JP7109340B2 - 振れ止め装置及び工作機械 - Google Patents

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Description

本発明は、振れ止め装置及び工作機械に関する。
従来から、旋盤に対して棒材(ワーク、素材)を供給する棒材供給装置が知られている。この棒材供給装置は、特許文献1に記載されるように、棒材の振れを防止する第1及び第2振れ止め装置を備える。第1振れ止め装置は棒材供給装置の前端に位置し、第2振れ止め装置は旋盤の主軸台の後端に隣接して位置する。
特開平5-111807号公報
特許文献1に記載の構成においては、第1及び第2振れ止め装置の間で棒材が撓むおそれがある。この棒材の撓みを抑制するため、第2振れ止め装置と主軸台の間を連結部材で連結し、第2振れ止め装置を主軸台から後方に離れた位置に設けることが考えられる。しかしながら、この場合、第2振れ止め装置は片持ち梁のように主軸台に対して連結部材を介して支持されるため、連結部材が撓みやすく、第2振れ止め装置を旋盤の主軸に対して芯合わせすることが困難となる。また、棒材の支持剛性が低下し、棒材の振動を抑えることが困難であった。
本発明は、上記実状に鑑みてなされたものであり、主軸に対する芯合わせが容易となり、素材の支持剛性が向上し、素材の振動を抑えることができる振れ止め装置及び工作機械を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る振れ止め装置は、主軸ユニットに供給されるワークの振れを抑制する振れ止め装置であって、前記ワークの軸方向に沿って移動可能にリニアガイドに取り付けられる振れ止めベースと、記ワークの周囲に接触する振れ止め機構と、前記主軸ユニットの前記軸方向に沿う移動に伴って前記振れ止めベースを移動させるように、前記振れ止め装置と前記主軸ユニットの間を連結する連結部材と、前記振れ止め機構を前記ワークの周囲に接触する接触位置と前記ワークの周囲から離れた離間位置の間で変位させる駆動部と、前記振れ止めベースの上面に固定され、前記駆動部及び前記振れ止め機構を前記主軸ユニットから離れた位置に支持する支持部材と、を備え、前記支持部材は、前記振れ止めベースの上面に接触する第1板部と、前記第1板部における前記主軸ユニットから遠い端部に位置し、前記第1板部に交わる方向に延びる第2板部と、を備え、前記第2板部における前記主軸ユニットから遠い外面には前記駆動部が固定され、前記振れ止め機構は、前記駆動部により支持されるとともに、前記連結部材により前記振れ止め装置と前記主軸ユニットの間が連結されることにより、前記主軸ユニットの前記軸方向の位置に関わらず、前記主軸ユニットの後方の位置で前記主軸ユニットとの前記軸方向の距離が固定されるように設けられ、前記主軸ユニットは、主軸台と、前記主軸台に回転可能に支持され前記ワークを把持しつつ軸回転させる主軸と、前記主軸台が設置され、前記軸方向に沿って移動可能に前記リニアガイドに取り付けられる主軸台ベースと、を備え、前記連結部材は、前記軸方向に長い板状をなし、前記振れ止めベースに接触した状態で、前記軸方向に離れた位置に設けられる複数の第1ボルトにより前記振れ止めベースに固定されるとともに、前記主軸台ベースに接触した状態で、前記軸方向に離れた位置に設けられる複数の第2ボルトにより前記主軸台ベースに固定され、前記振れ止めベースは、前記主軸台ベースの前記軸方向の移動に伴い前記連結部材を介して前記主軸台ベースと同じ距離だけ移動するように構成されている。
前記連結部材は、前記振れ止めベースの前記軸方向に延びる振れ止めベース側面に接触した状態で、前記複数の第1ボルトにより前記振れ止めベース側面に固定されるとともに、前記主軸台ベースの前記軸方向に延びる主軸台ベース側面に接触した状態で、前記複数の第2ボルトにより前記主軸台ベース側面に固定されている、ようにしてもよい。
前記振れ止め装置は、前記リニアガイドが設けられるベッド、及び前記主軸ユニットを有する工作機械に後付け可能に構成され、前記振れ止めベースは、前記主軸台ベースと共通の前記リニアガイドに沿って移動する、ようにしてもよい。
前記駆動部及び前記振れ止め機構は、前記支持部材により、前記振れ止めベースと前記軸方向及び鉛直方向に異なる位置に支持され、前記複数の第1ボルトのうち一端側ボルトは、前記軸方向において前記振れ止めベース側面のうち前記主軸ユニットに近い一端側に位置し、前記複数の第1ボルトのうち他端側ボルトは、前記軸方向において前記振れ止めベース側面のうち前記振れ止め機構に近い他端側に位置する、ようにしてもよい。
前記振れ止め装置は、前記ワークの周囲に接触する振れ止めパイプを備え、前記第2板部には、前記振れ止めパイプを保持する保持孔が形成される、ようにしてもよい。
上記目的を達成するため、本発明の第2の観点に係る工作機械は、前記振れ止め装置と、前記主軸ユニットと、前記ワークを前記振れ止め装置を経て前記主軸ユニットに供給するワーク供給装置と、を備える。
本発明によれば、振れ止め装置及び工作機械において、主軸に対する芯合わせが容易となり、素材の支持剛性が向上し、素材の振動を抑えることができる。
本発明の一実施形態に係る工作機械の概略正面図である。 本発明の一実施形態に係る工作機械の概略平面図である。 図1の一部を拡大した拡大図である。 本発明の一実施形態に係る振れ止め機構の概略正面図である。 本発明の一実施形態に係る工作機械の加工処理を示すフローチャートである。 本発明の変形例に係る工作機械の一部を拡大した概略正面図である。
本発明の一実施形態に係る工作機械について図面を参照して説明する。
図1に示すように、工作機械1は、工作機械1全体の台であるベッドSと、素材であるワークWを把持しつつ軸回転させる主軸ユニット10と、主軸ユニット10をZ軸方向に移動させるZ軸移動機構13と、主軸ユニット10にワークWを供給するワーク供給装置50と、ワークWの振れを抑制する振れ止め装置60と、主軸ユニット10により把持されたワークWを加工するために移動する工具機構30と、工作機械1を制御する制御部90と、を備える。
以下では、工作機械1の構成の理解を容易にするため、鉛直方向を「Y軸方向」とし、ワークWの回転軸に沿った水平方向を「Z軸方向」とし、Y軸及びZ軸方向に垂直な水平方向を「X軸方向」とする。また、図中にX、Y、Z軸の各々の方向を示す矢印を示した。これら矢印が示す各方向において、矢印の向く方向を「+」側、その反対側の方向を「-」側とする。
(ベッドS)
図1及び図2に示すように、ベッドSの上面には一対のリニアガイドS1が設けられている。一対のリニアガイドS1は、Z軸方向に沿って互いに平行となるようにレール状に延びる。
(主軸ユニット10)
主軸ユニット10は、主軸台11と、主軸台11の後端側(-Z側)に固定される固定振れ止め部15と、ワークWを回転可能に支持する主軸14と、主軸台ベース12と、を備える。
主軸台ベース12は、長方形板状をなし、一対のリニアガイドS1にZ軸方向に沿って移動可能に取り付けられている。主軸台ベース12の上面には主軸台11が固定されている。主軸台11は、主軸14を回転可能に支持する。
主軸14は、何れも図示しない、ワークWを把持するチャックと、チャックで把持したワークWを回転させるワーク回転用モータと、を備える。
図3に示すように、固定振れ止め部15は、ブラケット15aと、振れ止めパイプ15bと、パイプ支持部15cと、を備える。
ブラケット15aは主軸台11の後端側に開口した有底円筒状をなす。ブラケット15aの前側(+Z側)の端面は主軸台11に固定されている。ブラケット15aは、孔15a2が形成される底板部15a1を備える。底板部15a1は、ブラケット15aの-Z側に位置する。孔15a2は、底板部15a1の中央に形成される。
パイプ支持部15cはZ軸方向に沿って延びる円筒状に形成されている。パイプ支持部15cは、後側(-Z側)の端部に位置する円環状の鍔部15c1を有する。鍔部15c1は、ブラケット15aの後端面にボルト15dを介して固定されている。
振れ止めパイプ15bは、Z軸方向に沿って延びる円筒状に形成され、パイプ支持部15c内に固定される。振れ止めパイプ15bは、ワークWの外周を囲むことによりワークWを支持し、ワークWの振れを抑制する。
図1に示すように、Z軸移動機構13は、何れも図示しない、Z軸方向に延びるボールねじと、ボールねじを回転させるZ軸用モータと、ボールねじに嵌合し主軸台11に固定されるナットと、を備える。Z軸移動機構13は、Z軸用モータによりボールねじを回転させることで主軸ユニット10をZ軸方向に移動させる。
(工具機構30)
図1に示すように、工具機構30は、ベッドSに固定された固定台31と、工具ユニット35と、工具ユニット35をY軸方向に移動させるY軸移動機構32と、図2に示すように、工具ユニット35をX軸方向に移動させるX軸移動機構33と、を備える。
図1に示すように、固定台31には、固定台31のZ軸方向に貫通する空洞部を有する筒状のフランジ31bが設けられている。フランジ31bの内面には、ワークWの保持や移動を補助するガイドブッシュ31cが設けられている。
Y軸移動機構32は、Y軸方向に延びるボールねじ32aと、ボールねじ32aに嵌合し工具ユニット35が固定されるナット32bと、ボールねじ32aを回転させるY軸用モータ32yと、を備える。Y軸移動機構32は、Y軸用モータ32yによりボールねじ32aを回転させることで、ナット32bを介して工具ユニット35をY軸方向に移動させる。
図2に示すように、X軸移動機構33は、X軸方向に延びるボールねじ33aと、ボールねじ33aに嵌合するナット33bと、ボールねじ33aを回転させるX軸用モータ33xと、を備える。X軸移動機構33は、X軸用モータ33xによりボールねじ33aを回転させることで、ナット33b及びY軸移動機構32を介して工具ユニット35をX軸方向に移動させる。
工具ユニット35は、バイト、ドリル等の工具を保持する。工具ユニット35は、図1に示すように、工具として、例えば、ワークWの加工完了部分を切断する突切バイト35aを備える。突切バイト35aの側面は、ワークWの前端に接触させることによりワークWの位置決めを行うストッパとしての機能を有する。
(ワーク供給装置50)
図1に示すように、ワーク供給装置50は、主軸ユニット10の後側(-Z側)に位置し、主軸ユニット10との間で振れ止め装置60を挟み込むように位置する。ワーク供給装置50は、Z軸方向に延びる押棒51と、押棒51の前端に固定されるフィンガー52と、を備える。フィンガー52は、ワークWの後端を回転可能に支持する。本例では、ワークWの後端部はワークWの径よりも小径で形成され、押棒51及びフィンガー52はワークWと同一の径を有する。ワーク供給装置50は、押棒51及びフィンガー52を介してワークWをその軸方向に沿って主軸ユニット10に向けて押す。
(振れ止め装置60)
図1に示すように、振れ止め装置60は、主軸ユニット10とワーク供給装置50の間に位置し、主軸ユニット10とワーク供給装置50の間におけるワークWの振れを抑制する。
詳しくは、図3に示すように、振れ止め装置60は、振れ止めベース62と、一対の連結部材63と、支持部材64と、駆動部65と、振れ止めパイプ66と、振れ止め機構70と、を備える。
振れ止めベース62は、Z軸方向に沿って移動可能に一対のリニアガイドS1に取り付けられている。振れ止めベース62の上面には支持部材64が固定されている。振れ止めベース62は、主軸台ベース12の後方向(-Z軸方向)に離間して位置する。振れ止めベース62は、固定振れ止め部15の下方向(-Y軸方向)に位置する。
図1及び図2に示すように、連結部材63は、振れ止めベース62と主軸台ベース12を連結する。連結部材63は、Z軸方向に長い長方形板状をなし、振れ止めベース62と主軸台ベース12それぞれのZ軸方向に延びる両側面にボルトにより固定される。連結部材63により、Z軸移動機構13による主軸ユニット10の移動に伴い振れ止めベース62が移動する。
図3に示すように、支持部材64は、振れ止めベース62の上面に固定され、駆動部65、振れ止めパイプ66及び振れ止め機構70を支持する。
支持部材64は、振れ止めベース62の上面に接触する第1板部64aと、第1板部64aの後端側から上方向に延びる第2板部64bと、第2板部64bの上端から後方向に延びる第3板部64cと、を備える。第2板部64bには、振れ止めパイプ66を保持するための保持孔64b1が形成されている。保持孔64b1はワークWの軸を中心に形成されている。支持部材64は、振れ止め機構70を固定振れ止め部15からZ軸方向に離れた位置に支持する。
振れ止めパイプ66は、Z軸方向に沿って延びる円筒状に形成され、支持部材64の保持孔64b1内に固定される。振れ止めパイプ66は、ワークWの外周を囲むことによりワークWを支持し、ワークWの振れを抑制する。振れ止めパイプ66は、振れ止めパイプ66の外周に円環状の鍔部66aを備える。鍔部66aは、第2板部64bの保持孔64b1の周囲にボルト66bにより固定される。
駆動部65は、制御部90により制御され、振れ止め機構70を駆動する。駆動部65は、例えば、エアシリンダからなる。駆動部65は、第3板部64cの下面に固定されている。駆動部65は、前側に向かって延び、X軸方向に沿って互いに接近又は離間する一対の出力軸65aを有する。
図3及び図4に示すように、振れ止め機構70は、駆動部65を介して第3板部64cの下面に固定されている。
詳しくは、振れ止め機構70は、一対のローラ支持板71,72と、4つのローラ73a,73b,73c,73dと、を備える。ローラ支持板71,72は、その厚さ方向がZ軸方向に沿うY軸方向に長い長方形板状をなし、それぞれX軸方向に対向して位置する。図3に示すように、ローラ支持板71,72の上端は、L字状の連結部78を介して駆動部65の出力軸65aに連結されている。連結部78は、出力軸65aの前端から下方に延びる第1辺部78aと、第1辺部78aの下端から後方向に延び、ローラ支持板71,72の上端に連結される第2辺部78bと、を有する。連結部78により、振れ止め機構70を主軸ユニット10から離れた位置に設けることができる。
図3及び図4に示すように、ローラ73a,73b,73c,73dは、Z軸方向に沿う中心軸を有する円柱状に形成される。ローラ73aはローラ支持板71の後面の下側に位置し、ローラ73bはローラ支持板71の前面の上側に位置する。また、ローラ73cはローラ支持板72の前面の下側に位置し、ローラ73dはローラ支持板72の後面の上側に位置する。
ローラ支持板71,72は、駆動部65が動作することにより、互いに接近する接触位置と互いに離間する離間位置の間で変位する。ローラ支持板71,72が接触位置にあるとき、ローラ73a,73b,73c,73dがワークWの周囲に接触することにより、ワークWの振れが抑制される。ローラ支持板71,72が離間位置にあるとき、ローラ73a,73b,73c,73dがワークWの周囲から離れる。
(制御部90)
図1に示すように、制御部90は、工作機械1全体を制御するものであり、ROM(Read Only Memory)と、RAM(Random Access Memory)と、CPU(Central Processing Unit)と、を備える。制御部90は、オペレータによって作成されたNC(Numerical Control)プログラムに従って、ワーク供給装置50、主軸14、Z軸移動機構13、X軸移動機構33及びY軸移動機構32を動作させる。
(動作)
次に、図5のフローチャートに沿って工作機械1の加工処理について説明する。この加工処理は、NCプログラムに従って制御部90の制御のもと実行される。
まず、ワーク供給装置50は、主軸14の内部を経て、ワークWの前端が突切バイト35aの側面に接触する位置、すなわち基準刃先位置までワークWを移動させる(ステップS101)。この際、ローラ支持板71,72は離間位置に存在する。
次に、主軸ユニット10は、Z軸移動機構13により、加工完了品の長さ分だけ後退する(ステップS102)。そして、主軸14は、図示しないコレットを介してワークWを把持する(ステップS103)。この際、ローラ支持板71,72は、駆動部65の動作により、離間位置から接触位置に変位する。
主軸14は、把持したワークWを加工する(ステップS104)。詳しくは、主軸ユニット10は、主軸14によりワークWを軸回転させつつZ軸方向に沿って移動させる。このとき、工具機構30は、工具ユニット35の工具の刃先をワークWに接触させる。これにより、ワークWの加工が行われる。
加工が完了すると、工具機構30は、工具ユニット35の突切バイト35aによりワークWの加工完了部分を切断する(ステップS105)。ワークWを切断した後、主軸14に把持されるワークWの前端は、突切バイト35aの側面に接触した基準刃先位置に存在する。次に、主軸14は、図示しないコレットを介してワークWの把持を解除する(ステップS106)。
そして、制御部90は、加工回数が予め設定される閾値に到達したか否かを判別する(ステップS107)。この閾値は、加工前のワークWの全長と加工完了品の長さの比により設定される。加工回数は、上記ステップS104の加工処理を行った回数であり、制御部90によりカウントされる。制御部90は、加工回数が閾値に到達しない旨判定すると(ステップS107;NO)、上記ステップS102の処理に戻る。よって、ワークWの加工が繰り返される。
一方、制御部90は、加工回数が閾値に到達した旨判定すると(ステップS107;YES)、当該加工処理を終了する。
(効果)
以上、説明した一実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)振れ止め装置60は、主軸ユニット10に供給されるワークWの回転時の振れを抑制する。振れ止め装置60は、ワークWの軸方向(Z軸方向)に沿って移動可能にリニアガイドS1に取り付けられる振れ止めベース62と、振れ止めベース62に設置され、ワークWの周囲に接触する振れ止め機構70と、主軸ユニット10のZ軸方向に沿う移動に伴って振れ止めベース62を移動させるように、主軸ユニット10と振れ止め装置60の間を連結する連結部材63と、を備える。
この構成によれば、振れ止め機構70が振れ止めベース62に設置されるため、たとえ、振れ止め機構70が主軸ユニット10の後端から離れた位置にあっても、振れ止め機構70が主軸ユニット10に対して片持ち梁のように支持されることがない。よって、振れ止め機構70の主軸14に対する中心位置のずれが抑制され、振れ止め機構70の主軸14に対する芯合わせが容易となる。また、振れ止め装置60によるワークW(素材)の支持剛性を高めることができ、これにより、ワークWの振動を抑えることができる。
また、振れ止め装置60は、連結部材63を介して主軸ユニット10に高精度で追従させることができる。この際、振れ止め装置60を駆動させる新たな駆動手段が不要であり、簡易で、かつ安価な構成を実現することができる。
さらに、振れ止め装置60を既存の工作機械に後付けする際には、振れ止めベース62をリニアガイドS1に設置したうえで、連結部材63を主軸ユニット10に連結するだけでよい。このため、振れ止め装置60の後付けが簡単である。
(2)振れ止め装置60は、振れ止め機構70をワークWの周囲に接触する接触位置とワークWの周囲から離れた離間位置の間で変位させる駆動部65と、振れ止めベース62の上面に固定され、駆動部65及び振れ止め機構70を主軸ユニット10の後端から離れた位置に支持する支持部材64と、を備える。
この構成によれば、駆動部65及び振れ止め機構70は主軸ユニット10の後端から離れた位置に設けられる。よって、振れ止め機構70は、主軸ユニット10の後端から離れた位置にてワークWを支持できる。従って、ワークWが撓むことが抑制される。
(3)支持部材64は、振れ止めベース62の上面に接触する第1板部64aと、第1板部64aにおける主軸ユニット10から遠い端部に位置し、第1板部64aに交わる方向に延びる第2板部64bと、第2板部64bにおける第1板部64aから遠い端部に位置し、主軸ユニット10から離れる方向に延びる第3板部64cと、を備える。第3板部64cの下面には駆動部65が固定される。振れ止め機構70は駆動部65の下方向に設けられる。
この構成によれば、駆動部65及び振れ止め機構70は、支持部材64の形状により主軸ユニット10の後端から離れた位置に設けられる。具体的には、駆動部65及び振れ止め機構70は、支持部材64の形状により振れ止めベース62よりも後方向に設けられる。このため、振れ止め装置60によりワークWにおける主軸ユニット10とワーク供給装置50の間の部位が支持される。従って、ワークWが撓むことが抑制される。
(4)振れ止め装置60は、ワークWの周囲に接触する振れ止めパイプ66を備える。第2板部64bには、振れ止めパイプ66を保持する保持孔64b1が形成される。
この構成によれば、振れ止め装置60において、振れ止め機構70と振れ止めパイプ66においてワークWの振れが抑制される。
(5)工作機械1は、振れ止め装置60と、主軸ユニット10と、ワークWを振れ止め装置60を経て主軸ユニット10に供給するワーク供給装置50と、を備える。
この構成によれば、振れ止め装置60は、ワーク供給装置50と主軸ユニット10の間のワークWの振れを抑制できる。
(6)主軸ユニット10は、主軸台11と、主軸台11に回転可能に支持されワークWを把持しつつ軸回転させる主軸14と、主軸台11が設置され、Z軸方向に沿って移動可能にリニアガイドS1に取り付けられる主軸台ベース12と、主軸台11における主軸14と反対側の端部に固定され、ワークWの周囲に接触する固定振れ止め部15と、を備える。連結部材63は、主軸台ベース12と振れ止めベース62の間を連結する。
この構成によれば、固定振れ止め部15と振れ止め機構70においてワークWの振れが抑制される。また、振れ止め装置60は、既存のリニアガイドS1を利用するため、既存の工作機械の主軸台ベース12に連結部材63を連結するだけでよく、振れ止め装置60の既存の工作機械への後付けが簡単である。
(7)振れ止め機構70は、ワークWをZ軸方向に直交するX軸方向から挟み込むように配置され、駆動部65により接近又は離間する一対のローラ支持板71,72と、ワークWの周囲を囲むようにローラ支持板71,72に設けられる複数のローラ73a,73b,73c,73dと、を備える。
この振れ止め機構70によれば、簡易な構成にて確実にワークWの振れ止めを実現することができる。
なお、本発明は以上の実施形態及び図面によって限定されるものではない。本発明の要旨を変更しない範囲で、適宜、変更(構成要素の削除も含む)を加えることが可能である。以下に、変形の一例を説明する。
(変形例)
上記実施形態においては、工作機械1は振れ止めパイプ66及び固定振れ止め部15を備えていたが、振れ止めパイプ66及び固定振れ止め部15のうち少なくとも何れかが省略されてもよい。
上記実施形態においては、駆動部65はエアシリンダであったが、その他の流体シリンダであってもよいし、各種アクチュエーターであってもよい。例えば、駆動部65はモータとラック及びピニオン機構から構成されていてもよい。
上記実施形態においては、押棒51及びフィンガー52はワークWと同一の径を有していたが、押棒51及びフィンガー52は、ワークWよりも大きな径を有していてもよい。この場合、ローラ支持板71,72は、ワークWが短くなって押棒51及びフィンガー52が振れ止め機構70を通る際に接触位置から離間位置に変位する。
また、ワーク供給装置50は、ローラ支持板71,72を、接触位置として、2段階の接触位置の間で変位可能に構成されていてもよい。この場合、ワーク供給装置50は、押棒51及びフィンガー52が振れ止め機構70を通る際、ローラ支持板71,72を、ワークWの径に応じた第1の接触位置から、押棒51及びフィンガー52の径に応じた第2の接触位置に変位させる。
上記実施形態において、工作機械1は、図3の破線で示すように、固定振れ止め部15と振れ止めベース62の間を連結する連結部材19を備えていてもよい。連結部材19の一端は固定振れ止め部15のブラケット15aに連結され、連結部材19の他端は振れ止めベース62の上面に連結される。連結部材19は、固定振れ止め部15を支持することにより、固定振れ止め部15がワークWの軸に対してずれることを抑制できる。この場合、固定振れ止め部15は、主軸台11の後端から離れていてもよい。
上記実施形態において、鍔部15c1のねじ孔をボルト15dの軸部の径よりも大きく設定し、パイプ支持部15c及び振れ止めパイプ15bをワークWの軸に対して芯合わせ可能に構成されてもよい。また、鍔部66aのねじ孔をボルト66bの軸部の径よりも大きく設定し、振れ止めパイプ66をワークWの軸に対して芯合わせ可能に構成されてもよい。
上記実施形態においては、振れ止めベース62と主軸台ベース12は共通のリニアガイドS1に移動可能に取り付けられていたが、リニアガイドS1は、振れ止めベース62が移動可能に取り付けられる部位と主軸台ベース12が移動可能に取り付けられる部位に分割されていてもよい。
上記実施形態においては、振れ止め機構70は、駆動部65を介して支持部材64の第3板部64cに装着されていたが、これに限らず、駆動部65の第2板部64bに装着されていてもよい。また、支持部材64は省略され、振れ止め機構70及び駆動部65は振れ止めベース62に直接に設置されていてもよい。
上記実施形態においては、連結部材63は、主軸台ベース12と振れ止めベース62の間を連結していたが、これに限らず、主軸台11と支持部材64の間を連結してもよい。また、連結部材63は、主軸台ベース12と支持部材64の間を連結していてもよいし、主軸台11と振れ止めベース62の間を連結してもよい。
上記実施形態においては、振れ止め機構70のローラ支持板71,72は、X軸方向に移動可能に構成されていたが、これに限らず、Y軸方向に移動可能に構成されていてもよい。この場合、例えば、振れ止め機構70は、上記実施形態の振れ止め機構70に対して、Z軸方向に延びる軸を中心に90°回転させた向きに設けられていてもよい。
また、振れ止め機構70は、各ローラ73a,73b,73c,73dをワークWの径方向に沿って移動可能に構成されていてもよい。
上記実施形態においては、支持部材64は、それぞれ別体の第1板部64a、第2板部64b及び第3板部64cが連結されて構成されていたが、これに限らず、第1板部64a、第2板部64b及び第3板部64cは一体で形成されていてもよい。
上記実施形態においては、支持部材64は、第1板部64a、第2板部64b及び第3板部64cを備えていたが、第3板部64cが省略されてもよい。この場合、例えば、図6に示すように、第2板部64bにおける主軸台11から遠い外面64b2の上部に駆動部65が固定される。また、振れ止め機構70は、連結部79を介して駆動部65により支持される。連結部79は、出力軸65aの下端に連結され、Z軸方向における主軸台11から離れる後方向に延びる第1辺部79aと、第1辺部79aの後端部から下方向に延び、ローラ支持板71,72の上端に連結される第2辺部79bと、を有する。連結部79が設けられることと、駆動部65が第2板部64bの外面64b2に設けられることにより、振れ止め機構70を主軸ユニット10から離れた位置に設けることができる。よって、振れ止め機構70は、主軸ユニット10の後端から離れた位置にてワークWを支持できる。従って、ワークWが撓むことが抑制される。
なお、図6では、振れ止め機構70は、駆動部65の下方向で、かつ後方向に位置していたが、これに限らず、駆動部65の直下に位置していてもよい。この場合、第1辺部79aが省略され、第2辺部79bの上端が出力軸65aの下端に連結されてもよい。
1 工作機械
10 主軸ユニット
11 主軸台
12 主軸台ベース
13 Z軸移動機構
14 主軸
15 固定振れ止め部
30 工具機構
35 工具ユニット
35a 突切バイト
50 ワーク供給装置
60 振れ止め装置
62 振れ止めベース
63 連結部材
64 支持部材
64a 第1板部
64b 第2板部
64c 第3板部
64b1 保持孔
65 駆動部
66 振れ止めパイプ
70 振れ止め機構
71,72 ローラ支持板
73a,73b,73c,73d ローラ
90 制御部
S ベッド
S1 リニアガイド
W ワーク

Claims (6)

  1. 主軸ユニットに供給されるワークの振れを抑制する振れ止め装置であって、
    前記ワークの軸方向に沿って移動可能にリニアガイドに取り付けられる振れ止めベースと、
    記ワークの周囲に接触する振れ止め機構と、
    前記主軸ユニットの前記軸方向に沿う移動に伴って前記振れ止めベースを移動させるように、前記振れ止め装置と前記主軸ユニットの間を連結する連結部材と
    前記振れ止め機構を前記ワークの周囲に接触する接触位置と前記ワークの周囲から離れた離間位置の間で変位させる駆動部と、
    前記振れ止めベースの上面に固定され、前記駆動部及び前記振れ止め機構を前記主軸ユニットから離れた位置に支持する支持部材と、を備え、
    前記支持部材は、
    前記振れ止めベースの上面に接触する第1板部と、
    前記第1板部における前記主軸ユニットから遠い端部に位置し、前記第1板部に交わる方向に延びる第2板部と、を備え、
    前記第2板部における前記主軸ユニットから遠い外面には前記駆動部が固定され、
    前記振れ止め機構は、前記駆動部により支持されるとともに、前記連結部材により前記振れ止め装置と前記主軸ユニットの間が連結されることにより、前記主軸ユニットの前記軸方向の位置に関わらず、前記主軸ユニットの後方の位置で前記主軸ユニットとの前記軸方向の距離が固定されるように設けられ、
    前記主軸ユニットは、
    主軸台と、
    前記主軸台に回転可能に支持され前記ワークを把持しつつ軸回転させる主軸と、
    前記主軸台が設置され、前記軸方向に沿って移動可能に前記リニアガイドに取り付けられる主軸台ベースと、を備え、
    前記連結部材は、前記軸方向に長い板状をなし、前記振れ止めベースに接触した状態で、前記軸方向に離れた位置に設けられる複数の第1ボルトにより前記振れ止めベースに固定されるとともに、前記主軸台ベースに接触した状態で、前記軸方向に離れた位置に設けられる複数の第2ボルトにより前記主軸台ベースに固定され、
    前記振れ止めベースは、前記主軸台ベースの前記軸方向の移動に伴い前記連結部材を介して前記主軸台ベースと同じ距離だけ移動するように構成されている、
    振れ止め装置。
  2. 前記連結部材は、前記振れ止めベースの前記軸方向に延びる振れ止めベース側面に接触した状態で、前記複数の第1ボルトにより前記振れ止めベース側面に固定されるとともに、前記主軸台ベースの前記軸方向に延びる主軸台ベース側面に接触した状態で、前記複数の第2ボルトにより前記主軸台ベース側面に固定されている、
    請求項1に記載の振れ止め装置。
  3. 前記振れ止め装置は、前記リニアガイドが設けられるベッド、及び前記主軸ユニットを有する工作機械に後付け可能に構成され、
    前記振れ止めベースは、前記主軸台ベースと共通の前記リニアガイドに沿って移動する、
    請求項1又は2に記載の振れ止め装置。
  4. 前記駆動部及び前記振れ止め機構は、前記支持部材により、前記振れ止めベースと前記軸方向及び鉛直方向に異なる位置に支持され、
    前記複数の第1ボルトのうち一端側ボルトは、前記軸方向において前記振れ止めベース側面のうち前記主軸ユニットに近い一端側に位置し、
    前記複数の第1ボルトのうち他端側ボルトは、前記軸方向において前記振れ止めベース側面のうち前記振れ止め機構に近い他端側に位置する、
    請求項2に記載の振れ止め装置。
  5. 前記振れ止め装置は、前記ワークの周囲に接触する振れ止めパイプを備え、
    前記第2板部には、前記振れ止めパイプを保持する保持孔が形成される、
    請求項1から4の何れか1項に記載の振れ止め装置。
  6. 請求項1から5の何れか1項に記載の振れ止め装置と、
    前記主軸ユニットと、
    前記ワークを前記振れ止め装置を経て前記主軸ユニットに供給するワーク供給装置と、を備える、
    工作機械。
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