JP7116898B2 - ガバナロープの振動抑制装置及びエレベータ - Google Patents

ガバナロープの振動抑制装置及びエレベータ Download PDF

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本出願は、ガバナロープの振動抑制装置及びエレベータに関する。
従来、例えば、ガバナロープの振動抑制装置は、ガバナロープに接続される本体部と、かごに接続され、本体部に対して上下方向へ可動となるように本体部に接続される可動部と、本体部と可動部との間に配置される弾性部とを備えている(例えば、特許文献1)。これにより、ガナバロープに振動が発生することを抑制することができる。
ところで、例えば、人がかごの内部で飛んだり走ったりすることによって、かごに大きな振動が発生したり、例えば、ガバナロープにグリス等が付着することによって、ガバナロープに振動が発生したりする場合がある。このとき、弾性部の弾性変形量が想定よりも大きくなった場合に、例えば、調速機がかごの走行速度を誤検出することによって、かごの停止装置を誤作動させる虞がある。
特開2020-158215号公報
そこで、課題は、弾性部の弾性変形量を検出することができるガバナロープの振動抑制装置及びエレベータを提供することである。
ガバナロープの振動抑制装置は、ガバナロープに接続される本体部と、かごに接続され、前記本体部に対して上下方向へ可動となるように前記本体部に接続される可動部と、前記上下方向において前記本体部と前記可動部との間に配置され、前記上下方向に弾性変形する弾性部と、前記弾性部の弾性変形量を検出する検出部と、を備える。
また、ガバナロープの振動抑制装置においては、前記検出部は、前記本体部及び前記可動部の何れか一方と前記弾性部との間に配置され、前記弾性部から受ける力の大きさを検出する、という構成でもよい。
また、ガバナロープの振動抑制装置においては、前記検出部は、前記本体部と前記弾性部との間に配置される、という構成でもよい。
また、エレベータは、前記のガバナロープの振動抑制装置と、前記かごの走行速度を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記検出部の検出に基づいて、前記かごの走行速度を制御する、という構成でもよい。
また、エレベータにおいては、前記制御部は、前記検出部の検出及び前記かごの走行速度に基づいて、前記かごの走行速度を制御する、という構成でもよい。
図1は、一実施形態に係るエレベータの概要図である。 図2は、同実施形態に係る振動抑制装置の正面図である。 図3は、同実施形態に係る振動抑制装置の一部が縦断面を示す正面図である。 図4は、同実施形態に係る振動抑制装置の一部が縦断面を示す側面図である。 図5は、他の実施形態に係る振動抑制装置の一部が縦断面を示す正面図である。 図6は、さらに他の実施形態に係る振動抑制装置の一部が縦断面を示す正面図である。
以下、エレベータにおける一実施形態について、図1~図4を参照しながら説明する。なお、各図(図5及び図6も同様)において、図面の寸法比と実際の寸法比とは、必ずしも一致しておらず、また、各図面の間での寸法比も、必ずしも一致していない。
図1に示すように、エレベータ1は、ユーザが乗るためのかご2と、かご2に接続されるかごロープ1aと、かごロープ1aに接続される釣合錘1bと、かごロープ1aを駆動してかご2を走行させる巻上機1cとを備えている。巻上機1cは、例えば、かごロープ1aが巻き掛けられる綱車1dと、綱車1dを回転させる駆動源(図示及び採番していない)とを備えていてもよい。
本実施形態に係るエレベータ1は、巻上機1cを、昇降路X1の上部に設けられる機械室X2の内部に配置する、という構成であるが、斯かる構成に限られない。例えば、エレベータ1は、巻上機1cを昇降路X1の内部に配置する、という構成でもよい。
また、本実施形態においては、かごロープ1aの一端部がかご2に固定され、かごロープ1aの他端部が釣合錘1bに固定されている、という構成であるが、斯かる構成に限られない。例えば、かごロープ1aの両端部がそれぞれ昇降路X1の上部又は下部に固定され、かごロープ1aがかご2のシーブ及び釣合錘1bのシーブにそれぞれ巻き掛けられることによって、かごロープ1aがかご2及び釣合錘1bにそれぞれ接続されている、という構成でもよい。
また、本実施形態に係るエレベータ1は、ロープ式の駆動方式である、という構成であるが、斯かる構成に限られない。例えば、エレベータ1は、油圧式の駆動方式である、という構成でもよく、また、リニアモータ式の駆動方式である、という構成でもよい。
エレベータ1は、例えば、かご2を案内するかごレール1eと、釣合錘1bを案内する錘レール1fと、エレベータ1の各部を制御する制御部1gと、かご2の走行速度を検出する調速機3とを備えていてもよい。そして、かご2は、例えば、かごレール1eを挟むことによってかご2を停止させる停止装置2aと、調速機3の動作を停止装置2aへ伝達するために、停止装置2aと調速機3とを接続するかご接続部2bとを備えていてもよい。
調速機3は、かご2のかご接続部2bに接続される無端環状のガバナロープ3aと、ガバナロープ3aに掛けられるガバナシーブ3b,3bと、ガバナロープ3aを把持する把持部3cとを備えていてもよい。これにより、かご2の速度が設定速度を超えた場合に、把持部3cがガバナロープ3aを把持し、ガバナロープ3aの走行が停止されることによって、停止装置2aは、作動する。また、調速機3は、かご2のかご接続部2bとガバナロープ3aとを接続する振動抑制装置4を備えている。
図2~図4に示すように、振動抑制装置4は、ガバナロープ3aに接続される本体部5と、かご2のかご接続部2bに接続され、本体部5に対して上下方向D3へ可動となるように本体部5に接続される可動部6とを備えている。また、振動抑制装置4は、上下方向D3において本体部5と可動部6との間に配置される弾性部7,8と、弾性部7,8の弾性変形量を検出する検出部9とを備えている。
本体部5は、例えば、本実施形態のように、ケース状に形成されるベース部5aと、ベース部5aとガバナロープ3aとを接続するロープ接続部5b,5bとを備えていてもよい。なお、図3及び図4(図5及び図6も同様)において、ベース部5aのみが、縦断面で図示されている。
ベース部5aは、例えば、上下方向D3に長尺な筒状に形成されていてもよい。また、例えば、ロープ接続部5bは、ベース部5aの上下方向D3の各端部に固定され、ガバナロープ3aの端部は、ロープ接続部5bによって、ベース部5aに対して回転可能に接続されている、という構成でもよい。
可動部6は、例えば、本実施形態のように、ベース部5aの内部に収容されていてもよい。これにより、可動部6がベース部5aに対して上下方向D3に移動するときに、ベース部5aの内周面は、可動部6の外周面を案内する。即ち、本体部5は、ベース部5aの内周面に、可動部6を上下方向D3に案内する案内部5cを備えていてもよい。なお、可動部6は、例えば、本体部5との間に摩擦力を生じさせるために、本体部5と常に接する摩擦部6aを備えていてもよい。
そして、可動部6は、例えば、かご接続部2bに回転可能に連結されていてもよい。なお、ベース部5aは、かご接続部2bに挿通される開口部5dを備えており、かご接続部2bは、開口部5dを介して、ベース部5aの内部から外部へ亘って配置されている、という構成でもよい。さらに、開口部5dは、ベース部5aの長手方向(上下方向D3)へ延びており、可動部6がベース部5aに対して上下方向D3へ移動するときに、かご接続部2bは、開口部5dの内部を上下方向D3へ移動する、という構成でもよい。
弾性部7,8は、上下方向D3に弾性変形する。なお、弾性部7,8の構成は、特に限定されないが、例えば、本実施形態のように、弾性部7,8は、弦巻バネとし、そして、弦巻バネは、上下方向D3に弾性変形(具体的には、伸縮変形)をするように、配置されている、という構成でもよい。なお、弾性部7,8は、ベース部5aの内部に配置されていてもよい。
また、弾性部7,8の個数は、特に限定されないが、例えば、本実施形態のように、弾性部7,8は、二つ備えられていてもよい。そして、弾性部7,8は、例えば、可動部6よりも上方に配置される第1弾性部7と、可動部6よりも下方に配置される第2弾性部8とを備えていてもよい。
これにより、第1及び第2弾性部7,8は、可動部6を上下方向D3で挟むように配置されている。したがって、振動抑制装置4に外力が働いていない場合には、可動部6は、第1及び第2弾性部7,8から受ける力が釣り合う基準位置に位置し、また、振動抑制装置4に外力が働いた場合には、可動部6は、第1及び第2弾性部7,8から基準位置へ戻る力を受ける。
検出部9は、弾性部7,8から受ける力の大きさを検出している。即ち、検出部9は、例えば、ロードセル(荷重変換器)とすることができる。これにより、検出部9が検出した力の大きさに基づいて、弾性部7,8の弾性変形量を検出することができる。なお、検出部9は、例えば、ケーブル等によって制御部1gと電気的に接続され、検出した力の大きさを制御部1gへ向けて出力していてもよい。
また、検出部9は、ベース部5aの内部に配置されていてもよい。これにより、例えば、振動抑制装置4を小型化することができる。そして、検出部9は、本体部5と弾性部7との間に配置されている。なお、検出部9の位置は、特に限定されないが、例えば、本実施形態のように、検出部9は、ベース部5aの上端と第1弾性部7の上端との間に配置されていてもよい。
これにより、可動部6が本体部5に対して動いた場合に、検出部9が本体部5に対して動くことを抑制することができる。したがって、例えば、検出部9を本体部5に固定することができたり、また、例えば、検出部9に接続されるケーブル等が本体部5に対して動くことを抑制することができたりする。
なお、本体部5は、例えば、検出部9を介して第1弾性部7の上端部を支持する第1上支持部5eと、第2弾性部8の下端部を支持する第2下支持部5fとを備えていてもよい。また、可動部6は、第1弾性部7の下端部を支持する第1下支持部6cと、第2弾性部8の上端部を支持する第2上支持部6dとを備えていてもよい。
本実施形態に係るエレベータ1の構成については以上の通りであり、次に、本実施形態に係るエレベータ1の制御方法について説明する。
例えば、かご2に大きな振動が発生したり、ガバナロープ3aに振動が発生したりした場合には、弾性部7,8の弾性変形量が想定よりも大きくなることがある。斯かる場合には、例えば、調速機3が、かご2の走行速度を誤検出する(例えば、実際よりも高速と検出する)ことによって、停止装置2aが誤作動し、かご2を停止させてしまう可能性がある。
それに対して、振動抑制装置4は、検出部9によって、弾性部7,8の弾性変形量を検出することができる。これにより、かご2に大きな振動が発生したり、ガバナロープ3aに振動が発生したりすることを検出することができる。そこで、制御部1gは、かご2の走行速度及び検出部9の検出に基づいて、かご2の走行速度を制御している。
例えば、検出部9の検出値が、現在のかご2の走行速度に対して停止装置2aを誤作動させるような大きさである場合に、制御部1gは、かご2の走行速度を減速させてもよい。また、例えば、かご2の走行速度が設定値以上であり、且つ、検出部9の検出値が閾値以上である場合に、制御部1gは、かご2の走行速度を減速させてもよい。
これにより、調速機3がかご2の走行速度を誤検出することを抑制することができるため、停止装置2aが誤作動してかご2が停止することを抑制することができる。したがって、かご2に通常の振動が発生した場合には、振動抑制装置4によって、ガバナロープ3aに振動が発生することを抑制することができ、しかも、かご2に大きな振動が発生したり、ガバナロープ3aに振動が発生したりした場合には、検出部9及び制御部1gによって、停止装置2aが誤作動してかご2が停止することを抑制することができる。
以上より、本実施形態のように、ガバナロープ3aの振動抑制装置4は、ガバナロープ3aに接続される本体部5と、かご2に接続され、前記本体部5に対して上下方向D3へ可動となるように前記本体部5に接続される可動部6と、前記上下方向D3において前記本体部5と前記可動部6との間に配置され、前記上下方向D3に弾性変形する弾性部7,8と、前記弾性部7,8の弾性変形量を検出する検出部9と、を備える、という構成が好ましい。
斯かる構成によれば、検出部9によって、弾性部7,8の弾性変形量を検出することができる。これにより、例えば、かご2に大きな振動が発生したり、ガバナロープ3aに振動が発生したりすることを検出することができる。
また、本実施形態のように、ガバナロープ3aの振動抑制装置4においては、前記検出部9は、前記本体部5及び前記可動部6の何れか一方(本実施形態においては、本体部)5と前記弾性部(本実施形態においては、第1弾性部)7との間に配置され、前記弾性部7,8から受ける力の大きさを検出する、という構成が好ましい。
斯かる構成によれば、検出部9は、本体部5及び可動部6の何れか一方と弾性部7との間に配置されており、検出部9は、弾性部7,8から受ける力の大きさを検出する。これにより、検出部9が検出した力の大きさに基づいて、弾性部7,8の弾性変形量を検出することができる。
また、本実施形態のように、ガバナロープ3aの振動抑制装置4においては、前記検出部9は、前記本体部5と前記弾性部(本実施形態においては、第1弾性部)7との間に配置される、という構成が好ましい。
斯かる構成によれば、検出部9が本体部5と弾性部7との間に配置されているため、可動部6が本体部5に対して動いた場合に、検出部9が本体部5に対して動くことを抑制することができる。
また、本実施形態のように、エレベータ1は、前記のガバナロープ3aの振動抑制装置4と、前記かご2の走行速度を制御する制御部1gと、を備え、前記制御部1gは、前記検出部9の検出に基づいて、前記かご2の走行速度を制御する、という構成が好ましい。
斯かる構成によれば、検出部9は、弾性部7,8の弾性変形量を検出し、制御部1gは、弾性部7,8の弾性変形量に基づいて、かご2の走行速度を制御する。これにより、例えば、必要に応じて、かご2の走行速度を減速することができる。
また、本実施形態のように、エレベータ1においては、前記制御部1gは、前記検出部9の検出及び前記かご2の走行速度に基づいて、前記かご2の走行速度を制御する、という構成が好ましい。
斯かる構成によれば、制御部1gは、弾性部7,8の弾性変形量及びかご2の走行速度に基づいて、かご2の走行速度を制御する。これにより、例えば、かご2の走行速度を考慮して、必要に応じて、かご2の走行速度を減速することができる。
なお、エレベータ1及び振動抑制装置4は、上記した実施形態の構成に限定されるものではなく、また、上記した作用効果に限定されるものではない。また、エレベータ1及び振動抑制装置4は、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、下記する各種の変更例に係る構成や方法等を任意に一つ又は複数選択して、上記した実施形態に係る構成や方法等に採用してもよいことは勿論である。
(1)上記実施形態に係る振動抑制装置4においては、検出部9は、弾性部7,8から受ける力の大きさを検出する、という構成である。しかしながら、振動抑制装置4は、斯かる構成に限られない。
例えば、検出部9は、弾性部7,8(例えば、端部)との距離を検出することによって、弾性部7,8の弾性変形量を検出する、という構成でもよく、また、例えば、図5に示すように、可動部6との距離を検出することによって、弾性部7,8の弾性変形量を検出する、という構成でもよい。斯かる構成においては、検出部9は、距離測定センサ(例えば、光電センサ、接触センサ)とすることができる。
例えば、図5に係る振動抑制装置4においては、検出部9は、本体部5に固定されており、可動部6は、検出部9に検出される被検出部6bを備えている。具体的には、検出部9は、ベース部5aの外周部に固定されており、被検出部6bは、ベース部5aの外部に配置されている。そして、検出部9と被検出部6bとの距離が設定値以下となった場合に、検出部9は、弾性部7,8の弾性変形量が設定値以上であることを検出してもよい。
(2)また、上記実施形態に係る振動抑制装置4においては、上方側の第1弾性部7の上端部は、本体部5に支持され、第1弾性部7の下端部は、検出部9を介して可動部6に支持され、下方側の第2弾性部8の上端部は、可動部6に支持され、第2弾性部8の下端部は、本体部5に支持される、という構成である。しかしながら、振動抑制装置4は、斯かる構成に限られない。
例えば、図6に示すように、上方側の第1弾性部7の上端部は、可動部6に支持され、第1弾性部7の下端部は、検出部9を介して本体部5に支持され、下方側の第2弾性部8の上端部は、本体部5に支持され、第2弾性部8の下端部は、可動部6に支持される、という構成でもよい。なお、図6に係る検出部9は、本体部5と弾性部7との間に配置され、弾性部7,8から受ける力の大きさを検出している。
以下に、図6に係る振動抑制装置4の構成について、説明する。
図6に係る振動抑制装置4においては、可動部6は、第1弾性部7の上端部を支持する第1上支持部6eと、第2弾性部8の下端部を支持する第2下支持部6fとを備えている。また、可動部6は、第1上支持部6eと第2下支持部6fとを接続する接続部6gと、接続部6gに固定され、かご接続部2bに連結される連結部6hとを備えている。
また、本体部5は、第1弾性部7の下端部を支持する第1下支持部5gと、第2弾性部8の上端部を支持する第2上支持部5hと、可動部6の接続部6gを挟むことによって、接続部6gを上下方向D3に案内する案内部5iとを備えている。第1下支持部5g、第2上支持部5h及び案内部5iは、それぞれベース部5aに固定されている。
そして、第1下支持部5g、第2上支持部5h及び検出部9は、貫通孔を備えており、接続部6gは、各部5g,5h,9の貫通孔の内部に挿入されている。また、接続部6gの上方部は、第1弾性部7の内部に配置され、接続部6gの下方部は、第2弾性部8の内部に配置されている。
(3)また、上記実施形態に係る振動抑制装置4においては、検出部9は、本体部5と弾性部7との間に配置される、という構成である。しかしながら、振動抑制装置4は、斯かる構成に限られない。例えば、検出部9は、可動部6と弾性部7,8との間に配置される、という構成でもよい。
(4)また、上記実施形態に係るエレベータ1においては、制御部1gは、検出部9の検出に基づいて、かご2の走行速度を制御する、という構成である。しかしながら、エレベータ1は、斯かる構成に限られない。例えば、制御部1gは、検出部9の検出に基づいて、かご2やガバナロープ3aに振動が発生していることを、かご2の内部や監視室の内部等で出力する、という構成でもよい。
(5)また、上記実施形態に係るエレベータ1においては、制御部1gは、検出部9の検出及びかご2の走行速度に基づいて、かご2の走行速度を制御する、という構成である。しかしながら、エレベータ1は、斯かる構成に限られない。例えば、制御部1gは、検出部9の検出のみに基づいて、かご2の走行速度を制御する、という構成でもよい。具体的には、検出部9の検出値が設定値以上である場合に、制御部1gは、かご2の走行速度に関わらず、かご2の走行速度を減速させてもよい。
1…エレベータ、1a…かごロープ、1b…釣合錘、1c…巻上機、1d…綱車、1e…かごレール、1f…錘レール、1g…制御部、2…かご、2a…停止装置、2b…かご接続部、3…調速機、3a…ガバナロープ、3b…ガバナシーブ、3c…把持部、4…振動抑制装置、5…本体部、5a…ベース部、5b…ロープ接続部、5c…案内部、5d…開口部、5e…第1上支持部、5f…第2下支持部、5g…第1下支持部、5h…第2上支持部、5i…案内部、6…可動部、6a…摩擦部、6b…被検出部、6c…第1下支持部、6d…第2上支持部、6e…第1上支持部、6f…第2下支持部、6g…接続部、6h…連結部、7…第1弾性部、8…第2弾性部、9…検出部、D3…上下方向、X1…昇降路、X2…機械室

Claims (3)

  1. ガバナロープに接続される本体部と、
    かごに接続され、前記本体部に対して上下方向へ可動となるように前記本体部に接続される可動部と、
    前記上下方向において前記本体部と前記可動部との間に配置され、前記上下方向に弾性変形する弾性部と、
    前記弾性部の弾性変形量を検出する検出部と、を備え、
    前記本体部は、上下方向に長尺な筒状のベース部を備え、
    前記可動部は、前記可動部の外周面が前記ベース部の内周面に上下方向に案内されるように、前記ベース部の内部に収容され、
    前記弾性部は、前記ベース部の内部に収容され、
    前記検出部は、前記ベース部の内部で且つ前記ベース部と前記弾性部との間に配置され、前記弾性部から受ける力の大きさを検出する、ガバナロープの振動抑制装置。
  2. 請求項1に記載のガバナロープの振動抑制装置と、
    前記かごの走行速度を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記検出部の検出に基づいて、前記かごの走行速度を制御する、エレベータ。
  3. 記制御部は、前記検出部の検出値が閾値以上であり且つ前記かごの走行速度が設定値以上である場合に、前記かごの走行速度を減速する、請求項2に記載のエレベータ。
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