JP2005077583A - ラベルとラベル装着検査方法 - Google Patents

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和宏 久保田
Hiroichi Saito
博一 齋藤
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Abstract

【課題】ラベルの透明性を保持しながら、充填ラインでのライントラブルの発生しないラベルとラベル装着検査方法を提供すること。
【解決手段】可視光領域で透明性を有するラベル(10)であって、該ラベルの表面の一部又は全面に蛍光を発する物質が蛍光物質含有層(11)として印刷又は塗布されている。より具体的には、ガラスびん又はプラスチックボトル(20)に巻かれるラベル(10)であり、ガラスびん又はプラスチックボトルの胴部を一周するように蛍光を発する物質が蛍光物質含有層(11)として印刷又は塗布されている。ラベル装着検査工程では、紫外線を照射して発生する蛍光を捉え、ラベルの有無及び/又はラベルの装着位置を検査する。
【選択図】図3

Description

本発明は、可視光領域で透明性を有し、表面の一部または全部に蛍光物質含有層が形成されたラベルと該ラベルに紫外線を照射してラベル装着の有無を検査するラベル装着検査方法に関する。
飲料水用のペットボトルをはじめとするガラスびんやプラスチックボトル等の容器の胴部の全周には、表示や加飾等の目的でシュリンクフィルムやストレッチフィルムがラベルとして巻かれている場合が多い。
そして、内容物が清涼飲料水などの場合には、内容物の飲料色を活かすため、透明部分を多くしたラベルが要求されている。
しかし、充填ラインのラベル検査機はラベルの不透明部分のインキ色でラベルの有無と位置を確認しているため、ラベルに透明部分が多いと「ラベルがない」、「ラベルの位置ずれ」として誤認識して充填ライン上で不良排出してしまい、ライントラブルの原因となる場合が多い。
一方、暗いところでも視覚できる包装材の一例として、蛍光顔料を含有するインキで印刷されたプラスチック製の手提げ袋がある(例えば、特許文献1)。
特許文献の一例をつぎに示す。
特開平8−58810号公報
本発明は、ガラスびんやプラスチックボトル等の容器の胴部に巻かれているラベルに関する以上のような問題を解決するためになされたもので、ラベルの透明性を保持しながら、充填ラインでのライントラブルの発生しないラベルとラベル装着検査方法を提供することを課題とする。
本発明の請求項1の発明は、可視光領域で透明性を有するラベルであって、該ラベル表面の一部又は全面に蛍光を発する物質が印刷又は塗布されていることを特徴とする、ラベルである。
このように請求項1記載の発明によれば、ラベル表面の一部又は全面に蛍光を発する物質が印刷又は塗布されているので、不透明部分がなくもラベル表面に紫外線を当てれば、表面の蛍光が紫外線に反応して発光し、ラベルとして認識することができる。
なお、紫外線を発生させるものには、ブラックライト蛍光ランプがあり、ブラックライト蛍光ランプとは、可視光線をカットする「濃い青色の特殊フィルターガラス」を使用したガラス管内壁に、近紫外線放射蛍光体を塗布したランプであり、ブラックライトとは、紫外線のような不可視光線をいい、蛍光物質に当たると可視光を出す。
また、請求項2の発明は、可視光領域で透明性を有するラベルであって、該ラベル素材
の一部又は全部に蛍光を発する物質が含有されていることを特徴とする、ラベルである。
このように請求項2記載の発明によれば、ラベル素材の一部又は全部に蛍光を発する物質が含有されているので、不透明部分がなくもラベル表面に紫外線を当てれば、表面の蛍光を発する物質が紫外線に反応して発光し、ラベルとして認識することができる。
また、請求項3の発明は、請求項1記載の発明において、前記ラベルがガラス瓶又はプラスチックボトルに巻かれるラベルであって、ガラスびん又はプラスチックボトルの胴部を一周するように蛍光を発する物質が、印刷又は塗布されていることを特徴とする、ラベルである。
このように請求項3記載の発明によれば、ガラスびん又はプラスチックボトルの胴部を一周するように蛍光を発する物質が、印刷又は塗布されているので、ガラスびん又はプラスチックボトルの胴部のどの位置に光が当たっても、印刷又は塗布されている蛍光を発する物質が紫外線に反応して、ラベルとして認識することができる。
また、請求項4の発明は、ラベルの装着を検査する検査工程において、ラベルに紫外線を照射して発生する蛍光を捉えてラベル装着の有無及び/または、ラベルの装着位置を検査することを特徴とする、ラベル装着検査方法である。
このように請求項4記載の発明によれば、ラベルに紫外線を照射して、発生する蛍光を捉えてラベル装着の有無及び/または、ラベルの装着位置を検査するので、透明なラベルであっても、ラベル装着の有無及び/または、ラベルの装着位置が確実に検査できる。
また、請求項5の発明は、請求項4記載のラベル装着検査方法を用いてラベル装着の有無及び/または、ラベルの装着位置を検査する、ラベル装着検査装置である。
上記のように、ラベルの透明部分の一部に横方向に円周状に、あるいは透明部分の全体に、ジアミノスチルベン系誘導体を主原料とする蛍光染料を添加した透明メジウムを印刷して、ブラックライト蛍光ランプを設置した検査工程を通すことにより、表面の蛍光物質含有層がブラックライト蛍光ランプから発する光に反応して蛍光を発して、ラベル装着の有無やラベル装着の位置ずれを精度良く検知することができ、ライントラブルを減少させ、生産性を向上させることができる。
本発明のラベルとラベル装着検査方法を一実施形態に基づいて以下に詳細に説明する。
本発明のラベルは、例えば、図1、図2に示すように、可視光領域で透明性を有するラベル(10)であって、該ラベル表面の一部又は全面に蛍光を発する物質が印刷又は塗布(11)されているものである。
ラベル(10)は、一般的に公知の透明な、ポリエチレンテレフタレート、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニール等の延伸フィルムからなるシュリンクラベル、ポリエチレン等のストレッチラベル、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン等の樹脂シートからなる粘着ラベルなどが使用できる。
また、プラスチックボトル等の容器の成形時に金型内にあらかじめ装着し、成形と同時にプラスチックボトルと一体化させるインモールドラベルにも用いられる。
一般的には、シュリンクフィルム、ストレッチフィルムはガラスびんやプラスチックボトルの胴部に巻き付けて使用され、粘着ラベルはガラスびんやプラスチックボトルの胴部に貼り付けて使用される。
ラベル(10)表面に印刷又は塗布される蛍光を発する物質としては、ジアミノスチルベン系誘導体が好ましく使用できる。
この物質を主材料とする蛍光染料を1%以上添加した透明なメジウムをラベル表面に印刷又は塗布して蛍光物質含有層(11)を形成させる。
蛍光物質含有層(11)は、ラベルの全体に設けても、部分的に設けても構わないが、ガラスびんやプラスチックボトルのような立体容器に巻き付けて使用するような使い方をする場合には、全周にわたって設けることが好ましく、例えば、円いガラスびんの場合は、円周状に設けることが好ましい。
これは、ラベル装着後検査工程に搬送される際、ガラスびんやプラスチックボトルが回転するからである。
また、一般的には、商品名などの必要事項を記載した文字や絵柄などが不透明なインキにより一般インキ印刷層(12)として形成されている。一般インキ印刷層(12)は、蛍光物質含有層(11)と離して設けも良いし、蛍光物質含有層(11)に重ねて設けても良い(図3参照)。
なお、前述のプラスチック樹脂に、例えば、ジアミノスチルベン誘導体などの蛍光を発する物質を添加して混練するなどして、プラスチック樹脂全体または一部に蛍光を発する物質を練り込んでラベル(10)を形成させても良い。
このようにして作製したラベル(10)を、例えば、円筒状のプラスチックボトル(20)に巻き付ける。
ラベルを巻き付けたプラスチックボトルをラベル検査工程に搬送し、ラベル検査工程に搬送されたプラスチックボトル(20)に、ラベル検査装置に設置したブラックライト蛍光ランプから発する光を照射すると、蛍光物質含有層(11)が蛍光を発してラベル装着の有無、あるいはラベル装着位置を検査することができる。
本発明のラベルの一実施例を示す、平面説明図である。 本発明のラベルを円筒状のプラスチックボトルに巻き付けた状態を示す、斜視説明図である。 (a)〜(c)は、図2のプラスチックボトルに検査工程でブラックライト蛍光ランプから光を照射して、蛍光物質含有層が浮き出た状態の一実施例を示す、斜視説明図で、(a)は蛍光物質含有層はプラスチックボトルの表面に帯状に部分的に形成されており、(b)では蛍光物質含有層はプラスチックボトルの表面に帯状に全面的に形成されており、(c)では、蛍光物質含有層はプラスチックボトルの表面に帯状に部分的に形成されているが、不透明な一般インキ印刷層が蛍光物質含有層の上に重なっている。
符号の説明
10‥‥ラベル
11‥‥蛍光物質含有層
12‥‥一般インキ印刷層
20‥‥容器

Claims (5)

  1. 可視光領域で透明性を有するラベルであって、該ラベル表面の一部又は全面に蛍光を発する物質が印刷又は塗布されていることを特徴とする、ラベル。
  2. 可視光領域で透明性を有するラベルであって、該ラベル素材の一部又は全部に蛍光を発する物質が含有されていることを特徴とする、ラベル。
  3. 前記ラベルがガラスびん又はプラスチックボトルに巻かれるラベルであって、ガラスびん又はプラスチックボトルの胴部を一周するように蛍光を発する物質が、印刷又は塗布されていることを特徴とする、請求項1記載のラベル。
  4. ラベルの装着を検査するラベル検査工程において、ラベルに紫外線を照射して発生する蛍光を捉え、ラベル装着の有無及び/または、ラベルの装着位置を検査することを特徴とする、ラベル装着検査方法。
  5. 請求項4記載のラベル装着検査方法を用いてラベル装着の有無及び/または、ラベルの装着位置を検査する、ラベル装着検査装置。
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