JP7090018B2 - 工作機械 - Google Patents
工作機械 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7090018B2 JP7090018B2 JP2018214113A JP2018214113A JP7090018B2 JP 7090018 B2 JP7090018 B2 JP 7090018B2 JP 2018214113 A JP2018214113 A JP 2018214113A JP 2018214113 A JP2018214113 A JP 2018214113A JP 7090018 B2 JP7090018 B2 JP 7090018B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- work
- parting
- holding portion
- tool
- detection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Turning (AREA)
- Numerical Control (AREA)
- Automatic Control Of Machine Tools (AREA)
- Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
Description
ワークを回転可能に保持するワーク保持部と、
前記ワーク保持部に保持されたワークの径方向に先端が向く複数の工具であって、該ワークに対して突切り加工を行うための突切り工具を含む複数の工具を有する工具保持部と、
前記工具保持部に設けられ、前記径方向に向く所定部を有する検出部であって、前記所定部と前記ワーク保持部に保持されたワークとが前記径方向において接触したこと又は所定の距離だけ接近したことを検出する検出部と、
前記ワーク保持部に保持されたワークと前記工具保持部との相対位置を制御する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、
前記径方向の前記相対位置を制御して前記突切り加工を行うことが可能であり、
前記検出部の検出結果に基づいて前記突切り加工がなされているか否かを判別し、
前記検出部の検出結果に基づいて前記径方向の熱変位を補正し、
前記ワーク保持部に保持されたワークの回転中心線が延びる軸線方向において、前記ワーク保持部と前記工具保持部との相対位置を制御し、
前記突切り加工の実行後のワークの長さが所定値以上となる場合には、前記突切り加工の実行時における前記軸線方向の前記ワーク保持部の位置で前記突切り加工がなされているか否かを判別し、
前記突切り加工の実行後のワークの長さが前記所定値未満となる場合には、前記突切り加工の実行時における前記軸線方向の前記ワーク保持部の位置を、前記検出部による検出が可能な位置に調整した上で前記突切り加工がなされているか否かを判別する。
次に、上記構成の工作機械1によるワークWの加工について説明する。制御部60は、図示しない操作部から入力される指令内容に応じて、工具保持部30の複数の工具Tx,Tzのうち所望の工具を割り出し(選択し)、ワークWを加工する。例えば、制御部60は、Y軸モータMyを駆動し、所望の工具がワークWと同じ高さに位置するように工具保持部30を移動させる。次に、制御部60は、ワーク回転用モータとZ軸モータMzとを駆動し、ワークWを回転させながらZ軸方向に移動させ、また、これと同時又は時間差でX軸モータMxを駆動し、工具保持部30に保持された所望の工具をワークWに向けて移動させる。このようにして、バイトBや回転工具RをワークWの径方向(X軸方向)から当接させたり、ドリルからなる工具TzをワークWの長手方向(Z軸方向)から当接させたりすることができ、ワークWに対して種々の加工を行うことができる。
図6のフローチャートを参照して、制御部60が実行する基準位置取得処理を説明する。この処理は、例えば、工作機械1の電源投入後であってワークWの加工前の所定契機に開始される。
続いて、熱変位補正処理について、図7のフローチャートを参照して説明する。制御部60は、例えば、ワークWの加工開始の指示を示す信号(以下、加工開始指示と言う。)を受け付けたことを条件に熱変位補正処理を開始する。
続いて、突切り検出処理について、図8のフローチャートを参照して説明する。制御部60は、例えば、ワークWの加工中において突切り加工を実行した直後に突切り検出処理を開始する。
上記(1)の構成によれば、このような差速方式による突切り検出に頼らなくて済むため、工作機械1は背面主軸を備えていなくともよい。したがって、背面主軸を備えていない簡易な構成の工作機械1においても、熱変位補正と突切り検出との双方を行うことができる。なお、工作機械1は背面主軸を備えていてもよい。
S…ベッド
W…ワーク、C…中心線
10…ワーク保持部
20…Z軸移動機構
30…工具保持部、31…ワーク挿通部
32…工具取付部
Tx…複数の工具
B…バイト、Bd…突切りバイト、R…回転工具
40…検出部、41…接触部
50…XY軸移動機構
60…制御部
Claims (4)
- ワークを回転可能に保持するワーク保持部と、
前記ワーク保持部に保持されたワークの径方向に先端が向く複数の工具であって、該ワークに対して突切り加工を行うための突切り工具を含む複数の工具を有する工具保持部と、
前記工具保持部に設けられ、前記径方向に向く所定部を有する検出部であって、前記所定部と前記ワーク保持部に保持されたワークとが前記径方向において接触したこと又は所定の距離だけ接近したことを検出する検出部と、
前記ワーク保持部に保持されたワークと前記工具保持部との相対位置を制御する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、
前記径方向の前記相対位置を制御して前記突切り加工を行うことが可能であり、
前記検出部の検出結果に基づいて前記突切り加工がなされているか否かを判別し、
前記検出部の検出結果に基づいて前記径方向の熱変位を補正し、
前記ワーク保持部に保持されたワークの回転中心線が延びる軸線方向において、前記ワーク保持部と前記工具保持部との相対位置を制御し、
前記突切り加工の実行後のワークの長さが所定値以上となる場合には、前記突切り加工の実行時における前記軸線方向の前記ワーク保持部の位置で前記突切り加工がなされているか否かを判別し、
前記突切り加工の実行後のワークの長さが前記所定値未満となる場合には、前記突切り加工の実行時における前記軸線方向の前記ワーク保持部の位置を、前記検出部による検出が可能な位置に調整した上で前記突切り加工がなされているか否かを判別する、
工作機械。 - 前記所定部と前記突切り工具とは、前記径方向において互いの先端が対向している、
請求項1に記載の工作機械。 - 前記複数の工具は、鉛直方向に互いに間隔を空けて前記工具保持部に設けられ、
前記検出部は、前記鉛直方向において、前記突切り工具よりも上方に設けられている、
請求項1又は2に記載の工作機械。 - 前記制御手段は、
前記検出部が検出したことに基づいて検出時における前記径方向の前記工具保持部の位置を示す位置情報を取得し、各々異なる検出時に取得した複数の位置情報に基づいて前記熱変位を補正するための補正量を算出し、
前記径方向の前記工具保持部の位置を、目標位置に前記補正量を加味した位置に制御する、
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の工作機械。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018214113A JP7090018B2 (ja) | 2018-11-14 | 2018-11-14 | 工作機械 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018214113A JP7090018B2 (ja) | 2018-11-14 | 2018-11-14 | 工作機械 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020082196A JP2020082196A (ja) | 2020-06-04 |
JP7090018B2 true JP7090018B2 (ja) | 2022-06-23 |
Family
ID=70905435
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018214113A Active JP7090018B2 (ja) | 2018-11-14 | 2018-11-14 | 工作機械 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7090018B2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002066807A (ja) | 2000-08-31 | 2002-03-05 | Star Micronics Co Ltd | 自動旋盤 |
JP2004034187A (ja) | 2002-07-01 | 2004-02-05 | Murata Mach Ltd | 工作機械 |
JP2008246642A (ja) | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Citizen Holdings Co Ltd | 変位補正機能を備えた工作機械及び工作機械の補正方法 |
JP2018008348A (ja) | 2016-07-13 | 2018-01-18 | シチズン時計株式会社 | 工作機械 |
WO2018042831A1 (ja) | 2016-08-31 | 2018-03-08 | シチズン時計株式会社 | 工作機械 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4733049A (en) * | 1963-01-11 | 1988-03-22 | Lemelson Jerome H | Machining method and apparatus |
JPS5558950A (en) * | 1978-10-19 | 1980-05-02 | Ikegai Corp | Automatic tool control system in numerically controlled lathe |
JPS61213712A (ja) * | 1985-03-20 | 1986-09-22 | Hitachi Seiki Co Ltd | 複数刃物台の計測装置 |
-
2018
- 2018-11-14 JP JP2018214113A patent/JP7090018B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002066807A (ja) | 2000-08-31 | 2002-03-05 | Star Micronics Co Ltd | 自動旋盤 |
JP2004034187A (ja) | 2002-07-01 | 2004-02-05 | Murata Mach Ltd | 工作機械 |
JP2008246642A (ja) | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Citizen Holdings Co Ltd | 変位補正機能を備えた工作機械及び工作機械の補正方法 |
JP2018008348A (ja) | 2016-07-13 | 2018-01-18 | シチズン時計株式会社 | 工作機械 |
WO2018042831A1 (ja) | 2016-08-31 | 2018-03-08 | シチズン時計株式会社 | 工作機械 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020082196A (ja) | 2020-06-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5515639B2 (ja) | 工作機械 | |
JP5673855B2 (ja) | 工作機械 | |
JP5883264B2 (ja) | 工作機械、制御装置、プログラム及び工作機械による加工方法 | |
JP6881725B2 (ja) | ワーク加工方法、主軸角度補正装置及び複合旋盤 | |
JP6168396B2 (ja) | 工作機械 | |
JP4245375B2 (ja) | 工作機械の制御方法及び工作機械 | |
JP3547564B2 (ja) | 数値制御装置および数値制御装置における工具長補正方法 | |
CN112775720B (zh) | 机床的对象物的位置测量方法及位置测量系统、计算机可读记录介质 | |
JP6842146B2 (ja) | 工作機械の加工誤差の補正方法 | |
JP2009214217A (ja) | 砥石先端位置補正方法及び装置 | |
US11383313B2 (en) | Machine tool and gear machining method | |
JP7090018B2 (ja) | 工作機械 | |
JP5846400B2 (ja) | 工作機械とその熱変形の補正方法 | |
JP3756793B2 (ja) | 工作機械の熱変位補正装置 | |
JP2020019126A (ja) | 自動バリ取りおよび/またはエッジ仕上げ装置、ならびにバリ取りおよび/またはエッジ仕上げの自動化方法 | |
JP2019013996A (ja) | 工作機械のワーク加工方法 | |
TW202204085A (zh) | 工具機以及操作此工具機之方法 | |
JP3839197B2 (ja) | 工作機械における先使用・後使用工具の刃先位置整合方法 | |
US20230356344A1 (en) | Machine tool, position information correction method, and position information correction program | |
JPH11165241A (ja) | 旋盤におけるワーク加工方法 | |
JP7457108B2 (ja) | 工具測定システム及び制御方法 | |
JP7123732B2 (ja) | 工作機械、プログラム及び補正量算出方法 | |
JP5266020B2 (ja) | 工作機械及び工作機械における誤差補正方法 | |
JPH08243870A (ja) | 工作機械の工具交換装置 | |
JP2022120886A (ja) | 工作機械 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210402 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220216 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220301 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220331 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220607 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220613 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7090018 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |