JP6545444B2 - 熱収縮性筒状ラベル、及びラベル付き容器 - Google Patents

熱収縮性筒状ラベル、及びラベル付き容器 Download PDF

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Description

本発明は、飲料容器などの各種容器に熱収縮装着される熱収縮性筒状ラベルなどに関する。
従来、飲料などを収納した容器を装飾することを主たる目的として、熱収縮性筒状ラベルが容器に装着されている。なお、かかる筒状ラベルは、筒状シュリンク又はシュリンクラベルなどとも呼ばれている。
例えば、熱収縮性筒状ラベルがカップ状の容器に熱収縮装着されたラベル付き容器が知られている。このラベル付き容器は、熱収縮性筒状ラベルの上方部がカップ状の容器の筒状胴部に装着されていると共に、熱収縮性筒状ラベルの下方部がカップ状の容器の底面部側へと折れ曲がり且つ底面部に装着され、熱収縮性筒状ラベルが容器の所定位置に装着されている。
機械的生産過程では、前記熱収縮性筒状ラベルの容器に対する装着は、連続的に行われ、通常、全ての熱収縮性筒状ラベルが適切に装着されているかどうかの製品検査が行われている。
特許文献1には、筒状フィルムの下方部に、下から順に白色の第3リング13c、黒色の第2リング13b、白色の第1リング13aからなる検査用マークが設けられた熱収縮性筒状ラベルが開示されている(図19参照)。なお、図19は、この特許文献1の熱収縮性筒状ラベルの構成を示す参考斜視図である。この熱収縮性筒状ラベルをカップ状の容器に装着すると、その3つのリング13a,13b,13cからなる検査用マークが容器の底面部に配置される。そして、この検査用マークのうち、黒色の第2リング13bを撮像装置にて撮像して画像データを得、この画像データの位置や形状に基づいて、熱収縮性筒状ラベルが所定の位置に装着されているかどうかを検知している。つまり、特許文献1には、容器に対する熱収縮性筒状ラベルの装着位置のズレを主として検知できる熱収縮性筒状ラベルが開示されている(以下、装着位置のズレを位置不良という)。
しかしながら、特許文献1の熱収縮性筒状ラベルは、画像データとして抽出される黒色の第2リング13bが筒状フィルムの下縁よりも上方側に設けられているので、その装着時に、前記黒色の第2リング13bの設けられていない熱収縮性筒状ラベルの下端部が捲れる又は皺を生じるなどの不良(以下、下端部の捲れ及び皺発生などの不良を、下端部密着不良という)を検知し難いという問題点がある。
特に、熱収縮性筒状ラベルの上方部は容器の胴部に装着されるため、熱収縮性筒状ラベルの上端部に捲れや皺などが生じると、外観的に非常に悪くなる(以下、上端部の捲れ及び皺発生などの不良を、上端部密着不良という)。引用文献1には、かかる上端部密着不良を検知できる熱収縮性筒状ラベルについては一切開示されていない。
特開2007−161327号公報
本発明の第1の目的は、上端部密着不良又は下端部密着不良を検知できる熱収縮性筒状ラベルを提供することである。
本発明の第2の目的は、上端部密着不良又は下端部密着不良を検知でき、装飾性に優れた熱収縮性筒状ラベルを提供することである。
本発明の熱収縮性筒状ラベルは、熱収縮性フィルムを筒状に形成した筒状フィルムを有し、前記熱収縮性フィルムの第1側端部を除いて前記熱収縮性フィルムの上縁を含む上方帯領域及び前記熱収縮性フィルムの下縁を含む下方帯領域の少なくとも何れか一方の帯領域に、紫外線照射によって発光する紫外線発光部が設けられ、且つ前記熱収縮性フィルムの上方帯領域及び下方帯領域を除く領域には、紫外線発光部が設けられておらず、前記筒状フィルムが、前記熱収縮性フィルムの裏面を内側にして筒状とし、前記熱収縮性フィルムの第2側端部の先端部を除く第2側端部と前記熱収縮性フィルムの第1側端部を接着することによりシール部が形成されたものであり、前記紫外線発光部が、前記帯領域において、筒状フィルムの周囲略全体に設けられている。
発明の好ましい熱収縮性筒状ラベルは、前記紫外線発光部が、少なくとも前記熱収縮性フィルムの下縁を含む下方帯領域に設けられ、前記熱収縮性フィルムには、前記下方帯領域に設けられた紫外線発光部と並んで着色マーク部が設けられている。
本発明の好ましい熱収縮性筒状ラベルは、前記紫外線発光部が、紫外線の照射されていない状態で透明であり、前記紫外線発光部の設けられた帯領域に対応するフィルム部分が、透明である。
本発明の好ましい熱収縮性筒状ラベルは、前記紫外線発光部の裏面側に、装着される容器の外面の色彩と同じ色彩を呈する着色印刷部が設けられている。
本発明の別の局面によれば、ラベル付き容器を提供する。
本発明のラベル付き容器は、筒状胴部及び底面部を有するカップ状の容器と、前記容器に熱収縮装着された前記いずれかの熱収縮性筒状ラベルと、を有し、前記熱収縮された熱収縮性筒状ラベルの上方帯領域が前記筒状胴部に沿い、且つ下方帯領域が前記底面部に沿っている。
本発明の熱収縮性筒状ラベルを用いれば、容器装着後に上端部密着不良又は下端部密着不良を生じた場合でも、それを容易に検知できる。
また、本発明の熱収縮性筒状ラベルは、上記検知が容易である上、装飾性に優れている。
第1実施形態のラベル形成用基材を裏面側から見た斜視図。 図1のII−II線で切断した横断面図。 図1のIII−III線で切断した横断面図。 第1実施形態の熱収縮性筒状ラベルの斜視図。 (a)は、図4のVa−Va線で切断した横断面図、(b)は、図4のVb−Vb線で切断した横断面図。 図4のVI−VI線で切断した縦断面図。 カップ状の容器に熱収縮性筒状ラベルを装着する過程を示す斜視図。 第1実施形態のラベル付き容器を、筒状胴部に対して直交する方向から見たときの正面図。 同ラベル付き容器を、底面部に対して直交する方向から見たときの平面図。 (a)は、ラベル付き容器の検査工程を示す正面図、(b)は、同平面図。 (a)は、第1実施形態の変形例に係る熱収縮性筒状ラベルの縦断面図(図4のVI−VI線と同様の箇所で切断)、(b)は、同変形例に係るラベル付き容器を、底面部に対して直交する方向から見たときの平面図。 第2実施形態のラベル形成用基材を裏面側から見た斜視図。 図12のXIII−XIII線で切断した縦断面図。 第2実施形態の熱収縮性筒状ラベルの斜視図。 第2実施形態のラベル付き容器を底面部に対して直交する方向から見たときの平面図。 (a)は、第2実施形態の変形例に係る熱収縮性筒状ラベルの縦断面図(図4のVI−VI線と同様の箇所で切断)、(b)は、同変形例に係るラベル付き容器を、底面部に対して直交する方向から見たときの平面図。 他の実施形態の熱収縮性筒状ラベルの縦断面図(他の実施形態の熱収縮性筒状ラベルを、図4のVI−VI線と同様の箇所で切断した縦断面図)。 更なる他の実施形態の熱収縮性筒状ラベルの縦断面図(図4のVI−VI線と同様の箇所で切断)。 従来の熱収縮性筒状ラベルの参考斜視図。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
ただし、本明細書において、「裏面」は、葉状体(フィルムや各層など)の一方の面を指し、筒状ラベルを形成したときにその筒状の内側となる面をいう。「表面」は、前記葉状体の反対面(他方の面)を指し、筒状ラベルを形成したときにその筒状の外側となる面をいう。また、本明細書において、「横方向」は、ラベル形成用基材の1つの方向であって、この基材が筒状ラベルに形成されたときにはその筒状ラベルの周方向に相当し、「縦方向」は、基材の面内で前記横方向と略直交する方向をいう。さらに、熱収縮性筒状ラベルにおける「上」は、熱収縮性筒状ラベルの縦方向の一方側を指し、同「下」は、その縦方向の反対側を指し、ラベル付き容器における「下」は、底面部側を指し、同「上」は、底面部とは反対側を指す。
なお、各図において表された形状、大きさ、各部の厚み及びそれらの相対的な比率などは、実際の寸法とは異なっていることに留意されたい。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態の熱収縮性筒状ラベルを形成するために用いられる、ラベル形成用基材を裏面側から見た斜視図であり、図2は、前記基材を横方向に沿って切断した横断面図であって、紫外線発光部が設けられた部分の横断面図であり、図3は、前記基材を縦方向に沿って切断した縦断面図であって、紫外線発光部及びデザイン印刷部が設けられた部分の縦断面図である。図4は、本発明の熱収縮性筒状ラベルの斜視図であり、図5は、その熱収縮性筒状ラベルのシール部を切断した断面図であり、図6は、その熱収縮性筒状ラベルを縦方向に沿って切断した縦断面図である。
図1乃至図3において、ラベル形成用基材1は、熱収縮性フィルム2と、紫外線発光部3と、を少なくとも有する。その基材1を、熱収縮性フィルム2の裏面が内側となるように筒状に形成することにより、図4乃至図6に示すような熱収縮性筒状ラベル9を構成できる。
通常、熱収縮性筒状ラベルは、概念的にはその複数が長手方向に連続的に繋がった長尺状の筒状ラベル長尺体の形態(筒状ラベル長尺体は図示せず)で提供され、その筒状ラベル長尺体は扁平状にしてロールに巻き取った状態で保管・運搬され、容器に装着する際に、その長尺体を所定箇所で切断することにより、1つの熱収縮性筒状ラベルが得られる。この扁平状の熱収縮性筒状ラベルは、容器に装着する直前に、図4に示すような筒状に拡げられる。
なお、本発明の熱収縮性筒状ラベル9は、容器に巻き付けると同時に筒状に形成されるものでもよい。具体的には、図4に示す熱収縮性筒状ラベル9は、ラベル形成用基材1を予め筒状に形成したものである。一方、同じく容器に熱収縮装着される熱収縮性筒状ラベルとして、容器に巻き付けて筒状に形成するタイプのものがある(このタイプは、巻付け筒状ラベル又は巻付けラベルとも呼ばれる)。この巻付け筒状ラベルは、ラベル形成用基材の第2側端部の裏面を容器に部分接着し、この基材を容器の周囲に巻き付け、前記第2側端部の表面に基材の第1側端部の裏面を接着することにより、筒状に成形される熱収縮性筒状ラベルである。
(ラベル形成用基材)
前記ラベル形成用基材1は、図1乃至図3に示すように、平面視略矩形状の熱収縮性フィルム2と、紫外線発光部3と、デザイン印刷部4と、を有する。ラベル形成用基材1は、必要に応じて、紫外線発光部3及びデザイン印刷部4以外に、艶消し層、オーバーコート層、内面滑り層などの機能層を有していてもよい(これらの機能層は、図示せず)。
前記熱収縮性フィルム2は、透明又は不透明の何れでもよいが、好ましくは、その裏面側に設けられた層を熱収縮性筒状ラベルの外側から視認するために透明なフィルムが用いられる。なお、本明細書において、ある部材が「透明」とは、その部材の表面側からその部材の裏面側にある色彩又は表示を視認できる、透光性を有することをいう。前記熱収縮性フィルム2の全光線透過率は、例えば、70%以上であり、好ましくは80%以上であり、より好ましくは90%以上である。前記全光線透過率は、JIS K7105(プラスチックの光学的特性試験方法)に準拠した測定法によって測定される値をいう。
前記熱収縮性は、所要温度(例えば、70℃〜100℃)に加熱されると収縮する性質をいう。熱収縮性フィルム2は、横方向(横方向は、筒状フィルムに形成した際に、周方向となる)に少なくとも熱収縮し、必要に応じて、縦方向にも若干熱収縮し得るものでもよい。
前記熱収縮性フィルム2の材質は特に限定されず、例えば、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル系樹脂、ポリプロピレン、環状オレフィンなどのオレフィン系樹脂、スチレン−ブタジエン共重合体などのスチレン系樹脂、塩化ビニル系樹脂などの熱可塑性樹脂を含む延伸フィルムが挙げられる。また、前記熱収縮性フィルム2は、単層のフィルムでもよく、複数の層が積層一体化された積層フィルムでもよい。熱収縮性フィルム2が積層フィルムである場合、熱収縮性フィルム全体として、熱収縮性を有していることを条件として、その複数の層の中に熱収縮性を有さない層が含まれていてもよい。また、前記熱収縮性フィルム2は、自己伸縮性を有していてもよく、自己伸縮性を有していなくてもよい。本発明では、自己伸縮性を有さない熱収縮性フィルム2を用いることが好ましい。
前記略矩形状の熱収縮性フィルム2は、縦方向に沿う第1側端部21と、この第1側端部21に横方向において対向する、縦方向に沿う第2側端部22と、を有する。前記第1側端部21は、縦方向に沿って直線状に延びる第1側端縁を含み、且つ熱収縮性フィルム2の上縁から下縁にまで縦方向に延びる帯状領域である。前記第2側端部22は、縦方向に沿って直線状に延びる第2側端縁を含み、且つ熱収縮性フィルム2の上縁から下縁にまで縦方向に延びる帯状領域である。前記第1側端部21及び第2側端部22は、筒状フィルムを形成する際に重ね合わせて接着される、シール部を構成する。
前記第1側端部21及び第2側端部22の横幅は、それぞれ特に限定されないが、通常、3mm〜20mmであり、好ましくは5mm〜15mmである。前記横幅とは、横方向における長さである。
紫外線発光部3は、紫外線照射によって発光する部分である。前記紫外線発光部3は、好ましくは紫外線の照射されていない状態で透明であり、自然光の照射時又は室内などに用いられる照明光の照射時には視認できない不可視部分である。
紫外線発光部3は、例えば、所定波長の紫外線の照射によって発光し得る蛍光インキを用いて形成できる。蛍光インキは、例えば、バインダ樹脂と、蛍光色材と、任意の添加剤と、溶媒又は分散媒(以下、溶媒等という)とを含有しており、バインダ樹脂、蛍光色材及び添加剤が溶媒等に溶解又は分散されたインキである。溶媒等は、バインダ樹脂等を溶解又は分散させることができれば特に限定されず、有機溶剤又は水若しくは水系溶媒を用いることができる。
前記バインダ樹脂としては、アクリル系樹脂、ポリアクリルアミド系樹脂、ポリエチレンオキシド系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド樹脂、アミノ系樹脂、フェノール系樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂、セルロース系樹脂などが挙げられる。これらは、1種単独で又は2種以上併用できる。前記蛍光色材としては、従来公知の蛍光染料及び蛍光顔料を用いることができるが、少なくとも可視光領域において蛍光を発すものが好ましい。また、前記蛍光色材の蛍光色は、特に限定されず、黄色、朱色、ピンク色、紫色などの各蛍光色が挙げられる。蛍光染料としては、フルオレセイン系、クマリン系、ローダミン系、オキサゾール系、ピラゾリン系、チアジアゾール系、スピロピラン系、ピレンスルホン酸系、ベンゾイミダゾール系、ジアミノスチルベン系などの染料が挙げられる。蛍光顔料としては、例えば、ポリ塩化ビニル樹脂、アルキド樹脂、ポリメタクリル酸エステル樹脂、ユリア樹脂、メラミン樹脂等にフルオレセイン系、ローダミン系等の蛍光染料を溶解させ、これを粉砕した有機系蛍光顔料;銅、銀、マンガン等で活性化した硫化亜鉛、マンガン等で活性化したケイ酸亜鉛、銀、銅等で活性化した硫化亜鉛、カドミウム、ビスマス等で活性化した硫化カルシウム、サマリウム、セリウム等で活性化した硫化ストロンチウム、鉛等で活性化したタングステン酸カルシウム等の無機系蛍光顔料が挙げられる。1つの蛍光インキに含まれる蛍光色材は、2種以上でもよいが、蛍光感向上等の観点から1種のみを用いることが好ましい。添加剤としては、可塑剤、滑剤、沈降防止剤、分散剤、安定剤、充填剤、酸化防止剤、電防止剤、色別れ防止剤、香料、消臭剤等が挙げられる。添加剤は必要に応じて配合される。
蛍光顔料を使用した場合、その平均粒径は、特に限定されないが、耐光性及び発色性の観点から、0.01μm〜1μmが好ましく、0.1μm〜0.5μmがより好ましい。前記平均粒径は、体積基準の粒度分布におけるメディアン径(D50)である。
前記蛍光色材の含有量は、その種類や目的の蛍光色の濃度等に応じて任意に設計できるが、紫外線発光部3の全質量に対して、1質量%〜40質量%が好ましく、より好ましくは2質量%〜30質量%である。
前記蛍光色材は、吸収極大波長が300nm〜400nmに存在することが好ましく、より好ましくは330nm〜380nmである。
また、前記蛍光色材は、可視光を発光する観点から、蛍光極大波長が400nm〜700nmに存在することが好ましく、より好ましくは420nm〜690nm、さらに好ましくは440nm〜680nmである。
もっとも、蛍光色材は、吸収極大波長及び蛍光極大波長が前記範囲のものに限定されるわけではない。
紫外線発光部3の形成方法は、特に限定されず、従来公知の印刷法、コート法などを用いて形成できる。例えば、前記蛍光インキを、グラビア印刷法、フレキソ印刷法、凸版輪転印刷法、インクジェット印刷法などによって塗布した後、溶媒等を揮発除去することにより、紫外線発光部3を形成できる。
紫外線発光部3の厚みは、特に限定されないが、例えば、0.3μm〜3μmであり、好ましくは0.5μm〜2μmである。紫外線発光部3の厚みは、熱収縮性フィルム2の熱収縮を出来るだけ阻害しない範囲で小さいことが好ましいが、厚みが0.3μm未満では、蛍光色が見えにくい場合或いは発光部3を均一な厚みに設けることが困難な場合がある。
紫外線発光部3は、熱収縮性フィルム2の表面側又は裏面側に設けられ、好ましくは、熱収縮性フィルム2の裏面側に設けられる。紫外線発光部3は、図示のように、熱収縮性フィルム2の裏面に直接設けられていてもよい。或いは、特に図示しないが、フィルムの裏面に透明な樹脂層が設けられ且つその透明な樹脂層の裏面に紫外線発光部が設けられていてもよい。好ましくは、紫外線発光部3は、熱収縮性フィルム2の裏面に直接設けられる。
紫外線発光部3は、熱収縮性フィルム2の裏面側全体に設けられていてもよいが、好ましくは、紫外線発光部3は、熱収縮性フィルム2の裏面側全体に設けられておらず、熱収縮性フィルム2の上縁23aを含む上方帯領域23及び熱収縮性フィルム2の下縁24aを含む下方帯領域24にそれぞれ設けられている。ただし、強固に接着されたシール部を形成するために、上方帯領域23及び下方帯領域24のうちシール部を構成する第1側端部21の裏面には、前記紫外線発光部3は設けられていない。従って、正確には、紫外線発光部3は、第1側端部21の裏面を除く熱収縮性フィルム2の上方帯領域23の裏面及び下方帯領域24の裏面にそれぞれベタ状に設けられている。
前記紫外線発光部3の設けられる上方帯領域23及び下方帯領域24の各幅は、特に限定されないが、余りに小さいと紫外線発光部3の幅が小さくなり、装着された熱収縮性筒状ラベル9の上端部密着不良及び下端部密着不良を検知し難くなるおそれがあり、一方、余りに大きくても上端部密着不良及び下端部密着不良の検知の精度は変わらないので、費用対効果上好ましくない。かかる観点から、前記上方帯領域23及び下方帯領域24の各幅は、それぞれ独立して、2mm〜10mmが好ましく、さらに、3mm〜5mmがより好ましい。なお、上方帯領域23の幅及び下方帯領域24の幅は、それぞれ縦方向における長さである。
デザイン印刷部4は、例えば、商品名、会社名、説明書き、図柄などのデザイン表示が表された1層又は多層の印刷部分である。
デザイン印刷部4は、従来公知の印刷インキを用い、グラビア印刷法などの各種印刷法にて形成できる。
デザイン印刷部4は、熱収縮性フィルム2の表面側に設けられていてもよいが、傷付き防止の観点から、熱収縮性フィルム2の裏面側に設けられていることが好ましい。また、デザイン印刷部4は、図示のように、熱収縮性フィルム2の裏面に直接設けられていてもよい。或いは、特に図示しないが、フィルムの裏面に透明な樹脂層が設けられ且つその透明な樹脂層の裏面にデザイン印刷部が設けられていてもよい。
デザイン印刷部4は、熱収縮性フィルム2の裏面側全体に設けられていてもよいが、好ましくは、デザイン印刷部4は、熱収縮性フィルム2の裏面側全体に設けられておらず、熱収縮性フィルム2の上方帯領域23及び熱収縮性フィルム2の下方帯領域24を除く熱収縮性フィルム2の裏面に設けられている。つまり、デザイン印刷部4は、紫外線発光部3に重ならない範囲の熱収縮性フィルム2の裏面に設けられている。ただし、強固に接着されたシール部を形成するため、第1側端部21の裏面には、デザイン印刷部4が設けられておらず、第1側端部21の裏面においては、熱収縮性フィルム2の裏面が露出している。従って、正確には、デザイン印刷部4は、第1側端部21の裏面、上方帯領域23の裏面及び下方帯領域24の裏面を除く、熱収縮性フィルム2の裏面の全体又はその一部分に設けられている。なお、図示例では、前記デザイン印刷部4は、第1側端部21の裏面、上方帯領域23の裏面及び下方帯領域24の裏面を除く熱収縮性フィルム2の裏面の全体に設けられ、紫外線発光部3の縁に接して又はその縁の近傍にデザイン印刷部4の縁が配置されている。
デザイン印刷部4は、デザイン表示が表されたデザイン層41を含んでいることを条件として、デザイン表示が表されていない無模様一色又は無模様多色の背景印刷層42を含んでいてもよい。この無模様の背景印刷層42は、前記デザイン層41のデザイン表示を際立たせる目的で、デザイン層41の裏面に設けられる。無模様の背景印刷層42は、例えば、無模様白色の印刷層、無模様銀色の印刷層、無模様銀色と無模様白色が塗り分けられた無模様多色印刷層などが挙げられる。背景印刷層42は、白色顔料などの着色剤を含むインキをベタ状に印刷することにより形成できる。
デザイン印刷部4の厚みは、特に限定されないが、例えば、1μm〜5μm程度が好ましい。
(熱収縮性筒状ラベル)
熱収縮性筒状ラベル9は、図4乃至図6に示すように、熱収縮性フィルム2を筒状に形成した筒状フィルム6と、紫外線発光部3と、デザイン印刷部4と、を有する。前記紫外線発光部3は、前記筒状フィルム6の上縁23aを含む上方帯領域23及び前記筒状フィルム6の下縁24aを含む下方帯領域24に少なくとも設けられている。前記紫外線発光部3は、前記上方帯領域23の表面側又は裏面側及び前記下方帯領域24の表面側又は裏面側に少なくとも設けられ、好ましくは、前記上方帯領域23の裏面側及び前記下方帯領域24の裏面側に少なくとも設けられている。
筒状フィルム6の上縁23aを含む上方帯領域23は、熱収縮性フィルム2の上縁23aを含む上方帯領域23と同様の領域であるが、熱収縮性フィルム2の上方帯領域23は、横方向に延びる直線状であるのに対し、シール部5にて接着されて筒状に形成された筒状フィルム6においては、その上縁23aを含む上方帯領域23は、周方向に延びる環状である点で異なっている。同様に、筒状フィルム6の下縁24aを含む下方帯領域24は、熱収縮性フィルム2の下縁24aを含む下方帯領域24と同様の領域であるが、熱収縮性フィルム2の下方帯領域24は、横方向に延びる直線状であるのに対し、筒状フィルム6においては、その下縁24aを含む下方帯領域24は、周方向に延びる環状である点で異なっている。なお、熱収縮性筒状ラベル9の上方帯領域及び下方帯領域と筒状フィルム6の上方帯領域及び下方帯領域とは、同じ領域である。
筒状フィルム6の上方帯領域23において、紫外線発光部3は、筒状フィルム6の周囲略全体に設けられている。同様に、筒状フィルム6の下方帯領域24において、紫外線発光部3は、筒状フィルム6の周囲略全体に設けられている。前記紫外線発光部3が筒状フィルム6の周囲略全体に設けられているとは、筒状フィルム6の周方向において紫外線発光部3が連続的な環状に設けられている場合のほか、紫外線発光部3が一部で途切れる不連続な環状に設けられている場合や紫外線発光部3が周方向全体に断続的に設けられている不連続な環状に設けられている場合を含む意味である。
好ましくは、紫外線発光部3は、筒状フィルム6の上方帯領域23及び/又は下方帯領域24において、シール部5を含む筒状フィルム6の周囲全体に連続的に設けられている。
具体的には、シール部5は、上記ラベル形成用基材1を筒状に丸め、ラベル形成用基材1の第1側端部21の裏面を第2側端部22の表面に重ね合わせ、その重ね合わせ部分を接着剤、粘着剤又は溶剤(以下、接着剤、粘着剤又は溶剤を「接着剤等」と記す場合がある)にて接着することによって形成される。前記シール部5は、第1側端部21と第2側端部22との重ね合わせた領域の所定幅を、縦方向に帯状に接着することにより形成されている。このシール部5においては、図5に示すように、内側に位置するラベル形成用基材1の第2側端部22の先端部が、シール部5から周方向に延出された余り代25とされている。換言すると、第2側端部22のうち、第2側端縁からシール部5の縁までの間の領域は、第1側端部21の裏面に接着されていない余り代25(自由端部)とされている。この余り代25の横幅(横方向の長さ)は、特に限定されないが、例えば、3mm〜7mm程度である。この余り代25は、第1側端部21のうちシール部5の内縁5aと紫外線発光部3の第1側縁3aの間の部分に少なくとも重なっている。熱収縮性フィルム2の第1側端部21には、紫外線発光部3は設けられていないが、紫外線発光部3が第1側端部21を除く熱収縮性フィルム2の上方帯領域23及び下方帯領域24の全体に設けられているので、外側から見たときに、紫外線発光部3が筒状フィルム6の環状の上方帯領域全体及び環状の下方帯領域全体に連なることになる。よって、熱収縮性筒状ラベル9は、紫外線発光部3が上方帯領域23及び下方帯領域24において筒状フィルム6の周囲全体に途切れることなく連続的に設けられている。
なお、熱収縮性フィルム2及び紫外線発光部3が何れも透明である場合には、熱収縮性筒状ラベル9の上方帯領域23及び下方帯領域24は、表面側から裏面側を透視可能である。
また、筒状フィルム6のうち、上縁23aを含む上方帯領域23及び下縁24aを含む下方帯領域24には、図6に示すように、デザイン印刷部4が設けられておらず、紫外線発光部3のみが設けられている。
なお、図示例は、紫外線発光部3がシール部5を含む筒状フィルム6の周囲全体に連続的に設けられている構成であるが、例えば、前記余り代25を非常に短くして又は余り代25を有さないようにシール部5を形成してもよい。この場合、シール部5の内縁5aと紫外線発光部3の第1側縁3aの間の部分において紫外線発光部3が途切れるので、これは、紫外線発光部3が不連続な環状に設けられている場合の一例である。
(ラベル付き容器)
本発明の熱収縮性筒状ラベル9は、様々な容器に装着して使用される。通常、熱収縮性筒状ラベル9の容器に対する装着は、ラベリング装置を用いて連続的に行われる。
容器に収納される内容物は、特に限定されないが、代表的には、ゼリー、即席麺などの食品、飲料、調味料、化粧品、洗剤、おもちゃ、機械部品などである。
容器の形状も特に限定されず、例えば、カップ状の容器、ボトル型の容器、直胴状の容器などが挙げられる。
例えば、図7に示すような、カップ状の容器7に本発明の熱収縮性筒状ラベル9が装着される。
カップ状の容器7は、筒状胴部71と、筒状胴部71の1つの開口部を閉塞する底面部72と、を有する。なお、カップ状の容器7は、通常、底面部72を下にして載置されるが、熱収縮性筒状ラベル9をカップ状の容器7に装着する際には当該容器7の底面部72を上側に向けて載置される。図7においては、カップ状の容器7に熱収縮性筒状ラベル9を装着する過程を併せて図示しているため、底面部72を上側に向けて載置した状態でカップ状の容器7を示している。
カップ状の容器7は、底面部72とは上下反対側が開口された一方開口型の容体である。筒状胴部71の外形は直胴状(直胴状は上下方向において外周長が変わらない形状)でもよいし、図示したように、底面部72に向かって外周長が小さくなるテーパー状の部分を有していてもよい。好ましくは、筒状胴部71は、開口部から底面部72に向かって次第に縮径したテーパー状の部分を有し、より好ましくは、その全体がテーパー状である。筒状胴部71の開口部の周囲には、鍔状のフランジ部73が径外方向に突設されている。底面部72の外面は、平滑面でもよく、或いは、平滑面の一部分(例えば中央部など)に内側に凹んだ凹部を有する形状でもよい。また、筒状胴部71の開口部は、容器内に内容物を充填した後、シート蓋などの閉塞手段(図示せず)を用いて閉塞される。
図7に示すように、前記熱収縮性筒状ラベル9を開き、熱収縮性筒状ラベル9の下方部が容器7の底面部72から外側に出る程度に、熱収縮性筒状ラベル9を容器7の胴部71に外嵌する。
カップ状の容器7に外嵌された熱収縮性筒状ラベル9を、所定温度(例えば、80〜100℃)に加熱することにより、筒状フィルム6が熱収縮して縮径し、熱収縮性筒状ラベル9の上方帯領域23を含む上方部が胴部71に沿って装着されると共に、熱収縮性筒状ラベル9の下方帯領域24を含む下方部が底面部72側へと折れ曲がり且つ底面部72に沿って装着される。なお、熱収縮性筒状ラベル9の下方部は、大きく縮径するので、その下縁24aは小さな円形状に縮径する。熱収縮性筒状ラベル9の性質上、筒状胴部71の外面が凹凸を有さない平滑面である場合、前記上方帯領域23を含む上方部はその筒状胴部71の外面に密着し、底面部72の外面が凹凸を有さない平滑面である場合、前記下方帯領域24を含む下方部はその底面部72の外面に密着する。
このようにして、筒状胴部71及び底面部72を有するカップ状の容器7と、前記容器7に熱収縮装着された熱収縮性筒状ラベル9と、を有するラベル付き容器10が得られる(図8及び図9参照)。
なお、熱収縮性筒状ラベル9の容器7に対する装着は、容器内に内容物を収納する前に行ってもよく、或いは、容器内に内容物を収納した後に行ってもよい。詳しくは、空の容器7に熱収縮性筒状ラベル9を熱収縮装着することにより、ラベル付き容器10を得た後、その容器7の筒状胴部71内に内容物を収納し、シート蓋などをフランジ部に取り付けて筒状胴部71の開口部を閉塞することによって商品を完成してもよい。或いは、容器内に内容物を収納し、シート蓋などをフランジ部に取り付けて筒状胴部71の開口部を閉塞することによって充填済み容器を得た後、その充填済み容器に熱収縮性筒状ラベル9を熱収縮装着することによって、ラベル付き容器10の完成と同時に商品を完成してもよい。
ところで、デザイン印刷部4の厚みは紫外線発光部3の厚みよりも大きいので、デザイン印刷部4が設けられている側のフィルム部分の熱収縮は、それが設けられていない側のフィルム部分に比して若干阻害され、熱収縮性筒状ラベルがその設けられていない側に湾曲する傾向にある。この点、前記熱収縮性筒状ラベル9は、上縁23aを含む上方帯領域23及び下縁24aを含む下方帯領域24にデザイン印刷部4が設けられていないので、その上方帯領域23及び下方帯領域24におけるフィルムの厚み方向両側の熱収縮は同程度であり、よって、熱収縮性筒状ラベル9が湾曲して外側に浮き上がることはなく、筒状胴部71及び底面部72の外面に良好に沿うようになる。
得られたラベル付き容器10は、自然光又は照明光の下では、デザイン印刷部4のデザイン表示を良好に視認できる。また、自然光又は照明光の下では紫外線発光部3は透明であるため、熱収縮性筒状ラベル9の上方帯領域23及び下方帯領域24においては容器7の外面の色彩を視認できる。従来では、検査用マークとして黒色のリングが印刷されているが、このマークが熱収縮性筒状ラベルと容器のデザインの一体性を損ねるため、熱収縮性筒状ラベルの容器に対する装飾効果を低下させる。特に、熱収縮性筒状ラベルの上方部は消費者の目に止まりやすく、熱収縮性筒状ラベルの上端部密着不良を検知するために、上方帯領域に検査用マークとして黒色のリングを用いると、熱収縮性筒状ラベルによる容器の装飾効果が減殺される。この点、本発明の熱収縮性筒状ラベルは、後述するように、装着不良を検知できるものでありながら、消費者が見る自然光又は照明光の下で装飾性に優れている。
このラベル付き容器10に紫外線を照射すると、熱収縮性筒状ラベル9の紫外線発光部3が蛍光色に発光する。熱収縮性筒状ラベル9の上方帯領域23は、筒状胴部71の外面に沿って装着されているので、筒状胴部71の周囲から見て(筒状胴部71の軸に対して直交する方向から見て)、直線帯状の発光A1が、熱収縮性筒状ラベル9の上縁23aと平行に現れる。この直線帯状の発光A1は、ラベル付き容器10の周囲の何れの位置から見ても同様に現れる。また、熱収縮性筒状ラベル9の下方帯領域24は、底面部72の外面に沿って装着されているので、ラベル付き容器10の底面部72から見て(底面部72の外面に対して直交する方向から見て)、円鍔状(ドーナツ状)の発光A2が、縮径した熱収縮性筒状ラベル9の下縁24aと同心円状に現れる。
図8及び図9において、紫外線発光部が直線帯状に発光及び円鍔状に発光した状態を判り易く示すため、その発光に無数のドットを付加している。
(熱収縮性筒状ラベルの装着検査方法)
ラベリング装置にて製造されたラベル付き容器10は、熱収縮性筒状ラベル9の装着状態を検査するため、検査装置に搬送される。
検査装置は、ラベル付き容器10に紫外線を照射する紫外線照射装置と、ラベル付き容器10を撮像する撮像装置と、撮像装置によって撮像された画像を画像データに処理し、熱収縮性筒状ラベル9の装着状態の適否を判断する画像処理装置と、前記撮像された画像を表示する表示装置と、を有する。
ラベリング装置にて製造された複数のラベル付き容器10は、図10に示すように、所要間隔で順次搬送され、検査装置の検査位置に供給され、一旦位置決めされる。なお、ラベル付き容器10は、底面部72を上側に向けて検査位置に供給される。
検査位置には、ラベル付き容器10の底面部72の全体及び筒状胴部71の周囲全体に紫外線を照射できるように紫外線照射装置(図示せず)が配置されている。紫外線照射装置としては、例えば、汎用的なブラックライトを用いることができる。紫外線照射装置は、常時作動していてもよく、或いは、検査位置にラベル付き容器10が供給されたときに作動し、検査位置にラベル付き容器10が供給されていないときにOFF状態となるように制御してもよい。
また、検査位置には、例えば、ラベル付き容器10の底面部72及び胴部71を撮像できるように撮像装置81乃至85が配置されている。撮像装置は、例えば、CCDカメラによって構成されている。撮像装置は、図10に示すように、例えば、5台設けられている。第1撮像装置81は、検査位置に供給されたラベル付き容器10の底面部72の中心の鉛直上に配置されている。第2乃至第5撮像装置82,83,84,85は、検査位置に供給されたラベル付き容器10の筒状胴部71の周囲に等間隔(底面部72の中心との成す角が90度となる)に配置されている。
検査位置に供給されたラベル付き容器10に紫外線照射装置によって紫外線が照射されることにより、図8乃至図10に示すように、底面部72において円鍔状の発光A2が現れ、筒状胴部71において直線帯状の発光A1が周囲全体に現れる。前記円鍔状の発光A2は、第1撮像装置81によって撮像され、その撮像信号(アナログ信号)が画像処理装置(図示せず)にてディジタル信号に変換された後、所定の画像メモリにディジタル信号としての画像データが格納され、画像データに対して例えばフィルタ処理等の所定のディジタル信号処理が施される。前記直線帯状の発光A1も同様に画像データへ変換され格納される。
画像処理装置内には、熱収縮性筒状ラベルが適正に装着されたときの前記円鍔状の発光及び直線帯状の発光のそれぞれの画像データ(以下、適正な画像データという)が予め格納されている。画像処理装置にて、前記検査対象から得られた画像データと適正な画像データと比較し、検査対象の画像データが適正な画像データと一致しているか又は適正な画像データと不一致な場合でも予め設定された許容範囲であるかどうかが判断される。一致又は許容範囲内であるラベル付き容器10は、熱収縮性筒状ラベル9が適切に装着されているものとして製品化され、許容範囲外であるラベル付き容器10は、熱収縮性筒状ラベル9が適切に装着されていないものとして排除される。
上記検査においては、装着された熱収縮性筒状ラベル9の上端部密着不良及び下端部密着不良を確実に検知できる。
すなわち、紫外線発光部3は、上縁23aを含む上方帯領域23において筒状フィルム6の周囲略全体に設けられているので、紫外線照射により、直線帯状の発光A1が現れる。熱収縮性筒状ラベルの上端部に捲れ又は皺が生じると、殆どの場合、筒状胴部の周囲から見て、熱収縮性筒状ラベルの上縁の直線性が損なわれて部分的に歪むので、上端部密着不良となったラベル付き容器は、熱収縮性筒状ラベルの上方帯領域に現れる発光が、綺麗な直線帯状とならず、歪んだ直線帯状となる。同様に、熱収縮性筒状ラベルの下端部に捲れ又は皺が生じると、殆どの場合、底面部から見て、熱収縮性筒状ラベルの下縁の円形性が損なわれて部分的に歪むので、下端部密着不良となったラベル付き容器は、熱収縮性筒状ラベルの下方帯領域に現れる発光が、綺麗な円鍔状とならず、歪んだ円鍔状となる。この歪んだ直線帯状の発光及び歪んだ円鍔状の発光を撮像した画像データと、適正な画像データと、の比較により、上端部密着不良及び下端部密着不良を容易に且つ確実に検知できる。
従来では、画像データとして抽出される黒色のリングが筒状フィルムの下縁から離れて設けられているので、下端部密着不良を検知することは困難であったが、本発明の熱収縮性筒状ラベル9を用いることにより、下端部密着不良を簡単に検知でき、さらに、装飾性を損ねることなく上端部密着不良を簡単に検知できる。
また、本発明の熱収縮性筒状ラベル9を用いれば、位置不良も検知可能である。すなわち、ラベル付き容器10を検知位置に位置決めすると、底面部72の中心の位置や筒状胴部71の上端の位置が定まる。そして、その中心の位置と円鍔状の発光A2の画像データとの距離、及び、上端の位置と直線帯状の発光A1の画像データとの距離をそれぞれ求めることにより、適正な装着位置とのズレを検知することも可能である。
また、これ以外にも、ラベル付き容器10に可視光を照射することによって容器7の底面部72の濃淡画像を得、その濃淡変化から底面部72の複数のエッジ点を検出し、その複数のエッジ点の座標から、底面部72の仮想の外形円を推定することができる(例えば、特開2011−100222号に記載の最小二乗法或いはロバスト推定という手法を用いる)。この外形円に基づいて、例えば、底面部72の中心の位置などが推定でき、その中心の位置と発光部3の発光A2の画像データとの距離を求めることにより、適正な装着位置とのズレを検知することも可能である。
なお、上記実施形態においては、紫外線発光部3が上方帯領域23及び下方帯領域24にのみ設けられているが、紫外線発光部3が、上方帯領域23及び下方帯領域24の何れか一方に少なくとも設けられていればよく、上述のように、紫外線発光部3が筒状フィルム6の全体に設けられていてもよい。また、図11(a)に示すように、紫外線発光部3が、下方帯領域24を含む筒状フィルム6の下方部にまで拡張して設けられた熱収縮性筒状ラベル9でもよい。この熱収縮性筒状ラベル9の場合、デザイン印刷部4は、図11(a)に示すように、その一部が紫外線発光部3に重なって設けられていてもよく、或いは、特に図示しないが、デザイン印刷部4は、紫外線発光部3に重ならないように設けられていてもよい。かかる熱収縮性筒状ラベル9を、紫外線発光部3が容器7の底面部72から筒状胴部71の一部にまで被さるように装着することにより、図11(b)に示すような、ラベル付き容器10が得られる。かかるラベル付き容器10は、紫外線照射によって発光部3に基づく底面部72の縁を跨ぐ発光A3が生じるので(同図に発光した部分に無数のドットを付加している)、その発光A3から、前記最小二乗法或いはロバスト推定という手法により、底面部72の仮想の外形円や底面部72の中心の位置を推定でき、その中心の位置と発光部3の発光A3の画像データとの距離を求めることにより、適正な装着位置とのズレを検知することも可能である。また、紫外線照射に加えて、可視光を照射する前記段落の方法を併用することによって、紫外線照射によって推定した外形円の中心の精度を高めることも可能となる。
[第2実施形態]
第2実施形態の熱収縮性筒状ラベルは、上記第1実施形態の構成に加えて、着色マーク部が設けられているものである。
以下の第2実施形態に係る熱収縮性筒状ラベル及びラベル付き容器の説明において、上記第1実施形態と同様の構成及び効果に関する説明は、(それを説明したものとして)省略し、用語及び符号をそのまま援用する。
図12及び図13は、第2実施形態の熱収縮性筒状ラベルを形成するために用いられる、ラベル形成用基材を示す。
図12及び図13において、ラベル形成用基材1は、熱収縮性フィルム2と、紫外線発光部3と、着色マーク部43と、デザイン印刷部4と、を少なくとも有する。
紫外線発光部3は、上記第1実施形態と同様に、熱収縮性フィルム2の上縁23aを含む上方帯領域23及び熱収縮性フィルム2の下縁24aを含む下方帯領域24に少なくとも設けられている。
着色マーク部43は、下方帯領域24に設けられた紫外線発光部3と並んで設けられている。例えば、着色マーク部43は、前記下方帯領域24に隣接する下方隣接帯領域25に設けられている。なお、前記隣接するとは、下方帯領域と下方隣接帯領域とが両者の境界線で接している場合のほか、両者が僅かに離れている場合を含む意味である。
着色マーク部43は、上記第1実施形態で説明した紫外線発光部3と同様に、筒状フィルムの周囲略全体に設けられ、好ましくは、シール部5を含む筒状フィルム6の周囲全体に連続的に設けられている。
前記着色マーク部43は、デザイン印刷部4と同様に、自然光又は照明光により視認できる所要の色彩を呈する部分である。例えば、着色マーク部43は、濃色の色彩を呈する印刷インキを用いて形成され、好ましくは、黒色の印刷インキを用いて形成される。着色マーク部43は、デザイン印刷部4を形成する際に、それと同時に形成してもよく、或いは、デザイン印刷部4とは別個に形成してもよい。
前記着色マーク部43の幅(着色マーク部が下方隣接帯領域に設けられる場合には、その領域の幅とも言える)は、特に限定されないが、余りに小さいと着色マーク部43の幅が小さくなり、装着された熱収縮性筒状ラベルの位置不良を検知し難くなるおそれがあり、一方、余りに大きくても前記検知の精度は変わらないので、費用対効果上好ましくない。かかる観点から、前記着色マーク部43の幅は、2mm〜10mmが好ましく、さらに、3mm〜5mmがより好ましい。なお、着色マーク部43の幅は、縦方向における長さである。
デザイン印刷部4は、熱収縮性フィルム2の上方帯領域23、下方帯領域24及び下方隣接帯領域25を除く熱収縮性フィルム2の裏面に設けられている。
第2実施形態のラベル形成用基材1を筒状に丸め、第1側端部21の裏面を第2側端部22の表面に重ね合わせて接着してシール部5を形成することよって、図14に示すような熱収縮性筒状ラベル9が得られる。
第2実施形態の熱収縮性筒状ラベル9は、着色マーク部43が設けられている点を除いて、第1実施形態と同様である。
かかる熱収縮性筒状ラベル9を容器7に装着して得られるラベル付き容器10は、図15(a)に示すように、紫外線を照射しなくても、自然光又は照明光の下で、着色マーク部43の色彩に基づく円鍔状の着色リングB1が現れている。なお、図15において、着色リングを網掛けで示している。
この着色リングB1を検知マークとして利用することにより、熱収縮性筒状ラベル9の位置不良を検知できる。この着色リングB1を検知マークとして利用した熱収縮性筒状ラベルの装着位置のズレの検知方法は、例えば、特開2007−161327号公報の黒色の第2リングを検知マークとして利用した検知方法と同様に行うことができる。本明細書では、紙面の都合上、前記公報に記載の方法は転記しないが、本発明の着色リングB1を利用した熱収縮性筒状ラベルの位置不良の検知方法として、本明細書には、前記公報の記載をそのままは取り込めるものとする。
また、第2実施形態のラベル付き容器10に紫外線及び可視光を照射することにより、図15(b)に示すように、紫外線発光部3に基づく円鍔状の発光A2が、前記着色リングB1及び熱収縮性筒状ラベル9の下縁24aと同心円状に現れる。同様に、紫外線発光部3に基づく直線帯状の発光A1も現れる。これらの発光A1,A2及び着色リングB1を利用して、熱収縮性筒状ラベル9の上端部密着不良、下端部密着不良及び位置不良を検知できる。特に、紫外線発光部3に隣接して着色マーク部43が設けられている場合、紫外線発光部3に生じた捲れなどが着色マーク部43の円形状に歪をもたらすことも考えられるため、下端部密着不良の精度を高める効果がある。また、紫外線照射による発光A2に基づく円の中心と着色リングB1に基づく円の中心という2種類の情報が得られるため、位置不良の精度を高めることが可能となる。
なお、第2実施形態の熱収縮性筒状ラベル9においても、紫外線発光部3が、下方帯領域24を含む筒状フィルム6の下方部にまで拡張して設けられていてもよい。例えば、図16(a)に示すように、紫外線発光部3が、下方帯領域24を含む筒状フィルム6の下方部に設けられ、着色マーク部43が、前記下方部の上下方向中途部であって筒状フィルム6と紫外線発光部3の間に設けられていてもよい。かかる熱収縮性筒状ラベル9を、紫外線発光部3が容器7の底面部72から筒状胴部71の一部にまで被さるように装着することにより、図16(b)に示すような、ラベル付き容器10が得られる。かかるラベル付き容器10は、上記第1実施形態の変形例と同様に、紫外線照射によって発光部3に基づく円鍔状の発光A4と容器の縁を跨ぐ発光A5が生じ(無数のドットを付加している)、前記発光A4と発光A5の間に着色マーク部43に基づく着色リングB1が存在する。この発光A5を利用して上述の最小二乗法或いはロバスト推定により、容器7の底面部72の仮想の外形円を推定できる。この仮想の外形円と着色リングB1から、熱収縮性筒状ラベルの装着位置のズレを確実に検知することができる。
[他の実施形態]
上記第1実施形態においては、紫外線発光部3の裏面にはデザイン印刷部4が設けられていないが、例えば、図17に示すように、デザイン印刷部4が紫外線発光部3の裏面の一部分に重なって設けられていてもよい。このような場合でも、デザイン印刷部4の上縁4aと筒状フィルム6の上縁23aとの間及びデザイン印刷部4の下縁4bと筒状フィルム6の下縁24aとの間には、デザイン印刷部が設けられていないので、熱収縮性筒状ラベル9を容器に熱収縮装着した際に、熱収縮性筒状ラベル9の上縁23aを含む上方帯領域23及び下縁24aを含む下方帯領域24が外側に浮き上がることを防止できる。なお、前記デザイン印刷部を設けていない幅(縦方向の長さ)は、例えば、1mm〜10mm程度である。
また、例えば、図18に示すように、デザイン印刷部4が紫外線発光部3の裏面全体に重なって設けられていてもよい。この場合、デザイン印刷部4のうち紫外線発光部3に重なる部分44の色彩は、適宜設定できるが、好ましくは、その部分44は、容器の外面の色彩と同じ色彩とされた印刷部(着色印刷部)であることが好ましい。なお、同じ色彩とは、同一の色番号などの厳密な意味ではなく、人間の視覚上、色彩が同じに見えるという意味である。前記着色印刷部44は、筒状フィルム6の上縁23aを含む上方帯領域23及び下縁24aを含む下方帯領域24に設けられているので、容器7と熱収縮性筒状ラベル9の境界(熱収縮性筒状ラベル9の上縁23a及び下縁24a)が目立ち難くなり、外観上、熱収縮性筒状ラベルと容器の一体性に優れたラベル付き容器を構成できる。
また、上記実施形態においては、紫外線発光部3が筒状フィルム6の上方帯領域23及び下方帯領域24の双方の帯領域に設けられているが、上方帯領域23又は下方帯領域24にのみ設けられていてもよい。熱収縮性筒状ラベル9の上方部は消費者の目に止まりやすいので、少なくとも上端部密着不良を検知できることが好ましいことから、紫外線発光部3は、少なくとも筒状フィルム6の上方帯領域23に設けられていることが好ましい。
1 ラベル形成用基材
2 熱収縮性フィルム
23 上方帯領域
24 下方帯領域
3 紫外線発光部
4 デザイン印刷部
43 着色マーク部
5 シール部
6 筒状フィルム
7 容器
71 容器の筒状胴部
72 容器の底面部
9 熱収縮性筒状ラベル
10 ラベル付き容器

Claims (5)

  1. 熱収縮性フィルムを筒状に形成した筒状フィルムを有し、
    前記熱収縮性フィルムの第1側端部を除いて前記熱収縮性フィルムの上縁を含む上方帯領域及び前記熱収縮性フィルムの下縁を含む下方帯領域の少なくとも何れか一方の帯領域に、紫外線照射によって発光する紫外線発光部が設けられ、且つ前記熱収縮性フィルムの上方帯領域及び下方帯領域を除く領域には、紫外線発光部が設けられておらず、
    前記筒状フィルムが、前記熱収縮性フィルムの裏面を内側にして筒状とし、前記熱収縮性フィルムの第2側端部の先端部を除く第2側端部と前記熱収縮性フィルムの第1側端部を接着することによりシール部が形成されたものであり、
    前記紫外線発光部が、前記帯領域において、筒状フィルムの周囲略全体に設けられている、熱収縮性筒状ラベル。
  2. 前記紫外線発光部が、少なくとも前記熱収縮性フィルムの下縁を含む下方帯領域に設けられ、
    前記熱収縮性フィルムには、前記下方帯領域に設けられた紫外線発光部と並んで着色マーク部が設けられている、請求項1に記載の熱収縮性筒状ラベル。
  3. 前記紫外線発光部が、紫外線の照射されていない状態で透明であり、
    前記紫外線発光部の設けられた帯領域に対応するフィルム部分が、透明である、請求項1または2に記載の熱収縮性筒状ラベル。
  4. 前記紫外線発光部の裏面側に、装着される容器の外面の色彩と同じ色彩を呈する着色印刷部が設けられている、請求項3に記載の熱収縮性筒状ラベル。
  5. 筒状胴部及び底面部を有するカップ状の容器と、前記容器に熱収縮装着された請求項1乃至4の何れか一項に記載の熱収縮性筒状ラベルと、を有し、
    前記熱収縮された熱収縮性筒状ラベルの上方帯領域が前記筒状胴部に沿い、且つ下方帯領域が前記底面部に沿っている、ラベル付き容器。
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