JP7103117B2 - 化粧シート用の透明性樹脂層及びその製造方法、並びに当該透明性樹脂層を備えた化粧シート及び化粧板 - Google Patents
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Description
1.化粧シート用の透明性樹脂層であって、
(1)前記透明性樹脂層は、エチレン-メタクリル酸共重合体と亜鉛イオンとからなるアイオノマーの電子線架橋物により構成されており、
(2)前記透明性樹脂層は、DSCで測定した融点が74~88℃であり、引張モード90℃の熱機械分析により測定した寸法変化率が5%以下であり、且つ、引張モード100℃の動的粘弾性分析により測定した貯蔵弾性率が2×107~1×109である、
ことを特徴とする透明性樹脂層。
2.引張モード150℃の動的粘弾性分析により測定した貯蔵弾性率が5×106~1×109である、上記項1に記載の透明性樹脂層。
3.化粧シート用の透明性樹脂層の製造方法であって、
(1)エチレン-メタクリル酸共重合体と亜鉛イオンとからなるアイオノマーを製膜することによりフィルムを得る工程であって、前記アイオノマーのDSCで測定した融点が88~94℃である工程1、
(2)前記フィルムに電子線を照射することにより前記アイオノマーが架橋した透明性樹脂層を得る工程であって、前記透明性樹脂層のDSCで測定した融点が74~88℃であり、引張モード90℃の熱機械分析により測定した寸法変化率が5%以下であり、且つ、引張モード100℃の動的粘弾性分析により測定した貯蔵弾性率が2×107~1×109である工程2、
を有することを特徴とする透明性樹脂層の製造方法。
4.前記電子線の照射量が60Mrad以上150Mrad以下である、上記項3に記載の製造方法。
5.上記項1又は2に記載の透明性樹脂層を備えた化粧シート。
6.厚さ方向において順に、基材シートと、上記項1又は2に記載の透明性樹脂層とを少なくとも備える積層体から構成される化粧シート。
7.厚さ方向において順に、化粧板基材と、上記項5又は6に記載の化粧シートとを備える積層体から構成される化粧板。
(1)エチレン-メタクリル酸共重合体と亜鉛イオンとからなるアイオノマーの電子線架橋物により構成されており、
(2)DSCで測定した融点が74~88℃であり、引張モード90℃の熱機械分析により測定した寸法変化率が5%以下であり、且つ、引張モード100℃の動的粘弾性分析により測定した貯蔵弾性率が2×107~1×109である、
ことにより、前記アイオノマー以外の樹脂成分及び添加剤(架橋剤など)を含有しない前記アイオノマー単体の単層フィルムの状態でも優れた耐熱性及び耐傷性を発揮する。
本発明の化粧シート用の透明性樹脂層(以下、「透明性樹脂層」と略記する)は、
(1)エチレン-メタクリル酸共重合体と亜鉛イオンとからなるアイオノマーの電子線架橋物により構成されており、
(2)DSCで測定した融点が74~88℃であり、引張モード90℃の熱機械分析により測定した寸法変化率が5%以下であり、且つ、引張モード100℃の動的粘弾性分析により測定した貯蔵弾性率が2×107~1×109である、
ことを特徴とする。
(1)エチレン-メタクリル酸共重合体と亜鉛イオンとからなるアイオノマーを製膜することによりフィルムを得る工程であって、前記アイオノマーのDSCで測定した融点が88~94℃である工程1、
(2)前記フィルムに電子線を照射することにより前記アイオノマーが架橋した透明性樹脂層を得る工程であって、前記透明性樹脂層のDSCで測定した融点が74~88℃であり、引張モード90℃の熱機械分析により測定した寸法変化率が5%以下であり、且つ、引張モード100℃の動的粘弾性分析により測定した貯蔵弾性率が2×107~1×109である工程2、
を有することを特徴とする製造方法(以下、「本発明の製造方法」)
により好適に製造することができる。
本発明の化粧シートは、上記本発明の透明性樹脂層を備えるものであり、好適には厚さ方向において順に、基材シートと、本発明の透明性樹脂層とを少なくとも備える積層体から構成される。
基材シートは、その表面(おもて面)には絵柄模様層等が順次積層される。
絵柄層は、化粧シートに所望の絵柄(意匠)を付与するものであり、絵柄の種類等は限定的ではない。例えば、木目模様、石目模様、砂目模様、タイル貼模様、煉瓦積模様、布目模様、皮絞模様、幾何学図形、文字、記号、抽象模様等が挙げられる。
接着剤層は、絵柄層と透明性樹脂層との間に存在する。接着剤層で使用する接着剤は、絵柄層又は透明性樹脂層を構成する成分等に応じて適宜選択することができる。例えば、ポリウレタン系樹脂、ポリアクリル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、エポキシ系樹脂等を含む各種接着剤を使用できる。また、反応硬化タイプのほか、ホットメルトタイプ、電離放射線硬化タイプ、紫外線硬化タイプ等の接着剤でもよい。
透明性樹脂層は、透明である限り絵柄層が視認できる範囲内で半透明であってもよい。
透明性樹脂層の上には、透明性表面保護層を形成してもよい。透明性表面保護層は限定的ではないが、樹脂成分として電離放射線硬化型樹脂又は2液硬化型ウレタン系樹脂を含有することが好ましい。実質的には、これらの樹脂から形成されているものが好ましい。電離放射線硬化型樹脂又は2液硬化型ウレタン系樹脂により透明性表面保護層を形成する場合には、化粧シートの耐摩耗性、耐衝撃性、耐汚染性、耐擦傷性、耐候性等を高め易い。本発明では、これらの中でも最表層が電離放射線硬化型樹脂層であることが好ましい。
化粧シートは、透明性表面保護層側からエンボス加工が施されていてもよい。
本発明の化粧シートの上述の各層に添加される各種添加剤(プライマー層や表面保護層に添加される無機フィラー等)は、当該各種添加剤がベシクル化されていることが好ましい。各種添加剤をベシクル化する方法としては特に限定されず、公知の方法によりベシクル化することができ、中でも超臨界逆相蒸発法が好ましい。
本発明の化粧板は、厚さ方向において順に、化粧板基材と、前述の本発明の化粧シートとを備える積層体から構成される。
(化粧シートの作製)
(1)0.06mm厚の着色ポリプロピレンフィルムである基材シートに厚み2μmの絵柄模様層を印刷したシートを作製した。
(2)アイオノマーAのペレットをキャストフィルム製造機にて加工温度230℃の条件で成形し、80μmのアイオノマーフィルムを作製した(なお、アイオノマーA、及び後述のアイオノマーB、Cの詳細は後記表の脚注に記載)。
(3)(2)で作製したアイオノマーフィルムに対して電子線照射機を用いて165kV×60Mradの条件で電子線を照射することにより透明性樹脂層を作製した。なお、実施例及び比較例でアイオノマーフィルムに対して電子線照射を行う際は、165kV×10Mradの電子線照射を複数回(実施例1であれば6回)行うことにより行った。
(4)(1)で作製したシート上に、ウレタン系ドライラミネート用接着剤を用いて(3)で作製した透明性樹脂層を接着した。
(5)透明性樹脂層上に電子線硬化型の透明性表面保護層形成用組成物の塗膜(15μm)を形成し、その後に塗膜を硬化させるために165kV×5Mradの条件で電子線を照射して透明性表面保護層を作製した。
作製した化粧シートの裏面に後述する接着剤を介して3mmMDF(中密度繊維板)を貼着して化粧板を作製した。当該貼着にはウレタン変性エチレン-酢酸ビニル系エマルジョン接着剤(100g/m2wet)を利用した。
上記(3)工程において、電子線照射量を90Mrad(実施例2)、120Mrad(実施例3)、150Mrad(実施例4)に換えた以外は実施例1と同様にして化粧シート及び化粧板を作製した。
透明性表面保護層を作製しない以外は実施例1と同様にして化粧シート及び化粧板を作製した。
上記(3)工程において、電子線照射量を30Mrad(比較例1)、5Mrad(比較例2~4)に換えるとともに、アイオノマーの種類をアイオノマーB(比較例3)、アイオノマーC(比較例4)に換えた以外は実施例1と同様にして化粧シート及び化粧板を作製した。
上記(3)工程において、アイオノマーフィルムに電子線を照射せずに上記(5)の透明性表面保護層形成用組成物の塗膜の形成まで行い、その後に当該塗膜側から電子線を照射することにより透明性樹脂層と透明性表面保護層を同時に形成する以外は、実施例1と同様にして化粧シート及び化粧板を作製した。
透明性樹脂層の単体に対して目視により色味を評価した。また、化粧板に対してJAS湿熱試験、ホフマンスクラッチ試験及びデュポン衝撃試験を行った。
目視による評価基準は次の通りとした。
++:問題なし、+:やや黄味がかっている、-:着色が認められる
+以上が合格である。
化粧板を水平に固定した後、化粧板表面に沸騰水を滴下し、その上に0.5Lの沸騰水を入れた1L容量のアルミニウム容器を20分間放置した後、乾燥した布で水分をふき取りそのまま24時間静置した。24時間経過後の外観変化の有無を目視により確認した。
++:問題なし、+:やや白化している、-:白化し表面にしわが生じている、
+以上が合格である。
化粧板の耐傷性を、ホフマンスクラッチ試験機(BYK-Gardnar製)を用いて確認した。具体的には、化粧板の表面に対して、45度の角度で接するようにスクラッチ刃(直径7mmの円柱のエッジ部)をセットし、該スクラッチ刃を引っ張るように移動させて表面を擦った。その際、300~1500g荷重の範囲で100gずつスクラッチ刃にかける荷重を変化させて、前記表面に傷が発生する傷付き荷重を確認した。
化粧板の耐衝撃性を、デュポン衝撃試験機(JIS K5600-5-3に準拠)を用いて評価した。具体的には、10cm、20cm、30cm、40cm、50cmの各高さから規定重量の錘を化粧板表面に落下させて表面に割れが生じるか否かを確認した。10~50cmの各高さでの割れの有無を確認した。
実施例1~5で作製した透明性樹脂層は、電子線照射量の増加に伴って熱安定性が向上し、TMA寸法変化率及びDMA貯蔵弾性率の値が向上した。しかしながら、実施例4(電子線照射量150Mrad)に関しては目視にてやや黄味がかる結果であった。
アイオノマーC:エチレン-メタクリル酸共重合体と亜鉛イオンとの組み合わせからなるアイオノマー
※アイオノマーフィルムに電子線を照射せずに透明性表面保護層形成用組成物の塗膜の形成まで行い、その後に当該塗膜側から電子線を照射することにより透明性樹脂層と透明性表面保護層を同時に形成。
2.基材シート
3.絵柄模様層
4.透明性接着剤層
5.透明性樹脂層
6.透明性表面保護層
7.裏面プライマー層
8.化粧板基材
9.化粧板
Claims (7)
- 化粧シート用の透明性樹脂層であって、
(1)前記透明性樹脂層は、エチレン-メタクリル酸共重合体と亜鉛イオンとからなるアイオノマーの電子線架橋物により構成されており、
(2)前記透明性樹脂層は、DSCで測定した融点が74~88℃であり、引張モード90℃の熱機械分析により測定した寸法変化率が5%以下であり、且つ、引張モード100℃の動的粘弾性分析により測定した貯蔵弾性率が2×107~1×109である、
ことを特徴とする透明性樹脂層。 - 引張モード150℃の動的粘弾性分析により測定した貯蔵弾性率が5×106~1×109である、請求項1に記載の透明性樹脂層。
- 化粧シート用の透明性樹脂層の製造方法であって、
(1)エチレン-メタクリル酸共重合体と亜鉛イオンとからなるアイオノマーを製膜することによりフィルムを得る工程であって、前記アイオノマーのDSCで測定した融点が88~94℃である工程1、
(2)前記フィルムに電子線を照射することにより前記アイオノマーが架橋した透明性樹脂層を得る工程であって、前記透明性樹脂層のDSCで測定した融点が74~88℃であり、引張モード90℃の熱機械分析により測定した寸法変化率が5%以下であり、且つ、引張モード100℃の動的粘弾性分析により測定した貯蔵弾性率が2×107~1×109である工程2、
を有することを特徴とする透明性樹脂層の製造方法。 - 前記電子線の照射量が60Mrad以上150Mrad以下である、請求項3に記載の製造方法。
- 請求項1又は2に記載の透明性樹脂層を備えた化粧シート。
- 厚さ方向において順に、基材シートと、請求項1又は2に記載の透明性樹脂層とを少なくとも備える積層体から構成される化粧シート。
- 厚さ方向において順に、化粧板基材と、請求項5又は6に記載の化粧シートとを備える積層体から構成される化粧板。
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