JP5105430B2 - 防虫網付き建具 - Google Patents
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Description
例えば、特許文献1に開示されたように、サッシの枠体の室外側周面部に面ファスナー(対向係合テープ)の雄体を固着し、防虫網の裏面周縁部に面ファスナー(対向係合テープ)の雌体を固着し、その雌体を雄体に係合することで防虫網を枠体の室外側に取付けた防虫網付きサッシが提案されている。
一方、雌体と雄体が係合すると防虫網を枠体に対して動かして位置調整や、張り状態を調整できない。
このために、前述のように取付位置がずれたり、均一に張れていない場合には、雌体を雄体から剥して防虫網を枠体から取り外し、再度雌体を雄体に係合して防虫網を正しく取付けなければならず、その作業が面倒である。
しかも、前述のように再度取付けしても取付位置がずれたり、均一に張れていないことがある。
前記枠体の周面部、防虫網の周縁部における周方向に間隔を置いた複数位置に、スナップ式の固着具の係合部材と被係合部材を、それぞれ位置決めして取付け、
前記固着具の係合部材は、面ファスナーの係合部に、その係合部を挟持するように取付けられ、その係合部材の一部分が係合部の裏面よりも突出し、
前記枠体の周面部には、前記係合部の裏面よりも突出した係合部材の一部分が入り込む凹部と、この凹部と連続して係合部の裏面が接する支持面が形成され、
前記係合部材を取付けた係合部が、その係合部材の一部分が凹部に入り込むと共に、係合部の裏面が支持面に接して取付けられ、
前記固着具と前記面ファスナーがそれぞれ係合して枠体に防虫網が取付けてあることを特徴とする防虫網付き建具である。
このようにすれば、隣接したコーナー部に取付けた係合部材と被係合部材を順次係合させ、その後に面ファスナーの係合部と被係合部を係合することで、防虫網を所定の位置に均一な張り状態で取付けできる。
したがって、防虫網を枠体に面ファスナーを用いて取付ける作業がより一層簡単である。
このようにすれば、防虫網から面ファスナーの被係合部が外れにくくなる。
このようにすれば、面ファスナーが見えないので、見栄えが良い。
この後に、面ファスナーの係合部と被係合部を係合することで防虫網を、その周縁部と枠体の周面部との間に隙間が生じることなく枠体に取付けできる。
したがって、防虫網を枠体に面ファスナーを用いて正しい取付位置に、均一な張り状態として簡単に取付けできる。
また、面ファスナーの係合部を枠体に取付けることで固着具の係合部材を枠体に取付けできる。
また、係合部材の一部分は凹部に入り込んでいるので、係合部の裏面を支持面に接して取付けできる。
前記取付用枠2の内周面に枠体10が取付けてある。
この枠体10に防虫網20が、面ファスナー30とスナップ式の固着具、例えばスナップ釦40を用いて取付けてある。
これによって、防虫網付き建具としてある。
前記各枠材は、取付片11a,12a,13a,14aと防虫網取付片11b,12b,13b,14bで断面ほぼ鉤形状で、その各取付片11a,12a,13a,14aが取付用枠2の内面に固着具5でそれぞれ固着してある。
また、防虫網20を強い力で引っ張ることで面ファスナー30、スナップ釦40を外して防虫網20を取り外しできるので、防虫網20を交換できる。
また、枠体10は取付用枠2に強固に固着して取付けてあるので、その枠体10が外れて落下する恐れがなく、仮に落下する恐れがあるのは防虫網20であるが、その防虫網20が落下しても室内等を損傷することがないし、防虫網20が破損することもない。
前記面ファスナー30は、各枠材の防虫網取付片11b,12b,13b,14b(つまり、枠体10の周面部、例えば表側周面部)のほぼ全長に亘って固定して取付けた係合部31と、防虫網20の周縁部、例えば裏面周縁部のほぼ全長に亘って固定して取付けた被係合部32を有している。
前記係合部31は、例えばフック・マッシュルームなどであり、被係合部32はループ体や不織布などを使用する。
例えば、雄釦41を面ファスナー30の係合部31に固定して取付け、雌釦42は面ファスナー30の被係合部32と防虫網20とに亘って固定して取付けてある。
したがって、防虫網20を枠体10に面ファスナー30を用いて正しい取付位置に、均一な張り状態として簡単に取付けできる。
前記各枠材の防虫網取付片11b,12b,13b,14b(つまり、枠体10の表側周面部)は、図6に示すように表側に開口した凹部50と、この凹部50と連続した一対の支持面51,51と、この一対の支持面51,51と連続し前記凹部50を境として相対向した一対の内向溝52を有している。
前記面ファスナー30の係合部31は、基地33に鉤34を複数設けたもので、被係合部32は基地35にループ36を複数設けてある。
前記被係合部32の基地35は防虫網20の裏面に縫製したり、接着剤、熱溶着又はそれらを組み合わせて固定して取付ける。
前述の熱溶着する場合には、基地35と防虫網20を樹脂製とし、加熱しながら圧接して溶着する。
例えば、図7に示すように突部41aを有した本体41bと、この本体41bにカシメによって固着される固着体41cを備え、その本体41bを面ファスナー30の係合部31の基地33の表側に接し、固着体41cを基地33の裏側から、その基地33を貫通して本体41bとカシメることで係合部31を挟持して取付けられ、固着体41c(雄釦41の一部分)が裏面から突出する。
一方、前記固着体41cが基地33の裏面より突出するが、図5に示すように固着体41cが凹部50内に入り込み、基地33(係合部31の裏面)を支持面51に押付けることができるから、雄釦41を取付けた面ファスナー30の係合部31を防虫網取付片13bにしっかりと取付けできる。
例えば、図8に示すように前記雄釦41の突部41aと嵌まり合う凹部42aを有した本体42bと、この本体42bにカシメによって固着される固着体42cを備え、面ファスナー30の被係合部32側に本体42bを接し、防虫網20側から固着体42cを、防虫網20、基地35を貫通して本体42bにカシメることで防虫網20と被係合部32を挟持して取付ける。
このようであるから、防虫網20と被係合部32が外れにくい。
この時、面ファスナー30の係合部31と被係合部32は、スナップ釦40の周縁部分が係合するが、他の部分は係合しない。
図3では布60は仮想線で図示してある。
また、スナップ釦40の雌釦42は布60の上から取付けてあるので、その雌釦42は表面から見える。
このカバー材は取付けてなくとも良い。
また、係合部31に雄釦41、被係合部32に雌釦42を取付けしたが反対に取付けても良い。
例えば、開き窓の場合には窓枠を前述の枠体10とし、その窓枠の表側周面部に防虫網を前述のようにして取付ける。
また、網戸の場合には網戸枠を前述の枠体10とし、その網戸枠の表側周面部に防虫網を前述のようにして取付ける。
Claims (4)
- 枠体の周面部と防虫網の周縁部に、面ファスナーの係合部と被係合部をそれぞれ取付け、
前記枠体の周面部、防虫網の周縁部における周方向に間隔を置いた複数位置に、スナップ式の固着具の係合部材と被係合部材を、それぞれ位置決めして取付け、
前記固着具の係合部材は、面ファスナーの係合部に、その係合部を挟持するように取付けられ、その係合部材の一部分が係合部の裏面よりも突出し、
前記枠体の周面部には、前記係合部の裏面よりも突出した係合部材の一部分が入り込む凹部と、この凹部と連続して係合部の裏面が接する支持面が形成され、
前記係合部材を取付けた係合部が、その係合部材の一部分が凹部に入り込むと共に、係合部の裏面が支持面に接して取付けられ、
この固着具と前記面ファスナーがそれぞれ係合して枠体に防虫網が取付けてあることを特徴とする防虫網付き建具。 - 固着具の係合部材と被係合部材は、枠体の周面部の各コーナー部と防虫網の周縁部の各コーナー部に、隣接したコーナー部に取付けた係合部材と被係合部材が係合することで、防虫網の隣接したコーナー部間の部分が緊張した状態となるように取付けした請求項1記載の防虫網付き建具。
- 固着具の被係合部材は、防虫網と面ファスナーの被係合部を挟持して取付けてある請求項1又は2記載の防虫網付き建具。
- 防虫網の周縁部に、面ファスナーを覆うカバー部材を取付けた請求項1〜3いずれか1項に記載の防虫網付き建具。
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