JP7089009B2 - レシートサーバ及びその制御プログラム - Google Patents

レシートサーバ及びその制御プログラム Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、レシートサーバ及びその制御プログラムに関する。
決済者による操作の下に決済を行うための決済装置においては、決済の終了後に釣銭またはクレジットカードなどの物品を排出することがある。そしてこのように排出された物品は、決済者によって取り去られるべきものである。
しかしながら、排出された物品を決済者が取り忘れた場合に、そのことを決済者に通知する術は無く、決済者が自ら気付いて申し出ない限りは該当の物品を返却することができなかった。
このような事情から、物品の取り忘れが生じた場合に、その旨を決済者に認識させることができることが望まれていた。
特開2010-237910号公報
本発明が解決しようとする課題は、物品の取り忘れを決済者に認識させることができるレシートサーバ及びその制御プログラムを提供することである。
実施形態のレシートサーバは、受信手段、記憶手段及び出力手段を備える。受信手段は、ネットワークによって伝送され、取引の内容を表した電子レシートデータ当該電子レシートデータとともに、取引に関して取り忘れられた物品があることを示すメッセージが伝送されたならば、当該メッセージとともに受信する。記憶手段は、受信手段により受信された電子レシートデータを記憶部に記憶させるとともに、当該電子レシートデータとともに受信手段によりメッセージが受信されたならば当該メッセージを電子レシートデータに関連付けて記憶部に記憶させる。出力手段は、電子レシート画面の提供が要求されたことに応じて、記憶部により記憶されている電子レシートデータに基づき取引の内容を表した電子レシート画面を、当該電子レシートデータに関連付けてメッセージが記憶部に記憶されているならば当該メッセージに基づく表示を伴って情報端末で表示させるためのデータを出力する。
第1の実施形態に係るチェックアウト装置の外観の斜視図。 図1に示すチェックアウト装置の一部を示す斜視図。 第1の実施形態に係るチェックアウト装置及びレシートサーバの要部回路構成を示すブロック図。 図3中のチェックアウト装置が備えるCPUによる第1の実施形態における制御処理のフローチャート。 図3中のチェックアウト装置が備えるCPUによる第1の実施形態における制御処理のフローチャート。 釣銭の取り忘れが生じなかった商取引に関する電子レシート画面の一例を示す図。 釣銭の取り忘れが生じた商取引に関する電子レシート画面の一例を示す図。 図3中のチェックアウト装置が備えるCPUによる第2の実施形態における制御処理のフローチャート。 図3中のチェックアウト装置が備えるCPUによる第2の実施形態における制御処理のフローチャート。 図3中のレシートサーバが備えるCPUによる制御処理のフローチャート。 図6に示す電子レシート画面に重畳する状態でポップアップ表示されたポップアップ画面の一例を示す図。
(第1の実施形態)
以下、第1の実施形態について図面を用いて説明する。なお、第1の実施形態では、決済装置としての機能を備えたセルフタイプのチェックアウト装置とレシートサーバとを含んだチェックアウトシステムを例に説明する。
図1はチェックアウト装置110の外観の斜視図である。図2はチェックアウト装置110の一部を示す斜視図である。なお第1の実施形態のチェックアウト装置110は、セルフチェックアウト式のPOS端末、あるいはセルフレジ装置とも呼ばれる。チェックアウト装置110は、買物客により操作される。従って、買物客がチェックアウト装置110の操作者である。
チェックアウト装置110は、本体1及び計量ユニット2,3を含む。
本体1は、タッチパネル10、スキャナ窓11、ハンディスキャナ12、レシート発行口13、カード挿入口14、硬貨投入皿15、釣銭皿16、リジェクト皿17、紙幣挿入口18、紙幣排出口19及びパトランプ20を含む。
タッチパネル10は、買物客に各種の情報を報知するための各種の画面を表示する。この画面は例えば、次のようなものである。(1)買物客に操作方法を知らせるための案内画面。(2)バーコードが付されていない商品の情報を入力するための情報入力画面。(3)バーコード読取りに基づく情報を表示する読取情報表示画面。(4)購入代金を支払う支払作業に際しての合計購入金額・預かり金額・釣り銭額などを表示する精算画面。これらの画面の一部はGUI(graphical user interface)を構成するものであって、タッチパネル10はGUIの操作のためのタッチ操作を受け付ける。
スキャナ窓11は、本体1に形成した開口を透明な樹脂またはガラスなどで覆って形成される。スキャナ窓11は、スキャナ窓11の前に買物客により翳された商品を、本体1の内部に配置される固定スキャナによりスキャン可能とする。固定スキャナについては後述する。
ハンディスキャナ12は、商品に表示されたバーコードを読み取って、そのバーコードが表した情報を出力する。
レシート発行口13は、レシートを本体1の外部に排出するためのスリット状の開口である。
カード挿入口14は、カードを本体1の内部へと挿入し、またそのカードを本体1の外部へと排出するためのスリット状の開口である。
硬貨投入皿15は、精算のために買物客が投入する硬貨を受ける。硬貨投入皿15の底面には、開口15aが形成されており、硬貨投入皿15が受けた硬貨は、開口15aから本体1の内部に取り込まれる。
釣銭皿16は、本体1から釣銭として排出される硬貨を受ける。釣銭として排出される硬貨は、決済処理の終了後に排出される物品の一例である。そして釣銭皿16は、受け部の一例である。
リジェクト皿17は、本体1から使用不能であるとして排出される硬貨を受ける。
紙幣挿入口18は、精算のために買物客が挿入する紙幣を本体1の内部へと取り込むためのスリット状の開口である。
紙幣排出口19は、本体1から釣銭としての紙幣を排出するためのスリット状の開口である。紙幣排出口19は、紙幣を、その一部を本体1の外部に突出させた状態で保持する。釣銭として排出される紙幣は、決済処理の終了後に排出される物品の一例である。そして紙幣排出口19は、受け部の一例である。
パトランプ20は、警報のための点滅動作を行う。
計量ユニット2は、未登録の商品を載置するための台2aを含む。計量ユニット2は、台2aに載置された商品の総重量を計測する。
計量ユニット3は、登録済みの商品を載置するための台3a、3bと、登録済みの商品を入れる袋を掛けるアーム3cとを含む。計量ユニット3は、台3a、3bに載置された商品と、アーム3cに掛けられた袋に入れられた商品との総重量を計測する。
図3はチェックアウト装置110及びレシートサーバ120の要部回路構成を示すブロック図である。なお、図3において図1,2と同一の部位には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図3に示すようにチェックアウト装置110は、前述の計量ユニット2,3、タッチパネル10、ハンディスキャナ12及びパトランプ20の他に、CPU(central processing unit)21、ROM(read-only memory)22、RAM(random-access memory)23、補助記憶ユニット24、固定スキャナ25、プリンタ26、カードリーダライタ27、人感センサ28、硬貨収受ユニット29、硬貨センサ30、紙幣収受ユニット31、紙幣センサ32、通信ユニット33及び通信路34を含む。そしてこれらCPU21、ROM22、RAM23、補助記憶ユニット24、固定スキャナ25、プリンタ26、カードリーダライタ27、人感センサ28、硬貨収受ユニット29、硬貨センサ30、紙幣収受ユニット31及び紙幣センサ32は、本体1に収容されている。また、計量ユニット2,3、タッチパネル10、ハンディスキャナ12、CPU21、ROM22、RAM23、補助記憶ユニット24、固定スキャナ25、プリンタ26、カードリーダライタ27、硬貨収受ユニット29、硬貨センサ30、紙幣収受ユニット31及び通信ユニット33は、システムバスを含んだ通信路34を介して接続されている。
CPU21、ROM22、RAM23及び補助記憶ユニット24は、通信路34で接続されてチェックアウト装置110を制御するためのコンピュータを構成する。
CPU21は、上記コンピュータの中枢部分に相当する。CPU21は、ROM22及び補助記憶ユニット24に記憶されたオペレーティングシステム及びアプリケーションプログラムに基づいて、チェックアウト装置110の各種の機能を実現するべく各部を制御する。
ROM22は、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。ROM22は、オペレーティングシステム及びアプリケーションプログラムを記憶する。アプリケーションプログラムの1つは、後述する制御処理のための制御プログラムを含み得る。またROM22は、CPU21が各種の処理を行う上で参照するデータを記憶する場合もある。
RAM23は、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。RAM23は、CPU21が各種の処理を行う上で参照するデータを記憶する。さらにRAM23は、CPU21が各種の処理を行う上で一時的に使用するデータを記憶しておく、いわゆるワークエリアとして利用される。
補助記憶ユニット24は、上記コンピュータの補助記憶部分に相当する。補助記憶ユニット24としては、例えばEEPROM(electric erasable programmable read-only memory)、HDD(hard disc drive)又はSSD(solid state drive)などが使用できる。補助記憶ユニット24は、CPU21が各種の処理を行う上で使用するデータや、CPU21での処理によって生成されたデータを保存する。補助記憶ユニット24は、アプリケーションプログラムを記憶する場合もある。補助記憶ユニット24が記憶するアプリケーションプログラムには、後述する制御処理のための制御プログラムを含む場合がある。なお、制御プログラムは、チェックアウト装置110の譲渡時には、典型的にはROM22又は補助記憶ユニット24に記憶されている。しかしながら、制御プログラムは、チェックアウト装置110の譲渡後に、任意の作業者による指示に応じて補助記憶ユニット24に書き込まれてもよい。この場合に制御プログラムは、磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリなどのようなリムーバブルな記録媒体に記録して、あるいはネットワークを介して譲渡される。
固定スキャナ25は、スキャナ窓11の前に翳された商品を撮像した上で、当該商品に表示されたバーコードを画像処理によって識別する。そして固定スキャナ25は、識別したバーコードが表す情報をCPU21へ出力する。なお、固定スキャナ25は、レーザ光の反射を利用してバーコードを識別するような他のタイプの周知のデバイスを利用することもできる。
プリンタ26は、レシートプリンタ及びジャーナルプリンタを含む。レシートプリンタは、レシート用紙に各種の情報をプリントすることにより各種の証票を発行する。各種の証票は、商取引の内容などを表したレシート(以下、紙レシートと称する)及び後述する取り忘れ票などである。レシートプリンタにより発行される証票は、レシート発行口13から本体1の外部へと排出される。ジャーナルプリンタは、レシートプリンタによりレシート用紙にプリントされる情報を含んだジャーナルデータをジャーナル用紙にプリントする。ジャーナル用紙は、保守者によって取り出されない限りは、本体1の内部に保留される。
カードリーダライタ27は、カード挿入口14へと買物客によって挿入されるカードに記録されたデータを読み取る。カードリーダライタ27は、上記のカードへデータを書き込む。カードは、ポイントカード及び精算用のICカードなどである。カードリーダライタ27は、必要な処理を終えたカードをカード挿入口14から本体1の外部へと排出する。カード挿入口14は、排出するカードを、その一部を本体1の外部に突出させた状態で保持する。
人感センサ28は、チェックアウト装置110に対峙して位置する人の存在を検出する。人感センサ28としては、赤外線タイプなどの周知のセンサを用いることができる。
硬貨収受ユニット29は、硬貨投入皿15の開口15aから本体1の内部に取り込まれた硬貨を収容する。硬貨収受ユニット29は、排出ユニット29aを備える。排出ユニット29aは、釣銭としての硬貨を釣銭皿16へと排出する。かくして排出ユニット29aは排出機構の一例である。
硬貨センサ30は、リジェクト皿17に排出された硬貨を検出する。硬貨センサ30としては、例えば硬貨の近接による磁界変化を検出するもの、又は硬貨による光路の遮断の有無を検出するものなどの、様々な周知のデバイスを利用できる。この硬貨センサ30は、物品検出手段の一例である。
紙幣収受ユニット31は、紙幣挿入口18から挿入された紙幣を収容する。紙幣収受ユニット31は、排出ユニット31aを含む。排出ユニット31aは、釣銭としての紙幣を紙幣排出口19から排出する。かくして排出ユニット31aは排出機構の一例である。
紙幣センサ32は、紙幣排出口19により保持されている紙幣を検出する。紙幣センサ32としては、例えば紙幣の近接による磁界変化を検出するもの、又は紙幣による光路の遮断の有無を検出するものなどの、様々な周知のデバイスを利用できる。この紙幣センサ32は、物品検出手段の一例である。
通信ユニット33は、ネットワーク200を介したデータ通信を行う。通信ユニット33としては、ネットワーク200がインターネットであるならば、インターネットに適応した周知の通信デバイスを利用できる。
レシートサーバ120は、ネットワーク200を介して電子レシートサービスを提供するための種々の情報処理を行う。レシートサーバ120は、CPU41、ROM42、RAM43、補助記憶ユニット44及び通信ユニット45を含む。そしてこれらCPU41、ROM42、RAM43、補助記憶ユニット44及び通信ユニット45は、システムバスを含んだ通信路46を介して接続されている。
CPU41、ROM42、RAM43及び補助記憶ユニット44は、通信路46で接続されてレシートサーバ120を制御するためのコンピュータを構成する。
CPU41は、上記コンピュータの中枢部分に相当する。CPU41は、ROM42に記憶されたオペレーティングシステム及びアプリケーションプログラムに基づいて、レシートサーバ120の各種の機能を実現するべく各部を制御する。
ROM42は、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。ROM42は、オペレーティングシステム及びアプリケーションプログラムを記憶する。またROM42は、CPU41が各種の処理を行う上で参照するデータを記憶する場合もある。
RAM43は、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。RAM43は、CPU41が各種の処理を行う上で参照するデータを記憶する。さらにRAM43は、CPU41が各種の処理を行う上で一時的に使用するデータを記憶しておく、いわゆるワークエリアとして利用される。
補助記憶ユニット44は、上記コンピュータの補助記憶部分に相当する。補助記憶ユニット44としては、例えばEEPROM、HDD又はSSDなどが使用できる。補助記憶ユニット44は、CPU21が各種の処理を行う上で使用するデータや、CPU41での処理によって生成されたデータを保存する。補助記憶ユニット44は、アプリケーションプログラムを記憶する場合もある。なお、アプリケーションプログラムは、レシートサーバ120の譲渡時には、典型的にはROM42又は補助記憶ユニット44に記憶されている。しかしながら、アプリケーションプログラムは、レシートサーバ120の譲渡後に、任意の作業者による指示に応じて補助記憶ユニット44に書き込まれてもよい。この場合にアプリケーションプログラムは、磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリなどのようなリムーバブルな記録媒体に記録して、あるいはネットワークを介して譲渡される。
通信ユニット45は、ネットワーク200を介したデータ通信を行う。通信ユニット45としては、ネットワーク200がインターネットであるならば、インターネットに適応した周知の通信デバイスを利用できる。
次に以上のように構成されたチェックアウトシステム100の動作について説明する。
チェックアウト装置110が動作状態にあるとき、CPU21は各種の指示がなされるのを待ち受けている。そしてCPU21は、商取引に関する会計の実施を指示する操作が例えばタッチパネル10にて行われたことに応じて、ROM22に記憶された制御プログラムに従って制御処理を開始する。なお、以下に説明する処理の内容は一例であって、同様な結果を得ることが可能な様々な処理を適宜に利用できる。なお、商品の売買などの商取引の他、サービスの提供などの別の種類の取引の会計の際にも、以下の処理を利用できる。
図4及び図5はCPU21による制御処理のフローチャートである。CPU21は、ROM22又は補助記憶ユニット24に記憶された制御プログラムに基づいて当該制御処理を実行する。図4及び図5に示すとともに以下に説明する制御処理の内容は一例であり、同様な結果を得ることが可能であれば、各処理の順序を適宜に入れ替えてもよいし、また他の処理が追加されてもよい。
Act1においてCPU21は、操作者による登録操作が開始されたか否かを確認する。そしてCPU21は、該当する操作が行われていないならばNoと判定し、Act2へと進む。
Act2においてCPU21は、会員コードがスキャンされたか否かを確認する。そしてCPU21は、会員コードがスキャンされていないならばNoと判定し、Act1へと戻る。
かくしてCPU21はAct1及びAct2において、登録が開始されるか、または会員コードがスキャンされるのを待ち受ける。
操作者は、電子レシートサービスの適用を希望する商取引に関する登録操作を行う前に、会員コードを表したバーコードをハンディスキャナ12又は固定スキャナ25に翳す。
そうするとハンディスキャナ12又は固定スキャナ25は、バーコードをスキャンし、当該バーコードから会員コードを抽出する。これに応じてCPU21はAct2にてYesと判定し、Act3へと進む。
Act3においてCPU21は、ハンディスキャナ12又は固定スキャナ25により抽出された会員コードを、RAM23又は補助記憶ユニット24に記憶させる。そしてこののちにCPU21は、Act1及びAct2の待ち受け状態に戻る。なお、CPU21は、会員コードが再度スキャンされたことに応じてAct3へと再度進んだ場合には、RAM23又は補助記憶ユニット24に記憶された会員コードを、新たに抽出された会員コードで上書きする。
このように本実施形態では、商品登録の開始前に会員コードを取得しているが、商品登録の開始後には会員コードを取得しない。しかしながらCPU21は、商品登録を行っている最中にも、会員コードを取得してもよい。
操作者は、登録を開始するならば、商取引の対象となる買上商品に関する登録操作を行う。登録操作は、買上商品をスキャナ窓11の前に翳す動作、買上商品に表示されたバーコードにハンディスキャナ12を近接させる動作、あるいは買上商品を指定するべくタッチパネル10にタッチする動作などである。
買上商品がスキャナ窓11の前に翳されると、固定スキャナ25は、当該買上商品に表示されたバーコードを画像処理によって認識し、当該バーコードが表す情報をCPU21に送る。バーコードにハンディスキャナ12が近接されると、ハンディスキャナ12はバーコードを識別し、当該バーコードが表す情報をCPU21に送る。買上商品を指定するべくタッチパネル10にタッチする動作が行われると、タッチパネル10は、タッチ位置に関する位置情報をCPU21に送る。
CPU21は、Act1及びAct2の待ち受け状態にあるときに上記のような登録操作が行われたならば、Act1にてYesと判定し、Act4へと進む。
Act4においてCPU21は、登録処理及び会計処理を行う。CPU21は具体的には、固定スキャナ25又はハンディスキャナ12から送られた情報に含まれる商品コード、又はタッチパネル10から送られたタッチ位置に関連付けられた商品コードを、買上商品の商品コードとして判定する。そしてCPU21は、この商品コードで識別される商品を買上商品のリストに追加するべく、RAM23に設定された商品リストエリアの情報を更新する。
そしてCPU21は、全ての買上商品の登録が済み、会計処理の実施を指示する操作が例えばタッチパネル10にて行われたならば、登録された全ての買上商品の売買のために決済すべき決済金額を算出する。そしてCPU21は、算出した決済金額を、複数の決済方法のうちから操作者が指定した決済方法を用いて決済する。決済方法としては、現金、クレジットカード、デビットカード、プリペイドカード、電子マネー、ポイント及び金券などを用いる種々の決済方法を適宜に利用できる。かくして制御プログラムに基づく制御処理をCPU21が実行することによって、CPU21を中枢部分とするコンピュータは決済手段として機能する。
Act5においてCPU21は、上記の決済処理の結果、釣銭が生じたか否かを確認する。そしてCPU21は、釣銭が生じていないならばNoと判定し、Act6へと進む。
Act6においてCPU21は、操作者が電子レシートサービスの会員であるか否かを確認する。そしてCPU21は、RAM23又は補助記憶ユニット24に会員コードが記憶されていないならばNoと判定し、Act7へと進む。
Act7においてCPU21は、買上商品のリスト及び決済処理の結果に基づき、取引内容を表す文字列をレシート用紙に印字するための印字データを生成する。そしてCPU21は、当該印字データをプリンタ26に送り、この印字データに応じた印字をプリンタ26に行わせることにより紙レシートを発行する。そしてCPU21はこののち、図4及び図5に示す制御処理を終了する。
一方、CPU21は、RAM23又は補助記憶ユニット24に会員コードが記憶されているならばAct6にてYesと判定し、Act8へと進む。
Act8においてCPU21は、今回の商取引に関する電子レシートデータを生成する。CPU21は、電子レシートデータには例えば、店舗コード、日時、レジ番号、店員コード、店員名、利用者コード、商品コード、商品名、単価、小計額、税額、合計額、預り金額、釣銭額、取引点数及びレシート番号などを適宜に含める。つまり電子レシートデータは、取引データの一例である。CPU21は、ここで生成する電子レシートデータには、後述する取り忘れメッセージを含めない。CPU21における当該の処理は、既存のPOS端末又はチェックアウト装置で行われている処理と同様であって良い。かくして制御プログラムに基づく制御処理をCPU21が実行することによって、CPU21を中枢部分とするコンピュータは生成手段として機能する。
Act9においてCPU21は、上記の電子レシートデータをレシートサーバ120へと送信する。CPU21は具体的には、上記の電子レシートデータを通信ユニット33へと送り、その送信を通信ユニット33に指示する。この指示を受けて通信ユニット33は、該当の電子レシートデータをレシートサーバ120に宛ててネットワーク200へと送出する。そしてCPU21はこののち、図4及び図5に示す制御処理を終了する。かくして制御プログラムに基づく制御処理をCPU21が実行することによって、CPU21を中枢部分とするコンピュータは第1の送信制御手段として機能する。そしてこの第1の送信制御手段としての機能と通信ユニット33との協働により第1の送信手段としての機能が実現される。
ところでCPU21は、Act4での会計処理の結果として釣銭が生じた場合には、Act5にてYesと判定し、Act10へと進む。
Act10においてCPU21は、会計処理において求められた釣銭額に基づいて、金種毎の払い出し金額を決定し、そのうちの硬貨分については硬貨収受ユニット29に対して、また紙幣分については紙幣収受ユニット31に対して、排出を指示する。この指示を受けて硬貨収受ユニット29及び紙幣収受ユニット31は、排出ユニット29a及び排出ユニット31aをそれぞれに駆動し、釣銭としての硬貨及び紙幣を排出する。排出された硬貨及び紙幣は、釣銭皿16及び紙幣排出口19により保持される。かくして、硬貨収受ユニット29が硬貨を排出したならば、硬貨センサ30は硬貨を検出する状態となる。また紙幣収受ユニット31が紙幣を排出したならば、紙幣センサ32は紙幣を検出する状態となる。かくして制御プログラムに基づく制御処理をCPU21が実行することによって、CPU21を中枢部分とするコンピュータは排出制御手段として機能する。そして、排出ユニット29a及び排出ユニット31aとCPU21との協働により、排出手段としての機能が実現される。
Act11においてCPU21は、操作者が電子レシートサービスの会員であるか否かをAct6と同様にして確認する。そしてCPU21は、会員でないためにNoと判定したならば、Act12へと進む。
Act12においてCPU21は、Act7と同様にして紙レシートを発行する。そしてCPU21はこののち、図5中のAct13へと進む。なおCPU21は、操作者が電子レシートサービスの会員であるためにAct11にてYesと判定したならば、Act12をパスしてAct13へと進む。
Act13においてCPU21は、上記のように排出した釣銭が釣銭皿16又は紙幣排出口19に残存しているか否かを確認する。そしてCPU21は、硬貨センサ30又は紙幣センサ32が硬貨又は紙幣を検出しているならばYesと判定し、Act14へと進む。
Act14においてCPU21は、釣銭を排出してから規定時間が経過したか否かを確認する。そしてCPU21は、規定時間がまだ経過していないためにNoと判定したならば、Act13に戻る。規定時間は、例えば60秒とすることが想定される。しかしながら規定時間は、任意であって良い。規定時間は、例えば図4及び図5に示す制御処理を表した制御プログラムの設計者、あるいはチェックアウト装置110の管理者などによって定められて良い。
かくしてCPU21はAct13及びAct14においては、釣銭が残存した状態で規定時間が経過するのを待ち受ける。そしてCPU21は、規定時間が経過したためにAct14にてYesと判定したならば、Act15へと進む。
Act15においてCPU21は、操作者がチェックアウト装置110に対峙しているか否かを確認する。そしてCPU21は、人感センサ28が検出状態であるならばYesと判定し、Act16へと進む。
Act16においてCPU21は、釣銭が釣銭皿16又は紙幣排出口19に残存しているか否かを確認する。そしてCPU21は、硬貨センサ30又は紙幣センサ32が硬貨又は紙幣を検出しているならばYesと判定し、Act15へと戻る。
かくしてCPU21はAct15及びAct16においては、操作者がチェックアウト装置110の前から立ち去るか、あるいは釣銭の全てが取り去られるのを待ち受ける。
CPU21は、硬貨センサ30及び紙幣センサ32が硬貨及び紙幣をいずれも検出しなくなったならばAct16にてNoと判定し、Act17へと進む。かくしてCPU21は、操作者がチェックアウト装置110の前から立ち去る前に釣銭の全てが取り去られた場合に、Act17へと進む。なお、CPU21は、Act13及びAct14の待ち受け状態にあるときに、釣銭を排出してから規定時間が経過するまでの間に硬貨センサ30及び紙幣センサ32が硬貨及び紙幣をいずれも検出しなくなったならばAct13にてNoと判定する。そしてこの場合にCPU21は、Act15及びAct16をパスしてAct17へと進む。
Act17においてCPU21は、操作者が電子レシートサービスの会員であるか否かをAct6と同様にして確認する。そしてCPU21は、会員であるためにYesと判定したならば、Act18へと進む。
Act18においてCPU21は、Act8と同様にして電子レシートデータを生成する。
Act19においてCPU21は、Act9と同様にして電子レシートデータをレシートサーバ120へと送信する。そしてCPU21はこののち、図4及び図5に示す制御処理を終了する。
なおCPU21は、操作者が電子レシートサービスの会員であるならばAct17にてNoと判定し、Act18及びAct19をパスして図4及び図5に示す制御処理を終了する。
一方でCPU21は、硬貨センサ30又は紙幣センサ32が硬貨又は紙幣を検出しているままで、人感センサ28が非検出状態となったならばAct15にてNoと判定し、Act20へと進む。かくしてCPU21は、釣銭を残存させたままで操作者がチェックアウト装置110の前から立ち去った場合に、Act20へと進む。
Act20においてCPU21は、操作者が電子レシートサービスの会員であるか否かをAct6と同様にして確認する。そしてCPU21は、会員であるためにYesと判定したならば、Act21へと進む。
Act21においてCPU21は、Act8と同様にして電子レシートデータを生成する。ただしCPU21は当該電子レシートデータには、取り忘れメッセージを含める。取り忘れメッセージは、取り忘れた物品があることを示す情報であり、本実施形態では釣銭を取り忘れた旨を通知する文字メッセージとする。取り忘れメッセージは、釣銭を取り忘れたことを人間がイメージすることが可能な画像などであってもよい。CPU21は一例として、硬貨センサ30及び紙幣センサ32が硬貨及び紙幣をいずれも検出している場合には、取り忘れメッセージの内容を「この取引に関して、釣銭が取り忘れです。」とする。CPU21は一例として、硬貨センサ30のみが硬貨を検出している場合には、取り忘れメッセージの内容を「この取引に関して、釣銭のうちの硬貨分が取り忘れです。」とする。CPU21は一例として、紙幣センサ32のみが紙幣を検出している場合には、取り忘れメッセージの内容を「この取引に関して、釣銭のうちの紙幣分が取り忘れです。」とする。
Act22においてCPU21は、Act9と同様にして電子レシートデータをレシートサーバ120へと送信する。そしてCPU21はこののち、Act23へと進む。かくして制御プログラムに基づく制御処理をCPU21が実行することによって、CPU21を中枢部分とするコンピュータは第2の送信制御手段として機能する。そしてこの第2の送信制御手段としての機能と通信ユニット33との協働により第2の送信手段としての機能が実現される。
なおCPU21は、操作者が電子レシートサービスの会員ではないならばAct20にてNoと判定し、Act21及びAct22をパスしてAct23へと進む。
Act23においてCPU21は、取り忘れ票のプリントをプリンタ26に指示する。
CPU21は具体的には、取り忘れ票に表す画像を生成し、この画像をプリンタ26へと与える。プリンタ26は、CPU21から与えられた画像をレシートプリンタによりレシート用紙にプリントして、レシート発行口13から排出する。
取り忘れ票は、例えば、釣銭の取り忘れの状況を案内する文字メッセージ、釣銭の取り忘れが生じた商取引の内容、ならびに会計の結果等を表す。
Act24においてCPU21は、警報動作を開始する。警報動作は、釣銭の取り忘れが生じたことを店員に通報するための動作である。警報動作は例えば、パトランプ20の点滅である。警報動作は、警報音の出力又は他の端末への通知であっても良い。また警報動作は、複数の動作を含んでいても良い。かくして制御プログラムに基づく制御処理をCPU21が実行することによって、CPU21を中枢部分とするコンピュータは通知手段として機能する。
Act25においてCPU21は、釣銭が釣銭皿16又は紙幣排出口19に残存しているか否かを確認する。そしてCPU21は、硬貨センサ30又は紙幣センサ32が硬貨又は紙幣を検出しているならばYesと判定し、Act25を繰り返す。かくしてCPU21はAct25においては、取り忘れられている釣銭が取り除かれるのを待ち受ける。
チェックアウト装置110の監視を担っている店員は、例えば警報動作により釣銭の取り忘れが生じたことを認識したならば、取り忘れられている釣銭を取り除き、取り忘れ票と共に保管する。ただし、硬貨収受ユニット29及び紙幣収受ユニット31の少なくとも一方に回収機能を備え、当該回収機能を利用して釣銭皿16又は紙幣排出口19に残存している硬貨又は紙幣を自動的に回収してもよい。
このようにして釣銭が取り除かれると、硬貨センサ30及び紙幣センサ32は共に硬貨及び紙幣を検出しない状態となる。これをもってCPU21は、Act25にてNoと判定し、Act26へと進む。
Act26においてCPU21は、Act24にて開始した警報動作を停止する。そしてこれをもってCPU21は、図4及び図5に示す制御処理を終了する。
CPU21のAct9、Act19又はAct22の処理に応じて通信ユニット33からネットワーク200へと送出された電子レシートデータは、ネットワーク200によってレシートサーバ120へと伝送されて、通信ユニット45により受信される。そして当該電子レシートデータは、CPU41の制御の下に補助記憶ユニット44に保存される。
つまり補助記憶ユニット44は、取引データの一例としての電子レシートデータと取り忘れメッセージとを互いに関連付けて記憶する記憶手段の一例である。そしてCPU41は、既存の電子レシートサーバにて行われているのと同様な処理によって、任意の情報端末にて電子レシート画面を表示させる。かくしてCPU41を中枢部分とするコンピュータは出力手段として機能する。
図6は釣銭の取り忘れが生じなかった商取引に関する電子レシート画面SC1の一例を示す図である。
電子レシート画面SC1は、領域51及び領域52を含む。
領域51は、釣銭の取り忘れが生じた取引の内容を表す。領域51に取引の内容を表す情報のうちのどのような情報を表すかは任意である。領域51に表す情報は、例えばレシートサーバ120における処理についてのアプリケーションプログラムの設計者により定められてよい。図6の例では、領域51には、取引番号、レジ番号、取引日時及び買上商品の一覧等、釣銭の取り忘れが生じた取引を特定する情報を表している。
領域52は、会計の結果を表している。領域52に会計の結果を表す情報のうちのどのような情報を表すかは任意である。領域52に表す情報は、例えば上記のアプリケーションプログラムの設計者などによって定められて良い。図6の例では、領域52には、決済金額、消費税額、預り金額、釣銭額、ならびに釣銭のうちの紙幣及び硬貨のそれぞれの金額を表している。
図7は釣銭の取り忘れが生じた商取引に関する電子レシート画面SC2の一例を示す図である。
電子レシート画面SC2は、領域51及び領域52に加えて領域53を含む。
領域53は、取り忘れメッセージを表す。図7の例では、領域53は、釣銭のうちの硬貨分のみが取り忘れられた場合を案内する取り忘れメッセージを表している。
以上のようにチェックアウトシステム100によれば、任意の情報端末からレシートサーバ120にアクセスして、釣銭の取り忘れが生じた商取引に関する電子レシート画面が表示される場合は、図7中の領域53のように取り忘れメッセージが示される。この取り忘れメッセージは、商取引の内容を確認しようとした当該商取引の決済者の目に触れることとなる。従って、当該決済者は、釣銭を取り忘れたことを認識することができる。
かくして、CPU21が、取り忘れメッセージを含んだ電子レシートデータの生成及び送信をAct21及びAct22にて実行していることにより、取り忘れメッセージが決済者に対して通知されるのである。従って、Act21及びAct22におけるCPU21の処理により生じる動作により、取り忘れを示すメッセージが外部に出力される。そして制御プログラムに基づく制御処理をCPU21が実行することによって、CPU21を中枢部分とするコンピュータは通知手段として機能していることとなる。
またチェックアウトシステム100によれば、決済者が取り忘れた釣銭の返却を店員に求める場合には、取り忘れメッセージを含んだ電子レシート画面を店員に提示することにより、どの商取引についての釣銭の返却が求められているかを店員が容易に判断できる。
そして店員は、取り忘れ票と電子レシート画面との照合により、取り忘れられていた釣銭を引き渡すべきかどうかを容易に判断することができる。また店員は、複数の商取引についての回収された釣銭が保管されている場合には、これらの釣銭のいずれを引き渡すかを容易に判断することができる。
なお、CPU41がCPU21からの要求の下に、釣銭を返却し終えた商取引に関する電子レシートデータに返却済みであることを示す情報を付加してもよい。そしてCPU41は、当該情報が付加されている電子レシートデータに基づく電子レシート画面には、取り忘れメッセージを表示しないようにする。あるいは、CPU41がCPU21からの要求の下に、釣銭を返却し終えた商取引に関する電子レシートデータから取り忘れメッセージを削除してもよい。これにより、それ以降に当該の電子レシートデータに基づく電子レシート画面には取り忘れメッセージが表されなくなる。このようにすれば、取り忘れメッセージを含んだ電子レシート画面を、釣銭を取り忘れた者の証明書として利用できる。またこのことを利用して、チェックアウト装置110における取り忘れ票のプリントを省略してもよい。
(第2の実施形態)
以下、第2の実施形態について図面を用いて説明する。なお、第2の実施形態のチェックアウトシステム100の構成は第1の実施形態と同様である。そして第2の実施形態が第1の実施形態と異なるのは、ROM22,42又は補助記憶ユニット24,44が記憶するアプリケーションプログラムの一部と、そのアプリケーションプログラムに基づくCPU21及びCPU41による処理の内容である。
次にチェックアウトシステム100の第2の実施形態における動作について説明する。
図8及び図9はCPU21による制御処理のフローチャートである。なお、図8及び図9において図4及び図5と同様な処理に関しては同一の符号を付して示し、その詳細な説明は省略する。図8及び図9に示すとともに以下に説明する制御処理の内容は一例であり、同様な結果を得ることが可能であれば、各処理の順序を適宜に入れ替えてもよいし、また他の処理が追加されてもよい。
CPU21は、図8に示すAct1~Act12については第1の実施形態と同様に実行する。そしてCPU21はAct11にてYesと判定した場合に、Act31へと進む。
Act31においてCPU21は、Act8と同様にして取り忘れメッセージを含まない電子レシートデータを生成する。
Act32においてCPU21は、Act9と同様にして上記の電子レシートデータをレシートサーバ120へと送信する。そしてこののちにCPU21は、図9中のAct13へと進む。
CPU21は、図9に示すAct13~Act16については第1の実施形態と同様に実行する。CPU21は、硬貨センサ30及び紙幣センサ32が硬貨及び紙幣をいずれも検出しなくなったためにAct16にてNoと判定したならば、第1の実施形態におけるAct17~Act19を実行することなく、そのまま図8及び図9に示す制御処理を終了する。
これに対してCPU21は、第1の実施形態と同様にAct15からAct20へと進み、かつAct20にてYesと判定したならば、第1の実施形態におけるAct21及びAct22に代えてAct33及びAct34を実行する。
Act33においてCPU21は、取り忘れが生じたことを表す付帯データを生成する。付帯データをどのようなデータとするかは任意であり、例えば図8及び図9に示す制御処理を表した制御プログラムの設計者により定められてよい。ただし付帯データには、Act31で生成した電子レシートデータの識別コードを含むこととする。また本実施形態においては、付帯データには、第1の実施形態と同様な取り忘れメッセージを含むこととする。付帯データには、Act3で記憶させた利用者コードを含めてもよい。
Act34においてCPU21は、上記の付帯データをレシートサーバ120へと送信する。CPU21は具体的には、上記の付帯データを通信ユニット33へと送り、その送信を通信ユニット33に指示する。この指示を受けて通信ユニット33は、該当の付帯データをレシートサーバ120に宛ててネットワーク200へと送出する。そしてCPU21はこののち、Act23以降の処理を第1の実施形態と同様に実行する。
通信ユニット33からネットワーク200へと送出された付帯データは、ネットワーク200によってレシートサーバ120へと伝送されて、通信ユニット45により受信される。そして当該付帯データは、CPU41の制御の下に補助記憶ユニット44に保存される。
図10はCPU41による電子レシートサービス提供のための処理の一部を示すフローチャートである。
CPU41は、任意の情報端末からレシートサーバ120へのアクセスがなされ、電子レシート画面の提供が要求されたならば、図10中のAct41へと進む。
Act41においてCPU41は、電子レシートデータに基づき、電子レシート画面を生成する。本実施形態における電子レシートデータは、取り忘れメッセージを含まないので、ここで生成される電子レシート画面は、例えば図6に示す電子レシート画面SC1のようなものとなる。
Act42においてCPU41は、上記の電子レシート画面をアクセス元の情報端末へと送信する。CPU41は具体的には、上記の電子レシート画面を表すデータを通信ユニット45へと送り、その送信を通信ユニット45に指示する。この指示を受けて通信ユニット45は、該当のデータを情報端末に宛ててネットワーク200へと送出する。情報端末では、このデータを受信すると、周知の如く電子レシート画面を表示する。
Act43においてCPU41は、上記の電子レシート画面の生成に用いた電子レシートデータに対応する付帯データが有るか否かを確認する。CPU41は具体的には、電子レシート画面の生成に用いた電子レシートデータの識別コードを含んだ付帯データが補助記憶ユニット44に記憶されているかどうかを確認する。そしてCPU41は、該当する付帯データが記憶されていたならばYesと判定し、Act44へと進む。
Act44においてCPU41は、付帯データに基づいてポップアップ画面を生成する。ポップアップ画面は、釣銭の取り忘れが生じていることを表した画面である。
Act45においてCPU41は、上記のポップアップ画面をアクセス元の情報端末へと送信する。CPU41は具体的には、上記のポップアップ画面を表すデータを通信ユニット45へと送り、その送信を通信ユニット45に指示する。この指示を受けて通信ユニット45は、該当のデータを情報端末に宛ててネットワーク200へと送出する。情報端末では、このデータを受信すると、周知の如くポップアップ画面をポップアップ表示する。
CPU41は、Act42及びAct45が短い時間間隔で行われるように上記の処理を進める。かくして情報端末においては、電子レシート画面が表示されたのち、当該電子レシート画面に重畳する状態で、速やかにポップアップ画面がポップアップ表示されることとなる。
なお、CPU41は、該当する付帯データが無いためにAct43にてNoと判定したならば、Act44及びAct45の処理を実行しない。
図11は、図6に示す電子レシート画面SC1に重畳する状態でポップアップ表示されたポップアップ画面SC3の一例を示す図である。
ポップアップ画面SC3は、領域61及びボタンB1を含む。
領域61は、取り忘れメッセージを表す。図11の例では、領域61は、釣銭のうちの硬貨分のみが取り忘れられた場合を案内する取り忘れメッセージを表している。
ボタンB1は、情報端末の操作者がポップアップ画面SC3の消去を指示するためのものである。情報端末では周知の動作により、ボタンB1が操作者により操作されたことに応じてポップアップ画面SC3の表示を終了する。
かくして、第2の実施形態のチェックアウトシステム100によれば、ポップアップ画面の表示により、釣銭の取り忘れが生じた商取引の決済者に対し、釣銭を取り忘れたことを認識させることができる。
このように、CPU21が、付帯データの生成及び送信をAct33及びAct34にて実行していることにより、取り忘れが生じている旨が決済者に対して通知されるのである。従って、Act33及びAct34におけるCPU21の処理により生じる動作により、取り忘れを示すメッセージが外部に出力される。そして制御プログラムに基づく制御処理をCPU21が実行することによって、CPU21を中枢部分とするコンピュータは通知手段として機能していることとなる。
またチェックアウトシステム100によれば、決済者が取り忘れた釣銭の返却を店員に求める場合には、図11に示す様な画面表示状態にある情報端末を店員に提示することにより、どの商取引についての釣銭の返却が求められているかを店員が容易に判断できる。
そして店員は、取り忘れ票と電子レシート画面との照合により、取り忘れられていた釣銭を引き渡すべきかどうかを容易に判断することができる。また店員は、複数の商取引についての回収された釣銭が保管されている場合には、これらの釣銭のいずれを引き渡すかを容易に判断することができる。
なお、CPU41がCPU21からの要求の下に、釣銭を返却し終えた商取引に関する電子レシートデータに返却済みであることを示す情報を付加してもよい。そしてCPU41は、当該情報が付加されている電子レシートデータに基づく電子レシート画面を送信し終えた後には、Act43にてNoと判定することとする。あるいは、CPU41がCPU21からの要求の下に、釣銭を返却し終えた商取引に関する電子レシートデータの識別コードを含んだ付帯データを補助記憶ユニット44から削除してもよい。これにより、それ以降に当該の電子レシートデータに基づく電子レシート画面の表示に際しては、付帯データに基づくポップアップ画面が表示されなくなる。このようにすれば、ポップアップ画面を、釣銭を取り忘れた者の証明書として利用できる。またこのことを利用して、チェックアウト装置110における取り忘れ票のプリントを省略してもよい。
CPU41は電子レシート画面とポップアップ画面とを同時に送信してもよい。CPU41は具体的には、Act42をAct43にてNoと判定した場合に実行することとする。またCPU41は、Act45においては、Act41で生成した電子レシート画面とともにポップアップ画面を送信することとすればよい。ただしこの場合は、電子レシートサービスを受けるためのアプリケーションプログラムにより、電子レシート画面とポップアップ画面とが同時に送信されてきた場合に、これらを図11に示す状態で表示する機能を情報端末にて実現する。
この実施形態は、次のような種々の変形実施が可能である。
第1の実施形態においては、CPU41は、受信された電子レシートデータに取り忘れメッセージが含まれる場合に、取り忘れが生じている旨を通知するためのプッシュ通知又は電子メール送信を行ってもよい。CPU41は具体的には、受信された電子レシートデータを解析して取り忘れメッセージが含まれることを確認できた場合に、当該電子レシートデータに含まれた利用者コードを取得する。そしてCPU41は、当該利用者コードに予め関連付けられたプッシュ通知先に対して取り忘れが生じた旨のプッシュ通知を行うように予め定められた通知サーバに対してネットワーク200を介して要求する。あるいはCPU41は、取り忘れが生じた旨を表す本文を含んだ電子メールを、上記の取得した利用者コードに予め関連付けられた電子メールアドレスを宛先としてネットワーク200に送出する。以上のプッシュ通知または電子メール送信のためのCPU41の動作により、取り忘れを示すメッセージが外部に出力される。
第2の実施形態においては、CPU41は、上記のようにポップアップ画面を情報端末にて表示させるのに加えて、或いは代えて、プッシュ通知又は電子メール送信を行ってもよい。CPU41は具体的には、付帯データが受信された場合に、付帯データに含まれた識別コードで識別される電子レシートデータに含まれる利用者コード又は付帯データに直接含まれた利用者コードを取得する。そしてCPU41は、上記と同様にしてプッシュ通知又は電子メール送信を行う。以上のプッシュ通知または電子メール送信のためのCPU41の動作により、取り忘れを示すメッセージが外部に出力される。
各実施形態においては、取り忘れ票のプリントに代えて、例えば次のような処理を適用しても良い。
(1) 取り忘れ票に示すのと同様な情報をジャーナル用紙のみにプリントする。
(2) 取り忘れ票に示すような情報を何れの用紙にもプリントせずに、記憶媒体に記憶させる。この場合、記憶媒体は、セルフチェックアウト装置に設けられたものであっても良いし、外部のサーバなどに設けられたものであっても良い。
(3) 周知の電子レシートサービスに対応したセルフチェックアウト装置の場合は、電子レシートサーバを介して、買物客が所持する予め登録された情報端末に対して、取り忘れの旨の通知を行ってもよい。
各実施形態においては、セミセルフタイプのチェックアウトシステムにおける決済装置などのような別の形態の決済装置においても本願の適用が可能である。
各実施形態においては、物品は、釣銭としての貨幣には限らず、例えばクレジットカード又は電子マネーカードなどの各種のカードであっても良い。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1] 決済装置とサーバとを具備し、
前記決済装置は、
取引に関する決済のための決済処理を行う決済手段と、
前記決済処理の終了後に前記取引の内容を表した取引データを生成する生成手段と、
前記生成手段により生成された前記取引データを前記サーバへ送信する第1の送信手段と、
前記決済手段による前記決済処理に関して所定の物品を受け部へと排出する排出手段と、
前記受け部における前記物品を検出する検出手段と、
前記排出手段により前記物品が排出されてから所定の時間が経過した後に前記検出手段が前記物品を検出していた場合に、前記物品の取り忘れを示すメッセージを前記サーバに送信する第2の送信手段と、
を具備し、
前記サーバは、
前記第1の送信手段により送信された前記取引データと前記第2の送信手段により送信された前記メッセージとを互いに関連付けて記憶する記憶手段と、
前記メッセージを前記取引データに関連付けて前記取引の決済者の情報端末を介して出力する出力手段と、
を具備するチェックアウトシステム。
[付記2] 前記出力手段は、前記取引データ及び前記メッセージを表す画面の情報を情報端末へ出力する、
付記1に記載のチェックアウトシステム。
[付記3] 前記出力手段は、前記取引データ及び前記メッセージを含んだ電子メールを、前記取引データが表す取引の決済者に関連付けて予め定められたアドレスに宛てて送信する、
付記1に記載のチェックアウトシステム。
[付記4] 前記決済装置は、
前記排出手段により前記物品が排出されてから所定の時間が経過した後に前記検出手段が前記物品を検出していた場合に、前記物品の取り忘れを店員に通知する通知手段、
をさらに備える付記1-3のいずれか一項に記載のチェックアウトシステム。
[付記5] 取引に関する決済のための決済処理を行う決済手段と、
前記決済処理の終了後に前記取引の内容を表した電子レシートデータを生成する生成手段と、
前記決済手段による前記決済処理に関して所定の物品を受け部へと排出する排出手段と、
前記受け部における前記物品を検出する検出手段と、
前記排出手段により前記物品が排出されてから所定の時間が経過した後に前記検出手段が前記物品を検出していた場合に、前記電子レシートデータに関連付けて前記物品の取り忘れを示すメッセージを前記取引の決済者の情報端末を介して出力する出力手段と、
を具備した決済装置。
[付記6] 所定の物品を受け部へと排出する排出機構と、前記受け部における前記物品を検出する検出手段と、通信網を介したデータ通信を行う通信デバイスとを備えた決済装置を制御するコンピュータを、
取引に関する決済のための決済処理を行う決済手段と、
前記決済処理の終了後に前記取引の内容を表した取引データを生成する生成手段と、
前記生成手段により生成された前記取引データをサーバへ送信するように前記通信デバイスを制御する第1の送信制御手段と、
前記決済手段による前記決済処理に関して前記物品を前記受け部へと排出するように前記排出機構を制御する排出制御手段と、
前記排出制御手段により前記物品が排出されてから所定の時間が経過した後に前記検出手段が前記物品を検出していた場合に、前記物品の取り忘れを示すメッセージを前記サーバに送信するように前記通信デバイスを制御する第2の送信制御手段と、
して機能させるための制御プログラム。
1…本体、2…計量ユニット、3…計量ユニット、10…タッチパネル、11…スキャナ窓、12…ハンディスキャナ、13…レシート発行口、14…カード挿入口、15…硬貨投入皿、16…釣銭皿、17…リジェクト皿、18…紙幣挿入口、19…紙幣排出口、20…パトランプ、21…CPU、22…ROM、23…RAM、24…補助記憶ユニット、25…固定スキャナ、26…プリンタ、27…カードリーダライタ、28…人感センサ、29…硬貨収受ユニット、29a…排出ユニット、30…硬貨センサ、31…紙幣収受ユニット、31a…排出ユニット、32…紙幣センサ、33…通信ユニット、34…通信路、41…CPU、42…ROM、43…RAM、44…補助記憶ユニット、45…通信ユニット、46…通信路、100…チェックアウトシステム、110…チェックアウト装置、120…レシートサーバ、200…ネットワーク。

Claims (4)

  1. ネットワークによって伝送され、取引の内容を表した電子レシートデータ当該電子レシートデータとともに、取引に関して取り忘れられた物品があることを示すメッセージが伝送されたならば、当該メッセージとともに受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された電子レシートデータを記憶部に記憶させるとともに、当該電子レシートデータとともに前記受信手段によりメッセージが受信されたならば当該メッセージを電子レシートデータに関連付けて前記記憶部に記憶させる記憶手段と、
    電子レシート画面の提供が要求されたことに応じて、前記記憶部により記憶されている電子レシートデータに基づき取引の内容を表した電子レシート画面を、当該電子レシートデータに関連付けてメッセージが前記記憶部に記憶されているならば当該メッセージに基づく表示を伴って情報端末で表示させるためのデータを出力する出力手段と、
    を具備するレシートサーバ。
  2. 前記受信手段が受信する電子レシートデータは、取引の会計の結果をさらに表し、
    前記出力手段は、電子レシートデータに基づき取引の内容及び会計の結果を表す電子レシート画面を表示させるためのデータを出力する、
    請求項1に記載のレシートサーバ。
  3. 前記出力手段は、前記記憶部に記憶された電子レシートデータに基づく電子レシート画面を表示させるとともに同じ電子レシートデータに関連付けて前記記憶部に記憶されたメッセージを表す画面を電子レシート画面に重畳して表示させるためのデータを出力する、
    請求項1に記載のレシートサーバ。
  4. ネットワークによって伝送され、取引の内容を表した電子レシートデータ当該電子レシートデータとともに、取引に関して取り忘れられた物品があることを示すメッセージが伝送されたならば、当該メッセージとともに受信する受信手段を備えたレシートサーバを制御するコンピュータを、
    前記受信手段により受信された電子レシートデータを記憶部に記憶させるとともに、当該電子レシートデータとともに前記受信手段によりメッセージが受信されたならば当該メッセージを電子レシートデータに関連付けて記憶部に記憶させる記憶手段と、
    電子レシート画面の提供が要求されたことに応じて、前記記憶部により記憶されている電子レシートデータに基づき取引の内容を表した電子レシート画面を、当該電子レシートデータに関連付けてメッセージが前記記憶部に記憶されているならば当該メッセージに基づく表示を伴って情報端末で表示させるためのデータを出力する出力手段と、
    して機能させるための制御プログラム。
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