JP7100753B1 - ラベル及び検査方法 - Google Patents

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Abstract

Figure 0007100753000001
【課題】貼付け不良を高精度で検出可能とする新規な構成とするラベル、及び、貼り付け不良の新規な検査方法を提案する。
【解決手段】容器に巻き付けて貼付される矩形のラベルであって、画像検出によりパターンマッチングされるための基準マークと、巻き付け方向の両端部に設けられ、前記基準マークに対する所定の位置においてそれぞれ画像検出されるための一対の被検出用マークと、を備える、ラベル。
【選択図】図8

Description

本発明は、飲料が充填されるプラスチックボトルなどの容器に巻き付けて貼付されるラベルに関するものであり、より詳しくは、ラベルの貼付け不良を検出するための技術に関する。
従来、例えば、特許文献1に開示されるように、飲料などの液体が充填されるプラスチックボトル等の容器に貼り付けられたラベルの外観を撮像し、検査する検査方法が知られている。特許文献1では、特に、ラベルの位置ズレを検査する方法について開示している。
また、特許文献2では、円筒製品の円筒面を覆うように巻き付けられたラベルの貼合わせ箇所を撮像し、欠陥(ラベルのしわ)を検出する方法について開示している。
特開平6-138057号公報 特許第6769269号明細書
上述した容器に巻き付けて貼付けられるラベルは、いわゆるロールラベルとして知られており、ラベルが傾斜して貼り付けられて位置ズレが生じることや、シワの発生といった貼付け不良が懸念されるものであり、より制度の高い検査方法が求められている。
以上の問題に鑑み、本発明は、貼付け不良を高精度で検出可能とする新規な構成とするラベル、及び、貼り付け不良の新規な検査方法を提案するものである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
本発明の一形態では、容器に巻き付けて貼付される矩形のラベルであって、画像検出によりパターンマッチングされるための基準マークと、巻き付け方向の両端部に設けられ、前記基準マークに対する所定の位置においてそれぞれ画像検出されるための一対の被検出用マークと、を備える、ラベルとする。
また、本発明の一形態では、前記各被検出用マークは、巻き付け方向に長い帯状であり、一方の被検出用マークの長さは、他方の被検出用マークの長さよりも長く構成される、こととする。
また、本発明の一形態では、前記被検出用マークは、前記巻き付け方向と直交するラベルの幅方向において、同一の位置に設けられる、こととする。
また、本発明の一形態では、前記一対の被検出用マークは、前記ラベルの幅方向において、複数箇所に設けられる、こととする。
また、本発明の一形態では、前記基準マークは、一つの一対の被検出用マークの一方の被検出用マークに重ねて配置され、かつ、矩形のラベルの角部の近傍に設けられる三角形状である、こととする。
また、本発明の一形態では、前記被検出用マークの周囲には、透明箇所が設けられる、こととする。
また、本発明の一形態では、ラベルの貼り付け不良を検出するための検査方法であって、前記基準マークをパターンマッチングにより検出する第1ステップと、検出された前記基準マークに対する所定の二箇所の位置において、それぞれ、被検出用マークを検出する第2ステップと、検出された被検出用マークに基づいてラベルの貼り付け不良を判定する第3ステップと、を有する、ことを特徴とする検査方法とする。
また、本発明の一形態では、前記被検出用マークの周囲には、透明箇所が設けられる、こととする。
本発明の一形態によれば、貼付け不良を高精度で検出可能とする新規な構成とするラベル、及び、貼り付け不良の新規な検査方法が実現できる。
また、本発明の一形態によれば、長い被検出用マークについて、ある程度の長さを確保することにより、検出精度に幅をもたせることができ、良/不良判定の自由度を高めることができる。他方、短い被検出用マークについては、検出されるために必要最低限の長さを確保すればよく、被検出用マークによってラベルのデザインが損なわれることを防ぐことができる。
また、本発明の一形態によれば、一対の被検出用マークは、ラベルの幅方向において、複数箇所に設けられることとすることで、ラベルの貼り付け不良を複数箇所で検査することが可能となる。
また、本発明の一形態によれば、基準マークを三角形状とすることで、容器を廃棄する際のラベルの剥がし口(ラベルを摘まむ箇所)を示す剥がし口マークとして、基準マークを機能させることができる。
また、本発明の一形態によれば、被検出用マークの周囲には、透明箇所が設けられるラベルにおいて、透明を基調とするデザインを損なうことなく、被検出用マークを追加的に設けて実施することができる。
(A)は容器とラベルの構成について説明する図。(B)はラベルを途中まで貼り付けた状態について説明する図。(C)はラベルを貼り付け終えた状態について説明する図。 ラベルの一実施例について説明する図。 (A)はラベルの別の実施例について説明する図。(B)はラベルの別の実施例について説明する図。(C)はラベルの別の実施例について説明する図。(D)はラベルの別の実施例について説明する図。 (A)はラベルの別の実施例について説明する図。(B)はラベルの別の実施例について説明する図。 ラベルの検査装置の構成例について示す概要図。 撮像画像の例について示す図。 撮像画像の別の例について示す図。 (A)はラベルが正常に貼り付けられた際の撮像画像の例について説明する図。(B)はラベルの貼り付け不良が生じた際の撮像画像の例について説明する図。(C)はラベルの貼り付け不良が生じた際の別の撮像画像の例について説明する図。(D)はラベルの貼り付け不良が生じた際の別の撮像画像の例について説明する図。
以下、本発明の好ましい実施形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、以下では説明の便宜のために、図1(A)乃至(C)に示す容器1において、紙面の上側を上位置、下側を下位置、上下方向を高さ方向とし、容器1の中心軸1Cが上下方向となるように表示される。また、図1(A)乃至(C)に示す帯状のラベル2において、紙面の上下方向をラベル2の幅方向Dyとし、紙面の左右方向におけるラベル2の長さ方向Dx、又は、巻き付け方向Dxとし、左右方向の端を巻き付け方向Dxの一端Ta,他端Tbとする。
図1(A)乃至(C)に示すように、帯状の矩形のラベル2は、容器1の胴部1aに巻き付けて貼り付けられるロールラベルである。図示せぬラベラー(ラベル貼り付け装置)において、ロールに巻かれた連続ラベルが所定の長さにカットされつつ、ラベル2の一端Taが容器1の胴部1aに接着剤などにより張り付けられた後、容器1を回転させることでラベル2が容器1に巻き付けられ、ラベルの他端Tbが一端Taの上に重なるようにして貼り付けられる。他端Tbと一端Taが重なる箇所により、貼合わせ箇所Tcが構成される。
容器1は、いわゆるPETボトル(ペットボトル)などのプラスチック製のボトルや、ガラス製の瓶など容器であり、円筒状の胴部を有する丸ボトルや、角筒状の胴部を有するボトルであり、素材や形状の細部については特に限定されるものではない。容器に充填される内容物は、ジュース、水、茶などの清涼飲料の他、液体調味料、薬品、塗料などであってもよく、特に限定されるものではない。
図2に示すように、ラベル2は横長の矩形にて構成され、容器に巻き付けた状態で外観に現れる面が外側面22とされる。左側の一端Taの裏側が容器側に貼着され、右側の他端Tbが一端Taの外側に重ねられることが予定される。
図2に示すように、ラベル2の外側面22には、画像検出によりパターンマッチングされるための基準マーク24が表れる。基準マーク24は、ラベル2の内側面(外側面22と反対側の面)にプリント等されて外側に透けて現れることとするほか、外側面22にプリント等されるものであってもよい。
図2に示すように、ラベル2の巻き付け方向Dxの両端部には、それぞれ、基準マーク24に対する所定の位置においてそれぞれ画像検出されるための被検出用マーク26,28が設けられる。
図2に示すように、各被検出用マーク26,28は、それぞれラベル2の端側から巻き付け方向Dxの内側に伸びる帯状のマークにて構成され、一方の被検出用マーク26の長さ26Lは、他方の被検出用マーク28の長さ28Lよりも長く構成される。例えば、一方の被検出用マーク26の長さ26Lは、他方の被検出用マーク28の長さ28Lよりも1.5倍~2倍程度長く構成される。例えば、被検出用マーク26の長さ26Lを3cmとし、被検出用マーク28の長さ28Lを1.5cmとすることなどが考えられる。
図2に示すように、被検出用マーク26,28は、巻き付け方向Dxと直交するラベルの幅方向Dyにおいて、同一の位置に設けられる。これにより、ラベル2に位置ズレやシワなどの貼付け不良が生じない場合においては、ラベル2を巻き付けた状態において、各被検出用マーク26,28が同一の高さ位置に現れることになる。
図2に示すように、基準マーク24は、被検出用マーク28の上に設けられるほか、被検出用マーク28と被らない位置に設けられることとしてもよい(図3(A))。基準マーク24の位置は、ラベル2の貼り付け後において、基準マーク24がパターンマッチングにより確実に認識される位置であればよく、特に限定されるものではない。また、例えば、ラベルを巻く向きが逆である場合には、図2において、基準マーク24、及び、被検出用マーク26,28が左右逆となる配置とすることとしてもよい。
本実施例では、基準マーク24は、一方の被検出用マーク28に重ねて配置され、かつ、ラベル2の角部2aの近傍に設けられる三角形状である、こととしている。このように三角形状とすることで、容器1を廃棄する際のラベル2の剥がし口(ラベルを摘まむ箇所)を示す剥がし口マークとして機能させることができる。なお、基準マーク24に剥がし口マークの機能を持たせるものではなく、剥がし口マークとは別の位置に設けられるものであってもよい。また、基準マーク24は、三角形状とする他、丸形状、四角形状、バーコード形状などであってもよく、画像検出によりパターンマッチングされる形状であれば特に限定されるものではない。
また、図3(A)に示すように、一対の被検出用マーク26,28は、ラベル2の幅方向Dyにおいて、下側に位置する第二箇所D2に設けられることとしてもよい。
また、図3(B)に示すように、一対の被検出用マーク26,28は、ラベル2の幅方向Dyにおいて、二か所に設けられることとしてもよい。即ち、ラベル2の幅方向Dyの上側に位置する第一箇所D1に一対の被検出用マーク26,28が設けられ、ラベル2の幅方向Dyの下側に位置する第二箇所D2に一対の被検出用マーク26,28が設けられる、こととしてもよい。これにより、第一箇所D1と第二箇所D2のそれぞれにおいて、ラベルの貼り付け不良を複数箇所で検査することが可能となる。なお、第一箇所D1と第二箇所D2の二箇所に限らず、より多くの箇所で検査されることとしてもよい。
また、図3(C)に示すように、下側にある第二箇所D2の被検出用マーク28の箇所に、基準マーク24を設けることとしてもよい。この他、第一箇所D1と第二箇所D2の両方の被検出用マーク28について、基準マーク24を設けることとしてもよい。
また、図3(D)に示すように、下側にある第二箇所D2について、ラベル2の巻き付け方向Dxに伸びるような連続帯状の被検出用マーク29を設けてもよい。この他、上側にある第一箇所D1について連続帯状の被検出用マーク29とし、下側の第二箇所D2について、一対の被検出用マーク26,28を設けることとしてもよい。
図2に示すように、被検出用マーク26,28の周囲には、透明箇所が設けられる、こととしてもよい。即ち、被検出用マーク26,28の背景が透明なラベルについて被検出用マーク26,28を設けるものである。例えば、透明容器に、ラベル2を付する場合において、図柄2Zの周囲を透明部分2Tとして飲料の色(例えば、オレンジシュースのオレンジ色)を外観に現れるようにしたラベルデザインでは、被検出用マーク26,28を設けることで本発明を適用することができる。この場合において、ジュースの色と被検出用マーク26,28の色は、画像検出の装置により区別できる色であることが好ましい。
また、必要最小限の長さの帯状の形態にて被検出用マーク26,28をラベルの端部に目立たないように設けることで、ラベル2の全体のデザインを損なうことなく、本発明を実施することができる。特に、ラベル2が透明デザインを基調とする場合においては、透明デザインを損なうことなく、被検出用マーク26,28を追加的に設けることができ、好適な実施形態となる。
なお、図4(A)に示すように、被検出用マーク26,28を透明として、被検出用マーク26,28の周囲を不透明とすることや、図4(B)に示すように、被検出用マーク26,28を第一色、被検出用マーク26,28の周囲を第一色とは異なる第二色としてもよく、被検出用マーク26,28が検出されるものであれば、特に形態を限定するものではない。
図5に示すように、ラベル2の貼付不良は、検査装置30によって検査される。検査装置30は、容器1に貼付されたラベル2を全周方向から撮像するための複数のカメラ31と、カメラ31を制御するコントローラ32と、を有して構成される。
図5は検査装置30を上側から見た概要図であり、本実施例では検査装置30のカメラ31は4台設けられ、容器1が連続的に搬送する搬送ライン40の側方に2台ずつ振り分けて配置される。カメラ31を複数台設けることにより、ラベル2の全領域を撮像することができ、容器1の向き(容器の中心軸1Cを軸とする回転方向の角度)がどの向きであっても、ラベル2に設けられる基準マーク24(図2)を撮像することができる。
図5に示すように、各カメラ31はコントローラ32に接続されており、コントローラ32の制御によって各カメラ31にてラベル2の撮像画像34を取得する。
図5及び図6に示すように、コントローラ32は、得られた複数の撮像画像34の中から基準マーク24をパターンマッチングにより検出する。より具体的には、コントローラ32には基準マーク24に対応するキーパターン25が予め登録されており、コントローラ32は撮像画像34の中から当該キーパターン25と一致する基準マーク24を認識する。
図6は撮像画像34の一例である。
図6に示すように、コントローラ32は、例えば、直角三角形のキーパターン25の重心位置を基準点24aとして特定し、基準点24aに基づいて座標軸5を規定する。
図6に示すように、コントローラ32には、検査領域KL,KRが予め設定されている。検査領域KL,KRは、撮像画像34内に規定された座標軸5において所定の座標位置に設定される。本実施例では、検査領域KL,KRは、それぞれ基準マーク24の左右方向(巻き付け方向Dx)において、基準マーク24から所定の距離離れた位置に設定される。
図7は、別形態のラベル2の撮像画像34Aの例について示すものである。この撮像画像34Aは、図3(A)に示すラベル2を撮像した場合の撮像画像である。このように、基準マーク24が各被検出用マーク26,28と幅方向Dyにおいてずれている場合には、検査領域KL,KRは、それぞれ基準マーク24の左右方向(巻き付け方向Dx)、及び、幅方向Dyにおいて、基準マーク24から所定の距離離れた位置に設定される。
そして、コントローラ32は、各検査領域KL,KRに現れる各被検出用マーク26,28の状況に基づいて、貼り付け不良の有無を判定する。
具体的には、各検査領域KL,KRに現れる各被検出用マーク26,28のエッジ(輪郭)を色調の違いから認識し、各被検出用マーク26,28の幅方向Dyの座標や、巻き付け方向Dxの座標を用いて判定を行う。なお、各被検出用マーク26,28のエッジが認識されやすいように、被検出用マーク26,28の箇所に他の部位と比較して反射率の高い色を採用することとしてもよい。
貼り付け不良の有無は、以下のようにして判定する。
例えば、図8(A)に示すように、各検査領域KL,KRにおいて、各被検出用マーク26,28の下側のエッジE1,E2を検出し、エッジE1,E2の幅方向Dyの座標(高さ方向の位置)を比較し、幅方向Dyの座標の差異が所定の範囲内にある場合には、幅方向Dyの貼付け不良無しと判定する。なお、各被検出用マーク26,28の下側のエッジE1,E2を検出する代わりに、各被検出用マーク26,28の上側のエッジを検出することとしてもよい。
他方、例えば、図8(B)に示すように、各被検出用マーク26,28の下側のエッジE1,E2の幅方向Dyの座標が大きくずれる場合には、ラベルが斜めずれる、或いは、上下にずれて貼り付けられたものと推定し、貼り付け不良有りと判定する。
また、図8(A)に示すように、例えば、一方の検査領域KLにおいて、被検出用マーク28の巻き付け方向DxのエッジE4の有無を検出し、検査領域KL内にエッジE4が存在する場合には、幅方向Dyの貼付け不良無しと判定する。
他方、例えば、図8(C)に示すように、被検出用マーク28のエッジE3が検査領域KL内に確認されない場合には、ラベルにシワが生じて基準マーク24に対し被検出用マーク28が規定の位置よりも離れた位置にあるとして、巻き付け方向Dxの貼付け不良有りと判定する。
また、図8(D)の例では、検査領域KL内に被検出用マーク26のエッジが一つも検出されないことから、ラベルに大きなシワや、めくれが生じたものと推定し、貼り付け不良有りと判定する。
以上のようにして、ラベルの貼付け不良を検出することができる。
即ち、基準マーク24をパターンマッチングにより検出する第1ステップと、
検出された基準マーク24に対する所定の二箇所の位置において、それぞれ、被検出用マーク26,28を検出する第2ステップと、
検出された被検出用マーク26,28に基づいてラベルの貼り付け不良を判定する第3ステップと、を有する、検査方法とするものである。
このようにして、ラベルの貼り付け不良を高精度で検出可能することができる。
ここで、図2に示すように、一方の被検出用マーク26の長さ26Lは、他方の被検出用マーク28の長さ28Lよりも長く構成されることとする。これにより、図6に示すように、貼合わせ箇所Tcにおいて、ラベル2の一端Ta側に形成される被検出用マーク26がラベル2の他端Tbによって隠されることなく、他端Tbの側方に露出させて検出させることができる。つまり、被検出用マーク26がラベル2の他端Tbに隠れることなく、確実に露出することが可能となる。
さらに、長い被検出用マーク26について、ある程度の長さを確保することにより、検出精度に幅をもたせることができ、良/不良判定の自由度を高めることができる。他方、短い被検出用マーク28については、検出されるために必要最低限の長さを確保すればよく、被検出用マーク28によってラベル2のデザインが損なわれることを防ぐことができる。
1 容器
1C 中心軸
1a 胴部
2 ラベル
2a 角部
5 座標
22 外側面
24 基準マーク
24a 基準点
26 被検出用マーク
28 被検出用マーク
30 検査装置
31 カメラ
32 コントローラ
34 撮像画像
D1 第一箇所
D2 第二箇所
Dx 巻き付け方向
Dy 幅方向
KR 検査領域
KL 検査領域
Ta 一端
Tb 他端
Tc 貼合わせ箇所

Claims (7)

  1. 容器に巻き付けて貼付される矩形のラベルであって、
    画像検出によりパターンマッチングされるための基準マークと、
    巻き付け方向の両端部に設けられ、前記基準マークに対する所定の位置においてそれぞれ画像検出されるための一対の被検出用マークと、を備えるラベルを貼り付けた状態の容器の前記ラベルの貼り付け不良を検出するための検査方法であって、
    前記基準マークをパターンマッチングにより検出する第1ステップと、
    検出された前記基準マークに対する所定の二箇所の位置において、それぞれ、被検出用マークを検出する第2ステップと、
    検出された被検出用マークに基づいてラベルの貼り付け不良を判定する第3ステップと、
    を有する、ことを特徴とする検査方法。
  2. 前記各被検出用マークは、巻き付け方向に長い帯状であり、
    一方の被検出用マークの長さは、他方の被検出用マークの長さよりも長く構成される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の検査方法。
  3. 前記被検出用マークは、前記巻き付け方向と直交するラベルの幅方向において、同一の位置に設けられる、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の検査方法。
  4. 前記一対の被検出用マークは、前記ラベルの幅方向において、複数箇所に設けられる、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の検査方法。
  5. 前記基準マークは、一つの一対の被検出用マークの一方の被検出用マークに重ねて配置され、かつ、矩形のラベルの角部の近傍に設けられる三角形状である、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の検査方法。
  6. 前記被検出用マークの周囲には、透明箇所が設けられる、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の検査方法。
  7. 前記所定の検出された前記基準マークに対する所定の二箇所が、複数ある、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の検査方法。
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