JP7090570B2 - グロープラグ - Google Patents
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Description
なお、第1発熱体断面51、第2発熱体断面52、第3発熱体断面53及び第4発熱体断面54の軸線方向の長さは、発熱体50の各断面に外接する角が90°の四角形(長方形または正方形)を求めて算出する。発熱体50の断面に外接する四角形の対向する2辺は軸線Oに平行な線分であり、その2辺に垂直に交わる2辺は軸線Oに垂直な線分である。各断面の軸線方向の長さは、各断面に外接する四角形のうち軸線Oに平行な線分の長さである。発熱体50の断面の軸線方向の長さは、筒状体40に施すスウェージング加工の圧力によって調整できる。これに限られるものではなく、断面の軸線方向の長さを部分的に予め異ならせた発熱体50を用いても良い。
Fe-Cr-Al合金製のコイル状の発熱体(発熱コイル)をNi基合金製の筒状体の内側に配置し、発熱体と筒状体とを接合し、発熱体と中軸とをNi製の後端コイルで接続したグロープラグのサンプルを作成した。サンプルは、筒状体の外径が3.2mm、発熱体の外径(コイル径)が1.5mm、第1発熱体断面および第2発熱体断面の軸線方向の長さが0.35mm、第3発熱体断面および第4発熱体断面の軸線方向の長さが0.40mmとなるように、発熱体を構成する導体の直径、スウェージング加工の条件などを設定した。
各サンプルの中軸と主体金具との間に11Vの直流電圧を2秒間印加し、次いで中軸と主体金具との間に4.5Vの直流電圧を58秒間印加した後の筒状体の表面の温度を放射温度計で測定した。温度を測定した位置は、筒状体の先端から後端側へ2mm離れた位置、筒状体の先端から後端側へ3mm離れた位置、筒状体の先端から後端側へ4mm離れた位置の3か所であった。3か所の温度と、3つの温度の最大値と最低値との差(範囲)と、を表1に記した。
筒状体の表面が最も高温になる位置(例えばサンプル1では筒状体の先端から後端側へ3mm離れた位置、サンプル2では筒状体の先端から後端側へ4mm離れた位置)が、電圧を印加してから2秒後に1000℃になるように、各サンプルの中軸と主体金具との間に直流電圧を2秒間印加した後、その位置が1100℃になるように中軸と主体金具との間に直流電圧を180秒間印加した。その後、通電を止め、その位置に常温(25℃)の空気を120秒間当てて空冷するという操作を1サイクルとして通電-空冷を繰り返し、7000サイクルを各サンプルに加える耐久試験を大気中で行った。筒状体の表面の温度は放射温度計によって測定した。
40 筒状体
42 溶融部
43 第1部位
44 第2部位
50 発熱体
51 第1発熱体断面
52 第2発熱体断面
53 第3発熱体断面
54 第4発熱体断面
55 第5発熱体断面
56 第6発熱体断面
57 中間位置
62,63 直線
O 軸線
Claims (4)
- 先端が溶融部にて閉塞された筒状体と、
前記筒状体の内側に配置されたコイル状の発熱体と、を備えるグロープラグであって、
前記発熱体は前記溶融部を介して前記筒状体と接合されており、
前記グロープラグの軸線に沿うように前記グロープラグを切断した前記軸線を含む切断面を見たときに、
前記溶融部の外に配され、前記軸線を境にして一方側に配された前記発熱体の断面のうち最先端に位置する断面を第1発熱体断面とし、
前記溶融部の外に配され、前記軸線を境にして他方側に配された前記発熱体の断面のうち最先端に位置する断面を第2発熱体断面とし、
前記軸線を境にして一方側に配された前記発熱体の断面のうち前記第1発熱体断面の1つ後ろ側に位置する断面を第3発熱体断面とし、
前記軸線を境にして他方側に配された前記発熱体の断面のうち前記第2発熱体断面の1つ後ろ側に位置する断面を第4発熱体断面とし、
前記軸線を境にして一方側に配された前記発熱体の断面のうち前記第3発熱体断面の1つ後ろ側に位置する断面を第5発熱体断面とし、
前記軸線を境にして他方側に配された前記発熱体の断面のうち前記第4発熱体断面の1つ後ろ側に位置する断面を第6発熱体断面とした場合に、
前記第1発熱体断面の最後端と前記第3発熱体断面の最先端との間の前記軸線の方向における距離Aは、前記第3発熱体断面の最後端と前記第5発熱体断面の最先端との間の前記軸線の方向における距離Bより大きく、
前記第2発熱体断面の最後端と前記第4発熱体断面の最先端との間の前記軸線の方向における距離Cは、前記第4発熱体断面の最後端と前記第6発熱体断面の最先端との間の前記軸線の方向における距離Dより大きいグロープラグ。 - 前記切断面において、
前記発熱体は、前記第1発熱体断面の前記軸線の方向の長さEが前記第3発熱体断面の前記軸線の方向の長さFよりも小さい、及び/又は、前記第2発熱体断面の前記軸線の方向の長さGが前記第4発熱体断面の前記軸線の方向の長さHよりも小さい請求項1記載のグロープラグ。 - 前記切断面において、
前記発熱体は、前記発熱体の前記軸線の方向の全長の半分の位置である中間位置よりも先端側の前記発熱体のピッチの平均値が、前記中間位置よりも後端側の前記発熱体のピッチの平均値よりも小さい請求項1又は2に記載のグロープラグ。 - 前記切断面において、
前記筒状体は、前記第1発熱体断面を通り径方向に延びる直線が交わる第1部位の平均厚さが、前記第3発熱体断面を通り前記径方向に延びる直線が交わる第2部位の平均厚さよりも大きい請求項1から3のいずれかに記載のグロープラグ。
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- 2019-02-27 JP JP2019033645A patent/JP7090570B2/ja active Active
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