JP7117929B2 - 乗用作業車 - Google Patents
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Description
加えて、隔壁部は、ボンネットから取り外し可能な状態で設置されているので、乗用作業車の使用者は、コネクタが設けられている空間に対して容易にアクセスできる。つまり、乗用作業車の使用者は、乗用作業車に対する通信装置の搭載及び非搭載を自由に行うことができる。更に、隔壁部を乗用作業車に装着しておけば、通信装置が設置される空間の内部を保護できるため、その空間内に設置している通信装置に雨水や土砂などの異物等が付着することを防止できる。
従って、通信装置の搭載と非搭載とを容易に変更可能な乗用作業車を提供できる。
尚、本実施形態での説明における前後方向及び左右方向は、特段の説明がない限り、次のように記載している。つまり、本実施形態の乗用作業車Mの作業走行時における前進側の進行方向(図1,図2における矢印F参照)が「前」、後進側への進行方向(図1,図2における矢印B参照)が「後」、その前後方向での前向き姿勢を基準としての右側に相当する方向(図2における矢印R参照)が「右」、同様に左側に相当する方向(図2における矢印L参照)が「左」である。
図示するように、本実施形態で例示する乗用作業車Mは、機体前部に設けられるボンネット20の内部の前方側に原動部2を備え、ボンネット20の後方側に設けられるダッシュボード40とダッシュボード40から後方側に離れて位置する運転座席42とを有する運転部4を備える。原動部2は、車体の骨組みを形成する車体フレーム1の前部側に支持されている。運転部4は、車体フレーム1の後部側に位置する。車体フレーム1の後端部には、保護フレーム6が連結されている。乗用作業車Mには、前輪5A及び後輪5Bを有する車輪5が設けられている。
原動部2のボンネット20よりも後方側の部位にダッシュボード40が設けられている。このダッシュボード40は、前輪操舵用のステアリングホイール41、及びエンジン回転数などを表示する計器類が設けられていて、運転部4の一部を構成する部材として機能するものである。
また、隔壁部3を構成する外壁板31を乗用作業車Mに装着しておけば、その外壁板31によって内部空間s1の収容物を保護できる。そのため、内部空間s1に設置している通信装置60に雨水や土砂などの異物等が付着することを防止できる。
本実施形態の作業車情報管理システムは、乗用作業車Mと遠隔地にある管理センタ80との間で情報通信可能に構成されている。乗用作業車Mに情報通信機能を持たせるために、本実施形態では、上記作業車側コネクタ50を乗用作業車Mに設置している。つまり、乗用作業車Mへの情報通信機能の搭載を希望する使用者は、作業車側コネクタ50に対して通信装置60を接続すれば良いし、情報通信機能の搭載を希望しないユーザは、作業車側コネクタ50に対して通信装置60を接続しなければよい。
<1>
上記実施形態では、本発明の乗用作業車Mについて具体例を挙げて説明したが、その構成は適宜変更可能である。
例えば、隔壁部3は、電波を通過させるように構成されていれば、上記実施形態で説明したのと異なる構造であってもよい。一例を挙げると、外壁板31に設ける孔31aの形や大きさなどは適宜設定可能である。また、隔壁部3は、電波を良好に透過させることができる樹脂などの材料を用いて構成してもよい。また更に、隔壁部3は、上述した外壁板31のような単一の部材で構成される場合の他に、複数の部材を組み合わせて構成されてもよい。また更に、隔壁部3の形状は上記実施形態で例示した形状には限定されない。
上記実施形態において、通信装置60の通信装置側コネクタ62と乗用作業車Mの作業車側コネクタ50とを接続することで、双方の給電用配線及び信号伝送用配線が接続されることを説明したが、複数系統の給電用配線の接続が通信装置60の通信装置側コネクタ62と乗用作業車Mの作業車側コネクタ50との接続によって行われてもよい。例えば、通信装置60の通信装置側コネクタ62と乗用作業車Mの作業車側コネクタ50とを接続することで、乗用作業車Mに設けられた特定のヒューズを介して乗用作業車Mのバッテリ26から通信装置60へとつながる系統(第1系統)の給電用配線の接続と、上記ヒューズを介さずに乗用作業車Mのバッテリ26から通信装置60へとつながる系統(第2系統)の給電用配線の接続とが共に行われるように構成してもよい。この場合、上記ヒューズが溶断すると、通信装置60は、乗用作業車Mのバッテリ26から通信装置60への給電が上記第1系統で行われないことを検知できる。よって、通信装置60が、第1系統での給電が行われないことを検知した場合にその旨を上記識別情報と共に管理センタ80へ通報するようにプログラムされていれば、管理センタ80は、第1系統での給電が行われないこと、即ち、乗用作業車Mで上記ヒューズが溶断したことを把握できる。また、携帯通信端末70の端末制御部73が、乗用作業車Mで上記ヒューズが溶断した旨の情報を端末表示部75に表示させれば、乗用作業車Mの乗員Hも上記ヒューズが溶断したことを知ることができる。
上記実施形態(別実施形態を含む、以下同じ)で開示される構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示される構成と組み合わせて適用でき、また、本明細書において開示された実施形態は例示であって、本発明の実施形態はこれに限定されず、本発明の目的を逸脱しない範囲内で適宜改変できる。
3 隔壁部
4 運転部
20 ボンネット
31 外壁板(金属製の板)
31a 孔
40 ダッシュボード
42 運転座席
50 作業車側コネクタ(コネクタ)
53 情報収集部
54 情報記憶部
60 通信装置
M 乗用作業車
s1 空間
Claims (2)
- 機体前部に設けられるボンネットの内部の前方側に原動部を備え、前記ボンネットの後方側に設けられるダッシュボードと当該ダッシュボードから後方側に離れて位置する運転座席とを有する運転部と、
前記機体の各部の状態を示す情報を収集する情報収集部と、
前記情報収集部が収集した情報を記憶する情報記憶部と、を備える乗用作業車であって、
前記ダッシュボードの下方の、前記ボンネットの内部空間と前記運転部との境界部位に、電波を通過させる隔壁部が、前記ボンネットから取り外し可能な状態で設置され、前記ダッシュボードの下方の、前記隔壁部で覆われた前記ボンネットの内部側の空間には、電波による通信機能を実現する通信装置を接続可能であり、前記通信装置との間で前記機体の各部の状態を示す情報信号のやり取りを行うことが可能な前記機体後方側に突出したコネクタが設けられている乗用作業車。 - 前記隔壁部は、複数の孔が形成された金属製の板を用いて構成される請求項1に記載の乗用作業車。
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JP2020019353A JP2020019353A (ja) | 2020-02-06 |
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