JP7112304B2 - 冷却構造及びそれを備えるロボット制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、冷却構造及びそれを備えるロボット制御装置に関する。
従来から、ロボット制御装置に設けられる冷却構造が知られている。このような冷却構造が、例えば、特許文献1で提案されている。
特許文献1では、冷却ファンが通気口から空気を吸気し、吸気した空気を通気口から排気し続ける。そして、各ボード(CPUボード、駆動制御ボード、主電源ボード、並びに第1及び第2スイッチング電源ボード)が、それぞれ、面方向を通気方向と平行にされることで、より速い流速の空気を通気させる。また、各モータドライバは、それぞれ、上下両側面の全体を、この速い流速の空気に晒す。上記構造によって、特許文献1では、各ボード及び各モータドライバがより効率的に冷却されることが記載されている。
特開2007-175856号公報
ところで、特許文献1のロボット制御装置は、筐体内に吸気した外気を直接発熱体に送風しているので、防塵性が確保されていない。
そこで、本発明は、ロボット制御装置の筐体内に設けられる発熱体を、防塵性を確保しつつ効率良く冷却することが可能な、冷却構造及びそれを備えるロボット制御装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明に係る冷却構造は、ロボット制御装置に設けられる冷却構造であって、前記ロボット制御装置は、外気から遮断された第1空間と外気に開放された第2空間とがその内部に設けられる筐体と、前記第1空間内に配置される発熱体とを備え、前記筐体は、底板と、前記底板の縁部から立設される側板と、前記底板及び前記側板によって形成される箱体の上端に設けられる天板とを有し、前記筐体の天板及び前記天板の近傍のうち少なくとも何れか一方に穿設される第1吸気孔と、前記筐体の天板の少なくとも一部と、前記天板の少なくとも一部に前記筐体内で対向するように且つ前記第1空間の周縁の一部を画定するように配置される天井板と、によってその周縁の一部が画定され、前記第1吸気孔に連設される第1流路と、各々が前記側板の内面と対向するように前記第2空間内に高さ方向に並列して配置される複数の冷却ファンと、前記複数の冷却ファンそれぞれに対応して前記筐体の側板に高さ方向に並列して穿設される複数の第2吸気孔と、前記筐体の第2空間の周縁の一部を画定する部分に穿設され、前記複数の冷却ファンそれぞれが駆動することで前記第2空間内に存する気体が排気される排気孔と、前記第2空間内に少なくともその一部が配置され、前記発熱体に接触するヒートシンクと、を備え、前記複数の第2吸気孔のうち最も筐体の天板側に穿設される第2吸気孔の開口面積がその他の第2吸気孔の開口面積と比較して小さく、且つ、前記複数の冷却ファンそれぞれが駆動して前記第2空間内が負圧となることで、前記第1吸気孔から吸気されて前記第1流路及び前記第2空間を経て前記排気孔から排気される第1外気と、前記複数の第2吸気孔それぞれから吸気されて前記第2空間を経て前記排気孔から排気される第2外気と、によって前記発熱体を冷却することを特徴とする。
上記構成によれば、第1吸気孔から吸気される第1外気が、第1流路を通る際に天井板を冷却するので、第1空間内に配置される発熱体が冷却される。また、前記第1外気と、第2吸気孔から吸気される第2外気とが第2空間を通る際にヒートシンクを冷却するので、前記発熱体がさらに冷却される。このように、本発明に係る冷却構造は、筐体内に吸気した外気を直接発熱体に送風することなく、天井板及びヒートシンクに送風することで間接的に発熱体を冷却している。したがって、本発明に係る冷却構造は、ロボット制御装置の筐体内に設けられる発熱体を、防塵性を確保しつつ効率良く冷却することが可能となる。
前記筐体の底板は、その厚み方向に見て、第1端縁と、前記第1端縁に平行な第2端縁と、前記第1端縁の一方端と前記第2端縁の一方端とを結ぶ方向に延びる第3端縁と、前記第1端縁の他方端と前記第2端縁の他方端とを結ぶ方向に延び前記第3端縁に平行な第4端縁と、を含み、前記筐体の側板は、前記底板の第1端縁に立設される第1側板と、前記底板の第2端縁に立設され前記第1側板に対向する第2側板と、前記底板の第3端縁に立設される第3側板と、前記底板の第4端縁に立設され前記第3側板に対向する第4側板と、を含み、前記第1吸気孔は、前記筐体の第1側板における前記天板との接続部に沿って穿設されてもよい。
上記構成によれば、筐体の天板上に他の物体が載置されても、当該他の物体が第1吸気孔を塞いでしまうことがない。したがって、ロボット制御装置の設置スペースを有効に活用することが可能となる。
前記複数の冷却ファンは、それぞれ、前記第3側板の内面と対向するように配置され、且つ、前記複数の第2吸気孔は、それぞれ、前記第2側板における前記第3側板との接続部に沿って穿設されてもよい。
上記構成によれば、筐体の第3側板に隣接又は当接して他の物体が配置されても、当該他の物体が第2吸気孔を塞いでしまうことがない。したがって、ロボット制御装置の設置スペースを有効に活用することが可能となる。
前記筐体の第1側板側に前記第1空間が配置され、前記筐体の第2側板側に前記第2空間が配置され、前記第1空間と前記第2空間とが前記第1側板と前記第2側板とを結ぶ方向に隣接し、且つ、前記排気孔が前記筐体の第2側板に穿設されてもよい。
上記構成によれば、第1吸気孔から吸気された外気を第1側板側から第2側板側へと筐体内に効率良く循環させることが可能となる。また、筐体の第2側板に隣接又は当接して他の物体が配置されても、当該他の物体が排気孔を塞いでしまうことがない。したがって、ロボット制御装置の設置スペースを有効に活用することが可能となる。
例えば、前記筐体は直方体状又は立方体状に形成され、前記第1側板が前板として構成され、前記第2側板が背板として構成され、前記第3側板が右側板として構成され、且つ、前記第4側板が左側板として構成されてもよい。
前記複数の第2吸気孔は、それぞれ、互いに同じ幅を有し、前記複数の第2吸気孔のうち最も前記筐体の天板側に穿設される第2吸気孔は、その他の第2吸気孔よりも高さ寸法が小さいことで、前記その他の第2吸気孔と比較して開口面積が小さくてもよい。
上記構成によれば、筐体内のスペースを効率良く活用することが可能となる。
前記複数の第2吸気孔は、それぞれ、互いに同じ幅を有する複数のスリットが高さ方向に同じ間隔で並列して穿設されることで構成され、前記複数の第2吸気孔のうち最も前記筐体の天板側に穿設される第2吸気孔は、その他の第2吸気孔よりも前記複数のスリットの数が少ないことで、前記その他の第2吸気孔と比較して開口面積が小さくてもよい。
上記構成によれば、筐体内の防塵性を向上させることが可能となる。
前記ヒートシンクは、第1主面及び第2主面を有するように板状に形成され、前記第1主面が前記発熱体に接触するベース部と、前記ベース部の第2主面上に立設される複数のフィンと、を有してもよい。
上記構成によれば、ヒートシンクの表面積が大きくなるので、当該ヒートシンク及び当該ヒートシンクが接触する発熱体を効率良く冷却することが可能となる。
前記第2空間内において、前記複数のフィンの先端に沿って延在するように配置される第1案内部と、前記第1案内部の下流側に連設され前記排気孔又はその近傍まで延在する第2案内部と、をさらに備え、前記ヒートシンクのベース部と、前記第1及び前記第2案内部と、によってその周縁の一部が画定される第2流路をさらに備えてもよい。
上記構成によれば、第1案内部によって筐体内に吸気された外気をヒートシンクへと案内したあとで、第2案内部によって排気孔又はその近傍までさらに案内することができるため、当該ヒートシンク及び当該ヒートシンクが接触する発熱体を効率良く冷却することが可能となる。
前記課題を解決するために、本発明に係るロボット制御装置は、上記いずれかの冷却構造と、前記筐体と、前記発熱体とを備えることを特徴とする。
上記構成によれば、本発明に係るロボット制御装置は、上記いずれかに記載の冷却構造を備えるので、筐体内に設けられる発熱体を、防塵性を確保しつつ効率良く冷却することが可能となる。
例えば、前記発熱体はサーボアンプであってもよい。
本発明によれば、ロボット制御装置の筐体内に設けられる発熱体を、防塵性を確保しつつ効率良く冷却することが可能な、冷却構造及びそれを備えるロボット制御装置を提供することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る冷却構造を備えるロボット制御装置の外観斜視図である。 本発明の一実施形態に係る冷却構造を備えるロボット制御装置を、天板及び右側板を取り除いて右側前方から見たときの斜視図である。 本発明の一実施形態に係る冷却構造を備えるロボット制御装置を、天板及び右側板を取り除いて右側後方から見たときの斜視図である。 本発明の一実施形態に係る冷却構造を備えるロボット制御装置を、天板及び右側板を取り除いて右側面から見たときの側面図である。 本発明の一実施形態に係る冷却構造を備えるロボット制御装置の内部構造を示す平面視したときの概略図である。
以下、本発明の一実施形態に係る冷却構造及びそれを備えるロボット制御装置について、図面を参照して説明する。なお、本実施形態によって本発明が限定されるものではない。また、以下では、全ての図を通じて、同一又は相当する要素には同一の参照符号を付して、その重複する説明を省略する。
1.ロボット制御装置10
図1は、本実施形態に係る冷却構造を備えるロボット制御装置の外観斜視図である。本実施形態に係るロボット制御装置10は、図示しないロボットの動作を制御するために用いられる。前記ロボットは、例えば、複数の関節軸を有するロボットアームと、当該ロボットアームの先端に取り付けられるエンドエフェクタとを備えてもよい。
(筐体20)
図1に示すように、ロボット制御装置10は、直方体状の筐体20を備える。筐体20は、平面視において矩形状の底板21を有する。すなわち、底板21は、その厚み方向に見て、前端縁(第1端縁)と、前端縁に平行な後端縁(第2端縁)と、前端縁の一方端と後端縁の一方端とを結ぶ右端縁(第3端縁)と、前端縁の他方端と後端縁の他方端とを結び右端縁に平行な左端縁(第4端縁)と、を含む。
筐体20は、底板21の前端縁に立設される前板22(第1側板)と、底板21の後端縁に立設される背板23(第2側板)と、底板21の右端縁に立設される右側板24(第3側板)と、底板21の左端縁に立設される左側板25(第4側板)と、をさらに有する。また、筐体20は、前板22、背板23、右側板24及び左側板25によって形成される箱体の上端に設けられる天板26をさらに有する。
前板22には、前板開口22aが穿設される(図5参照)。そして、当該前板開口22aに前方から蓋をするように、前蓋120が設けられる。当該前蓋120は、その右端縁が右側板24の前端部と2つの蝶番122を介して接続される。このような構成によれば、当該前蓋120は、平面視において前記右側板24の前端部を中心に回転することで、前板開口22aを開閉することができる。なお、前蓋120は、前板開口22aに蓋をしたとき、その背面が、右側板24の前端部に設けられる水切り部24aのパッキン24bの前端と、左側板25の前端部に設けられる水切り部25aのパッキン25bの前端とに当接するように設けられる。
図2は、本実施形態に係る冷却構造を備えるロボット制御装置を、天板及び右側板を取り除いて右側前方から見たときの斜視図である。また、図3は、同ロボット制御装置を、右側後方から見たときの斜視図である。さらに、図4は、同ロボット制御装置を、右側面から見たときの側面図である。
図2~4に示すように、筐体20は、その前後方向における中央部において、高さ方向(すなわち、底板21と天板26とを結ぶ方向)と左右方向(すなわち、右側板24と左側板25とを結ぶ方向)とが交わる平面上を延在する仕切板27をさらに備える。筐体20の内部には、仕切板27を境界として前後方向(すなわち、前板22と背板23とを結ぶ方向)において互いに隣接する第1空間28及び第2空間29が設けられる。なお、仕切板27には、その厚み方向に見て、後述するヒートシンク80のベース部81のよりも僅かに小さい面積を有する貫通孔27aが穿設される。
第1空間28は、仕切板27よりも前板22側に存する空間であり、外気から遮断されている。第1空間28は、主として、底板21の内面のうち仕切板27よりも前方の部分、前板22及び前蓋120それぞれの内面、仕切板27の前面及び後述するヒートシンク80のベース部81の第1主面82、右側板24の内面のうち仕切板27よりも前方の部分、仕切板27から前板22までの間で右側板24及び左側板25の双方と対向するように底板21に立設される第1プレート102の右面(図5)、並びに、後述する天井板42の底面によってその周縁の一部が画定される。第1空間28は、外気から遮断されることで防塵性を有する。
(サーボアンプ110)
図2~4に示すように、ロボット制御装置10は、第1空間28内に配置されるサーボアンプ110をさらに備える。サーボアンプ110は、例えば、その主要部品として複数のパワーモジュール(図示せず)を有してもよい。そして、複数のパワーモジュールそれぞれから、3相モータ用の電流が出力されてもよい。このような構成によって、ロボット制御装置10は、一つのパワーモジュールによって一つの軸を制御するように構成されてもよい。ここで、前記軸は、例えば、ロボットの関節軸や外部軸などを含んでもよい。そして、本実施形態では、第1空間28内に配置される発熱体は、前記複数のパワーモジュール(すなわち、サーボアンプ110の一部)として構成されてもよい。
第2空間29は、仕切板27よりも背板23側に存する空間であり、外気に開放されている。第2空間29は、主として、底板21の内面のうち仕切板27よりも後方の部分、仕切板27の背面及び後述するヒートシンク80のベース部81の第2主面84、背板23の内面、右側板24の内面のうち仕切板27よりも後方の部分、仕切板27から背板23までの間で右側板24及び左側板25の双方と対向するように底板21に立設される第2プレート104の右面(図5)、並びに、天板26の内面のうち仕切板27よりも後方の部分によってその周縁の一部が画定される。なお、第2プレート104は、左側板25と後述する第2案内部54との間に設けられる。
2.冷却構造30
(第1吸気孔32及び第1流路40)
本実施形態に係る冷却構造30は、筐体20の前板22における天板26との接続部に沿って穿設される第1吸気孔32(図2及び図3参照)を有する。当該第1吸気孔32は、天板26の前端縁の中央部から下方へと屈曲する天板屈曲部26a(図2参照)によって前方から覆われている。当該天板屈曲部26aは、その背面が前板22の前面の上端部に当接した状態で当該前面の上端部に固定されている。
天板屈曲部26aには、高さ方向に延びる複数の第1スリット33が左右方向に同じ間隔で並列して穿設される。本実施形態では、当該複数の第1スリット33が前板22に穿設される第1吸気孔32と前後方向に連なることで、筐体20内に外気を取り入れることが可能となる。
冷却構造30は、天板26の前方部分に筐体20内で対向するように、且つ外気から遮断された第1空間28の周縁の一部を画定するように配置される天井板42をさらに備える。当該天井板42は、筐体20内を水平方向に延び、その厚み方向に見て矩形状である。天井板42は、その長手方向が筐体20の左右方向に延びるように配置される。なお、本実施形態では、当該天井板42は、熱伝導率が良好なアルミ板として構成される。
冷却構造30は、筐体20の天板26のうち仕切板27よりも前方の部分及び天井板42によってその周縁の一部が画定され、上記第1吸気孔32に連設される第1流路40をさらに備える。図2及び図3に示すように、当該第1流路40は、天井板42の後端縁に沿うように設けられる直方体状の中央流路46に開口47を介して連設される。
中央流路46は、筐体20内の天井板42よりも僅かに低い位置を左右方向に延びる。中央流路46は、その右端が後述する3つの冷却ファン60のうち最も天板26側に配置される冷却ファン60の上端に沿うように配置される。開口47は、中央流路46の上端に形成され、平面視において矩形状である。
(冷却ファン60)
図2~4に示すように、冷却構造30は、各々が右側板24の内面と対向するように第2空間29内に高さ方向に並列して配置される3つの冷却ファン60をさらに備える。本実施形態では、3つの冷却ファン60は、それぞれ、第2空間29内の右側前方に高さ方向に並列して配置される。当該3つの冷却ファン60は、それぞれ、その形状及び寸法が互いに同一である。また、当該3つの冷却ファン60は、第1空間28内に設けられるサーボアンプ110(発熱体)を冷却するために設けられる。
なお、本実施形態では、冷却ファン60は、当該3つの冷却ファン60のうち最も天板26側に配置される冷却ファン60の背板23側に隣接して、右側板24の内面と対向するように配置される他の冷却ファン61をさらに備える。当該他の冷却ファン61は、3つの冷却ファン60とその形状及び寸法が互いに同一である。また、当該他の冷却ファン61は、図示しない回生抵抗を冷却するために設けられる。
3つの冷却ファン60及び他の冷却ファン61は、それぞれ、案内部135によって取り付け位置に案内されたあと、主として、固定装置145で取り付け位置に固定される(図5参照)。固定装置145は、高さ方向に延びる固定基部146と、固定基部146の背面側に高さ方向に並列して突設される3つの押圧部147と、を有する。
(第2吸気孔34及び排気孔36)
図3に示すように、冷却構造30は、3つの冷却ファン60それぞれに対応して筐体20の背板23に高さ方向に並列して穿設される3つの第2吸気孔34をさらに備える。当該3つの第2吸気孔34は、それぞれ、背板23における右側板24との接続部に沿って穿設される。3つの第2吸気孔34のうち最も筐体20の天板26側に穿設される第2吸気孔34の開口面積は、その他の第2吸気孔34の開口面積と比較して小さい。
3つの第2吸気孔34は、それぞれ、互いに同じ幅を有し、3つの第2吸気孔34のうち最も筐体20の天板26側に穿設される第2吸気孔34は、その他の第2吸気孔34よりも高さ寸法が小さいことで、当該その他の第2吸気孔34と比較して開口面積が小さい。より具体的には、3つの第2吸気孔は、それぞれ、互いに同じ幅を有する複数の第2スリット35(スリット)が高さ方向に同じ間隔で並列して穿設されることで構成される。3つの第2吸気孔34のうち最も筐体20の天板26側に穿設される第2吸気孔34は、その他の第2吸気孔34よりも複数の第2スリット35の数が少ないことで、その他の第2吸気孔34と比較して開口面積が小さい。
図3に示すように、冷却構造30は、筐体20の背板23(筐体の第2空間の周縁の一部を画定する部分)に穿設され、3つの冷却ファン60それぞれが駆動することで第2空間29内に存する気体が排気される排気孔36をさらに備える。排気孔36は、互いに同じ幅を有する複数の第3スリット37が高さ方向に並列して穿設されることで構成される。本実施形態では、排気孔36は、左右方向に並列して3つ穿設される。
(ヒートシンク80)
図5は、本実施形態に係る冷却構造を備えるロボット制御装置の内部構造を示す平面視したときの概略図である。図5に示すように、冷却構造30は、第2空間29内に少なくともその一部が配置され、第1空間28内のサーボアンプ110(発熱体)に接触するヒートシンク80をさらに備える。
ヒートシンク80は、第1主面82及び第2主面84を有するように板状に形成され、第1主面82がサーボアンプ110に接触するベース部81と、当該ベース部81の第2主面84上に立設される複数のフィン88と、を有する。
ヒートシンク80のベース部81は、平面視において、仕切板27に穿設された貫通孔27aよりも僅かに大きい矩形状に形成される。そして、ベース部81は、その第1主面82の縁部が仕切板27の背面側から貫通孔27aの周縁部に当接した状態で、当該仕切板27の背面に固定される。ベース部81は、このように配置されることで、その第1主面82が外気から遮断された第1空間28の周縁の一部を画定し、且つ、その第2主面84が外気に開放された第2空間29の周縁の一部を画定する。
複数のフィン88は、それぞれ、その厚み方向が筐体20の高さ方向と一致するように当該筐体20の高さ方向に並列して配置される。なお、図5において、複数のフィン88のうち1枚のみが示されているが、実際には紙面の厚み方向(高さ方向)に同様の形状及び寸法を有するフィン88が複数枚並列して配置される。
(第1案内部52、第2案内部54及び第2流路50)
図5に示すように、冷却構造30は、第2空間29内において、ヒートシンク80の複数のフィン88の先端に沿って延在するように配置される第1案内部52と、当該第1案内部52の下流側に連設され排気孔36の近傍まで延在する第2案内部54と、をさらに備える。
第1案内部52及び第2案内部54は、それぞれ、板状に形成される。第1案内部52は、高さ方向と左右方向が交わる平面上を延在する。第2案内部54は、第1案内部52の左端縁から背板23側へと屈曲し、高さ方向と前後方向が交わる平面上を延在する。そして、冷却構造30は、ヒートシンク80のベース部81と、第1案内部52及び第2案内部54と、によってその周縁の一部が画定される第2流路50をさらに備える。
(外気の流れ)
3つの冷却ファン60それぞれが駆動して第2空間29内が負圧となることで、図2~5において破線の矢印で示す第1外気92は、第1吸気孔32から吸気されて第1流路40及び第2空間29を経て排気孔36から排気される。なお、第1外気92は、図2において第1吸気孔32から冷却ファン60までの流れ(すなわち、第1流路40及び中央流路46における流れ)が示され、図5において冷却ファン60から排気孔36までの流れ(すなわち、第2流路50における流れ)が示される。
また、図2~5において破線の矢印で示す第2外気94は、3つの第2吸気孔34それぞれから吸気されて第2空間29を経て排気孔36から排気される。なお、第2外気94は、図3において3つの第2吸気孔34から冷却ファン60までの流れが示され、図5において冷却ファン60から排気孔36までの流れ(すなわち、第2流路50における流れ)が示される。
(効果)
本実施形態では、第1吸気孔32から吸気される第1外気92が、第1流路40を通る際に天井板42を冷却するので、第1空間28内に配置されるサーボアンプ110(発熱体)が冷却される。また、前記第1外気92と、第2吸気孔34から吸気される第2外気94とが第2空間29を通る際にヒートシンク80を冷却するので、前記サーボアンプ110がさらに冷却される。このように、本実施形態に係る冷却構造30は、筐体20内に吸気した外気を直接発熱体に送風することなく、天井板42及びヒートシンク80に送風することで間接的にサーボアンプ110を冷却している。したがって、本実施形態に係る冷却構造30は、ロボット制御装置10の筐体20内に設けられるサーボアンプ110を、防塵性を確保しつつ効率良く冷却することが可能となる。
本実施形態では、第1吸気孔32は、筐体20の前板22における天板26との接続部に沿って穿設されるので、筐体20の天板26上に他の物体(例えば、他のロボット制御装置など)が載置されても、当該他の物体が第1吸気孔32を塞いでしまうことがない。したがって、ロボット制御装置10(及び前記他の物体)の設置スペースを有効に活用することが可能となる。
本実施形態では、3つの冷却ファン60は、それぞれ、右側板24の内面と対向するように配置され、且つ、3つの第2吸気孔34は、それぞれ、背板23における右側板24との接続部に沿って穿設されるので、筐体20の右側板24に隣接又は当接して他の物体(例えば、他のロボット制御装置など)が配置されても、当該他の物体が第2吸気孔34を塞いでしまうことがない。したがって、ロボット制御装置10(及び前記他の物体)の設置スペースを有効に活用することが可能となる。
本実施形態では、筐体20の前板22側に第1空間28が配置され、筐体20の背板23側に第2空間29が配置され、第1空間28と第2空間29とが前後方向に隣接し、且つ、排気孔36が筐体20の背板23に穿設されるので、第1空間28と第2空間29とが前後方向に隣接して配置され、且つ、排気孔36が筐体20の背板23に穿設されるので、第1吸気孔32から吸気された外気を前板22側から背板23側へと筐体20内に効率良く循環させることが可能となる。また、筐体20の背板23に隣接又は当接して他の物体(例えば、他のロボット制御装置など)が配置されても、当該他の物体が排気孔36を塞いでしまうことがない。したがって、ロボット制御装置10(及び前記他の物体)の設置スペースを有効に活用することが可能となる。
なお、本実施形態では、第1吸気孔32が、筐体20の前板22における天板26との接続部に沿って穿設され、且つ、3つの第2吸気孔34及び排気孔36が、それぞれ、背板23に穿設される。したがって、例えば、本実施形態に係る冷却構造30を備えるロボット制御装置10が複数準備され、当該複数のロボット制御装置10が、それぞれ、高さ方向に積載して配置され、且つ、左右方向に隣接又は当接して配置される場合であっても、各々に載置、隣接又は当接されるロボット制御装置10が第1吸気孔32、3つの第2吸気孔34及び排気孔36を塞いでしまうことがない。すなわち、筐体20の右側板24、左側板25、及び天板26のいずれにも、第1吸気孔32、第2吸気孔34及び排気孔36が穿設されないことで、ロボット制御装置10の設置スペースをいっそう有効に活用することが可能となる。
本実施形態では、3つの第2吸気孔34のうち最も筐体20の天板26側に穿設される第2吸気孔34が、その他の第2吸気孔34よりも高さ寸法が小さいので、筐体20の天板26に沿って設けられる第1流路40が、前記最も筐体20の天板26側に穿設される第2吸気孔34によって設置スペースを妨げられることがない。したがって、筐体20内のスペースを効率良く活用することが可能となる。
本実施形態では、3つの第2吸気孔34は、それぞれ、互いに同じ幅を有する複数の第2スリット35(スリット)が高さ方向に同じ間隔で並列して穿設されることで構成されるので、筐体20内の防塵性を向上させることが可能となる。
本実施形態では、主としてベース部81に立設される複数のフィン88により、ヒートシンク80の表面積が大きくなるので、当該ヒートシンク80及び当該ヒートシンク80が接触するサーボアンプ110を効率良く冷却することが可能となる。
本実施形態では、第1案内部52によって筐体20内に吸気された外気(すなわち、第1外気92及び第2外気94)をヒートシンク80へと案内したあと、第2案内部54によって排気孔36の近傍までさらに案内することができるため、ヒートシンク80及び当該ヒートシンク80が接触するサーボアンプ110を効率良く冷却することが可能となる。
本実施形態に係るロボット制御装置10は、上記冷却構造30を備えるので、筐体20内に設けられるサーボアンプ110を、防塵性を確保しつつ効率良く冷却することが可能となる。
3.変形例
上記説明から、当業者にとっては、本発明の多くの改良や他の実施形態が明らかである。したがって、上記説明は、例示としてのみ解釈されるべきであり、本発明を実行する最良の態様を当業者に教示する目的で提供されたものである。本発明の精神を逸脱することなく、その構造及び/又は機能の詳細を実質的に変更できる。
上記実施形態では、第1吸気孔32が筐体20の前板22における天板26との接続部に沿って穿設される場合について説明したが、これに限定されない。例えば、第1吸気孔32は、筐体20の天板26に穿設されてもよいし、又は、その他の部分に穿設されてもよい。
上記実施形態では、3つの冷却ファン60は、それぞれ、右側板24の内面と対向するように配置される場合について説明したが、これに限定されない。例えば、3つの冷却ファン60は、それぞれ、左側板25の内面と対向するように配置されてもよいし、その他の側板(すなわち、前板22若しくは背板23)の内面と対向するように配置されてもよい。
上記実施形態では、3つの第2吸気孔34は、それぞれ、背板23における右側板24との接続部に沿って穿設される場合について説明したが、これに限定されない。例えば、3つの第2吸気孔34は、それぞれ、右側板24の内面に対向して配置される3つの冷却ファン60に対応して右側板24に穿設されてもよいし、又は、その他の側板の内面に対向して3つの冷却ファン60が配置される場合、当該3つの冷却ファン60に対応してその他の側板に穿設されてもよい。
上記実施形態では、筐体20の前板22側に第1空間28が配置され、筐体20の背板23側に第2空間29が配置され、且つ、第1空間28と第2空間29とが前後方向に隣接する場合について説明したが、これに限定されない。例えば、筐体20の背板23側に第1空間28が配置され、筐体20の前板22側に第2空間29が配置され、且つ、第1空間28と第2空間29とが前後方向に隣接してもよい。
また、筐体20の右側板24側に第1空間28が配置され、筐体20の左側板25側に第2空間29が配置され、且つ、第1空間28と第2空間29とが左右方向に隣接してもよいし、又は、これとは左右方向において逆に第1空間28と第2空間29とが配置されてもよい。或いは、第1空間28及び第2空間29を上記とは異なる配置としてもよい。なお、上記のように第1空間28及び第2空間29の配置を変更する場合、それに応じて、第1吸気孔32、第2吸気孔34及び排気孔36の配置を変更することが望ましい。
上記実施形態では、排気孔36が筐体20の背板23に穿設される場合について説明したが、これに限定されない。例えば、排気孔36は、筐体20の左側板25に穿設されてもよいし、又は、その他の側板に穿設されてもよい。
上記実施形態では、筐体20が直方体状に形成される場合について説明したが、これに限定されない。例えば、筐体20は、立方体状に形成されてもよいし、又は、その他の多面体状に形成されてもよい。
上記実施形態では、第1側板が前板22として構成され、第2側板が背板23として構成され、第3側板が右側板24として構成され、且つ、第4側板が左側板25として構成される場合について説明したが、これに限定されない。すなわち、第1側板と第2側板とが互いに対向して延在し、且つ、第3側板と第4側板とが互いに対向して延在するのであれば、上記した場合に限定されない。
上記実施形態では、天板屈曲部26aに穿設される複数の第1スリット33が前板22に穿設される第1吸気孔32と前後方向に連なることで、筐体20内に外気を取り入れる場合について説明したが、これに限定されない。例えば、前板22に第1スリット33と同様のスリットを穿設することで、天板屈曲部26aが除かれてもよい。
上記実施形態では、冷却ファン60が高さ方向に並列して3つ配置される場合を説明したが、これに限定されない。すなち、冷却ファン60は、高さ方向に並列して2つ配置されてもよいし、又は、4つ以上配置されてもよい。
上記実施形態では、第2案内部54が排気孔36の近傍まで延在する場合を説明したが、これに限定されない。例えば、第2案内部54は、排気孔36まで延在してもよい。
上記実施形態では、発熱体がサーボアンプ110である場合を説明したが、これに限定されない。例えば、発熱体は、サーボアンプ110を構成するパワーモジュールやその他の電子部品(すなわち、サーボアンプ110の一部)であってもよいし、サーボアンプ110とは別個に設けられる基板に実装される電子部品(例えば、抵抗素子など)であってもよいし、或いは、第1空間28内に設けられるその他の発熱体であってもよい。
10 ロボット制御装置
20 筐体
21 底板
22 前板
22a 前板開口
23 背板
24 右側板
24a、25a 水切り部
24b、25b パッキン
25 左側板
26 天板
26a 天板屈曲部
27 仕切板
27a 貫通孔
28 第1空間
29 第2空間
30 冷却構造
32 第1吸気孔
33 第1スリット
34 第2吸気孔
35 第2スリット
36 排気孔
37 第3スリット
40 第1流路
42 天井板
46 中央流路
47 開口
50 第2流路
52 第1案内部
54 第2案内部
60 冷却ファン
61 他の冷却ファン
80 ヒートシンク
81 ベース部
82 第1主面
84 第2主面
88 フィン
92 第1外気
94 第2外気
110 サーボアンプ
102 第1プレート
104 第2プレート
120 前蓋
122 蝶番
135 案内部
145 固定装置
146 固定基部
147 押圧部

Claims (11)

  1. ロボット制御装置に設けられる冷却構造であって、
    前記ロボット制御装置は、外気から遮断された第1空間と外気に開放された第2空間とがその内部に設けられる筐体と、前記第1空間内に配置される発熱体とを備え、前記筐体は、底板と、前記底板の縁部から立設される側板と、前記底板及び前記側板によって形成される箱体の上端に設けられる天板とを有し、
    前記筐体の天板及び前記天板の近傍のうち少なくとも何れか一方に穿設される第1吸気孔と、
    前記筐体の天板の少なくとも一部と、前記天板の少なくとも一部に前記筐体内で対向するように且つ前記第1空間の周縁の一部を画定するように配置される天井板と、によってその周縁の一部が画定され、前記第1吸気孔に連設される第1流路と、
    各々が前記側板の内面と対向するように前記第2空間内に高さ方向に並列して配置される複数の冷却ファンと、
    前記複数の冷却ファンそれぞれに対応して前記筐体の側板に高さ方向に並列して穿設される複数の第2吸気孔と、
    前記筐体の第2空間の周縁の一部を画定する部分に穿設され、前記複数の冷却ファンそれぞれが駆動することで前記第2空間内に存する気体が排気される排気孔と、
    前記第2空間内に少なくともその一部が配置され、前記発熱体に接触するヒートシンクと、を備え、
    前記複数の第2吸気孔のうち最も筐体の天板側に穿設される第2吸気孔の開口面積がその他の第2吸気孔の開口面積と比較して小さく、且つ、
    前記複数の冷却ファンそれぞれが駆動して前記第2空間内が負圧となることで、前記第1吸気孔から吸気されて前記第1流路及び前記第2空間を経て前記排気孔から排気される第1外気と、前記複数の第2吸気孔それぞれから吸気されて前記第2空間を経て前記排気孔から排気される第2外気と、によって前記発熱体を冷却することを特徴とする、冷却構造。
  2. 前記筐体の底板は、その厚み方向に見て、第1端縁と、前記第1端縁に平行な第2端縁と、前記第1端縁の一方端と前記第2端縁の一方端とを結ぶ方向に延びる第3端縁と、前記第1端縁の他方端と前記第2端縁の他方端とを結ぶ方向に延び前記第3端縁に平行な第4端縁と、を含み、
    前記筐体の側板は、前記底板の第1端縁に立設される第1側板と、前記底板の第2端縁に立設され前記第1側板に対向する第2側板と、前記底板の第3端縁に立設される第3側板と、前記底板の第4端縁に立設され前記第3側板に対向する第4側板と、を含み、
    前記第1吸気孔は、前記筐体の第1側板における前記天板との接続部に沿って穿設される、請求項1に記載の冷却構造。
  3. 前記複数の冷却ファンは、それぞれ、前記第3側板の内面と対向するように配置され、且つ、前記複数の第2吸気孔は、それぞれ、前記第2側板における前記第3側板との接続部に沿って穿設される、請求項2に記載の冷却構造。
  4. 前記筐体の第1側板側に前記第1空間が配置され、前記筐体の第2側板側に前記第2空間が配置され、前記第1空間と前記第2空間とが前記第1側板と前記第2側板とを結ぶ方向に隣接し、且つ、前記排気孔が前記筐体の第2側板に穿設される、請求項2又は3に記載の冷却構造。
  5. 前記筐体は直方体状又は立方体状に形成され、前記第1側板が前板として構成され、前記第2側板が背板として構成され、前記第3側板が右側板として構成され、且つ、前記第4側板が左側板として構成される、請求項2乃至4のいずれかに記載の冷却構造。
  6. 前記複数の第2吸気孔は、それぞれ、互いに同じ幅を有し、
    前記複数の第2吸気孔のうち最も前記筐体の天板側に穿設される第2吸気孔は、その他の第2吸気孔よりも高さ寸法が小さいことで、前記その他の第2吸気孔と比較して開口面積が小さい、請求項1乃至5のいずれかに記載の冷却構造。
  7. 前記複数の第2吸気孔は、それぞれ、互いに同じ幅を有する複数のスリットが高さ方向に同じ間隔で並列して穿設されることで構成され、
    前記複数の第2吸気孔のうち最も前記筐体の天板側に穿設される第2吸気孔は、その他の第2吸気孔よりも前記複数のスリットの数が少ないことで、前記その他の第2吸気孔と比較して開口面積が小さい、請求項6に記載の冷却構造。
  8. 前記ヒートシンクは、第1主面及び第2主面を有するように板状に形成され、前記第1主面が前記発熱体に接触するベース部と、前記ベース部の第2主面上に立設される複数のフィンと、を有する、請求項1乃至7のいずれかに記載の冷却構造。
  9. 前記第2空間内において、前記複数のフィンの先端に沿って延在するように配置される第1案内部と、前記第1案内部の下流側に連設され前記排気孔又はその近傍まで延在する第2案内部と、をさらに備え、
    前記ヒートシンクのベース部と、前記第1及び前記第2案内部と、によってその周縁の一部が画定される第2流路をさらに備える、請求項8に記載の冷却構造。
  10. 請求項1乃至9のいずれかに記載の冷却構造と、前記筐体と、前記発熱体とを備えることを特徴とする、ロボット制御装置。
  11. 前記発熱体はサーボアンプである、請求項10に記載のロボット制御装置。
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