JP7084155B2 - チューブリーク検知装置及びチューブリーク検知方法 - Google Patents

チューブリーク検知装置及びチューブリーク検知方法 Download PDF

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Description

本開示は、チューブリーク検知装置及びチューブリーク検知方法に関する。
例えば多管型熱交換器において、チューブ内を流通する水と、チューブの外側を流通するガスとが熱交換を行うことで、水を暖めることができる。チューブの外側を流通するガスが腐食性成分を含むと、チューブが腐食してチューブリークが発生してしまう場合がある。
特許文献1には、給水系統で給水を循環使用するボイラプラントにおいて、給水系統に補給される補給水量が増加したときに温度センサで計測したリーク検出個所の温度変化から、水蒸気又は水のリーク個所を検出することが記載されている。
特許第5019861号公報
しかしながら、チューブに小さな穴があいたことによるリークの場合には温度変化はわずかであるため、リークの検出が難しいといった問題点があった。
上述の事情に鑑みて、本開示の少なくとも1つの実施形態は、小さなリークも検出することのできるチューブリーク検知装置及びチューブリーク検知方法を提供することを目的とする。
本発明の少なくとも1つの実施形態に係るチューブリーク検知装置は、少なくとも1つのチューブ内を流通する液体と、少なくとも1つのチューブの外側を流通する流体とが熱交換することによって液体の温度を昇温させる熱交換器において、少なくとも1つのチューブのリークを検知するチューブリーク検知装置であって、少なくとも1つのチューブの入口端及び出口端のそれぞれに設けられた入口側開閉弁及び出口側開閉弁と、入口側開閉弁と出口側開閉弁との間で少なくとも1つのチューブ内の圧力を検出する圧力検出部材とを備え、入口側開閉弁と出口側開閉弁との間で少なくとも1つのチューブ内に加圧状態で密封された液体と流体とを熱交換させている状態において、圧力検出部材によって検出される圧力の変化に基づいて少なくとも1つのチューブのリークが検知される。
この構成によると、入口側開閉弁及び出口側開閉弁のそれぞれを閉止すると、チューブ内の液体の温度が流体との熱交換によって上昇し、液体の一部が気化する。チューブにリークが発生していない場合、液体の一部が気化したガスの圧力が流体との熱交換によって上昇するので、チューブ内の圧力が上昇する。しかし、チューブにリークが発生している場合、ガスの圧力が上昇するとガスがリークすることによって、チューブにリークが発生していない場合に比べてチューブ内の圧力の上昇が小さくなる。このようなチューブ内の圧力変化に基づいて、小さなリークも検出することができる。
いくつかの実施形態では、少なくとも1つのチューブのそれぞれには、入口側開閉弁と出口側開閉弁との間で少なくとも1つのチューブ内の液体又は液体が気化したガスの少なくとも一方を噴出可能に構成された安全弁が設けられていてもよい。
チューブ内の圧力上昇が早すぎると、チューブ内の圧力でチューブが破損してしまうおそれがある。しかし、この構成によると、チューブ内の圧力が高くなり過ぎた場合に、安全弁によってチューブ内の液体又はガスの少なくとも一方を噴出させて圧力を低下させることができるので、チューブが破損してしまうおそれを低減することができる。
いくつかの実施形態では、圧力検出部材による検出値を経時的に表示するためのモニタをさらに備えてもよい。
この構成によると、チューブ内の圧力変化をモニタにおいて視覚的に理解することができるので、チューブ内の圧力変化が理解しやすくなり、リークの検知が容易になる。
いくつかの実施形態では、入口側開閉弁及び出口側開閉弁がそれぞれ電磁弁であってもよい。
この構成によると、入口側開閉弁及び出口側開閉弁がリモート操作可能となるので、入口側開閉弁及び出口側開閉弁の開閉作業の作業性を向上することができる。また、モニタと組み合わせることにより、現場作業なしでチューブリーク検知装置を操作することができようになるので、リーク検知の作業性を向上することができる。
本発明の少なくとも1つの実施形態に係るチューブリーク検知方法は、少なくとも1つのチューブに液体を流通させるステップと、少なくとも1つのチューブの外側に、液体よりも温度の高い流体を流通させるステップと、液体及び流体を流通させた後、少なくとも1つのチューブ内の液体を密封するステップと、少なくとも1つのチューブ内の液体を密封した後、少なくとも1つのチューブ内の圧力を検出するステップとを含み、少なくとも1つのチューブ内に加圧状態で密封された液体と流体とを熱交換させている状態において、少なくとも1つのチューブ内の圧力の変化に基づいて少なくとも1つのチューブのリークが検知される。
この方法によると、チューブ内の液体を密封すると、チューブ内の液体の温度が流体との熱交換によって上昇し、液体の一部が気化する。チューブにリークが発生していない場合、液体の一部が気化したガスの圧力が流体との熱交換によって上昇するので、チューブ内の圧力が上昇する。しかし、チューブにリークが発生している場合、ガスの圧力が上昇するとガスがリークすることによって、チューブにリークが発生していない場合に比べてチューブ内の圧力の上昇が小さくなる。このようなチューブ内の圧力変化に基づいて、小さなリークも検出することができる。
いくつかの実施形態では、少なくとも1つのチューブの入口端及び出口端のそれぞれには入口側開閉弁及び出口側開閉弁が設けられ、少なくとも1つのチューブ内の液体を密封するステップは、入口側開閉弁及び出口側開閉弁の両方を閉止することを含んでもよい。
この方法によると、チューブ内の液体の密封を簡単に行えるので、チューブリークの検知作業を容易に行うことができるようになる。
いくつかの実施形態では、少なくとも1つのチューブ内の圧力の上限値を設定するステップと、少なくとも1つのチューブ内の圧力が上限値に達した場合に少なくとも1つのチューブ内の液体又は液体が気化したガスの少なくとも一方を少なくとも1つのチューブから噴出させるステップとをさらに含んでもよい。
チューブ内の圧力上昇が早すぎると、チューブ内の圧力でチューブが破損してしまうおそれがある。しかし、この方法によると、チューブ内の圧力が高くなり過ぎた場合に、チューブ内の液体又はガスの少なくとも一方をチューブから噴出させて圧力を低下させることにより、チューブが破損してしまうおそれを低減することができる。
本開示の少なくとも1つの実施形態によれば、入口側開閉弁及び出口側開閉弁のそれぞれを閉止すると、チューブ内の液体の温度が流体との熱交換によって上昇し、液体の一部が気化する。チューブにリークが発生していない場合、液体の一部が気化したガスの圧力が流体との熱交換によって上昇するので、チューブ内の圧力が上昇する。しかし、チューブにリークが発生している場合、ガスの圧力が上昇するとガスがリークすることによって、チューブにリークが発生していない場合に比べてチューブ内の圧力の上昇が小さくなる。このようなチューブ内の圧力変化に基づいて、小さなリークも検出することができる。
本開示の実施形態1に係るチューブリーク検知装置が設けられた熱交換器の構成を示す模式図である。 本開示の実施形態1に係るチューブリーク検知装置において、チューブのリークを検知する時のチューブ内の圧力変化を模式的に示すグラフである。 本開示の実施形態2に係るチューブリーク検知装置が設けられた熱交換器の構成を示す模式図である。 本開示の実施形態2に係るチューブリーク検知装置において、チューブのリークを検知する時のチューブ内の圧力変化を模式的に示すグラフである。構成を示す模式図である。
以下、図面を参照して本発明のいくつかの実施形態について説明する。ただし、本発明の範囲は以下の実施形態に限定されるものではない。以下の実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、本発明の範囲をそれにのみ限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。
(実施形態1)
図1に示されるように、熱交換器であるエコノマイザ1は、複数のチューブ2と、複数のチューブ2を内部に含むシェル3とを備えている。チューブ2内は、ボイラへの給水が流通し、シェル3内(チューブ2の外側)は、ボイラの燃焼ガスが流通する。エコノマイザ1には、各チューブ2のリークを検知するためのチューブリーク検知装置10が設けられている。尚、図1には5つのチューブ2が図示されているが、5つのチューブ2を備える構成に限定するものではなく、少なくとも1つのチューブ2を備えていればよい。
チューブリーク検知装置10は、各チューブ2の入口端2a及び出口端2bのそれぞれに設けられた入口側開閉弁11及び出口側開閉弁12と、入口側開閉弁11と出口側開閉弁12との間でチューブ2内の圧力を検出する圧力検出部材である圧力センサ13とを備えている。チューブリーク検知装置10に必須の構成要件ではないが、チューブリーク検知装置10は、圧力センサ13による検出値の経時変化を表示するモニタ14を備えていてもよい。
次に、チューブリーク検知装置10によってチューブ2のリークを検知する動作について説明する。
エコノマイザ1において、ボイラへの給水が各チューブ2内を流通するとともにボイラの燃焼ガスがシェル3内を流通することで、給水と燃焼ガスとが熱交換して給水が加熱される。各チューブ2にリークが発生しているか否かを判定するためには、給水と燃焼ガスとが熱交換している状態で、入口側開閉弁11及び出口側開閉弁12の両方を閉止する。すなわち、入口側開閉弁11と出口側開閉弁12との間でチューブ2内に給水が密封される。
入口側開閉弁11と出口側開閉弁12との間でチューブ2内に密封された給水は、燃焼ガスとの熱交換によって温度が上昇していき、やがてその一部が気化する。気化したガスが燃焼ガスによってさらに加熱されると圧力が上昇する。図2に示されるように、チューブ2にリークが発生していない場合、給水の一部が気化すると、気化したガスの圧力が上昇していくため、ある時点(図2ではt=tのとき)からチューブ2内の圧力P(圧力センサ13による検出値)が上昇していく。
一方、チューブ2にリークが発生している場合、給水の一部が気化し、気化したガスの圧力が上昇すると、気化したガスがリークすることにより、チューブ2内の圧力Pの上昇が抑えられる。このため、チューブ2にリークが発生している場合、図2に示されるように圧力Pは一定のままであるか、あるいは、チューブ2にリークが発生していない場合に比べて圧力Pの上昇が緩やかとなる。このようなチューブ2内の圧力Pの変化に基づいて、小さなリークも検出することができる。
尚、このようなチューブ2内の圧力変化は、圧力センサ13の指示値(アナログ表示の圧力センサの場合は針が示す位置、又は、デジタル表示の圧力センサの場合は数値)の変化を観察することにより判断することができる。しかし、図2のような圧力Pの経時変化を表示できるモニタ14(図1参照)を用いることにより、視覚的にチューブ2内の圧力Pの変化を理解することができる。特に、モニタ14を用いることにより、リークのないチューブ2内の圧力Pの変化とリークのあるチューブ2内の圧力Pの変化を視覚的に比較することができる。このため、モニタ14を用いることによって、チューブ2内の圧力Pの変化が理解しやすくなり、リークの検知が容易になる。
(実施形態2)
次に、実施形態2に係るチューブリーク検知装置について説明する。実施形態2に係るチューブリーク検知装置は、実施形態1に対して、チューブリーク検知の動作時にチューブの破損を防止するようにしたものである。尚、実施形態2において、実施形態1の構成要件と同じものは同じ参照符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図3に示されるように、各入口側開閉弁11と各出口側開閉弁12との間と、各出口側開閉弁12の下流側とボイラとをつなぐ配管4とを連結するようにバイパス配管5が設けられ、バイパス配管5のそれぞれに安全弁20が設けられている。安全弁20は、任意に設定された上限値にチューブ2内の圧力が達したときにチューブ2内の給水又は水蒸気の少なくとも一方を噴出可能に構成されている。チューブ2から噴出された給水又は水蒸気の少なくとも一方は、バイパス配管5を介して配管4に流入するようになっている。その他の構成は実施形態1と同じである。尚、実施形態1と同様に実施形態2においても、モニタ14はチューブリーク検知装置10の必須の構成要件ではない。
実施形態2に係るチューブリーク検知装置10がチューブ2のリークを検知する動作は実施形態1と同じである。ただし、リークのないチューブ2では、実施形態1と同様にチューブ2内の圧力Pが上昇するので、その上昇速度が早すぎて出口側開閉弁12を開ける動作が遅くなると、チューブ2が圧力Pによって破損してしまうおそれがある。
しかし、実施形態2では、チューブ2を破損させないための圧力の上限値を予め決めておき、この上限値で開く安全弁20が設けられている。そうすると、図4に示されるように、チューブ2内の圧力Pの上昇が早すぎて出口側開閉弁12を速やかに開けることができずに、圧力Pが上限値Pに達すると(図4ではt=tのとき)、安全弁20が開くことにより、給水又は水蒸気の少なくとも一方がチューブ2から噴出してチューブ2内の圧力Pが低下するので、チューブ2の破損を防止できる。
実施形態1及び2のそれぞれでは、熱交換器を、ボイラで使用されるエコノマイザ1として説明したが、チューブ2内を液体が流通して液体が加熱される熱交換機であれば、どのような用途の熱交換器であってもよい。したがって、チューブ2の外側を流通する流体も、熱交換器の用途に応じた任意の流体であってもよい。
実施形態1及び2のそれぞれにおいて、モニタ14を用いるとともに、入口側開閉弁11及び出口側開閉弁12のそれぞれをリモート操作可能な電磁弁とすることにより、現場作業なしでチューブリーク検知装置10を操作することができようになるので、リーク検知の作業性を向上することができる。また、モニタ14がない場合でも、入口側開閉弁11及び出口側開閉弁12のそれぞれが電磁弁の場合、それらの開閉作業の作業性を向上することができる。
尚、実施形態1の構成において入口側開閉弁11及び出口側開閉弁12のそれぞれをリモート操作可能な電磁弁とした場合、チューブ2内の圧力の上限値で出口側開閉弁12を開くように設定することで、実施形態2のような安全弁20を設けた場合と同様の効果を得ることができる。また、実施形態2の構成において入口側開閉弁11及び出口側開閉弁12のそれぞれをリモート操作可能な電磁弁とした場合、チューブ2内の圧力Pの上限値Pよりも低い第2上限値で出口側開閉弁12を開くように設定することで、出口側開閉弁12と安全弁20との2段階でチューブ2の破損を防止することができる。
1 エコノマイザ(熱交換器)
2 チューブ
2a (チューブの)入口端
2b (チューブの)出口端
3 シェル
4 配管
5 バイパス配管
10 チューブリーク検知装置
11 入口側開閉弁
12 出口側開閉弁
13 圧力センサ(圧力検出部材)
14 モニタ
20 安全弁

Claims (7)

  1. 少なくとも1つのチューブ内を流通する液体と、前記少なくとも1つのチューブの外側を流通する流体とが熱交換することによって前記液体の温度を昇温させる熱交換器において、前記少なくとも1つのチューブのリークを検知するチューブリーク検知装置であって、
    前記少なくとも1つのチューブの入口端及び出口端のそれぞれに設けられた入口側開閉弁及び出口側開閉弁と、
    前記入口側開閉弁と前記出口側開閉弁との間で前記少なくとも1つのチューブ内の圧力を検出する圧力検出部材と
    を備え、
    前記入口側開閉弁と前記出口側開閉弁との間で前記少なくとも1つのチューブ内に加圧状態で密封された前記液体と前記流体とを熱交換させている状態において、前記圧力検出部材によって検出される圧力の変化に基づいて前記少なくとも1つのチューブのリークが検知されるチューブリーク検知装置。
  2. 前記少なくとも1つのチューブのそれぞれには、前記入口側開閉弁と前記出口側開閉弁との間で前記少なくとも1つのチューブ内の液体又は該液体が気化したガスの少なくとも一方を噴出可能に構成された安全弁が設けられている、請求項1に記載のチューブリーク検知装置。
  3. 前記圧力検出部材による検出値を経時的に表示するためのモニタをさらに備える、請求項1または2に記載のチューブリーク検知装置。
  4. 前記入口側開閉弁及び前記出口側開閉弁がそれぞれ電磁弁である、請求項1~3のいずれか一項に記載のチューブリーク検知装置。
  5. 少なくとも1つのチューブに液体を流通させるステップと、
    前記少なくとも1つのチューブの外側に、前記液体よりも温度の高い流体を流通させるステップと、
    前記液体及び前記流体を流通させた後、前記少なくとも1つのチューブ内の液体を密封するステップと、
    前記少なくとも1つのチューブ内の液体を密封した後、前記少なくとも1つのチューブ内の圧力を検出するステップと
    を含み、
    前記少なくとも1つのチューブ内に加圧状態で密封された前記液体と前記流体とを熱交換させている状態において、前記少なくとも1つのチューブ内の圧力の変化に基づいて前記少なくとも1つのチューブのリークが検知されるチューブリーク検知方法。
  6. 前記少なくとも1つのチューブの入口端及び出口端のそれぞれには入口側開閉弁及び出口側開閉弁が設けられ、
    前記少なくとも1つのチューブ内の液体を密封するステップは、前記入口側開閉弁及び前記出口側開閉弁の両方を閉止することを含む、請求項5に記載のチューブリーク検知方法。
  7. 前記少なくとも1つのチューブ内の圧力の上限値を設定するステップと、
    前記少なくとも1つのチューブ内の圧力が前記上限値に達した場合に前記少なくとも1つのチューブ内の前記液体又は該液体が気化したガスの少なくとも一方を前記少なくとも1つのチューブから噴出させるステップと
    をさらに含む、請求項5または6に記載のチューブリーク検知方法。
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