JP7099776B1 - 飛行装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】飛行中に於いてエンジンを効果的に冷却できる飛行装置を提供する。【解決手段】 飛行装置10は、機体19と、ロータ14と、エンジン30と、エンジン30を冷却する冷却部11と、を具備する。冷却部11は、エンジン側熱交換部111と、外部側熱交換部112と、媒体輸送部113と、を有する。エンジン側熱交換部111は、エンジン30と熱交換する。外部側熱交換部112は、外部との熱交換を行う。媒体輸送部113は、エンジン側熱交換部111と外部側熱交換部112との間で熱輸送媒体を輸送する。【選択図】図1

Description

本発明は、飛行装置に関し、特に、エンジンによりロータを駆動する飛行装置に関する。
従来から、無人で空中を飛行することが可能な飛行装置が知られている。このような飛行装置は、垂直軸回りに回転するロータの推力で、空中を飛行することを可能としている。
かかる飛行装置の適用分野としては、例えば、輸送分野、測量分野および撮影分野等が考えられる。このような分野に飛行装置を適用する場合は、測量機器や撮影機器を飛行装置に備え付ける。飛行装置をかかる分野に適用させることで、人が立ち入れない地域に飛行装置を飛行させ、そのような地域の輸送、撮影および測量を行うことができる。このような飛行装置に関する発明は、例えば、特許文献1や特許文献2に記載されている。
一般的な飛行装置では、飛行装置に搭載された蓄電池から供給される電力により、上記したロータは回転する。しかしながら、蓄電池による電力の供給ではエネルギの供給量が必ずしも十分ではないため、長時間に渡る連続飛行を実現するために、エンジンを搭載した飛行装置も出現している。このような飛行装置では、エンジンの駆動力で発電機を回転させ、発電機で発電された電力でロータを回転駆動する。かかる構成の飛行装置は、動力源からロータにエネルギが供給される経路に、エンジンと発電機とが直列的に接続されることから、シリーズ型ドローンとも称される。このような飛行装置を用いて撮影や測量を行うことで、広範囲な撮影や測量を行うことができる。エンジンが搭載された飛行装置は、例えば特許文献3に記載されている。また、エンジンの駆動力により機械的にメインロータを回転させ、モータによりサブロータを回転させるパラレル型ハイブリッドドローンも徐々に登場している。
特開2012-51545号公報 特開2014-240242号公報 特開2011-251678号公報
しかしながら、前述した従前の飛行装置においては、エンジンの冷却機構において改善の余地があった。
具体的には、飛行装置が飛行する際に、エンジンから大きな熱エネルギが発生する。よって、エンジンを安定的に運転するためには、運転中のエンジンから発せられる熱を、効果的に外部に放出させる必要がある。しかしながら、現存する飛行装置は空冷方式によりエンジンを冷却するため、エンジンの放熱性が十分ではなく、飛行中に於いてエンジンが過熱する恐れがあった。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、飛行中に於いてエンジンを効果的に冷却できる飛行装置を提供することにある。
本発明の飛行装置は、機体と、ロータと、エンジンと、前記エンジンを冷却する冷却部と、を具備し、前記冷却部は、前記エンジンと熱交換するエンジン側熱交換部と、外部との熱交換を行う外部側熱交換部と、前記エンジン側熱交換部と前記外部側熱交換部との間で熱輸送媒体を輸送する媒体輸送部と、を有し、平面視において、前記外部側熱交換部は、前記機体の外側に配置され、且つ、前記ロータと重畳しない領域に配置され、前記外部側熱交換部は、前記機体の進行方向前側に配設され、前記外部側熱交換部は、前記ロータの回転面に対して、前記機体から離れる側に向かって傾斜することを特徴とする。
本発明の飛行装置は、機体と、ロータと、エンジンと、前記エンジンを冷却する冷却部と、を具備し、前記冷却部は、前記エンジンと熱交換するエンジン側熱交換部と、外部との熱交換を行う外部側熱交換部と、前記エンジン側熱交換部と前記外部側熱交換部との間で熱輸送媒体を輸送する媒体輸送部と、を有し、平面視において、前記外部側熱交換部は、前記機体の外側に配置され、且つ、前記ロータと重畳しない領域に配置され、前記エンジンから発生する排気ガスを外部に排出する排気部を更に具備し、前記排気部は、進行方向後側に配置され、前記外部側熱交換部は、前記ロータの回転面に対して、前記機体から離れる側に向かって傾斜することを特徴とする。
本発明の飛行装置は、機体と、ロータと、エンジンと、前記エンジンを冷却する冷却部と、を具備し、前記冷却部は、前記エンジンと熱交換するエンジン側熱交換部と、外部との熱交換を行う外部側熱交換部と、前記エンジン側熱交換部と前記外部側熱交換部との間で熱輸送媒体を輸送する媒体輸送部と、を有し、平面視において、前記外部側熱交換部は、前記機体の外側に配置され、且つ、前記ロータと重畳しない領域に配置され、前記外部側熱交換部は、前記機体の前端から、前側下方に向かって延伸することを特徴とする。
本発明の飛行装置によれば、冷却部を有することにより飛行時に於いて発熱するエンジンを効果的に冷却することができ、飛行時におけるエンジンの過熱を防止できる。更に、本発明の飛行装置によれば、外部側熱交換部が機体の外側に配置されることにより、ロータのダウンウォッシュが外部側熱交換部に吹き付けられ、これにより外部側熱交換部の内部を流通する熱輸送媒体を効果的に冷却できる。よって、冷却部によりエンジンを効果的に冷却できる。更に、本発明の飛行装置によれば、外部側熱交換部がロータと重畳しないことにより、ロータのダウンウォッシュが過度に外部側熱交換部の影響を受けることを抑制し、ロータの回転による位置姿勢の制御を正確に行うことができる。更に、本発明の飛行装置によれば、外部側熱交換部が進行方向前側に配設されることにより、飛行時に於いて外部側熱交換部における熱交換を促進することができる。更に、本発明の飛行装置によれば、外部側熱交換部が傾斜することにより、外部側熱交換部における熱交換の効率を高め、冷却部により更に効果的にエンジンを冷却できる。更に、本発明の飛行装置によれば、外部側熱交換部を前方に配置し、排気部を後方に配置することにより、排気部から排出される高温の排気ガスが外部側熱交換部に接触することが無い。よって、排気ガスにより外部側熱交換部の熱交換効率が低下することを防止できる。
本発明の実施形態に係る飛行装置を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る飛行装置を示す上面図である。 本発明の実施形態に係る飛行装置を示す側面図である。 本発明の実施形態に係る飛行装置の接続構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る飛行装置に搭載されるエンジンの構成を示す断面図である。
以下、図を参照して本形態の飛行装置の構成を説明する。以下の説明では、同一の構成を有する部位には同一の符号を付し、繰り返しの説明は省略する。尚、以下の説明では上下前後左右の各方向を用いるが、これらの各方向は説明の便宜のためである。また、飛行装置10は、ドローンとも称され、詳細にはシリーズハイブリッドドローンとも称される。
図1は、飛行装置10を示す模式図である。飛行装置10は、機体19と、ロータ14と、エンジン30と、冷却部11と、を主要に具備する。
具体的には、飛行装置10は、エンジンを搭載し、エンジンが運転されることで発生するエネルギにより飛行するエンジン搭載型ドローンである。飛行装置10としては、シリーズハイブリッドドローンまたはパラレルハイブリッドドローンを採用できる。シリーズハイブリッドドローンは、エンジン30により発電機を駆動し、発電機から給電を受けたモータが、後述するロータ14を回転させる。パラレルハイブリッドドローンは、当該モータによりロータ14を回転させる電気的駆動系とは別に、エンジン30により機械的にロータ14を回転させる機械的駆動系を有する。
機体19は、飛行装置10を構成するエンジン30等の機器を支える本体であり、合成樹脂、金属またはこれらの複合材から成る。
ロータ14は、回転することにより機体19が浮遊するための推力を発生する。ロータ14は、ロータ141、ロータ142、ロータ143およびロータ144を有する。ロータ141は、機体19の前方右側に配置される。ロータ142は、機体19の後方右側に配置される。ロータ143は、機体19の後方左側に配置される。ロータ144は、機体19の前方左側に配置される。
エンジン30は、ロータ141およびロータ142が回転するための動力を発生させる。図1では、エンジン30は機体19に内蔵されており、図示されない。エンジン30は、機体19に内蔵され、ロータ14を所定の回転速度で回転させるためのエネルギを発生させる。更に、エンジン30は、図5を参照して後述するように、第1エンジン部40と、第2エンジン部41と、を有する。
機体19からは、周囲に向かって複数のアーム12が伸びている。アーム12は、アーム121、アーム122、アーム123およびアーム124を有する。アーム121は、前方右側に向かって伸びる。アーム122は、後方右側に向かって伸びる。アーム123は、後方左側に向かって伸びる。アーム124は、前方左側に向かって伸びる。
モータ21は、後述するエンジン30が発電機16を運転することで発生する電力により、ロータ14を回転させる。モータ21は、モータ211、モータ212、モータ213およびモータ214を有する。モータ211は、アーム121の先端に配設され、ロータ141を回転する。モータ212は、アーム122の先端に配設され、ロータ142を回転する。モータ213は、アーム123の先端に配設され、ロータ143を回転する。モータ214は、アーム124の先端に配設され、ロータ144を回転する。
脚部15は、機体19の下部から下方に伸びる支持部材である。飛行装置10が着陸状態の場合に、脚部15の最下部が接地面に接触する。
排気部13は、エンジン30が運転することで発生する排気ガスが外部に排出される部位である。排気部13は、マフラーとも称される。前述した冷却部11の外部側熱交換部112は進行方向前側に配置される一方、排気部13は進行方向後側に配置される。外部側熱交換部112を前方に配置し、排気部13を後方に配置することにより、飛行装置10が前方に向かって移動する際に、排気部13から排出される高温の排気ガスは後方に向かって放出され、外部側熱交換部112に排気ガスが接触することは無い。よって、排気ガスにより外部側熱交換部112の熱交換効率が低下することを防止できる。
冷却部11は、エンジン30を冷却する構成機器である。具体的には、冷却部11は水冷式冷却機構であり、水などの熱輸送媒体を循環させることで、機体19に内蔵されたエンジン30と、外部雰囲気とを熱交換する。これにより、飛行時におけるエンジン30の過熱を防止し、飛行装置10を安定的に飛行させることができる。また、エンジン30の回転数を高回転域にすることができ、飛行装置10の飛行能力を増大させることができる。
ここでは、冷却部11の外部側熱交換部112が、機体19の前端下部から、前側下方に向かって突出している。また、外部側熱交換部112は、例えば、フィンアンドチューブ式の機構を有する熱交換器である。
図2は、前述した構成を有する飛行装置10を示す上面図である。図2では、ロータ14が回転する範囲の外縁である回転範囲25を点線で示している。
外部側熱交換部112は、平面視において、機体19の外側に配置される。具体的には、平面視において、外部側熱交換部112は、機体19の前端から前方に向かって突出している。このようにすることで、平面視において、機体19の下方に外部側熱交換部112が隠れることが無く、飛行時に於いて、ロータ14のダウンウォッシュが外部側熱交換部112に適度に吹き付けられ、これにより外部側熱交換部112の内部を流通する熱輸送媒体を効果的に冷却できる。よって、冷却部11によりエンジン30を効果的に冷却できる。
また、冷却部11の外部側熱交換部112は、平面視において、ロータ14と重畳しない領域に配置される。具体的には、冷却部11は、ロータ14の回転範囲25と重畳しない箇所、即ち、ロータ141の回転範囲25と、ロータ144の回転範囲25との間に配置される。外部側熱交換部112がロータ14と重畳しないことにより、ロータ14のダウンウォッシュが過度に外部側熱交換部112の影響を受けることを抑制し、ロータ14の回転による位置姿勢の制御を正確に行うことができる。
ここで、ロータ14が回転することで発生するダウンウォッシュは、下方に向かって台形状に広がる。即ち、ダウンウォッシュは、下方に向かって幅が広がる、裾広がりの形状を呈する。
更に、機体19の後端に取り付けられる排気部13も、ロータ14と重畳しない領域に配置される。具体的には、排気部13は、ロータ142の回転範囲25と、ロータ143の回転範囲25との間に配置される。このようにすることで、ロータ142およびロータ143が回転することにより発生するダウンウォッシュにより、排気部13からの排気が阻害されることが無い。
図3は、飛行装置10を側方から見た側面図である。
外部側熱交換部112は、機体19の進行方向前側に配設される。具体的には、外部側熱交換部112は、機体19の前端から、前側下方に向かって延伸する。ここで、外部側熱交換部112は、前述したように、フィンアンドチューブ式の機構を有する熱交換器である。また、外部側熱交換部112を構成するフィンは、アルミニウム等の鋼板から成り、左右方向に沿って等間隔に複数が配列されている。外部側熱交換部112を構成するチューブは、フィンを貫くように左右方向に沿って伸びる。
外部側熱交換部112を、機体19の前方側に配置することにより、前方に向かって飛行装置10が進行する際に、飛行装置10の他の構成機器が、外部側熱交換部112に侵入する空気の気流を阻害することがないので、外部側熱交換部112における熱交換を促進することができる。
また、外部側熱交換部112は、ロータ14の回転面に対して、機体19から離れる側に向かって傾斜するように構成される。具体的には、ロータ14の回転面は、飛行装置10が飛行する際に基準となる水平面に対して略平行である。一方、外部側熱交換部112は、前方に向かって、当該水平面から下方に傾斜するように機体19から突出している。このようにすることで、外部側熱交換部112の前方への突出量を抑制しつつ、外部側熱交換部112の大きさを一定以上確保することで、外部側熱交換部112における熱交換の効率を高め、冷却部11により更に効果的にエンジン30を冷却できる。また、係る構成により、飛行装置10が前方に進行するべく、飛行装置10の全体が前側下方に向かって傾斜した際に、前方から見た場合の外部側熱交換部112の面積を大きくすることができ、外部側熱交換部112における熱交換を更に促進できる。
図4は、飛行装置10を示す図であり、各部位の接続構成を示すブロック図である。 飛行装置10は、演算制御部31と、エンジン30と、発電機16と、バッテリ18と、電力変換部24と、モータ21と、ロータ14と、冷却部11とを主要に有する。
演算制御部31は、CPU、ROM、RAM等を有し、ここでは図示しない各種センサやコントローラからの入力に基づいて、飛行装置10を構成する各機器の挙動を制御する。また、演算制御部31は、各種センサからの入力に基づいて、各ロータ14の回転数を制御するフライトコントローラも含む。
エンジン30は、演算制御部31からの入力信号に基づいて動作し、飛行装置10が飛行するためのエネルギを発生させる。エンジン30の具体構成は図5を参照して後述する。
発電機16は、エンジン30の駆動力を用いて電力を発生する装置であり、発電機161および発電機162を有する。発電機161は、後述するエンジン30の第1エンジン部40により駆動される。発電機162は、後述するエンジン30の第2エンジン部41により駆動される。
バッテリ18は、発電機16と電力変換部24との間に介装される。バッテリ18は、発電機16により充電される。バッテリ18から放電された電力は、後述する電力変換部24に供給される。
電力変換部24は、個々のロータ14に対応して設けられる。電力変換部24としては、発電機162から供給される交流電力を、一旦直流化した後に所定の周波数の交流電力に変換するコンバータおよびインバータを採用できる。更に、電力変換部24としては、バッテリ18から供給される直流電力を所定の周波数に変換するインバータを採用できる。具体的には、電力変換部24は、電力変換部241、電力変換部242、電力変換部243および電力変換部244を有する。
モータ21は、個々のロータ14に対応して設けられ、モータ211、モータ212、モータ213およびモータ214を有する。モータ211、モータ212、モータ213およびモータ214は、夫々、電力変換部241、電力変換部242、電力変換部243および電力変換部244から供給される電力により所定の速度で回転する。
冷却部11は、エンジン30を冷却する構成機器である。冷却部11は、エンジン側熱交換部111と、外部側熱交換部112と、媒体輸送部113とを有する。エンジン側熱交換部111は、エンジン30と熱交換する。外部側熱交換部112は、外部との熱交換を行う。媒体輸送部113は、エンジン側熱交換部111と外部側熱交換部112との間で熱輸送媒体を輸送する。熱輸送媒体としては、例えば、水を採用できる。冷却部11を有することにより、飛行時に於いて発熱するエンジン30を効果的に冷却することができ、飛行時におけるエンジン30の過熱を防止できる。
飛行装置10の動作を簡単に説明する。飛行装置10は、着陸状態、離陸状態、ホバリング状態、昇降状態、水平移動状態で稼働される。
着陸状態では、飛行装置10は接地している。この状態では、エンジン30は稼働しておらず、ロータ14は回転しない。
離陸状態では、飛行装置10は、主に、ロータ14の回転により発生する推力により、接地面から離れて上昇する。
ホバリング状態では、飛行装置10は、演算制御部31からの指示に基づいて、エンジン30から発生する駆動力によりロータ14を回転させ、飛行装置10を空中の所定位置に浮遊させる。この際、演算制御部31からの指示に基づいて、各ロータ14は回転している。演算制御部31は、飛行装置10が所定の高度および姿勢を維持できるように、各電力変換部24を制御することで、各モータ21およびロータ14の回転速度を所定のものにしている。ホバリング状態に於いても、ロータ14のダウンウォッシュにより、外部側熱交換部112は外気と熱交換され、飛行装置10を効果的に冷却できる。
昇降状態では、エンジン30の回転数を制御することで、飛行装置10を上昇または下降させる。この際も、演算制御部31は、飛行装置10が所定の高度および姿勢を維持できるように、各電力変換部24を制御することで、各モータ21およびロータ14の回転速度を所定のものにしている。昇降状態に於いても、ロータ14のダウンウォッシュにより、外部側熱交換部112は外気と熱交換され、飛行装置10を効果的に冷却できる。
水平移動状態では、演算制御部31は、各電力変換部24を制御することで、各モータ21およびロータ14の回転数を制御することにより、飛行装置10を傾斜状態にする。この際にも、演算制御部31は、エンジン30の駆動状態を制御することで、ロータ14を所定速度で回転させる。水平移動状態では、ロータ14のダウンウォッシュにより、更には、飛行装置10が水平移動することにより発生する気流により、外部側熱交換部112は外気と積極的に熱交換され、飛行装置10を更に効果的に冷却できる。
図5は、飛行装置10のエンジン30の構成および配置を示す図である。
エンジン30は、第1エンジン部40と、第2エンジン部41と、を有する。第1エンジン部40と第2エンジン部41とは対向配置される。
第1エンジン部40は、往復運動する第1ピストン43と、第1ピストン43の往復運動を回転運動に変換する第1クランクシャフト42と、第1ピストン43と第1クランクシャフト42とを回転可能に連結する第1コネクティングロッド44と、を有する。
第2エンジン部41は、往復運動する第2ピストン46と、第2ピストン46の往復運動を回転運動に変換する第2クランクシャフト45と、第2ピストン46と第2クランクシャフト45とを回転可能に連結する第2コネクティングロッド47と、を有する。
第1エンジン部40の第1ピストン43と、第2エンジン部41の第2ピストン46で、燃焼室48を共有する。換言すると、第1ピストン43と第2ピストン46とは、連通する一つのシリンダ49の内部を往復運動する。よって、第1エンジン部40および第1ピストン43が中心部に向かって同時にストロークすることで、ストローク量を少なくしつつ、燃焼室48における混合ガスの高膨張比をとることができる。
ここでは図示していないが、エンジン30には、燃焼室48から連通する容積空間が形成されており、この容積空間に点火プラグが配置されている。また、燃焼室48には、ここでは図示しない吸気口および排気口が形成されており、ガソリンなどの燃料を含む混合気が吸気口から燃焼室48に導入され、燃焼後の排気ガスが排気口を経由して燃焼室48から外部に排気される。
上記した構成のエンジン30は、次のように動作する。先ず、吸込行程では、第1ピストン43および第2ピストン46がシリンダ49の内部で中央部から外側に向かって移動することで、燃料と空気との混合物である混合気をシリンダ49の内部に導入する。次に、圧縮行程では、回転する第1クランクシャフト42および第2クランクシャフト45の慣性により、第1ピストン43および第2ピストン46が中央部に向かって押し出され、シリンダ49の内部で混合気が圧縮される。次に、燃焼行程では、図示しない点火プラグが燃焼室48で点火することで、シリンダ49の内部で混合気が燃焼し、これにより第1ピストン43および第2ピストン46が下死点である外側の端部まで押し出される。その後、排気行程では、回転する第1クランクシャフト42および第2クランクシャフト45の慣性により第1ピストン43および第2ピストン46が内側に押し出され、シリンダ49の内部に存在する燃焼後のガスは、外部に排出される。
エンジン30では、一つのシリンダ49の内部で往復運動する2つの第1ピストン43および第2ピストン46で、ストロークを分割することができる。よって、通常のガソリンエンジンと比較して、混合ガスの圧縮比を大きくすることができる。また、シリンダ49の内部で第1ピストン43および第2ピストン46が対向するので、一般的なエンジンで必要とされるシリンダヘッドが不要と成り、エンジン30の構成が簡素であり且つ軽量とされている。また、エンジン30を構成している各部材、即ち、第1ピストン43および第2ピストン46、第1クランクシャフト42および第2クランクシャフト45等が対向して配置され、かつ対向するように動作している。このことから、エンジン30の各部材から発生する振動が相殺され、エンジン30全体から外部に発生する振動を少なくすることができる。よって、このような構造のエンジン30を飛行装置10に搭載することで、飛行装置10の小型化、軽量化および低振動化を達成することができる。特に、低振動化により、姿勢制御、モータ出力制御などの演算制御装置やGPSセンサ等の精密機器への悪影響を防止することが出来る。また、飛行装置10が輸送する配送荷物が振動で損傷してしまうことを防止することができる。
エンジン30には、ここでは図示しない逆転同期機構が備えられている。逆転同期機構は、第1クランクシャフト42と第2クランクシャフト45との回転方向を逆とする。更に、逆転同期機構は、第1ピストン43と第2ピストン46の往復運動を同期する。よって、エンジン30において、原理的に、第1クランクシャフト42と第2クランクシャフト45とでは、回転方向は逆とされている。よって、第1クランクシャフト42と駆動的に接続される発電機161(図4参照)と、第2クランクシャフト45と駆動的に接続される発電機162(図4参照)とは、専用の反転機構を設けることなく、逆方向に回転するようになる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で変更が可能である。また、前述した各形態は相互に組み合わせることが可能である。
10 飛行装置
11 冷却部
111 エンジン側熱交換部
112 外部側熱交換部
113 媒体輸送部
12 アーム
121 アーム
122 アーム
123 アーム
124 アーム
13 排気部
14 ロータ
141 ロータ
142 ロータ
143 ロータ
144 ロータ
15 脚部
16 発電機
161 発電機
162 発電機
18 バッテリ
19 機体
21 モータ
211 モータ
212 モータ
213 モータ
214 モータ
24 電力変換部
241 電力変換部
242 電力変換部
243 電力変換部
244 電力変換部
25 回転範囲
30 エンジン
31 演算制御部
40 第1エンジン部
41 第2エンジン部
42 第1クランクシャフト
43 第1ピストン
44 第1コネクティングロッド
45 第2クランクシャフト
46 第2ピストン
47 第2コネクティングロッド
48 燃焼室
49 シリンダ



Claims (3)

  1. 機体と、ロータと、エンジンと、前記エンジンを冷却する冷却部と、を具備し、
    前記冷却部は、前記エンジンと熱交換するエンジン側熱交換部と、外部との熱交換を行う外部側熱交換部と、前記エンジン側熱交換部と前記外部側熱交換部との間で熱輸送媒体を輸送する媒体輸送部と、を有し、
    平面視において、前記外部側熱交換部は、前記機体の外側に配置され、且つ、前記ロータと重畳しない領域に配置され、
    前記外部側熱交換部は、前記機体の進行方向前側に配設され、
    前記外部側熱交換部は、前記ロータの回転面に対して、前記機体から離れる側に向かって傾斜することを特徴とする飛行装置。
  2. 機体と、ロータと、エンジンと、前記エンジンを冷却する冷却部と、を具備し、
    前記冷却部は、前記エンジンと熱交換するエンジン側熱交換部と、外部との熱交換を行う外部側熱交換部と、前記エンジン側熱交換部と前記外部側熱交換部との間で熱輸送媒体を輸送する媒体輸送部と、を有し、
    平面視において、前記外部側熱交換部は、前記機体の外側に配置され、且つ、前記ロータと重畳しない領域に配置され、
    前記エンジンから発生する排気ガスを外部に排出する排気部を更に具備し、
    前記排気部は、進行方向後側に配置され、
    前記外部側熱交換部は、前記ロータの回転面に対して、前記機体から離れる側に向かって傾斜することを特徴とする飛行装置。
  3. 機体と、ロータと、エンジンと、前記エンジンを冷却する冷却部と、を具備し、
    前記冷却部は、前記エンジンと熱交換するエンジン側熱交換部と、外部との熱交換を行う外部側熱交換部と、前記エンジン側熱交換部と前記外部側熱交換部との間で熱輸送媒体を輸送する媒体輸送部と、を有し、
    平面視において、前記外部側熱交換部は、前記機体の外側に配置され、且つ、前記ロータと重畳しない領域に配置され、
    前記外部側熱交換部は、前記機体の前端から、前側下方に向かって延伸することを特徴とする飛行装置。
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