JP7098514B2 - 開閉装置 - Google Patents

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Description

本発明は、オーバーヘッドドアを含むシャッター装置、ロールスクリーン、ブラインド、オーニング装置、門扉、ゲート、スライディングウォール装置等、スライドする開閉体により空間を仕切るようにした開閉装置に関し、特にシャッター装置として好適な開閉装置に関するものである。
従来、この種の発明には、例えば特許文献1に記載されるもののように、空間を仕切るように閉鎖動作する開閉体と、前記開閉体の表部又は裏部に脱着可能に装着されて前記開閉体が厚さ方向の物体に直接当接しないようにする着脱式の緩衝部材を備えた開閉装置がある。
この開閉装置によれば、開閉体が強風等により撓んだ際に、この開閉体と網戸やサッシ窓との間に位置し、これらが直接当接するのを阻んで、その衝撃を緩和することができる。
特開2008-69560号公報
ところで、上記従来技術では、開閉体に前記緩衝材を装着したままの状態では、開閉体の開閉動作が妨げられるため、強風の発生等、開閉体が大きく撓むような状況にない場合には、前記緩衝部材が外されることになる。このため、この外された緩衝部材を、装着したり収納したりするための保管スペースが別途必要になる。
このような課題に鑑みて、本発明は、以下の構成を具備するものである。
空間を仕切るように閉鎖動作する開閉体を備え、閉鎖状態の前記開閉体から厚さ方向へ離れた位置に戸を設けるようにした開閉装置であって、前記戸の幅方向一端側には突片部が設けられ、この突片部には、厚さ方向へ撓んだ際の前記開閉体に当接してその当接の際の衝撃を緩和する戸側緩衝部材が設けられ、前記戸側緩衝部材は、金属材料からなる芯材部と、この芯材部を覆う弾性部とを有し、前記突片部に対し嵌り合う凹状に形成されていることを特徴とする開閉装置。
本発明は、以上説明したように構成されているので、開閉体の撓みに起因する衝撃を緩和することができる上、緩衝部材の保管スペースの確保を不要にすることができる。
本発明に係る開閉装置の一例を示す正面図である。 同開閉装置の要部斜視図であり、(a)は着脱緩衝部材が外された状態を示し、(b)は着脱緩衝部材が装着された状態を示す。 本発明に係る開閉装置の他例を示す正面図である。 同開閉装置について、開閉体が巻き取られた状態を示す要部斜視図である。 本発明に係る開閉装置の他例を示す横断面図であり、(a)は通常の閉鎖状態を示し、(b)は閉鎖中の開閉体が風圧を受けて撓んだ状態を示す。 本発明に係る開閉装置の他例を示す横断面図であり、(a)は通常の閉鎖状態を示し、(b)は閉鎖中の開閉体が風圧を受けて撓んだ状態を示す。 網戸側緩衝部材の一例を拡大して示す横断面図である。
本実施の形態では、以下の特徴を開示している。
第一の特徴は、空間を仕切るように閉鎖動作する開閉体と、この開閉体に一端側が止着されて引張操作可能な紐状部材とを備えた開閉装置において、前記開閉体の表部又は裏部に脱着可能に装着されて前記開閉体が厚さ方向の物体に直接当接しないようにする着脱緩衝部材を具備し、この着脱緩衝部材は、前記紐状部材の他端側に止着されている(図1及び図2参照)。
第二の特徴は、前記着脱緩衝部材が磁力によって前記開閉体に吸着するようにした(図2参照)。
第三の特徴として、前記開閉体は、横幅方向へ長尺なスラットを開閉方向へ複数接続しており、前記着脱緩衝部材は、複数のスラットを跨るように形成されている(図1及び図2参照)。
第四の特徴は、空間を仕切るように閉鎖動作する開閉体を備え、前記開閉体をその開放方向側で巻き取るようにした開閉装置であって、前記開閉体には、弾性材料からなる平板状緩衝部材が止着され、前記平板状緩衝部材は、前記開閉体が開放方向側で巻き取られた際に巻き重ならないように、開閉体面の閉鎖方向側に設けられている(図3及び図4参照)。
この第四の特徴を具備する開閉装置は、上述した第一~第三の特徴を具備せずとも、独立した発明として以下の作用効果を奏する。
すなわち、第四の特徴を具備した開閉装置によれば、平板状緩衝部材により開閉体が厚さ方向へ当接する際の衝撃を緩和できる上、開閉体が巻き取られた際の巻径が増大するのを防ぐことができる。また、平板状緩衝部材が巻き重なってへたってしまうのを防ぐこともできる。
第五の特徴は、空間を仕切るように閉鎖動作する開閉体を備えた開閉装置において、前記開閉体の表部又は裏部に第一のマグネットが固定され、前記開閉体の全閉状態で前記第一のマグネットに開閉体厚さ方向に対向する物体に、前記第一のマグネットと反発するように第二のマグネットが固定されている(図5参照)。
この第の特徴を具備する開閉装置は、上述した第一~第四の特徴を具備せずとも、独立した発明として以下の作用効果を奏する。
すなわち、第の特徴を具備した開閉装置によれば、閉鎖状態の開閉体が厚さ方向へ撓んだ場合でも、第一のマグネットと第二のマグネットの反発力によりその撓みを抑制することができる。
第六の特徴は、空間を仕切るように閉鎖動作する開閉体と、閉鎖状態の前記開閉体から厚さ方向へ離れて位置する戸とを備えた開閉装置であって、前記戸の幅方向一端側には突片部が設けられ、この突片部には、厚さ方向へ撓んだ際の前記開閉体に当接してその当接の際の衝撃を緩和する戸側緩衝部材が設けられ、前記戸側緩衝部材は、金属材料からなる芯材部と、この芯材部を覆う弾性部とを有し、前記突片部に対し嵌り合う凹状に形成されている(図6及び図7参照)。
この第六の特徴を具備する開閉装置は、上述した第一~第五の特徴を具備せずとも、独立した発明として以下の作用効果を奏する。
すなわち、第の特徴を具備した開閉装置によれば、開閉体が撓んで戸に当接する際に衝撃をこれらの間に介在する戸側緩衝部材によって緩和することができ、その上、戸側緩衝部材を戸に対し頑強に装着することができる。
<第一の実施態様>
次に、上記特徴を有する具体的な実施態様について、図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の説明において、「開閉体厚さ方向」とは、閉鎖状態の開閉体の厚さ方向を意味する。また、「開閉体幅方向」とは、開閉体の開閉方向と略直交する方向であって、開閉体の厚さ方向ではない方向を意味する。また、「開閉体開閉方向」とは、開閉体が空間を仕切ったり開放したりするためにスライドする方向を意味する。
開閉装置1は、空間を仕切るように下方へ閉鎖動作する開閉体10と、開閉体10の幅方向の端部を凹状に囲んで閉鎖方向へ案内する左右のガイドレール20,20と、開閉体10をその開放方向側で収納する収納部30と、全閉状態の開閉体10の下端部に対向するように設けられる下枠40と、開閉体10の下端側に一端側が止着されて引張操作可能な紐状部材51と、紐状部材51の他端側に止着された着脱緩衝部材52とを具備する。
この開閉装置1は、例えば、構造物開口部の窓サッシの屋外側に固定されて窓用シャッター装置を構成し、開閉体10を上下方向へ動作して窓サッシ内の開口部Aを開閉する。
開閉体10は、横長略矩形状の磁性金属板を曲げ加工してなるスラット11aを、上下に隣接するスラット11a,11a間で回動するように複数連接することで、開閉体本体11を構成し、この開閉体本体11の下側の端部に、下枠40に当接させるための座板部材12(水切り又は幅木と呼称される場合もある。)を、開閉体幅方向にわたって接続している。
この開閉体10の幅方向の端部には、必要に応じて、開閉体厚さ方向へ突出してガイドレール20内から抜けないように係合する抜止め部材が設けられる。
ガイドレール20は、開閉体10を開閉方向へ案内する部材であり、開閉体10の幅方向の両側各々で、収納部30と下枠40との間にわたって略鉛直状に設けられる。
収納部30は、収納ケース31内に、開閉体10をその開方方向側で巻き取ったり繰り出したりする巻取軸(図示せず)を収納している。この巻取軸は、コイルバネやゼンマイ等によって巻取り方向へ付勢されている。
収納ケース31は、横長箱状に形成され、その下端部に、開閉体10を遊挿する横長の開口31aを有する(図1参照)。
下枠40は、左右のガイドレール20,20の下端部間にわたって設けられた長尺状の部材である。
紐状部材51は、可撓性を有する長尺紐状の部材であり、例えば、合成樹脂繊維や金属繊維からなる紐やワイヤー等を用いればよい。
この紐状部材51は、開閉体10の開閉ストロークの略半分程度の長さを有し、その一端側が、開閉体10の幅方向の中央側における下端側に止着されている。
そして、紐状部材51の他端側には、着脱緩衝部材52が止着されて、吊り下げられる。
着脱緩衝部材52は、開閉体10の表部又は裏部に脱着可能に装着されて開閉体10が厚さ方向の物体(例えば、網戸や窓等)に直接当接しないようにする。
この着脱緩衝部材52は、上下方向へ長尺な弾性部52aと、この弾性部52aに固定されたマグネット部52bとから一体的に構成され、磁力によって開閉体10に吸着する。
弾性部52aは、ゴムやエラストマー樹脂、弾性発泡樹脂等の弾性材料によって、複数(図示例によれば二つ)のスラット11aを跨る大きさの略直方体状に形成される。
マグネット部52bは、弾性部52aの長尺状の面に接着された矩形板状の永久磁石である。このマグネット部52bは、弾性合成樹脂材料に磁石の粉末を混ぜて平板状に成型したものであり、ゴム磁石やラバーマグネット等と呼称される場合がある。
次に、上記構成の開閉装置1について、その特徴的な作用効果を詳細に説明する。
開閉体10の開放状態では、図2(a)に示すように、開閉体10の下端から紐状部材51によって着脱緩衝部材52が吊り下げられる。
このため、使用者等は、着脱緩衝部材52を下方へ引張り操作して、開閉体10を閉鎖動作させることができる。
なお、開閉体10の開放状態において、着脱緩衝部材52が不要であれば、この着脱緩衝部材52をガイドレール20や収納部30、座板部材12等に磁気吸着させるようにしてもよい。
また、開閉体10を略閉鎖した状態において、図2(b)に示すように、着脱緩衝部材52を、開閉体10の撓み想定側(例えば屋内側)の面に磁気吸着させておけば、風等により開閉体10が撓んだ場合でも、着脱緩衝部材52が撓み方向側の物体(例えば網戸や窓等)に当接するため、その当接の際の衝撃を緩和することができる。
また。閉鎖状態の開閉体10に着脱緩衝部材52を止着する際、着脱緩衝部材52を複数のスラット11aに跨らせるようにすれば、これら複数のスラット11aが上下方向において弓形に撓んだり、スラット11a間でしみ音が発生したり等するのを抑制することができる。
よって、上記構成の開閉装置1によれば、閉鎖状態の開閉体10が開閉体厚さ方向に撓んで、その厚さ方向の部材に当接したり、騒音を発生したりするのを効果的に防ぐことができる。
しかも、着脱緩衝部材52を使用しない時は、この着脱緩衝部材52を、開閉体10下端に吊り下げて放置したり、ガイドレール20や収納部30等の磁性部分に磁気吸着させたり等することができ、着脱緩衝部材52の収納性に優れている。
なお、上記開閉装置1によれば、着脱緩衝部材52を磁力によって開閉体10面に吸着するようにしたが、この着脱緩衝部材52の他例としては、ベルベットファスナーによって開閉体10面に着脱可能に装着した態様等、磁石以外の着脱部材を用いた態様とすることが可能である。
また、上記開閉装置1によれば、着脱緩衝部材52側にマグネットを設けたが、他例としては、開閉体10側にマグネットを設けるとともに着脱緩衝部材52側に磁性材を設け、これらを磁気吸着させる態様とすることも可能である。
<第二の実施態様>
次に、本発明に係る他の実施態様について説明する。なお、以下に示す実施態様は、上記開閉装置1に対し、一部を変更しり追加したりしたものであるため、主にその一部分について詳述し、重複する詳細説明は省略する。
図3及び図4に示す開閉装置2は、平板状緩衝部材53を具備している。
なお、この開閉装置2は、上記開閉装置1の着脱緩衝部材52を平板状緩衝部材53に置換した態様としてもよいし、着脱緩衝部材52と平板状緩衝部材53の双方を具備する態様としていてもよい。
平板状緩衝部材53は、ゴムやエラストマー樹脂等の弾性材料から所定の厚みを有する帯状に形成される。この平板状緩衝部材53は、開閉体10が開放方向側で巻き取られた際に巻き重ならないように、開閉体10面の閉鎖方向側に部分的に止着される。
この平板状緩衝部材53が設けられる開閉体10面は、開閉体10が巻き取られた際に外側となる面であって、かつ閉鎖状態の開閉体10における撓み想定側(例えば屋内側)の面である。
平板状緩衝部材53を開閉体10面に止着する手段は、例えば、接着剤や両面粘着テープ等を用いた接着とすればよい。
上記構成の開閉装置2によれば、閉鎖状態の開閉体10が厚さ方向へ撓んだ場合でも、その撓み部分が、平板状緩衝部材53を介して撓み方向側の物体(例えば網戸や窓等)に当接するため、その当接の際の衝撃を緩和することができる。
なお、この開閉装置2は、着脱緩衝部材52(図1及び図2参照)と平板状緩衝部材53(図3及び図4参照)の双方を併用することが可能であり、これらを併用した場合は、これら二つの緩衝部材の効果をそれぞれ得ることができる。このように併用する場合は、平板状緩衝部材53に対し着脱緩衝部材52を重なるように用いたり、あるいは平板状緩衝部材53に対し着脱緩衝部材52を開閉体幅方向又は開閉体開閉方向へずらして用いたりすればよい。
<第三の実施態様>
図5(a)(b)に示す開閉装置3では、開閉体10の表部又は裏部に第一のマグネット61を固定し、開閉体10の全閉状態で第一のマグネット61に開閉体厚さ方向に対向する位置に、第一のマグネット61と反発する第二のマグネット62を固定したものである。この開閉装置3において、他の構成は、上記開閉装置1のものと略同様である。
第一のマグネット61は、平板状の永久磁石であり、その磁極(具体的にはN極とS極)の向きを、開閉体厚さ方向へ向けて、開閉体10面の中央側に固定される。
また、第二のマグネット62は、第一のマグネット61に対し同極を向けるようにして、開閉体10から厚さ方向へ離れた物体である戸x(例えば、網戸や窓等)の縦框に固定される。
よって、上記構成の開閉装置3によれば、閉鎖状態の開閉体10が、風等を受けて厚さ方向へ撓んだ場合でも、その撓み方向側で、第一のマグネット61と第二のマグネット62が反発するため、その撓みを抑制することができる。
なお、この開閉装置3における第一のマグネット61及び第二のマグネット62等の構成は、上述した開閉装置1,2にも適用可能である。すなわち、この開閉装置3は、第一及び第二のマグネット61,62と、着脱緩衝部材52と、平板状緩衝部材53とを、適宜に組み合わせて併用することが可能である。この場合、第一及び第二のマグネット61,62に対し他の緩衝部材を重なるように用いたり、あるいは、第一及び第二のマグネット61,62に対し他の緩衝部材を開閉体幅方向又は開閉体開閉方向へずらして用いりすればよい。
<第四の実施態様>
図6(a)(b)に示す開閉装置4は、閉鎖状態の開閉体10から厚さ方向へ離れた位置に戸x(例えば、網戸や窓等)を備え、この戸xの幅方向一端側の突片部x1に、厚さ方向へ撓んだ際の開閉体10に当接してその当接の際の衝撃を緩和する戸側緩衝部材70を嵌合している。この開閉装置4における他の構成は、上記開閉装置1のものと略同様である。
突片部x1は、戸xを構成する縦框の端部側の部位であり、上下方向へ連続している。
戸側緩衝部材70は、金属材料からなる芯材部71と、この芯材部71を覆う弾性部72とを有し、突片部x1に対し嵌り合う横断面凹状に形成され(図7参照)、上下方向へ長尺状に連続している。
芯材部71は、例えば、アルミニウム合金等の金属材料により横断面U字状に形成される。
弾性部72は、ゴムやエラストマー樹脂等の弾性材料からなり、横断面上において芯材部71の全表面を覆って略U字状に形成され、突片部x1に対し凹凸状に嵌め合わせられる。
なお、図7中、符号72aは、突片部x1の表面に圧接される突起である。この突起72aは、戸側緩衝部材70が突片部x1から抜けてしまうのを阻む。
よって、上記構成の開閉装置4によれば、閉鎖状態の開閉体10が、風等を受けて厚さ方向へ撓んだ場合でも、その撓み部分が、戸側緩衝部材70によって弾性的に受けられるため、衝撃音や振動等を軽減することができる。しかも、戸側緩衝部材70が容易に変形し外れてしまうのを、戸側緩衝部材70に内在する金属製の芯材部71によって防ぐことができる。
なお、開閉装置4における戸側緩衝部材70は、上述した開閉装置1~3にも適用可能である。すなわち、この開閉装置4は、戸側緩衝部材70と、着脱緩衝部材52と、平板状緩衝部材53と、第一及び第二のマグネット61,62とを、適宜に組み合わせて併用することが可能である。この場合、戸側緩衝部材70に対し他の緩衝部材を重なるように用いたり、あるいは、戸側緩衝部材70に対し他の緩衝部材を開閉体幅方向又は開閉体開閉方向へずらして用いりすればよい。
また、本発明は上述した実施態様に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で適宜変更可能である。
1~4:開閉装置
10:開閉体
11:開閉体本体
11a:スラット
20:ガイドレール
51:紐状部材
52:着脱緩衝部材
52a:弾性部
52b:マグネット部
53:平板状緩衝部材
30:収納部
61:第一のマグネット
62:第二のマグネット
70:戸側緩衝部材
71:芯材部
72:弾性部
x:戸

Claims (5)

  1. 空間を仕切るように閉鎖動作する開閉体を備え、閉鎖状態の前記開閉体から厚さ方向へ離れた位置に戸を設けるようにした開閉装置であって、
    前記戸の幅方向一端側には突片部が設けられ、この突片部には、厚さ方向へ撓んだ際の前記開閉体に当接してその当接の際の衝撃を緩和する戸側緩衝部材が設けられ、
    前記戸側緩衝部材は、金属材料からなる芯材部と、この芯材部を覆う弾性部とを有し、
    前記突片部に対し嵌り合う凹状に形成されていることを特徴とする開閉装置。
  2. 前記開閉体に一端側が止着されて引張操作可能な紐状部材を備え、
    前記開閉体の表部又は裏部に脱着可能に装着されて前記開閉体が厚さ方向の物体に直接当接しないようにする着脱緩衝部材を具備し、この着脱緩衝部材は、前記紐状部材の他端側に止着され、
    前記着脱緩衝部材が磁力によって前記開閉体に吸着するようにしたことを特徴とする請求項1記載の開閉装置。
  3. 前記開閉体は、横幅方向へ長尺なスラットを開閉方向へ複数接続しており、
    前記着脱緩衝部材は、複数のスラットを跨るように形成されていることを特徴とする請求項記載の開閉装置。
  4. 前記開閉体をその開放方向側で巻き取るようにした開閉装置であって、
    前記開閉体には、弾性材料からなる平板状緩衝部材が止着され、
    前記平板状緩衝部材は、前記開閉体が開放方向側で巻き取られた際に巻き重ならないように、開閉体面の閉鎖方向側に設けられていることを特徴とする請求項1~3何れか1項記載の開閉装置。
  5. 前記開閉体の表部又は裏部に第一のマグネットが固定され、前記開閉体の全閉状態で前記第一のマグネットに開閉体厚さ方向に対向する物体に、前記第一のマグネットと反発するように第二のマグネットが固定されていることを特徴とする請求項1~4何れか1項記載の開閉装置。
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