JP7101832B2 - 測定装置、装着機 - Google Patents
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Description
図1に示す装着機は、部品を回路基板に装着するものであり、装置本体2,回路基板搬送保持装置4,部品供給装置6,ヘッド移動装置8等を含む。
回路基板搬送保持装置4は、回路基板P(以下、基板Pと略称する)を搬送して保持するものであり、図1において、基板Pの搬送方向をx方向、基板Pの幅方向をy方向、基板Pの厚み方向をz方向とする。y方向、z方向は、それぞれ、装着機の前後方向、上下方向である。これら、x方向、y方向、z方向は互いに直交する。部品供給装置6は、基板Pに装着される電子部品(以下、部品と略称する)sを供給するものであり、複数のテープフィーダ14等を含む。ヘッド移動装置8は、装着ヘッド16を保持してx、y、z方向へ移動させるものであり、装着ヘッド16は、部品sを吸着して保持する吸着ノズル18を有する。
このように、帯電防止部48の表面抵抗は大きいため、帯電防止部48には電流が流れ難い。そのため、部品sが帯電防止部48によって保持された状態で、部品sの電気的特性を測定することができる。一方、帯電防止材は、絶縁材より表面抵抗が小さいため、部品sへの通電時間が長くなると、帯電防止部48にも電流が流れ、部品の電気的特性を正確に検出できない場合もある。しかし、部品sの電気的特性を測定するために要する時間は短いため、差し支えない。
また、上述のように、帯電防止材は絶縁材より表面抵抗が小さいため、帯電防止部48においては、静電気が発生し難く、帯電し難い。そのため、部品sの移動等に起因して、帯電防止部48に摩擦が生じても、静電気の発生が抑制され、帯電が防止される。
以上のように、帯電防止材の表面抵抗は、導電材より大きく、絶縁材より小さい。そのため、帯電防止材は、電気が流れ難く、帯電し難いという特性を有する。この特性により、部品sが帯電防止部48によって保持された状態で部品sの電気的特性を測定することが可能となり、しかも、電気的特性を精度よく測定できるという特有の効果を奏することができるのである。
エア通路60には、イオナイザ62を介してエア源68等が接続される。イオナイザ62は、コロナ放電を生起させてエアをイオン化するものであり、エアをイオン化して供給する。
以上のことから、エアシリンダ64,70は、エア供給装置59のエア源としての機能も有する。
また、図3に示すように、可動子保持体56の固定子側にはストッパ82が設けられ、本体30または固定子保持体55にはストッパ80が設けられる。ストッパ82は、可動子保持体56と測定台32(測定台保持体46)との接近限度を規定するものであり、ストッパ80は、固定子34と測定台32(測定台保持体46)との接近限度を規定するものである。
新たなテープフィーダ14のセット、テープフィーダ14の交換等が行われた場合等、部品sの電気的特性の測定指令が出された場合に、そのテープフィーダ14に保持された部品sの電気的特性が測定される。また、測定された電気的特性の値である測定値とその部品の規格値とが比較され、これらがほぼ一致するか否かが判定されるようにすることもできる。その場合には、測定値と規格値とを比較した結果がディスプレイ116に表示されるようにすることができる。
装着機の非作動状態において、測定装置22は、図9Aに示す初期状態にある。可動子36は後退端位置にあり、測定台32は前進端位置にある。測定台32は、ストッパ80に当接した状態にあるため、除電部49は内部導通等によりアースされた状態にある。また、測定台32の溝部45の除電部49には、可動子36の係合部36aが係合した状態にある。
そして、S5において、帯電防止部48において、部品sが、両端の電極部において、可動子36の対向面36fと固定子34の対向面34fとによってクランプされる。部品sの電気的特性は、帯電防止部48に保持された状態で測定される。この状態が図9Bに示す測定状態である。また、図3に示すように、可動子36の係合部36aのy方向の長さL1は、帯電防止部48の長さL2より短くされている(L1<L2)。測定状態において、係合部36aが除電部49から離間した位置にある。そのため、一対の測定子37に電流が供給された場合に、除電部49を経る電流の漏れを良好に防止することができ、部品sの電気的特性を精度よく測定することができる。
また、図9A~Cに示すように、本実施例においては、測定台32の溝部45と可動子36の係合部36aの少なくとも一部とが、常時係合した状態にある。そのため、係合部36aと溝部45との隙間を小さくすることができ、部品sが小さくても、部品sの噛み込みを良好に抑制することができる。
また、部品sは除電部49に保持されて、除電された後に、電気的特性の測定が行われる。その結果、部品sの電気的特性を精度よく測定することが可能となる。
(1)部品供給装置によって供給された部品をピックアップして回路基板に装着する装着機に設けられ、
部品を保持する部品保持部と、
互いに接近・離間可能に設けられ、前記部品保持部に保持された前記部品を挟んで、前記部品の電気的特性を測定する一対の測定子と
を含むとともに、
前記部品保持部が、導電性を有する材料で形成された除電部と、帯電防止性を有する材料で形成された帯電防止部とを含む測定装置。
本項に記載の測定装置に用いられる帯電防止部は、電流が流れ難く、帯電し難い特性を有するものである。換言すれば、部品が帯電防止部によって保持された状態で、部品に電流が供給されても、帯電防止部に電流が流れ難く、かつ、部品との間に摩擦が生じても、帯電し難い程度の表面抵抗を有するものとすることができる。なお、帯電防止部は、表面抵抗が109Ω~1012Ωの間の値を有するものとすることができる。
前記帯電防止部と前記除電部とが、前記可動子の移動方向に沿って、前記帯電防止部が、前記除電部より、前記可動子の前進側に位置して設けられた(1)項または(2)項に記載の測定装置。
前記係合部の少なくとも一部が、前記可動子が後退端位置にあっても、前記部品保持部に係合した状態で、前記可動子と前記部品保持部とが構成された(3)項に記載の測定装置。
可動子の係合部の少なくとも一部は、常時、部品係合部に係合させられる。そのため、可動子と部品係合部との隙間を小さくすることができる。
可動子の係合部と固定子とによって部品が把持された場合に、係合部が帯電防止部内に存在する長さとすることが望ましい。その結果、可動子と固定子との間に電圧が印加された場合に、除電部(部品保持部の導電材で形成された部分)を経て電流が漏れ難くすることができる。
前記部品保持部が、前記保持台の上面に設けられ、前記一対の測定子の相対移動方向と平行な溝部とされた(1)項ないし(5)項のいずれか1つに記載の測定装置。
部品保持部を段付き溝とすることにより、部品が大きくても小さくても、良好に保持することが可能となる。
前記部品保持部の前記除電部の、前記可動子の前方に保持された前記部品を、前記可動子の前進により、前記帯電防止部に移動させる移動工程と、
前記帯電防止部において前記一対の測定子が前記部品を把持して、前記部品の電気的特性を測定する測定工程と
を含む測定方法。
前記測定工程の後に、前記可動子を後退させるとともに、前記測定台を後退させることにより、前記部品を廃棄させる廃棄工程を設けた(9)項に記載の測定方法。
除電工程を設けることは不可欠ではない。部品が小さい場合には、設定時間は非常に短い場合があるからである。
Claims (5)
- 部品供給装置によって供給された部品をピックアップして回路基板に装着する装着機に設けられ、
部品を保持する部品保持部と、
互いに接近・離間可能であって、前記部品保持部に保持された前記部品を挟んで、前記部品の電気的特性を測定する一対の測定子と
を含むとともに、
前記部品保持部が、一対の前記測定子が互いに接近・離間する方向に延びた一対の側面が概してV字形状を成した溝部を含み、前記溝部は、絶縁材よりも表面抵抗が小さい材料によって形成された帯電防止部を備え、
前記一対の前記測定子は、前記帯電防止部に保持された前記部品を挟んで、前記部品が前記帯電防止部に保持された状態で前記部品の電気的特性を測定する測定装置。 - 部品供給装置によって供給された部品をピックアップして回路基板に装着する装着機に設けられ、
部品を保持する部品保持部と、
互いに接近・離間可能であって、前記部品保持部に保持された前記部品を挟んで、前記部品の電気的特性を測定する一対の測定子と
を含むとともに、
前記部品保持部が、一対の前記測定子が互いに接近・離間する方向に延びた一対の側面が概してV字形状を成した溝部を含み、前記溝部は、絶縁材よりも表面抵抗が小さい材料によって形成された帯電防止部を備え、
前記一対の前記測定子は、前記帯電防止部に保持された前記部品を挟んで、前記部品の電気的特性を測定し、
前記一対の測定子が、固定子と可動子とを含み、
前記可動子は、前記部品保持部に係合可能な係合部を有し、
前記溝部の延びた方向における、前記係合部の長さが、前記帯電防止部の長さより短い測定装置。 - 部品供給装置によって供給された部品をピックアップして回路基板に装着する装着機に設けられ、
部品を保持する部品保持部と、
固定子と可動子とを含み、互いに接近・離間可能であって、前記部品保持部に保持された前記部品を挟んで、前記部品の電気的特性を測定する一対の測定子と
を含むとともに、
前記部品保持部が、一対の前記測定子が互いに接近・離間する方向に延びた一対の側面が概してV字形状を成した溝部を含み、前記溝部は、絶縁材よりも表面抵抗が小さい材料によって形成された帯電防止部を備え、
前記一対の前記測定子は、前記帯電防止部に保持された前記部品を挟んで、前記部品の電気的特性を測定し、
前記帯電防止部は、前記溝部の延びた方向において前記固定子側に設けられた測定装置。 - 前記帯電防止部が、表面抵抗が109Ω以上1013Ω以下の大きさであるものである請求項1ないし3のいずれか1つに記載の測定装置。
- 請求項1ないし4のいずれか1つに記載の測定装置を備えた装着機であって、
電気的特性が測定された前記部品にエアを供給し、前記部品を前記測定子から落下させるエア供給装置と、
前記エア供給装置から供給されたエアによって落下させられた前記部品を収容するごみ箱と
を備えた装着機。
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