JP7116321B2 - 発光装置 - Google Patents
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そこで、本発明の一態様は、除菌効果を有し、人間の視環境においても快適に使用できる高い演色性を有する発光装置を提供することを目的とする。
本発明の第一の態様は、380nm以上420nm以下の範囲内に発光ピーク波長を有する発光素子と、前記発光素子からの光により励起されて発光する少なくとも一種の蛍光体を含む蛍光部材と、を備え、前記発光素子の光と前記蛍光体の光による混色光の相関色温度が、JIS Z8725に準拠した測定で2000K以上7500K以下であり、前記発光装置の分光分布において、380nm以上780nm以下の波長範囲の積分値を100%として、380nm以上420nm以下の波長範囲の積分値の割合が15%以上であり、以下の式(1)により定義される比率aが、0.9以上1.6以下の範囲内である、発光装置である。
(Ca,Sr,Ba,Mg)10(PO4)6(F,Cl,Br,I)2:Eu (I)
(Ba,Sr,Ca)3MgSi2O8:Eu (II)
本明細書において、蛍光体の組成を表す式中、カンマ(,)で区切られて記載されている複数の元素は、これら複数の元素のうち少なくとも一種の元素を組成中に含むことを意味する。組成式中のカンマ(,)で区切られて記載されている複数の元素は、組成中にカンマで区切られた複数の元素から選ばれる少なくとも一種の元素を含み、前記複数の元素から二種以上を組み合わせて含んでいてもよい。また、本明細書において、蛍光体の組成を表す式中、コロン(:)の前は母体結晶を構成する元素及びそのモル比を表し、コロン(:)の後は賦活元素を表す。
(Lu,Y,Gd,Tb)3(Al,Ga)5O12:Ce (III)
(Ca,Sr,Ba)8MgSi4O16(F,Cl,Br)2:Eu (IV)
Si6-zAlzOzN8-z:Eu(0<z<4.2) (V)
(La,Y,Gd)3Si6N11:Ce (VI)
(Ba,Sr,Ca,Mg)2SiO4:Eu (VII)
(Sr,Ca)AlSiN3:Eu (VIII)
(Ca,Sr,Ba)2Si5N8:Eu (IX)
(Sr,Ca)LiAl3N4:Eu (X)
実施例及び比較例で使用する第一蛍光体、第二蛍光体、及び第三蛍光体を表1に記載した。
蛍光体の平均粒径として、フィッシャー・サブ・シーブ・サイザー(Fisher Suv Sieve Sizer)を用いる空気透過法で得られるフィッシャー・サブ・シーブ・サイザーズ・ナンバー(Fisher Sub Sieve Sizer’s Number)を各蛍光体について測定した。具体的には、1cm3分の試料を計り取り、専用の管状容器にパッキングした後、一定圧力の乾燥空気を流し、差圧から比表面積を読み取り、平均粒径に換算した値である。
各蛍光体の発光ピーク波長は、分光蛍光光度計(製品名:QE-2000、大塚電子株式会社製、もしくは製品名:F-4500、株式会社日立ハイテクノロジーズ製)を用いて測定した発光スペクトルから求めた。第一蛍光体は、励起波長405nmの光を照射して発光スペクトル測定した。第二蛍光体と第三蛍光体は励起波長450nmの光を照射して発光スペクトルを測定した。
発光装置200は、発光ピーク波長が405nmである発光素子10として用いた。蛍光部材50を構成する封止材料としてシリコーン樹脂を用いた。第一蛍光体としてハロゲン含有アルカリ土類金属リン酸塩を含む蛍光体、第二蛍光体として、希土類アルミン酸塩を含む蛍光体、第三蛍光体として、窒化物を含む蛍光体を用いた。実施例及び比較例で使用する第一蛍光体、第二蛍光体、及び第三蛍光体を表1に記載した。発光素子10からの光と、第一蛍光体、第二蛍光体、及び第三蛍光体を含む蛍光体70の光による混色光の相関色温度が3500K付近となるように、第一蛍光体、第二蛍光体及び第三蛍光体を配合した。第一蛍光体、第二蛍光体及び第三蛍光体の総質量100%に対する各蛍光体の含有率を表2に示す。第一蛍光体、第二蛍光体、及び第三蛍光体を含む蛍光体70をシリコーン樹脂に添加し、混合分散した後、脱泡して蛍光部材を構成する蛍光部材用組成物を得た。また、シリコーン樹脂に405nmにおける反射率が56.5%である酸化チタンを添加し、混合分散した後、脱泡して反射部材用組成物を製造した。成形体40の凹部内に、反射部材用組成物を注入し、発光素子10の側面方向が反射部材用組成物から露出されるように反射部材用組成物を配置して硬化させ、反射部材80を形成した。得られた蛍光部材用組成物を成形体40の凹部の反射部材80及び発光素子の10上に注入して、成形体40の凹部に充填し、さらに150℃で3時間加熱し、蛍光部材用組成物を硬化させ、蛍光部材50を形成し、図2に示されるような発光装置200を製造した。酸化チタンについて、分光蛍光光度計(製品名:F-4500、株式会社日立ハイテクノロジーズ製)を用いて、波長405nmの反射率を測定した。具体的には、リン酸水素カルシウム(CaHPO4)を基準として、酸化チタンの反射率を求めた。
第一蛍光体、第二蛍光体、及び第三蛍光体の種類と、蛍光体の総質量に対する各蛍光体の含有率を、表2に示すようにして、第一蛍光体、第二蛍光体、及び第三蛍光体を配合したこと以外は、実施例1と同様にして、実施例2から10の発光装置を製造した。
発光ピーク波長が450nmである発光素子を用い、第一蛍光体を使用することなく、第二蛍光体、及び第三蛍光体の種類と、蛍光体の総質量に対する各蛍光体の含有率を、表2に示すようにして、第二蛍光体、及び第三蛍光体を配合したこと以外は、実施例1と同様にして、比較例1の発光装置を製造した。
第一蛍光体を使用することなく、第二蛍光体及び第三蛍光体の種類と、蛍光体の総質量に対する各蛍光体の含有率を、表2に示すようにして、第二蛍光体及び第三蛍光体を配合したこと以外は、実施例1と同様にして、比較例2及び3の発光装置を製造した。
各実施例及び各比較例の発光装置から発せられる混色光の発光スペクトル(分光分布)をマルチチャンネル分光器と積分球を組み合わせた光計測システムを用いて測定した。得られた結果を図14、15、18、21、24に示す。図14、15、18及び24は、基準光源のスペクトルとして、2000K以上5000K以下の範囲の各発光装置の相関色温度における完全放射体のスペクトルを記載した。図21は、基準光源のスペクトルとして、5000Kを超える範囲の実施例12の相関色温度におけるCIE昼光のスペクトルを記載した。
各実施例及び比較例の発光装置の分光分布において、380nm以上780nm以下の波長範囲の積分値を100%(全発光量)として、380nm以上420nm以下の波長範囲の積分値(380nm-420nm発光量)の割合を算出した。結果を表2から表5に示す。
各実施例及び比較例の発光装置の発光スペクトル(分光分布)から、式(1)、式(2)、式(3)により定義される比率a、比率b、比率c及びこれらの合計(比率a+b+c)を求めた。また、比率aを1から差し引いた値の絶対値Aと、比率a、比率b及び比率cの合計を3から差し引いた値の絶対値Bを求めた。結果を表2から表9に示す。図8、16、19及び22は、横軸を比率aとし、縦軸を平均演色評価数Raとして、各実施例及び比較例の発光装置から発せられる混色光の発光スペクトルから得られる比率a及び平均演色評価数Raをプロットした図である。図9、17、20及び23は、横軸を比率a、比率b及び比率cの合計とし、縦軸を平均演色評価数Raとして、各実施例及び比較例の発光装置から発せられる混色光の発光スペクトルから得られる比率a、比率b及び比率cの合計と、平均演色評価数Raとをプロットした図である。図10及び11は、横軸を比率aを1から差し引いた値の絶対値Aとし、縦軸を平均演色評価数Raとして、各実施例及び比較例の発光装置から発せられる混色光の発光スペクトルから得られる絶対値Aと平均演色評価数Raをプロットした図である。図12及び図13は、横軸を比率a、比率b及び比率cの合計を3から差し引いた値の絶対値Bとし、縦軸を平均演色評価数Raとして、各実施例及び比較例の発光装置から発せられる混色光の発光スペクトルから得られる絶対値Bと平均演色評価数Raをプロットした図である。
各実施例及び比較例の発光装置について、マルチチャンネル分光器と積分球を組み合わせた光計測システムで、JIS Z8725に準拠して相関色温度(Tcp;K)、JIS Z8726に準拠して平均演色評価数Ra、特殊演色評価数R9、R12を測定した。結果を表2から表9に示す。
各実施例及び比較例の発光装置について、積分球を使用した全光束測定装置を用いて単位電力当たりの全光束で表される発光効率(lm/W)を測定した。各相関色温度における発光ピーク波長が450nmである発光素子を使用した各比較例の発光装置の発光効率を100%として、他の実施例及び比較例の相対発光効率(%)を算出した。その結果を表2から表9に示す。
第一蛍光体、第二蛍光体、及び第三蛍光体の種類と、蛍光体の総質量に対する各蛍光体の含有率を、表4に示すようにして、発光素子10からの光と、第一蛍光体、第二蛍光体、及び第三蛍光体を含む蛍光体70の光による混色光の相関色温度が4000K付近となるように、第一蛍光体、第二蛍光体及び第三蛍光体を配合したこと以外は、実施例1と同様にして、実施例11の発光装置を製造した。
発光ピーク波長が450nmである発光素子を用い、第一蛍光体を使用することなく、第二蛍光体及び第三蛍光体の種類と、蛍光体の総質量に対する各蛍光体の含有率を、表4に示すようにして、第二蛍光体及び第三蛍光体を配合したこと以外は、実施例11と同様にして、比較例4の発光装置を製造した。
第一蛍光体を使用することなく、第二蛍光体及び第三蛍光体の種類と、蛍光体の総質量に対する各蛍光体の含有率を、表4に示すようにして、第二蛍光体及び第三蛍光体を配合したこと以外は、実施例11と同様にして、比較例5の発光装置を製造した。
第一蛍光体、第二蛍光体、及び第三蛍光体の種類と、蛍光体の総質量に対する各蛍光体の含有率を、表6に示すようにして、発光素子10からの光と、第一蛍光体、第二蛍光体、及び第三蛍光体を含む蛍光体70の光による混色光の相関色温度が6500K付近となるように、第一蛍光体、第二蛍光体及び第三蛍光体を配合したこと以外は、実施例1と同様にして、実施例12の発光装置を製造した。
発光ピーク波長が450nmである発光素子を用い、第一蛍光体を使用することなく、第二蛍光体及び第三蛍光体の種類と、蛍光体の総質量に対する各蛍光体の含有率を、表6に示すようにして、第二蛍光体及び第三蛍光体を配合したこと以外は、実施例12と同様にして、比較例6の発光装置を製造した。
第一蛍光体を使用することなく、第二蛍光体及び第三蛍光体の種類と、蛍光体の総質量に対する各蛍光体の含有率を、表6に示すようにして、第二蛍光体及び第三蛍光体を配合したこと以外は、実施例12と同様にして、比較例7の発光装置を製造した。
第一蛍光体、第二蛍光体、及び第三蛍光体の種類と、蛍光体の総質量に対する各蛍光体の含有率を、表8に示すようにして、発光素子10からの光と、第一蛍光体、第二蛍光体、及び第三蛍光体を含む蛍光体70の光による混色光の相関色温度が2700K付近となるように、第一蛍光体、第二蛍光体及び第三蛍光体を配合したこと以外は、実施例1と同様にして、各実施例の発光装置を製造した。
発光ピーク波長が450nmである発光素子を用い、第一蛍光体を使用することなく、第二蛍光体及び第三蛍光体の種類と、蛍光体の総質量に対する各蛍光体の含有率を、表8に示すようにして、第二蛍光体及び第三蛍光体を配合したこと以外は、実施例12と同様にして、比較例8の発光装置を製造した。
第一蛍光体を使用することなく、第二蛍光体及び第三蛍光体の種類と、蛍光体の総質量に対する各蛍光体の含有率を、表8に示すようにして、第二蛍光体及び第三蛍光体を配合したこと以外は、実施例12と同様にして、比較例9の発光装置を製造した。
Claims (14)
- 380nm以上420nm以下の範囲内に発光ピーク波長を有する発光素子と、
前記発光素子からの光により励起されて発光する、第一蛍光体、第二蛍光体及び第三蛍光体を含む蛍光部材と、を備え、
前記第一蛍光体は、下記式(I)で表される組成を含む蛍光体及び下記式(II)で表される組成を含む蛍光体からなる群から選ばれる少なくとも一種の第一蛍光体を含み、
(Ca,Sr,Ba,Mg)10(PO4)6(F,Cl,Br,I)2:Eu (I)
(Ba,Sr,Ca)3MgSi2O8:Eu (II)
前記第二蛍光体は、下記式(III)で表される組成を含む蛍光体、下記式(IV)で表される組成を含む蛍光体、下記式(V)で表される組成を含む蛍光体、下記式(VI)で表される組成を含む蛍光体、及び下記式(VII)で表される組成を含む蛍光体からなる群から選ばれる少なくとも一種の蛍光体を含み、
(Lu,Y,Gd,Tb)3(Al,Ga)5O12:Ce (III)
(Ca,Sr,Ba)8MgSi4O16(F,Cl,Br)2:Eu (IV)
Si6-zAlzOzN8-z:Eu(0<z<4.2) (V)
(La,Y,Gd)3(Al,Si)6N11:Ce (VI)
(Ba,Sr,Ca,Mg)2SiO4:Eu (VII)
前記第三蛍光体は、下記式(VIII)で表される組成を含む蛍光体、下記式(IX)で表される組成を含む蛍光体、及び下記式(X)で表される組成を含む蛍光体からなる群から選ばれる少なくとも一種の蛍光体を含み、
(Sr,Ca)AlSiN3:Eu (VIII)
(Ca,Sr,Ba)2Si5N8:Eu (IX)
(Sr,Ca)LiAl3N4:Eu (X)
前記発光素子の光と前記蛍光体の光による混色光の相関色温度が、JIS Z8725に準拠した測定で2000K以上7500K以下であり、
発光 装置の分光分布において、380nm以上780nm以下の波長範囲の積分値を100%として、380nm以上420nm以下の波長範囲の積分値の割合が15%以上であり、
以下の式(1)により定義される比率aが、0.9以上1.6以下である、発光装置。
- 前記発光素子が、400nm以上410nm以下の範囲に発光ピーク波長を有する、請求項1に記載の発光装置。
- 平均演色評価数Raが80以上、又は、特殊演色評価数R12が50以上である、請求項1又は2に記載の発光装置。
- 前記比率aを1から差し引いた値の絶対値Aが0.6以下である、請求項1から3のいずれか1項に記載の発光装置。
- 前記式(1)、及び以下の式(2)から式(3)により定義される比率a、比率b、及び比率cの合計が、2.5以上4.5以下である、請求項1から4のいずれか1項に記載の発光装置。
- 前記比率a、前記比率b及び前記比率cの合計を3から差し引いた値の絶対値Bが1.5以下である、請求項5に記載の発光装置。
- 前記発光装置の分光分布において、380nm以上780nm以下の波長範囲の積分値を100%として、380nm以上420nm以下の波長範囲の積分値の割合が35%以下である、請求項1から6のいずれか1項に記載の発光装置。
- 前記第一蛍光体が、前記発光素子からの光により励起されて430nm以上485nm未満の範囲内に発光ピーク波長を有し、前記第二蛍光体が、前記発光素子からの光により励起されて485nm以上610nm未満の範囲内に発光ピーク波長を有し、前記第三蛍光体が、前記発光素子からの光により励起されて610nm以上780nm以下の範囲内に発光ピーク波長を有する、請求項1から7のいずれか1項に記載の発光装置。
- 前記蛍光体の総質量中、前記第一蛍光体の含有率が1.0質量%以上50.0質量%以下であり、前記第二蛍光体の含有率が45.0質量%以上99.0質量%以下であり、前記第三蛍光体の含有率が0質量%以上50.0質量%以下である、請求項1から8のいずれか1項に記載の発光装置。
- 前記発光素子及び前記蛍光部材を配置させる成形体を備え、前記成形体に配置された発光素子の側面方向に、405nmにおける反射率が50%以上の酸化物と樹脂を含む反射部材が前記成形体に配置されている、請求項1から9のいずれか1項に記載の発光装置。
- 前記蛍光部材が、前記発光素子の上面に配置され、前記発光素子の側面が前記蛍光部材及び前記反射部材から露出されている、請求項10に記載の発光装置。
- 前記蛍光部材が、405nmにおける反射率が1%以上50%以下の蛍光体を含む第一の蛍光部材と、405nmにおける反射率が第一の蛍光部材よりも高い蛍光体を含む第二の蛍光部材と、を備え、前記発光素子の上面に前記第一の蛍光部材が配置され、前記第一の蛍光部材の上に前記第二の蛍光部材が配置されている、請求項1から11のいずれか1項に記載の発光装置。
- 前記酸化物が、イットリウム、ジルコニウム、アルミニウム、チタンからなる群から選ばれる少なくとも一種を含む酸化物である、請求項10に記載の発光装置。
- 380nm以上420nm以下の範囲内に発光ピーク波長を有する発光素子からの光により励起されて発光する、第一蛍光体、第二蛍光体及び第三蛍光体であり、前記第一蛍光体、前記第二蛍光体及び前記第三蛍光体の総質量中、前記第一蛍光体の含有率を1.0質量%以上50.0質量%以下とし、前記第二蛍光体の含有率を45.0質量%以上99.0質量%以下とし、前記第三蛍光体の含有率を0質量%以上50.0質量%以下として、得られる発光装置の分光分布において、380nm以上780nm以下の波長範囲の積分値を100%として、380nm以上420nm以下の波長範囲の積分値の割合が15%以上となるように、樹脂と前記第一蛍光体、前記第二蛍光体及び前記第三蛍光体を配合した蛍光部材用組成物と、
前記発光素子を配置させる成形体と、を準備することと、
前記成形体に前記発光素子を載置した後、前記発光素子上に蛍光部材用組成物を配置して硬化させ、
前記発光素子の光と前記蛍光体の光による混色光の相関色温度が、JIS Z8725に準拠した測定で2000K以上7500K以下となり、
以下の式(1)により定義される比率aが、0.9以上1.6以下となるように、 蛍光部材を形成することと、を含み、
前記第一蛍光体は、下記式(I)で表される組成を有する蛍光体及び下記式(II)で表される組成を有する蛍光体からなる群から選ばれる少なくとも一種の第一蛍光体を含み、
(Ca,Sr,Ba,Mg)10(PO4)6(F,Cl,Br,I)2:Eu (I)
(Ba,Sr,Ca)3MgSi2O8:Eu (II)
前記第二蛍光体は、下記式(III)で表される組成を含む蛍光体、下記式(IV)で表される組成を含む蛍光体、下記式(V)で表される組成を含む蛍光体、下記式(VI)で表される組成を含む蛍光体、及び下記式(VII)で表される組成を含む蛍光体からなる群から選ばれる少なくとも一種の蛍光体を含み、
(Lu,Y,Gd,Tb)3(Al,Ga)5O12:Ce (III)
(Ca,Sr,Ba)8MgSi4O16(F,Cl,Br)2:Eu (IV)
Si6-zAlzOzN8-z:Eu(0<z<4.2) (V)
(La,Y,Gd)3(Al,Si)6N11:Ce (VI)
(Ba,Sr,Ca,Mg)2SiO4:Eu (VII)
前記第三蛍光体は、下記式(VIII)で表される組成を含む蛍光体、下記式(IX)で表される組成を含む蛍光体、及び下記式(X)で表される組成を含む蛍光体からなる群から選ばれる少なくとも一種の蛍光体を含む、発光装置の製造方法。
(Sr,Ca)AlSiN3:Eu (VIII)
(Ca,Sr,Ba)2Si5N8:Eu (IX)
(Sr,Ca)LiAl3N4:Eu (X)
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