JP7101817B2 - たばこ商品管理システム及びたばこ商品管理方法 - Google Patents

たばこ商品管理システム及びたばこ商品管理方法 Download PDF

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Description

本発明は、たばこ商品を管理する技術に関する。
コンビニエンスストアなどの店舗では、様々な銘柄のたばこ商品がいわゆるたばこ什器に銘柄ごとに陳列されており、たばこ商品の購買時には、店員が顧客から指定された銘柄のたばこ商品をたばこ什器から選び取る等の形態が取られる。たばこ商品は、一般的に、カートンの形態で店舗まで配送され、カートン単位又はカートンの包装を剥がした個装単位で販売される。
下記特許文献1には、所望の銘柄のたばこ商品を自動的に払い出す商品搬出装置が記載されている。商品搬出装置には操作パネルが設けられており、操作パネルの銘柄選択スイッチ及び個数入力スイッチが操作されることで、所望の銘柄のたばこ商品が所望の個数分、自動的に払い出される。
このように、たばこ商品の購買時に、顧客又は店員が注文端末(操作パネル)を操作して所望の銘柄のたばこ商品を指定する場合がある。このような注文端末は、たばこ商品の自動払出機能を持たない装置、例えば、指定された銘柄のたばこ商品の陳列位置を指し示す装置等においても利用され得る。
特開2011-207575号公報
しかしながら、店舗で取り扱われるたばこ商品の銘柄は多数存在するため、注文端末を操作しながら、顧客が多数の銘柄の中から所望の銘柄のたばこ商品を探し出すのに時間及び労力がかかり過ぎる可能性がある。
コンビニエンスストア等の店舗において、たばこ商品の注文端末は、レジカウンタ又はその近傍に設置され、商品の精算時に操作されるのが一般的である。このため、当該注文端末の操作に時間を要すれば、顧客の精算にかかる時間が増大し、レジカウンタ前に顧客の待ち行列が出来てしまう。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、店舗に設置された注文端末を用いてたばこ商品の注文を受け付ける場合において顧客が希望する銘柄のたばこ商品を容易に指定可能とする技術を提供する。
本明細書において「たばこ商品」とは、喫煙に供される一本一本の紙巻たばこではなく、購買単位となる、複数本(例えば20本)の紙巻たばこ若しくはその他のたばこを包装した個装のたばこ商品、又は同一種の個装のたばこ商品を複数個(例えば10個)まとめて包装したカートンのたばこ商品を意味する。その他のたばことしては、嗅ぎたばこ、パイプたばこのほか、電子たばこ、加熱式たばこ等と呼ばれるたばこに用いられるカートリッジ等の関連物品を挙げることができる。
本明細書において個装とカートンとを区別する必要がある場合には、個装のたばこ商品を「個装商品」と表記し、カートンのたばこ商品を「カートン商品」と表記するものとする。
本発明によれば、複数銘柄のたばこ商品の銘柄情報を表示可能でありかつ該複数銘柄の中から顧客が注文したい銘柄の指定操作を受付可能な注文端末及び該注文端末で受け付けられた指定操作で指定された銘柄のたばこ商品の取り出しの支援を行う支援装置を含むたばこ商品管理システムであって、顧客から得られる情報に基づいて、顧客銘柄格納部に格納されている該顧客の登録銘柄を識別する登録銘柄識別子を取得する銘柄取得手段と、前記取得された登録銘柄識別子で識別される登録銘柄のたばこ商品の指定操作を可能とする銘柄指定表示を前記注文端末の表示部に表示させる表示処理手段と、前記注文端末に対する前記顧客の指定操作で指定された、前記登録銘柄とは異なる銘柄のたばこ商品の銘柄識別子を特定する銘柄特定手段と、前記顧客銘柄格納部に格納されている前記顧客の登録銘柄識別子を前記特定された銘柄識別子に更新するための更新処理を行う更新処理手段とを備えるたばこ商品管理システムが提供される。
また、他の態様として、本発明によれば、複数銘柄のたばこ商品の銘柄情報を表示可能でありかつ該複数銘柄の中から顧客が注文したい銘柄の指定操作を受付可能な注文端末及び該注文端末で受け付けられた指定操作で指定された銘柄のたばこ商品の取り出しの支援を行う支援装置を含むシステムにより実行されるたばこ商品管理方法であって、顧客から得られる情報に基づいて、顧客銘柄格納部に格納されている該顧客の登録銘柄を識別する登録銘柄識別子を取得する工程と、前記取得された登録銘柄識別子で識別される登録銘柄のたばこ商品の指定操作を可能とする銘柄指定表示を前記注文端末の表示部に表示させる工程と、前記注文端末に対する前記顧客の指定操作で指定された、前記登録銘柄とは異なる銘柄のたばこ商品の銘柄識別子を特定する工程と、前記顧客銘柄格納部に格納されている前記顧客の登録銘柄識別子を前記特定された銘柄識別子に更新するための更新処理を行う工程とを含むたばこ商品管理方法が提供される。
また、その他の態様として、本発明によれば、上記たばこ商品管理方法を一以上のコンピュータに実行させるプログラム又はこのようなプログラムを記録した一以上のコンピュータが読み取り可能な記憶媒体を提供することもできる。
本発明によれば、店舗に設置された注文端末を用いてたばこ商品の注文を受け付ける場合において顧客が希望する銘柄のたばこ商品を容易に指定可能とする技術を提供することができる。
本実施形態に係るたばこ商品管理システムの構成を示す模式図である。 本実施形態に係るたばこ商品管理システムの設置例を示す図である。 個装什器の斜視図である。 個装什器が備えるマガジンの斜視図である。 支援PC及び注文端末のハードウェア構成を示す模式図である。 支援PC、注文端末、第一制御部及び第二制御部の処理構成例を示すブロック図である。 取出報知表示の例を示す図である。 図8(a)は銘柄マスタテーブルの例を示す図であり、図8(b)は店舗別銘柄情報テーブルの例を示す図である。 銘柄選択画面の例を示す図ある。 銘柄注文画面の例を示す図である。 一括銘柄注文画面の例を示す図である。 本実施形態に係るたばこ商品管理システムの動作例を示すシーケンスチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。なお、以下に挙げる実施形態は例示であり、本発明は以下の実施形態の構成に限定されない。
[概要]
本実施形態に係るたばこ商品管理システム(以降、本システムと表記する場合がある)の詳細を説明する前に、本システムの特徴の概要について説明する。
本システムは、主に、注文端末及び支援装置を備えている。
本実施形態では、個装商品及びカートン商品の両方のたばこ商品が扱われる例を挙げるが、個装商品のみが扱われてもよいし、カートン商品のみが扱われてもよい。
注文端末は、複数銘柄のたばこ商品の銘柄情報を表示可能でありかつ当該複数銘柄の中から顧客が注文したい銘柄の指定操作を受付可能に形成されている。
注文端末は、顧客又は店員が操作可能ないわゆるコンピュータであり、後述の注文端末20のように据置型のコンピュータであってもよいし、タブレットのような携帯型のコンピュータであってもよいし、ウェアラブルコンピュータであってもよい。
ここで注文端末が受付可能な「顧客が注文したい銘柄の指定操作」は、顧客が注文したいたばこ商品の銘柄を指定することができる操作であれば、その具体的な操作内容は何ら制限されない。この指定操作としては、例えば、注文端末のタッチパネルに対して、顧客又は店員が顧客の注文したい銘柄を指定する操作や、注文端末のバーコードリーダに対して、顧客又は店員が顧客の注文したい銘柄のたばこ商品をかざす操作や、注文端末のマイクに対して、顧客又は店員が顧客の注文したい銘柄名称を読み上げる操作等がある。更に言えば、スマートフォン等のような顧客が携帯する端末に顧客の注文したい銘柄情報を登録しておき、その携帯端末を注文端末の近距離無線通信のアンテナに対してかざす操作であってもよい。
本明細書においてたばこ商品の「銘柄」は、個々のたばこ商品の種類を識別し得る情報であり、たばこ商品の商品名で表記される。具体的には、たばこ商品の銘柄名は、銘柄グループの名称のみ、若しくは銘柄グループの名称にタール量や包装形態等の表示を付した名称とされる。銘柄グループの名称は、例えば、「MEVIUS(登録商標)」、「SEVEN STARS(登録商標)」等のブランド名である。説明の便宜のために、銘柄グループの名称を「たばこA」とした場合、例えば、たばこ商品の各銘柄は、「たばこA」、「たばこA・ボックス」、「たばこA・10mg」、「たばこA・100's・ボックス」、「たばこA・ライト」、「たばこA・7mg」、「たばこA・ライト・ボックス」等の銘柄名を持つ。
支援装置は、注文端末と通信可能に接続されており、注文端末で受け付けられた指定操作で指定された銘柄のたばこ商品の取り出し又は払い出しの支援を行う。支援装置と注文端末との間の通信形態は、有線通信又は無線通信のいずれでもよく、具体的通信形態は制限されない。
支援装置は、CPU(Central Processing Unit)、MCU(Micro Controller Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)等のような一つ以上のプロセッサ(情報処理回路(ユニット))を少なくとも有する情報処理装置である。支援装置は、1台又は複数台のいわゆる汎用コンピュータであってもよいし、組込みシステム等と呼ばれる1枚又は複数枚のプリント基板で構成される専用コンピュータ(組込みマイコン)であってもよいし、それらの組合せであってもよい。
支援装置は、後述の支援PC10のみに対応付けることもできるし、後述の支援PC10と第一制御部30又は第二制御部40の一方又は両方とに対応付けることもできる。即ち、支援装置は1台の装置とは限らない。
支援装置によりたばこ商品の取り出しが支援されるのは、上述した商品搬出装置のようなたばこ商品を自動的に払い出す機能を持つ装置であってもよいし、自動払い出し機能を持たずオペレータが手動でたばこ商品を取り出しできるように陳列するたばこ什器であってもよいし、それらの両方であってもよい。
前者の装置を支援する場合には、支援装置は、例えば、払い出しの対象となるたばこ商品の銘柄の識別子を含む払い出しの指示を当該装置に送信する等により、支援することができる。後者のたばこ什器を支援する場合には、支援装置は、たばこ什器における払い出しの対象となる銘柄のたばこ商品が収容されている場所を店員に提示する等により、支援することができる。本実施形態では、プロジェクタ56による投射画像により個装什器50におけるマガジン513の場所を報知し、カートン位置報知LED62によりカートン什器60における収容領域を報知して、対象銘柄のたばこ商品の取り出し場所又は補充場所を店員に提示する。その他、対象銘柄のたばこ商品の収容場所を報知するたばこ什器の前方外観画像を表示装置に表示させることで、当該支援を行うこともできる。注文端末に対する指定操作で指定された銘柄のたばこ商品の取り出しが何等かの形で支援されれば、支援装置による支援の具体的内容は何ら制限されない。
本システムは、銘柄取得手段と、表示処理手段と、銘柄特定手段と、更新処理手段とを少なくとも備えている。これら各手段は、注文端末又は支援装置のいずれか一方又は両方においてメモリに格納されるコンピュータプログラムが1以上のプロセッサで実行されることで、それぞれ具現化される。即ち、これら各手段は、注文端末上に設けられていてもよいし、支援装置上に設けられていてもよいし、両方に設けられていてもよい。
銘柄取得手段は、顧客から得られる情報に基づいて、顧客銘柄格納部に格納されているその顧客の登録銘柄を識別する登録銘柄識別子を取得する。
ここで「登録銘柄」とは、顧客銘柄格納部に格納されている銘柄識別子で識別されるたばこ商品の銘柄を意味する。一人の顧客に関して複数の登録銘柄識別子が顧客銘柄格納部に格納されていてもよい。
登録銘柄は、たばこ商品を扱う分野において主喫銘柄と呼ばれることもあるため、以降の説明では、主喫銘柄と表記される場合もある。
「登録銘柄識別子」は、顧客の登録銘柄のたばこ商品を識別し得る識別子であり、本システムで特有に付与される識別子であってもよいし、JAN(Japan Article Number)コード等の本システム外で付与される識別子であってもよい。
「顧客から得られる情報」は、顧客の生体から得られる情報であってもよいし、顧客の携帯装置又は携帯物品から得られる情報であってもよい。顧客の携帯装置としては、顧客携帯端末や、電子たばこ、加熱式たばこ、エアロゾル吸引器等と呼ばれるたばこ製品のデバイスやその附属機器、RFID(Radio Frequency IDentifier)タグ等といった、何らかの通信機能を持った電子機器が該当する。顧客携帯端末は、顧客が携帯する通信機能を持ったコンピュータであり、例えば、スマートフォン等の携帯電話機、タブレット端末、ノート型PC(Personal Computer)等である。顧客の携帯物品としては、電子機器ではない物品が該当する。本実施形態では、顧客携帯端末から通信により得られる顧客識別子が「顧客から得られる情報」に該当する。
「顧客から得られる情報」の情報自体は、顧客の登録銘柄識別子を取得するための情報であればよく、例えば、顧客を識別可能な顧客識別子、顧客識別子又は登録銘柄識別子がエンコードされたバーコード又は二次元コード等である。
顧客識別子は、顧客を本システムで識別可能とする識別子であり、例えば、本システム特有に付与される識別子であってもよいし、メールアドレスや顧客携帯装置に付与されている情報のような通信の宛先となり得る識別子であってもよいし、SNS(Social Network Service)のアカウントのような他のサービスにおいて顧客を識別し得る識別子であってもよいし、顧客の生体情報(静脈や指紋、顔形、虹彩等)から得られる顧客の生体を識別し得る識別子であってもよい。例えば、顧客識別子と登録銘柄識別子との対応付け情報が本システムで保持されていれば、銘柄取得手段は、顧客識別子に基づいて、その顧客の登録銘柄識別子を取得することができる。
顧客識別子は、顧客の生体の撮像等により既存の生体認証技術を用いて取得することができるし、顧客識別子がエンコードされたバーコード又は二次元コード等を表示する顧客携帯装置の表示画面又は当該二次元コード等が付与された顧客携帯物品から取得することもできるし、顧客携帯装置から通信により取得することもできる。
また、銘柄取得手段は、顧客の携帯装置との通信で受信される登録銘柄識別子を含む情報から顧客の登録銘柄識別子を取得することもできるし、登録銘柄識別子がエンコードされたバーコード又は二次元コード等を表示する顧客携帯端末の表示画面から当該登録銘柄識別子を取得することもできる。
このように銘柄取得手段による登録銘柄識別子の取得手法は制限されない。
「顧客銘柄格納部」は、注文端末若しくは支援装置、又は本システム外の他のサーバ装置が備えていてもよいし、顧客の携帯装置が備えていてもよい。
当該顧客銘柄格納部は、誰の登録銘柄に対応するのかを示すように当該登録銘柄識別子を格納しており、例えば、本実施形態のように顧客識別子と対応付けて格納していてもよい。また、顧客の携帯装置に備えられている場合には、顧客銘柄格納部は、登録銘柄識別子のみを格納していてもよい。
表示処理手段は、銘柄取得手段により取得された登録銘柄識別子で識別される登録銘柄のたばこ商品の指定操作を可能とする銘柄指定表示を注文端末の表示部に表示させる。
ここでの「銘柄指定表示」は、登録銘柄のたばこ商品を顧客又は店員が指定する操作を可能とする表示であれば、その具体的な表示内容は何ら制限されない。具体的な指定操作は上述の通り限定されないが、当該銘柄指定表示には少なくとも顧客の登録銘柄のたばこ商品の情報が含まれていることが望ましい。
銘柄特定手段は、注文端末に対する顧客の指定操作で指定された、当該登録銘柄とは異なる銘柄のたばこ商品の銘柄識別子を特定する。
更新処理手段は、顧客銘柄格納部に格納されている当該顧客の登録銘柄識別子を銘柄特定手段により特定された銘柄識別子に更新するための更新処理を行う。
更新処理手段は、顧客銘柄格納部に対して直接更新処理を行ってもよいし、当該特定された銘柄識別子を送信することで当該他のサーバ装置又は顧客の携帯装置に更新させてもよい。
このように本実施形態では、顧客の登録銘柄を識別する登録銘柄識別子が顧客銘柄格納部に格納されており、その登録銘柄識別子で識別される登録銘柄のたばこ商品の指定操作を可能とする銘柄指定表示が注文端末に表示される。
これにより、顧客は、店舗に設置された注文端末を用いてたばこ商品を注文する場合に、希望する銘柄(登録銘柄)のたばこ商品を容易に指定することができる。また、店舗側にとっては、注文端末で注文が受け付けられた銘柄のたばこ商品の取り出しが支援装置で支援されるため、店員によるたばこ商品の取り出し作業が効率化されると共に、たばこ商品を購入する顧客による注文端末の操作に伴う精算時間のロスも抑えることができる。
加えて、本実施形態では、注文端末に対する指定操作で顧客が登録銘柄とは異なる銘柄のたばこ商品を注文した場合には、そのたばこ商品の銘柄識別子で、顧客銘柄格納部に格納されている登録銘柄識別子が更新される。
これにより、顧客の最新の嗜好に応じた登録銘柄情報が格納されることになるため、顧客が希望する最新の銘柄情報に基づいて、その銘柄のたばこ商品を容易に注文することが可能となる。
[たばこ商品管理システム]
以下、上述のような特徴を有する本実施形態に係るたばこ商品管理システム(本システム)1について詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係るたばこ商品管理システム1の構成を示す模式図であり、図2は、本実施形態に係るたばこ商品管理システム1の設置例を示す図であり、図3は、個装什器50の斜視図であり、図4は、個装什器50が備えるマガジン513の斜視図であり、図5は、支援PC10及び注文端末20のハードウェア構成を示す模式図である。
図2に示されるように、本システム1は、コンビニエンスストア等の店舗に設置される。以降、本システム1が設置されている店舗を本店舗と表記する場合がある。
本システム1は、図1に示されるように、支援PC(Personal Computer)10、注文端末20、第一制御部30、第二制御部40、個装什器50、カートン什器60、什器管理端末70等から構成されている。
支援PC10は、いわゆるコンピュータであり、図5に示されるように、CPU11、メモリ12、入出力インタフェース(I/F)13、通信ユニット14等を有する。CPU11は、他の各ユニットとバス等の通信線により接続される。
CPU11には、一般的なCPUに加えて、MCU、MPU、特定用途向け集積回路(ASIC)、DSP(Digital Signal Processor)、GPU(Graphics Processing Unit)等も含まれる。
メモリ12は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、補助記憶装置(ハードディスク等)である。
入出力I/F13は、表示装置15、入力装置16等のユーザインタフェース装置と接続可能である。表示装置15は、LCD(Liquid Crystal Display)やCRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイのような、CPU11等により処理された描画データに対応する画面を表示する装置である。入力装置16は、キーボード、マウス等のようなユーザ操作の入力を受け付ける装置である。表示装置15及び入力装置16は一体化されたタッチパネルであってもよいし、接続されていなくてもよい。
通信ユニット14は、他のコンピュータとの有線通信又は無線通信や、他の機器との信号のやりとり等を行う。本実施形態では、通信ユニット14は、第一制御部30、第二制御部40、注文端末20、及びサーバ装置(図示せず)と通信を行う。通信ユニット14により実行される通信手法は何ら制限されない。なお、通信ユニット14には、可搬型記録媒体等も接続され得る。
注文端末20は、図2に示されるように、顧客及び店員が操作可能となるように本店舗のレジカウンタ上に設置される据置型のコンピュータである。但し、注文端末20の設置場所はレジカウンタ以外であってもよい。
注文端末20は、図5に示されるように、CPU21、メモリ22、タッチパネルユニット23、通信ユニット25、撮像ユニット26等を有する。CPU21は、他の各ユニットとバス等の通信線により接続される。
タッチパネルユニット23は、モニタを含み表示処理を行う表示ユニットと、外部からの接触又は近接状態を感知するタッチセンサとを含む。本実施形態では、タッチパネルユニット23は、背中合わせの逆向きに二つ設けられており、一方は顧客と対面する向きに設けられ、他方は店員と対面する向きに設けられる。二つのタッチパネルユニット23の各表示パネルには同一の表示がそれぞれ出力される。これにより、店員は、顧客によるタッチパネル操作を確認することができると共に、顧客は、店員によるタッチパネル操作を確認することができる。更に、タッチパネルを用いた一連のたばこ商品注文操作を顧客及び店員で協力して実行することができる。
撮像ユニット26は、画像を撮像するユニットである。本実施形態では、撮像ユニット26は、バーコードや二次元バーコード(QRコード(登録商標)等)等を読み取り可能なバーコードスキャナと、静脈認証のための静脈撮像ユニットとを含む。バーコードスキャナは、たばこ商品の包装に付された或いは顧客の携帯端末に表示されるバーコードやQRコード(登録商標)を読み取ることができ、静脈撮像ユニットは、人の指又は手のひらから静脈画像を撮像することができる。撮像ユニット26の具体的な撮像手法は何ら制限されない。
通信ユニット25は、他のコンピュータとの有線通信又は無線通信や、他の機器との信号のやりとり等を行う。本実施形態では、通信ユニット25は、顧客の携帯端末と近距離無線通信を行うと共に、注文端末20と有線通信又は無線通信を行う。通信ユニット25により実行される通信手法は何ら制限されない。
なお、CPU21及びメモリ22については、上述のCPU11及びメモリ12と同様である。
図5に示されるハードウェア構成はそれぞれ例であり、支援PC10及び注文端末20のハードウェア構成は、図5で示される例に限定されない。支援PC10及び注文端末20は、図示されていない他のハードウェア要素を有することができるし、各ハードウェア要素の数も、図5の例に限定されない。例えば、支援PC10又は注文端末20は、複数のCPUを有していてもよい。
第一制御部30は、個装什器50を制御する制御基板であり、第二制御部40は、カートン什器60を制御する制御基板である。具体的には、第一制御部30及び第二制御部40は、CPU、メモリ、通信ユニット、入出力インタフェース等をそれぞれ有する組込みシステムであり、メモリに格納される制御プログラムがCPUにより実行されることでそれぞれ、個装什器50又はカートン什器60の制御を行う。第一制御部30による個装什器50の制御の詳細及び第二制御部40によるカートン什器60の制御の詳細については後述する。
第一制御部30は、通信ユニット又は入出力インタフェースを介して個装什器50の構成要素と接続されており、各構成要素と信号のやりとりを行う。第二制御部40は、通信ユニット又は入出力インタフェースを介してカートン什器60の構成要素と接続されており、各構成要素と信号のやりとりを行う。
また、第一制御部30及び第二制御部40は、通信ユニットを介して支援PC10と通信可能に接続されており、支援PC10と信号のやりとりを行う。
什器管理端末70は、携帯型のいわゆるコンピュータであり、注文端末20と同様のハードウェア構成を有する。什器管理端末70は、図2には図示されていないが、例えば、個装什器50の側面部等、個装什器50の周辺に設置される。
什器管理端末70は、タッチパネルを有しており、このタッチパネルに、個装什器50又はカートン什器60の管理を可能とする什器管理メニューを表示する。什器管理端末70は、通信ユニットを介して支援PC10と通信可能に接続され、什器管理メニューで操作された内容に対応する情報を支援PC10に送る。
また、什器管理端末70にはバーコードスキャナが接続されていてもよい。この場合、補充される個装商品又はカートン商品の包装に付されたバーコードがバーコードスキャナで読み取られ、読み取られた情報が什器管理端末70から支援PC10へ送られる。
図2の例では、個装什器50及びカートン什器60は、上下に積み重ねられて、本店舗のレジカウンタの背面(バックカウンタ側)に設置される。但し、個装什器50はバックカウンタ上に設置され、カートン什器60はバックカウンタ下に設置されるなど、個装什器50及びカートン什器60の位置関係や設置位置は図2の例に限定されない。
以下の説明では、説明を分かり易くするために、一台の個装什器50と一台のカートン什器60として説明するが、個装什器50及びカートン什器60はそれぞれ二台ずつで形成されていてもよい。即ち、二台のカートン什器60が左右に並べて配置されており、各カートン什器60の上にそれぞれ個装什器50が一台ずつ並べて配置されていてもよい。本店舗に設置される個装什器50及びカートン什器60の数は制限されない。
個装什器50は、マガジン什器51及び投射ユニット55を有している。
マガジン什器51は、複数の棚板511を有するマガジン収容棚512、棚板511に搭載されている複数のマガジン513、当該マガジン什器51の前面部の横幅方向における中央部に配置されている表示スクリーン520等を有している。
マガジン収容棚512に搭載されているマガジン513の数は特に限定されないが、本実施形態の場合、例えば、マガジン収容棚512は、表示スクリーン520の左右にそれぞれ5段ずつ設けられている棚板511を備え、各棚板511に5つずつのマガジン513が搭載されている。
図4に示すように、マガジン513は、複数の個装商品5が前後に一列に並ぶ整列状態で搭載される搭載部514、搭載部514に沿って前後に移動可能に設けられているスライダ515、スライダ515を前方に向けて付勢している付勢部516等を有している。
搭載部514は、例えば、前面壁517と、左右一対の側壁518と、底板部と、後面壁と、を備えて構成されている。なお、前面壁517は、側壁518及び底板部の前端部に固定されていてもよいし、前傾可能な状態で一対の側壁518の前端部により保持されていてもよい。
スライダ515は、搭載部514に搭載された個装商品5を前方に付勢している。搭載部514における個装商品5の残個数が減るほど、スライダ515は前方に移動するようになっている。
付勢部516は、スライダ515に搭載されている。付勢部516は、例えば、渦巻き状に巻回された板バネであってもよいし、ワイヤリールであってもよい。
投射ユニット55は、左右一対の支柱部551、これら支柱部551によって支持されている支持部552等を有している。
例えば、一方の支柱部551は、マガジン什器51の左側の側壁部に沿って配置されており、他方の支柱部551は、マガジン什器51の右側の側壁部に沿って配置されている。支持部552は、例えば、左右一対の側壁部552aと、これら側壁部552aの前端どうしを接続している前面壁部552bと、を備えている。左右の側壁部552aは、それぞれ左右の支柱部551によって支持されている。前面壁部552bは、マガジン什器51の前面よりも前方に配置されており、且つ、マガジン什器51よりも上方に配置されている。
投射ユニット55は、更に、プロジェクタ56、カメラ57、第一制御部30(図3には図示せず)を有している。プロジェクタ56及びカメラ57は、図3に示されるように、例えば、支持部552の前面壁部552bの背面側に設けられている。
プロジェクタ56は、複数のマガジン513の前面壁517と、表示スクリーン520と、を含む投射範囲に画像を投射することで、当該範囲における表示を行う。プロジェクタ56が有する光源の数は、特に限定されず、1個でもよいが、複数であることが好ましい。
本実施形態では、プロジェクタ56は、上述の投射範囲に画像を投射することで、マガジン513の前面壁517又は表示スクリーン520に取出報知表示又は補充報知表示を行う。例えば、取出報知表示は、当該投射範囲のうち、取り出すべき個装商品5が収容されているマガジン513の前面壁517を特定色(例えば赤色)とし、その他の領域を白色とする画像を投射することで、オペレータ(店員)に取り出すべき個装商品5が収容されているマガジン513の場所を報知する。補充報知表示は、対象となるマガジン513の前面壁517に対して同様に表示を行うことで、オペレータ(店員)に対象の個装商品5を補充すべきマガジン513の場所を報知する。
本明細書において、たばこ商品の「補充」には、そのたばこ商品が以前収容されていた個装什器50のマガジン513又はカートン什器60の引出棚61の収容領域に対して、そのたばこ商品を装填することに加えて、新たに取り扱いが開示されるたばこ商品を、マガジン513又は引出棚61の収容領域に対して新たに装填することも該当するものとする。
カメラ57は、複数のマガジン513の前面壁517の映像を連続的に撮像し、撮像結果を第一制御部30に出力する。詳細は後述するが、このようにカメラ57から送られる画像から、オペレータが行うマガジン513からの個装商品5の取り出し動作やマガジン513への個装商品5の補充動作等が画像認識される。これにより、例えば、取り出すべきでない個装商品5を取り出してしまったような誤取り出し動作や、補充すべきマガジン513ではない別のマガジン513へ個装商品5を補充してしまったような誤補充動作などを検出することができる。
カートン什器60は、直方体形状の枠体と、枠体に保持されている複数の引出棚61とを備えている。図2の例では、8つの引出棚61が示されているが、カートン什器60が備える引出棚61の数は図2の例に限られない。
各引出棚61は、複数のカートン商品を底板で支持するトレー状の棚本体と、棚本体の前端に設けられて鉛直に起立している前面壁部とを備えており、オペレータが枠体から引き出し、枠体へ収容することができるようになっている。引出棚61が枠体に収容された状態では、その前面壁部が枠体の前端部及び個装什器50の前面部とほぼ面一になるようになっている。
各引出棚61の棚本体には、前後に延びて引出棚61の内部を左右方向に区切る複数の縦仕切部と、縦仕切部で区切られた各内部領域をそれぞれ前後方向に区切る複数の横仕切部とが設けられている。これにより、本実施形態では、各引出棚61の内部領域は、左右4つ前後9つに区切られ、合計36個の収容領域が形成されており、各収容領域に一つのカートン商品が収容される。即ち、本実施形態では、各引出棚61にはそれぞれ36個のカートン商品が収容可能となっている。
また、各引出棚61の前面壁部の上部及び各引出棚61の縦仕切部には、各引出棚61の収容領域の位置を報知するためのカートン位置報知LED62が設けられている。
前面壁部に設けられたカートン位置報知LED62は、収容領域が形成されている引出棚61を報知すると共に、その引出棚61内においてその収容領域が配置されている縦仕切部で区切られた左右方向の位置を報知する。各引出棚61の縦仕切部に設けられたカートン位置報知LED62は、引出棚61内においてその収容領域が配置されている横仕切部で区切られた前後方向の位置を報知する。
つまり、前面壁部に設けられたカートン位置報知LED62で、引出棚61及びその引出棚61の左右方向の位置が報知され、縦仕切部に設けられたカートン位置報知LED62で、その引出棚61の前後方向の位置が報知されるため、オペレータは、対象となる収容領域に即座にアクセスすることができる。
カートン位置報知LED62は、第二制御部40により点灯及び消灯が制御される。
更に、各引出棚61は、個々の収容領域にカートン商品が収容された場合に、カートン商品を検出する検出センサ(図示せず)を備えている。検出センサは、例えば、棚本体の底板に設けられた重量センサとすることができる。ただし、検出センサは、光学式センサや静電容量センサなどの他の方式のセンサであってもよい。
また、カートン什器60は、各引出棚61を選択的に枠体から引き出し可能にするためのロック機構を備えている。通常状態では、ロック機構は、全ての引出棚61を枠体から引き出すことができないように施錠状態となっており、第二制御部40の制御により、指定された引出棚61のみが枠体から引き出すことができるように選択的に解錠状態とされる。このため、本実施形態における引出棚61及びそのロック機構は、複数の商品ストッカ部の少なくとも一部(収容領域)を、オペレータがアクセス可能な状態又はアクセス不可能な状態とするストッカアクセス部であるということができる。
引出棚61にロック機構が設けられていることにより、カートン商品の収容領域への不正アクセスを防ぐことができる。
[処理構成]
次に、支援PC10、注文端末20、第一制御部30及び第二制御部40の処理構成について図6を用いて説明する。図6は、支援PC10、注文端末20、第一制御部30及び第二制御部40の処理構成例を示すブロック図である。
〔第一制御部〕
第一制御部30は、投射制御部31、動作判定部32等を有する。これらは、ソフトウェア要素であり、RAM、ROM等のメモリに格納される制御プログラムがCPUで実行されることで、具現化される。
投射制御部31は、支援PC10から送られる投射指示に基づいて、個装什器50のプロジェクタ56の投射を制御する。投射指示には、取出報知表示か補充報知表示か一括取出報知表示かの報知指定が含まれており、投射指示の報知指定が取出報知表示を示す場合には、投射指示にはマガジン513の位置情報及び取り出すべき個装商品5の個数が更に含まれ、投射指示の報知指定が補充報知表示を示す場合には、投射指示にはマガジン513の位置情報が含まれ、放射指示の報知指定が一括取出報知表示を示す場合には、投射指示にはマガジン513の位置情報が更に含まれる。
投射制御部31は、マガジン什器51における各マガジン513の位置情報及び表示スクリーン520と投射画像内の局所領域情報との対応関係を保持しており、投射指示に含まれるマガジン513の位置情報に基づいて、そのマガジン513の位置に対応する局所領域が特定色(例えば赤色)とされ、他の領域が他の色(例えば白色)とされた投射画像をプロジェクタ56に投射させる。これにより、取り出し又は補充の対象となるマガジン513の位置をオペレータ(店員)に報知することができる。
更に、投射制御部31は、投射指示に含まれる個装商品5の個数に基づいて、対象のマガジン513の位置に対応する局所領域又は表示スクリーン520に対応する局所領域に、特定の文字列(例えば、「赤く点滅している場所からたばこ商品を1個取り出してください」或いは「青く光っている場所にたばこ商品を補充してください」)を含む投射画像をプロジェクタ56に投射させることもできる。投射制御部31は、投射指示の報知指定(取出報知表示及び補充報知表示)ごとに所定の文字列を保持しておくことで、上述のような特定の文字列を生成することができる。
図7は、取出報知表示の例を示す図である。
図7に示されるように、取出報知表示では、報知対象となるマガジン513の位置の表示は、他のマガジン513の位置の表示よりも目立つ表示とされる。例えば、報知対象となるマガジン513の位置は赤色表示とされ、他のマガジン513の位置は白色表示とされる。また、報知対象となるマガジン513の位置は点滅表示とされてもよい。
このように取出報知表示により、報知対象となるマガジン513の前面壁517が周囲と比べて目立つこととなる。これにより、オペレータ(店員)は、個装商品5を取り出すべきマガジン513の位置を容易且つ迅速に認識でき、個装商品5の取り出しを誤りなく、迅速に行うことができる。
また、図7に示されるように、各マガジン513の前面壁517には、通常表示として、各マガジン513に収容されている個装商品5の銘柄名などが表示されてもよい。通常表示として表示される情報には、銘柄名の他、各個装商品5の価格やタール値及びニコチン値などが含まれ得る。このような通常表示は、プロジェクタ56の投射画像で実現されてもよいし、当該情報が印刷された紙面を前面壁517に設置することで実現されてもよい。通常表示が投射画像で実現される場合には、取出報知表示では、報知対象となるマガジン513の周囲は通常表示とされ、報知対象となるマガジン513の位置は周囲よりも目立つ表示とされればよい。
更に、図7の例では、取出報知表示として、表示スクリーン520に特定文字列「赤く光っている場所からたばこを2個取り出して下さい。」が表示されている。この特定文字列は、上述したとおり、投射指示に含まれる報知指定(図7では取出報知表示)に対応する所定文字列(図7では「赤く光っている場所からたばこを」及び「個取り出して下さい。」)と同投射指示に含まれる個装商品5の個数に対応する文字列(図7では「2」)とから生成することができる。
放射指示の報知指定が一括取出報知表示を示す場合には、投射制御部31は、上述のように対象となるマガジン513の位置を報知すると共に、表示スクリーン520に一括取り出しを促す(例えば、特定文字列「赤く光っている場所からたばこを全て取り出して下さい。」)画像をプロジェクタ56に投射させる。
動作判定部32は、カメラ57で撮像された画像を受信し、その画像に対して画像認識処理を適用することで、オペレータによるマガジン513からの個装商品5の取り出し動作又はマガジン513への個装商品5の補充動作を検出する。この画像認識処理は、特に制限されず、既存の画像認識技術を用いた処理とされればよい。
更に、動作判定部32は、検出された取り出し動作が、上述した投射指示に含まれる位置情報で示される位置のマガジン513から個装商品5を取り出す動作であるか否かを判定することで、取り出し動作が正常か異常かを判定することができる。同様に、動作判定部32は、検出された補充動作が、上述した投射指示に含まれる位置情報で示される位置のマガジン513に対して個装商品5を補充する動作であるか否かを判定することで、補充動作が正常か異常かを判定することができる。
例えば、動作判定部32は、検出された取り出し動作又は補充動作の対象となっているマガジン513の位置を画像から特定し、特定されたマガジン513の位置が放射指示に含まれる位置情報で示される位置と一致するか否かにより、取りだし動作又は補充動作が正常か異常かを判定することができる。
また、動作判定部32は、取り出し動作で取り出された個装商品5の個数を更に画像認識により特定することもできる。この場合、動作判定部32は、特定された個装商品5の個数が放射指示に含まれる個数と一致するか否かにより、取り出し動作が正常か異常かを判定することもできる。同様に、動作判定部32は、補充動作で補充された個装商品5の個数を更に画像認識により特定することもできる。
但し、第一制御部30は、動作判定部32による画像認識に頼ることなく、別の手法で、実際に取り出された個装商品5の個数及び実際に補充された個装商品5の個数を取得するようにしてもよい。
本実施形態において、各マガジン513は、個装商品5の残個数が減るほどスライダ515が前方に移動するよう構成されているため、例えば、各マガジン513にスライダ515の位置を検出する手段を設けることで、検出されたスライダ515の位置に基づいて各マガジン513における個装商品5の残個数が検出されてもよい。スライダ515の位置は、マガジン513の後方に設けられた測距センサで検出されたスライダ515までの距離により特定されてもよいし、スライダ515を前方に付勢する付勢部516の状態で特定されてもよいし、他の方法で特定されてもよい。また、測距センサを用いる場合には、スライダ515の位置ではなく、最後尾の(最も奥にある)個装商品5までの距離からマガジン513内の残個数を検出することもできる。更に言えば、各マガジン513の搭載部514の底板部に重量センサを設置し、この重量センサで測定される重さにより個装商品5の残個数を検出することもできる。
第一制御部30は、このような方法により個装商品5の残個数をマガジン513ごとに逐次検出しておき、投射指示に含まれる位置情報に対応するマガジン513における残個数の変化量(個数)を、取り出された又は補充された個装商品5の個数としてもよい。このように実際に取り出された個装商品5の個数及び実際に補充された個装商品5の個数の取得方法は何ら制限されない。このように取得された個装商品5の個数は、第一制御部30から支援PC10へ送られる。
更に言えば、第一制御部30は、各マガジン513における残個数の変化(直接的にスライダ515の位置変化や距離変化、重さの変化であってもよい)により、取り出し動作又は補充動作が行われたマガジン513を特定することもできる。このように、動作判定部32による画像認識に頼ることなく、取り出し動作及び補充動作が検出され、各動作の正常及び異常が判定されてもよい。
第一制御部30は、取り出し動作又は補充動作を異常と判定した場合に、取り出し動作又は補充動作が異常である旨を示す誤動作報知表示を行うよう投射制御部31に指示してもよい。この場合、投射制御部31は、その指示に応じて、プロジェクタ56に誤動作報知表示(例えば、「取り出し場所が違います。」、「補充場所が違います。」)を行わせ、結果として、表示スクリーン520にそのような誤動作報知表示が行われる。
一方で、第一制御部30は、取り出し動作又は補充動作を正常と判定した場合には、取り出し完了又は補充完了を取り出された又は補充された個装商品の個数と共に支援PC10に通知する。
〔第二制御部〕
第二制御部40は、位置報知処理部41、動作判定部42、引出棚管理部43等を有する。これらは、ソフトウェア要素であり、RAM、ROM等のメモリに格納される制御プログラムがCPUで実行されることで、具現化される。
位置報知処理部41は、支援PC10から取り出し指示又は補充指示を受けると、その指示に基づいて、カートン什器60に設けられている、対応するカートン位置報知LED62を点灯させる。具体的には、取り出し指示及び補充指示には、カートン商品を取り出すべき又は補充すべき引出棚61内の収容領域の位置情報が含まれており、位置報知処理部41は、その位置情報に対応するカートン位置報知LED62を点灯させる。位置報知処理部41は、各収容領域の位置と対応するカートン位置報知LED62との対応付け情報を保持しており、その対応付け情報に基づいて、取り出し指示又は補充指示に含まれる収容領域の位置情報に対応するカートン位置報知LED62を特定することができる。
一括取り出しのための取り出し指示には、複数の収容領域の位置情報が含まれている場合がある。その場合、位置報知処理部41は、その複数の位置情報に対応する複数のカートン位置報知LED62を一括で点灯させればよい。
動作判定部42は、オペレータによる引出棚61の収容領域からのカートン商品の取り出し動作又は当該収容領域へのカートン商品の補充動作の正常又は異常を判定する。
取り出し指示を受けている場合には、その後、動作判定部42は、検出センサからのセンシング情報に基づいて、対象となる収容領域からカートン商品が取り出されたことを確認すると、取り出し動作の正常と判定する。一方で、対象となる収容領域以外の収容領域からカートン商品が取り出されたことを確認すると、取り出し動作の異常と判定する。
また、補充指示を受けている場合には、その後、動作判定部42は、検出センサからのセンシング情報に基づいて、対象となる収容領域にカートン商品が収容されたことを確認すると、補充動作の正常と判定し、対象となる収容領域以外の収容領域にカートン商品が収容されたことを確認すると、補充動作の異常と判定する。
動作判定部42は、取り出し動作又は補充動作が正常と判定すると、取り出し完了又は補充完了を支援PC10に通知する。一方で、動作判定部42は、取り出し動作又は補充動作を異常と判定した場合に、本来取り出すべき又は補充すべき収容領域に対応するカートン位置報知LED62を点滅させてもよいし、ブザー等のエラー出力をさせてもよい。
ところで、複数のカートン商品の取り出し又は補充が指示される場合には、取り出し指示又は補充指示には複数の収容領域の位置情報が含まれてもよい。この場合には、位置報知処理部41は、当該複数の収容領域の位置情報に対応する複数のカートン位置報知LED62を点灯させ、動作判定部42は、当該複数の収容領域からのカートン商品の取り出し又は補充動作を判定すればよい。
引出棚管理部43は、引出棚61のロック機構を制御する。具体的には、引出棚管理部43は、支援PC10から送られる取り出し指示又は補充指示に基づいて、対応するカートン位置報知LED62の点灯後に、対応する引出棚61のロック機構を解錠状態とする。引出棚管理部43は、その後、引出棚61が完全に収容されたことを検知すると、その引出棚61のロック機構を施錠状態とする。
〔支援PC〕
支援PC10は、什器支援部101、顧客管理部102、注文端末支援部103、管理操作処理部104、顧客管理データベース(DB)105、店舗データベース(DB)106等を有する。これらは、ソフトウェア要素であり、RAM、ROM等のメモリ12に格納される制御プログラムがCPU11で実行されることで、具現化される。
顧客管理DB105は、顧客主喫情報等を格納する。顧客主喫情報は、各顧客(喫煙者)に関して顧客IDと主喫銘柄IDとがそれぞれ関連付けられた情報である。このため、顧客管理DB105は顧客銘柄格納部と呼ぶこともできる。
顧客IDは、顧客(喫煙者)を識別し得る識別子である。顧客IDは、本システム1内で顧客ごとにユニークとなる情報であれば、本システム1特有に付与される識別子であってもよいし、メールアドレスや顧客が所有する携帯端末に付与されているIDのような通信の宛先となり得る識別子であってもよいし、SNS(Social Network Service)のアカウントのような他のサービスにおいて顧客を識別し得る識別子であってもよい。
主喫銘柄IDは、顧客の主喫銘柄の銘柄IDである。
銘柄IDは、たばこ商品の銘柄を識別し得る識別子である。本実施形態では、銘柄IDのみでは、同一銘柄の個装商品とカートン商品とを区別できない。
複数銘柄のたばこ商品を替えながら喫煙する者も存在するため、顧客IDには複数の主喫銘柄IDが関連付けられる場合もある。
店舗DB106は、銘柄マスタ情報、店舗別銘柄情報、什器設定情報、什器イベントログ等を格納する。
図8(a)は銘柄マスタテーブルの例を示す図であり、図8(b)は店舗別銘柄情報テーブルの例を示す図である。本実施形態では、銘柄マスタ情報は銘柄マスタテーブルに格納され、店舗別銘柄情報は店舗別銘柄情報テーブルに格納されている。
銘柄マスタテーブルは、図8(a)に示されるように、銘柄ID、銘柄名称、銘柄画像、価格、タール量、ニコチン量、個装本数、個装コード、カートンコード等の銘柄情報を銘柄ごとに格納するマスタテーブルである。本実施形態では、銘柄マスタテーブルには、たばこメーカから情報が入手可能な全ての銘柄の銘柄情報が格納される。即ち、銘柄マスタテーブルには、本店舗で未だ取り扱いがなされていない新規リリース銘柄やレア銘柄、及び本店舗で以前取り扱っていたが現在は取り扱っていない廃止銘柄の情報が格納される。但し、銘柄マスタテーブルには、廃止銘柄の情報は格納されていなくてもよい。また、銘柄マスタテーブルには、図8(a)に例示されていない、喫味等の他の銘柄情報が格納されてもよい。
個装コードは、対応銘柄の個装商品の包装に付されたJANコードであり、カートンコードは、対応銘柄のカートン商品の包装に付されたJANコードである。
支援PC10は、外部のサーバ装置から最新の銘柄情報を入手し、銘柄マスタテーブルに反映させる。
店舗別銘柄情報テーブルは、図8(b)に示されるように、銘柄マスタテーブルと同様の項目(フィールド)の銘柄情報を格納するテーブルである。但し、店舗別銘柄情報テーブルは、本店舗で現在取り扱っている銘柄の銘柄情報のみを格納している点で、銘柄マスタテーブルとは異なっている。
什器設定情報は、個装什器管理情報、カートン什器管理情報及び改廃予約情報を含む。
個装什器管理情報は、銘柄IDとマガジン513の位置情報と残個数が対応付けられたマガジン情報を個装什器50内に設けられているマガジン513の総数分、格納する。
マガジン513の位置情報は、上述したようにプロジェクタ56により投射される画像における各マガジン513の位置を特定するための情報である。このため、マガジン513の位置情報は、例えば、マガジン収容棚512の番号と棚板511の番号と棚板511上の位置番号(右又は左から何番目等)とで形成された位置識別子であってもよい。また、マガジン513の位置情報は、第一制御部30の投射制御部31が投射画像における各マガジン513の位置に対応する局所領域を特定することができれば、各マガジン513を識別し得るマガジン識別子であってもよい。
個装什器管理情報では、マガジン513の位置情報で特定されるマガジン513に収容されているたばこ商品の銘柄の銘柄IDと、そのたばこ商品の残個数とが対応付けられている。
カートン什器管理情報は、カートン什器60内に形成されている全ての収容領域に関して、その収容領域の位置情報と、その収容領域に収容されるカートン商品の銘柄を示す銘柄IDと、そのカートン商品の収容状態(有無)とがそれぞれ対応付けられた情報である。カートン什器管理情報に含まれる各収容領域の位置情報は、例えば、引出棚61の番号とその引出棚61内の左右方向の列番号とその引出棚61内の前後方向の区切番号とで形成される。但し、各収容領域の位置情報は、第二制御部40の位置報知処理部41が各収容領域に対応するカートン位置報知LED62を特定することができればよく、各収容領域を識別し得る収容領域識別子であってもよい。
改廃予約情報は、什器管理端末70に表示されるメニューにおいて、オペレータが、現時点では取り扱いを行っているが今後取り扱いを中止する銘柄(改廃銘柄と表記される)を指定することで設定される情報であり、今後入れ替えられる改廃銘柄を指定予約する情報であるともいえる。改廃予約情報は、その改廃銘柄の銘柄IDを含む。
什器イベントログは、個装什器50又はカートン什器60で生じたイベントごとに、イベントの発生日時(単に日時と表記)、イベントが生じた什器を識別する什器ID、イベント内容を識別するイベントID、銘柄ID、個数等の情報を含む。
什器IDは、個装什器50を示すIDとカートン什器60を示すIDとがある。
イベントIDは、個装商品又はカートン商品の取り出しが行われたことを示すID、個装商品又はカートン商品の補充が行われたことを示すID、個装商品の補充のために同一銘柄のカートン商品の取り出しが行われたことを示すID等を含む。
銘柄ID及び個数は、対応するイベントで取り扱われた銘柄及び個数を示す。
このような什器イベントログは、後述する什器支援部101により更新される。
什器支援部101は、第一制御部30及び第二制御部40と通信を行うことで、個装什器50及びカートン什器60の動作を支援し、管理する。
什器支援部101は、注文端末20から注文銘柄情報を取得した場合に、この注文銘柄情報に基づいて、第一制御部30又は第二制御部40に注文銘柄に関する指示を送る。具体的には、什器支援部101は、注文銘柄情報に含まれる注文単位IDに基づいて、注文単位が個装商品又はカートン商品のいずれか一方又は両方であることを特定し、注文単位に個装商品が含まれている場合には、第一制御部30に投射指示を送る。このとき、什器支援部101は、注文銘柄情報に含まれる注文銘柄の銘柄IDに基づいて、上述の店舗DB106の什器設定情報に含まれる個装什器管理情報からその銘柄IDに対応するマガジン513の位置情報を抽出し、この位置情報と注文銘柄情報に含まれる個数とを投射指示に含める。
一方で、什器支援部101は、注文単位にカートン商品が含まれている場合には、第二制御部40に取り出し指示を送る。このとき、什器支援部101は、注文銘柄情報に含まれる注文銘柄の銘柄IDに基づいて、上述の店舗DB106の什器設定情報に含まれるカートン什器管理情報からその銘柄IDに対応する収容領域の位置情報を抽出し、この位置情報と注文銘柄情報に含まれる個数とを取り出し指示に含める。
その後、第一制御部30から取り出し完了の通知を受けると、什器支援部101は、店舗DB106の什器イベントログに、個装商品の取り出しに関するレコードを追加する。このレコードには、日時、什器ID(個装什器50)、イベントID(取り出し)、銘柄ID(注文銘柄の銘柄ID)、個数(注文銘柄の個数)が設定される。
同様に、第二制御部40(動作判定部42)から取り出し完了の通知を受けると、什器支援部101は、店舗DB106の什器イベントログに、カートン商品の取り出しに関するレコードを追加する。このレコードには、日時、什器ID(カートン什器60)、イベントID(取り出し)、銘柄ID(注文銘柄の銘柄ID)、個数(注文銘柄の個数)が設定される。
一方で、什器支援部101は、カートン什器60における少なくとも一つの引出棚61のロック機構が解錠状態となっているときに注文端末20から注文銘柄情報を取得した場合には、そのロック機構が施錠状態となるまで、その注文銘柄情報に伴う取り出し指示の送信を保留する。什器支援部101は、引出棚61のロック機構の状態を第二制御部40の引出棚管理部43から取得することができる。
また、什器支援部101が取り出し指示の送信を保留すると共に、後述する管理操作処理部104が什器管理端末70に注文が来たことを報知するための表示を出力させるようにしてもよい。このようにすれば、カートン什器60に向かって補充作業をするオペレータ(店員)に注文が来たことを即座に把握させることができる。
什器支援部101は、什器管理端末70で補充依頼操作が行われた場合に、その補充依頼操作で対象とされる補充銘柄が個装什器50のマガジン59又はカートン什器60の収容領域へ割り当てられているか否かを判定した上で、第一制御部30又は第二制御部40に補充銘柄に関する指示を送る。補充銘柄とは、補充されるたばこ商品の銘柄を意味する。
ここで、什器管理端末70で補充依頼操作が行われる場合には、たばこ商品を補充する場合と、たばこ商品を新規装填する場合とがある。たばこ商品を補充する場合には、既にその補充銘柄のたばこ商品が個装什器50又はカートン什器60に収容されていたため、店舗DB106の店舗別銘柄情報テーブルにその補充銘柄の銘柄情報が格納されている。一方で、たばこ商品を新規装填する場合には、その補充銘柄のたばこ商品は個装什器50及びカートン什器60のいずれにも未だ収容されていないため、当該店舗別銘柄情報テーブルにはその補充銘柄の銘柄情報が格納されていない。
そこで、什器支援部101は、補充銘柄に関する銘柄ID、個装コード又はカートンコードに基づいて、店舗DB106の店舗別銘柄情報テーブルを参照することで、補充銘柄が個装什器50のマガジン59又はカートン什器60の収容領域へ割り当てられているか否かを判定することができる。
更に言えば、本実施形態では、店舗DB106に格納されている什器設定情報の個装什器管理情報及びカートン什器管理情報に補充銘柄の銘柄IDが設定されているレコードが存在するか否かで、補充銘柄が個装什器50のマガジン59又はカートン什器60の収容領域へ割り当てられているか否かを判定することができる。
以降の説明では、これらいずれかの判定を、銘柄がマガジン59又は収容領域に割り当てられているか否かの判定というように表記する場合がある。
ここで、たばこ商品を補充する場合の補充依頼操作には、大きく次の三種がある。
一つ目は、個装什器50又はカートン什器60に収容されているたばこ商品の銘柄リストの中からオペレータ(店員)が補充対象となる銘柄を選択する補充依頼操作である。その銘柄リストの表示及び選択は什器管理端末70において行われる。以降、これを第一の補充依頼操作と表記する。
二つ目は、オペレータが補充対象となる個装商品のJANコードを什器管理端末70に接続されるバーコードスキャナに読み取らせることで補充対象となる銘柄を指定する補充依頼操作である。この場合にも、什器管理端末70に表示されているメニューの中から「個装商品をスキャンして補充」メニューが選択される。以降、これを第二の補充依頼操作と表記する。
三つ目は、オペレータが補充対象となるカートン商品のJANコードを什器管理端末70に接続されるバーコードスキャナに読み取らせることで補充対象となる銘柄を指定する補充依頼操作である。この場合にも、什器管理端末70に表示されているメニューの中から「カートン商品をスキャンして補充」メニューが選択される。以降、これを第三の補充依頼操作と表記する。
什器支援部101は、このような第一、第二及び第三の補充依頼操作を特定し得る操作IDを什器管理端末70から取得することで、その操作IDに基づいて、次のような補充処理を行う。
什器支援部101は、第二の補充依頼操作を示す操作ID及び個装商品のJANコードを什器管理端末70から取得した場合、そのJANコードが個装コードとして格納されている銘柄情報を店舗DB106の店舗別銘柄情報テーブルから特定する。更に、什器支援部101は、その特定された銘柄情報の銘柄IDに基づいて、店舗DB106の什器設定情報の個装什器管理情報から、その銘柄IDと対応付けられている個装什器50のマガジン513の位置情報を抽出し、その抽出された位置情報と補充報知表示の報知指定とを含む投射指示を第一制御部30に送る。これにより、個装什器50では、プロジェクタ56が制御され、補充銘柄の銘柄IDが割り当てられているマガジン513の位置を報知する補充報知表示が出力される。
その後、什器支援部101は、第一制御部30から補充完了の通知を受けると、その通知に含まれる個数に基づいて、店舗DB106の什器設定情報の個装什器管理情報における対象のマガジン513の残個数を更新する。加えて、什器支援部101は、店舗DB106の什器イベントログに、個装商品の補充に関するレコードを追加する。このレコードには、日時、什器ID(個装什器50)、イベントID(補充)、銘柄ID(補充銘柄の銘柄ID)、個数(補充数)が設定される。
什器支援部101は、第三の補充依頼操作を示す操作ID及びカートン商品のJANコードを什器管理端末70から取得した場合、そのJANコードがカートンコードとして格納されている銘柄情報を店舗DB106の店舗別銘柄情報テーブルから特定する。什器支援部101は、その銘柄情報の銘柄IDを含む補充指示を第二制御部40に送る。これにより、カートン什器60では、補充銘柄の銘柄IDが割り当てられている収容領域の位置を報知するカートン位置報知LED62が点灯し、その収容領域を持つ引出棚61のロック機構が解錠状態とされ、その収容領域へのカートン商品の補充が可能となる。
その後、什器支援部101は、第二制御部40から補充完了の通知を受けると、店舗DB106の什器設定情報のカートン什器管理情報における対象の収容領域のレコードに補充銘柄の銘柄IDを設定し、かつ、収容状態「有り」を設定する。加えて、什器支援部101は、店舗DB106の什器イベントログに、カートン商品の補充に関するレコードを追加する。このレコードには、日時、什器ID(カートン什器60)、イベントID(補充)、銘柄ID(補充銘柄の銘柄ID)、個数(補充数=1)が設定される。
什器支援部101は、第一の補充依頼操作を示す操作ID及び補充銘柄の銘柄IDを什器管理端末70から取得した場合、まず、補充銘柄の銘柄IDを含む取り出し指示を第二制御部40に送る。これにより、カートン什器60では、補充銘柄のカートン商品を収容している収容領域の位置を報知するカートン位置報知LED62が点灯し、その収容領域を持つ引出棚61のロック機構が解錠状態とされる。
これにより、オペレータ(店員)は、その引出棚61の収容領域から補充銘柄のカートン商品を取り出すことができる。カートン商品の取り出しが引出棚61の検出センサにより検出されると第二制御部40から取り出し完了を受け、什器支援部101は、什器管理端末70に対してバーコードスキャナの起動を指示することができる。
また、このとき、什器支援部101は、取り出し完了の受信に伴い、店舗DB106の什器設定情報のカートン什器管理情報における対象の収容領域のレコードに収容状態「無」を設定し、店舗DB106の什器イベントログに、カートン商品の払い出しに関するレコードを追加する。
オペレータ(店員)は、取り出したカートン商品の包装を破いて複数の個装商品を取り出し、個装商品を個装什器50に補充する。このとき、オペレータは、什器管理端末70のバーコードスキャナにその個装商品のJANコードを読み取らせる。
什器支援部101は、什器管理端末70から補充銘柄の個装商品のJANコードを取得し、そのJANコードが個装コードとして設定されている銘柄情報を店舗DB106の店舗別銘柄情報テーブルから特定し、その銘柄情報からそのJANコードに対応する銘柄IDを抽出する。これにより、什器支援部101は、第一の補充依頼操作の操作IDと共に先に取得した銘柄IDと、個装商品のJANコードに対応する銘柄IDとが一致することを確認し、店舗DB106の什器設定情報の個装什器管理情報から、その銘柄IDが割り当てられているマガジン513の位置情報を抽出し、その位置情報と補充報知表示の報知指定とを含む投射指示を第一制御部30に送る。これにより、個装什器50では、プロジェクタ56が制御され、補充銘柄の銘柄IDが割り当てられているマガジン513の位置を報知する補充報知表示が出力される。
その後、什器支援部101は、第一制御部30から補充完了の通知を受けると、その通知に含まれる個数に基づいて、店舗DB106の什器設定情報の個装什器管理情報における対象のマガジン513の残個数を更新する。加えて、什器支援部101は、店舗DB106の什器イベントログに、個装商品の補充に関するレコードを追加する。このレコードには、日時、什器ID(個装什器50)、イベントID(補充)、銘柄ID(補充銘柄の銘柄ID)、個数(補充数)が設定される。
上述した第二及び第三の補充依頼操作は、たばこ商品の新規装填時にも行われる。
この場合、什器管理端末70から送られる個装商品のJANコードが個装コードとして格納されている銘柄情報は、店舗DB106の店舗別銘柄情報テーブルに格納されていない。加えて、什器管理端末70から送られるカートン商品のJANコードがカートンコードとして格納されている銘柄情報も、当該店舗別銘柄情報テーブルに格納されていない。加えて、その個装商品又はカートン商品のJANコードに対応する銘柄IDが設定されているレコードが、店舗DB106の什器設定情報の個装什器管理情報及びカートン什器管理情報にも存在しない。
そのため、什器支援部101は、第二の補充依頼操作に応じて、店舗DB106の什器設定情報を参照することで、銘柄が割り当てられていないマガジン513を探す。同様に、什器支援部101は、第三の補充依頼操作に応じて、銘柄が割り当てられていない収容領域を探す。
銘柄が割り当てられていないマガジン513は、個装什器管理情報において銘柄IDが設定されていないマガジン513の位置情報を探すことで、特定することができる。銘柄が割り当てられていない収容領域は、カートン什器管理情報において銘柄IDが設定されていない収容領域の位置情報を探すことで、特定することができる。
什器支援部101は、銘柄が割り当てられていないマガジン513を特定できた場合には、未割当のマガジン513の位置情報と補充報知表示の報知指定とを含む投射指示を第一制御部30に送り、以降、上述したたばこ商品の補充時と同様の処理を行うことになる。
一方で、什器支援部101は、銘柄が割り当てられていない収容領域を特定できた場合には、未割当の収容領域の位置情報を含む補充指示を第二制御部40に送り、以降、上述したたばこ商品の補充時と同様の処理を行うことになる。
新規装填銘柄の銘柄IDは、店舗DB106の銘柄マスタテーブルから取得される。具体的には、什器支援部101は、什器管理端末70から送られる個装商品のJANコードが個装コードとして格納されている銘柄情報を店舗DB106の銘柄マスタテーブルにおいて特定し、その銘柄情報から銘柄IDを新規装填銘柄の銘柄IDとして取得することができる。また、什器支援部101は、什器管理端末70から送られるカートン商品のJANコードがカートンコードとして格納されている銘柄情報を店舗DB106の銘柄マスタテーブルにおいて特定し、その銘柄情報から銘柄IDを新規装填銘柄の銘柄IDとして取得することができる。
ところが、銘柄が割り当てられていないマガジン513又は収容領域が存在しない場合もあり得る。この場合、什器支援部101は、店舗DB106の什器設定情報に改廃予約情報が設定されているか否かを確認する。改廃予約情報が設定されている場合には、什器支援部101は、その改廃予約情報が示す改廃銘柄の銘柄IDに基づいて、店舗DB106の什器設定情報の個装什器管理情報から、その改廃銘柄の銘柄IDと対応付けられている個装什器50のマガジン513の位置情報を全て抽出し、その抽出された全ての位置情報と一括取出報知表示の報知指定とを含む投射指示を第一制御部30に送る。加えて、什器支援部101は、店舗DB106の什器設定情報のカートン什器管理情報から、その改廃銘柄の銘柄IDと対応付けられているカートン什器60の収容領域の位置情報を全て抽出し、その抽出された全ての位置情報を含む取り出し指示を第二制御部40に送る。これにより、個装什器50では、プロジェクタ56が制御され、改廃銘柄の銘柄IDが割り当てられている全てのマガジン513の位置を報知しかつ一括取り出しを促す補充報知表示がなされ、改廃銘柄のカートン商品を収容する全ての収容領域の位置がカートン位置報知LED62により一括報知される。
上述の一括取り出し指示に伴い、オペレータにより、改廃銘柄のたばこ商品が個装什器50及びカートン什器60から取り出されると、以降、上述の第二又は第三の補充依頼操作が行われた場合と同様の処理が行われる。即ち、什器支援部101は、新規装填銘柄の個装商品及びカートン商品を装填すべき、改廃銘柄が割り当てられていたマガジン513の位置又は収容領域の位置を含む投射指示又は補充指示を第一制御部30又は第二制御部40に送ることで、新規装填銘柄のたばこ商品の補充を可能とする。
一方で、改廃予約情報が設定されていない場合には、什器支援部101は、後述する管理操作処理部104に対して、什器管理端末70が改廃銘柄選択画面を表示するよう指示する。その後、什器支援部101は、什器管理端末70から送られる改廃指定情報を取得し、以降、改廃予約情報が設定されている場合と同様の処理が行われる。
顧客管理部102は、顧客情報として、主に、各顧客の主喫銘柄情報を管理する。
具体的には、顧客管理部102は、注文端末20から顧客IDを取得すると、顧客管理DB105からその顧客IDに対応する主喫銘柄IDを抽出し、抽出された主喫銘柄IDを注文端末20へ送る。一方で、顧客管理DB105において顧客IDに対応する主喫銘柄IDが格納されていない場合には、顧客管理部102は、主喫銘柄IDが未設定であることを示す主喫銘柄未設定情報を注文端末20へ送る。
これにより、主喫銘柄IDが注文端末20へ送られた場合、後述するように、注文端末20においてその主喫銘柄IDで識別される銘柄のたばこ商品が容易に注文可能となるような表示(後述の銘柄注文画面)が出力される。このため、顧客管理部102は、顧客が携帯する顧客携帯端末又は顧客の生体から得られる情報に基づいて、その顧客の主喫銘柄を識別する登録銘柄識別子(主喫銘柄ID)を取得する銘柄取得手段と呼ぶことができ、更に、取得された登録銘柄識別子(主喫銘柄ID)で識別される銘柄のたばこ商品の指定操作を可能とする銘柄指定表示を注文端末20に表示させる表示処理手段と呼ぶことができる。
顧客管理DB105において顧客IDに対して複数の主喫銘柄IDが関連付けられている場合、顧客管理部102は、顧客管理DB105から当該複数の主喫銘柄IDを抽出し、抽出された複数の主喫銘柄IDを注文端末20へ送る。
これにより、注文端末20では、後述するように、当該複数の主喫銘柄IDで識別される複数銘柄のたばこ商品を一括で指定する操作が可能となるように表示される。このため、顧客管理部102は、顧客に関して複数の登録銘柄識別子を取得する銘柄取得手段と呼ぶことができると共に、複数の登録銘柄識別子で識別される複数銘柄のたばこ商品を一括で指定する操作を可能とする銘柄指定表示を注文端末20に表示させる表示処理手段と呼ぶこともできる。
よって、環境や状況等に応じて銘柄を替える喫煙者(顧客)であっても、注文端末20において所望の銘柄のたばこ商品を容易に指定可能となる。
加えて、顧客管理部102は、注文端末20から主喫銘柄更新の要求を受けた場合には、その要求に含まれる顧客ID、元の主喫銘柄ID及び新たな主喫銘柄IDに基づいて、顧客管理DB105におけるその顧客IDに対応する主喫銘柄IDを当該新たな主喫銘柄IDに更新する。このため、顧客管理部102は、顧客銘柄格納部(店舗DB106)に格納される当該顧客の登録銘柄識別子(主喫銘柄ID)を当該特定された銘柄識別子(新たな主喫銘柄ID)に更新するための更新処理を行う更新処理手段と呼ぶことができる。
ところで、顧客管理DB105において顧客IDに対して複数の主喫銘柄IDが関連付けられている場合には、顧客管理部102は、顧客管理DB105に格納されるその顧客IDに対応する複数の主喫銘柄IDのうち、当該要求に含まれる元の主喫銘柄IDと同じ主喫銘柄IDを当該新たな主喫銘柄IDに更新する。
また、注文端末20からの要求に元の主喫銘柄IDが含まれていない場合(その顧客に関して主喫銘柄IDが設定されていない場合)には、顧客管理部102は、顧客管理DB105におけるその顧客IDに対応する主喫銘柄IDとしてその要求に含まれている新たな主喫銘柄IDを設定する。注文端末20からの要求に元の主喫銘柄IDが含まれていない場合でかつその顧客に関して主喫銘柄IDが既に設定されている場合には、顧客管理部102は、その要求に含まれている新たな主喫銘柄IDを追加設定する。これによりその顧客に関しては複数の主喫銘柄が顧客管理DB105に登録されることになる。
注文端末支援部103は、注文端末20での処理を支援し、特に、注文端末20で表示される各種画面を管理する。本実施形態では、注文端末支援部103は、注文端末20で表示されるべき銘柄選択画面の画面データを生成又は更新し、その画面データを注文端末20に送信する。
例えば、注文端末支援部103は、上述した新規装填銘柄のたばこ商品が装填された場合に、その新規装填銘柄のたばこ商品を注文端末20の銘柄選択画面で選択することができるように、銘柄選択画面の画面データを自動更新し、更新された画面データを注文端末20に送る。また、注文端末支援部103は、改廃銘柄のたばこ商品が一括払い出しされた場合に、その改廃銘柄のたばこ商品を注文端末20の銘柄選択画面で選択できないように、銘柄選択画面の画面データを自動更新し、更新された画面データを注文端末20に送信する。
ここで、銘柄選択画面を変更するために、注文端末支援部103が注文端末20に送る画面データ及び注文端末20における変更された銘柄選択画面の表示手法については、様々な形態が考えられ、本実施形態はそれらを何ら制限しない。例えば、銘柄名称や銘柄画像などを含む銘柄情報及びその銘柄情報を表示する位置情報が画面データとして注文端末20に送られ、注文端末20でその画面データに基づいて銘柄選択画面を自動変更して、変更された銘柄選択画面を表示するようにしてもよい。また、注文端末支援部103がHTML(HyperText Markup Language)やXML(Extensible Markup Language)等で銘柄選択画面のWebページデータを生成し、そのデータを注文端末20に送り、注文端末20はブラウザでそのデータを読み込んで銘柄選択画面を表示させるようにしてもよい。
管理操作処理部104は、什器管理端末70を管理し、特に、什器管理端末70の表示等の制御や、什器管理端末70に対する操作で設定される個装什器50又はカートン什器60に関する情報の管理などを行う。
例えば、管理操作処理部104は、たばこ商品の補充作業中に注文端末20から注文銘柄情報が取得された場合に、上述したとおり、注文が来たことを報知するための表示を什器管理端末70に出力させる。
また、管理操作処理部104は、什器管理端末70で表示されるメニューにより、或る銘柄が選択されその銘柄の取り扱い中止の予約が選択された場合に、その銘柄の銘柄IDを含む改廃予約情報を什器管理端末70から取得し、取得された改廃予約情報を店舗DB106の什器設定情報に設定する。
更に、管理操作処理部104は、新規装填銘柄のたばこ商品を補充する際に改廃予約情報が設定されていない場合に、オペレータに改廃銘柄を選択させるための銘柄リストを什器管理端末70に表示するよう指示する。これにより、什器管理端末70は銘柄リストを表示し、オペレータに改廃銘柄を選択させ、管理操作処理部104は、選択された改廃銘柄の銘柄IDを含む改廃指定情報を什器管理端末70から取得する。
〔什器管理メニュー〕
次に、什器管理端末70で表示される什器管理メニューについて説明する。
什器管理メニューには、補充依頼メニュー、改廃銘柄選択メニュー等が含まれる。以下、什器管理メニューの一部である、補充依頼メニュー及び改廃銘柄選択メニューについて説明する。
補充依頼メニューには、補充する銘柄を画面操作で選択するメニュー、「個装商品をスキャンして補充」メニュー、「カートン商品をスキャンして補充」メニュー等がある。
画面操作で選択するメニューが実行されると、銘柄リストが表示され、オペレータに補充する銘柄を選択させる。このメニューに応じたオペレータ操作が上述の第一の補充依頼操作に対応する。
個装商品をスキャンして補充」メニュー又は「カートン商品をスキャンして補充」メニューが実行されると、什器管理端末70に接続されるバーコードスキャナが起動され、たばこ商品の包装に付されたバーコードが読み取り可能状態となる。これらメニューに応じたオペレータ操作が上述の第二又は第三の補充依頼操作に対応する。
改廃銘柄選択メニューが実行されると、現時点では取り扱いを行っているが今後取り扱いを中止する銘柄(改廃銘柄)を選択させるべく、改廃銘柄選択画面が表示される。改廃銘柄選択画面は銘柄リストを含み、たばこ商品の新規補充時ではないときに、本メニューが実行された場合には、その銘柄リストで選択された銘柄が改廃銘柄の予約状態となる。即ち、上述したとおり、その選択された銘柄の銘柄IDを含む改廃予約情報が什器管理端末70から支援PC10へ送られ、保存されることになる。
また、改廃銘柄選択画面は、たばこ商品の新規補充時にも表示され得る。この場合には、上述したとおり、その選択された銘柄の銘柄IDを含む改廃指定情報が什器管理端末70から支援PC10へ送られることになる。
〔注文端末〕
注文端末20は、情報取得部201、表示処理部202、注文受付部203等を有する。これらは、ソフトウェア要素であり、RAM、ROM等のメモリ22に格納される制御プログラムがCPU21で実行されることで、具現化される。
情報取得部201は、撮像ユニット26から撮像画像を取得することができ、更に、通信ユニット25から顧客の携帯端末から受信された顧客情報を取得することができる。
情報取得部201は、取得された撮像画像がたばこ商品の包装に付されたバーコードを示す場合には、その撮像画像に対して既存のバーコード読み取り処理を適用することで、JANコードを取得することができる。
情報取得部201は、取得された撮像画像が顧客の携帯端末に表示された二次元コード(QRコード(登録商標)等)を示す場合には、その撮像画像に対して既存の二次元コード読み取り処理を適用することで、主喫銘柄の銘柄ID又はJANコードを取得することができる。この場合、専用アプリケーションが提供され、それが顧客の携帯端末にインストールされて実行されることで、当該携帯端末に格納されている顧客の主喫銘柄IDが符号化されてなる二次元コードを携帯端末に表示させることができる。顧客がその二次元コードの表示を注文端末20の撮像ユニット26に撮像させることで、情報取得部201が二次元コードから主喫銘柄IDを取得することができる。
また、情報取得部201は、取得された撮像画像が生体認証のための生体画像(例えば静脈画像)である場合には、その生体画像から生体識別情報を取得することができる。この取得された生体識別情報は、そのまま顧客IDとされてもよいし、ユーザ認証に利用されてもよい。情報取得部201は、取得された生体識別情報を支援PC10へ送る。
更に、情報取得部201は、通信により取得された顧客情報から顧客IDを取得することができる。この場合においても、顧客の携帯端末にインストールされた専用アプリケーションが実行されることで、近距離無線通信等で携帯端末から注文端末20へ顧客IDを送ることができる。情報取得部201は、取得された顧客IDを支援PC10へ送る。
表示処理部202は、上述した銘柄選択画面に加えて銘柄注文画面をタッチパネルユニット23の表示ユニットに表示させ、この銘柄選択画面又は銘柄注文画面に対するユーザ操作がタッチパネルユニット23のタッチセンサで検出されると、その検出されたユーザ操作に応じた各種処理を実行する。
図9は、銘柄選択画面の例を示す図あり、図10は、銘柄注文画面の例を示す図である。
注文端末20で表示される銘柄選択画面は、銘柄グループを選択するための銘柄グループ選択部G1と、銘柄グループ選択部G1で選択された銘柄グループに属する複数銘柄のたばこ商品の銘柄情報を表示する個別銘柄選択部G2とから形成されている。
このようにたばこ商品の銘柄群は、各銘柄名称に含まれる共通名称(ブランド名)により銘柄グループに区分けされる。図9の例では、銘柄名称に共通のブランド名「A」が含まれる銘柄グループ「Aファミリー」が銘柄グループ選択部G1で選択されており、その共通のブランド名「A」を含む全ての銘柄のたばこ商品の銘柄情報が個別銘柄選択部G2に所定の配列で表示されている。1画面で全ての銘柄情報が表示しきれない場合には、スクロール等により銘柄グループ「Aファミリー」の部分集合となる銘柄情報群が逐次表示される。
注文端末20を操作して所望の銘柄のたばこ商品を注文する場合には、顧客又は店員は、このような銘柄選択画面を操作して所望の銘柄を探し出し、銘柄選択画面におけるその所望の銘柄の画像部分を押下することで、その銘柄のたばこ商品に関して、図10に示される銘柄注文画面G3がポップアップ表示される。
銘柄注文画面G3は、銘柄選択画面で選択された銘柄のたばこ商品の注文を確定させるための画面であり、選択された銘柄のたばこ商品の銘柄情報を含むと共に、注文単位指定部G31と、注文確定操作部G32と、注文キャンセル操作部G33とを含んでいる。
注文単位指定部G31では、個装商品の注文個数として「1個」、「2個」、「3個」及び「4個」が、カートン商品の注文個数として「1カートン」及び「2カートン」がそれぞれ1操作で指定できるように、ボタン化されている。これにより、顧客又は店員は個数入力等、煩雑な操作をすることなく、簡易な操作で注文単位及び個数を入力することができる。一方で、それらの注文単位以外を指定したい場合には、「個数入力」を選択することで、個装商品又はカートン商品の個数を入力するための別画面が表示される。
顧客又は店員は、注文確定操作部G32を押下すると、選択されている銘柄のたばこ商品を指定した注文単位及び個数で注文することができる。
このため、銘柄注文画面G3は、対象銘柄のたばこ商品の指定操作を可能とする銘柄指定表示であるということができる。
表示処理部202は、情報取得部201により銘柄ID又はJANコードが取得された場合には、銘柄選択画面で所望の銘柄の選択操作を要することなく、その銘柄ID又はJANコードで識別される銘柄のたばこ商品が上述の銘柄選択画面で選択された状態と同様の表示、即ち、銘柄選択画面上にその銘柄のたばこ商品に関する銘柄注文画面G3を一挙に表示させることができる。
また、表示処理部202は、情報取得部201により顧客IDが支援PC10へ送られることに伴い、支援PC10(顧客管理部102)から主喫銘柄IDが取得された場合にも、上述と同様に、銘柄選択画面上にその主喫銘柄IDで識別される銘柄のたばこ商品に関する銘柄注文画面G3を一挙に表示させることができる。
このため、表示処理部202は、取得された登録銘柄識別子(主喫銘柄ID)で識別される銘柄のたばこ商品の指定操作を可能とする銘柄指定表示を注文端末20に表示させる表示処理手段ということもできる。
顧客は、携帯端末を注文端末20と通信させる若しくは自身の生体情報を注文端末20に撮像させる、又は携帯端末に表示された二次元コードを注文端末20に撮像させることで、複数銘柄のたばこ商品の中から所望の銘柄のたばこ商品を探し出す操作をすることなく、希望する銘柄のたばこ商品を容易に注文することができる。
また、表示処理部202は、支援PC10(顧客管理部102)から複数の主喫銘柄IDが取得された場合には、銘柄選択画面上に当該複数の主喫銘柄IDで識別される複数の銘柄のたばこ商品を一括で注文可能とする一括銘柄注文画面を一挙に表示させることができる。
図11は、一括銘柄注文画面の例を示す図である。
一括銘柄注文画面G4も銘柄選択画面上にポップアップ表示される画面である。一括銘柄注文画面G4は、複数銘柄のたばこ商品の各々で区分けされており(図11のG4a及びG4b)、銘柄情報と注文単位指定部G41a及びG41bとをそれぞれ含んでおり、更に、注文確定操作部G42及び注文キャンセル操作部G43を含んでいる。
注文単位指定部G41a及びG41bでは、上述の銘柄注文画面G3と同様に、各銘柄のたばこ商品についての個装商品の注文個数及びカートン商品の注文個数が指定可能とされている。
注文確定操作部G42が操作されることで、注文単位指定部G41a又はG41bで注文個数が指定されている複数銘柄のたばこ商品についての一括注文が可能となる。
顧客又は店員は、一括銘柄注文画面G4で表示される複数銘柄のたばこ商品の中で注文したい一以上の銘柄のたばこ商品(全ての銘柄でもよい)について、注文単位をそれぞれ指定した状態で、注文確定操作部G42を押下することで、注文単位が指定されている一以上の銘柄のたばこ商品について指定した注文単位及び個数で注文することができる。
このため、一括銘柄注文画面G4は、複数銘柄のたばこ商品の一括注文を可能とする一括銘柄指定表示であるということができ、表示処理部202は、顧客に関して複数の登録銘柄識別子を取得する銘柄取得手段であり、当該一括銘柄指定表示を注文端末20に表示させる表示処理手段であるということができる。
よって、環境や状況等に応じて銘柄を替える喫煙者(顧客)であっても、注文端末20において所望の複数銘柄のたばこ商品を容易に指定可能となる。
表示処理部202は、支援PC10(顧客管理部102)から主喫銘柄未設定情報が取得された場合には、銘柄選択画面を表示させればよい。
注文受付部203は、注文確定操作部G32又はG42を押下する操作が検出されると、選択されているたばこ商品の銘柄ID、個装商品、カートン商品又はそれら両方を示す注文単位ID、及び個数を特定する。このため、注文受付部203は、注文端末20に対する顧客の指定操作で指定されたたばこ商品の銘柄識別子を特定する特定手段ということができる。
注文受付部203は、特定された銘柄ID、個装商品、カートン商品又はそれら両方を示す注文単位ID、及び個数を含む注文銘柄情報を支援PC10へ送る。この注文銘柄情報は、支援PC10の什器支援部101で取得され、個装什器50又はカートン什器60が制御される。
一方で、注文キャンセル操作部G33又はG43が押下されると、銘柄注文画面G3又はG4が消され、選択されている銘柄や個数等はクリアされる。
〔主喫銘柄の更新〕
ところで、顧客(喫煙者)は、新しいたばこ商品の発売や嗜好の変化等といった様々な要因により主喫銘柄を変更する場合がある。そのため、支援PC10の顧客管理DB105で管理される主喫銘柄情報は、そのような主喫銘柄の変更の契機を捉えて、逐次更新されることが望まれる。
そこで、本実施形態では、注文端末20において、顧客が主喫銘柄以外の銘柄のたばこ商品を注文したことを検出することで、上述のように、支援PC10の顧客管理部102により顧客管理DB105で管理される主喫銘柄情報が更新される。
本実施形態では、主喫銘柄IDが設定されていない顧客が或る銘柄のたばこ商品を注文した場合にも、その注文されたたばこ商品の銘柄IDで主喫銘柄情報が更新される。
注文端末20において表示処理部202は、上述したとおり、支援PC10(顧客管理部102)から主喫銘柄IDが取得された場合に、その主喫銘柄IDで識別される銘柄のたばこ商品に関する銘柄注文画面G3又はG4をポップアップ表示させる。その後、注文受付部203が、注文確定操作部G32を押下する操作の検出に伴い、選択されているたばこ商品の銘柄ID等を特定し、その銘柄ID等を含む注文銘柄情報を支援PC10へ送る。
その後、注文受付部203は、特定された銘柄IDと先に表示処理部202で取得された主喫銘柄IDとが一致するか否かを判定する。ここで一致すると判定された場合には、特に何もされない。注文受付部203により一致しないと判定された場合には、表示処理部202は、注文確定操作部G32が押下された銘柄注文画面G3で表示されていたたばこ商品の銘柄を主喫銘柄として更新するか否かの選択操作を可能とする主喫銘柄更新確認画面を注文端末20に表示させる。また、表示処理部202は、その主喫銘柄更新確認画面において、当該銘柄を主喫銘柄として更新するか追加するか何もしないかの選択操作を可能とするように表示してもよい。
表示処理部202は、支援PC10から主喫銘柄未設定情報を取得している場合にも、注文確定操作部G32が押下された銘柄注文画面G3で表示されていたたばこ商品の銘柄を主喫銘柄として登録するか否かの選択操作を可能とする主喫銘柄更新確認画面を注文端末20に表示させてもよい。
表示処理部202は、当該選択画面において主喫銘柄を更新することが選択された場合には、顧客IDと、先に支援PC10から取得されていた主喫銘柄ID(元の主喫銘柄ID)と当該注文銘柄情報に含められた銘柄ID(新たな主喫銘柄ID)とを含む主喫銘柄更新の要求を支援PC10へ送る。この要求に応じて、上述した通り、顧客管理部102により顧客管理DB105内の主喫銘柄情報が更新される。
このように本実施形態では、支援PC10の顧客管理DB105で管理される主喫銘柄とは異なる銘柄のたばこ商品が注文されたことを契機に、その顧客の主喫銘柄を変更すべきか否か(追加すべきか否かも含まれてもよい)をその顧客に選択させることで、顧客の主喫銘柄の変更契機をリアルタイムに捉えることができる。結果、顧客が希望する最新の銘柄情報に基づいて、その銘柄のたばこ商品を容易に注文することが可能となる。
また、注文銘柄情報が支援PC10へ送られた後にこのような主喫銘柄更新確認画面を注文端末20に表示させることで、注文した銘柄のたばこ商品がオペレータ(店員)により個装什器50又はカートン什器60から取り出される間に、顧客にその確認画面の操作をさせることができる。これにより、その確認画面の操作がレジカウンタでの精算時間のロスに繋がらないようにすることができる。
また、表示処理部202は、支援PC10から複数の主喫銘柄IDが取得されており、かつ、注文受付部203により当該注文銘柄情報に含めた銘柄IDが当該複数の主喫銘柄IDのいずれとも異なる場合に、当該複数の主喫銘柄の中の更新すべき主喫銘柄の選択操作を可能とする更新銘柄選択画面を注文端末20に更に表示させることもできる。
この選択画面は、主喫銘柄を更新するか否かの選択操作を可能とする主喫銘柄更新確認画面と同一画面とされてもよいし、主喫銘柄を更新することが選択された後に表示される画面とされてもよい。
この場合、表示処理部202は、更新すべきとして選択された主喫銘柄の主喫銘柄IDを元の主喫銘柄IDとして含み、当該注文銘柄情報に含められた銘柄IDを新たな主喫銘柄IDとして含む主喫銘柄更新の要求を支援PC10へ送る。
このように複数の主喫銘柄が登録されている顧客においても、主喫銘柄の変更契機をリアルタイムに捉えることができ、ひいては、そのような顧客が希望する最新の複数の銘柄情報に基づいて、当該複数の銘柄のたばこ商品を容易に注文することが可能となる。
〔支援PC10の動作例〕
次に、本システム1の動作例を説明する。特に、図12を用いて、注文端末20を用いてたばこ商品が注文された場合の支援PC10及び注文端末20の動作例について説明する。図12は、本システム1の動作例を示すシーケンスチャートである。
ここでは、顧客が自身の携帯端末を注文端末20にかざすことで、その携帯端末から注文端末20へ無線通信により顧客IDが送られた場合を想定する。
注文端末20(情報取得部201)は、無線通信により顧客の携帯端末から顧客IDを取得する(S101)。注文端末20は、取得された顧客IDを支援PC10へ送る(S102)。
支援PC10(顧客管理部102)は、注文端末20から顧客IDを受信すると、顧客管理DB105からその顧客IDを検索し、その顧客IDに主喫銘柄IDが対応付けられているか否かを判定する(S103)。支援PC10は、主喫銘柄IDが対応付けられている場合には(S103;YES)、その主喫銘柄IDを注文端末20へ返信し(S104)、主喫銘柄IDが対応付けられていない場合には(S103;NO)、主喫銘柄未設定情報を注文端末20へ返信する(S105)。
注文端末20(表示処理部202)は、支援PC10から主喫銘柄IDを受信すると(S106;YES)、銘柄選択画面で所望の銘柄の選択操作を要することなく、銘柄選択画面上にその主喫銘柄IDで識別される銘柄のたばこ商品に関する銘柄注文画面G3を表示する(S107)。
一方で、注文端末20(表示処理部202)は、支援PC10から主喫銘柄未設定情報を受信すると(S106;NO)、銘柄選択画面を表示する(S108)。この銘柄選択画面における所望の銘柄の画像部分が押下操作されると、注文端末20は、その銘柄のたばこ商品に関する銘柄注文画面G3をポップアップ表示する(S107)。
銘柄注文画面G3において、個装商品の注文個数又はカートン商品の注文個数のいずれか一方又は両方の注文単位が指定され、注文確定操作部G32が押下される(S109)。
但し、図12には図示されていないが、支援PC10から主喫銘柄IDを受信したことに伴い表示される銘柄注文画面において、注文キャンセル操作部G33が押下操作された場合には、銘柄注文画面は消去され、銘柄選択画面が表示される(S108)。
注文確定操作部G32の操作が検出されると、注文端末20(注文受付部203)は、選択されているたばこ商品の銘柄ID、個装商品、カートン商品又はそれら両方を示す注文単位ID、及び個数を特定する(S110)。
このとき、特定される銘柄IDは、(S104)で送信された主喫銘柄IDそのものである場合もあるし、当該主喫銘柄IDとは異なる場合もある。後者の場合は、例えば、主喫銘柄のたばこ商品に関して表示される銘柄注文画面で注文キャンセル操作部G33が操作され、銘柄選択画面で他の銘柄のたばこ商品が選択されて表示される銘柄注文画面で注文確定操作部G32が操作された場合が該当する。
注文端末20(注文受付部203)は、特定された銘柄ID、個装商品、カートン商品又はそれら両方を示す注文単位ID、及び個数を含む注文銘柄情報を支援PC10へ送る(S111)。
なお、注文確定操作部G32の操作が検出されると、銘柄注文画面は消去される。
支援PC10(什器支援部101)は、注文端末20から注文銘柄情報を受信すると、注文銘柄情報に含まれる注文単位IDに基づいて、注文単位に個装商品が含まれるか否かを判定し(S112)、個装商品が含まれる場合には(S112;YES)、第一制御部30に投射指示を送る(S113)。このとき、支援PC10(什器支援部101)は、注文銘柄情報に含まれる注文銘柄の銘柄IDに基づいて、店舗DB106の什器設定情報に含まれる個装什器管理情報からその銘柄IDに対応するマガジン513の位置情報を抽出し、この位置情報と注文銘柄情報に含まれる個数とを投射指示に含める。
これにより、第一制御部30(投射制御部31)は、その投射指示に基づいて、個装什器50のプロジェクタ56の投射を制御し、当該銘柄IDで識別される銘柄の個装商品を収容するマガジン513の位置を報知する取出報知表示が出力される。
一方で、支援PC10(什器支援部101)は、注文単位にカートン商品が含まれるか否かを判定し(S114)、注文単位にカートン商品が含まれている場合には(S114;YES)、第二制御部40に取り出し指示を送る(S115)。このとき、支援PC10(什器支援部101)は、注文銘柄情報に含まれる注文銘柄の銘柄IDに基づいて、店舗DB106の什器設定情報に含まれるカートン什器管理情報からその銘柄IDに対応する収容領域の位置情報を抽出し、この位置情報と注文銘柄情報に含まれる個数とを取り出し指示に含める。
これにより、第二制御部40(位置報知処理部41)は、取り出し指示に含まれる位置情報に基づいて、その位置情報に対応するカートン位置報知LED62を点灯させる。
注文銘柄情報の送信(S111)後、注文端末20(注文受付部203)は、工程(S110)で特定された銘柄IDと工程(S104)で取得された主喫銘柄IDとが一致するか否かを判定する(S121)。
工程(S121)で一致しないと判定された場合(S122;NO)、注文端末20(表示処理部202)は、(S110)で特定された銘柄IDで識別されるたばこ商品の銘柄、即ち銘柄注文画面G3で指定されたたばこ商品の銘柄を主喫銘柄として更新するか否かの主喫銘柄更新確認画面を表示する(S123)。工程(S121)で一致しないと判定される場合には(S122;NO)、(S105)で主喫銘柄未設定情報が取得されている場合も含まれる。更に言えば、当該主喫銘柄更新確認画面では、主喫銘柄を更新するか否かに加えて、主喫銘柄としてその銘柄を追加するか否かも選択可能とされてもよい。
主喫銘柄更新確認画面で主喫銘柄を更新することが選択された場合(S124;YES)、注文端末20(表示処理部202)は、工程(S104)で複数の主喫銘柄IDが取得されているか否かを判定する(S125)。注文端末20(表示処理部202)は、複数の主喫銘柄IDが取得されている場合には(S125;YES)、当該複数の主喫銘柄IDで識別される複数の主喫銘柄の中の更新すべき主喫銘柄を選択する操作を可能とする更新銘柄選択画面を更に表示する(S126)。この更新銘柄選択画面では、主喫銘柄として更に追加することの選択操作が可能とされてもよい。
注文端末20(表示処理部202)は、工程(S101)で取得された顧客IDを含み、更に、更新銘柄選択画面で更新すべきとして選択された主喫銘柄の主喫銘柄IDを元の主喫銘柄IDとして含み、工程(S110)で特定された銘柄IDを新たな主喫銘柄IDとして含む主喫銘柄更新要求を支援PC10へ送る(S127)。
ここで工程(S104)で一つの主喫銘柄IDが取得されている場合には(S125;NO)、注文端末20(表示処理部202)は、更新銘柄選択画面を表示することなく、工程(S104)で取得された主喫銘柄IDを元の主喫銘柄IDとして含み、工程(S110)で特定された銘柄IDを新たな主喫銘柄IDとして含む主喫銘柄更新要求を支援PC10へ送る(S127)。
また、図12には図示されていないが、工程(S123)で表示された主喫銘柄更新確認画面で主喫銘柄の追加が選択された場合には(S124;YES)、工程(S125)及び工程(S126)が実行されることなく、注文端末20(表示処理部202)は、元の主喫銘柄IDとして何も設定せず、工程(S110)で特定された銘柄IDを新たな主喫銘柄IDとして含む主喫銘柄更新要求を支援PC10へ送ればよい(S127)。
一方で、工程(S110)で特定された銘柄IDと工程(S104)で取得された主喫銘柄IDとが一致する場合(S122;YES)又は主喫銘柄更新確認画面で主喫銘柄を更新しないことが選択された場合(S124;NO)、主喫銘柄更新要求が出されることなく処理を終える。
支援PC10(顧客管理部102)は、当該主喫銘柄更新要求を受信すると、その要求に含まれる顧客ID、元の主喫銘柄ID及び新たな主喫銘柄IDに基づいて、顧客管理DB105におけるその顧客IDに対応する主喫銘柄IDを当該新たな主喫銘柄IDに更新する(S128)。受信された要求に元の主喫銘柄IDが設定されていない場合には、支援PC10(顧客管理部102)は、その要求に含まれる新たな主喫銘柄IDを顧客管理DB105においてその顧客IDに対応付けて新たに登録する(S128)。
ところで、顧客管理DB105において上記顧客IDに対して複数の主喫銘柄IDが対応付けられている場合には、支援PC10から注文端末20へ複数の主喫銘柄IDが送信される(S104)。注文端末20(表示処理部202)は、支援PC10から複数の主喫銘柄IDを受信すると(S106;YES)、それらの主喫銘柄IDで識別される複数銘柄のたばこ商品に関する一括銘柄注文画面G4を一挙に表示させることができる(S107)。この一括銘柄注文画面G4において複数銘柄のたばこ商品についてそれぞれ注文個数が指定された状態で注文確定操作部G42の押下操作が行われた場合には、それら複数の銘柄IDと各銘柄IDに対応する注文単位及び個数がそれぞれ特定され(S110)、それら特定された情報を含む注文銘柄情報が支援PC10へ送信される(S111)。
この場合、支援PC10では、工程(S112)から工程(S115)が一つのたばこ商品の銘柄ごとにそれぞれ実行されればよい。
また、工程(S121)では、工程(S104)で取得された全ての主喫銘柄IDと工程(S110)で特定された全ての銘柄IDとが比較されて、一つでも一致しない銘柄IDが存在する場合に、主喫銘柄更新確認画面が表示されればよい(S123)。
図12には図示されていないが、顧客は、複数銘柄のたばこ商品を連続して注文することもできる。例えば、銘柄注文画面G3の注文確定操作部G32又は一括銘柄注文画面G4の注文確定操作部G42に対して押下操作が行われると(S109;YES)、銘柄注文画面G3又は一括銘柄注文画面G4は一度消去される。その後に、顧客が銘柄選択画面を操作して他の銘柄に関する銘柄注文画面G3を表示させることで、他の銘柄のたばこ商品を連続して注文することができる。この場合、(S121)~(S126)の処理は、複数銘柄のたばこ商品の注文銘柄情報が支援PC10へ送信された(S111)後に、一括で実行されてもよいし、注文確定(S109;YES)の度にそれぞれ実行されてもよい。
更に言えば、銘柄注文画面G3又は一括銘柄注文画面G4が消去された後に、商品取り出し中を示す表示(以降、取り出し中表示と表記)が出力され、その表示内で他の銘柄のリコメンド情報が表示されてもよい。この場合、取り出し中表示内のリコメンド情報に対する所定操作(例えば押下操作等)が行われることで、当該他の銘柄に関する銘柄注文画面G3が新たに表示されるようにしてもよい。このようにすれば、顧客は、先に注文した銘柄のたばこ商品の取り出し中の待ち時間において、リコメンド情報で示される当該他の銘柄のたばこ商品を連続して注文することができる。
但し、上述のリコメンド情報は、取り出し中表示の後に表示される、取り出し完了を示す表示内においても表示されてもよいし、銘柄注文画面G3又は一括銘柄注文画面G4と共に、それらと並んだ状態で表示されてもよい。
また、リコメンド情報として表示するたばこ商品の銘柄の選択方法は、何ら限定されない。リコメンド情報として表示すべき銘柄は、支援PC10において、顧客の購入履歴情報に基づいて選択されてもよいし、外部のサーバ装置から送られてくる銘柄情報に基づいて選択されてもよい。
[変形例]
上述の実施形態は例示であり、趣旨を逸脱しない範囲で上述の内容は適宜変形可能である。
例えば、上述の実施形態では、個装什器50を制御する第一制御部30とカートン什器60を制御する第二制御部40とが別々に設けられているが、個装什器50及びカートン什器60の両方を制御する一つの制御部に代替可能である。また、支援PC10とその制御部も一つの制御装置として実現されてもよい。
また、個装什器50及びカートン什器60は上述した構成に限定されない。
個装什器50は、上述の実施形態のようなプロジェクタ56の投射画像を用いる形態ではなく、個々のマガジン513に電子棚札をそれぞれ設けて、対象銘柄のたばこ商品が収容されているマガジン513の電子棚札の表示を他のマガジン513のものとは異なる態様とすることで、取出報知表示又は補充報知表示を行うようにしてもよい。
また、個装什器50及びカートン什器60は自動払出機能を有する装置としてもよい。
また、上述の実施形態では、個装什器50におけるマガジン位置とそのマガジンに収容される個装商品の銘柄の銘柄IDとの対応関係、並びに、カートン什器60における収容領域の位置とその収容領域に収容されるカートン商品の銘柄の銘柄IDとの対応関係等のような什器設定情報が支援PC10で管理されたが、什器設定情報は第一制御部30及び第二制御部40と支援PC10との間で共有されてもよいし、第一制御部30及び第二制御部40のみで管理されてもよい。
このように、支援PC10に格納される顧客管理DB105及び顧客管理DB105は、本システム1内においてどの装置に格納されてもよく、更に言えば、支援PC10と通信可能となっていれば、本システム1外の装置に格納されてもよい。
例えば、顧客主喫銘柄情報等を格納する顧客管理DB105は、支援PC10と通信可能な外部サーバ装置に設けられてもよい。
また、顧客の携帯端末にその顧客の主喫銘柄IDが格納されており、携帯端末にインストールされているアプリケーションがその主喫銘柄IDを管理するようにしてもよい。この場合、支援PC10(顧客管理部102)は、注文端末20から主喫銘柄更新の要求を受けた場合には、顧客管理DB105における主喫銘柄IDを当該新たな主喫銘柄IDに更新すると共に、その顧客の携帯端末にも新たな主喫銘柄IDを含む主喫銘柄更新の要求を送信するよう制御してもよい。この主喫銘柄更新要求の送信は、支援PC10又は外部サーバ装置から電子メール等の様々な通信手段を用いて実現され得る。携帯端末のアドレスは、顧客IDそのものを利用してもよいし、顧客IDに関連付けられて保持される情報を利用してもよい。
また、支援PC10(顧客管理部102)ではなく、注文端末20(表示処理部202)が主喫銘柄更新の要求を顧客の携帯端末に送信してもよい。この場合には、注文端末20の通信ユニット25(近距離無線通信等)を用いて当該要求が送信され得る。
顧客の携帯端末のアプリケーションは、当該主喫銘柄更新要求を受信すると、上述の顧客管理部102と同様に、携帯端末に格納されている主喫銘柄IDを更新すればよい。
このように顧客の携帯端末が主喫銘柄IDを保持することで、携帯端末から注文端末20へ直接、主喫銘柄IDを送ることができる。
また、顧客の携帯端末の他、エアロゾル吸引器等のようなたばこ製品のデバイス、その附属機器等のような顧客の携帯装置に顧客の主喫銘柄IDが格納されていてもよい。顧客の携帯装置も顧客携帯端末と同様に支援PC10と通信でやりとりすることで、主喫銘柄IDの格納及び更新を行うことができる。
また、上述の実施形態では、顧客に関して複数の主喫銘柄IDが登録されている場合には、更新銘柄選択画面を表示して顧客に更新すべき主喫銘柄を選択させたが、この更新銘柄選択画面を表示することなく、支援PC10(顧客管理部102)が更新すべき主喫銘柄を自動選択するようにしてもよい。即ち、顧客管理部102は、顧客管理DB105(顧客銘柄格納部)においてその顧客に関して複数の主喫銘柄ID(登録銘柄識別子)が格納されている場合に、当該複数の主喫銘柄IDの中から更新すべき主喫銘柄IDを自動選択し、その選択された主喫銘柄IDを新たな主喫銘柄IDに更新する。
更新すべき主喫銘柄IDの選択手法は何ら制限されない。例えば、店舗DB106の銘柄マスタテーブルに銘柄ごとに類似銘柄の銘柄IDが関連付けられている場合には、顧客管理部102は、その銘柄マスタテーブルにおいて新たな主喫銘柄IDに関連付けられている類似銘柄の銘柄IDと一致する元の主喫銘柄IDを更新すべき主喫銘柄IDに決定することができる。また、主喫銘柄IDごとに登録日が顧客管理DB105に更に格納されている場合には、顧客管理部102は、この登録日が最も古い又は最も新しい主喫銘柄IDを更新すべき主喫銘柄IDに決定することもできる。また、顧客管理DB105において顧客ごとのたばこ商品の購買履歴が格納されている場合には、顧客管理部102は、その顧客の購買履歴で主喫銘柄IDごとに直近の購買日を特定し、特定された購買日が最も古い主喫銘柄IDを更新すべき主喫銘柄IDに決定することもできる。
このように更新すべき主喫銘柄IDが自動選択されれば、更新銘柄選択画面の操作が不要となるため、たばこ商品を購買する顧客の精算時間のロスを抑制することができる。
また、上述の実施形態では、注文受付部203は、注文確定操作部G32又はG42に対する押下操作の検出に伴い、注文対象として特定された銘柄IDと先に取得された主喫銘柄IDとが一致するか否かを判定し、一致しないと判定された場合に、主喫銘柄更新確認画面を表示させていたが、この主喫銘柄更新確認画面を表示させることなく、強制的に主喫銘柄IDを更新するようにしてもよい。
例えば、注文受付部203は、注文対象として特定された銘柄IDと先に取得された主喫銘柄IDとが一致しない場合には、主喫銘柄更新確認画面を表示させることなく、注文対象として特定された銘柄IDを新たな主喫銘柄IDとして含む主喫銘柄更新要求を支援PC10へ送るようにしてもよい(S127)。このとき、注文受付部203は、主喫銘柄更新要求に元の主喫銘柄IDを含めることで、主喫銘柄IDの変更とすることができ、元の主喫銘柄IDを含めないことで、主喫銘柄IDの追加とすることができる。
注文受付部203は、主喫銘柄IDをその注文対象として特定された銘柄IDへ変更するか、注文対象として特定された銘柄IDを新たな主喫銘柄IDとして追加するかを自動で決定するようにしてもよい。例えば、上述したようにリコメンド情報として表示されたたばこ商品の銘柄IDが注文対象として特定された場合には、注文受付部203は、主喫銘柄IDをその注文対象として特定された銘柄IDへ変更する、或いは、その注文対象として特定された銘柄IDを新たな主喫銘柄IDとして追加すると自動的に決定してもよい。
リコメンド情報として表示されるたばこ商品の銘柄は、顧客の嗜好に合ったもの、顧客の嗜好に合う可能性が高いもの、メーカ等が顧客に勧めたいもの等となっているため、このように自動的に主喫銘柄として登録することで、顧客に手間を取らせることなく、顧客が希望する銘柄のたばこ商品を容易に指定可能とすることができる。
また、リコメンド情報として表示されたたばこ商品の銘柄は顧客の主喫銘柄とは異なる銘柄となるため、注文受付部203は、リコメンド情報に対する所定操作が検出された場合には、注文対象として特定された銘柄IDと先に取得された主喫銘柄IDとが一致するか否かの判定を行わないようにしてもよい。
また、上述のシーケンスチャートでは、複数の工程(処理)が順番に記載されているが、本実施形態で実行される工程の実行順序は、その記載の順番に制限されない。本実施形態では、図示される工程の順番を内容的に支障のない範囲で変更することができる。
また、上述の内容の一部又は全部は、次のようにも特定され得る。但し、上述の内容が以下の記載に制限されるものではない。
(1)
複数銘柄のたばこ商品の銘柄情報を表示可能でありかつ該複数銘柄の中から顧客が注文したい銘柄の指定操作を受付可能な注文端末及び該注文端末で受け付けられた指定操作で指定された銘柄のたばこ商品の取り出しの支援を行う支援装置を含むたばこ商品管理システムであって、
顧客から得られる情報に基づいて、顧客銘柄格納部に格納されている該顧客の登録銘柄を識別する登録銘柄識別子を取得する銘柄取得手段と、
前記取得された登録銘柄識別子で識別される登録銘柄のたばこ商品の指定操作を可能とする銘柄指定表示を前記注文端末の表示部に表示させる表示処理手段と、
前記注文端末に対する前記顧客の指定操作で指定された、前記登録銘柄とは異なる銘柄のたばこ商品の銘柄識別子を特定する銘柄特定手段と、
前記顧客銘柄格納部に格納されている前記顧客の登録銘柄識別子を前記特定された銘柄識別子に更新するための更新処理を行う更新処理手段と、
を備えるたばこ商品管理システム。
(2)
前記特定された銘柄識別子と前記登録銘柄識別子とが一致するか否かを判定する判定手段を更に備え、
前記表示処理手段は、前記判定手段により一致しないと判定された場合に、前記指定操作で指定されたたばこ商品の銘柄を登録銘柄として更新するか否かの選択操作を可能とする選択表示を前記注文端末の表示部に表示させる、
(1)に記載のたばこ商品管理システム。
(3)
前記表示処理手段は、前記顧客銘柄格納部において前記顧客に関して複数の登録銘柄識別子が格納されている場合に、該複数の登録銘柄識別子で識別される複数の登録銘柄の中の更新すべき登録銘柄の選択操作を可能とする選択表示を前記注文端末の表示部に更に表示させる、
(2)に記載のたばこ商品管理システム。
(4)
前記表示処理手段は、前記注文端末に対する前記顧客の指定操作で指定されたたばこ商品の銘柄識別子が前記注文端末から前記支援装置に送られた後に、前記選択表示を前記注文端末の表示部に表示させる、
(2)又は(3)に記載のたばこ商品管理システム。
(5)
前記更新処理手段は、前記顧客銘柄格納部において前記顧客に関して複数の登録銘柄識別子が格納されている場合に、該複数の登録銘柄識別子の中から更新すべき登録銘柄識別子を自動選択し、該選択された登録銘柄識別子を前記特定された銘柄識別子に更新するための前記更新処理を行う、
(1)から(4)のいずれか一つに記載のたばこ商品管理システム。
(6)
前記銘柄取得手段は、前記顧客に関して複数の登録銘柄識別子を取得し、
前記表示処理手段は、前記銘柄取得手段により前記複数の登録銘柄識別子が取得された場合に、該複数の登録銘柄識別子で識別される複数銘柄のたばこ商品の一括注文を可能とする一括銘柄指定表示を前記注文端末の表示部に表示させる、
(1)から(5)のいずれか一つに記載のたばこ商品管理システム。
(7)
前記顧客銘柄格納部は、前記支援装置又は前記支援装置とは異なる他のサーバ装置と、前記顧客の携帯装置とに設けられており、
前記更新処理手段は、前記顧客銘柄格納部に格納される登録銘柄識別子を前記特定された銘柄識別子に更新する場合に、前記支援装置又は前記他のサーバ装置に設けられた前記顧客銘柄格納部及び前記顧客の前記携帯装置に設けられた前記顧客銘柄格納部の両方に対して前記更新処理を行う、
(1)から(6)のいずれか一つに記載のたばこ商品管理システム。
(8)
複数銘柄のたばこ商品の銘柄情報を表示可能でありかつ該複数銘柄の中から顧客が注文したい銘柄の指定操作を受付可能な注文端末及び該注文端末で受け付けられた指定操作で指定された銘柄のたばこ商品の取り出しの支援を行う支援装置を含むシステムにより実行されるたばこ商品管理方法であって、
顧客から得られる情報に基づいて、顧客銘柄格納部に格納されている該顧客の登録銘柄を識別する登録銘柄識別子を取得する工程と、
前記取得された登録銘柄識別子で識別される登録銘柄のたばこ商品の指定操作を可能とする銘柄指定表示を前記注文端末の表示部に表示させる工程と、
前記注文端末に対する前記顧客の指定操作で指定された、前記登録銘柄とは異なる銘柄のたばこ商品の銘柄識別子を特定する工程と、
前記顧客銘柄格納部に格納されている前記顧客の登録銘柄識別子を前記特定された銘柄識別子に更新するための更新処理を行う工程と、
を含むたばこ商品管理方法。
(9)
前記特定された銘柄識別子と前記登録銘柄識別子とが一致するか否かを判定する工程と、
前記判定する工程で一致しないと判定された場合に、前記指定操作で指定されたたばこ商品の銘柄を登録銘柄として更新するか否かの選択操作を可能とする選択表示を前記注文端末の表示部に表示させる工程と、
を更に含む(8)に記載のたばこ商品管理方法。
(10)
前記顧客銘柄格納部において前記顧客に関して複数の登録銘柄識別子が格納されている場合に、該複数の登録銘柄識別子で識別される複数の登録銘柄の中の更新すべき登録銘柄の選択操作を可能とする選択表示を前記注文端末の表示部に表示させる工程、
を更に含む(9)に記載のたばこ商品管理方法。
(11)
前記選択表示は、前記注文端末に対する前記顧客の指定操作で指定されたたばこ商品の銘柄識別子が前記注文端末から前記支援装置に送られた後に、前記注文端末の表示部に表示される、
(9)又は(10)に記載のたばこ商品管理方法。
(12)
前記顧客銘柄格納部において前記顧客に関して複数の登録銘柄識別子が格納されている場合に、該複数の登録銘柄識別子の中から更新すべき登録銘柄識別子を自動選択する工程
を更に含み、
前記更新処理は、前記自動選択された登録銘柄識別子を前記特定された銘柄識別子に更新するための処理である、
(8)から(11)のいずれか一つに記載のたばこ商品管理方法。
(13)
複数の登録銘柄識別子が取得された場合に、該複数の登録銘柄識別子で識別される複数銘柄のたばこ商品の一括注文を可能とする一括銘柄指定表示を前記注文端末の表示部に表示させる工程、
を更に含む(8)から(12)のいずれか一つに記載のたばこ商品管理方法。
(14)
前記顧客銘柄格納部は、前記支援装置又は前記支援装置とは異なる他のサーバ装置と、前記顧客の携帯装置とに設けられており、
前記更新処理を行う工程では、前記顧客銘柄格納部に格納される登録銘柄識別子を前記特定された銘柄識別子に更新する場合に、前記支援装置又は前記他のサーバ装置に設けられた前記顧客銘柄格納部及び前記顧客の前記携帯装置に設けられた前記顧客銘柄格納部の両方に対して前記更新処理を行う、
(8)から(13)のいずれか一つに記載のたばこ商品管理方法。
本出願は、2018年12月28日に出願された日本出願(特願2018-247958号)を基礎とする優先権を主張し、その開示のすべてをここに取り込む。

Claims (14)

  1. 複数銘柄のたばこ商品の銘柄情報を表示可能でありかつ該複数銘柄の中から顧客が注文したい銘柄の指定操作を受付可能な注文端末及び該注文端末で受け付けられた指定操作で指定された銘柄のたばこ商品の取り出しの支援を行う支援装置を含むたばこ商品管理システムであって、
    顧客から得られる情報に基づいて、顧客銘柄格納部に格納されている該顧客の登録銘柄を識別する登録銘柄識別子を取得する銘柄取得手段と、
    前記取得された登録銘柄識別子で識別される登録銘柄のたばこ商品の指定操作を可能とする銘柄指定表示を前記注文端末の表示部に表示させる表示処理手段と、
    前記注文端末に対する前記顧客の指定操作で指定された、前記登録銘柄とは異なる銘柄のたばこ商品の銘柄識別子を特定する銘柄特定手段と、
    前記顧客銘柄格納部に格納されている前記顧客の登録銘柄識別子を前記特定された銘柄識別子に更新するための更新処理を行う更新処理手段と、
    を備えるたばこ商品管理システム。
  2. 前記特定された銘柄識別子と前記登録銘柄識別子とが一致するか否かを判定する判定手段を更に備え、
    前記表示処理手段は、前記判定手段により一致しないと判定された場合に、前記指定操作で指定されたたばこ商品の銘柄を登録銘柄として更新するか否かの選択操作を可能とする選択表示を前記注文端末の表示部に表示させる、
    請求項1に記載のたばこ商品管理システム。
  3. 前記表示処理手段は、前記顧客銘柄格納部において前記顧客に関して複数の登録銘柄識別子が格納されている場合に、該複数の登録銘柄識別子で識別される複数の登録銘柄の中の更新すべき登録銘柄の選択操作を可能とする選択表示を前記注文端末の表示部に更に表示させる、
    請求項2に記載のたばこ商品管理システム。
  4. 前記表示処理手段は、前記注文端末に対する前記顧客の指定操作で指定されたたばこ商品の銘柄識別子が前記注文端末から前記支援装置に送られた後に、前記選択表示を前記注文端末の表示部に表示させる、
    請求項2又は3に記載のたばこ商品管理システム。
  5. 前記更新処理手段は、前記顧客銘柄格納部において前記顧客に関して複数の登録銘柄識別子が格納されている場合に、該複数の登録銘柄識別子の中から更新すべき登録銘柄識別子を自動選択し、該選択された登録銘柄識別子を前記特定された銘柄識別子に更新するための前記更新処理を行う、
    請求項1から4のいずれか一項に記載のたばこ商品管理システム。
  6. 前記銘柄取得手段は、前記顧客に関して複数の登録銘柄識別子を取得し、
    前記表示処理手段は、前記銘柄取得手段により前記複数の登録銘柄識別子が取得された場合に、該複数の登録銘柄識別子で識別される複数銘柄のたばこ商品の一括注文を可能とする一括銘柄指定表示を前記注文端末の表示部に表示させる、
    請求項1から5のいずれか一項に記載のたばこ商品管理システム。
  7. 前記顧客銘柄格納部は、前記支援装置又は前記支援装置とは異なる他のサーバ装置と、前記顧客の携帯装置とに設けられており、
    前記更新処理手段は、前記顧客銘柄格納部に格納される登録銘柄識別子を前記特定された銘柄識別子に更新する場合に、前記支援装置又は前記他のサーバ装置に設けられた前記顧客銘柄格納部及び前記顧客の前記携帯装置に設けられた前記顧客銘柄格納部の両方に対して前記更新処理を行う、
    請求項1から6のいずれか一項に記載のたばこ商品管理システム。
  8. 複数銘柄のたばこ商品の銘柄情報を表示可能でありかつ該複数銘柄の中から顧客が注文したい銘柄の指定操作を受付可能な注文端末及び該注文端末で受け付けられた指定操作で指定された銘柄のたばこ商品の取り出しの支援を行う支援装置を含むシステムにより実行されるたばこ商品管理方法であって、
    顧客から得られる情報に基づいて、顧客銘柄格納部に格納されている該顧客の登録銘柄を識別する登録銘柄識別子を取得する工程と、
    前記取得された登録銘柄識別子で識別される登録銘柄のたばこ商品の指定操作を可能とする銘柄指定表示を前記注文端末の表示部に表示させる工程と、
    前記注文端末に対する前記顧客の指定操作で指定された、前記登録銘柄とは異なる銘柄のたばこ商品の銘柄識別子を特定する工程と、
    前記顧客銘柄格納部に格納されている前記顧客の登録銘柄識別子を前記特定された銘柄識別子に更新するための更新処理を行う工程と、
    を含むたばこ商品管理方法。
  9. 前記特定された銘柄識別子と前記登録銘柄識別子とが一致するか否かを判定する工程と、
    前記判定する工程で一致しないと判定された場合に、前記指定操作で指定されたたばこ商品の銘柄を登録銘柄として更新するか否かの選択操作を可能とする選択表示を前記注文端末の表示部に表示させる工程と、
    を更に含む請求項8に記載のたばこ商品管理方法。
  10. 前記顧客銘柄格納部において前記顧客に関して複数の登録銘柄識別子が格納されている場合に、該複数の登録銘柄識別子で識別される複数の登録銘柄の中の更新すべき登録銘柄の選択操作を可能とする選択表示を前記注文端末の表示部に表示させる工程、
    を更に含む請求項9に記載のたばこ商品管理方法。
  11. 前記選択表示は、前記注文端末に対する前記顧客の指定操作で指定されたたばこ商品の銘柄識別子が前記注文端末から前記支援装置に送られた後に、前記注文端末の表示部に表示される、
    請求項9又は10に記載のたばこ商品管理方法。
  12. 前記顧客銘柄格納部において前記顧客に関して複数の登録銘柄識別子が格納されている場合に、該複数の登録銘柄識別子の中から更新すべき登録銘柄識別子を自動選択する工程
    を更に含み、
    前記更新処理は、前記自動選択された登録銘柄識別子を前記特定された銘柄識別子に更新するための処理である、
    請求項8から11のいずれか一項に記載のたばこ商品管理方法。
  13. 複数の登録銘柄識別子が取得された場合に、該複数の登録銘柄識別子で識別される複数銘柄のたばこ商品の一括注文を可能とする一括銘柄指定表示を前記注文端末の表示部に表示させる工程、
    を更に含む請求項8から12のいずれか一項に記載のたばこ商品管理方法。
  14. 前記顧客銘柄格納部は、前記支援装置又は前記支援装置とは異なる他のサーバ装置と、前記顧客の携帯装置とに設けられており、
    前記更新処理を行う工程では、前記顧客銘柄格納部に格納される登録銘柄識別子を前記特定された銘柄識別子に更新する場合に、前記支援装置又は前記他のサーバ装置に設けられた前記顧客銘柄格納部及び前記顧客の前記携帯装置に設けられた前記顧客銘柄格納部の両方に対して前記更新処理を行う、
    請求項8から13のいずれか一項に記載のたばこ商品管理方法。
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