JP7114175B2 - 気体圧縮機 - Google Patents

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本発明は、気体圧縮機に関する。
車両等に搭載されている空気調和システムに用いられている気体圧縮機には、気体圧縮機の圧縮機構部の潤滑等に用いられる油が備えられている。この油は、空気調和システムを循環する冷媒ガスが気体圧縮機で圧縮等される間に冷媒ガスに混じる。油が混じったままの冷媒ガスが気体圧縮機から吐出されて空気調和システムを循環すると、気体圧縮機の内部の油が減ってしまうとともに、油の存在によって空気調和システムの冷却効率が低下する。
このような問題を防止するために、気体圧縮機は、冷媒ガスから油を分離する油分離器を備えている。油分離器は、気体圧縮機の圧縮機構部で圧縮された冷媒ガスが通過する際に油を分離する油分離室と、油分離室で冷媒ガスから分離された油を排出する油排出口と、油分離室で油が分離された冷媒ガスを排出する気体排出口と、を備えている。
油分離器は、油排出口から排出された油を気体圧縮機の内部に留め、気体排出口から排出された気体を、吐出ポートから吐出させることで、空気調和システムに、油を流出させずに冷媒ガスだけを吐出させるようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開2010-031758号公報
ところで、空気調和システムを高負荷で運転しているとき、すなわち、気体圧縮機を高速で運転しているときは、気体圧縮機で圧縮、吐出されて、空気調和システムを循環し、気体圧縮機に戻った冷媒ガスが、比較的高い温度になる。このような温度の高い冷媒ガスを気体圧縮機で圧縮すると、さらに温度が高い状態の冷媒ガスが空気調和システムを循環することになり、結果的にエバポレータにおける熱交換によっても、車室内の温度を十分に下げることができない場合がある。
本発明は上記事情に鑑みなされたものであって、高速運転時に吐出される気体の温度を下げることができる気体圧縮機を提供することを目的とする。
本発明は、気体を圧縮する圧縮機構部と、前記圧縮機構部から吐出された前記気体に混じった油を分離する油分離器と、前記圧縮機構部及び前記油分離器を内部に収容した、吐出ポートが形成されたハウジングと、を備え、前記油分離器は、遠心分離により前記気体から前記油を分離する油分離室、分離された前記油を前記油分離室から排出する油排出口、分離された前記気体を前記油分離室から排出する気体排出口を有し、前記油排出口は前記吐出ポート側に偏った向きで、かつ前記ハウジングの内周面に向いて形成され、前記吐出ポートは、前記気体排出口の向きから前記油排出口の向きに偏った向きに形成されている気体圧縮機である。
本発明に係る気体圧縮機によれば、高速運転時に吐出される気体の温度を下げることができる。
本発明に係る気体圧縮機の一実施形態であるベーンロータリ形式のコンプレッサを示す要部断面図である。 図1におけるA-A線に沿った面による断面図である。 油分離器の、軸Bを含む面による断面図である。
以下、本発明に係る気体圧縮機の一実施形態について、図面を参照して説明する。図1は本発明に係る気体圧縮機の一実施形態であるベーンロータリ形式のコンプレッサ100を示す要部断面図、図2は図1におけるA-A線に沿った面による断面図、図3は油分離器70の、軸Bを通る面による断面図である。
図示のコンプレッサ100は、車両に搭載された空気調和システムに用いられる。空気調和システムは、コンプレッサ100と、コンデンサ、膨張弁、エバポレータ等を備えていて、これらを循環する冷媒ガスGにより、冷凍サイクルを構成している。
コンプレッサ100は、蒸発器から取り入れた冷媒ガスGを圧縮し、この圧縮された冷媒ガスGを凝縮器に供給する。凝縮器は圧縮された冷媒ガスGを冷やして液化させ、高圧で液状の冷媒として膨張弁に送出する。そして、高圧で液状の冷媒は、膨張弁で低圧化され、蒸発器に送出される。蒸発器において、低圧の液状の冷媒は周囲の空気から吸熱して気化し、気化熱を奪うことで蒸発器の周囲の空気を冷却する。気化して気体となった冷媒ガスGはコンプレッサ100に戻される。
コンプレッサ100は、図1に示すように、一端が開口し他端が閉じた略円筒状の本体ケース11と、この本体ケース11の一端側の開口を塞ぐフロントヘッド12とによりハウジング10を形成している。本体ケース11とフロントヘッド12とは、複数本の六角ボルト等で締結されて、内部に空間を形成している。ハウジング10の内部の空間に、圧縮機構部60(圧縮機構部)と油分離器70とが配置されている。フロントヘッド12には、圧縮機構部60の回転軸51に結合された電磁クラッチ80が固定されている。
フロントヘッド12は、蒸発器から低圧の冷媒ガスGをハウジング10の内部に吸入する吸入ポート12aを有している。本体ケース11は、ハウジング10の内部から高温、高圧の冷媒ガスGを凝縮器に吐出する吐出ポート11aを有している。フロントヘッド12には、回転軸51が通った円筒状のノーズ部を有し、ノーズ部に電磁クラッチ80が取り付けられている。
ハウジング10の内部の空間は、圧縮機構部60によって、吸入室13と吐出室14とに仕切られている。吸入室13は吸入ポート12aに通じ、吐出室14は吐出ポート11aに通じている。
圧縮機構部60は、吸入室13を通じて低圧の冷媒ガスGを吸入して、高温、高圧の冷媒ガスGに圧縮し、油分離器70を通じて吐出室14に吐出する。圧縮機構部60は、ハウジング10の外部である大気側まで延びた回転軸51と、ロータ50と、シリンダ40と、例えば5枚のベーン58と、吸入室13の側に配置されるフロントサイドブロック20と、吐出室14の側に配置されるリアサイドブロック30と、を備えている。
回転軸51は、フロントサイドブロック20の軸受27及びリアサイドブロック30の軸受37に支持されている。また、回転軸51には、フロントヘッド12に支持されたリップシールが接している。リップシールは、ハウジング10の内部側(吸入室13)と大気側とを仕切っている。回転軸51は、このコンプレッサ100が搭載される車両のエンジンから、電磁クラッチ80を介して回転駆動力を受け、軸C回りに回転する。
ロータ50は、回転軸51の軸Cと同心の略円柱状に形成され、回転軸51と一体的に回転する。ロータ50には、ロータ50の軸C回りに等角度間隔で複数のベーン58が設けられ、背圧を受けてロータ50の外周面の外方に突出可能とされている。
シリンダ40は、軸C回りの筒状に形成されていて、ロータ50の外周面を外方から囲む断面輪郭が概略楕円形状の内周面を有し、ロータ50の外周面から突出した各ベーン58の先端がこの内周面に接する。
フロントサイドブロック20及びリアサイドブロック30は、図2に示すように、それぞれ概略円板状に形成されている。フロントサイドブロック20及びリアサイドブロック30は、シリンダ40及びロータ50を各端面の側から覆って、それぞれシリンダ40に締結されている。
シリンダ40とフロントサイドブロック20とリアサイドブロック30とロータ50とにより、断面輪郭が三日月状の2つのシリンダ室が形成され、シリンダ室はベーン58によって複数の圧縮室に仕切られる。そして、ロータ50の回転に伴って各圧縮室の容積が変化するが、各圧縮室は、容積が大きくなる行程で、吸入室13の冷媒ガスGを吸入し、容積が小さくなる行程で冷媒ガスGを圧縮し、圧縮して得られた高温、高圧の冷媒ガスGは、シリンダ40に形成された吐出孔を通じて圧縮機構部60の外部に吐出される。
油分離器70は、吐出室14側のリアサイドブロック30の外面に組み付けられていて、圧縮機構部60ら吐出された冷媒ガスGに混じった冷凍機油Rを、遠心分離により冷媒ガスGから分離する。なお、軸C方向の、油分離器70の配置されている吐出室14の位置におけるハウジング10(本体ケース11)の内周面11aは、ハウジング10の中心軸(本実施形態においては、圧縮機構部60の軸Cと一致)を中心として略円形状の断面輪郭形状で形成されている。
油分離器70は、底壁73を有する筒状の本体部71と、本体部71の軸Bと略同軸であって本体部71の内側に設けられた筒状の内筒部72と、を有している。油分離器70は、本体部71の内周面と内筒部72の外周面との間の円筒状の空間である油分離室74に、圧縮機構部60から吐出された高温、高圧の冷媒ガスGを導くことで、油分離室74で、軸B回りに回転しながら下方に降下していく旋回流を形成する。そして、冷媒ガスGが旋回することで、遠心分離により冷凍機油Rが分離される。
遠心分離した冷凍機油Rは、本体部71の下部に、本体ケース11の内周面11bを向いて開口した油排出口75を通じて油分離室74から排出される。一方、冷凍機油Rが分離された冷媒ガスGは、底壁73に衝突して上方に進み、内筒部72の内側を上昇して、油分離器70の上端に、本体ケース11の内周面11bを向いて開口した気体排出口76を通じて油分離室74から排出される。
油分離器70は、詳しくは、図3に示すように、円筒状の油分離室74の軸Bが、圧縮機構部60の軸Cと直交する配置で形成されている。そして、気体排出口76は、油分離器70の上端に、軸Bに沿って上方を向いて開口している。
一方、油排出口75は、本体部71の、底壁73に近接した下部において、斜め下方に向けて開口している。より詳しくは、油排出口75は、図3に示すように、ハウジング10の中心軸と一致する軸Cから油分離器70の軸Bに沿った下方にオフセットした位置から、図2に示した本体ケース11の内周面11bに向いて開口している。油排出口75のオフセットした位置は、図3に示すように、油排出口75の延びた方向に直交する方向に沿った長さΔLの位置である。
そして、油排出口75は、軸Bに対して交差する向きに開口している。これにより、図3に示すように、気体排出口76の向きと油排出口75の向きとは、180[度]未満の角度θで交差している。
本体ケース11は、略円筒状の周壁を有していて、その周壁の内周面11bは、軸Cを中心とする円形の輪郭となっている。油排出口75は軸Cに対してオフセットしているため、油排出口75の延びた方向は、内周面11bに対して直交しない。すなわち、内周面11bに直交する直線は軸Cを通る。したがって、油排出口75の延びた方向に沿って油排出口75から吐出室14に吐出された冷凍機油Rは、本体ケース11の内周面11bに対して、90[度]以外の角度で衝突する。
ここで、本体ケース11の略円筒状の周壁には、吐出ポート11aが形成されている。吐出ポート11aは、吐出室14の、主に冷媒ガスGをコンプレッサ100の外部に吐出する開口部分である。吐出ポート11aの向きは、図2に示すように、油分離器70の軸Cに対して交差している。そして、吐出ポート11aは、気体排出口76の向きと油排出口75の向きとの間の角度範囲であって、180[度]未満の側の角度範囲に形成されている。
したがって、油排出口75は、本体ケース11の内周面11bに向いた状態で、吐出ポート11a側に偏った向きで形成されている。そして、気体排出口76は、油排出口75から吐出ポート11aまでの、圧縮機構部60の軸C回りの角度が大きい側の角度範囲(360-θ[度]の角度範囲の側)に形成されている。
なお、圧縮機構部60の軸C回りの、油排出口75の向きと吐出ポート11aの向きとの間の角度は90[度]以上に設定されている。
以上のように構成されたコンプレッサによると、圧縮機構部60から吐出された高温、高圧の冷媒ガスGは、油分離器70の油分離室74に導入される。このときの冷媒ガスGには、圧縮機構部60で圧縮されている際に冷凍機油Rが混じっている。冷凍機油Rの混じった冷媒ガスGは、油分離室74において、図1に示すように、油分離室74を回転しながら降下していく旋回流となり、この旋回の間に作用する遠心力により、冷凍機油Rが分離される。
分離された冷凍機油Rは、旋回流の動きにしたがって本体部71の内周面を降下し、本体部71の下部に形成された油排出口75から、油排出口75の延びた方向に沿って排出される。
油排出口75から排出された冷凍機油Rは、吐出室14の底部に溜まっている冷凍機油Rの油面に勢いよく当たったり、油面が低い場合は、本体ケース11の内周面11bに直接当たったりする。いずれにしても、油排出口75の延びた向きNは、ハウジング10の中心軸(軸C)に対して下方にオフセットしているため、油排出口75の延びた向きNは内周面11bの接線Mと直交しない。
つまり、油排出口75の延びた向きNと内周面11bの接線Mとのなす角度のうち、図2に示すように、吐出ポート11a側の角度βは90[度]を超える大きさであり、吐出ポート11aとは反対側の角度αは90[度]未満の大きさであり、これにより、油排出口75は吐出ポート11a側に偏った向きとなっている。
この結果、油排出口75から勢いよく排出された冷凍機油Rが内周面11bに直接当たった場合は、その冷凍機油Rは、図2の矢印で示すように、吐出ポート11aから離れる方向よりも吐出ポート11aに向かう方向に反射し易くなる。
また、油排出口75から勢いよく排出された冷凍機油Rが内周面11bに直接当たらずに、吐出室14の底部に溜まっている冷凍機油Rの油面に当たる場合であっても、排出された冷凍機油Rが溜まっている冷凍機油Rを押して、押された冷凍機油Rは、内周面11bに当たり、やはり吐出ポート11aから離れる方向よりも吐出ポート11aに向かう方向に反射し易くなる。したがって、このコンプレッサ100は、冷凍機油Rを吐出ポート11aに導き易くすることができる。
さらに、吐出ポート11aは気体排出口76の直上ではなく、油排出口75の側に偏って形成されているため、油排出口75から吐出ポート11aまでの、内周面11bに沿った距離が、吐出ポート11aが気体排出口76の直上に形成されているものに比べて短い。したがって、この点からも、本実施形態のコンプレッサ100は、冷凍機油Rを吐出ポート11aに導き易くすることができる。
一方、冷凍機油Rが分離された冷媒ガスGは、本体部71の底壁73に衝突して上方に折り返し、内筒部72の内側を通って、気体排出口76から吐出室14に排出される。ここで、吐出ポート11aは気体排出口76の直上ではなく、油排出口75の側に偏っているため、気体排出口76から排出された冷媒ガスGは、本体ケース11の内周面11bに衝突し、内周面11bに沿う両方の矢印の回転向き(反時計回り及び時計回り)に分かれる。
そして、吐出ポート11aは油排出口75と気体排出口76との間の角度範囲に形成されているため、図示の反時計回り方向に流れた冷媒ガスGは、吐出ポート11aを通ってコンプレッサ100の外部に吐出される。この結果、冷媒ガスGが、吐出ポート11aを超えて、反時計回りに流れ難くなる。
したがって、内周面11bに沿って吐出ポート11aに向かって時計回りに流れてくる冷凍機油Rの流れを、気体排出口76から排出された冷媒ガスGが阻害し難い。この点からも、本実施形態のコンプレッサ100は、冷凍機油Rを吐出ポート11aに導き易くすることができる。
本実施形態のコンプレッサ100は上述したように、コンプレッサ100の内部の冷凍機油Rを吐出ポート11aを通じて外部に流出させ易くしている。このように、コンプレッサ100は冷凍機油Rを外部に流出させ易いため、コンプレッサ100を高速に回転した場合に、油分離器70の油排出口75から排出される冷凍機油Rの勢いにより、気体排出口76の直上に吐出ポート11aが形成されていた従来のコンプレッサよりも、コンプレッサの外部に流出する冷凍機油Rの量を増加させることができる。
そして、高速運転時において、外部に流出される冷凍機油Rの量が増加することにより、空気調和システムを流れる冷凍機油Rが多くなり、空気調和システムにおいて冷却されてコンプレッサ100に戻る冷凍機油Rが多くなって、その冷凍機油Rによりコンプレッサ100の温度を低下させることができる。その結果、高速運転時であっても、コンプレッサ100から吐出される冷媒ガスGの温度が過度に高くなるのを防止又は抑制することができる。
一方、コンプレッサ100は、中速運転時や低速運転時は、油分離器70の油分離室74を流れる冷媒ガスGの流速が、高速運転時よりも低いため、油分離器70の油排出口75から排出される冷凍機油Rの勢いは、高速運転時に油排出口75から排出される冷凍機油Rの勢いよりも低い。そのため、コンプレッサ100は、中速運転時や低速運転時において、コンプレッサ100の外部に流出する冷凍機油Rの量を、気体排出口76の直上に吐出ポート11aが形成されていた従来のコンプレッサと大きく変わらない。
これにより、コンプレッサ100から吐出された冷媒ガスGの温度が過度に高くはならない、中速運転時や低速運転時において、冷凍機油Rがコンプレッサ100から流出するのを防止又は抑制して、空気調和システムによる冷房効率が低下するのを防止又は抑制することができる。
なお、コンプレッサ100は、中速運転時や低速運転時において、冷凍機油Rがコンプレッサ100から流出するのを防止又は抑制する構造として、例えば、油排出口75の向きと吐出ポート11aの向きとが、圧縮機構部60の軸C回りで角度90[度]以上に設定されている。なお、この90[度]以上の角度は、中速運転時や低速運転時において、冷凍機油Rがコンプレッサ100から流出するのを防止又は抑制することができる範囲で、適宜設定することができる。
10 ハウジング
11a 吐出ポート
11b 内周面
60 圧縮機構部
70 油分離器
74 油分離室
75 油排出口
76 気体排出口
100 コンプレッサ
B,C 軸
G 冷媒ガス
R 冷凍機油

Claims (5)

  1. 気体を圧縮する圧縮機構部と、前記圧縮機構部から吐出された前記気体に混じった油を分離する油分離器と、前記圧縮機構部及び前記油分離器を内部に収容した、吐出ポートが形成されたハウジングと、を備え、
    前記油分離器は、遠心分離により前記気体から前記油を分離する油分離室、分離された前記油を前記油分離室から排出する油排出口、分離された前記気体を前記油分離室から排出する気体排出口を有し、前記油排出口は前記吐出ポート側に偏った向きで、かつ前記ハウジングの内周面に向いて形成され、
    前記吐出ポートは、前記気体排出口の向きから前記油排出口の向きに偏った向きに形成されている気体圧縮機。
  2. 前記ハウジングは、略円筒状の周壁に、内部の前記気体を外部に吐出する吐出ポートを有し、
    前記油排出口は、前記ハウジングの中心軸からオフセットした状態で前記内周面に向いている請求項1に記載の気体圧縮機。
  3. 前記油排出口は前記油分離室の軸心に対して交差する向きに開口している請求項1又は2に記載の気体圧縮機。
  4. 前記気体排出口は、前記圧縮機構部の回転中心回りの、前記油排出口から前記吐出ポートまでの経路のうち距離が遠い側の経路上に形成されている請求項1から3のうちいずれか1項に記載の気体圧縮機。
  5. 前記油排出口の向きと前記吐出ポートの向きとは、前記圧縮機構部の回転中心回りで角度90[度]以上に設定されている請求項1から4のうちいずれか1項に記載の気体圧縮機。
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