JP2020060096A - 遮音シート - Google Patents

遮音シート Download PDF

Info

Publication number
JP2020060096A
JP2020060096A JP2020008626A JP2020008626A JP2020060096A JP 2020060096 A JP2020060096 A JP 2020060096A JP 2020008626 A JP2020008626 A JP 2020008626A JP 2020008626 A JP2020008626 A JP 2020008626A JP 2020060096 A JP2020060096 A JP 2020060096A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
cleaning port
cleaning
lid
port joint
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2020008626A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6832460B2 (ja
Inventor
英治 木村
Eiji Kimura
英治 木村
坂本 正勝
Masakatsu Sakamoto
正勝 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Publication of JP2020060096A publication Critical patent/JP2020060096A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6832460B2 publication Critical patent/JP6832460B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Abstract

【課題】掃除口継手へ容易に取り付けることができ、且つ、掃除口部を容易に露出させるとともに掃除口部を容易に覆うことができる遮音シートを提供する。【解決手段】排水立て管の途中に設けられ、立て管掃除用の開閉可能な開口部が設けられた掃除口部を有する掃除口継手に取付けられる遮音シート61である。掃除口継手に巻き付けられて当該掃除口継手を覆うとともに、掃除口部を露出させるための窓開口64が形成された本体部62と、本体部62の巻付け方向の端部に一体に形成され、窓開口64を塞ぐことで掃除口部を覆う蓋部63と、を備えている。本体部62は、巻付け方向に離間して少なくとも2つ以上形成された表裏に通じる連通孔69a,69b,69c,69dに挿通されるインシュロック67によって、排水立て管を締め付けることで、掃除口継手に取付けられている。【選択図】図12

Description

本発明は、排水立て管の途中に設けられる掃除口継手の排水音を低減するための遮音シートに関するものである。
従来から、静寂性が求められる集合住宅等では、排水立て管からの排水音、特に排水立て管の途中に設けられた継手からの排水音を低減するための遮音対策が行われている。かかる遮音対策としては、例えば、排水立て管を施工した後、継手およびその上下に接続された立て管にグラスウール保温材を巻き付け、更にその上から遮音シートを巻きつけ、これらグラスウール保温材および遮音シートを金網等で固定する方法が一般的である。
ところで、排水立て管には、定期的な管内洗浄や管内調査を行うために、開閉可能な開口部が設けられた掃除口部を有する掃除口継手を設けることがある(例えば特許文献1参照)。そうして、通常の継手を遮音シートで覆う場合は、一旦取り付けた遮音シートを取り外すことはないが、掃除口継手を遮音シートで覆う場合は、定期的な管内洗浄等のために遮音シートを取り外す必要がある。このため、掃除口継手を覆う遮音シートを金網等で固定する方法を採用した場合には、金網等を取り外さなければならないため、掃除口部の開口作業に時間がかかる上、復旧作業には熟練した技能を要するという問題がある。
そこで、このような問題を解決するために、例えば、図14に示すような遮音シート101が提案されている。この遮音シート101は、アスファルト系材料からなる表面シートと、ロックウールからなる裏面シートとを貼り合せたものである。この遮音シート101は、図14(a)および(b)に示すように、掃除口継手123およびその上下に接続される排水立て管121,122に巻き付けられて掃除口継手123を覆う本体部102と、本体部102の巻付け方向の端部に一体に形成された蓋部103とを有している。本体部102には、巻き付け方向における、蓋部103が形成された側とは反対側の端部に、掃除口部124を露出させるための窓開口104が形成されているとともに、巻き付け方向に延びる両側縁部にスリット109が形成されている。
この遮音シート101を掃除口継手123に取付ける際には、先ず、本体部102を掃除口継手123に巻き付ける。このとき、本体部102の両側縁部(上下端部)を、排水立て管121,122の外周面に沿うようにスリット109を閉じながら巻き付ける。次いで、図14(b)に示すように、両側縁部にテープ108を巻いた上、インシュロック等の結束バンド130で両側縁部を締め付ける。これにより、遮音シート101が、掃除口継手123の上下に接続された排水立て管121,122に固定される。
この遮音シート101は、蓋部103の先端部103aを、図14(b)の黒塗り矢印で示すように、窓開口104から本体部102と掃除口継手123との間に差し込むことで、窓開口104から露出した掃除口部124を覆う一方、本体部102と掃除口継手123との間に差し込まれた蓋部103の先端部103aを窓開口104から引き出すことで、掃除口部124を露出させるように構成されている。
特開2002−188192号公報(特に図5参照)
上記図14に示すような遮音シート101では、蓋部103の先端部103aを窓開口104から引き出すという簡単な作業で掃除口部124が露出することから、掃除口部124の開口作業を短時間で行うことが可能となる。また、掃除口部124を露出させるに当たって、遮音シート101を取り外す必要がないので、復旧作業を省略することができる。よって、上記遮音シート101によれば、掃除口継手123を覆う遮音シートを金網等で固定する方法の上記問題点を解決することができる。
しかしながら、上記遮音シート101には、以下のような問題がある。すなわち、遮音シート101では、掃除口部124を覆うべく、蓋部103の先端部103aを本体部102と掃除口継手123との間に差し込むため、蓋部103が硬さを有することが必要となる。そうして、蓋部103は本体部102と一体に形成されていることから、蓋部103が硬さを有するためには遮音シート101を硬い素材で構成する必要がある。そうすると、本体部102を掃除口継手123および排水立て管121,122に巻き付けるのが困難になるとともに、本体部102を結束バンド130で締め付けることも困難になるという問題がある。
そこで、蓋部103のみを補強等によって硬くすることも考えられるが、遮音性能を確保するためには、本体部102を掃除口継手123に隙間なく巻き付ける必要があるため、蓋部103を硬くしても、蓋部103の先端部103aを本体部102と掃除口継手123との間に差し込むことは容易ではないという問題がある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、排水立て管の途中に設けられる掃除口継手に取付けられる遮音シートにおいて、掃除口継手へ容易に取り付けることができ、且つ、掃除口部を容易に露出させるとともに容易に覆うことができる遮音シートを提供することにある。
本発明は、排水立て管の途中に設けられ、立て管掃除用の開閉可能な開口部が設けられた掃除口部を有する掃除口継手に取付けられる遮音シートを対象としている。
そして、この遮音シートは、上記掃除口継手およびその上下に接続される上記排水立て管に巻き付けられて当該掃除口継手を覆うとともに、上記掃除口部を露出させるための窓開口が形成された本体部と、上記本体部の巻付け方向の端部に一体に形成され、上記窓開口を塞ぐことで上記露出する掃除口部を覆う蓋部と、を備え、上記蓋部は、上記本体部が上記掃除口継手に巻き付けられた状態で、当該蓋部の上端が上記本体部の上端よりも低く、且つ、当該蓋部の下端が上記本体部の下端よりも高くなるように形成されており、上記本体部は、上記掃除口継手に巻き付けられた状態で、上記蓋部の上端よりも上側の部位、および、上記蓋部の下端よりも下側の部位に巻かれる結束バンド、紐またはテープにより、上記掃除口継手の上下に接続される上記排水立て管をそれぞれ締め付けることで、上記掃除口継手に取付けられており、上記本体部における、上記掃除口継手に巻き付けられた状態で、上記蓋部の上端よりも上側となる部位および上記蓋部の下端よりも下側となる部位に、上記結束バンド、紐またはテープを挿通可能な表裏に通じる連通孔が、巻付け方向に離間して少なくとも2つ以上形成されていることを特徴とするものである。
この構成によれば、蓋部を窓開口に被せるだけで、掃除口部を容易に覆うことができる。また、蓋部を引っ張るだけで、掃除口部を容易に露出させることができる。
さらに、蓋部の上端よりも上側の部位、および、蓋部の下端よりも下側の部位に巻かれる結束バンド、紐またはテープ(以下、「結束バンド等」ともいう。)により、掃除口継手の上下の排水立て管を締め付けるので、その後の窓開口の開閉作業に支障を生じることなく、遮音シートを掃除口継手に容易に取り付けることができる。また、円筒状に巻かれた本体部の上端部および下端部を結束バンド等で絞ることにより形成される密閉された空間内に、掃除口継手が収められるので、高い遮音性能を確保することができる。
また、例えば、結束バンド等を本体部の表面側から一の連通孔に挿通し、本体部の裏面側に出た結束バンド等を本体部の裏面側から他の連通孔に挿通するといった具合に、恰も結束バンド等を本体部に縫い込むように取り付けることができる。そうして、このような連通孔が、巻付け方向に離間して少なくとも2つ以上形成されていることから、遮音シートにおける結束バンド等の位置をしっかりと決めることができる。これにより、施工時における排水立て管に対する結束バンド等の位置決めが容易になるとともに、結束バンド等が傾くことがないので締付性が確保されることから、遮音シートの施工性を向上させることができる。
さらに、本発明は、排水立て管の途中に設けられ、立て管掃除用の開閉可能な開口部が設けられた掃除口部を有する掃除口継手に取付けられる遮音シートであって、上記掃除口継手およびその上下に接続される上記排水立て管に巻き付けられて当該掃除口継手を覆うとともに、上記掃除口部を露出させるための窓開口が形成された本体部と、上記本体部の巻付け方向の端部に一体に形成され、上記窓開口を塞ぐことで上記露出する掃除口部を覆う蓋部と、を備え、上記蓋部は、上記本体部が上記掃除口継手に巻き付けられた状態で、当該蓋部の上端が上記本体部の上端よりも低く、且つ、当該蓋部の下端が上記本体部の下端よりも高くなるように形成されており、上記本体部は、上記掃除口継手に巻き付けられた状態で、上記窓開口よりも上側および下側の部位に巻かれる結束バンド、紐またはテープにより、上記掃除口継手の上下に接続される上記排水立て管をそれぞれ締め付けることで、上記掃除口継手に取付けられており、上記本体部における、上記掃除口継手に巻き付けられた状態で、上記窓開口よりも上側および下側となる部位に、上記結束バンド、紐またはテープを挿通可能な表裏に通じる連通孔が、巻付け方向に離間して少なくとも2つ以上形成されており、上記結束バンド、紐またはテープは、上記本体部の表面側から当該本体部および上記排水立て管を共に締め付けるように、上記各連通孔に挿通されていることを特徴とするものである。
以上、説明したように本発明に係る遮音シートによれば、掃除口継手へ容易に取り付けることができ、且つ、掃除口部を容易に露出させるとともに掃除口部を容易に覆うことができる。
本発明の実施形態1に係る遮音シートを模式的に示す図であり、同図(a)は遮音シートの表面を示す図であり、同図(b)は遮音シートの裏面を示す図である。 遮音シートが取り付けられる掃除口継手および排水立て管を模式的に示す図であり、同図(a)は遮音措置がなされていない状態を示す図であり、同図(b)は排水立て管のみに遮音シートを取り付けた状態を示す図である。 第1および第2部材の他の例を模式的に示す斜視図である。 掃除口継手への遮音シートの取付手順を示す図である。 本発明の実施形態2に係る遮音シートを模式的に示す図であり、同図(a)は遮音シートの表面を示す図であり、同図(b)は遮音シートの裏面を示す図である。 遮音シートを掃除口継手に取付けた状態を模式的に示す図である。 遮音シートを模式的に示す縦断面図である。 本発明の実施形態3に係る遮音シートを模式的に示す図であり、同図(a)は遮音シートの表面を示す図であり、同図(b)は遮音シートの裏面を示す図である。 掃除口継手への遮音シートの取付手順を示す図である。 本発明の実施形態4に係る遮音シートを模式的に示す図であり、同図(a)は遮音シートの表面を示す図であり、同図(b)は遮音シートの裏面を示す図である。 掃除口継手への遮音シートの取付手順を示す図である。 本発明の実施形態5に係る遮音シートを模式的に示す図であり、同図(a)は遮音シートの表面を示す図であり、同図(b)は遮音シートの裏面を示す図である。 本発明の実施形態6に係る遮音シートを模式的に示す図であり、同図(a)は遮音シートの表面を示す図であり、同図(b)は遮音シートの裏面を示す図であり、同図(c)は遮音シートを掃除口継手に取付けた状態を模式的に示す断面図である。 従来の遮音シートを模式的に示す図であり、同図(a)は遮音シートの表面を示す図であり、同図(b)は遮音シートを掃除口継手および排水立て管に取付けた状態を模式的に示す図である。
以下、本発明を実施するための形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
図1は、本実施形態に係る遮音シート1を模式的に示す図であり、同図(a)は遮音シート1の表面を示す図であり、同図(b)は遮音シート1の裏面を示す図である。なお、以下の説明では、図1(a)および(b)の左右方向を長手方向といい、図1(a)および(b)の上下方向を幅方向という。
この遮音シート1は、図2に示すような、排水立て管21,22の途中に設けられる掃除口継手23の排水音を低減するために、掃除口継手23に取付けられるものである。掃除口継手23は、上下のフランジ23a,23bを排水立て管21,22のフランジ21a,22aとボルト締結することで、上下の排水立て管21,22と接続されている。掃除口継手23は、これら上下の排水立て管21,22の掃除用の開閉可能な開口部24aが設けられた掃除口部24を有している。なお、この遮音シート1は、図2(a)に示すような上下の排水立て管21,22に対し遮音措置がなされていない掃除口継手23に適用することも、図2(b)に示すような上下の排水立て管21,22に対し遮音シート27を取り付けた掃除口継手23に適用することも可能である。
遮音シート1は、軟質塩化ビニル樹脂からなる表面シート1aと、吸音材からなる裏面シート1bとを貼り合せたものである。遮音シート1は、図1(a)および(b)に示すように、本体部2と、当該本体部2の長手方向の一方側(図1の左側)の端部に一体に形成された蓋部3と、互いに繰り返し取付けおよび取外し可能なマジックテープ(登録商標)の雌部材5および雄部材6と、を有している。この遮音シート1は、例えば、長尺の表面シートと長尺の裏面シートとを接着剤で貼り合せたシートを打ち抜き加工することによって形成される。なお、吸音材としては、例えば、グラスウール、ポリエステル等の繊維系素材や、ウレタン等の発泡材を挙げることができる。また、遮音シート1の掃除口継手23への巻き付けおよび蓋部3の開閉を円滑に行うには、遮音シート1は薄く柔らかい方が望ましいので、表面シート1aの厚さは0.5〜1.5mmが好ましく、裏面シート1bの厚さは5〜15mmが好ましい。
本体部2は、略長方形状に形成されていて、掃除口継手23およびその上下に接続される排水立て管21,22に対し、長手方向に巻き付けられて掃除口継手23を覆うものである。これにより、本実施形態では「長手方向」が、本発明で言うところの「巻き付け方向」に相当する。この本体部2には、長手方向の他方側(蓋部3が形成された側と反対側)の端部に、掃除口部24を露出させるための矩形状の窓開口4が形成されている。本体部2の長手方向の長さは、当該本体部2を掃除口継手23に巻き付けた場合に、長手方向一方側の端部が、長手方向他方側の端部とラップし且つ窓開口4とは重ならないような長さに設定されている。また、本体部2の幅方向の長さは、当該本体部2を掃除口継手23に巻き付けた場合に、上端2aが排水立て管21のフランジ21aよりも高く且つ下端2bが排水立て管22のフランジ22aよりも低くなるような長さに設定されている。
蓋部3は、略正方形状に形成されていて、本体部2の長手方向一方側の端部における幅方向の中央部から長手方向一方側に突出している。これにより、蓋部3は、本体部2を掃除口継手23に巻き付けた場合に、窓開口4と重なり、窓開口4を塞ぐことで、露出した掃除口部24を覆うようになっている。蓋部3は、その幅方向の長さが、本体部2の幅方向の長さよりも短く形成されている。それ故、蓋部3は、本体部2が掃除口継手23に巻き付けられた状態で、当該蓋部3の上端3aが本体部2の上端2aよりも低く、且つ、当該蓋部3の下端3bが本体部2の下端2bよりも高くなるようになっている。
マジックテープの雌部材(第1部材)5は、図1(a)に示すように、本体部2の表面側における窓開口4の近傍に、より詳しくは、窓開口4の長手方向一方側の縁部に、幅方向に延びるように設けられている。一方、雌部材5と繰り返し取付けおよび取外し可能な雄部材(第2部材)6は、蓋部3の裏面側における雌部材5に取付け可能な位置に、より詳しくは、本体部2を掃除口継手23に巻き付けた場合に蓋部3の裏面が雌部材5と重なる位置に、幅方向に延びるように設けられている。
なお、「互いに繰り返し取付けおよび取外し可能な第1および第2部材」は、マジックテープの雌部材5および雄部材6に限られず、例えば、図3(a)に示すように、スナップボタンの雌ボタン25および雄ボタン26や、図3(b)に示すように、ホックの雌ホック35および雄ホック36や、図3(c)に示すように、マグネットホックの雌ホック45および雄ホック46を適用してもよい。
以上のように構成された遮音シート1は、図4(a)〜(d)に示す手順で掃除口継手23に取付けられる。すなわち、先ず、図4(a)に示すように、掃除口継手23の掃除口部24を遮音シート1の裏側から窓開口4に嵌める。次いで、図4(b)に示すように、本体部2を掃除口継手23およびその上下に接続される排水立て管21,22に巻き付けるとともに、蓋部3で窓開口4を覆って雄部材6を雌部材5に取付ける。次いで、図4(c)に示すように、本体部2における蓋部3の上端3aよりも上側の部位にインシュロック(結束バンド)30を巻き付け、このインシュロック30により、掃除口継手23の上側に接続された排水立て管21(より正確には排水立て管21に取り付けられた遮音シート27)を締め付ける。同様に、本体部2における蓋部3の下端3bよりも下側の部位にインシュロック(結束バンド)31を巻き付け、このインシュロック31により、掃除口継手23の下側に接続された排水立て管22(より正確には排水立て管22に取り付けられた遮音シート27)を締め付ける。これにより、円筒状に巻かれた本体部2の上端部および下端部をインシュロック30,31で絞ることにより形成される密閉された空間内に、排水立て管21のフランジ21a、掃除口継手23および排水立て管22のフランジ22aが収められることになるので、高い遮音性能を確保することができる。インシュロック30,31は、本体部2における蓋部3の上端3aよりも上側の部位および蓋部3の下端3bよりも下側の部位を絞っているので、蓋部3の開閉の支障となることはない。
そうして、排水立て管21,22の清掃を行う場合には、図4(d)に示すように、蓋部3を引っ張って、雄部材6を雌部材5から取り外すことで、掃除口部24を容易に露出させて、開口部24aを開くことが可能となる。一方、排水立て管21,22の清掃を終了した場合には、蓋部3を窓開口4に被せながら、雄部材6を雌部材5に取り付けることで、掃除口部24を容易に覆うことができる。なお、本実施形態のように窓開口4の長手方向一方側の縁部にのみマジックテープの雌部材5を設けた遮音シート1は、例えば、掃除口部24の突出量が比較的小さい掃除口継手23を覆うのに好適に用いることができる。
(実施形態2)
本実施形態は、窓開口14周りの三方向にマジックテープの雌部材15,17,19を設ける点が、上記実施形態1と異なるものである。以下、実施形態1と異なる点を中心に説明する。なお、以下の説明では、図5(a)および(b)の左右方向を長手方向といい、図5(a)および(b)の上下方向を幅方向という。
上述の如く、窓開口4の長手方向一方側の縁部にマジックテープの雌部材5を設けた遮音シート1は、掃除口部24の突出量が比較的小さい掃除口継手23を覆うのに好適に用いることができるが、掃除口部24の突出量が比較的大きい場合には、窓開口4の上下において本体部2と蓋部3との間に隙間が生じ、遮音性能が低下する場合がある。そこで、本実施形態の遮音シート11では、蓋部13の上端部および下端部も、マジックテープを介して窓開口14の上側および下側の縁部に取付けるようにしている。
図5は、本実施形態に係る遮音シート11を模式的に示す図であり、同図(a)は遮音シート11の表面を示す図であり、同図(b)は遮音シート11の裏面を示す図である。この遮音シート11は、軟質塩化ビニル樹脂からなる表面シート11aと、吸音材からなる裏面シート11bとを接着剤で貼り合せたものであり、図5(a)および(b)に示すように、本体部12と、当該本体部12に一体に形成された蓋部13と、互いに繰り返し取付けおよび取外し可能なマジックテープの雌部材15,17,19および雄部材16,18,20と、を有している。本体部12には、長手方向における蓋部13が形成された側と反対側の端部に、掃除口部24を露出させるための矩形状の窓開口14が形成されている。
マジックテープの雌部材(第1横側部材)15は、図5(a)に示すように、本体部12の表面側における窓開口14の長手方向一方側(蓋部13が形成される側)の縁部に、幅方向に延びるように設けられている。また、雌部材(第1上側部材)17は、本体部12の表面側における窓開口14の幅方向の一方側(図5の上側)の縁部に、長手方向に延びるように設けられている。さらに、雌部材(第1下側部材)19は、本体部12の表面側における窓開口14の幅方向の他方側(図5の下側)の縁部に、長手方向に延びるように設けられている。なお、本体部12が掃除口継手23に巻き付けられた状態では、幅方向の一方側が上側となり、幅方向の他方側が下側となる。
一方、雌部材15と繰り返し取付けおよび取外し可能な雄部材(第2横側部材)16は、蓋部13の裏面側における長手方向の先端部に、幅方向に延びるように設けられている。また、雌部材17と繰り返し取付けおよび取外し可能な雄部材(第2上側部材)18は、蓋部13の裏面側における幅方向の一方側の端部に、長手方向に延びるように設けられている。さらに、雌部材19と繰り返し取付けおよび取外し可能な雄部材(第2下側部材)20は、蓋部13の裏面側における幅方向の他方側の端部に、長手方向に延びるように設けられている。なお、本体部12が掃除口継手23に巻き付けられた状態では、蓋部13の幅方向の一方側の端部が上端部となり、幅方向の他方側の端部が下端部となる。
図6は、遮音シート11を掃除口継手23に取付けた状態を模式的に示す図である。図7は、遮音シート11を模式的に示す縦断面図である。なお、図7では、遮音シート11,27のみ断面で示している。また、図7では、遮音シート11、雌部材17,19および雄部材18,20の厚みを誇張して示している。
図6に示すように、雄部材18は、本体部12を掃除口継手23に巻き付けた場合に、蓋部13の裏面が雌部材17と重なる位置ではなく、当該位置よりも上側である蓋部13の上端部に設けられている。また、雄部材20は、本体部12を掃除口継手23に巻き付けた場合に、蓋部13の裏面が雌部材19と重なる位置ではなく、当該位置よりも下側である蓋部13の下端部に設けられている。つまり、本実施形態の遮音シート11では、雄部材18と雄部材20との間隔が、雌部材17と雌部材19との間隔よりも広く設定されている。
このように、雄部材18と雄部材20との間隔を、雌部材17と雌部材19との間隔よりも広く設定することにより、雄部材18を雌部材17に取り付け、雄部材20を雌部材19に取付ければ、図7に示すように、雄部材18と雄部材20との間に膨らみ代が生じるので、例えば掃除口部24の突出量が大きい場合でも、掃除口部24を隙間なく覆うことができる。また、本実施形態では、窓開口14を横側、上側および下側の三方向でしっかり閉じるので、掃除口部24の突出量が大きい場合でも、高い遮音性能を確保することができる。
(実施形態3)
本実施形態は、長手方向における蓋部43が形成される側の端部を、窓開口44が形成される側の端部の内側にラップさせる点が、上記実施形態1と異なるものである。以下、実施形態1と異なる点を中心に説明する。なお、以下の説明では、図8(a)および(b)の左右方向を長手方向といい、図8(a)および(b)の上下方向を幅方向という。また、図8(a)における蓋部43内の破線枠44aは、本体部42が掃除口継手23に巻き付けられた状態における窓開口44の位置を示している。
図8は、本実施形態に係る遮音シート41を模式的に示す図であり、同図(a)は遮音シート41の表面を示す図であり、同図(b)は遮音シート41の裏面を示す図である。この遮音シート41は、表面シート41aと裏面シート41bとを接着剤で貼り合せたものであり、図8(a)および(b)に示すように、本体部42と、当該本体部42に一体に形成された蓋部43と、マジックテープの雌部材45および雄部材46と、を有している。本体部42には、長手方向(巻付け方向)における蓋部43が形成された側と反対側の端部に、掃除口部24を露出させるための矩形状の窓開口44が形成されている。マジックテープの雌部材45は、本体部42の表面側における窓開口44の長手方向一方側(図8の左側)の縁部に、幅方向に延びるように設けられている。
蓋部43は、実施形態1の蓋部3が矩形状であったのとは異なり、図8に示すように、六角形状に形成されている。蓋部43における破線枠44aよりも長手方向一方側の先端部43aは、その幅が窓開口44の幅(上下方向の幅)よりも小さく形成されている。この先端部43aの裏面側には、マジックテープの雄部材46が設けられている。蓋部43における破線枠44aと長手方向で重なる中央部43bは、その幅(上下方向の幅)が窓開口44の幅よりも大きく形成されている。また、蓋部43における本体部42に対する付け根部分43cは、その幅(上下方向の幅)が、窓開口44の幅と略等しく形成されている。
以上のように構成された遮音シート41を掃除口継手23に取付ける際には、先ず、掃除口部24と窓開口44とが一致するように、掃除口部24を遮音シート41の裏側から窓開口44に嵌めて、本体部42を掃除口継手23および排水立て管21,22に巻き付ける。次いで、図9(a)の白抜き矢印で示すように、蓋部43を本体部42の裏面側から窓開口44に通す。この際、先端部43aの幅が窓開口44の幅よりも小さいとともに、遮音シート41は薄く柔らかいので中央部43bを折り畳めることから、蓋部43を窓開口44に通し易くなっている。このように、蓋部43を本体部42の裏面側から窓開口44に通すことで、蓋部43が形成された長手方向一方側の端部が、窓開口44が形成された長手方向他方側(図8の右側)の端部の内側にラップする。
次いで、本体部42の裏面側から表面側に通り抜けた中央部43bで窓開口44を覆って、雄部材46を雌部材45に取付ける。なお、本実施形態では、中央部43bが、本発明でいうところの「本体部の裏面側から表面側に通り抜けて窓開口を覆う部位」に相当する。その後、図9(b)に示すように、本体部42における蓋部43の上端よりも上側および下端よりも下側の部位にインシュロック30,31をそれぞれ巻き付け、これらのインシュロック30,31により、掃除口継手23の上側および下側に接続された排水立て管21,22(より正確には排水立て管21,22に取り付けられた遮音シート27)を締め付ける。
本実施形態によれば、付け根部分43cの幅が窓開口44の幅と略等しい一方、中央部43bの幅が窓開口44の幅よりも大きいことから、中央部43b(特に破線枠44aよりも幅方向外側の部分)が引っ掛りとなることで蓋部43が長手方向に容易に抜け難くなるとともに、付け根部分43cが引っ掛りとなることで、巻き重なった部分(ラップ部)の上下方向の位置を一致させることができる。これにより、位置決め精度が高まることから、遮音シート41の施工性を向上させることができる。
(実施形態4)
本実施形態は、窓開口54ではなく本体部52に形成されたスリット部57に蓋部53を通す点が、上記実施形態3と異なるものである。以下、実施形態3と異なる点を中心に説明する。なお、以下の説明では、図10(a)および(b)の左右方向を長手方向といい、図10(a)および(b)の上下方向を幅方向という。
図10は、本実施形態に係る遮音シート51を模式的に示す図であり、同図(a)は遮音シート51の表面を示す図であり、同図(b)は遮音シート51の裏面を示す図である。この遮音シート51は、表面シート51aと裏面シート51bとを接着剤で貼り合せたものであり、図10(a)および(b)に示すように、本体部52と、当該本体部52に一体に形成された蓋部53と、マジックテープの雌部材55および雄部材56と、を有している。本体部52には、長手方向(巻付け方向)における蓋部53が形成された側と反対側の端部に、掃除口部24を露出させるための矩形状の窓開口54が形成されている。マジックテープの雌部材55は、本体部52の表面側における窓開口54の長手方向一方側(図9の左側)の縁部に、幅方向に延びるように設けられている一方、マジックテープの雄部材56は、蓋部53の裏面側における長手方向一方側の端部に、幅方向に延びるように設けられている。
本体部52の長手方向他方側(図9の右側)の端と窓開口54との間には、蓋部53が当該本体部52の裏面側から表面側に通り抜け可能な、上下方向に延びるスリット部57が形成されている。スリット部57の長さは、蓋部53の幅(上下方向の幅)と略等しく設定されている。
以上のように構成された遮音シート51を掃除口継手23に取付ける際には、先ず、掃除口部24と窓開口54とが一致するように、掃除口部24を遮音シート51の裏側から窓開口54に嵌めて、本体部52を掃除口継手23および排水立て管21,22に巻き付ける。次いで、図11(a)の白抜き矢印で示すように、蓋部53を本体部52の裏面側からスリット部57に通す。このように、蓋部53を本体部52の裏面側からスリット部57に通すことで、蓋部53が形成された長手方向一方側の端部が、窓開口54が形成された長手方向他方側(図10の右側)の端部の内側にラップする。
次いで、本体部52の裏面側から表面側に通り抜けた蓋部53で窓開口54を覆って、雄部材56を雌部材55に取付ける。その後、図11(b)に示すように、本体部52における蓋部53の上端よりも上側および下端よりも下側の部位にインシュロック30,31をそれぞれ巻き付け、これらのインシュロック30,31により、掃除口継手23の上側および下側に接続された排水立て管21,22(より正確には排水立て管21,22に取り付けられた遮音シート27)を締め付ける。
本実施形態によれば、蓋部53の幅がスリット部57の長さと略等しいことから、蓋部53の上下端がスリット部57の上下端に当たることで、巻き重なった部分(ラップ部)の上下方向の位置を一致させることができる。これにより、位置決め精度が高まることから、遮音シート51の施工性を向上させることができる。
(実施形態5)
本実施形態は、インシュロック67,68を本体部62に取付けている点が、上記実施形態1と異なるものである。以下、実施形態1と異なる点を中心に説明する。なお、以下の説明では、図12(a)および(b)の左右方向を長手方向といい、図12(a)および(b)の上下方向を幅方向という。
図12は、本実施形態に係る遮音シート61を模式的に示す図であり、同図(a)は遮音シート61の表面を示す図であり、同図(b)は遮音シート61の裏面を示す図である。この遮音シート61は、表面シート61aと裏面シート61bとを接着剤で貼り合せたものであり、図10(a)および(b)に示すように、本体部62と、当該本体部62に一体に形成された蓋部63と、マジックテープの雌部材65および雄部材66と、を有している。本体部62には、長手方向(巻付け方向)における蓋部63が形成された側と反対側の端部に、掃除口部24を露出させるための矩形状の窓開口64が形成されている。マジックテープの雌部材65は、本体部62の表面側における窓開口64の長手方向一方側(図12の左側)の縁部に、幅方向に延びるように設けられている一方、マジックテープの雄部材66は、蓋部63の裏面側における長手方向一方側の端部に、幅方向に延びるように設けられている。
本体部62における、掃除口継手23に巻き付けられた状態で、蓋部63の上端よりも上側となる部位には、インシュロック67を挿通可能な表裏に通じる一対の連通孔69a,69bと一対の連通孔69c,69dとが、長手方向に離間して形成されている。同様に、本体部62における、掃除口継手23に巻き付けられた状態で、蓋部63の下端よりも下側となる部位にも、インシュロック68を挿通可能な表裏に通じる一対の連通孔69a,69bと一対の連通孔69c,69dとが、長手方向(巻付け方向)に離間して形成されている。
各インシュロック67,68は、本体部62の表面側から連通孔69aに挿通され、本体部62の裏面側から連通孔69bに挿通されることで、一対の連通孔69a,69bによって本体部62に取付けられる。さらに、連通孔69bから本体部62の表面側に出た各インシュロック67,68は、本体部62の表面側から連通孔69cに挿通され、本体部62の裏面側から連通孔69dに挿通されることで、長手方向に離間した2箇所で本体部62に取付けられる。
このように、本実施形態によれば、恰もインシュロック67,68を本体部62に縫い込むように取り付けることができる。そうして、一対の連通孔69a,69bと一対の連通孔69c,69dとが、長手方向に離間して形成されていることから、インシュロック67,68がぐらつくことなく、遮音シート61におけるインシュロック67,68の位置をしっかりと決めることができる。これにより、施工時における排水立て管21,22に対するインシュロック67,68の位置決めが容易になるとともに、インシュロック67,68が傾くことがないので締付性が確保されることから、遮音シート61の施工性を向上させることができる。
(実施形態6)
本実施形態は、開かれた蓋部73を二つ折りにした状態で保持するマジックテープの雌部材77および雄部材78が設けられている点が、上記実施形態1と異なるものである。以下、実施形態1と異なる点を中心に説明する。なお、以下の説明では、図13(a)および(b)の左右方向を長手方向といい、図13(a)および(b)の上下方向を幅方向という。
図13は、本実施形態に係る遮音シート71を模式的に示す図であり、同図(a)は遮音シート71の表面を示す図であり、同図(b)は遮音シート71の裏面を示す図であり、同図(c)は遮音シート71を掃除口継手23に取付けた状態を模式的に示す断面図である。この遮音シート71は、表面シート71aと裏面シート71bとを接着剤で貼り合せたものであり、図13(a)および(b)に示すように、本体部72と、当該本体部72に一体に形成された蓋部73と、マジックテープの雌部材75および雄部材76と、を有している。本体部72には、長手方向(巻付け方向)における蓋部73が形成された側と反対側の端部に、掃除口部24を露出させるための矩形状の窓開口74が形成されている。マジックテープの雌部材75は、本体部72の表面側における窓開口74の長手方向一方側(図13の左側)の縁部に、幅方向に延びるように設けられている一方、マジックテープの雄部材76は、蓋部73の裏面側における長手方向一方側の端部に、幅方向に延びるように設けられている。
遮音シート71は、互いに繰り返し取付けおよび取外し可能なマジックテープの雌部材(第4部材)77および雄部材(第3部材)78と、をさらに有している。雄部材78は、蓋部73の表面側における長手方向一方側の端部(巻付け方向の先端部)に設けられている一方、雌部材77は、本体部72の表面側における蓋部73と窓開口74との間に設けられている。
本実施形態によれば、雌部材75と雄部材76との取外しによって窓開口74を開いた際、雌部材77と雄部材78との取付けによって、蓋部73が垂れ下がることなく、図13(c)に示すように、蓋部73を二つ折りにした状態で保持することができるので、管内洗浄や管内調査の作業性を向上させることができる。
(その他の実施形態)
本発明は、実施形態に限定されず、その精神又は主要な特徴から逸脱することなく他の色々な形で実施することができる。
上記各実施形態では、マジックテープの雌部材5,15,17,19を遮音シート1,11の表面側に設け、雄部材6,16,18,20を遮音シート1,11の裏面側に設けたが、これに限らず、雌部材5,15,17,19を遮音シート1,11の裏面側に設け、雄部材6,16,18,20を遮音シート1,11の表面側に設けてもよい。
また、上記各実施形態では、インシュロック30,31を用いて遮音シート1,11を固定したが、これに限らず、例えば、紐やテープを用いて遮音シート1,11を固定してもよい。
さらに、上記各実施形態では、窓開口4,14を矩形状に形成したが、これに限らず、掃除口部24の形状に合わせて、例えば円形状の窓開口を形成してもよい。
また、上記実施形態3〜6では、マジックテープの雌部材45,55,65,75を、窓開口44,54,64,74の長手方向一方側の縁部に設けたが、これに限らず、例えば、上記実施形態2のように、窓開口44,54,64,74周りの三方向に設けてもよい。
さらに、上記実施形態5では、一対の連通孔69a,69b,69c,69dを長手方向に離間させて2対形成したが、これに限らず、例えば、対をなさない連通孔を長手方向に離間させて2以上形成してもよい。
また、上記実施形態5および6では、上記実施形態1と同様の遮音シート61,71に、連通孔69a,69b,69c,69dや雌部材77および雄部材78をそれぞれ設けたが、これに限らず、例えば、上記実施形態2〜4と同様の遮音シート11,41,51に、連通孔や第4部材としての雌部材および第3部材としての雄部材をそれぞれ設けてもよい。
このように、上述の実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
本発明によると、掃除口継手へ容易に取り付けることができ、且つ、掃除口部を容易に露出させるとともに容易に覆うことができるので、排水立て管の掃除口継手に取付けられる遮音シートに適用して極めて有益である。
1 遮音シート
1a 表面シート
1b 裏面シート
2 本体部
2a 上端
2b 下端
3 蓋部
3a 上端
3b 下端
4 窓開口
5 雌部材(第1部材)
6 雄部材(第2部材)
11 遮音シート
11a 表面シート
11b 裏面シート
12 本体部
13 蓋部
14 窓開口
15 雌部材(第1横側部材)
16 雄部材(第2横側部材)
17 雌部材(第1上側部材)
18 雄部材(第2上側部材)
19 雌部材(第1下側部材)
20 雄部材(第2下側部材)
21 排水立て管
22 排水立て管
23 掃除口継手
24 掃除口部
24a 開口部
30 インシュロック(結束バンド)
31 インシュロック(結束バンド)
41、51、61、71 遮音シート
41a、51a、61a、71a 表面シート
41b、51b、61b、71b 裏面シート
42、52、62、72 本体部
43、53、63、73 蓋部
44、54、64、74 窓開口
45、55、65、75 雌部材(第1部材)
46、56、66、76 雄部材(第2部材)
57 スリット部
67、68 インシュロック(結束バンド)
69a、69b、69c、69d 連通孔
77 雌部材(第4部材)
78 雄部材(第3部材)

Claims (2)

  1. 排水立て管の途中に設けられ、立て管掃除用の開閉可能な開口部が設けられた掃除口部を有する掃除口継手に取付けられる遮音シートであって、
    上記掃除口継手およびその上下に接続される上記排水立て管に巻き付けられて当該掃除口継手を覆うとともに、上記掃除口部を露出させるための窓開口が形成された本体部と、
    上記本体部の巻付け方向の端部に一体に形成され、上記窓開口を塞ぐことで上記露出する掃除口部を覆う蓋部と、を備え、
    上記蓋部は、上記本体部が上記掃除口継手に巻き付けられた状態で、当該蓋部の上端が上記本体部の上端よりも低く、且つ、当該蓋部の下端が上記本体部の下端よりも高くなるように形成されており、
    上記本体部は、上記掃除口継手に巻き付けられた状態で、上記蓋部の上端よりも上側の部位、および、上記蓋部の下端よりも下側の部位に巻かれる結束バンド、紐またはテープにより、上記掃除口継手の上下に接続される上記排水立て管をそれぞれ締め付けることで、上記掃除口継手に取付けられており、
    上記本体部における、上記掃除口継手に巻き付けられた状態で、上記蓋部の上端よりも上側となる部位および上記蓋部の下端よりも下側となる部位に、上記結束バンド、紐またはテープを挿通可能な表裏に通じる連通孔が、巻付け方向に離間して少なくとも2つ以上形成されていることを特徴とする遮音シート。
  2. 排水立て管の途中に設けられ、立て管掃除用の開閉可能な開口部が設けられた掃除口部を有する掃除口継手に取付けられる遮音シートであって、
    上記掃除口継手およびその上下に接続される上記排水立て管に巻き付けられて当該掃除口継手を覆うとともに、上記掃除口部を露出させるための窓開口が形成された本体部と、
    上記本体部の巻付け方向の端部に一体に形成され、上記窓開口を塞ぐことで上記露出する掃除口部を覆う蓋部と、を備え、
    上記蓋部は、上記本体部が上記掃除口継手に巻き付けられた状態で、当該蓋部の上端が上記本体部の上端よりも低く、且つ、当該蓋部の下端が上記本体部の下端よりも高くなるように形成されており、
    上記本体部は、上記掃除口継手に巻き付けられた状態で、上記窓開口よりも上側および下側の部位に巻かれる結束バンド、紐またはテープにより、上記掃除口継手の上下に接続される上記排水立て管をそれぞれ締め付けることで、上記掃除口継手に取付けられており、
    上記本体部における、上記掃除口継手に巻き付けられた状態で、上記窓開口よりも上側および下側となる部位に、上記結束バンド、紐またはテープを挿通可能な表裏に通じる連通孔が、巻付け方向に離間して少なくとも2つ以上形成されており、
    上記結束バンド、紐またはテープは、上記本体部の表面側から当該本体部および上記排水立て管を共に締め付けるように、上記各連通孔に挿通されていることを特徴とする遮音シート。
JP2020008626A 2015-06-25 2020-01-22 遮音シート Active JP6832460B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015127383 2015-06-25
JP2015127383 2015-06-25

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015238408A Division JP6652378B2 (ja) 2015-06-25 2015-12-07 遮音シート

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020060096A true JP2020060096A (ja) 2020-04-16
JP6832460B2 JP6832460B2 (ja) 2021-02-24

Family

ID=57763749

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015238408A Active JP6652378B2 (ja) 2015-06-25 2015-12-07 遮音シート
JP2020008626A Active JP6832460B2 (ja) 2015-06-25 2020-01-22 遮音シート

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015238408A Active JP6652378B2 (ja) 2015-06-25 2015-12-07 遮音シート

Country Status (1)

Country Link
JP (2) JP6652378B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7108435B2 (ja) * 2018-03-16 2022-07-28 因幡電機産業株式会社 配管類用カバー部材

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5363798A (en) * 1976-09-21 1978-06-07 Rotork Ltd Fire preventing method and implement for machinery
US20040211467A1 (en) * 2001-02-21 2004-10-28 Gabriel Lechuga Two piece pipe protective cover system
JP2010101010A (ja) * 2008-10-21 2010-05-06 Kubota Corp 防音シート、排水配管構造および排水配管の清掃方法
JP2010236688A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Inaba Denki Sangyo Co Ltd 集合管用遮音カバー

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004190723A (ja) * 2002-12-09 2004-07-08 Nitto Denko Corp 防音材の取付方法、防音配管およびその製造方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5363798A (en) * 1976-09-21 1978-06-07 Rotork Ltd Fire preventing method and implement for machinery
US20040211467A1 (en) * 2001-02-21 2004-10-28 Gabriel Lechuga Two piece pipe protective cover system
JP2010101010A (ja) * 2008-10-21 2010-05-06 Kubota Corp 防音シート、排水配管構造および排水配管の清掃方法
JP2010236688A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Inaba Denki Sangyo Co Ltd 集合管用遮音カバー

Also Published As

Publication number Publication date
JP6652378B2 (ja) 2020-02-19
JP6832460B2 (ja) 2021-02-24
JP2017008705A (ja) 2017-01-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6316737B2 (ja) ドア用安全装置
JP2020060096A (ja) 遮音シート
JP2009215860A (ja) サッシへの防虫網張付け構造
JP4753850B2 (ja) 長尺体貫通用孔防火措置具
KR101507649B1 (ko) 비닐하우스의 비닐고정기구
JP6706879B2 (ja) 包装用箱
JP5903749B2 (ja) 遮音材用固定テープ及び排水用管材における遮音材の被着構造
JP2003264910A (ja) 制御盤の背面カバー構造
JP6645826B2 (ja) ドア用養生具
JP3222640U (ja) 遮音シート
JP2015148327A (ja) 化粧カバー、及び保護カバーの配設構造
KR200396303Y1 (ko) 칸막이의 포스트
JP2008086221A (ja) 糸巻きベルト
KR101467085B1 (ko) 비닐하우스용 패드의 비닐결합부재
JP2007231673A (ja) 縦型ブラインド
JP2007269195A (ja) キャノピ用カバー装置
JP3828110B2 (ja) キャビネット
JP2008121326A (ja) 竪樋装置
JP6401042B2 (ja) スクリーン装置の取付構造
JP5623307B2 (ja) ミキサードラムカバー
JP6425144B2 (ja) 傘紐用ストラップ
JP3621287B2 (ja) 保護カバー
JP5548084B2 (ja) 器具取付部材、及び器具取付部材の固定方法
JP2015074459A (ja) 組立箱
KR200471539Y1 (ko) 깃대

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200122

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210105

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201225

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210201

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6832460

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151