JP7097264B2 - 光照射装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば製品等のワークに光を照射し、傷の有無やマーク読み取り等の検査を行うために用いられる光照射装置に関するものである。
この種の光照射装置としては、特許文献1に示すように、ワークと撮像装置との間に配置され、ワークで反射した光を撮像装置に向かって通過させるスリットが形成されたものがある。
具体的にこの光照射装置は、光源を収容する一対の筐体が互いに離間して設けられており、これらの筐体の隙間が上述したスリットとして形成されている。これらの筐体は、それぞれの側壁にネジ留めされた連結部材によって連結されており、連結部材に形成されたネジ孔を長孔形状にすることで、一対の筐体の離間距離、すなわちスリット幅を調整できるようにしてある。
しかしながら、このような構成であると、一対の筐体を精度良く位置決めすることが難しく、スリットが所望の幅となるように組み立てていくことが大変である。しかも、一対の筐体を連結するための連結部材やネジ等が必要であり、部品点数が多く、製造コストの増大を招く。
特開2017-32289号公報
そこで、本願発明は、上記問題点を一挙に解決すべくなされたものであり、組み立てが簡単でありながらもスリットを所望の幅にすることができ、しかも部品点数を減らして製造コストの削減を図ることをその主たる課題とするものである。
すなわち本願発明にかかる光照射装置は、光源と、前記光源からの光をワークに射出する光射出領域と、前記光射出領域を隔てるスリットが形成されたスリット構造体とを具備し、前記スリット構造体が、互いに対向して前記スリットを形成する一対のスリット形成板と、前記一対のスリット形成板の同じ側の一端部を支持する第1支持板と、前記一対のスリット形成板の前記一端部とは反対側の他端部を支持する第2支持板とを有し、前記一対のスリット形成板が、前記第1支持板及び前記第2支持板に対して位置決めされていることを特徴とするものである。
このような光照射装置であれば、一対のスリット形成板が第1支持板及び第2支持板に対して位置決めされているので、所望の幅のスリットが形成されたスリット構造体を組み込むことで、スリット幅の調整等をすることなく、所望の幅のスリットが形成された光照射装置を簡単に組み立てることができる。
しかも、光源を収容する筐体を分けることなく、スリットを形成することができるので、従来であれば筐体を分けることで必要であった連結部材やネジ等を不要にすることができ、部品点数を減らして製造コストの削減を図れる。
前記スリット構造体が、前記一対のスリット形成板の間隔を調整不能に構成されていることが好ましい。
このような構成であれば、スリット構造体を予めスリット幅が固定されたものにすることができ、これによる組み立て性の容易化や部品点数の削減を図れる。
前記第1支持板が、前記一対のスリット形成板それぞれの前記一端部が面接触する第1被当接面を有し、前記第2支持板が、前記一対のスリット形成板それぞれの前記他端部が面接触する第2被当接面を有していることが好ましい。
このような構成であれば、第1被当接面や第2被当接面に一対のスリット形成板の端部を当接させることで、一対のスリット形成板を簡単に位置決めすることができる。
具体的な構成としては、前記光源を収容する筐体をさらに具備し、前記筐体において互いに対向する側壁の内面に、前記第1支持板及び前記第2支持板が嵌め込まれる位置決め溝が形成されている構成が挙げられる。
このような構成であれば、位置決め溝に第1支持板及び第2支持板を嵌め込むことで、筐体にスリット構造体を簡単に組み込むことができる。
また、別の構成としては、前記光源を収容する筐体をさらに具備し、前記筐体において互いに対向する側壁の一方が、前記第1被当接面が形成された前記第1支持板であり、前記筐体において互いに対向する側壁の他方が、前記第2被当接面が形成された前記第2支持板である構成が挙げられる。
このような構成であれば、一対の側壁に形成された第1被当接面及び第2被当接面に一対のスリット形成板の端部を当接させることで、一対のスリット形成板を簡単に位置決めすることができ、しかも筐体の側壁を第1支持板や第2支持板として利用することで、部品点数の更なる削減を図れる。
組み立て性のさらなる向上を図るためには、前記互いに対向する側壁それぞれの内面に、前記光射出領域が設けられた発光板をスライド挿入可能なスライド溝が形成されていることが好ましい。
前記一対のスリット形成板が、前記光射出領域からその反対側に向かって離間距離が長くなるように傾いていることが好ましい。
このような構成であれば、スリットが光射出領域からその反対側に向かって徐々に拡がる形状となるので、光射出領域を狭くすることなく、即ち、ワークに照射する光量を低下させることなく、ワークを撮像する方向を変更することができる。
上述したようにスリット形成板を傾けると、光射出領域におけるスリット側に光源からの光が届きにくく、光射出領域の輝度の均一性が低下してしまう。
そこで、前記一対のスリット形成板における対向面の裏面が、前記光源からの光を前記光射出領域に反射させる反射面であることが好ましい。
このような構成であれば、光源からの光の一部をスリット形成板の裏面で反射させて光射出領域のスリット側に向かわせることができるので、光射出領域のスリット側の光量が補われ、光射出領域の輝度の均一性を向上させることができる。
このように構成した本願発明によれば、組み立てが簡単でありながらもスリットを所望の幅にすることができ、しかも部品点数を減らして製造コストの削減を図れる。
本実施形態の光照射装置の全体構成図。 本実施形態の光照射装置の筐体内の構成を示す断面図。 本実施形態の光照射装置の全体構成を示す斜視図。 本実施形態のスリット構造体の構成を示す斜視図。 本実施形態のスリット構造体の組み込み方を示す図。 その他の実施形態のスリット構造体の構成を示す斜視図。 その他の実施形態のスリット構造体の構成を示す斜視図。 その他の実施形態の光射出領域を説明するための図。
以下に本願発明に係る光照射装置の一実施形態について図面を参照して説明する。
本実施形態に係る光照射装置100は、図1に示すように、ワークW(検査物)に光を照射するものであり、例えばラインセンサカメラと称される撮像装置CによってワークWの所定領域を撮影し、得られた画像データを画像処理装置(図示しない)で取り込んで傷等の有無の表面検査を行う製品検査システムX等に用いられる。
なお、本実施形態におけるワークWは、例えば、所定方向に一定速度で流れていく紙やフィルム等の連続物や、コンベアに載置されて連続して搬送されるカットフィルムやカット硝子等の個別品である。
この光照射装置100は、ワークWと撮像装置Cとの間に配置されるものであり、具体的には図2及び図3に示すように、筐体10と、筐体10に収容された光源ユニット20と、ワークWに対向するように筐体10に設けられた発光板30とを備えたものである。
筐体10は、一面に形成された開口10aがワークWに対向するように配置されるものであり、開口10aに対向する底壁11と、底壁11の周囲に設けられた側壁12とを有している。ここでの底壁11は開口10aと平行であり、底壁11の外面にはヒートシンクなどの放熱部材40が設けられている。
光源ユニット20は、図2に示すように、筐体10の底壁11に設けられた複数のLED光源21を有するものであり、図示しない制御部から送信されるON/OFF信号や光量信号などの制御信号に基づいて調光制御される。
発光板30は、ワークWに対向する光射出領域たる発光面31からワークWに向けて光を射出するものであり、筐体10の開口10aを塞ぐように設けられている。具体的に発光板30は、例えば矩形平板状の透光性を有する拡散板又は導光板であり、ここでは筐体10の底壁11と平行に設けられている。
然して、本実施形態の光照射装置100は、図1~図3に示すように、光射出領域を隔てるスリットSが形成されたスリット構造体50を具備してなり、ワークWで反射した光がこのスリットSを通過して撮像装置Cに向かうように構成されている。
スリット構造体50は、所望の幅のスリットSが予め形成されるとともに、そのスリット幅を調整不能に構成されたものである。言い換えれば、スリット構造体50は、スリットSの幅を調整するための機構を備えておらず、ここでは筐体10とは別に予めユニット化されている。なお、スリット構造体50は、筐体10の内部空間を2つの空間に仕切っており、それぞれの空間に上述した光源ユニット20や発光板30が設けられている。
具体的にスリット構造体50は、図4に示すように、互いに対向してスリットSを形成する一対のスリット形成板51と、一対のスリット形成板51の同じ側の一端部51aを支持する第1支持板52aと、一対のスリット形成板51の一端部51aとは反対側の他端部51bを支持する第2支持板52bとを有している。
一対のスリット形成板51は、例えば長方形などの長尺状をなす平板であり、互いに対向する対向面511の間がスリットSとして形成される。これら一対のスリット形成板51は、光射出領域たる発光面31側からその反対側に向かって離間距離が長くなるように傾いている。言い換えれば、一対のスリット形成板51の対向面511の間隔、すなわちスリット幅は、ワークW側からその反対側(撮像装置C側)に向かって徐々に長くなるようにしてあり、スリット形状は、ワークW側からその反対側に向かって徐々に拡がるテーパ状としてある。
ここでのスリット形成板51は反射板であり、各スリット形成板51における対向面511の裏面は、LED光源21からの光を反射させる反射面512である。これらの反射面512は、上述した対向面511と同様に傾いており、LED光源21からの光を発光面31側に反射させるように設けられている。
第1支持板52aは、一対のスリット形成板51における長手方向の一端部51aが例えばネジや接着剤等により取り付けられて固定されるものである。つまり、一対のスリット形成板51の一端部51aは、共通の部材である第1支持板52aに直接支持された状態で固定されており、一対のスリット形成板51及び第1支持板52aは一体化されている。
具体的に第1支持板52aは、スリットSの拡がり角度に沿った一対の側面521を有する例えば三角形状の平板である。これらの側面521は、スリット形成板51の対向面511における一端部51a側が当接する第1被当接面521として機能し、これらの面を当接させることで、所望の拡がり角度を有するスリットSが形成される。
第2支持板52bは、第1支持板52aと同様の構成を有している。すなわち、第2支持板52bは、一対のスリット形成板51における長手方向の他端部51bが例えばネジや接着剤等により取り付けられて固定されるものである。つまり、一対のスリット形成板51の他端部51bは、共通の部材である第2支持板52bに支持された状態で固定されており、一対のスリット形成板51及び第2支持板52bは一体化されている。
具体的に第2支持板52bは、スリットSの拡がり角度に沿った一対の側面522を有する例えば三角形状の平板である。これらの側面522は、スリット形成板51の対向面511における他端部51b側が当接する第2被当接面522として機能し、これらの面を当接させることで、所望の拡がり角度を有するスリットSが形成される。
このように、一対のスリット形成板51の一端部51aを第1支持板52aに固定するとともに、一対のスリット形成板51の他端部51bを第2支持板52bに固定することで、第1支持板52a及び第2支持板52bに対して一対のスリット形成板51が位置決めさるとともに、これらがユニット化されてなるスリット構造体50が構成される。
このスリット構造体50は、筐体10に組み込まれることで、筐体10とともに光照射装置100を構成する。
より具体的に説明すると、図5に示すように、筐体10の側壁12のうちスリット構造体50を長手方向両側から挟み込む一対の側壁12の内面121には、第1支持板52a及び第2支持板52bが嵌め込まれる位置決め溝12xが形成されている。この位置決め溝12xは、第1支持板52aや第2支持板52bがガタ無く嵌め込まれるものであり、第1支持板52aや第2支持板52bの平面視形状と対応する形状である。ここでの位置決め溝12xは例えば頂点部分が光射出領域側を向く三角形状をなし、この位置決め溝12xを形成する一対の側面がスリット構造体50を位置決めする位置決め面122として機能する。ここでは、側壁12において底壁11が取り付けられる上面123と側壁12の内面121とを切り欠いて三角形状をなす位置決め溝12xを形成してあり、位置決め溝12xの底辺部分から頂点部分に向かってスリット構造体50をスライド挿入可能に構成してある。これにより、一方の位置決め溝12xに第1支持板52aが嵌め込まれるとともに、他方の位置決め溝12xに第2支持板52bが嵌め込まれて、筐体10に対してスリット構造体50が位置決めされる。
また、これらの側壁12の内面121には、発光板30がスライド挿入可能なスライド溝12yが形成されている。具体的にスライド溝12yは、スリットSの幅方向に沿って形成されており、側壁12の一方の側面124から他方の側面124に亘って形成されている。ここでは、位置決め溝12xの光射出領域側の端部、すなわち三角形状をなす位置決め溝12xの頂点部分と、スライド溝12yとが繋がっている。これにより、スリット構造体50が位置決め溝12xに嵌め込まれた状態において、発光板30をスライド溝12yにスライド挿入することで、発光板30をスリット構造体50に押し当てて位置決めできるように構成されている。
続いて、本実施形態の光照射装置100に組み立て方について説明する。
まず、筐体10の側壁12に形成された位置決め溝12xに第1支持板52a及び第2支持板52bを嵌め込む。ここでは、三角形状をなす位置決め溝12xの底辺部分から頂点部分に向かってスリット構造体50をスライドさせることで、位置決め溝12xに第1支持板52a及び第2支持板52bが嵌め込まれて、側壁12に対してスリット構造体50が位置決めされる。
次に、一対の発光板30をスライド溝12yにスライド挿入してスリット構造体50に対して押し当てる。これにより、一対の発光板30が位置決めされ、ここでは平面状の光射出領域が形成される。
その後、光源ユニット20や放熱部材40が設けられた底壁11を取り付けるとともに、残りの側壁12を取り付けることで、光照射装置100が組み立てられる。
このように構成された本実施形態の光照射装置100によれば、一対のスリット形成板51が第1支持板52a及び第2支持板52bに対して位置決めされているので、スリットSが予め形成されたスリット構造体50を筐体10に組み込むことで、スリット幅の調整等をすることなく、所望の幅のスリットSが形成された光照射装置100を簡単に組み立てることができる。
しかも、光源ユニット20を収容する筐体10を分割することなく、スリットSを形成することができるので、従来であれば筐体10を分割することで必要であった連結部材やネジ等を不要にすることができ、部品点数を減らして製造コストの削減を図れる。
また、筐体10の側壁12の内面121に第1支持板52aや第2支持板52bを嵌め込む位置決め溝12xが形成されているので、この位置決め溝12xに第1支持板52a及び第2支持板52bを嵌め込むだけで、スリット構造体50を筐体10に簡単に取り付けることができるうえ、スリット構造体50を筐体10に対して簡単に位置決めすることができる。
さらに、筐体10の側壁12の内面121に発光板30をスライド挿入可能なスライド溝12yが形成されているので、筐体10に対する発光板30の取り付けも簡単である。しかも、スライド溝12yにスライド挿入した発光板30をスリット構造体50に押し当てることで、発光板30を簡単に位置決めすることができる。
そのうえ、スリットSをワークW側からその反対側(撮像装置C側)に向かって徐々に拡がるテーパ状にしてあるので、撮像装置Cの撮像方向をスリットSの広がりに応じ変更してワークWの所定領域を撮像することができる。これにより、例えばワークW表面の荒れ状態や傷の種類などに応じて、撮像装置CをワークWに正対させればワークW表面で反射した光の正反射成分を除去して撮像することができるし、撮像装置Cを傾ければ正反射成分を利用して撮像することができる。
加えて、スリット形成板51における対向面511の裏面が、光源からの光を光射出領域に反射させる反射面512にしているので、光源からの光の一部を光射出領域のスリットS側に向かわせることができ、光射出領域のスリットS側の光量が補われ、光射出領域の輝度の均一性を向上させることができる。
なお、本願発明は前記実施形態に限られるものではない。
例えば、一対のスリット形成板51を支持する第1支持板52a及び第2支持板52bを筐体10の側壁12に取り付けていたが、図6に示すように、筐体10の側壁12に一対のスリット形成板51を直接取り付けても良い。この場合、互いに対向する側壁12がスリット形成板51を支持する第1支持板52a及び第2支持板52bである。
より具体的に説明すると、これらの側壁12の内面121には、前記実施形態と同様、例えば頂点部分が光射出領域側を向く三角形状の溝が形成されており、この溝を形成する一対の側面122にスリット形成板51が当接される。つまり、一方の側壁12の溝を形成する側面122が、一対のスリット形成板51それぞれの一端部51aが面接触する第1被当接面であり、他方の側壁12の溝を形成する一対の側面122が、一対のスリット形成板51それぞれの他端部51bが面接触する第2被当接面である。
このような構成であれば、部品点数を前記実施形態よりも更に削減することができ、更なる低コスト化を図ることができる。
スリット構造体50に形成されたスリットSは、必ずしもテーパ状である必要はなく、例えば図7に示すように、ワーク側からその反対側に向かってスリット幅が一定となるように形成されたスリットSであっても良い。この場合、筐体10の側壁12の内面に形成された位置決め溝12xの幅もワーク側からその反対側に向かって一定であっても良い。
また、図示していないが、スリットSは、スリットSの延伸方向から視た断面が左右非対象な形状や、発光面31側からその反対側に向かって湾曲しながら徐々に幅が広がる形状や、発光面31側からその反対側に向かって段階的に広がる形状などであっても構わない。
光射出領域は平面である必要はなく、例えば図8に示すように、スリットSからスリットSの幅方向外側に向かって傾斜させても良い。
前記実施形態における一対のスリット形成板51は別体であったが、例えば予め矩形状等のスリットSが形成された平板を例えばスリットSの幅方向中央で折り曲げることで、一対のスリット形成板51を一体物として形成しても良い。
前記実施形態のスリット形成板51は反射板を利用していたが、導光板をスリット形成板51として用いても良い。この場合、光源ユニット20を構成するLED光源21の一部から射出された光が、導光板内をスリットSに沿って進むようにしても良い。
前記実施形態では発光板30の発光面31が光射出領域である場合について説明したが、光照射装置100は、必ずしも発光板30を備えている必要はなく、この場合の光射出領域は、筐体10に形成された開口10aとなる。
その他、本願発明は前記実施形態に限られず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
100・・・光照射装置
10 ・・・筐体
12 ・・・側壁
20 ・・・光源ユニット
30 ・・・発光板
31 ・・・発光面
S ・・・スリット
50 ・・・スリット構造体
51 ・・・スリット形成板
51a・・・一端部
51b・・・他端部
512・・・反射面
52a・・・第1支持板
52b・・・第2支持板

Claims (8)

  1. 光源と、
    前記光源からの光をワークに射出する発光面と、
    前記発光面を隔てるスリットが形成されたスリット構造体とを具備し、
    前記スリット構造体が、
    互いに対向して前記スリットを形成する一対のスリット形成板と、
    前記一対のスリット形成板の同じ側の一端部を支持する第1支持板と、
    前記一対のスリット形成板の前記一端部とは反対側の他端部を支持する第2支持板とを有し、
    前記一対のスリット形成板が、前記第1支持板及び前記第2支持板に対して位置決めされている、光照射装置。
  2. 前記スリット構造体が、前記一対のスリット形成板の間隔を調整不能に構成されている、請求項1記載の光照射装置。
  3. 前記第1支持板が、前記一対のスリット形成板それぞれの前記一端部が面接触する第1被当接面を有し、
    前記第2支持板が、前記一対のスリット形成板それぞれの前記他端部が面接触する第2被当接面を有している、請求項1又は2記載の光照射装置。
  4. 前記光源を収容する筐体をさらに具備し、
    前記筐体において互いに対向する側壁の内面に、前記第1支持板及び前記第2支持板が嵌め込まれる位置決め溝が形成されている、請求項1乃至3のうち何れか一項に記載の光照射装置。
  5. 前記光源を収容する筐体をさらに具備し、
    前記筐体において互いに対向する側壁の一方が、前記第1被当接面が形成された前記第1支持板であり、
    前記筐体において互いに対向する側壁の他方が、前記第2被当接面が形成された前記第2支持板である、請求項記載の光照射装置。
  6. 前記互いに対向する側壁それぞれの内面に、前記発光面を有する発光板がスライド挿入可能なスライド溝が形成されている、請求項4又は5記載の光照射装置。
  7. 前記一対のスリット形成板が、前記発光面からその反対側に向かって離間距離が長くなるように傾いている、請求項1乃至6のうち何れか一項に記載の光照射装置。
  8. 前記一対のスリット形成板における対向面の裏面が、前記光源からの光を前記発光面に反射させる反射面である、請求項1乃至7のうち何れか一項に記載の光照射装置。
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