JP7089764B2 - 自転車盗難防止装置、及び自転車用錠前の解錠方法 - Google Patents

自転車盗難防止装置、及び自転車用錠前の解錠方法 Download PDF

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Description

本発明は、自転車盗難防止装置、及び自転車用錠前の解錠方法に関し、特に自転車の車輪をロックする錠前を含む自転車盗難防止装置、及び、そのような錠前を解錠する自転車用錠前の解錠方法に関するものである。
自転車の車輪をロックする錠前を含む自転車盗難防止装置として、特許文献1には、リモコンキーによって錠前を解錠できる自転車盗難防止装置が記載されている。特許文献1に記載の自転車盗難防止装置においては、リモコンキーは、いわゆるFOBキーであり、錠前側には、FOBキーと通信可能な制御ユニットが設置される。FOBキーは、解錠ボタンを有しており、解錠ボタンが押下されると、固有の認証値を示すコード信号が制御ユニットに送信され、錠前が解錠される。
特開2016-188478号公報
しかしながら、特許文献1に記載の自転車盗難防止装置においては、錠前が施錠されているとき、錠前側の制御ユニットは、FOBキーと通信可能なスタンバイ状態になる。従って、スタンバイ状態における消費電力が大きいと、制御ユニットに電力を供給する電源において、例えば乾電池を頻繁に交換することが必要となる。また、錠前を解錠する際には、FOBキーを忘れずに所持し、その都度、FOBキーに設けられた解錠ボタンを操作する必要があり、例えば毎朝の通勤、通学に自転車を使用するとき、使用者が煩雑さを覚えることも考えられる。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、解錠待ちのスタンバイ状態における消費電力を抑えることができるとともに、解錠の際の煩雑さを低減できる自転車盗難防止装置、及び自転車用錠前の解錠方法を提供することにある。
本願に開示する自転車盗難防止装置は、錠前と、検知部と、解錠部と、第1受信部と、第2受信部と、解錠スイッチと、制御部とを備える。前記錠前は、自転車の車輪をロックする。前記検知部は、前記錠前が施錠されていることを検知する。前記解錠部は、前記錠前を解錠する。前記第1受信部は、第1通信方式によって第1通信機器と通信し、前記第1通信機器から第1識別信号を受信する。前記第2受信部は、前記第1受信部より大きい消費電力で作動し、前記第1通信方式とは異なる第2通信方式によって第2通信機器と通信し、前記第2通信機器から前記第2識別信号を受信する。前記解錠スイッチは、前記錠前の解錠を指示する操作を受け付ける。前記制御部は、前記第1識別信号に基づいて第1認証処理を行い、前記第2識別信号に基づいて第2認証処理を行い、前記解錠部、前記第1受信部、及び前記第2受信部を制御する。また、前記制御部は、前記錠前が施錠されると、通信不可能な非作動状態から通信可能な作動状態に前記第1受信部を切り替える。また、前記制御部は、前記錠前が施錠され、前記解錠スイッチが前記解錠を指示する操作を受け付けると、前記非作動状態から前記作動状態に前記第2受信部を切り替える。また、前記制御部は、前記第1認証処理が成功し、前記解錠スイッチが前記解錠を指示する操作を受け付けた場合、及び/又は前記第2認証処理が成功した場合に、前記錠前を解錠するように前記解錠部を制御する。
本願に開示する自転車用錠前の解錠方法は、自転車の車輪をロックする錠前を解錠する方法であって、検知ステップと、第1受信ステップと、第2受信ステップと、第1認証ステップと、第2認証ステップと、第1作動ステップと、第2作動ステップと、第1解錠ステップとを備える。前記検知ステップにおいては、前記錠前が施錠されていることが検知される。前記第1受信ステップにおいては、第1通信方式によって通信可能である第1受信装置が、第1通信機器と通信し、前記第1通信機器から第1識別信号を受信する。前記第1認証ステップにおいては、前記第1識別信号に基づいて、第1認証処理が行われる。前記第2受信ステップにおいては、前記第1通信方式とは異なる第2通信方式によって通信可能であり、前記第1受信装置より大きい消費電力で作動する第2受信装置が、第2通信機器と通信し、前記第2通信機器から第2識別信号を受信する。前記第2認証ステップにおいては、前記第2識別信号に基づいて、第2認証処理が行われる。前記第1作動ステップにおいては、前記錠前が施錠されると、通信不可能な非作動状態から通信可能な作動状態に前記第1受信装置が切り替えられる。前記第2作動ステップにおいては、前記錠前が施錠され、前記錠前を解錠するための解錠スイッチによって、解錠を指示する操作が受け付けられると、前記非作動状態から前記作動状態に前記第2受信装置が切り替えられる。前記第1解錠ステップにおいては、前記第1認証処理が成功し、前記解錠スイッチが、前記解錠を指示する操作を受け付けた場合、及び/又は前記第2認証処理が成功した場合に、前記錠前が解錠される。
本願に開示する自転車用錠前の解錠方法は、入力ステップと、判定ステップと、第2解錠ステップとを更に備える。前記入力ステップにおいては、前記錠前の解錠を予定する予定期間を示す時間情報が前記第1通信機器に入力される。前記判定ステップにおいては、前記第1認証処理が成功しているときに、現在時刻が前記予定期間に該当するかが判定される。前記第2解錠ステップにおいては、前記判定ステップにおいて前記現在時刻が前記予定期間に該当していると判定された場合に、前記錠前が解錠される。
本願に開示する自転車用錠前の解錠方法は、切替ステップを更に備える。前記切替ステップにおいては、許可モードと、禁止モードとの間で、前記第1通信機器の動作モードが切り替えられる。前記許可モードにおいては、前記第1識別信号の送信が許可される。前記禁止モードにおいては、前記第1識別信号の送信が禁止される。
本願に開示する自転車用錠前の解錠方法において、前記第1通信方式は、Bluetooth(登録商標) Low Energyであり、前記第1受信装置は、前記作動状態においてアドバタイズ信号を送信可能である。
本発明の自転車盗難防止装置によれば、解錠待ちのスタンバイ状態における消費電力を抑えることができるとともに、解錠の際の煩雑さを低減できる。
本発明の実施形態に係る自転車盗難防止装置の概略構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施形態に係る錠前の外観を示す正面図である。 本発明の実施形態に係る錠前の内部構造を示す正面図であって、錠前が解錠されている解錠状態の正面図である。 本発明の実施形態に係る錠前の内部構造を示す正面図であって、錠前が施錠されている施錠状態の正面図である。 本発明の実施形態に係る第1通信機器を示す概略図である。 本発明の実施形態に係る解錠処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態に係る自転車盗難防止装置、及び自転車用錠前の解錠方法を図面に基づいて詳しく説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本発明を実施するのに好ましい具体例であるから、技術的に種々の限定がなされているが、本発明は、以下の説明において特に発明を限定する旨が明記されていない限り、この実施形態に限定されるものではない。
〈実施形態〉
図1~図5を参照して、本発明の実施形態に係る自転車盗難防止装置を説明する。図1は、実施形態に係る自転車盗難防止装置の概略構成を示す機能ブロック図である。図2は、実施形態に係る錠前の外観を示す正面図である。図3は、実施形態に係る錠前の内部構造を示す正面図であって、錠前が解錠されている解錠状態の正面図である。図4は、実施形態に係る錠前の内部構造を示す正面図であって、錠前が施錠されている施錠状態の正面図である。図5は、実施形態に係る第1通信機器の表示部を示す概略図である。
図1に示すように、本実施形態に係る自転車盗難防止装置1は、自転車2に設置されるものであり、錠前10と、検知部20と、解錠部30と、第1受信部40と、第2受信部50と、解錠スイッチ60と、記憶部70と、制御部80と、電源90を備える。錠前10、検知部20、解錠部30は、自転車盗難防止装置1の本体ユニットUT1を構成し、第1受信部40、第2受信部50、解錠スイッチ60、記憶部70、制御部80、電源90は、自転車盗難防止装置1の制御ユニットUT2を構成する。本体ユニットUT1と制御ユニットUT2とは、電線及び信号線によって接続される。
図2~図4に示すように、錠前10は、自転車2の車輪をロックするものであり、ケーシング11と、円弧形状の閂12と、第1付勢部材13と、係止部材14と、摘み15と、物理鍵受付部16を有する。ケーシング11は、自転車2における例えば後部荷台の支持部に固定される。ケーシング11は、閂12、第1付勢部材13、係止部材14、検知部20、解錠部30を収容する。解錠部30は、可動部31を有する
閂12は、自転車2の車輪をロックするときの施錠位置(図4参照)と、自転車2の車輪をロックしないときの解錠位置(図3参照)との間で移動可能にケーシング11に支持される。閂12は、実施形態においては、自転車2の車輪の側方からスポークの間に差し込まれ、車輪の回転を阻止する。第1付勢部材13は、実施形態においては、スプリングであり、解錠位置に向かって閂12を付勢する。
係止部材14は、閂12を施錠位置に係止する。実施形態においては、係止部材14は、細長い板状部材であり、長手方向の中間位置において、回動軸11aによってケーシング11に枢支される。係止部材14は、閂12を施錠位置に係止するときの係止位置(図4参照)と、閂12を施錠位置に係止しないときの非係止位置(図3参照)との間で回動可能であり、第2付勢部材11bによって、係止位置に向かって付勢される。
また、係止部材14は、先端側に係合部14aを有し、後端側に被操作部14bを有する。係合部14aは、図4に示すように、閂12が施錠位置に位置するときに閂12と係合可能である。係合部14aが閂12と係合することによって、係止部材14は、第1付勢部材13の付勢力に抗して、閂12を施錠位置に係止する。被操作部14bは、解錠部30の可動部31に連結されている。係止部材14は、可動部31の変位に連動して回動する。
摘み15は、閂12に結合されており、閂12を解錠位置から施錠位置に移動するための操作を受け付ける。すなわち、摘み15に対する使用者の操作によって、閂12が解錠位置から施錠位置に移動され、係合部14aが閂12と係合し、錠前10は施錠される。
物理鍵受付部16は、例えばシリンダ錠から形成されており、解錠片16aを有し、物理鍵Kによる錠前10の解錠操作を受け付ける。物理鍵受付部16が、物理鍵Kによる錠前10の解錠操作を受け付けると、解錠片16aが作動し、図3に示すように、係止部材14が非係止位置に回動され、係合部14aと閂12との係合が解除され、第1付勢部材13の付勢力によって閂12が解錠位置に移動され、錠前10が解錠される。
検知部20は、錠前10が施錠されていることを検知する。実施形態においては、検知部20は、リミットスイッチを含んでいる。図4に示すように、係止部材14が閂12を施錠位置に係止しているとき、係止部材14はリミットスイッチに当接する。検知部20は、係止部材14がリミットスイッチに当接しているとき、錠前10が施錠されていることを検知する。
解錠部30は、錠前10を解錠する。実施形態においては、解錠部30は、ソレノイドを含んでいる。錠前10が施錠されているときに、解錠部30に通電されると、可動部31が変位し、図3に示すように、可動部31の変位に連動して係止部材14が非係止位置に回動され、錠前10が解錠される。
第1受信部40は、図1に示すように、第1通信方式によって第1通信機器T1と通信し、第1通信機器T1から第1識別信号PS1を受信する。実施形態においては、第1通信方式は、Bluetooth(登録商標) Low Energy(以下、BLE)であり、作動状態において、第1受信部40は、アドバタイズ信号を送信可能である。第1通信機器T1は、携帯端末、例えばスマートフォンであり、第1識別信号PS1は、例えばUUID(Universally Unique Identifier、固有ID)を示す信号である。第1通信方式がBLEであれば、第1通信機器T1と第1受信部40の距離が例えば10メートル以内であるときに通信が可能となる。従って、第1通信機器T1と第1受信部40の間でBLEによる認証接続を行うときに3~5秒程度の時間が必要であったとしても、使用者が自転車2から10メートル程度の距離まで近づけば、認証接続が開始されることとなり、使用者に対して長い待ち時間を生じることなく、錠前10が解錠される。
第2受信部50は、第2通信方式によって第2通信機器T2と通信し、第2通信機器T2から第2識別信号PS2を受信する。第2受信部50は、第1受信部40より大きい消費電力で作動する。第2通信方式は、第1通信方式とは異なる通信方式であり、実施形態においては、特定小電力無線である。第2通信機器T2は、例えばFOBキーであり、第2識別信号PS2は、固有の認証値を示す信号である。また、第2受信部50は、第2識別信号PS2の発信要求を第2通信機器T2に送信可能である。
また、第2通信機器T2には、第2通信機器T2の動作モードを切り替えるためのモードボタンBTを設けることができる。第2通信機器T2の動作モードには、省電力モードと、通常モードを設けることができる。通常モードは、第2識別信号PS2を常時発信できるモードであり、消費電力が比較的に大きい。省電力モードは、第2受信部50からの第2識別信号PS2の発信要求を待機するモードであり、消費電力が極めて小さい。実施形態においては、第2通信機器T2の動作モードは、省電力モードに設定される。
解錠スイッチ60は、錠前10を解錠するためのスイッチであり、錠前10の解錠を指示する操作を受け付ける。実施形態においては、解錠スイッチ60に対する操作によって、解錠スイッチ60のオン(入)とオフ(切)とが切り替わる。記憶部70は、第1識別信号PS1を示す識別情報PI1と、第2識別信号PS2を示す識別情報PI2とを記憶する。実施形態においては、記憶部70は、不揮発性メモリを含む。
制御部80は、第1識別信号PS1に基づいて第1認証処理を行い、第2識別信号PS2に基づいて第2認証処理を行う。第1認証処理においては、記憶部70に記憶されている識別情報PI1と第1識別信号PS1との照合が行われる。第1通信方式がBLEであれば、第1認証処理は、いわゆるペアリングのための処理である。第1認証処理が成功し、第1通信機器T1と第1受信部とが通信可能である間は、第1通信機器T1と第1受信部とは、ペアリングされた状態、すなわち認証接続が確立されている状態となる。第2認証処理においては、記憶部70に記憶されている識別情報PI2と第2識別信号PS2との照合が行われる。
また、制御部80は、解錠部30、第1受信部40、及び第2受信部50を制御する。実施形態においては、制御部80は、中央処理装置を含み、中央処理装置が、所定のコンピュータプログラムを実行することによって、第1認証処理を行い、第2認証処理を行い、解錠部30、第1受信部40、及び第2受信部50を制御する。
また、第1通信機器T1には、予約アプリAPがインストール可能である。予約アプリAPは、錠前10の解錠を予定する予定期間IPを示す時間情報TFを第1通信機器T1に入力する機能を有する。すなわち、実施形態においては、図5に示すように、予約アプリAPは、第1通信機器T1に開始時刻IP1、終了時刻IP2、予約曜日IP3を入力する機能と、第1通信機器T1の表示部100に、開始時刻IP1、終了時刻IP2、予約曜日IP3を表示する機能を有する。開始時刻IP1は、予定期間IPにおける始期を示す。終了時刻IP2は、予定期間IPにおける終期を示す。予約曜日IP3は、解錠予約が設定される曜日を示す。
また、予約アプリAPは、第1認証処理が成功し、第1通信機器T1と第1受信部40との認証接続が確立されているときに、現在時刻RTが予定期間IPに該当するかを判定する機能と、現在時刻RTが予定期間IPに該当していると判定された場合に、錠前10の解錠を指示する解錠指令信号を第1通信機器T1から第1受信部40に送信する機能を有する。第1受信部40が第1通信機器T1から解錠指令信号を受信すると、制御部80は、錠前10を解錠するように、解錠部30を制御する。
例えば、使用者は、予約アプリAPによって、平日朝の7時から7時半までの時間を予定期間IPとするように、時間情報TFを第1通信機器T1に入力する。現在時刻RTが例えば平日朝の7時15分であり、第1通信機器T1と第1受信部40とのペアリングが成功すれば、第1通信機器T1から第1受信部40に解錠指令信号が送信される。第1受信部40が解錠指令信号を受信すると、錠前10は、使用者の解錠スイッチ60に対する操作を要せず、制御部80の制御によって自動的に解錠される。一方、現在時刻RTが例えば平日朝の7時から7時半までの時間でなければ、第1通信機器T1と第1受信部40とのペアリングが成功しても、第1通信機器T1から第1受信部40に解錠指令信号は送信されず、錠前10は、解錠スイッチ60に対する操作を待って解錠される。なお、予定期間IPとして、1日のうちの複数の時間帯を設定することもできる。
また、予約アプリAPは、許可モードと、禁止モードとの間で、第1通信機器T1の動作モードを切り替える機能を有する。許可モードにおいては、第1識別信号PS1の送信が許可される。禁止モードにおいては、第1識別信号PS1の送信が禁止される。使用者は、錠前10の解錠を意図しないときには、第1通信機器T1の動作モードを禁止モードに設定する。第1通信機器の動作モードを禁止モードに設定することによって、現在時刻RTが予定期間IPに該当しても、例えば錠前10を施錠した直後に錠前10が解錠されることを防止できる。動作モードの設定は、予約アプリAPの起動の際に、許可モードと、禁止モードとを選択できるようにして設定することが好ましい。
次に、図6を参照して、自転車盗難防止装置1の動作を説明する。図6は、錠前10を解錠する解錠処理を示すフローチャートである。
図6のステップS1の電池装着処理においては、使用者によって、電源90に備えられる図示しない電池ボックスに、所定数の電池、例えば所定数の乾電池が装着される。
ステップS2においては、錠前10が施錠されているかの判断が行われ、処理が分岐する。すなわち、検知部20によって錠前10が施錠されていることが検知されると、処理は、ステップS3に進む。検知部20によって錠前10が施錠されていることが検知されないとき、電源90はオフとされ、ステップS2の手順が繰り返し実行される。解錠状態において電源90がオフとされることによって、自転車盗難防止装置1における電力消費を抑えることができる。
ステップS3においては、アドバタイズ信号の送信が開始される。すなわち、錠前10が施錠され、検知部20のリミットスイッチがオンとなると、制御部80の中央処理装置への通電が開始され、制御部80の制御によって、第1受信部40が、通信不可能な非作動状態から通信可能な作動状態に切り替えられる。第1受信部40が、作動状態に切り替えられると、実施形態においては、第1受信部40は、アドバタイズ信号の送信を開始する。
ステップS4においては、第1受信部40と第1通信機器T1とがBLEによって認証接続されているかの判断が行われ、処理が分岐する。すなわち、実施形態においては、第1受信部40が送信するアドバタイズ信号を第1通信機器T1が受信し、第1通信機器T1が応答すると、第1認証処理が行われる。第1認証処理が成功すると、第1受信部40と第1通信機器T1とがBLEによって認証接続され、第1受信部40と第1通信機器T1との認証接続が確立される。第1受信部40と第1通信機器T1との認証接続が確立されると、処理は、ステップS5に進む。第1受信部40と第1通信機器T1との認証接続が確立されていないとき、処理は、ステップS9に進む。
ステップS5においては、解錠予約が設定されているかの判断が行われ、処理が分岐する。すなわち、第1通信機器T1にインストールされている予約アプリAPによって、現在時刻RTが予定期間IPに該当するかが判定され、現在時刻RTが予定期間IPに該当していれば、処理は、ステップS6-1に進む。現在時刻RTが予定期間IPに該当していなければ、処理は、ステップS13に進む。
ステップS6-1においては、解錠指令信号が送信される。すなわち、第1通信機器T1が第1受信部40に解錠指令信号を送信し、第1受信部40が解錠指令信号を受信すると、処理は、ステップS7に進む。
ステップS7においては、制御部80の制御によって、解錠部30が錠前10を解錠する。
ステップS8においては、制御部80の制御によって、第1受信部40が非作動状態に切り替えられ、制御部80の中央処理装置への通電が停止される。また、第2受信部50が作動状態である場合には、制御部80の制御によって、第2受信部50も非作動状態に切り替えられる。
次に、ステップS4において、第1受信部40と第1通信機器T1とがBLEによって認証接続されていないと判断されたとき以降の処理を説明する。すなわち、ステップS9以降の処理を説明する。
ステップS9においては、使用者によって、解錠スイッチ60が操作される。
ステップS10においては、制御部80の制御によって、第2受信部50への通電が開始され、第2受信部50が非作動状態から作動状態に切り替えられ、特定小電力無線による通信が開始される。実施形態においては、第2受信部50は、第2識別信号PS2の発信要求を第2通信機器T2に送信する。
ステップS11においては、第2受信部50と第2通信機器T2との間の認証通信が成功したかの判断が行われ、処理が分岐する。すなわち、第2通信機器T2は、第2識別信号PS2の発信要求を第2受信部50から受信すると、第2受信部50に第2識別信号PS2を送信する。第2受信部50が第2識別信号PS2を受信すると、第2認証処理が実行され、第2認証処理が成功したと判断されると、処理は、ステップS7に進む。ステップS7以降の処理は、上述したとおりである。第2認証処理が失敗したと判断されると、処理は、ステップS12に進む。
ステップS12においては、第2受信部50は第2識別信号PS2を受信せず、認証失敗となり、例えば制御ユニットUT2に付属の発光ダイオードを点灯する等、所定の表示処理を行い、処理は、ステップS4に戻る。ステップS4以降の処理は、上述したとおりである。
次に、ステップS5において、解錠予約が設定されていないと判断されたとき以降の処理を説明する。すなわち、ステップS13、ステップS6-2の処理を説明する。
ステップS13においては、使用者によって、解錠スイッチ60が操作される。
ステップS6-2においては、第1受信部40が第1通信機器T1から解錠指令信号を受信していないものの、第1通信機器T1と第1受信部40とは認証接続されており、解錠スイッチ60が操作されることによって、権限を有する正当な使用者が解錠操作をしたと判断できる。従って、解錠スイッチ60から制御部80に解錠指令が入力されたものとして、処理は、ステップS7に進む。ステップS7以降の処理は、上述したとおりである。
以上、図1~図6を参照して説明したように、本実施形態の自転車盗難防止装置1によれば、錠前10が施錠されると、第1受信部40及び第2受信部50のうち第1受信部40だけが作動状態に切り替えられる。第1受信部40は、第2受信部50よりも少ない消費電力で作動する。従って、自転車盗難防止装置1が、解錠待ちのスタンバイ状態となっているときの消費電力を抑えることができ、電源90に乾電池等の電池を使用するとき、電池の交換頻度を低減でき、自転車盗難防止装置1のメンテナンスを簡略化できる。例えば、第1受信部40がBLEによって通信するとき、アドバタイズ信号の送信間隔を300ミリ秒程度に設定すれば、電源90に2本程度の単3乾電池を使用することで、1年に1度程度に電池の交換頻度を抑えることができる。なお、アドバタイズ信号の送信間隔は、BLEに規定された送信間隔の範囲(20~10240ミリ秒)において、消費電力を抑えるように、適宜の間隔に設定できる。
また、図1~図6を参照して説明したように、本実施形態の自転車盗難防止装置1によれば、第1受信部40によって第1通信機器T1から第1識別信号PS1を受信し、第1認証処理に成功し、解錠スイッチ60が解錠を指示する操作を受け付けた場合に、錠前10が解錠される。従って、第1通信機器T1としてFOBキー以外の通信機器、例えばスマートフォンを使用すれば、第2通信機器T2としてFOBキーを使用するとき、FOBキーの所持を忘れても、予め固有IDを設定したスマートフォンを所持し、解錠スイッチ60を操作するだけで、錠前10を解錠でき、正当な権限を有する使用者が簡易に錠前10を解錠できる。
また、FOBキーの通信にBLEだけを使用し、特定小電力無線を使用しないものとすれば、認証接続を確立するまでに3~5秒程度の時間が必要となる。従って、解錠スイッチ60の操作によって認証接続が開始されるとき、解錠までに少なくとも3~5秒程度の待ち時間が発生することとなり、煩雑である。実施形態の自転車盗難防止装置1によれば、BLEだけを使用するのではなく、特定小電力無線を併用することによって、解錠スイッチ60の操作によって錠前10を解錠する際に、解錠が実行されるまでに長い待ち時間が発生することを回避できる。
なお、BLEを使用する場合の長い待ち時間を解消するために、FOBキーが常にアドバタイズ信号に対するスキャン動作を行うように構成することも考えられる。BLEは、10メートル程度の通信範囲を有することから、FOBキーが常にスキャン動作を行えば、使用者が自転車2から10メートル程度の距離まで近づけば、認証接続が開始され、長い待ち時間を生じることなく錠前10は解錠され得る。しかしながら、スキャン動作は消費電力が大きく、FOBキーが常にスキャン動作を行うと、FOBキーにおける電池交換が頻繁となる。実施形態によれば、BLEと特定小電力無線との併用によって、解錠が実行されるまでに長い待ち時間を発生させることなく、FOBキーの省電力モードによって消費電力を抑えることができ、FOBキーにおける電池交換の頻度を低減できる。
また、図5、図6を参照して説明したように、本実施形態の自転車盗難防止装置1によれば、第1通信機器T1にインストールされる予約アプリAPが、錠前10の解錠を予定する予定期間IPを示す時間情報TFを第1通信機器T1に入力する入力機能と、第1認証処理が成功し、第1通信機器T1と第1受信部40との認証接続が確立されているときに、現在時刻RTが予定期間IPに該当するかを判定する判定機能と、現在時刻RTが予定期間IPに該当すると判定された場合に、第1通信機器T1から第1受信部に解錠指令信号を送信させる機能を有している。
従って、現在時刻RTが予定期間IPに該当するとき、予め固有IDを設定したスマートフォンを所持しているだけで、錠前10を解錠でき、解錠スイッチ60を操作する等の特別な操作を要せず、正当な権限を有する使用者が錠前10を簡易に解錠できる。反対に、現在時刻RTが予定期間IPに該当しないときには、例えば使用者が自転車2に接近し、第1通信機器T1と第1受信部40とが認証接続されても、第1通信機器T1から第1受信部に解錠指令信号は送信されず、使用者が意図せず錠前10が解錠されてしまうことを防止できる。
例えば、第1通信機器T1と第1受信部40とがBLEによって通信するとき、通信可能な距離は約10メートルにおよぶ。従って、例えば使用者が自宅の前に自転車を止め、錠前10を施錠しても、第1通信機器T1と第1受信部40とが通信可能となり、使用者が意図せず錠前10が解錠されてしまうことがあり得る。本実施形態によれば、現在時刻RTが予定期間IPに該当しないときには、第1通信機器T1と第1受信部40とが認証接続されても、第1通信機器T1から第1受信部に解錠指令信号が送信されることがなく、使用者が意図せず錠前10が解錠されてしまうことを防止できる。
また、図6を参照して説明したように、本実施形態の自転車盗難防止装置1によれば、予約アプリAPは、許可モードと、禁止モードとの間で、第1通信機器T1の動作モードを切り替える機能を有している。従って、第1通信機器T1の動作モードを禁止モードに設定することによって、現在時刻RTが予定期間IPに該当していても、例えば錠前10を施錠した直後に錠前10が解錠されることを防止でき、使用者が意図せず錠前10が解錠されてしまうことを防止できる。
以上、図面(図1~図6)を参照しながら本発明の実施形態を説明した。但し、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である。
1…自転車盗難防止装置
2…自転車
T1…第1通信機器
T2…第2通信機器
10…錠前
20…検知部
30…解錠部
40…第1受信部(第1受信装置)
50…第2受信部(第2受信装置)
60…解錠スイッチ
80…制御部

Claims (5)

  1. 自転車の車輪をロックする錠前と、
    前記錠前が施錠されていることを検知する検知部と、
    前記錠前を解錠する解錠部と、
    第1通信方式によって第1通信機器と通信し、前記第1通信機器から第1識別信号を受信する第1受信部と、
    前記第1受信部より大きい消費電力で作動し、前記第1通信方式とは異なる第2通信方式によって第2通信機器と通信し、前記第2通信機器から第2識別信号を受信する第2受信部と、
    前記錠前の解錠を指示する操作を受け付ける解錠スイッチと、
    前記第1識別信号に基づいて、第1認証処理を行い、前記第2識別信号に基づいて、第2認証処理を行い、前記解錠部、前記第1受信部、及び前記第2受信部を制御する制御部と
    を備え、
    前記制御部は、
    前記錠前が施錠されると、通信不可能な非作動状態から通信可能な作動状態に前記第1受信部を切り替え、
    前記錠前が施錠され、前記解錠スイッチが前記解錠を指示する操作を受け付けると、前記非作動状態から前記作動状態に前記第2受信部を切り替え、
    前記第1認証処理が成功し、前記解錠スイッチが前記解錠を指示する操作を受け付けた場合、及び/又は前記第2認証処理が成功した場合に、前記錠前を解錠するように前記解錠部を制御する、自転車盗難防止装置。
  2. 自転車の車輪をロックする錠前を解錠する、自転車用錠前の解錠方法であって、
    前記錠前が施錠されていることを検知する検知ステップと、
    第1通信方式によって通信可能である第1受信装置によって、第1通信機器と通信し、前記第1通信機器から第1識別信号を受信する第1受信ステップと、
    前記第1識別信号に基づいて、第1認証処理を行う第1認証ステップと、
    前記第1通信方式とは異なる第2通信方式によって通信可能であり、前記第1受信装置より大きい消費電力で作動する第2受信装置によって、第2通信機器と通信し、前記第2通信機器から第2識別信号を受信する第2受信ステップと、
    前記第2識別信号に基づいて、第2認証処理を行う第2認証ステップと、
    前記錠前が施錠されると、通信不可能な非作動状態から通信可能な作動状態に前記第1受信装置を切り替える第1作動ステップと、
    前記錠前が施錠され、前記錠前を解錠するための解錠スイッチによって、前記錠前の解錠を指示する操作が受け付けられると、前記非作動状態から前記作動状態に前記第2受信装置を切り替える第2作動ステップと、
    前記第1認証処理が成功し、前記解錠スイッチが前記解錠を指示する操作を受け付けた場合、及び/又は前記第2認証処理が成功した場合に、前記錠前を解錠する第1解錠ステップと
    を備える、自転車用錠前の解錠方法。
  3. 前記錠前の解錠を予定する予定期間を示す時間情報を前記第1通信機器に入力する入力ステップと、
    前記第1認証処理が成功し、前記第1通信機器と前記第1受信装置との認証接続が確立されているときに、現在時刻が前記予定期間に該当するかを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにおいて前記現在時刻が前記予定期間に該当すると判定された場合に、前記錠前を解錠する第2解錠ステップと
    を更に備える、請求項2に記載の自転車用錠前の解錠方法。
  4. 前記第1識別信号の送信が許可される許可モードと、前記第1識別信号の送信が禁止される禁止モードとの間で、前記第1通信機器の動作モードを切り替える切替ステップを更に備える、請求項2又は請求項3に記載の自転車用錠前の解錠方法。
  5. 前記第1通信方式は、Bluetooth(登録商標) Low Energyであり、
    前記第1受信装置は、前記作動状態においてアドバタイズ信号を送信可能である、請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の自転車用錠前の解錠方法。
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