JP7116556B2 - ティシュペーパー - Google Patents

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Description

本発明は、ティシュペーパーに関し、特に、保湿剤を含むティシュペーパーに関する。
保湿剤を含む保湿ティシューは、保湿剤による吸湿作用によって水分率が高められ、それゆえ「しっとり感」や「滑らかさ」といった「肌触り」の良さを感じやすいものとなっている。この保湿ティシューは、特にその「しっとり感」や「滑らかさ」に優れることから、洟かみや化粧落とし等の肌に直接触れる用途によく用いられてきた。
一方で、保湿剤を含むティシュペーパーの課題の一つとして、水分を多く含むことによって、強く鼻かみを行った際に鼻水がティシュペーパーを抜けて手に付くいわゆる裏抜けや、口ふきや物ふき用途に使用した際に破れやすいという問題あった。
また、ティシュペーパーは、肌に直接触れる用途のほか、対物の拭き取りに使用されることがある。このような対物の拭き取りには、保湿剤を含まない汎用タイプと称されるティシュペーパーが使用されることもあるが、保湿ティシューの普及等によって、保湿ティシューにおいても、このような対物の拭き取りが行われることが多くなってきた。
他方で、ティシュペーパーの使用態様は世界各国の地域において異なり、ティシュペーパーを肌用途と対物用途とで使い分けることなく、保湿ティシューを対物拭き取り用途として使用することが一般的な地域もある。
しかし、従来の保湿ティシューは、対物の拭き取りに用いた際に、「強度不足」、「不安感」、「物足りない」といった感覚を覚えやすいため、ティシュペーパーを肌用途と対物用途とで使い分けるような地域では、保湿ティシューを対物用途として使用することが一般的にまでいたっていない。他方で、汎用タイプと保湿ティシューとの使い分けが一般的ではないような地域では、使用時における「強度不足」等の不安の解消が求められていた。
特登第05859593号
そこで、本発明の主たる課題は、保湿ティシュー特有の優れた「しっとり感」や「滑らかさ」といった「肌触り」を有しつつ、「丈夫さ(しっかり感)」にも優れ、鼻かみ口ふき等のフェイシャル用途から、対物のふき取り用途までマルチユースに使用しやすい保湿ティシューを提供することにある。
上記課題を解決するための手段は次のとおりである。
その第一の手段は、
ポリオールを含むティシュペーパーであって、
坪量が15.6~19.1g/m2であり、紙厚が115~150μmであり、
前記ポリオールの含有量が17.0~22.0質量%であり、ティシュペーパーの水分率が10質量%以上であり、
縦方向の乾燥引張強度が310~410cN/25mm、横方向の乾燥引張強度が120~160cN/25mm、横方向の湿潤引張強度が55~90cN/25mmであり、
KES試験法における50g/cm2荷重下の圧縮エネルギーWCが5.0~6.5gf・cm/cm2であることを特徴とするティシュペーパーである。
第二の手段は、乾燥時における縦方向の伸び率が、13.2~17.9%である上記第一の手段に係るティシュペーパーである。
第三の手段は、KES試験法における50g/cm2荷重下の回復性RCが45~50%である上記第一又は第二の手段に係るティシュペーパーである。
以上の本発明によれば、保湿ティシュー特有の優れた「しっとり感」や「滑らかさ」といった「肌触り」を有しつつ、「丈夫さ(しっかり感)」にも優れ、鼻かみや口ふき等のフェイシャル用途から、対物のふき取り用途までマルチユースに使用しやすい保湿ティシューが提供される。
実施例に係る評価結果をグラフ化したものである。
以下、本発明の実施形態を説明する。
本実施形態に係るティシュペーパーは、2プライのティシュペーパーである、つまり基紙二枚が積層一体化されて一組となっているものである。このティシュペーパーを構成するパルプ繊維は、NBKP(針葉樹クラフトパルプ)とLBKP(広葉樹クラフトパルプ)とであるのが望ましい。特に、パルプ繊維が、NBKPとLBKPのみから構成されているのがよい。その配合割合は、NBKP:LBKP=20:80~80:20がよく、特に、NBKP:LBKP=30:70~60:40が望ましい。このような配合とすると、乾燥引張強度と湿潤引張強度および表面性のバランスを良好に調整することができる。NBKPは繊維粗度11.0mg/100m~20.0mg/100mの針葉樹クラフトパルプであると、しなやかで強度のある原紙となるので望ましい。LBKPは繊維粗度7.0~13.0mg/100mの広葉樹クラフトパルプであると原紙の表面性が滑らかであり望ましい。
本実施形態に係るティシュペーパーの坪量は、その1プライ当たりの坪量が15.9g/m2以上19.1g/m2以下である。この坪量は、汎用品や低価格品と称される汎用的なティシュペーパーよりも高い坪量であり、この坪量であれば柔らかさ及び滑らかさと丈夫さに優れたものとすることができる。また、本実施形態に係るティシュペーパーは、2プライの紙厚が115μm以上である。上限は、限定されないが150μm以下であるのが望ましい。この紙厚であれば柔らかさ及び滑らかさと丈夫さに優れたものとすることができる。
本実施形態に係るティシュペーパーは、坪量が高く紙厚が厚いためポリオール等による水分率向上による「しっとり感」が効果的に高められる。
なお、本発明における坪量とは、JIS P 8124(1998)に基づいて測定した値を意味し、紙厚は、試験片をJIS P 8111(1998)の条件下で十分に調湿した後、同条件下でダイヤルシックネスゲージ(厚み測定器)「PEACOCK G型」(尾崎製作所製)を用いて測定した値を意味する。この紙厚測定の具体的手順は、プランジャーと測定台の間にゴミ、チリ等がないことを確認してプランジャーを測定台の上におろし、前記ダイヤルシックネスゲージのメモリを移動させてゼロ点を合わせ、次いで、プランジャーを上げて試料を試験台の上におき、プランジャーをゆっくりと下ろしそのときのゲージを読み取る。このとき、プランジャーをのせるだけとする。プランジャーの端子は金属製で直径10mmの円形の平面が紙平面に対し垂直に当たるようにし、この紙厚測定時の荷重は、約70gfである。測定を10回行って得られる平均値とする。
本実施形態に係るティシュペーパーは、保湿ティシュー、ローションティシュー、薬液付与タイプのティシューなどとも称される、保湿剤が付与されているティシュペーパーである。本実施形態に係る保湿剤は、吸湿性によって紙中に水分を取り込み水分率を上昇させる作用を有するポリオールを主成分とする。したがって、本実施形態に係るティシュペーパーはポリオールを含む。ポリオールは、2個以上のヒドロキシ基-OHをもった脂肪族化合物であり、吸湿性による水分率向上の効果を奏するものである。吸湿性を有する糖類も含まれる。本実施形態に係るポリオールとして好適なものは、グリセリン、ジグリセリン、トリグリセリン、プロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、ポリエチレングリコール、ソルビトール、グルコース、キシリトール、マルトース、マルチトール、マンニトール、トレハロース、アラビノース、ガラクトース、キシロース、キシロビオース、キシロオリゴ糖、ショ糖、ラムノースであり、これらが混合されたものでもよい。特に好適なポリオールは、グリセリン、ジグリセリン及びこれらの混合物である。
本実施形態に係る保湿剤中における主成分以外の他の成分としては、アロエエキス、延命草エキス、オトギリソウエキス、オオムギエキス、オレンジエキス、海藻エキス、カミツレエキス、キューカンバエキス、コンフリーエキス、ゴボウエキス、シイタケエキス、ジオウエキス、シソエキス、セージエキス、デュークエキス、冬虫夏草エキス、ドクダミエキス、ハタケシメジエキス、ビワエキス、ブドウ葉エキス、フユボダイジュエキス、プルーンエキス、ヘチマエキス、ボタンピエキス、マイカイエキス、モモノハエキス、ユリエキス、リンゴエキス、アーモンド油、オリーブ油、ゴマ油、サフラワー油、大豆油、椿油、ヒマシ油、ホホバ油、ミンク油、ヤシ油、ミツロウ、ヒアルロン酸、プラセンターエキス、ラムノース、キシロビオース、キシロオリゴ糖、チューベローズポリサッカライド、トリサッカライド、溶性コラーゲン、グリチルリチン、コンドロイチン硫酸、スクワラン、セラミド類似化合物、尿素、ビタミンCリン酸エステルカルシウム塩、ビタミンE、ピロリドンカルボン酸ナトリウム、ヒノキチオール、流動パラフィン及びワセリン等が挙げられる。これらは一種又はそれ以上に含まれていてもよい。これらのうち、アロエエキス、延命草エキス、オトギリソウエキス、コンフリーエキス、シソエキス、セージエキス、セラミド類似化合物、ドクダミエキス、ハタケシメジエキス、ビワエキス、フユボダイジュエキス、ボタンピエキス、ヒマシ油、ホホバ油、ヒアルロン酸、プラセンターエキス、可溶性コラーゲン、コンドロイチン硫酸、スクワラン、尿素がより好ましい。
本実施形態に係るティシュペーパー中におけるポリオール含有量は、17.0質量%以上~22.0質量%以下である。ポリオールの含有量は、例として、ガスクロマトグラフィー水素炎イオン化検出器による定量により測定される値から求める。調湿したティシュペーパーを基準の検体として、ソックスレー抽出器によるアセトン抽出を行ない、抽出した溶媒を乾燥させ、これをガスクロマトグラフィー水素炎イオン化検出器にかける。JIS P 8111(1998)の条件下で調湿したティシュペーパー中に含まれるグリセリン等のポリオール合計質量の比率をポリオールの含有量の質量%とする。上記含有量であればティシュペーパー中の水分率を10質量%以上に高めやすい。
本発明にかかるティシュペーパーは、上記のとおり保湿剤としてポリオール等を含むことで、特に水分率が10質量%以上、特には11質量%以上とされる。この水分率は、保湿ティシューの中でも高い水分率である。高い水分率によって「しっとり感」が感じられやすくなる。なお、ここでの水分率は、JIS P 8111(1998)の条件下で試料を調湿した後、JIS P 8127(1998)に基づいて測定した値である。具体的には、JIS P 8111の標準状態下において調湿したティシュペーパーを検体として、65℃20%環境下でそのティシュペーパーを乾燥させ、調湿したティシュペーパーの質量に対するティシュペーパー中の水分量の比率を次式のようにして求める。
(ティシュペーパーの水分率%)=((調湿したティシュペーパーの質量g)-(乾燥したティシュペーパーの質量g))/(調湿したティシュペーパーの質量g))
本実施形態に係るティシュペーパーにおける保湿剤は、薬液として外添により原紙に付与するのがよい。原紙に対する薬液の外添の方法は、スプレー塗布、印刷塗布、ロール転写などの公知の技術によって行なうことができる。なお、薬液中には、乳化剤、防腐剤、消泡剤等の公知の助剤を含ませることができる。
他方で、本実施形態に係るティシュペーパーは、縦方向の乾燥引張強度が310~410cN/25mmであり、横方向の乾燥引張強度が120~160cN/25mmである。この縦横の乾燥引張強度の値は、保湿ティシューとしては高い値であり、非保湿ティシューと同程度である。
また、本実施形態に係るティシュペーパーは、上記のように横方向の乾燥引張強度が120~160cN/25mmであるとともに、横方向の湿潤引張強度については55~90cN/25mmである。上記坪量及び紙厚の範囲において横方向の乾燥引張強度及び湿潤引張強度がこの範囲であると適度なコシとなりポリオールの含有量に起因する高い水分率と相まって「しっとり感」に優れたものとなる。また、本発明にかかるティシュペーパーは、特に横方向の湿潤引張強度が高い。横方向の湿潤引張強度は、一般的にティシュペーパーの縦横の乾燥引張強度、縦横の湿潤引張強度のなかでも最も弱い値となる。したがって、この横方向の湿潤引張強度が高いと紙自体が本質的に丈夫といえ、感じ方においても「丈夫さ(しっかり感)」に優れたものとなる。
なお、本実施形態に係る乾燥引張強度は、JIS P 8113(1998)の引張試験に基づいて測定する。試験片は縦・横方向ともに巾25mm(±0.5mm)×長さ150mm程度に裁断したものを用いる。ティシュペーパーは複数プライの場合は複数プライのまま測定する。試験機は、ミネベア株式会社製ロードセル引張り試験機TG-200Nを用いる。つかみ間隔が100mmに設定する。測定は、試験片の両端を試験機のつかみに締め付け、紙片を上下方向に引張り荷重をかけ、紙が破断する時の指示値(デジタル値)を読み取る手順で行う。引張速度は100mm/minとする。縦方向、横方向ともに各々5組の試料を用意して各5回ずつ測定し、その測定値の平均を各方向の乾燥引張強度とする。(試料の調整は、JIS P 8111(1998))
また、湿潤引張強度は、JIS P 8135(1998)の引張試験に基づいて測定する。試験片は縦・横方向ともに幅25mm(±0.5mm)×長さ150mm程度に裁断したものを用いる。ティシュペーパーは複数プライの場合は複数プライのまま測定する。試験機は、ミネベア株式会社製ロードセル引張り試験機TG-200Nを用いる。つかみ間隔が100mmに設定する。測定は、105℃の乾燥機で10分間のキュアリングを行った試験片の両端を試験機のつかみに締め付け、次に、水を含ませた平筆を用い、試験片の中央部に約10mm幅で水平に水を付与し、その後、直ちに紙片に対して上下方向に引張り荷重をかけ、紙が破断する時の指示値(デジタル値)を読み取る手順で行う。引張速度は50mm/minとする。縦方向、横方向ともに各々5組の試料を用意して各5回ずつ測定し、その測定値の平均を各方向の湿潤引張強度とする。
他方、本実施形態に係るティシュペーパーは、伸び率(引張破断伸)が、13.2~17.9%である。伸び率は、JIS P 8113(1998)の引張試験に基づいて測定した値である。測定は、ミネベア株式会社製「万能引張圧縮試験機 TG-200N」又はその相当機により測定できる。伸び率が上記範囲であると、「滑らかさ」を感じやすいものとなる。
ここで、本発明のティシュペーパーは、上述のように横方向の湿潤引張強度と、横方向の乾燥引張強度が高い。横方向における乾燥及び湿潤の引張強度は、官能評価における「柔らかさ」と相関することが知られる。この横方向の引張強度を単に高くすると「柔らかさ」が感じられがたくなり、特に本実施形態に係る引張強度のように非保湿ティシューと同程度の範囲にあると従来保湿ティシューと同等以上の「柔らかさ」が感じられ難くなることがある。この場合、特に横方向の湿潤引張強度と乾燥引張強度の比((横方向の湿潤引張強度)/(横方向の乾燥引張強度))を、0.35~0.70とすると、保湿ティシュー特有の「柔らかさ」をより発現しやすくなるため、上記横方向に乾燥時及び湿潤時の引張強度は、係る範囲となるように調整するのがよい。さらに、保湿剤付与前のティシュペーパー原紙の縦横比を、2.4~2.9とするのが望ましい。乾燥引張強度縦を抑えて柔らかい紙質とするとともに、使用時の柔らかさを確保することができ、乾燥強度横を増加させ湿潤時の破れにくさを確保することができる。
さらに、本実施形態に係るティシュペーパーは、高い横方向の引張強度でありながら、KES試験法における所定の特性を有する。この特性を有すると、特に「しっとり感」、「滑らかさ」に加えて「丈夫さ(しっかり感)」がありながら、「ふっくら感」があり、厚み方向の柔らかさが感じられやすい。
本実施形態に係るティシュペーパーは、KES試験法における50g/cm2荷重下の圧縮エネルギーWCが5.0~6.5gf・cm/cm2である。圧縮エネルギーWCは高いほど厚み方向の機械的な圧縮を受けやすく、厚み方向に沈みやすいため、厚み方向の柔らかさの指標とすることができる。圧縮エネルギーWCが5.0~6.5gf・cm/cm2であると、使用時におけるティシュペーパーの厚み方向の沈みが適度に柔らかさを感じさせるようになり、上記のとおり横方向の高い引張強度でありながら「柔らかさ」が感じられるものとなる。KES試験法における50g/cm2荷重下の圧縮エネルギーWCは、カトーテック株式会社製 圧縮試験機 KES-G5又はその相当機を用い、下記測定条件にてハンディ圧縮計測プログラムにより測定される値である。また、測定は、ティシュペーパーを20組(40枚)重ねて任意の五か所を測定し、測定値はその20組の五か所の平均値である。
(測定条件)
力計:1kg
圧縮(加圧)面積:2cm2
圧縮速度:0.2cm/sec
圧縮最大荷重(上限荷重):50gf/cm2
1点の圧縮繰返し回数:1回
STOROKE SET:2
SENS:5
測定環境:標準温湿度(23℃/50%RH)
さらに、本実施形態に係るティシュペーパーは、KES試験法における50g/cm2荷重下の回復性RCが45~50%であるのが望ましい。KES法による回復性RCは、100%に近いほど高さ方向での復元性が大きいことを意味する。回復性RCが45~50%であると、適度な弾性が「ふっくら感」を感じさせやすく、ティシュペーパー全体の剛性感を低下させ「柔らかさ」が感じられやすくなる。回復性が高すぎると弾性がありすぎて柔らかさが感じられなくなる。
このKES法による回復性RCは、圧縮エネルギーWCと同様に、カトーテック株式会社製 圧縮試験機 KES-G5又はその相当機を用い、下記測定条件にてハンディ圧縮計測プログラムにより測定される値である。測定条件は、圧縮エネルギーWCの上記(測定条件)と同様である。
本実施形態に係るティシュペーパーは、必ずしも定かではないものの高紙力として高ポリオール配合量とすることで「しっとり感」、「滑らかさ」に加えて「丈夫さ(しっかり感)」に優れるようになるとともに、高紙力による剛性感が厚み方向の柔らかさによって感じられがたくなり、もって保湿ティシュー特有の「柔らかさ」が感じられる。
ここで、本実施形態に係るティシュペーパーは、保湿ティシューであり、原紙を積層したシートに対し、ポリオールを含む保湿剤を20~30質量%程度塗布して製造する。一般的に薬液中の水分及び薬液塗布後の吸湿により、薬液付与をしない原紙に対して乾燥引張強度は、30%~40%低下することが多く、湿潤強度は20%~30%低下することが多い。このため、本実施形態に係るティシュペーパーは、抄造する一次原紙については、乾燥引張強度及び湿潤引張強度を従来品に比して高めるようにするのが望ましい。具体的には、乾燥引張強度縦は500~650cN/25mm、乾燥引張強度横は200~330cN/25mm、湿潤引張強度横を80~150cN/25mmとするのが望ましい。本発明において強度をこの範囲にするには、原紙の坪量を1プライで12.0~17.5g/m2とすると調整しやすく、さらに紙厚を2プライで130~180μmとすると調整しやすい。
さらに、強度の調整は、原紙を抄造する際に、原料配合及び叩解条件、乾燥紙力増強剤、湿潤紙力増強剤の種類とその配合比率等を調整すればよい。但し、乾燥引張強度、湿潤引張強度を高めるために、単に原料に対し添加する乾燥紙力増強剤、湿潤紙力増強剤を従来より増添するだけでは、紙力剤の歩留まりが頭打ちになり、必要な乾燥引張強度、湿潤引張強度とならない場合がある。この場合、上記のとおり原紙の縦横比(乾燥引張強度縦)/(乾燥引張強度横)を2.4~2.9とすると、本発明のティシュペーパーとしやすい。
本実施形態に係るティシュペーパーにおいて特に適する乾燥紙力剤としては、カチオン化デンプンやカチオン性や両性のポリアクリルアミド系コポリマーである。特に、乾燥紙力剤としてはカチオンデンプンが望ましい。乾燥紙力剤の含有量としては、パルプ繊維100質量部に対して0.1~2.0質量部であるのが望ましい。また、湿潤紙力剤としては尿素ホルムアルデヒド樹脂、メラミンホルムアルデヒド樹脂、ポリアミドポリアミンエピクロルヒドリン(PAE)、ポリビニルアミン(PVAm)である。特に、湿潤紙力剤としては、ポリアミノポリアミンエピクロロヒドリン樹脂が望ましい。湿潤紙力剤の含有量は、パルプ繊維100質量部に対して0.1~1.0質量部が望ましい。ポリアミノポリアミンエピクロロヒドリン樹脂及びカチオンデンプンは、ポリオールによる水分率向上による柔らかさや滑らかさ向上の効果を阻害せずに紙力を効果的に向上させることができ、これを用いると本実施形態に係るティシュペーパーがより柔らかさ及び滑らかさに優れ、しかも強度も向上され、消費者の官能評価値が非常に高いものとなる。なお、乾燥紙力剤及び湿潤紙力剤は、内添するのが望ましい。
具体的には、カチオン化デンプン4.0~8.0kg/パルプトンに対し、ポリアミドポリアミンエピクロルヒドリン(PAE)8.0~11.0kg/パルプトンの添加とすると、カチオン化デンプンとポリアミドポリアミンエピクロルヒドリン(PAE)の両者のパルプへの定着がよくなり、乾燥強度と湿潤強度、特に湿潤強度の向上が著しい。定着率が高く乾燥強度と湿潤強度向上の効果が高いカチオン化デンプンとポリアミドポリアミンエピクロルヒドリン(PAE)の比率は、30:70~55:45がよい。この範囲とすれば、原料に対する乾燥紙力剤及び湿潤紙力剤の両薬剤の定着が良好であり、所望の乾燥強度、湿潤強度を得ることができる。
また、本実施形態に係るティシュペーパーにおいて圧縮エネルギーWC及び回復性RCを上記範囲に調整するには、述の紙力の調整及び保湿剤の塗布量、特にはポリオールの含有量に加え、原紙のクレープ率を20%以下、特に18%以下、より好ましくは15%以下として、原紙に対して外添にて保湿剤を付与するようにすると調整しやすい。また、抄紙時のクレーピングドクター角度やドクターブレード巾の調整、針葉樹・広葉樹等のパルプ配合比、パルプの叩解も調整要素となる。もちろん、他の調整技術を用いることができる。例えば、柔軟剤として脂肪酸エステル系化合物や脂肪酸アミド系化合物を用いることで調整することもできる。
他方、本実施形態に係るティシュペーパーは、原紙の抄紙時に内添する内添柔軟剤を含まないようにすることができる。柔軟剤は、原紙自体の柔軟性を高めることができるか紙力に影響を与え、特に低下する傾向にある。本実施形態に係るティシュペーパーは、むしろ内添の柔軟剤を含まないか使用量を少なくし、原紙の紙力を高い方向に調整するとともに、ポリオール等の作用を高めるようにしたほうが、「しっとり感」及び「滑らかさ」と「丈夫さ(しっかり感)」において高い官能評価が得られるようになりやすい。なお、柔軟剤を使用する場合において適する柔軟剤は、脂肪酸エステル系化合物、脂肪酸アミド系化合物である。脂肪酸エステル系化合物は、ティシュペーパー表面の濡れ性やふっくらさ(ふんわりさ)を改善する効果を有し、脂肪酸アミド系化合物は、繊維表面をコーティングする効果を有する。脂肪酸エステル系化合物は、カチオン性の脂肪酸エステル系化合物、ノニオン性の脂肪酸エステル系化合物のいずれでもよいが、その両者が含まれているのが望ましい。また、脂肪酸エステル系化合物としては、多炭素数が6~24のアルコールと炭素数7~25の脂肪酸との化合物であるのが望ましい。アルコールは、直鎖アルコール、分岐鎖を有するアルコール、飽和アルコール、及び不飽和アルコールの何れでも良い。特に、炭素数が10~22のアルコールが好ましく、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、及びオレイルアルコールが好ましい。これらはその一種を単独で用いても良いし、二種以上を併用しても良い。また、炭素数7~25の脂肪酸としては、直鎖脂肪酸、分岐鎖を有する脂肪酸、飽和脂肪酸、及び不飽和脂肪酸の何れでも良い。特に、炭素数が10~22の脂肪酸が好ましく、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、及びオレイン酸が好ましい。これらはその一種を単独で用いても良いし、二種以上を併用しても良い。
脂肪酸アミド系化合物は、ポリアルキレンポリアミンおよびカルボン酸を反応させて得ることができる。好適なポリアルキレンポリアミンは、分子中に少なくとも3個のアミノ基を有する、次式(1)で示されるものである。
2N-(R1-NH-)n-R1-NH2・・・(1)
(R1は各々独立して炭素数1~4のアルキレン基、nは1~3の整数)
このポリアクリルアミンにおいては、分子中に異なるR1が存在していてもよい。また、2種以上のポリアルキレンポリアミンを用いることも可能である。好ましいR1はエチレン基である。前記カルボン酸としては、炭素数10~24のカルボン酸が望ましく、飽和カルボン酸、不飽和カルボン酸のいずれであってもよい。また、直鎖状カルボン酸、分岐鎖を有するカルボン酸のいずれであってもよい。中でも炭素数12~22のカルボン酸が好ましく、特に炭素数14~18のカルボン酸が好ましい。
柔軟剤を含むようにするのであれば、含有量としては、脂肪酸エステル系化合物であれば、パルプ繊維100質量部に対して0.01質量部~0.20質量部、脂肪酸アミド系化合物であれば、パルプ繊維100質量部に対して0.01質量部~0.30質量部である。
なお、本実施形態に係るティシュペーパーは、カートン箱とも称される収納箱に収めたポップアップ式のティシュペーパー製品とするに適する。この場合において、収納箱内に収めるポップアップ式のティシュペーパーの束を形成するには折り品質に優れるロータリー式インターフォルダを用いるのが望ましい。
次いで、本実施形態に係る保湿ティシュペーパー(実施例1~実施例6)と、その比較例となる保湿タイプのティシュペーパー(比較例1~3)、さらに保湿ティシューの従来例1~4における物性値及び官能評価の結果を下記表1に示す。また、図1に実施例、従来例、比較例における官能評価の結果をグラフ化したものを示す。
実施例及び比較例は、原料パルプをNBKP:LBKPの比率を50:50としてティシュペーパーとしては、ややNBKPの比率を高いように配合して、円網ヤンキードライヤー抄紙機で抄造した。
乾燥紙力剤としてカチオンデンプンを用い、湿潤紙力剤としてポリアミノポリアミンエピクロロヒドリン樹脂を用いた。このティシュペーパー原紙を二枚積層して積層ティシュペーパー原紙としたものに、保湿剤をグラビア印刷方式により、坪量等に応じて、ポリオール含有量が表中の値となるように20質量%程度を付与した。保湿剤はグリセリンを主成分とする水系薬液であり、ポリオールとしてグリセリン75質量%及び水20質量%、その他の助剤成分を5質量%含むものを用いた。この水系薬液の粘度は40℃で110mPa・sであった。
保湿剤を付与した積層連続シートは、ロータリー式インターフォルダにて加工し、カットシートを得た。
表中のソフトネス及びMMDは下記のようにして測定した。
〔ソフトネス〕
JIS L 1096 E法に準じたハンドルオメータ法に基づいて測定した。但し、試験片は100mm×100mmの大きさとし、クリアランスは5mmとした。1プライで縦方向、横方向の各々5回ずつ測定し、その全10回の平均値を、cN/100mmを単位として表した。
〔MMD〕
摩擦子の接触面を所定方向に20g/cmの張力が付与された測定試料の表面に対して25gの接触圧で接触させながら、張力が付与された方向と略同じ方向に速度0.1cm/sで2cm移動させ、このときの、摩擦係数を、摩擦感テスター KES-SE(カトーテック株式会社製)を用いて測定する。その摩擦係数を摩擦距離(移動距離=2cm)で除した値がMMDである。摩擦子は、直径0.5mmのピアノ線Pを20本隣接させてなり、長さ及び幅がともに10mmとなるように形成された接触面を有するものとする。接触面には、先端が20本のピアノ線P(曲率半径0.25mm)で形成された単位膨出部が形成されているものとする。
〔官能評価〕
2プライの従来市販の保湿ティシューである従来例1を基準試料とし、この基準試料に対して各例に係る試料を7段階で評価して。評価項目は、ティシュペーパーを自由に触ったうえで、「丈夫さ(しっかり感)」、「しっとり感(保湿性)」、「滑らかさ」、「ふっくら感(厚み方向の柔らかさ)」とした。被験者の数は、20人として、評価はその平均値とした。
Figure 0007116556000001
保湿ティシューの従来例1~4においては、2プライの従来例1及び従来例2に比して、3プライである従来例3及び4は「丈夫さ(しっかり感)」の評価は高いが、「しっとり感(保湿性)」、「滑らかさ」、「ふっくら感(厚み方向の柔らかさ)」の評価が低い。また、比較例1~3は2プライの保湿ティシューであるが、これらは「丈夫さ(しっかり感)」を高めるべく、紙力に影響を与えると思われるポリオール含有量をやや低めにするとともに、柔らかさを発現しやすいように紙厚を薄くするなどしたものであるが、圧縮エネルギーWCが低くなり、「しっとり感(保湿性)」、「滑らかさ」、「ふっくら感(厚み方向の柔らかさ)」の何れかが低くなる評価となった。これらの結果は、図1で確認でき、図1中のA範囲としめされる本発明の実施例では、従来保湿ティシューよりも「丈夫さ(しっかり感)」の評価が高く、また、「しっとり感(保湿性)」、「滑らかさ」、「ふっくら感(厚み方向の柔らかさ)」も概ね維持されている。つまり、本発明に係る実施例のティシュペーパーは、丈夫でありながら、保湿ティシューとしての「しっとり感(保湿性)」、「滑らかさ」、「ふっくら感(厚み方向の柔らかさ)」がありながら「丈夫さ(しっかり感)」のあるものとなっている。

Claims (3)

  1. ポリオールを含む2プライのティシュペーパーであって、
    坪量が15.6~19.1g/m2であり、紙厚が115~150μmであり、
    前記ポリオールの含有量が17.0~22.0質量%であり、ティシュペーパーの水分率が10質量%以上であり、
    縦方向の乾燥引張強度が310~410cN/25mm、横方向の乾燥引張強度が120~160cN/25mm、横方向の湿潤引張強度が55~90cN/25mmであり、横方向の湿潤引張強度と乾燥引張強度の比((横方向の湿潤引張強度)/(横方向の乾燥引張強度))が、0.35~0.70であり、
    KES試験法における50g/cm2荷重下の20組(40枚)重ねの圧縮エネルギーWCが5.0~6.5gf・cm/cm2であることを特徴とするティシュペーパーであることを特徴とするティシュペーパー。
  2. 乾燥時における縦方向の伸び率が、13.2~17.9%である請求項1記載のティシュペーパー。
  3. KES試験法における50g/cm2荷重下の回復性RCが45~50%である請求項1又は2に記載のティシュペーパー。
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