JP7088182B2 - 基板収納容器 - Google Patents

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Description

本発明は、基板を収納する基板収納容器に関する。
基板収納容器は、基板を収納する容器本体と、容器本体の開口を閉止する蓋体と、容器本体と蓋体との間に設けられる環状のパッキンと、を備えものであり、基板を気密状態で収納している。
この種のパッキンとして、延出片がその延長線とシール面との間に略鋭角を形成するように形成されたもの、シール面に接触して基板収納容器の外側に湾曲したもの及び開口正面外方に向けて屈曲しているものなどが知られている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
これらのパッキンは、基板収納容器の内部が陰圧の場合、言い換えると、外部の圧力が高い場合に、延出片がシール面に押し付けられる方向に変形するため、良好なシール性を奏するようになっている。
特開2002-068364号公報 特開2008-062979号公報
しかしながら、不活性ガスなどのパージガスを基板収納容器の内部に供給した場合、つまり、基板収納容器の内部が陽圧になる場合は、延出片はシール面から剥がされる方向に変形するため、シール性が低下することがある。
そこで、本発明は以上の課題に鑑みてなされたものであり、内部の陽圧に対するシール性を向上させた基板収納容器を提供することを目的とする。
(1)本発明に係る一つの態様は、基板を収納する容器本体と、前記容器本体の開口を閉止する蓋体と、前記容器本体と前記蓋体との間に設けられる環状のパッキンと、を備える基板収納容器であって、前記容器本体は、前記パッキンが接触するシール面が形成され、前記蓋体は、前記パッキンを取り付ける取付溝が形成され、前記パッキンは、前記取付溝に嵌められる本体部と、前記本体部から延出された延出片と、で形成されており、前記延出片は、前記蓋体の閉止方向において前記蓋体の側に突出する突起部と、前記突起部よりも先端に位置するシール部と、を有し、前記シール部は、前記シール面の側かつ前記本体部の側に反転して、前記シール面に接触する基板収納容器を提供する。
(2)上記(1)の態様において、前記シール面と前記シール部との接触位置は、前記蓋体の閉止方向からみて、前記突起部に重なるか、前記突起部よりも外側に離れていてもよい。
(3)上記(1)又は(2)の態様において、前記延出片は、前記容器本体に対面する一面が、前記本体部から前記突起部に向かうに従って前記蓋体に接近してもよい。
(4)上記(1)から(3)までのいずれか1つの態様において、前記本体部は、前記延出片の側における前記容器本体の側又は前記蓋体の側の少なくとも一方に、平坦な面を有し、前記パッキンを前記取付溝に押し込み可能であってもよい。
本発明によれば、内部の陽圧に対するシール性を向上させた基板収納容器を提供することができる。
本発明に係る実施形態の基板収納容器を示す分解概略斜視図である。 実施形態のパッキンを示す、(a)平面図、(b)A-A断面図及びB-B断面図である。 実施形態のパッキンを用いた、容器本体と蓋体との閉止途中の状態を示す概略部分断面図である。 従来のパッキンを用いた、容器本体と蓋体との閉止途中の状態を示す概略部分断面図である。 変形例1のパッキンを示す、(a)平面図、(b)D-D断面図及びE-E断面図である。 変形例2のパッキンを用いた、容器本体と蓋体との閉止途中の状態を示す概略部分断面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、本明細書の実施形態においては、全体を通じて、同一の部材には同一の符号を付している。
図1は、本発明に係る実施形態の基板収納容器1を示す分解概略斜視図である。図2は、実施形態のパッキン30を示す、(a)平面図、(b)A-A断面図及びB-B断面図である。図3は、実施形態のパッキン30を用いた、容器本体10と蓋体20との閉止途中の状態を示す概略部分断面図である。
図1に示すように、基板収納容器1は、基板Wを収納する容器本体10と、容器本体10の開口11を閉止する蓋体20と、容器本体10と蓋体20との間に設けられる環状のパッキン30と、を備えている。
容器本体10は、箱状体であり、開口11が正面に形成されたフロントオープン型である。開口11は、外側に広がるように段差をつけて屈曲形成され、その段差部の面が、パッキン30が接触するシール面12として、開口11の正面の内周縁に形成されている。なお、容器本体10は、300mm径や450mm径の基板Wの挿入操作を行い易いことから、フロントオープン型が好ましいが、開口11が下面に形成されたボトムオープン型であってもよい。
容器本体10の内部の左右両側には、支持体13が配置されている。支持体13は、基板Wの載置及び位置決めをする機能を有している。支持体13には、複数の溝が高さ方向に形成され、いわゆる溝ティースを構成している。そして、基板Wは、同じ高さの左右2か所の溝ティースに載置されている。支持体13の材料は、容器本体10と同様のものと同じであってもよいが、洗浄性や摺動性を高めるために、異なる材料が用いられてもよい。
また、容器本体10の内部の後方(奥側)には、リアリテーナ(図示なし)が配置されている。リアリテーナは、蓋体20が閉止された場合に、後述するフロントリテーナと対となって、基板Wを保持する。ただし、本実施形態のようにリアリテーナを備えることなく、支持体13が、溝ティースの奥側に、例えば、「く」字状や直線状をした基板保持部を有することで、フロントリテーナと基板保持部とで基板Wを保持するようなものであってもよい。これらの支持体13やリアリテーナは、容器本体10にインサート成形や嵌合などにより設けられている。
基板Wは、この支持体13に支持されて容器本体10に収納される。なお、基板Wの一例としては、シリコンウェーハが挙げられるが特に限定されず、例えば、石英ウェーハ、ガリウムヒ素ウェーハなどであってもよい。
容器本体10の天井中央部には、ロボティックフランジ14が着脱自在に設けられている。清浄な状態で基板Wを基板収納容器1は、工場内の搬送ロボットで、ロボティックフランジ14を把持されて、基板Wを加工する工程ごとの加工装置に搬送される。
また、容器本体10の両側部の外面中央部には、作業者に握持されるマニュアルハンドル15がそれぞれ着脱自在に装着されている。
そして、容器本体10の底面には、例えば、チェックバルブ機能を有する給気弁18と排気弁19とが設けられている。これらは、蓋体20によって閉止された基板収納容器1の内部に、給気弁18から窒素ガスなどの不活性気体やドライエアーを供給し、必要に応じて排気弁19から排出することで、基板収納容器1の内部の気体を置換したり、気密状態を維持したりする。なお、給気弁18及び排気弁19は、基板Wを底面へ投影した位置から外れた位置にあるのが好ましいが、給気弁18及び排気弁19の数量や位置は、図示したものに限らない。また、給気弁18及び排気弁19は、気体を濾過するフィルタを有している。
内部の気体の置換は、収納した基板W上の不純物質を吹き飛ばしたり、内部の湿度を低くしたりするなどの目的で行われ、搬送中の基板収納容器1の内部の清浄性を保つ。気体の置換は、排気弁19側においてガスを検知することで、確実に行われているか確認することができる。そして、内部の気体を置換する時や、蓋体20を容器本体10に取り付けて、閉止する時に、基板収納容器1の内部は陽圧になり、逆に、蓋体20を容器本体10から取り外す時に、基板収納容器1の内部は陰圧となる。
一方、蓋体20は、容器本体10の開口11の正面に取り付けられる、略矩形状のものである。蓋体20は、図示しない施錠機構を有しており、容器本体10に形成された係止穴(図示なし)に係止爪が嵌入することで施錠されるようになっている。また、蓋体20は、中央部に基板Wの前部周縁を水平に保持する弾性のフロントリテーナ(図示なし)が着脱自在に装着又は一体形成されている。
このフロントリテーナは、支持体13の溝ティース及び基板保持部などと同様に、ウェーハが直接接触する部位であるため、洗浄性や摺動性が良好な材料が用いられている。フロントリテーナも、蓋体20にインサート成形や嵌合などで設けることができる。
そして、蓋体20には、パッキン30を取り付ける取付溝21が形成されている(図3参照)。より詳しくは、蓋体20の容器本体10側の面には、開口11の段差部より小さの凸部22が環状に形成されることで、断面略U字状の取付溝21が環状に形成されている。この凸部22は、蓋体20を容器本体10に取り付けた時、開口11の段差部より奥に入り込む。
これらの容器本体10及び蓋体20の材料としては、例えば、ポリカーボネート、シクロオレフィンポリマー、ポリエーテルイミド、ポリエーテルスルフォン、ポリエーテルエーテルケトン、液晶ポリマーなどの熱可塑性樹脂が挙げられる。この熱可塑性樹脂は、導電性カーボン、導電繊維、金属繊維、導電性高分子などからなる導電剤、各種の帯電防止剤、紫外線吸収剤などが更に適宜添加されてもよい。
つぎに、図2(a)に示すように、パッキン30は、蓋体20の正面形状(及び容器本体10の開口11の形状)に対応した環状のものであり、本実施形態では、矩形枠状のものである。ただし、環状のパッキン30は、蓋体20への取り付け前の状態で、円環(リング)状であってもよい。
パッキン30は、容器本体10のシール面12と蓋体20との間に配置され、蓋体20を容器本体10に取り付けた際に、シール面12と蓋体20とに密着して基板収納容器1の気密性を確保し、基板収納容器1への外部からの塵埃、湿気などの侵入を低減させるとともに、内部から外部への気体の漏れを低減させるものである。
パッキン30の材料としては、ポリエステル系のエラストマー、ポリオレフィン系のエラストマー、フッ素系のエラストマー、ウレタン系のエラストマーなどからなる熱可塑性のエラストマー、フッ素ゴム、エチレンプロピレンゴム、シリコーン系のゴムなどの弾性体を用いることができる。これらの材料には、密着性を改質する観点から、カーボン、ガラス繊維、マイカ、タルク、シリカ、炭酸カルシウムなどからなる充填剤、ポリエチレン、ポリアミド、ポリアセタール、フッ素系樹脂、シリコーン樹脂などの樹脂が所定量選択的に添加されてもよい。また、導電性や帯電防止性を付与する観点から、炭素繊維、金属繊維、金属酸化物、各種の帯電防止剤などが適宜添加されてもよい。なお、パッキン30の硬度は、ショアA硬度で40度から90度が好ましく、60度から90度がより好ましい。
パッキン30についてより詳しく説明する。図2(b)に示すように、パッキン30は、取付溝21に嵌められる本体部31と、本体部31から延出された延出片32と、で形成されている。
本体部31は、蓋体20の取付溝21と同様の環状に形成され、その断面が取付溝21の断面形状に対応するよう略矩形とされている。本体部31は、延出片32が延出する側であって蓋体20側に、平坦な面310を有し、パッキン30を取付溝21の底側に押し込むことができるようになっている。
また、本体部31は、取付溝21の底側(内側)の第1の嵌合突部311と、取付溝21の開口側(外側)の第2の嵌合突部312とが、容器本体10側に並べて形成されており、第1の嵌合突部311及び第2の嵌合突部312は、それぞれ先細りに形成されている。
一方、延出片32は、蓋体20の閉止方向Hにおいて蓋体20側に突出する突起部320と、突起部320よりも先端に位置するシール部321と、を有している。また、延出片32は、容器本体10に対面する一面が、本体部31から突起部320に向かうに従って蓋体20に接近している。つまり、水平方向を示す図中の一点鎖線より蓋体20側に向かって延びている。
シール部321は、シール面12側かつ本体部31側に(J字状に)反転して、シール面12に接触している。このとき、シール面12とシール部321との接触位置Cは、蓋体20の閉止方向Hからみて、突起部320に重なるか、突起部320よりも外側に離れている。シール部321の厚みは、0.6mm程度が好ましいが、成形上の問題がなければ特に限定されない。
ところで、パッキン30は、取付溝21へ嵌め込んで取り付けた際に緩みがあると、シール部321の(蓋体20の裏面20aから)接触位置Cまでの高さにバラツキを生じるため、パッキン30の本体部31の内周側は、取付溝21の底の環状周面よりも若干(1%から5%程度)小さくなるように、形成されている。
そして、パッキン30を取付溝21に取り付ける際に、パッキン30は、引き伸ばされた状態で、蓋体20の取付溝21に嵌め込まれる。このとき、凸部22を超えるようにパッキン30を引き伸ばして、本体部31を取付溝21に嵌め込むと、延出片32は蓋体20側へ傾き、突起部320は蓋体20に押し付けられる。このようにして、シール部321の接触位置Cまでの高さを、パッキン30の全体に渡って安定させることができる。
なお、図3は、蓋体20が容器本体10に取り付けられた閉止状態での、パッキン30の状態を示しており、パッキン30のシール部321は、シール面12に接触した後、閉止方向Hに1mm程変形して潰れた状態になっている。
最後に、実施形態のパッキン30と、従来のパッキン30Rとを比較しながら、本発明に係る実施形態の基板収納容器1の効果について説明する。
図4は、従来のパッキン30Rを用いた、容器本体10と蓋体20との閉止途中の状態を示す概略部分断面図である。なお、図3及び4において、実線矢印は、接触位置Cの移動軌跡を示す。
図4に示すように、従来のパッキン30Rは、取付溝21に嵌められる本体部31Rと、本体部31Rから延出された延出片32Rと、で形成されている。また、延出片32Rは、シール部321Rが形成されているが、このシール部321Rは、反転することなく屈曲した状態で、シール面12に接触している。なお、本体部31Rは、平坦な面310Rを有している。
従来のパッキン30Rでは、容器本体10に対して蓋体20が閉止方向Hに閉止されるに従って、まずシール部321Rは接触位置Cでシール面12に接触するが、さらに蓋体20が閉止方向Hに押し込まれると、シール部321Rが閉止方向Hと直交する方向に摺動(横滑り)しながら移動することなり、最終的に接触位置Cが距離Sだけ外側に離れた位置に移動することなる。そのため、パッキン30Rのシール部321Rは、摺動によって、パーティクルの発生が起こり易い。
一方、実施形態のパッキン30は、容器本体10に対して蓋体20が閉止方向Hに閉止されるに従って、まずシール部321は接触位置Cでシール面12に接触するが、さらに蓋体20が閉止方向Hに押し込まれても、突起部320が基点(起点)となって変形するため、シール部321が閉止方向Hと直交する方向にはほぼ移動することがなく、閉止方向Hに沿って移動するだけであるから、接触位置Cが外側に離れた位置に移動することがない(図3参照)。つまり、パッキン30のシール部321がシール面12で横方向に摺動することがない。仮に、横滑りしたとしても、従来のパッキン30R距離Sの1/3以下程度に抑えることができる。そのため、パッキン30のシール部321は、摺動することがなく、パーティクルの発生を低減させることができる。
また、延出片32は、突起部320を有しているため、蓋体20にパッキン30を取り付けた際、突起部320が蓋体20の一面に当接することにより、突起部320より先端のシール部321の高さが一定になる。そして、シール部321の高さが一定になることで、シール部321の波打ちを抑制することもできる。
さらに、延出片32は、容器本体10に対面する一面が、本体部31から突起部320に向かうに従って蓋体20に接近して設けられているため、同様にシール部321の波打ちを抑制することができる。シール部321の波打ちが低減されることにより、シール部321のシール面12に対する接触圧も、全周において均一になるから、パッキン30のシール部321は、摺動することがなく、パーティクルの発生を低減させることができる。
そして、シール部321のシール面12に対する接触幅、最大接触圧力を低減することができるから、パッキン30のシール面12への貼り付きも低減することができる。さらに、蓋体20を容器本体10から取り外す際に、シール部321がシール面12を横滑りしないから、閉止方向Hと直交する方向の摩擦力が発生し難いから、蓋体20を容器本体10から簡単に取り外すことができる。
ところで、従来のパッキン30Rでは、基板収納容器1の内部が陰圧の場合は、シール部321Rが外部圧力によりシール面12に更に押し付けられ、シール性が向上するが、内部が陽圧の場合は、シール部321Rが内部圧力にシール面12から離れる方向に押されるため、シール性が悪くなり、気体が漏れるようになる(図4参照)。
一方、実施形態のパッキン30では、基板収納容器1の内部が陰圧の場合は、シール部321が外部圧力により取付溝21の底側に押されるが、突起部320が基点となり、逆に反転部での弾性力(反発力)も高くなるため、シール性が向上するし、内部が陽圧の場合は、シール部321が外部圧力によりシール面12に更に押し付けられ、シール性が向上する。これにより、陽圧に対するシール性が2倍以上向上し、内部圧力が6kPa程度高くなっても、気体が漏れるようなことがない。
なお、従来のパッキン30Rでは、シール部321Rが柔らかいと、陽圧に弱くなるが、実施形態のパッキン30では、シール部321が反転しているため、柔らかい材料であっても、シール面12に対して押し付けられるため、上記とほぼ同様の効果を奏する。
以上説明したとおり、本発明に係る実施形態の基板収納容器1は、基板Wを収納する容器本体10と、容器本体10の開口11を閉止する蓋体20と、容器本体10と蓋体20との間に設けられる環状のパッキン30と、を備える基板収納容器1であって、容器本体10は、パッキン30が接触するシール面12が形成され、蓋体20は、パッキン30を取り付ける取付溝21が形成され、パッキン30は、取付溝21に嵌められる本体部31と、本体部31から延出された延出片32と、で形成されており、延出片32は、蓋体20の閉止方向Hにおいて蓋体20側に突出する突起部320と、突起部320よりも先端に位置するシール部321と、を有し、シール部321は、シール面12側かつ本体部31側に反転して、シール面12に接触するものである。
これにより、基板収納容器1の内部が陽圧になると、パッキン30の突起部320を基点に、シール部321が膨らむように変形するから、シール部321がシール面12に押し付けられる。また、基板収納容器1の内部が陰圧になると、パッキン30の突起部320を基点に、シール部321が取付溝21の底側に押し付けられる変形するから、シール部321の弾性力が増加し、シール面12に押し付けられる。このように、実施形態のパッキン30は、基板収納容器1の内部が陽圧又は陰圧になっても、シール性を向上させる
ことができ、基板収納容器1の内部からの気体の漏れや、外部からの塵埃の進入を抑制することができる。
(変形例)
図5は、変形例1のパッキン30Aを示す、(a)平面図、(b)D-D断面図及びE-E断面図である。
図5に示すように、変形例1のパッキン30Aは、延出片32Aの蓋体20側が平らに延びており、上記実施形態と同様の位置に、突起部320Aが形成されている。シール部321Aは、実施形態と同様に、蓋体20側から離れ、シール面12側かつ本体部31A側に反転して、シール面12に接触する。なお、本体部31Aには、第1の嵌合突部311A及び第2の嵌合突部312Aが形成されており、また、平坦な面310Aが容器本体10側に形成されている。
この変形例1においても、実施形態と略同様に、陽圧に対するシール性が向上する。また、本体部31Aと、突起部320Aと、蓋体20との間に形成される空間が小さい(実質的に押し潰されて無くなる。)から、基板収納容器1を洗浄したなどによる洗浄液が残りにくい。
図6は、変形例2のパッキン40を用いた、容器本体10と蓋体20との閉止途中の状態を示す概略部分断面図である。
上記実施形態や変形例1のパッキン30Aを用いた基板収納容器1では、パッキン30,30Aの本体部31が、蓋体20の閉止方向Hに対して略直交する方向に沿って形成された取付溝21に取り付けられたが、変形例2のパッキン40は、蓋体20の閉止方向Hに沿って形成された取付溝23に取り付けられる点が異なっている。
このパッキン40は、図6に示すように、取付溝23に嵌められる本体部41と、本体部41から延出された延出片42と、で略「て」字状に形成されている。
本体部41は、蓋体20の取付溝23と同様の環状に形成され、その断面が取付溝21の断面形状に対応するよう略矩形とされている。本体部41は、取付溝21の底側とは反対側に、平坦な面410を有し、パッキン40を取付溝23の底側に押し込むことができるようになっている。
また、本体部41は、取付溝23の底側(基板収納容器1の正面側)の第1の嵌合突部411と、取付溝23の開口側(容器本体10側)の第2の嵌合突部412とが、蓋体20の内側を向くように並べて形成されており、第1の嵌合突部411及び第2の嵌合突部412は、それぞれ先細りに形成されている。
一方、延出片42は、蓋体20の閉止方向Hにおいて蓋体20側に突出する突起部420と、突起部420よりも先端に位置するシール部421と、を有している。また、延出片42は、容器本体10に対面する一面が、本体部31から突起部420に向かうに従って蓋体20に接近している。
シール部421は、シール面12側かつ本体部41側に(J字状に)反転して、シール面12に接触している。このとき、シール面12とシール部421との接触位置Cは、蓋体20の閉止方向Hからみて、突起部420に重なるか、突起部420よりも外側に離れている。
そして、基板収納容器1の内部が陽圧になると、パッキン40の突起部420を基点に、シール部421が膨らむように変形するから、シール部421がシール面12に押し付けられる。また、基板収納容器1の内部が陰圧になると、パッキン40の突起部420を基点に、シール部421が本体部41(取付溝23)の側に押し付けられる変形するから、シール部421の弾性力が増加し、シール面12に押し付けられる。このように、変形例2のパッキン40であっても、シール性を向上させることができ、気体の漏れや外部からの塵埃の進入を抑制することができる。
上記実施形態では、容器本体10の底面に、チェックバルブ機能を有する給気弁18及び排気弁19が設けられていたが、チェックバルブ機能を有さない、ブリージングの仕様の給排気部であってもよい。このような給排気部であっても、例えば、一方の給排気部から不活性気体を基板収納容器1の内部に流入させ、他方の給排気部から流出させるように構成することで、基板収納容器1の内部の気体を置換したり、気密状態を維持したりすることができ、また、気体の流出側においてガスを検知することで、気体の置換作業が確実に行われているかを確認することができる。
また、上記実施形態などにおいて、容器本体10のシール面12に、パッキン30,30A,40の貼り付きを防止するために、シボ加工を施してもよい。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。
1 基板収納容器
10 容器本体、11 開口、12 シール面、13 支持体、14 ロボティックフランジ、15 マニュアルハンドル、18 給気弁、19 排気弁
20 蓋体、20a 裏面、21 取付溝、22 凸部、23 取付溝
30,30A,30R パッキン
31,31A,31R 本体部、310,310A,310R 平坦な面、311,311A 第1の嵌合突部、312,312A 第2の嵌合突部
32,32A,32R 延出片、320,320A 突起部、321,321A,321R シール部
40 パッキン
41 本体部、410 平坦な面、411 第1の嵌合突部、412 第2の嵌合突部
42 延出片、420 突起部、421 シール部
W 基板
C 接触位置
S 距離

Claims (4)

  1. 基板を収納する容器本体と、
    前記容器本体の開口を閉止する蓋体と、
    前記容器本体と前記蓋体との間に設けられる環状のパッキンと、を備える基板収納容器であって、
    前記容器本体は、前記パッキンが接触するシール面が形成され、
    前記蓋体は、前記パッキンを取り付ける取付溝が形成され、
    前記パッキンは、前記取付溝に嵌められる本体部と、前記本体部から延出された延出片と、で形成されており、
    前記延出片は、前記蓋体の閉止方向において前記蓋体の側に突出する突起部と、前記突起部よりも先端に位置するシール部と、を有し、
    前記シール部は、前記シール面の側かつ前記本体部の側にJ字状に反転して、前記シール面に接触するように構成し、
    前記シール面と前記シール部との接触位置は、前記蓋体の閉止方向からみて、前記突起部に重なるか、前記突起部よりも外側に離れている
    ことを特徴とする基板収納容器。
  2. 前記延出片は、前記容器本体に対面する一面が、前記本体部から前記突起部に向かうに従って前記蓋体に接近する
    ことを特徴とする請求項1に記載の基板収納容器。
  3. 前記本体部は、前記延出片の側における前記容器本体の側又は前記蓋体の側の少なくとも一方に、平坦な面を有し、前記パッキンを前記取付溝に押し込み可能である
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の基板収納容器。
  4. 基板を収納する容器本体と、
    前記容器本体の開口を閉止する蓋体と、
    前記容器本体と前記蓋体との間に設けられる環状のパッキンと、を備える基板収納容器であって、
    前記容器本体は、前記パッキンが接触するシール面が形成され、
    前記蓋体は、前記パッキンを取り付ける取付溝が形成され、
    前記パッキンは、前記取付溝に嵌められる本体部と、前記本体部から延出された延出片と、で形成されており、
    前記延出片は、前記蓋体の閉止方向において前記蓋体の側に突出する突起部と、前記突起部よりも先端に位置するシール部と、を有し、
    前記シール部は、前記シール面の側かつ前記本体部の側にJ字状に反転して、前記シール面に接触する
    ことを特徴とする基板収納容器。
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