JP7098382B2 - データ管理装置およびデータ管理方法 - Google Patents

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本発明は、データ管理装置およびデータ管理方法に係り、特に、大量のデータを対象に所定の周期で更新の有無を判断し、更新の行われたデータの更新情報を、関連する各種の属性情報と共に視認し易い形態にイメージ化、見える化して出力するデータ管理装置およびデータ管理方法に関する。
一般的に、工業製品は多数の部品から構成され、また各種製品の製造や使用に応じて大量の更新情報が存在し、これらの情報を担当部門を超えて統合的に一元管理することは煩雑を極める。
また、製品の企画や設計、部品の調達においては仕様や設計の変更に応じて複数の部門で更新作業が行われるため、どの部品に対して、いつ、誰が、どのような更新が行われたのかといった更新の履歴情報を記録し、かつ簡単に参照できるように管理することが、その後の製品開発の効率化に有効である。
特許文献1には、プロジェクトの構成要素に対する変更の実績を受け付けて構成要素の情報を更新する際に、変更の対象について変更の事実と変更の記録との間に不整合が発生していないか確認を促す方法が開示されている。
一方、製品や製造物の設計や製造などの更新情報は、その管理を容易にするために、種別ごと、機能ごと、用途ごと、あるいは目的ごとに分類されて複数のフォルダで管理され、かつ各フォルダは相互の関連性を考慮して階層化されることがある。
特開2008-197728号公報
しかしながら、このような階層化フォルダによるデータ管理では、そのファイル属性を表示するプロパティに記述されたファイルパス情報、更新者情報および更新日時情報等を参照できるだけであり、その更新データの内容がどのような影響を与えるかの判断が容易ではない。
また、特にデータが三次元データである場合等では、更新内容を視覚的に一見で認識できるように、その三次元データを所望の形式にイメージ化して参照できるようにすることが望ましい。しかしながら、三次元データは一般に専用アプリケーションにより生成され、その参照にも専用アプリケーションが必要となるなど、更新内容の確認も容易ではなかった。
本発明の目的は、上記の技術課題を解決し、更新された二次元又は三次元のデータの更新時点の情報を、関連する各種の属性情報と共に視認し易い形態にイメージ化、見える化して出力するデータ管理装置およびデータ管理方法を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明のデータ管理装置およびデータ管理方法は、以下の構成を具備した点に特徴がある。
(1) 請求項1の発明は、所定のルールに基づいて階層化されたフォルダ群に蓄積されているデータの属性情報を含む階層化ログを記憶する階層化ログDBと、前記各データのプロパティログを記憶するプロパティログDBと、所定の期間内に更新されたデータを前記プロパティログに基づいて判別し、前記階層化ログと照合してその属性情報を探索する手段と、前記探索された属性情報に対応するデータのイメージを所定の形式で取得する手段と、前記取得したイメージを前記階層化ログおよびプロパティログの少なくとも一方と関連付けて表示する手段とを具備した。
(2) 請求項2の発明は、前記イメージを取得する手段が、前記更新されたデータを蓄積するフォルダの上位階層および下位階層の少なくとも一方の階層化ログを有しているイメージも取得することを特徴とする。
(3) 請求項3の発明は、前記データが二次元データであり、前記イメージを取得する手段が、前記更新されたデータのキャプチャ画像を取得することを特徴とする。
(4) 請求項4の発明は、前記データが三次元データであり、前記イメージを取得する手段が、前記更新されたデータを所定の方向からキャプチャした画像を取得することを特徴とする。
(5) 請求項5の発明は、前記イメージを取得する手段が、前記更新されたデータのサムネイル化されたイメージを取得することを特徴とする。
(6) 請求項6の発明は、前記属性情報に対応する管理情報を記憶する管理情報DB(301)を更に具備し、前記表示する手段は、前記取得したイメージを前記階層化ログ、プロパティログおよび管理情報の少なくとも一つと関連付けて表示することを特徴とする。
(7) 請求項7の発明は、前記表示する手段が、前記イメージおよび属性情報を異なる表示窓で表示し、前記イメージが他のデータのイメージに切り替えられると、前記属性情報を当該他のデータの属性情報に切り替えることを特徴とする。
(8) 請求項8の発明は、コンピュータが、所定のルールに基づいて階層化されたフォルダ群に蓄積されているデータの属性情報を含む階層化ログを記憶し、前記各データのプロパティログを記憶し、所定の期間内に更新されたデータを前記プロパティログに基づいて判別し、前記階層化ログと照合してその属性情報を探索し、前記探索された属性情報に対応するデータのイメージを所定の形式で取得し、前記取得したイメージを前記階層化ログおよびプロパティログの少なくとも一方と関連付けて表示することを特徴とする。
本発明によれば、以下のような効果が達成される。
(1) 請求項1の発明は、所定のルールに基づいて階層化されたフォルダ群に蓄積されているデータの属性情報を含む階層化ログを記憶する階層化ログDBと、前記各データのプロパティログを記憶するプロパティログDBと、所定の期間内に更新されたデータを前記プロパティログに基づいて判別し、前記階層化ログと照合してその属性情報を探索する手段と、前記探索された属性情報に対応するデータのイメージを所定の形式で取得する手段と、前記取得したイメージを前記階層化ログおよびプロパティログの少なくとも一方と関連付けて表示する手段とを具備した。
これにより、請求項1の発明によれば、更新されたデータの階層化ログと照合してその属性情報から対応するデータのイメージを所定形式で取得するので、イメージ取得に要する処理効率を高めることが可能になる。また、更新されたデータのイメージが取得され、その属性情報と共に表示されるので、更新作業の内容を視覚的にも認識できるようになって変化点や状況把握などの一元管理の効率を高めることができる。
(2) 請求項2の発明は、前記イメージを取得する手段が、前記更新されたデータを蓄積するフォルダの上位階層および下位階層の少なくとも一方の階層化ログを有しているデータのイメージも取得することを特徴とする。これにより、請求項2の発明によれば、更新されたデータのみならず、階層的にその上位フォルダおよび下位フォルダに蓄積されているデータのイメージも同時に取得して表示することができるので、更新されたデータと関連する他のデータの確認が容易になって状況把握が容易になる。
(3) 請求項3の発明は、前記データが二次元データであり、前記イメージを取得する手段が、前記更新されたデータのキャプチャ画像を取得することを特徴とする。これにより、請求項3の発明によれば、データが通常の画像や文書等であっても、その更新状況の把握が容易になる。
(4) 請求項4の発明は、前記データが三次元データであり、前記イメージを取得する手段が、前記更新されたデータを所定の方向からキャプチャした画像を取得することを特徴とする。これにより、請求項4の発明によれば、三次元データを専用のアプリケーションを用いることなく、状況把握し易いイメージとして視認できるので、三次元データの更新状況の把握が容易になる。
(5) 請求項5の発明は、前記イメージを取得する手段が、前記更新されたデータのサムネイル化されたイメージを取得することを特徴とする。これにより、請求項5の発明によれば、データのイメージをキャプチャする場合に較べてデータサイズの削減が可能になり、短時間でのイメージ取得が可能になる。
(6) 請求項6の発明は、前記属性情報に対応する管理情報を記憶する管理情報DBを更に具備し、前記表示する手段は、前記取得したイメージを前記階層化ログ、プロパティログおよび管理情報の少なくとも一つと関連付けて表示することを特徴とする。これにより、請求項6の発明によれば、更新されたデータのイメージを管理情報により選択し、または管理情報と関連付けて表示することが可能になるので、大量の更新されたデータの中から必要なデータを選択することが容易になる。
(7) 請求項7の発明は、前記表示する手段が、前記イメージおよび属性情報を異なる表示窓で表示し、前記イメージが他のデータのイメージに切り替えられると、前記属性情報を当該他のデータの属性情報に切り替えることを特徴とする。これにより、請求項7の発明によれば、イメージとその属性情報とを互いに対応させて状況を把握することが可能となり、管理効率が向上する。
(8) 請求項8の発明は、コンピュータが、所定のルールに基づいて階層化されたフォルダ群に蓄積されているデータの属性情報を含む階層化ログを記憶し、前記各データのプロパティログを記憶し、所定の期間内に更新されたデータを前記プロパティログに基づいて判別し、前記階層化ログと照合してその属性情報を探索し、前記探索された属性情報に対応するデータのイメージを所定の形式で取得し、前記取得したイメージを前記階層化ログおよびプロパティログの少なくとも一方と関連付けて表示することを特徴とする。
これにより、請求項8の発明によれば、更新されたデータの階層化ログと照合してその属性情報から対応するデータのイメージを所定形式で取得するので、イメージ取得に要する処理効率を高めることが可能になる。また、更新されたデータのイメージが取得され、その属性情報と共に表示されるので、更新作業の内容を視覚的にも認識できるようになって変化点や状況把握などの一元管理の効率を高めることができる。
本発明の一実施形態に係るデータ管理システムの主要部の構成を示した機能ブロック図である。 階層化フォルダDBおよび階層化ログDBに共通する論理データ構造としてのツリー構造を模式的に示した図である。 所定の監視期間内に更新された図面データのイメージを一覧表示する例を示した図である。 見える化処理部(406)による表示例を示した図である。 見える化処理部(406)による他の表示例を示した図である。 見える化処理部(406)による更に他の表示例を示した図である。 本発明の一実施形態の動作を示したフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るデータ管理システムの主要部の構成を示した機能ブロック図であり、ここでは、本発明の説明に不要な構成は図示が省略されている。
データサーバ1は、設計図など上位構成と下位構成とを所定のルールに従って階層化したスケルトンツリーと称される論理データ構造のデータで構成され、図面データを含む大量のデータをその論理データ属性に対応した図面専用フォルダに蓄積する階層化フォルダデータベース(DB)101を備える。
業務サーバ7は、業務全般に関する所定のフォルダ毎にワードファイルやエクセルファイルを蓄積する業務用DB701を備える。管理情報サーバ3は、作業者IDごとに、その氏名、所属、権限などの管理情報を記憶する管理情報DB301を備える。
ログ取得サーバ6は、フォルダ内の各データのパス名(ファイル名)、作成日時、更新日時、最終アサクセス日時、サイズ等の一般的なプロパティログを蓄積するプロパティログDB601、および前記データサーバ1の階層属性を含む階層化ログを前記階層化フォルダDB101の各階層名を含むパス名で記憶する階層化ログDB602を備える。本実施形態では、各データの階層化されたパス名、作成日時、更新日時、最終アクセス日、上位フォルダ識別子および下位フォルダ識別子などの階層属性の履歴が階層化ログとして記憶されている。なお、階層ログのパスには後述する階層LV毎に呼応した情報が入っている。
作業者システム2は、複数の作業者クライアント(コンピュータ)201を含み、各作業者クライアント201には、そのOS上で動作するCADアプリケーション202が実装されている。
各作業者が各作業者クライアント201上でCADアプリケーション202を起動してデータを作成すると、そのデータが前記データサーバ1へ転送され、各データの属性に対応するフォルダに蓄積される。このフォルダは「マップ」と称され、マップ(MAP)のフォルダには、関連するCAD図のファイルが前記階層情報とリンクして保存されるので、それぞれに専用のフォルダ名が付与される。
また、各作業者が各作業者クライアント201上でデータを変更、削除等により更新すると、その更新内容が各データに反映され、当該データに対応したマップ(MAP)のプロパティログおよび保存先のパスである階層化ログが更新される。
分散管理システム4は、負荷分散を目的として複数の分散管理クライアント401を含む。各分散管理クライアント401には、そのOS上で動作するCADアプリケーション402が実装されている。
分散管理システム4は更に、更新されたデータを識別して探索する探索部403、更新されたデータのイメージを取得する第1および第2イメージ取得部404,405を含み、更に更新されたデータごとに、そのイメージおよび属性情報を対応付けて可視化表示する見える化処理部406を備える。
分散管理システム4は、定期的(例えば、24時間周期)に前記探索部403を起動することで、その間に更新されたデータを識別してその蓄積場所を探索し、当該データのイメージ取得を第1および第2イメージ取得部404,405に対して要求する。
本実施形態では、一部のデータがCADアプリケーションに固有のフォーマットで記述されおり、OS標準のビュアーでは各データをイメージ化することができない。そこで、第1イメージ取得部404はCADアプリケーション402を起動し、前記イメージの取得を要求されたデータを画像メモリ上に展開し、Print Screen機能により所定の形式でキャプチャすることで、更新時の概要を把握するためのイメージを取得する。
なお、データが三次元の図面データであると、前記第1イメージ取得部404は当該データの予め設定されている方向から見込んだイメージを取得できるように、前記データの姿勢を回転させてからPrint Screen機能によりイメージをキャプチャする。
例えば、右斜め45°から見込んだ鳥瞰図のイメージ、あるいは前後左右上下の6方向から見込んだ6面図のイメージをキャプチャすることが可能であり、利用目的に応じて任意に設定できる。
一方、大量のデータが更新されていると、限られた台数の管理クライアント401により、全てのデータのイメージを上記のようにPrint Screen機能でキャプチャすることが困難となる。そこで、本実施形態では各分散管理クライアント401が第2イメージ取得部405を併設し、データの属性等に応じて、重要度の低いデータ等に関しては、サムネイル化された低画質のイメージを取得することもできるようにしている。これにより、分散管理クライアント401ではCADアプリケーション402を起動する必要がなくなるので、低い処理負荷でデータのイメージを取得できるようになる。
図2は、階層化フォルダDB101および階層化ログDB602に共通するファイルパスのツリー構造を模式的に示した図であり、ここでは、工業製品のデータ管理に好適な構造について説明する。
本実施形態では、車両の形態がsports系、On/Off系、Normal系に分類され、分類ごとに上位階層から順にLV(レベル)1階層、LV2階層、LV3階層…の各フォルダが設けられている。LV1階層は、例えば機種開発コードなどの呼称情報であり、LV2階層は、車両の機能部位(例えば、前廻り、後廻り、下廻り、足廻り、エンジン廻りなど)を表す記号である。LV3階層は、派生機種などの呼称情報である。LV4階層は、部品を表す情報であり、F01はタンク、F10はフレームなどの記号情報である。LV4階層よりも下層階のツリーには、任意の名称を付けることができるようになっている。
このような構成において、作業者が作業者クライアント201のCADアプリケーション202上でデータを作成してデータサーバ1へ新規登録し、あるいはデータサーバ1の各フォルダに既登録のデータに対して修正等の更新作業を行うと、当該データに関する階層化ログが階層化ログDB602上で保存され、当該データが更新される。
分散管理システム4は経過時間を監視し、所定の監視時刻になると、前記探索部403が前回の監視時刻から今回の監視時刻までの監視期間中に更新されたデータを、そのプロパティログに記述されている更新時刻に基づいて識別する。
前記探索部403は更に、プロパティログと階層化ログとをそのパス名(ファイル名)に基づいて照合することで当該更新されたデータを前記階層化フォルダDB101上で探索し、かつ当該データを蓄積するフォルダの上位階層フォルダおよび下位階層フォルダも識別する。
前記第1および第2イメージ取得部404,405は、前記探索されたフォルダならびにその上位層およびに下位層の各フォルダに関する属性情報を参照してイメージの取得形式を決定する。本実施形態では、予め階層ごとにデータをPrint Screenおよびサムネイルのいずれの形式でイメージ化すべきかが決定されている。
ここで、データをPrint Screen機能によりイメージ化する場合、当該データを割り当てられている管理クライアント401がCADアプリケーション402を起動して前記各フォルダ内のデータにアクセスすることで、当該データを画像メモリ上に展開する。そして、Print Screen処理を自動的に実行することで、そのイメージをキャプチャする。
これに対して、データをサムネイル機能によりイメージ化する場合、前記第2イメージ取得部405は前記CADアプリケーシ402を起動することなく、当該データに関して予め生成され、当該データと紐付けられているサムネイルをデータサーバ1から取得する。これにより、全てのイメージをPrint Screen処理でキャプチャする場合に較べて、サムネイルとした分だけ処理時間を短縮し、記憶容量を削減することができる。上記のイメージ取得処理は、今回の監視期間内に更新された全てのデータに対して、複数の分散管理クライアント201により負荷分散しながら実行される。
見える化処理部406は、更新されたデータのプロパティログ、階層化ログおよび管理情報の少なくとも一部を、そのイメージと対応付けて表示出力する。
図3は、前記見える化処理部406が所定の監視期間内に更新されたデータのイメージを一覧表示する例を示した図であり、前記二次元データ、三次元データ、ワードファイル、あるいはエクセルファイル等のイメージが、その更新日時を表すテキスト情報と共に表示される。また、当該監視期間内に複数回の更新があったデータに関しては、その全てのイメージが表示され、更新のバージョンを示す識別子として、更新時刻に「V」が付した文字列が併記される。
さらに、本実施形態では前記第1イメージ取得部404がPrint Screen処理によりキャプチャしたイメージは背景を淡色で表示し、前記第2イメージ取得部405がサムネイルを取得したイメージは、その背景を濃色で表示することにより、両者を容易に識別できるようにしている。
図4は、前記見える化処理部406が更新されたデータの属性情報を表示する例を示した図である。
本実施形態では、一の監視期間(監視日)に関して構築された一方側のログと、他の一の監視期間(監視日)に関して構築された他方側のログとの比較結果が表示されている。本実施形態では一方側のログを基準として、当該一方側のログに対する他方側のログの相違部分を前記階層化ロブのツリー構造のLV(レベル)別に表示したものであり、LV5とLV6については、前記の通り下層階のデータであることを示している。
例えば、一方側のログには登録されていたデータが他方側のログには未登録であると「変化点」が「削除」として表示されるようにすることで、当該データが削除されたことを簡単に視認できるようになる。
また、一方側のログには未登録のデータが他方側のログには登録されていると「変化点」が「追加」として表示されるようにすることで、当該データが新たに追加されたことを簡単に視認できるようになる。
さらに、対応するデータの最終更新日が異なっていると「変化点」が「更新」として表示されるようにすることで、当該データの内容が更新されたことを簡単に視認できるようになる。
なお、本実施形態では、所望の属性情報をクリックすると、当該属性情報に対応したデータのイメージを表示させることができる。
図5は、前記見える化処理部406による他の表示例を示した図であり、図示の例では、一週間の周期で時系列的に開発の大日程を表示し、階層化フォルダDB101のフォルダごとに、更新されたデータの件数が一覧表示されている。
本実施形態では、表示対象のフォルダを任意に選択できる。また、更新されたデータの件数をクリックすると、当該更新された全てのデータの属性を含む詳細な情報が下方に一覧表示される。また、例えば71行目の「F01」をクリックすると、その行の属性情報が時系列で下欄に表示される。また、図示は省略しているが、件数をクリックすると、それに対応したデータのイメージを表示させることができる。
図5の71行目から78行目には、ツリー構造のLV4の部品を表す記号が表示され、79行目にはその合計件数が表示されている。81行目から89行目には、CADの図面を蓄積したフォルダ名称(MAP)に対する件数が表示されている。このように、本実施形態では大量の更新データを一元管理して見える化している。
図6は、前記見える化処理部406による更に他の表示例を示した図であり、更新されたデータのイメージとその属性情報とが同一画面上の異なるウインドウに表示されるようにした点に特徴がある。
また、本実施形態ではイメージをクリックして左方向または右方向へスクロール操作すると、当該操作に応答してイメージが他のデータのイメージに切り替わり、これに同期して属性情報の表示も当該他のデータの属性情報に切り換わる。したがって、イメージとその属性情報との対応関係を常に正しく維持できるようになる。
図7は、本発明の代表的な動作を示したフローチャートであり、主に分散管理システム4の動作を示している。
ステップS1では、所定の監視タイミングであるか否かが判断される。監視タイミングであればステップS2へ進み、前記プロパティログDB601に記憶されているプロパティログが参照される。ステップS3では、例えばプロパティログの更新日時に基づいて、所定の期間内に更新されたデータの有無が判断される。なお、監視タイミングが所定の周期で設定されているのであれば、前回の監視タイミング以降に更新されたデータの有無が判断される。
更新されたデータが存在するとステップS4へ進み、前記更新されたデータのプロパティログに対応した階層化ログが、前記探索部403により前記階層化ログDB602の階層情報LV1からLV6に基づいて、必要に応じて管理情報301と照合した上で解析され、そのイメージ取得の要否、およびイメージ取得する場合にはその取得形式が特定される。
ステップS5では、前記ステップS4で特定された取得形式が判断される。その結果、イメージをPrint Screen処理でキャプチャするのであれば、ステップS6へ進んでCADアプリケーションが起動される。ステップS7では、前記データが画像メモリ上に展開される。ステップS8では、前記展開された画像がPrint Screen処理でキャプチャされる。
これに対して、前記ステップS4で特定された取得形式がサムネイルであればステップS9へ進み、当該データに関して生成済みのサムネイル画像が取得される。ステップS10では、前記取得したイメージおよびその属性情報、必要に応じて関連する管理情報からの情報が、各種表示方式により画面表示を操作して見える化される。
なお、上記の実施形態では時間依存のタイミングでプロパティログを参照することで所望の期間内に更新されたデータを識別するものとして説明した。しかしながら、本発明はこれのみに限定されるものではなく、建築、工事、設備保全、棚卸しなどの所定のイベントを契機にプロパティログを参照するようにしても良いし、更新作業が行われるごとに即時処理するようにしても良い。
さらに、上記の実施形態では更新対象が図面データである場合を例にして説明したが、本発明はこれのみに限定されるものではなく、階層化された論理データ構造を有するデータ管理システムであれば、どのようなシステムにも同様に適用することができる。
1…データサーバ,2…作業者システム,3…管理情報サーバ,4…分散管理システム,6…ログ取得サーバ,7…業務サーバ,101…階層化フォルダDB,201…作業者クライアント,202…CADアプリケーション,301…管理情報DB,401…分散管理クライアント,402…CADアプリケーション,403…探索部,404…第1イメージ取得部,405…第2イメージ取得部,406…見える化処理部,601…プロパティログDB,602…階層化ログDB,701…業務用DB

Claims (7)

  1. 所定のルールに基づいて階層化されたフォルダ群に蓄積されているデータの属性情報を含む階層化ログを記憶する階層化ログDB(101)と、
    前記各データのプロパティログを記憶するプロパティログDB(601)と、
    所定の期間内に更新されたデータを前記プロパティログに基づいて判別し、前記階層化ログと照合してその属性情報を探索する手段(403)と、
    前記探索された属性情報に対応するデータのイメージを所定の形式で取得する手段(404,405)と、
    前記取得したイメージを前記階層化ログおよびプロパティログの少なくとも一方と関連付けて表示する手段(406)とを具備し
    前記イメージを取得する手段は、各データをそのイメージの取得要求に応答して当該データに固有のアプリケーションで画像メモリ上に展開し、そのキャプチャ画像を取得することを特徴とするデータ管理装置。
  2. 前記イメージを取得する手段は、前記更新されたデータを蓄積するフォルダの上位階層および下位階層の少なくとも一方の階層化ログを有しているデータのイメージも取得することを特徴とする請求項1に記載のデータ管理装置。
  3. 前記データが三次元データであり、
    前記イメージを取得する手段は、前記更新されたデータを所定の方向からキャプチャした画像を取得することを特徴とする請求項1または2に記載のデータ管理装置。
  4. 前記イメージを取得する手段(405)は、前記更新されたデータのサムネイル化されたイメージを取得することを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載のデータ管理装置。
  5. 前記属性情報に対応する管理情報を記憶する管理情報DB(301)を更に具備し、
    前記表示する手段(406)は、前記取得したイメージを前記階層化ログ、プロパティログおよび管理情報の少なくとも一つと関連付けて表示することを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載のデータ管理装置。
  6. 前記表示する手段は、前記イメージおよび属性情報を異なる表示窓で表示し、
    前記イメージが他のデータのイメージに切り替えられると、前記属性情報を当該他のデータの属性情報に切り替えることを特徴とする請求項1またはのいずれかに記載のデータ管理装置。
  7. コンピュータが、
    所定のルールに基づいて階層化されたフォルダ群に蓄積されているデータの属性情報を含む階層化ログを記憶し、
    前記各データのプロパティログを記憶し、
    所定の期間内に更新されたデータを前記プロパティログに基づいて判別し、前記階層化ログと照合してその属性情報を探索し、
    前記探索された属性情報に対応するデータのイメージを所定の形式で取得し、
    前記取得したイメージを前記階層化ログおよびプロパティログの少なくとも一方と関連付けて表示し、
    前記イメージは、各データをそのイメージの取得要求に応答して当該データに固有のアプリケーションで画像メモリ上に展開し、キャプチャ画像として取得することを特徴とするデータ管理方法。
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