JP7111591B2 - 網部材及び網戸 - Google Patents

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Description

本発明は、網部材及び網戸に関する。
従来、枠体が形成する開口を覆う網部材としては、網戸枠の内周に設けられたネット固定溝にネット(網部材)の周縁を紐状のゴム(押さえビート)等と共に押し込むことにより固定されるネットが知られており、また、網戸枠に対してネットを容易に着脱できるように、枠材に接着する接着代と、枠材の内側におけるネット張設空間に張り出すネットの取付代とを一体化した補助枠を有するものも知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2017-160628号公報
上記従来の網部材は、押さえビードによりネット固定溝に押し込まれている場合には、取り外し及び取り付けに手間が掛かるため、例えば網材の清掃のために網部材を取り外すことはなく、また、枠体に取り付けられたままの網部材は清掃しにくい。また、網部材は枠体の開口より僅かに大きいだけなので、一旦網部材を取り外してしまうと、網部材を枠体に対して適切に位置決めしないと、開口を覆うことができない。また、網部材が補助枠を有している場合には、部材が増えるために、製造工数及びコストが増大するという課題がある。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、着脱が容易で、且つ、枠体に対して位置決めしやすく安価な網部材及び網戸を提供することにある。
かかる目的を達成するために本発明の網部材は、枠体が形成する開口を覆う網部材であって、前記枠体に面外方向に突出させて設けられた複数の突起に、取り外し可能に直接係止される網と、前記網に設けられ、前記枠体に対して位置決め可能な位置決め部と、を有することを特徴とする網部材である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、着脱が容易で、且つ、枠体に対して位置決めしやすく安価な網部材及び網戸を提供することが可能である。
本発明の網部材及び網戸を有する建具の一例を示す縦断面図である。 本発明の網部材及び網戸を有する建具の一例を示す横断面図である。 第1実施形態の網戸を示す正面図である。 第1実施形態の網戸枠を示す正面図である。 第1実施形態の網部材を示す正面図である。 円形状の位置決め部を備えた網部材を示す正面図である。 第2実施形態の網部材を示す正面図である。
以下、本発明の第1実施形態に係る網部材及び網戸について図面を参照して説明する。
第1実施形態においては、例えば、図1、図2に示すように、左右方向又は上下方向における一方の端部が室内側に移動して開放される障子1と、障子1を支持する窓枠2に固定され障子1の室外側に設けられる固定網戸3と、を備える建具4を例に挙げて説明する。
以下の説明においては、建物等に取り付けられている建具4を室内側から見たときに、上下となる方向を上下方向、左右となる方向を左右方向、室内外方向を見込み方向として示す。建具4の各部位であっても、また、建具4を構成する各部材については単体の状態であっても、建具4が取り付けられている状態にて上下方向、左右方向、見込み方向にて方向を特定して説明する。
障子1は、矩形状に枠組みされた窓枠2に開閉自在に支持されており、窓枠2において閉じた状態の障子1の室外側に設けられている窓開口2aに固定網戸3が設けられている。より具体的には、固定網戸3は、窓枠2において窓開口2aを形成する内周壁部2bにビス止めされている。
固定網戸3は、図3に示すように、窓枠2に固定される枠体としての網戸枠30と、網戸枠30に取り外し可能に取り付けられる網部材34と、を有している。
網戸枠30は、図4に示すように、上下左右に配置される4本の枠材31がコーナー部材32を介して矩形状に接合されている。矩形状に接合された網戸枠30の内側が網部材34により覆われる開口(以下、網戸開口という)30aとなる。4本の枠材31は、いずれも断面形状がL字状をなす合成樹脂製の枠材31であり、窓枠2の内周壁部2bと対向して当接される見込み板部31aと、見込み板部31aと直交し見付け面を形成する見付け板部31bと、を有している。
網戸枠30は、各枠材31の見込み板部31aが内周壁部2bに当接されて、見付け板部31bが窓開口2aの内側に突出するように配置されている。このとき、見込み板部31aは、見付け板部31bより室内側に位置している。見込み板部31aは、窓開口2aの内周側から外周側に向かって進入する皿ねじ30bにより内周壁部2bに固定されており、皿ねじ30bの頭部は見込み板部31aよりも内周側には突出していない。
各枠材31の見付け板部31bにおける室内側の面には、複数の突起でなる面ファスナーの雄係止要素33が、ほぼ全周に亘って設けられている。すなわち面ファスナーの雄係止要素33は、複数の突起が、網戸枠30における網戸開口30aを形成する周縁部分に、網戸開口30aを囲むように面外方向における室内側に向かって突出するように設けられている。また、見付け板部31bに設けられた面ファスナーの雄係止要素33は、各枠材31における見付け板部31bの先端の縁部に沿って設けられており、各枠材31の見込み板部31a側の縁(外周縁)33aが、見込み板部31aよりも僅かに内周側に位置している。すなわち、面ファスナーの雄係止要素33の外周縁33aと見込み板部31aとは間隔が空けられている。
網部材34は、図5に示すように、網戸開口30aを覆う網35と、網戸枠30に対して網部材34を位置決めするための位置決め部36と、網部材34を網戸枠30から取り外すときに作業者が把持する把持部37と、を備えている。
網35は、縦方向に沿う縦線材35aと、横方向に沿う横線材35bとが格子状に交差されており、各交点が溶着されている。網35は、網戸枠30を形成する各枠材31の見込み板部31aにより囲まれる空間とほぼ同じ広さを有している。すなわち、網戸開口30aを囲む雄係止要素33よりも外周側に突出している。
位置決め部36は、固定網戸3の左上部に位置するように設けられている。位置決め部36は、例えば正方形状をなす2枚のシート材36aからなり、2枚のシート材36aが、網35の室内側及び室外側から各々対面するように重ね合わせられて接着されている。
位置決め部36は、網部材34が網戸枠30に取り付けられたときに、正方形状の左上の角を形成する2辺をなす縁36bが、網戸枠30をなす左側の枠材31における見付け板部31bの右側の縁31cと、網戸枠30をなす上側の枠材31における見付け板部31bの下側の縁31dと、に沿う位置に接着されている。このため、各枠材31における見付け板部31bの先端の縁部に沿って各枠材31の見付け板部31bに設けられた面ファスナーの雄係止要素33と、重ならない位置に位置決め部36は配置されている。ここで、位置決め部36の2辺をなす縁36bが位置決め縁に相当し、網戸枠30をなす左側の枠材31の右側の縁31c及び上側の枠材31の下側の縁31dが枠内周縁に相当する。
把持部37は、固定網戸3の左下部に位置するように設けられている。把持部37は、例えば横長の長方形状をなすシート材であり、網部材34が網戸枠30に取り付けられたときに、長方形状をなす上側の辺37aが、網戸枠30をなす下側の枠材31における見付け板部31bの上側の縁31eに、長方形状をなす右側の辺37bが、網戸枠30をなす左側の枠材31における見付け板部31bの右側の縁31cに各々沿って繋がるように配置されている。すなわち、把持部37は、下側の枠材31における見付け板部31bに設けられた面ファスナーの雄係止要素33と重なる位置に配置されている。このため、把持部37も、網戸枠30に対して網部材34を位置決めするための位置決め部として機能する。
横長の長方形状をなす把持部37は、右端部側のみが網35に縫製されて設けられている。すなわち、把持部37は縫製された右端部側のみが網35と接合されて、他の部位は網35とは接合されていない。このため、網戸枠30に網部材34が取り付けられた状態で、把持部37の左端側を把持して引っ張ることにより、網部材34が網戸枠30から取り外される。
第1実施形態の固定網戸3は、網戸枠30が窓枠2に取り付けられている状態で、網部材34が着脱自在に設けられている。網部材34を網戸枠30に取り付ける際には、まず、正方形状をなす位置決め部36の左上の角を形成する2辺をなす縁36bを、網戸枠30をなす左側の枠材31における見付け板部31bの右側の縁31cと、網戸枠30をなす上側の枠材31における見付け板部31bの下側の縁31dと、に沿わせて配置する。
また、第1実施形態の網部材34の場合には、横長の長方形状をなす把持部37の上側の辺37aが、網戸枠30をなす下側の枠材31における見付け板部31bの上側の縁31eに、長方形状をなす右側の辺37bが、網戸枠30をなす左側の枠材31における見付け板部31bの右側の縁31eに各々沿って繋がるように配置して、網部材34を網戸枠30に押圧する。このとき、網部材34の網35の網目に、網戸枠30に設けられている面ファスナーの雄係止要素33が挿入されることにより、網戸開口30aの全周にて網35が雄係止要素33に係止されて、網部材34が網戸枠30に取り付けられる。
また、網部材34を取り外す場合には、網戸枠30に取り付けられている網部材34の把持部37を引っ張ることにより、網35と雄係止要素33との係止状態を解除して網部材34が網戸枠30から取り外される。
第1実施形態の網部材34によれば、網部材34は、網戸枠30に室内側に向かって突出させて設けられた複数の突起をなす雄係止要素33に網35が係止されているだけなので、容易に取り外すことが可能である。
また、網35は、網戸枠30に対する位置決め部36を有しているので、網部材34を取り外したとしても容易に位置決めして適切な位置に再び取り付けることが可能である。また、網部材34は、雄係止要素33に網35が直接係止されているので、網35を係止するための部材を別途備える必要がない。このため、網部材34のコストを抑えることが可能である。このため、着脱が容易で、且つ、網戸枠30に対して位置決めしやすく安価な網部材34を提供することが可能である。
また、網35は複数の縦線材35aと横線材35bとの交点が溶着されているので、縦線材35aと横線材35bとにより形成される格子に歪みや偏りが生じ難い。このため、雄係止要素33が網目により確実に進入して係止されるので、網部材34を網戸枠30により確実に取り付けることが可能である。また、網部材34は把持部37を備えているので、網部材34を容易に網戸枠30から取り外すことが可能である。
また、位置決め部36は、網35の両面から貼り付けられているシート材36aなので、容易に取り付けることが可能であり、安価に設けることが可能である。また、シート材36aは、網戸開口30aを形成する左側の枠材31の右側の縁31c及び上側の枠材31の下側の縁31dに沿う2辺をなす縁36bを有しているので、網部材34を網戸開口30aに対して容易に位置決めすることが可能である。
第1実施形態においては、位置決め部36を正方形状とした例について説明したが、これに限らず、長方形状や、図6に示すように、円形状であっても構わない。位置決め部36が円形状の場合には、例えば、位置決め部36の外周が枠材31の右側の縁31c及び上側の枠材31の下側の縁31dに接触する位置に位置決めする。
また、把持部37も位置決め部として機能するので、位置決め部36とともに把持部37と2箇所にて網部材34を位置決めするので、より容易に、かつ、より確実に位置決めすることが可能である。第1実施形態においては、網部材34が位置決め部36と把持部37とをいずれも備えている例について説明したが、網部材34の位置決めが可能な上記実施形態のような把持部37であれば、その他の位置決め部は設けられていなくとも構わない。また、把持部37の形状は、長方形状に限るものではなく、また、設けられる位置は、左下部に限るものではない。
次に、第2実施形態について説明する。第2実施形態は、第1実施形態と網部材のみが相違する。このため、第1実施形態と同一構成については図中で同符号を付して示し、その説明については省略する。
第2実施形態の網部材5は、図7に示すように、網50の、網戸開口30aを囲む雄係止要素33よりも外周側に突出している部位、すなわち、網50の外周端部に、処理が施された外周処理部51を有している。このため、網部材5は、外周処理部51の内側にて雄係止要素33により係止されている。
網50の外周端部に施される処理としては、例えば、外周端部に全周に亘って縫製を施す、外周端部を全周に亘って折り返し重なった部位同士を接合する、外周端部を全周に亘って両面から挟むテープを貼り付ける、等が挙げられる。図7の例では、網50の外周端部に全周に亘って、網50の線材50aを解れ難くする、或いは、網50を破れ難くするために縫製を施している。
第2実施形態の網部材5の外周処理部51には、網部材5を網戸枠30に取り付けたときに、外周処理部51の内周側の縁51aが、網戸開口30aを囲む雄係止要素33の外周縁33aに沿うように設けられている。このため、網部材5を網戸枠30に取り付けるときには、外周処理部51の内周側の縁51aを雄係止要素33の外周縁33aに沿わせて配置して、網部材5を網戸枠30の適切な位置に取り付けることが可能である。
また、外周処理部51は、雄係止要素33により係止されている部位より外周側に位置して網戸枠30とは繋がっていないので、網部材34を取り外すときには、外周処理部51を把持して、網部材5を容易に網戸枠30から取り外すことが可能である。このように、外周処理部51の内周側の縁51aが、網戸開口30aを囲む雄係止要素33の外周縁33aに沿うように設けられている場合には、外周処理部51が位置決め部及び把持部として機能するので、位置決め部及び把持部を外周処理部51とは別に設けなくともよい。
また、外周処理部51を備えた網部材5の場合には、網50を、網戸枠30を形成する各枠材31の見込み板部31aにより囲まれる空間よりも大きくし、外周処理部51または外周処理部51の一部を、各枠材31の見込み板部31a側に折り曲げると、より容易に把持することが可能となる。
第2実施形態の網部材5によれば、網50は、外周端部に処理が施された外周処理部51を有しているので、処理を施すことにより、網50の線材50aを解れにくくする、或いは、破れにくくするなど、網50の外周端部に適宜な処理を施した部位を備えることが可能である。また、網50の外周端部が処理された外周処理部51の内周側が雄係止要素33に係止されているので、処理された外周処理部51により網50が係止され難くなることはない。
また、外周処理部51の内周側の縁部が位置決め部をなすので、別途位置決め部を設けることなく、外周処理部51の内周側の縁部を網戸枠30に設けられた雄係止要素33に沿って配置するだけで、網部材5を網戸枠30に対して位置決めすることが可能である。
上記実施形態においては、網部材34を面ファスナーの雄係止要素33により係止して網戸枠30に取り付ける例について説明したが、網部材34は網35の網目に進入して網を係止可能な突起であれば、面ファスナーの雄係止要素に限るものではない。
また、上記実施形態においては、位置決め部36が網35の左上に設けられている例について説明したが、これに限らず、位置決め部36の配置は、網部材34を網戸枠30に対して位置決め可能であれば構わない。
また、上記実施形態の固定網戸3によれば、網部材34を容易に取り外すことが可能な固定網戸3、及び、取り外した網部材34を適切な位置に容易に取り付けることが可能な固定網戸3を提供することが可能である。
上記実施形態においては、建具4の窓枠2に固定される固定網戸3を例に挙げて説明したが、網戸枠に網部材が取り付けられている網戸であれば、引き戸タイプの網戸であっても構わない。
また、上記実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはいうまでもない。
本実施形態には、少なくとも以下の発明が含まれる。
枠体が形成する開口を覆う網部材であって、前記枠体に面外方向に突出させて設けられた複数の突起に、取り外し可能に直接係止される網と、前記網に設けられ、前記枠体に対して位置決め可能な位置決め部と、を有することを特徴とする網部材である。
このような網部材によれば、網部材は、枠体に面外方向に突出させて設けられた複数の突起に、網が係止されているだけなので、容易に取り外すことが可能である。また、網部材は、枠体に対する位置決め部を有しているので、網部材を取り外したとしても、容易に位置決めして適切な位置に再び取り付けることが可能である。また、網部材は、突起に網が直接係止されているので、係止される部材を別途備える必要がない。このため、網部材のコストを抑えることが可能である。このため、着脱が容易で、且つ、枠体に対して位置決めしやすく安価な網部材を提供することが可能である。
かかる網部材であって、前記網は、面内方向において交差する複数の線材の交点が溶着されていることを特徴とする。
このような網部材によれば、網は複数の線材の交点が溶着されているので、線材により形成される格子に歪みや偏りが生じ難い。このため、複数の突起が網目により確実に進入して係止されるので、網部材を枠体により確実に取り付けることが可能である。
かかる網部材であって、前記複数の突起は、面ファスナーの雄係止要素であることを特徴とする。
このような網部材によれば、面ファスナーの雄係止要素が網目に入り込んで、網部材を枠体により確実に取り付けることが可能である。また、網を係止する突起は、面ファスナーの雄係止要素なので、網が着脱自在な網部材を、既製の部材を用いて安価に提供することが可能である。
かかる網部材であって、前記位置決め部は、前記枠体の前記開口を形成する枠内周縁に沿って配置される位置決め縁を有するシート材が、前記網の両面から貼り付けられていることを特徴とする。
このような網部材によれば、位置決め部は、網の両面から貼り付けられているシート材なので、容易に取り付けることが可能であり、安価に設けることが可能である。また、シール材は、開口を形成する枠内周縁に沿う位置決め縁を有しているので、開口を形成する枠体に対して網部材を容易に位置決めすることが可能である。
かかる網部材であって、前記網は、外周端部に処理が施された外周処理部を有し、前記外周処理部よりも内周側にて前記突起に係止されていることを特徴とする。
このような網部材によれば、網は、外周端部に処理が施された外周処理部を有しているので、処理を施すことにより、網の線材を解れにくくする、或いは、網を破れにくくするなど、網の周端部に適宜な処理を施した部位を備えることが可能である。また、網の外周端部が処理された外周処理部の内周側が突起に係止されているので、処理された外周処理部により網が突起に係止されにくくなることはない。
かかる網部材であって、前記外周処理部の内周側の縁部が前記枠体に設けられた前記突起に沿って配置されて前記位置決め部をなすことを特徴とする。
このような網部材によれば、外周処理部の内周側の縁部が位置決め部をなすので、別途位置決め部を設けることなく、外周処理部の内周側の縁部を枠体に設けられた前記突起に沿って配置するだけで、網部材を枠体に対して位置決めすることが可能である。
かかる網部材であって、当該網部材を前記枠体から取り外すときに把持する把持部を備え、前記把持部が前記位置決め部をなしていることを特徴とする。
このような網部材によれば、網部材は把持部を備えているので、網部材を取り外し易い。また、把持部が位置決め部をなしているので、把持部と位置決め部とを各々別個に設ける必要がない。このため、取り外し易く、且つ、取り付け時の位置決めがし易い、安価な網部材を提供することが可能である。
また、網部材と、前記枠体と、を有することを特徴とする網戸である。
このような網戸によれば、網部材を容易に取り外すことが可能な網戸であって、且つ、取り外した網部材を適切な位置に容易に取り付けることが可能な網戸を提供することが可能である。
3 固定網戸(網戸)、5 網部材、30 網戸枠、30a 網戸開口、
31c 左側の枠材の右側の縁、31d 上側の枠材の下側の縁、
33 雄係止要素、34 網部材、35 網、35a 縦線材、35b 横線材、
36 位置決め部、36a シート材、36b 位置決め部の2辺をなす縁、
37 把持部、50 網、50a 線材、51 外周処理部、
51a 外周処理部の内周側の縁

Claims (5)

  1. 枠体が形成する開口を覆う網部材であって、
    前記枠体に面外方向に突出させて設けられた複数の突起に、取り外し可能に直接係止される網と、
    前記網に設けられ、前記枠体に対して位置決め可能な位置決め部と、
    を有し、
    前記位置決め部は、前記枠体の前記開口を形成する枠内周縁に沿って配置される位置決め縁を有するシート材が、前記網の両面から貼り付けられていることを特徴とする網部材。
  2. 請求項1に記載の網部材であって、
    前記網は、面内方向において交差する複数の線材の交点が溶着されていることを特徴とする網部材。
  3. 請求項1または請求項2に記載の網部材であって、
    前記複数の突起は、面ファスナーの雄係止要素であることを特徴とする網部材。
  4. 請求項1乃至請求項のいずれかに記載の網部材であって、
    当該網部材を前記枠体から取り外すときに把持する把持部を備え、
    前記把持部が前記位置決め部をなしていることを特徴とする網部材。
  5. 請求項1乃至請求項のいずれかに記載の網部材と、
    前記枠体と、を有することを特徴とする網戸。
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