネル方向に複数のX線遮蔽板を並べて配置した1次元配列のコリメータである場合の例を示しているが、実施形態はこれに限られない。例えば、第1の部分12141は、チャネル方向及びスライス方向それぞれに沿って複数のX線遮蔽板が並べられた2次元配列のコリメータであってもよい。
第2の部分12142は、スライス方向に伸びる平板状に形成されており、DAS1213と対向して設けられている。ここで、第2の部分12142は、第1の部分12141の長手方向における一端側の面の一部に連結するように設けられている。
そして、第2の部分12142は、DAS1213に含まれる電子素子をX線の入射から遮蔽する。具体的には、第2の部分12142は、X線の入射方向に直交する面の面積が、DAS1213におけるX線の入射方向に直交する面の面積より大きくなるように形成されており、DAS1213とX線管11との間で、DAS1213の表面を覆うように配置されている。
第1の支持部材1215は、検出器モジュール121におけるスライス方向の一端側(図3における左下側)に配置され、部材1214及び基板1211それぞれの長手方向における一端を支持している。また、第2の支持部材1216は、検出器モジュール121におけるスライス方向の他端側(図3における右上側)に配置され、部材1214及び基板1211それぞれの長手方向における他端を支持している。
このように、本実施形態に係る検出器モジュール121では、部材1214が、コリメータとして構成された第1の部分12141と、DAS1213に含まれる電子素子を保護するための保護部材として構成された第2の部分12142とを有している。そして、本実施形態では、部材1214は、第1の部分12141及び第2の部分12142を含んで一体に形成された一体成形品である。すなわち、本実施形態では、部材1214は、コリメータと、DAS1213に含まれる電子素子を保護するための保護部材とを一体型にしたものである。
ここで、例えば、部材1214は、同じ材料を用いて作製される。具体的には、部材1214は、第1の部分12141がコリメータとして機能し、かつ、第2の部分12142が保護部材として機能するように、X線を十分に減衰させることが可能であり、かつ、それぞれの構造を維持することが可能な剛性を有する材料を用いて作製される。より具体的には、部材1214は、X線の強度を許容値以下まで減衰させることができる程度に、原子番号が大きく、密度が高い金属で作製される。例えば、部材1214は、タングステン又はモリブデンを用いて作製される。
例えば、部材1214は、3Dプリンターによって、第1の部分12141及び第2の部分12142を含んだ一体形成品となるように作製される。ここで、3Dプリンターによって部材1214を作製する方法は、公知の各種の方法を用いることが可能である。
図4及び5は、本実施形態による効果を説明するための図である。ここで、図4は、本実施形態に係る検出器モジュール121の比較例を示しており、図5は、本実施形態に係る検出器モジュール121を示している。
例えば、図4に示すように、上述した検出器モジュール121と同様に、基板1211e、アレイ1212e(シンチレータアレイ12121e及びフォトダイオードアレイ12122e)、DAS1213e、コリメータ12141e(本実施形態における部材1214の第1の部分12141に対応)、第1の支持部材1215e、及び第2の支持部材1216eを有する検出器モジュール121eがあったとする。このような構成において、DAS1213eに含まれる電子素子を保護するための保護部材を設けることを考えた場合には、例えば、DAS1213eの真上に、鉛やタングステン等で作製された保護部材1217eを配置することが考えられる。この場合には、検出器モジュール121eに対して、保護部材1217eを新たな部品として追加で設けることになるため、部品点数が増えることになり、装置の価格上昇や品質の問題が生じることがあり得る。
これに対し、例えば、図5に示すように、本実施形態に係る検出器モジュール121では、部材1214が、コリメータとして機能する第1の部分12141と、DAS1213に含まれる電子素子を保護するための保護部材として機能する第1の部分12141とを含む一体成型品として形成されている。このため、本実施形態では、図4に示すように保護部材1217eを新たな部品として追加で設ける場合と比べて、部品点数を減らすことができる。この結果、装置の価格上昇や品質の問題が生じるのを防ぎつつ、DAS1213に含まれる電子素子を保護することができるようになる。
上述したように、本実施形態によれば、電子素子を保護するために新たな部品を設ける場合と比べて、部品点数を減らすことができる。
(本実施形態に係る変形例)
なお、上述した実施形態で説明した検出器モジュール121は、各種の要求や用途に応じて、その構成の一部を変形して実施することも可能である。そこで、以下では、上述した実施形態に係る検出器モジュール121の変形例について説明する。なお、以下に示す変形例では、上述した実施形態と異なる点を中心に説明し、既に説明した構成要素と同じ機能を有する構成要素については、同一の符号を付すこととして詳細な説明を省略する。
(第1の変形例)
例えば、上述した実施形態では、X線CT装置1の動作中に、DAS1213に含まれる電子素子が発熱すると考えられる。そこで、第1の変形例では、検出器モジュール121において、部材1214に含まれる第2の部分12142を変形することによって、電子素子から発生する熱を効率よく放熱できるようにした場合の例を説明する。
具体的には、本変形では、部材1214に含まれる第2の部分12142は、DAS1213に含まれる電子素子と対向する部分の位置が、第1の部分12141におけるアレイ1212と対向する部分の位置よりも電子素子に近接するように、X線の入射方向における厚さが決められている。
図6は、第1の変形例に係る検出器モジュール121の構成例を示す図である。なお、図6では、第1の支持部材1215については図示を省略している。
例えば、図6に示すように、第2の部分12142は、DAS1213と対向する面の位置が、第1の部分12141におけるアレイ1212と対向する面の位置よりもDAS1213に近くなるように、X線の入射方向における厚さtが決められている。
このような構成によれば、第2の部分12142におけるDAS1213と対向する面がDAS1213に近付くことによって、DAS1213に含まれる電子素子から発生した熱が第2の部分12142に伝わりやすくなる。第2の部分12142に伝わった熱は、部材1214の全体に伝わり、第1の部分12141及び第2の部分12142における基板1211と対向する側とは反対側の表面や、第1の部分12141に含まれる複数の遮蔽の表面から放熱される。これにより、DAS1213に含まれる電子素子から発生する熱を効率よく放熱できるようになる。
そして、このような構成において、さらに、第2の部分12142は、DAS1213に含まれる電子素子と対向する側とは反対側の表面積が、電子素子と対向する側の表面積より大きくなるように形成されていてもよい。
例えば、図6に示すように、第2の部分12142において、DAS1213と対向する側とは反対側(図6における上側)の面上に、複数の板状のフィン121421が設けられてもよい。こうして、DAS1213と対向する側とは反対側の面上にフィン121421を設けることによって、第2の部分12142におけるDAS1213と対向する側とは反対側の面の表面積を大きくすることができる。なお、第2の部分12142に設けられるフィン121421の数は、1つであってもよい。
このような構成によれば、第2の部分12142におけるDAS1213と対向する側とは反対側の表面積を大きくすることによって、DAS1213に含まれる電子素子から発生する熱をより効率よく放熱できるようになる。
(第2の変形例)
また、例えば、上述した実施形態では、部材1214において、第2の部分12142が、第1の部分12141の一端側の面の一部に連結するように設けられることとしたが、第2の部分12142は平板状に形成されているため、第1の部分12141との連結部分の強度が弱くなることもあり得る。そこで、第2の変形例では、検出器モジュール121において、部材1214に含まれる第2の部分12142を変形することによって、第2の部分12142と第1の部分12141との連結部分の強度を高めるようにした場合の例を説明する。
具体的には、本変形例では、部材1214に含まれる第2の部分12142は、第1の部分12141に近い側から遠い側にかけて、X線の入射方向における厚さが連続的に変化するように形成されている。
図7は、第2の変形例に係る検出器モジュール121の構成例を示す図である。なお、図7では、第1の支持部材1215については図示を省略している。
例えば、図7に示すように、第2の部分12142は、X線の入射方向における厚さtが、第1の部分12141と連結する位置で最も厚くなり、第1の部分12141から離れるにつれて徐々に薄くなるように形成されている。
このような構成によれば、第2の部分12142と第1の部分12141との連結部分の厚さを大きくすることによって、第2の部分12142と第1の部分12141との連結部分の強度を高めることができる。
そして、このような構成において、さらに、第2の部分12142は、X線の入射方向に沿って形成された複数の有底の穴が網目状に配置されたメッシュ構造を有していてもよい。
例えば、図7に示すように、第2の部分12142において、DAS1213と対向する側とは反対側(図7における上側)の面の全面にわたって、矩形状の開口を有する複数の有底の穴121422が網目状に配置されるように形成されていてもよい。ここで、例えば、各穴121422は、第1の部分12141に近いものほど深くなるように形成されており、それぞれの底の位置が同一平面状に配置されるように形成されている。
このように、第2の部分12142にメッシュ構造を設けることによって、第2の部分12142と第1の部分12141との連結部分の厚さを大きくした場合でも、部材1214の重量を減らすことができるようになる。
(他の実施形態)
なお、上述した実施形態では、DAS1213に含まれる電子素子を保護の対象とした場合の例を説明したが、実施形態はこれに限られない。例えば、検出器モジュール121には、DAS1213以外にも、複数のフォトダイオードから出力される電気信号を束ねるマルチプレクサ(束ねスイッチとも呼ばれる)や、FPGA(Field-Programmable Gate Array)等の各種の電子回路が配置される場合もある。上述した実施形態は、このような電子回路に含まれる電子素子を保護の対象とした場合にも、同様に適用することが可能である。
また、上述した実施形態では、部材1214が、3Dプリンターによって作製される場合の例を説明したが、実施形態はこれに限られない。例えば、部材1214は、切削加工によって作製されてもよい。
また、上述した実施形態では、部材1214が、同じ材料を用いて作製される場合の例を説明したが、実施形態はこれに限られない。例えば、部材1214は、第1の部分12141と第2の部分12142とが、異なる材料を用いて作製されてもよい。例えば、第1の部分12141は、タングステン又はモリブデンを用いて作製される。また、第2の部分12142は、鉛又はタングステンを用いて作製される。この場合に、部材1214は、第1の部分12141と第2の部分12142とを一体に接合することによって、一体成型品として形成される。
また、上述した実施形態では、部材1214が、コリメータ(第1の部分12141)と、DAS1213に含まれる電子素子を保護するための保護部材(第2の部分12142)とを一体型にしたものである場合の例を説明したが、実施形態はこれに限られない。例えば、保護部材となる第2の部分12142は、コリメータ以外の部品との一体型となっていてもよい。
また、上述した実施形態では、X線検出器12が、複数の検出器モジュール121によって構成される場合の例を説明したが、実施形態はこれに限られない。例えば、X線検出器12は、上述した実施形態のようにアレイ1212、DAS1213及び部材1214が1つずつ組み合わされてモジュール化されている構成ではなく、複数のアレイ1212、複数のDAS1213、及び、複数の部材1214がそれぞれ共通の支持部材によってまとめて支持されている構成であってもよい。
なお、上述した説明で用いた「プロセッサ」という文言は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、或いは、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)、プログラマブル論理デバイス(例えば、単純プログラマブル論理デバイス(Simple Programmable Logic Device:SPLD)、複合プログラマブル論理デバイス(Complex Programmable Logic Device:CPLD)、及びフィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array:FPGA))等の回路を意味する。プロセッサはメモリ31に保存されたプログラムを読み出し実行することで機能を実現する。なお、メモリ31にプログラムを保存する代わりに、プロセッサの回路内にプログラムを直接組み込むよう構成しても構わない。この場合、プロセッサは回路内に組み込まれたプログラムを読み出し実行することで機能を実現する。なお、本実施形態の各プロセッサは、プロセッサごとに単一の回路として構成される場合に限らず、複数の独立した回路を組み合わせて1つのプロセッサとして構成し、その機能を実現するようにしてもよい。更に、各図における複数の構成要素を1つのプロセッサへ統合してその機能を実現するようにしてもよい。
また、上述した実施形態及び変形例において、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散又は統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散又は統合して構成することができる。更に、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部又は任意の一部が、CPU及び当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、或いは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
また、上述した実施形態及び変形例において説明した各処理のうち、自動的に行なわれるものとして説明した処理の全部又は一部を手動的に行なうこともでき、或いは、手動的に行なわれるものとして説明した処理の全部又は一部を公知の方法で自動的に行なうこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、電子素子を保護するために新たな部品を設ける場合と比べて、部品点数を減らすことができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 X線CT装置
12 X線検出器
121 検出器モジュール
1211 基板
1212 アレイ
1213 DAS
1214 部材

Claims (7)

  1. 基板と、
    前記基板上に配置され、X線を光に変換するシンチレータからなるシンチレータアレイ、及び、前記光に対応した電気信号を出力するフォトダイオードからなるフォトダイオードアレイを含むアレイと、
    前記基板上の前記アレイと同一平面状に配置され、前記アレイと比して放射線耐性が低い電子素子と、
    前記アレイと対向して設けられた第1の部分、及び、前記電子素子と対向して設けられて当該電子素子を前記X線の入射から遮蔽する第2の部分とを含む部材と
    を備え、
    前記部材は、前記第1の部分及び前記第2の部分を含んで一体に形成された一体成形品であり、
    前記第2の部分は、前記X線の入射方向における厚み及び位置の少なくとも一方が前記第1の部分と異なるように形成されてい
    出器モジュール。
  2. 基板と、
    前記基板上に配置され、X線を光に変換するシンチレータからなるシンチレータアレイ、及び、前記光に対応した電気信号を出力するフォトダイオードからなるフォトダイオードアレイを含むアレイと、
    前記基板上の前記アレイと同一平面状に配置され、前記アレイと比して放射線耐性が低い電子素子と、
    前記アレイと対向して設けられた第1の部分、及び、前記電子素子と対向して設けられて当該電子素子を前記X線の入射から遮蔽する第2の部分とを含む部材と
    を備え、
    前記部材は、前記第1の部分及び前記第2の部分を含んで一体に形成された一体成形品であり、
    前記第2の部分は、前記電子素子と対向する部分の位置が、前記第1の部分における前記アレイと対向する部分の位置よりも前記電子素子に近接するように、前記X線の入射方向における厚さが決められている、
    出器モジュール。
  3. 基板と、
    前記基板上に配置され、X線を光に変換するシンチレータからなるシンチレータアレイ、及び、前記光に対応した電気信号を出力するフォトダイオードからなるフォトダイオードアレイを含むアレイと、
    前記基板上の前記アレイと同一平面状に配置され、前記アレイと比して放射線耐性が低い電子素子と、
    前記アレイと対向して設けられた第1の部分、及び、前記電子素子と対向して設けられて当該電子素子を前記X線の入射から遮蔽する第2の部分とを含む部材と
    を備え、
    前記部材は、前記第1の部分及び前記第2の部分を含んで一体に形成された一体成形品であり、
    前記第2の部分は、前記電子素子と対向する側とは反対側の表面積が、前記電子素子と対向する側の表面積より大きくなるように形成されている、
    出器モジュール。
  4. 基板と、
    前記基板上に配置され、X線を光に変換するシンチレータからなるシンチレータアレイ、及び、前記光に対応した電気信号を出力するフォトダイオードからなるフォトダイオードアレイを含むアレイと、
    前記基板上の前記アレイと同一平面状に配置され、前記アレイと比して放射線耐性が低い電子素子と、
    前記アレイと対向して設けられた第1の部分、及び、前記電子素子と対向して設けられて当該電子素子を前記X線の入射から遮蔽する第2の部分とを含む部材と
    を備え、
    前記部材は、前記第1の部分及び前記第2の部分を含んで一体に形成された一体成形品であり、
    前記第2の部分は、前記第1の部分に近い側から遠い側にかけて、前記X線の入射方向における厚さが連続的に変化するように形成されている、
    出器モジュール。
  5. 前記第2の部分は、前記X線の入射方向に沿って形成された複数の有底の穴が網目状に配置されたメッシュ構造を有する、
    請求項4に記載の検出器モジュール。
  6. 前記第1の部分は、前記アレイに入射するX線から散乱線を除去するコリメータとなるように構成されている、
    請求項1~5のいずれか一つに記載の検出器モジュール。
  7. X線を発生させるX線管と、
    前記X線管から照射され、被検体を通過したX線を検出するX線検出器とを備え、
    前記X線検出器は、所定方向に並べて配置された複数の検出器モジュールを含み、
    前記検出器モジュールは、
    基板と、
    前記基板上に配置され、前記X線を光に変換するシンチレータからなるシンチレータアレイと、前記光に対応した電気信号を出力するフォトダイオードからなるフォトダイオードアレイとを含むアレイと、
    前記基板上の前記アレイと同一平面状に配置され、前記アレイと比して放射線耐性が低い電子素子と、
    前記アレイと対向して設けられた第1の部分、及び、前記電子素子と対向して設けられて当該電子素子を前記X線の入射から遮蔽する第2の部分とを含む部材と
    を有し、
    前記部材は、前記第1の部分及び前記第2の部分を含んで一体に形成された一体成形品であり、
    前記第2の部分は、前記X線の入射方向における厚み及び位置の少なくとも一方が前記第1の部分と異なるように形成されてい
    線CT装置。
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