JP7114325B2 - インクジェット記録装置及びその制御方法 - Google Patents

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本発明は、記録ヘッドを用いて画像を記録するインクジェット記録装置及びその制御方法に関する。
特許文献1には、記録ヘッドを搭載したキャリッジが往復移動することで画像を記録するインクジェット記録装置が開示されている。記録ヘッドの吐出口の詰まり等を解消するために予備吐出を行わせる際は、往復の記録とウェイト時間の総時間を算出して、総時間が所定時間以上であれば予備吐出を行わせる。これにより、画像品位を良好に保つことができる。
特開2007-237673号公報
しかしながら特許文献1の構成では、算出した総時間に応じて、キャリッジの反転時に予備吐出動作が実行される場合と実行されない場合がある。そのため、走査間でウェイト時間が変動することで画像ムラが発生することがある。
上記課題に鑑みて本発明は、適切なタイミングで予備吐出動作を行いつつ、画像ムラを抑制することができるインクジェット記録装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するため、画像データに基づいてインクを吐出して画像を記録する記録ヘッドと、前記記録ヘッドを搭載し前記記録動作が行われる記録領域を含む走査領域において主走査方向に往復移動するキャリッジと、前記記録領域の外側に配され前記記録ヘッドから予備吐出されたインクを受けるインク受容部と、前回予備吐出を実行してからの経過時間を計測する計測手段と、前記キャリッジが移動方向を反転する反転動作のタイミングで前記経過時間と閾値を比較することで前記記録ヘッドに予備吐出させるか否かを判断する判断手段と、前記キャリッジが次の走査を開始する前に前記判断手段の判断に基づいて前記記録ヘッドに前記インク受容部に対して予備吐出させる制御手段と、を備えるインクジェット記録装置であって、前記制御手段が各反転動作のタイミングにおいて前記記録ヘッドに予備吐出させたか否かの実施結果を記憶する記憶手段をさらに備え、前記判断手段は、前記記憶手段に記憶された直前の所定回数分の前記実施結果に基づいて前記記録ヘッドに予備吐出させるか否かの判断を変更することを特徴とする。
本発明によれば、適切なタイミングで予備吐出動作を行いつつ、画像ムラを抑制することができるインクジェット記録装置が提供される。
第1実施形態に係るインクジェット記録装置の上面概略図である。 第1実施形態に係るインクジェット記録装置の制御構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係る予備吐出動作の制御を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る経過時間Tの計測結果と閾値Thの関係を示すグラフである。 第2実施形態に係る予備吐出動作の制御を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る経過時間Tの計測結果と閾値Thの関係を示すグラフである。
本発明に係る記録装置の実施形態について説明する。ただし、実施形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、本発明の範囲を限定する趣旨のものではない。本明細書において「インク」とは、記録液などの液体の総称として用いる。さらに本明細書において「記録」とは、平面的なものに対する記録に限らず、立体物に対する記録も含む。本明細書において「記録媒体」とは、液体を吐出されるものであって、紙、布、プラスチックフィルム、金属板、ガラス、セラミックス、木材、皮革等の記録媒体の総称として用いる。さらに、記録媒体はカット紙に限らずロール状の連続紙も含む。
〔第1実施形態〕
図1は、インクジェット記録装置(以下、記録装置)1の全体構成を示す上面概略図である。記録装置1は主に、回復手段2と、搬送ローラ対3と、記録ヘッド5と、キャリッジ6と、ベルト7と、プーリ8と、ガイドシャフト9と、供給チューブ10と、インクタンク11と、予備吐受け12と、を備える。搬送ローラ対3は、ステッピングモータによって駆動されて、記録媒体を挟持しながらA方向へ搬送する。記録媒体はロール状に巻かれたロール紙か、或いはカセットに積載されたカット紙のいずれであってもよい。
キャリッジ6は記録ヘッド5を搭載して、A方向と交差するB方向(主走査方向)に往復移動する。本実施形態においては、A方向とB方向は直交する。キャリッジ6は、ベルト7及びプーリ8a、8bを介してキャリッジモータ23(図2参照)が連結されており、キャリッジモータ23の駆動によってガイドシャフト9に案内支持されて往復走査する。
記録ヘッド5はキャリッジ6と共にB方向に移動しながら、搬送ローラ対3によって記録ヘッド5と対向する位置に搬送される記録媒体に対して、画像情報に基づいて画像を記録する記録動作を行う。記録動作によって記録媒体に1バンド分の画像が記録されると、記録媒体は搬送ローラ対3によって所定量だけA方向に搬送される(間欠搬送動作)。この1バンド分の記録動作と間欠搬送動作を繰り返すことによって、記録媒体の全体に画像が記録される。記録が行われた記録媒体は、排出ローラ及び拍車に挟持されて装置本体外へ排出される。
記録ヘッド5は、インクを吐出する複数の吐出口が形成された吐出口面を有する。また、記録ヘッド5に対しては、キャリッジ6の走査領域外に配置されたインクタンク11から供給チューブ10を介してインクが供給される。記録ヘッド5は、電気エネルギを熱エネルギに変換する電気熱変換体(不図示)を備え、その電気熱変換体によって印加される熱エネルギにより、インクに生じる膜沸騰を利用してインクを吐出する。なお、インクの吐出方法はこれに限らず、圧電素子を用いたピエゾ方式であってもよい。また、供給チューブ10を備えず、キャリッジ6にインクタンク11を搭載する形態であってもよい。
回復手段2は、記録ヘッド5の吐出性能を維持回復するための機構である。回復手段2は、記録ヘッド5の吐出口面を被覆可能なキャップと、キャップに接続されキャップと吐出口面とで形成される空間に負圧を付与して吐出口からインクを排出させるための吸引ポンプと、を含む。
記録ヘッド5は、記録動作に寄与しないインクを吐出させて吐出性能を回復する、予備吐出動作も行う。予備吐出動作は例えば、記録動作のためにキャリッジ6が走査を開始する前に、予備吐受け12もしくは回復手段2のキャップに対して行われる。すなわち、予備吐受け12と回復手段2のキャップは、記録ヘッド5の予備吐出動作で吐出されるインクを受けるインク受容部である。予備吐受け12と回復手段2のいずれも、記録ヘッド5により記録動作が行われる記録領域の外側であって、キャリッジ6の走査領域内に配されている。回復手段2と予備吐受け12は主走査方向において記録領域の両側に位置し、回復手段2が配される位置をホームポジションと称し、予備吐受け12が配される位置をアウェイポジションと称する。記録ヘッド5による記録動作が終了すると、キャリッジ6はホームポジションに戻り、回復手段2のキャップによって記録ヘッド5の吐出口面がキャッピングされる。
図2は、記録装置1の各部を制御する制御系の構成を示すブロック図である。記録装置1は、CPU20aと、ROM20bと、RAM(記憶手段)20cとを備えた制御部20を有する。CPU20aは、マイクロプロセッサ等の中央情報処理装置である。ROM20bは、CPU20aの制御プログラムや各種データを格納している。RAM20cは、CPU20aのワークエリアとして使用されるとともに、各種データの一時保存等を行う。
記録装置1は、制御部20の他に、インターフェース21と、操作パネル22と、各モータ23~25と、各モータを駆動するためのドライバ27と、記録ヘッド5を駆動するためのドライバ28と、を備える。キャリッジモータ23は、ドライバ27によって制御されてキャリッジ6を駆動する。給紙モータ24は、ドライバ27によって制御され、不図示の給紙ローラを駆動して記録媒体を給紙させる。搬送モータ25は、ドライバ27によって制御され搬送ローラ対3を駆動する。
制御部20は、インターフェース21を介して操作パネル22や外部装置29からの各種情報(例えば、文字ピッチ,文字種類等)を入力する。また、制御部20は、インターフェース21を介して各モータ23~25を駆動させる。記録ヘッド5により記録する画像データは外部装置100から入力され、プリントバッファ101を介して制御部20へ送られる。また、制御部20は、インターフェース21を介して、時間計測を行うタイマ(計測手段)30と、回数をカウントするカウンタ32を制御する。
記録ヘッド5による予備吐出動作は、記録開始時に限らず、記録動作中にも回復手段2のキャップか予備吐受け12に対して行う。従来、予備吐出動作は、例えばキャリッジ6が反転動作を行うタイミングで、前回の予備吐出動作からの経過時間を閾値と比較し、閾値を超えていたら行われていた。前回の予備吐出動作からの経過時間はキャリッジ6の走査時間に依存するが、走査時間は各種要因によって変動することがある。そのため、主走査方向における長さ(幅)が一定の画像情報を記録している場合でも、キャリッジ6の走査時間のバラつきによって、反転動作のタイミングで予備吐出動作が行われるときと行われないときがあった。
また、予備吐出動作には所定の時間を要するため、予備吐出動作を実施した場合は予備吐出動作前の走査と、予備吐出動作後の走査とに、所定のウェイト時間が生じる。例えば、反転動作が行われる度に毎回予備吐出動作が行われる場合は、走査間で毎回所定のうぃえと時間が生じるため画像ムラは発生しない。しかしながら、複数回の反転動作で毎回予備吐出動作を行った後、次の反転動作において予備吐出動作が行われなかった場合は、走査間のウェイト時間が変更されるため画像ムラとなる。同様に、複数回の反転動作で一度も予備吐出動作を行わず、その次の反転動作において予備吐出動作を行った場合も、走査間のウェイト時間が変更されるため画像ムラが生じる。なお、複数回の反転動作で予備吐出動作を実施したりしなかったりする場合は、走査間のウェイト時間も毎回異なることから、画像ムラの問題は生じにくいことが分かっている。
そこで、本実施形態では、過去複数回分のキャリッジ6の反転時における予備吐出動作の実施状況を記憶し、その結果に基づいて予備吐出動作を行うか否かを決定する制御を行う。具体的には、直前の複数走査における予備吐出動作の実施結果に応じて、前回の予備吐出動作からの経過時間と比較するための閾値を変更する。
図3は、本実施形態における予備吐出動作の制御を示すフローチャートである。記録ヘッド5による記録動作を開始する際は、キャリッジ6がホームポジションに位置する状態から開始されるため、記録動作もホームポジション側から開始される。そのため、ホームポジションから、予備吐受け12が配されるアウェイポジションへのキャリッジ6の移動を往走査と称し、その逆を復走査と称する。
また、本実施形態においては、記録媒体がホームポジション側を基準として給紙される構成である。そのため、ホームポジションにおいて、復走査から往走査へ向けてキャリッジ6の移動方向を反転する反転動作を行う際は、毎回、記録ヘッド5から回復手段2(キャップ)へ向けて予備吐出動作を行うものとする。従って、予備吐出動作の実行の有無を判断するのは、キャリッジ6が往走査から復走査に移動方向を反転する際に、アウェイポジションにおいて予備吐受け12に対して行う予備吐出動作を制御対象とする。
さらに、本実施形態においては、主走査方向における長さが一定の画像情報を記録する際に行われる予備吐出動作を制御する。仮に、主走査方向における長さにバラつきがある画像情報の場合には、本制御は適用されない。
ステップS302において、ホームポジション(図3ではHP)からキャリッジ6の往走査が開始するため、制御部20はドライバ28を介して記録ヘッド5に予備吐出動作を行わせる。このときの予備吐出動作は、回復手段2のキャップに対して行われる。このとき、制御部20では、ステップS303にて、インターフェース21を介してタイマ30を制御し、予備吐出動作が実行されてからの時間計測を開始する。
続いて、ステップS304にて、制御部20はキャリッジ6の往走査と記録ヘッド5による記録動作を開始する。1走査の記録動作が終了すると、ステップS305にてキャリッジ6は記録領域の外側へ抜けて、復走査へ反転するために停止する。このとき制御部20では、キャリッジ6が復走査を開始するタイミングで、タイマ30による時間計測を終了し、往走査開始時の予備吐出動作からの経過時間Tを結果として取得する。すなわち、経過時間Tとは、前回予備吐出動作を実行してからの経過時間を意味する。ここで、経過時間Tは、キャリッジ6が反転するために停止してから往走査開始するまでにタイムラグが生じた場合は、そのタイムラグを含むものとする。
制御部20では、ステップS306にて取得された経過時間Tと閾値Thとを比較して、経過時間Tが閾値Thを超えていたら、アウェイポジションにおいて記録ヘッド5に予備吐受け12に対する予備吐出動作を行わせる。一方、経過時間Tが閾値Th未満であれば、記録ヘッド5にアウェイポジションにおける予備吐出動作は行わせずに、キャリッジ6の復走査と共に記録動作を行わせる。
ステップS307にて、制御部20は、直前4回の往走査から副走査への反転時にアウェイポジションにおいて、予備吐出動作を4回連続で行ったか(反転時に毎回予備吐出動作を行ったか)判定する。4回連続でアウェイポジションでの予備吐出動作が行われている場合は、記録ヘッド5に予備吐出動作を行わせる制御を行う。すなわち、ステップS311にて、制御部20によって、経過時間Tが閾値Thを超えるように、閾値Thから所定時間(例えば0.05秒)減算する。なお、閾値Thは、主走査方向における長さが一定の画像情報を記録するために、キャリッジ6が最大速度で移動した場合の経過時間Tより小さくなるように減算される。
ここで、ステップS311の前のステップS309において、制御部20は、閾値Thが、閾値変更の下限値であるThminより大きいか判定している。これは、ステップS311のように減算処理を繰り返すことで、閾値Thが適切な値ではなくなってしまうことが考えられるためである。そのため、ステップS309において、閾値Thが所定範囲で変更されるように判定が行われる。閾値Thが下限値Thminよりも小さい場合は、閾値Thを変更せずに次のステップへ進む。
ステップS307において、制御部20により予備吐出動作を4回連続で行っていないと判定された場合は、ステップS308にて、直前4回の往走査から副走査への反転時に1度も予備吐出動作を行わなかったか(予備吐出動作の実施回数が0回か)判定する。1度もアウェイポジションでの予備吐出動作が行われていない場合は、記録ヘッド5に予備吐出動作を行わせない制御を行う。すなわち、ステップS312にて、制御部20によって、経過時間Tが閾値Thを超えないように、閾値Thに所定時間(例えば0.05秒)加算する。なお、閾値Thは、主走査方向における長さが一定の画像情報を記録するために、キャリッジ6が最小速度で移動した場合の経過時間Tより大きくなるように減算される。
ここで、ステップS312の前にステップS310において、制御部20は、閾値Thが、閾値変更の上限値であるThmaxより小さいか判定している。これは、ステップS312のように加算処理を繰り返すことで、閾値Thが適切な値ではなくなってしまうことが考えられるためである。そのため、ステップS310において、閾値Thが所定範囲で変更されるように判定が行われる。閾値Thが上限値Thmaxより大きい場合は、閾値Thを変更せずに次のステップへ進む。
なお、ステップS307やステップS308において、制御部20によって、直前4回の往走査から副走査への反転時に、予備吐出動作を実施したときと実施していないときが混在していると判定された場合には、閾値Thを変更しない。
続くステップS313にて、制御部20は、今回取得された経過時間Tが閾値Thより大きいか判定する。すなわち、ステップS313では、予備吐出動作を実行するか否かを判定している。経過時間Tが閾値Thより大きい場合、ステップS314にて制御部20は予備吐出実行フラグをONにする。
ステップS315にて、制御部20は、予備吐出実行フラグがONであるか確認する。予備吐出実行フラグがONの場合は、ステップS316にて、制御部20はキャリッジ6を予備吐受け12と対向する位置へ移動させて、ステップS317にて記録ヘッド5に予備吐出動作を実行させる。
ステップS318にて、制御部20は、予備吐出動作の実施結果を更新する。すなわち制御部20は、過去4回分の実施結果のうち、最も古い4回前の結果を削除するとともに、今回の予備吐出動作を実施した結果を反映する。ステップS319にて、制御部20は、予備吐出実行フラグをOFFにする。
一方、ステップS315にて予備吐出実行フラグがOFFの場合は、ステップS320にて制御部20は、予備吐出動作の実施結果(非実施回数)を更新する。すなわち制御部20は、過去4回分の実施結果のうち、最も古い4回前の結果を削除するとともに、今回の予備吐出動作を実施しなかった結果を反映する。ステップS321にて、制御部20は、キャリッジ6の復走査を開始させて、フローを終了する。
図4は、図3に示す制御を実行したときの経過時間Tの計測結果と閾値Thの関係を示すグラフである。本実施形態においては、A4サイズの記録媒体を用い、キャリッジ6の移動速度が25inch/secの記録動作を実施した。
図4(a)は、過去4回の往走査から副走査への反転時において、予備吐出動作を4回連続で行った場合のグラフである。図4(b)は、過去4回の往走査から副走査への反転時において、1度も予備吐出動作を行わなかった場合のグラフである。図4(c)は、過去4回の往走査から副走査への反転時において、予備吐出動作を実施したときと実施していないときが混在していた場合のグラフである。
図4(a)において、閾値Thは初め、点線で示す0.49秒に設定されている。第n-4走査から第n-1走査の4回において、計測された経過時間Tは閾値Thである0.49秒より大きいため、4回全てにおいて予備吐出動作が実施されている。従って、第n走査においては、制御部20によって図3におけるステップS311の減算処理が行われて、新たな閾値Thとして実線で示す0.44秒に設定される。
第n走査では計測された経過時間Tが0.48秒であり、変更前の閾値Th(0.49秒)と比較した場合は経過時間Tが閾値Thより小さいため、予備吐出動作が実行されないこととなる。その結果、第n-1走査と第n走査の走査間のウェイト時間が、それまでの第n-2走査と第n-1走査の走査間や第n-3走査と第n-2走査の走査間におけるウェイト時間から変更される(短くなる)ため、画像ムラが発生してしまう。
一方、新しく設定された閾値Thと比較した場合は、計測された経過時間T(0.48秒)が閾値Th(0.44秒)より大きいため、アウェイポジションにおける予備吐出動作が実行される。これにより、第n-1走査と第n走査の走査間と、それまでの走査間とにおけるウェイト時間の時間差が低減し、画像ムラの発生が抑制される。
図4(b)においても、閾値Thは初め、点線で示す0.49秒に設定されている。第n-4走査から第n-1走査の4回において、計測された経過時間Tは閾値Thである0.49秒より小さいため、4回全てにおいて1度も予備吐出動作が実行されない。従って、第n走査においては、制御部20によって図3におけるステップS312の加算処理が行われて、新たな閾値Thとして実線で示す0.54秒に設定される。
第n走査では計測された経過時間Tが0.50秒であり、変更前の閾値Th(0.49秒)と比較した場合は経過時間Tが閾値Thより大きいため、予備吐出動作が実行されることとなる。その結果、第n-1走査と第n走査の走査間のウェイト時間が、それまでの第n-1走査と第n-2走査の走査間や第n-3走査と第n-2走査の走査間におけるにおけるウェイト時間から変更される(長くなる)ため、画像ムラが発生してしまう。
一方、新しく設定された閾値Thと比較した場合は、計測された経過時間T(0.50秒)が閾値Th(0.54秒)より小さいため、アウェイポジションにおける予備吐出動作が実行されない。これにより、第n-1走査と第n走査の走査間と、それまでの走査間とにおけるウェイト時間の時間差が低減し、画像ムラの発生が抑制される。
図4(c)においても、閾値Thは点線で示す0.49秒に設定されている。第n-4走査と第n-1走査においては計測された経過時間Tが閾値Thより小さく、第n-3走査と第n-2走査においては計測された経過時間Tが閾値Thより大きい。そのため、予備吐出動作が実施されたりされなかったりすることで、ウェイト時間も毎回異なることから、閾値Thの減算処理と加算処理のいずれも行われないように制御される。
以上の制御によれば、主走査方向における長さが一定の画像情報を記録している場合で、予備吐出動作が過去の所定回数において連続的に実施されている場合には、予備吐出動作が行われやすい閾値に変更する。逆に、予備吐出動作が過去の所定回数において一度も実施されていない場合には、予備吐出動作が行われにくい閾値に変更する。これにより、キャリッジ6の走査時間にばらつきが発生しても、安定的な予備吐出動作が実現できる。また、予備吐出動作の実施・非実施の変化を低減することができ、画像ムラを抑制することができる。
なお、本実施形態においては過去4回分の予備吐出動作の実施結果を取得したが、取得する所定回数は適宜設定すればよい。また、閾値Thに対して加算或いは減算する値を0.05秒としたが、インクの種類や記録モードに応じて適宜変更してもよい。
また、本実施形態においては、予備吐出動作を変更する手段として計測された経過時間Tに対する閾値Thを変更する制御としたが、閾値の変更に限らず、予備吐出動作の実施・非実施を変更できる制御であれば適宜採用可能である。
さらに、本実施形態においては、過去の予備吐出動作の実施回数または非実施回数を保存し、その結果に基づいて当該走査における予備吐出動作の実施・非実施を変更する構成とした。しかしながら、例えば計測された経過時間Tと閾値Thとの比較結果を保存したり、各往走査におけるキャリッジの移動距離が一定距離を超えた結果を保存したりすることでも、同様の制御を実行することができる。
また、本実施形態においては、閾値Thと計測された経過時間Tの比較結果のみに基づいて閾値Thを変更する制御としたが、閾値Thと経過時間Tの差分に応じて閾値Thを変更する制御としてもよい。例えば、経過時間Tと閾値Thの差分が所定値より大きい場合には閾値Thを変更しないことで、主走査方向の長さが一定ではない画像を記録する場合にも対応することができる。
〔第2実施形態〕
第2実施形態においては、第1実施形態と異なり、記録媒体が記録領域の中心を基準位置として給紙される、センタ給紙の構成を説明する。従って、キャリッジ6が往走査を開始する前に予備吐出動作を実行する場合は、キャリッジ6をホームポジションに位置する回復手段2のキャップ位置まで移動させる。そして、キャリッジ6が復走査を開始する前に予備吐出動作を実行する場合は、キャリッジ6をアウェイポジションの予備吐受け12まで移動させる。このような構成において、往走査から復走査への反転時と共に、復走査から往走査への反転時においても、予備吐出動作を実行するか否かを判断する制御を行う。
図5は、第2実施形態における予備吐出動作の制御を示すフローチャートである。図5においては、第n-1走査を実行した後であって第n走査を開始する前に、予備吐出動作を実行するか否かを決定する。
第n-1走査が終了すると、ステップS502にて制御部20は、今回の走査(第n走査)と同じ走査方向である直前の第n-2走査と、さらに前の第n-4走査を開始する前における予備吐出動作の実施結果を確認する。2回とも予備吐出動作が実施された場合、制御部20は、ステップS503にて、現在の閾値Thが下限値Thminより大きいか確認し、大きい場合はステップS504にて閾値Thから所定時間(例えば0.1秒)減算する。
一方、第n-2走査と第n-4走査のいずれの開始前でも予備吐出動作が実施されていない場合、制御部20は、ステップS506にて現在の閾値Thが上限値Thmaxより小さいか確認する。上限値Thmaxより小さい場合は、ステップS507にて制御部20は、閾値Thから所定時間(例えば0.1秒)加算する。なお、ステップS503やステップS506にて上限値Thmax及び下限値Thminと比較する理由は、第1実施形態において述べた通りである。
ステップS508にて、制御部20は、今回取得された経過時間Tが閾値Thより大きいか判定し、予備吐出動作を実行するか否か判断する。経過時間Tが閾値Thより大きい場合、ステップS509にて制御部20は予備吐出実行フラグをONにする。
ステップS510にて、制御部20は予備吐出実行フラグがONであるか確認する。予備吐出実行フラグがONの場合は、ステップS511にて、制御部20はキャリッジ6を予備吐出位置である、回復手段2のキャップまたは予備吐受け12と対向する位置へ移動させて、ステップS512にて記録ヘッド5に予備吐出動作を実行させる。
このとき制御部20では、ステップ517にて、インターフェース21を介してタイマ30を制御し、予備吐出動作が実行されてからの時間計測を再度開始する。ステップS318にて制御部20は、予備吐出動作の実施結果を更新する。すなわち制御部20は、過去4回分の実施結果のうち、最も古い第n-4走査開始前の結果を削除するとともに、今回の第n走査開始前に予備吐出動作を実施した結果を反映する。ステップS319にて、制御部20は、予備吐出実行フラグをOFFにする。
一方、ステップS510にて予備吐出実行フラグがOFFの場合は、ステップS516にて制御部20は、予備吐出動作の実施結果を更新する。すなわち制御部20は、過去4回分の実施結果のうち、最も古い第n-4走査開始前の結果を削除するとともに、今回の第n走査開始前に予備吐出動作を実施しなかった結果を反映する。ステップS515にて、制御部20は、キャリッジ6の走査を開始させてフローを終了する。
図6は、図5に示す制御を実行したときの経過時間Tの計測結果と閾値Thの関係を示すグラフである。本実施形態においても、A4サイズの記録媒体を用い、キャリッジ6の移動速度が25inch/secの記録動作を実施した。
図6(a)は、第n-4走査と第n-2走査の開始前に予備吐出動作を実行した場合のグラフである。図6(b)は、第n-4走査と第n-2走査の開始前のいずれにおいても予備吐出動作を実行しなかった場合のグラフである。図6(c)は、第n-4走査開始前には予備吐出動作を実行するが、第n-2走査開始前には予備吐出動作を実行しなかった場合のグラフである。
図6(a)において、閾値Thは初め、点線で示す0.95秒に設定されている。第n-5走査開始前(第n-6走査終了後)には、計測された経過時間Tが閾値Thより小さいため予備吐出動作が行われず、経過時間Tの計測も継続される。第n-4走査開始前(第n-5走査終了後)には、計測された経過時間Tが閾値Thを超えたため、第n-4走査開始前に予備吐出動作が実行されて、経過時間Tもリセットされる。
第n-3走査開始前(第n-4走査終了後)においても予備吐出動作は行われず、第n-2走査開始前(第n-3走査終了後)に計測時間Tが閾値Thを超えたため、予備吐出動作が実行されて、経過時間Tがリセットされる。このように、第n-4走査開始前と第n-2走査開始前に予備吐出動作が実行されたため、第n走査開始前には、制御部20によって減算処理が行われて、新たな閾値Thとして実線で示す0.85秒に設定される。
第n走査開始前では、計測された経過時間Tが0.91秒であり、変更前の閾値Th(0.95秒)と比較した場合は経過時間Tが閾値Thより小さいため、予備吐出動作が実行されないこととなる。その結果、第n-1走査と第n走査の走査間のウェイト時間が他の走査間におけるウェイト時間から変更される(短くなる)ため、画像ムラが発生してしまう。
一方、新しく設定された閾値Thと比較した場合は、計測された経過時間T(0.91秒)が閾値Th(0.85秒)より大きいため、第n走査開始前に予備吐出動作が実行される。これにより、第n-1走査と第n走査の走査間と、それまでの走査間とにおけるウェイト時間の時間差が低減し、画像ムラの発生が抑制される。また、このような制御を行うことで、ホームポジションかアウェイポジションにおいて、連続して予備吐出動作が実行されるように制御することができる。
図6(b)において、閾値Thは初め、点線で示す0.45秒に設定されている。第n-4走査開始前は、経過時間Tが閾値Thより小さいため予備吐出動作が行われず、経過時間Tの計測も継続される。その後、第n-3走査開始前には経過時間Tが閾値Thより大きいため、予備吐出動作が実行されて、経過時間Tがリセットされる。
第n-2走査開始前においても予備吐出動作が行われず、第n-3走査開始前に経過時間Tが閾値Thを超えたため、予備吐出動作が実行されて、経過時間Tがリセットされる。このように、第n-4走査開始前と第n-2走査開始前のいずれにおいても予備吐出動作が実行されなかったため、第n走査開始前には、制御部20によって加算処理が行われて、新たな閾値Thとして実線で示す0.55秒に設定される。
第n走査開始前では、計測された経過時間Tが0.48秒であり、変更前の閾値Th(0.45秒)と比較した場合は経過時間Tが閾値Thを超えているため、予備吐出動作が実行されることとなる。その結果、第n-1走査と第n走査間のウェイト時間が他の走査間におけるウェイト時間から変更される(長くなる)ため、画像ムラが発生してしまう。
一方、新しく設定された閾値Thと比較した場合は、計測された経過時間T(0.48秒)が閾値Th(0.55秒)より小さいため、第n走査開始前に予備吐出動作が実行されない。これにより、第n-1走査と第n走査の走査間と、それまでの走査間とにおけるウェイト時間の時間差が低減し、画像ムラの発生が抑制される。また、このような制御を行うことで、ホームポジションかアウェイポジションにおいては、予備吐出動作が実行されないように制御することができる。
図6(c)では、閾値Thは点線で示す0.95に設定されている。第n-4走査開始前(第n-5走査終了後)には経過時間Tが閾値Thを超えているため、予備吐出動作が実行されて経過時間Tがリセットされる。しかし、第n-2走査開始前(第n-3走査終了後)には、経過時間Tが閾値Thより小さいため、予備吐出動作が行われない。そのため、第n-1走査開始前に予備吐出動作が実行されて経過時間Tがリセットされる。
このように、第n-4走査開始前に予備吐出動作を実行し、第n-2走査開始前に予備吐出動作を実行しなかった場合は、閾値Thを変更する制御は行われない。
なお、本実施形態においては、キャリッジ6の同じ走査方向への走査のうち、過去2回分の予備吐出動作の実施結果に基づいて制御を変更する内容としたが、取得する回数は適宜設定すればよい。往走査と復走査で取得する回数を変更してもよく、インク種類や、記録条件に応じて取得する回数を変更してもよい。
また、本実施形態においては閾値Thの調整を加算する場合と減算する場合とで同じ値を使用したが、本体構成や画像パターンなどに応じて異なる値としてもよい。
1 インクジェット記録装置
2 回復手段
5 記録ヘッド
6 キャリッジ
12 予備吐受け(インク受容部)
20 制御部(制御手段)
20c RAM(記憶手段)
30 タイマ(計測手段)

Claims (8)

  1. 画像データに基づいてインクを吐出して画像を記録する記録ヘッドと、
    前記記録ヘッドを搭載し前記記録動作が行われる記録領域を含む走査領域において主走査方向に往復移動するキャリッジと、
    前記記録領域の外側に配され前記記録ヘッドから予備吐出されたインクを受けるインク受容部と、
    前回予備吐出を実行してからの経過時間を計測する計測手段と、
    前記キャリッジが移動方向を反転する反転動作のタイミングで前記経過時間と閾値を比較することで前記記録ヘッドに予備吐出させるか否かを判断する判断手段と、
    前記キャリッジが次の走査を開始する前に前記判断手段の判断に基づいて前記記録ヘッドに前記インク受容部に対して予備吐出させる制御手段と、を備えるインクジェット記録装置であって、
    前記制御手段が各反転動作のタイミングにおいて前記記録ヘッドに予備吐出させたか否かの実施結果を記憶する記憶手段をさらに備え、
    前記判断手段は、前記記憶手段に記憶された直前の所定回数分の前記実施結果に基づいて前記記録ヘッドに予備吐出させるか否かの判断を変更することを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 前記判断手段は、前記記憶手段に記憶された直前の所定回数分の前記実施結果において連続して予備吐出が実施されている場合は、次の前記反転動作のタイミングで前記経過時間が前記閾値を超えないときも前記記録ヘッドに予備吐出を実行させ、前記記憶手段に記憶された直前の所定回数分の前記実施結果において一度も予備吐出が実施されていない場合は、次の前記反転動作のタイミングで前記経過時間が前記閾値を超えるときも、前記記録ヘッドに予備吐出を実行させないと判断することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記判断手段は、前記記憶手段に記憶された直前の所定回数分の前記実施結果において連続して予備吐出が実施されている場合は前記閾値に所定値を減算し、記記憶手段に記憶された直前の所定回数分の前記実施結果において一度も予備吐出が実施されていない場合は前記閾値に所定値を加算することを特徴とする請求項2に記載のインクジェット記録装置。
  4. 前記判断手段は、インク種類に応じて前記閾値に加算または減算する値を変更することを特徴とする請求項3に記載のインクジェット記録装置。
  5. 前記判断手段は、記録モードに応じて前記閾値に加算または減算する値を変更することを特徴とする請求項3または4に記載のインクジェット記録装置。
  6. 前記制御手段は、前記画像データの前記主走査方向における幅が一定の場合に、前記記憶手段に記憶された前記実施結果に基づいて前記記録ヘッドに予備吐出させるか否かの判断を変更することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  7. 前記記録ヘッドはインクを吐出する吐出口が配された吐出口面を有し、
    前記インク受容部は前記吐出口面を被覆可能なキャップであることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  8. 画像データに基づいてインクを吐出して画像を記録する記録ヘッドと、
    前記記録ヘッドを搭載し、前記記録動作が行われる記録領域を含む走査領域において往復移動するキャリッジと、
    前記記録領域の外側に配され前記記録ヘッドから予備吐出されたインクを受けるインク受容部と、を備えるインクジェット記録装置の制御方法であって、
    前回予備吐出を実行してからの経過時間を計測する計測工程と、
    前記キャリッジが移動方向を反転する反転動作のタイミングで前記経過時間と閾値を比較することで前記記録ヘッドに予備吐出させるか否かを判断する判断工程と、
    前記キャリッジが次の走査を開始する前に前記判断工程の判断に基づいて前記記録ヘッドに前記インク受容部に対して予備吐出させる制御工程と、
    前記制御工程によって各反転動作のタイミングにおいて前記記録ヘッドに予備吐出させたか否かの実施結果を記憶する記憶工程と、
    前記記憶工程おいて記憶された直前の所定回数分の前記実施結果に基づいて前記判断工程での判断を変更する変更工程と、を有することを特徴とする制御方法。
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