JP7098514B2 - 開閉装置 - Google Patents
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Description
この開閉装置によれば、開閉体が強風等により撓んだ際に、この開閉体と網戸やサッシ窓との間に位置し、これらが直接当接するのを阻んで、その衝撃を緩和することができる。
空間を仕切るように閉鎖動作する開閉体を備え、閉鎖状態の前記開閉体から厚さ方向へ離れた位置に戸を設けるようにした開閉装置であって、前記戸の幅方向一端側には突片部が設けられ、この突片部には、厚さ方向へ撓んだ際の前記開閉体に当接してその当接の際の衝撃を緩和する戸側緩衝部材が設けられ、前記戸側緩衝部材は、金属材料からなる芯材部と、この芯材部を覆う弾性部とを有し、前記突片部に対し嵌り合う凹状に形成されていることを特徴とする開閉装置。
第一の特徴は、空間を仕切るように閉鎖動作する開閉体と、この開閉体に一端側が止着されて引張操作可能な紐状部材とを備えた開閉装置において、前記開閉体の表部又は裏部に脱着可能に装着されて前記開閉体が厚さ方向の物体に直接当接しないようにする着脱緩衝部材を具備し、この着脱緩衝部材は、前記紐状部材の他端側に止着されている(図1及び図2参照)。
この第四の特徴を具備する開閉装置は、上述した第一~第三の特徴を具備せずとも、独立した発明として以下の作用効果を奏する。
すなわち、第四の特徴を具備した開閉装置によれば、平板状緩衝部材により開閉体が厚さ方向へ当接する際の衝撃を緩和できる上、開閉体が巻き取られた際の巻径が増大するのを防ぐことができる。また、平板状緩衝部材が巻き重なってへたってしまうのを防ぐこともできる。
この第五の特徴を具備する開閉装置は、上述した第一~第四の特徴を具備せずとも、独立した発明として以下の作用効果を奏する。
すなわち、第五の特徴を具備した開閉装置によれば、閉鎖状態の開閉体が厚さ方向へ撓んだ場合でも、第一のマグネットと第二のマグネットの反発力によりその撓みを抑制することができる。
この第六の特徴を具備する開閉装置は、上述した第一~第五の特徴を具備せずとも、独立した発明として以下の作用効果を奏する。
すなわち、第六の特徴を具備した開閉装置によれば、開閉体が撓んで戸に当接する際に衝撃をこれらの間に介在する戸側緩衝部材によって緩和することができ、その上、戸側緩衝部材を戸に対し頑強に装着することができる。
次に、上記特徴を有する具体的な実施態様について、図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の説明において、「開閉体厚さ方向」とは、閉鎖状態の開閉体の厚さ方向を意味する。また、「開閉体幅方向」とは、開閉体の開閉方向と略直交する方向であって、開閉体の厚さ方向ではない方向を意味する。また、「開閉体開閉方向」とは、開閉体が空間を仕切ったり開放したりするためにスライドする方向を意味する。
この開閉装置1は、例えば、構造物開口部の窓サッシの屋外側に固定されて窓用シャッター装置を構成し、開閉体10を上下方向へ動作して窓サッシ内の開口部Aを開閉する。
収納ケース31は、横長箱状に形成され、その下端部に、開閉体10を遊挿する横長の開口31aを有する(図1参照)。
この紐状部材51は、開閉体10の開閉ストロークの略半分程度の長さを有し、その一端側が、開閉体10の幅方向の中央側における下端側に止着されている。
そして、紐状部材51の他端側には、着脱緩衝部材52が止着されて、吊り下げられる。
この着脱緩衝部材52は、上下方向へ長尺な弾性部52aと、この弾性部52aに固定されたマグネット部52bとから一体的に構成され、磁力によって開閉体10に吸着する。
開閉体10の開放状態では、図2(a)に示すように、開閉体10の下端から紐状部材51によって着脱緩衝部材52が吊り下げられる。
このため、使用者等は、着脱緩衝部材52を下方へ引張り操作して、開閉体10を閉鎖動作させることができる。
なお、開閉体10の開放状態において、着脱緩衝部材52が不要であれば、この着脱緩衝部材52をガイドレール20や収納部30、座板部材12等に磁気吸着させるようにしてもよい。
また。閉鎖状態の開閉体10に着脱緩衝部材52を止着する際、着脱緩衝部材52を複数のスラット11aに跨らせるようにすれば、これら複数のスラット11aが上下方向において弓形に撓んだり、スラット11a間でしみ音が発生したり等するのを抑制することができる。
しかも、着脱緩衝部材52を使用しない時は、この着脱緩衝部材52を、開閉体10下端に吊り下げて放置したり、ガイドレール20や収納部30等の磁性部分に磁気吸着させたり等することができ、着脱緩衝部材52の収納性に優れている。
次に、本発明に係る他の実施態様について説明する。なお、以下に示す実施態様は、上記開閉装置1に対し、一部を変更しり追加したりしたものであるため、主にその一部分について詳述し、重複する詳細説明は省略する。
なお、この開閉装置2は、上記開閉装置1の着脱緩衝部材52を平板状緩衝部材53に置換した態様としてもよいし、着脱緩衝部材52と平板状緩衝部材53の双方を具備する態様としていてもよい。
この平板状緩衝部材53が設けられる開閉体10面は、開閉体10が巻き取られた際に外側となる面であって、かつ閉鎖状態の開閉体10における撓み想定側(例えば屋内側)の面である。
平板状緩衝部材53を開閉体10面に止着する手段は、例えば、接着剤や両面粘着テープ等を用いた接着とすればよい。
図5(a)(b)に示す開閉装置3では、開閉体10の表部又は裏部に第一のマグネット61を固定し、開閉体10の全閉状態で第一のマグネット61に開閉体厚さ方向に対向する位置に、第一のマグネット61と反発する第二のマグネット62を固定したものである。この開閉装置3において、他の構成は、上記開閉装置1のものと略同様である。
また、第二のマグネット62は、第一のマグネット61に対し同極を向けるようにして、開閉体10から厚さ方向へ離れた物体である戸x(例えば、網戸や窓等)の縦框に固定される。
図6(a)(b)に示す開閉装置4は、閉鎖状態の開閉体10から厚さ方向へ離れた位置に戸x(例えば、網戸や窓等)を備え、この戸xの幅方向一端側の突片部x1に、厚さ方向へ撓んだ際の開閉体10に当接してその当接の際の衝撃を緩和する戸側緩衝部材70を嵌合している。この開閉装置4における他の構成は、上記開閉装置1のものと略同様である。
なお、図7中、符号72aは、突片部x1の表面に圧接される突起である。この突起72aは、戸側緩衝部材70が突片部x1から抜けてしまうのを阻む。
10:開閉体
11:開閉体本体
11a:スラット
20:ガイドレール
51:紐状部材
52:着脱緩衝部材
52a:弾性部
52b:マグネット部
53:平板状緩衝部材
30:収納部
61:第一のマグネット
62:第二のマグネット
70:戸側緩衝部材
71:芯材部
72:弾性部
x:戸
Claims (5)
- 空間を仕切るように閉鎖動作する開閉体を備え、閉鎖状態の前記開閉体から厚さ方向へ離れた位置に戸を設けるようにした開閉装置であって、
前記戸の幅方向一端側には突片部が設けられ、この突片部には、厚さ方向へ撓んだ際の前記開閉体に当接してその当接の際の衝撃を緩和する戸側緩衝部材が設けられ、
前記戸側緩衝部材は、金属材料からなる芯材部と、この芯材部を覆う弾性部とを有し、
前記突片部に対し嵌り合う凹状に形成されていることを特徴とする開閉装置。 - 前記開閉体に一端側が止着されて引張操作可能な紐状部材を備え、
前記開閉体の表部又は裏部に脱着可能に装着されて前記開閉体が厚さ方向の物体に直接当接しないようにする着脱緩衝部材を具備し、この着脱緩衝部材は、前記紐状部材の他端側に止着され、
前記着脱緩衝部材が磁力によって前記開閉体に吸着するようにしたことを特徴とする請求項1記載の開閉装置。 - 前記開閉体は、横幅方向へ長尺なスラットを開閉方向へ複数接続しており、
前記着脱緩衝部材は、複数のスラットを跨るように形成されていることを特徴とする請求項2記載の開閉装置。 - 前記開閉体をその開放方向側で巻き取るようにした開閉装置であって、
前記開閉体には、弾性材料からなる平板状緩衝部材が止着され、
前記平板状緩衝部材は、前記開閉体が開放方向側で巻き取られた際に巻き重ならないように、開閉体面の閉鎖方向側に設けられていることを特徴とする請求項1~3何れか1項記載の開閉装置。 - 前記開閉体の表部又は裏部に第一のマグネットが固定され、前記開閉体の全閉状態で前記第一のマグネットに開閉体厚さ方向に対向する物体に、前記第一のマグネットと反発するように第二のマグネットが固定されていることを特徴とする請求項1~4何れか1項記載の開閉装置。
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