JP7083665B2 - 天井下地材の接続具及び天井下地材の接続構造 - Google Patents

天井下地材の接続具及び天井下地材の接続構造 Download PDF

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Description

本発明は、天井下地を構築するために用いられる天井下地材の接続具及びこれを用いた天井下地材の接続構造に関する。
従来、建物の天井下地材として、野縁材等に天井材を敷設する天井構造が知られている。
例えば特許文献1の野縁保持具は、図6に示すように、野縁部材50を野縁受け部材52に接続する野縁保持具54であって、野縁受け部材52を挟持する一対の保持具本体56と、これらの下部に設けられ、野縁部材50の溝部58に係止可能な野縁取付部60と下部連結手段62と、保持具本体56上部同士を突き合わせる位置決め手段64とビス66とを備えることで、天井構造の施工が簡単になるというものである。
特許文献2に記載の天井下地材は、野縁受と野縁とを連結するクリップと、連結部材とを有し、上記クリップは、第一クリップ部と第二クリップ部の各胴部で野縁受けを挟み、各クリップ部をボルトで結合し、また上記連結部材は野縁を跨ぐように野縁に被せられて側板部に固定される野縁固定部、及び下方から下板部に固定される野縁受け固定部を備えることで、作業性の低下が抑制できるというものである。
特開2015-183397号公報 特開2016-35142号公報
さて、上記特許文献1に記載の野縁保持具は、一対の保持具本体56で野縁受け部材52を挟持する構成であるため、野縁受け部材52が、梁材などの比較的大きな断面の材料の場合には、これを挟持するのは実用的ではなく使用には不向きであるという問題がある。特許文献2についても、クリップの第一クリップ部と第二クリップ部の各胴部で野縁受けを挟む構成であるため、上記と同様の問題がある。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、梁材等の大形の材料との接続が可能であり、しかも構成及び取扱いが簡単で施工性にも優れた天井下地材の接続具及びこれを使用した天井下地材の接続構造を提供することを目的とする。
以上の技術的課題を解決するため、本発明は図1等に示すように、天井下地を構成する水平材4として、この水平材4の下部を形成する下板部18の前端部から、上方に突出形成される突片部22が設けられたものを用いる一方、横材6として、上部に開口部27が形成された両側面部26,26の上端部から、それぞれ内側に屈曲形成される縁部28,28が設けられたものを用い、上記水平材4と、当該水平材4の下部にこれと交差して配置される上記横材6とを接続する天井下地材の接続具であって、固定板部30、及びこの固定板部30の後部に形成され、上記水平材4の上記突片部22に掛止される逆U字状の掛止部32が設けられた上部材8と、平坦な基板部40、及びこの基板部40の両端部にそれぞれ前後方向に形成され、上記横材6の上記各縁部28,28をそれぞれ係止させる溝状部38,38が設けられた下部材10と、を有し、上記上部材8の上記掛止部32を上記水平材4の突片部22に掛止させる一方、上記横材6の内部に収納した上記下部材10の上記各溝状部38,38に、それぞれ上記横材6の上記各縁部28,28を係止させ、この状態で、上記上部材8の固定板部30と上記下部材10の上記基板部40とを止着具12で締め付けて上記両部材同士を締結し、上記水平材4の下部に上記横材6を接続する構成である。
また、本発明に係る天井下地材の接続具に係り、上記上部材8の掛止部32は、上記固定板部30の後部から上方に立設する立上り片34、この立上り片34の頂部33から後方斜め下方に屈曲形成された傾斜片35、及びこの傾斜片35の下端部から上記固定板部30と平行な向きに屈曲形成された当接片36を有し、上記止着具12で上記上部材8と上記下部材10とを締結した状態において、上記上部材8の上記掛止部32を上記水平材4の上記突片部22に掛止させるとともに、上記当接片36を上記水平材4の上記下板部18の上面部に当接させ、上記上部材8の掛止部32と当接片36とを同時に上記水平材4に保持させる構成である。
本発明に係る天井下地材の接続具は、上記下部材10を、上記横材6の開口部27から内部に収納可能な長方形状に形成し、互いに向かい合う対角の各角部を切除してそれぞれ面取り部48を形成した構成である。
本発明に係る天井下地材の接続構造は、上記何れかに記載の天井下地材の接続具を用い、上記水平材4として天井の骨組みを構成する梁材を適用し、この梁材の下部に上記横材6として天井材を敷設する野縁材を接続した構成である。
本発明に係る天井下地材の接続具によれば、天井下地を構成する水平材として突片部が設けられ、横材として縁部が設けられたものを用い、水平材と横材とを接続する天井下地材の接続具であって、固定板部及び掛止部が設けられた上部材と、基板部及び溝状部が設けられた下部材とを有し、掛止部を突片部に掛止させる一方、横材に収納した下部材の各溝状部に上記各縁部を係止させ、固定板部と基板部とを止着具で締め付けて両部材同士を締結し、水平材の下部に上記横材を接続する構成としたから、簡単な構成で、且つ取扱いが簡単で施工性に優れ、しかも大形の材料との接続も可能で汎用性にも優れるという効果を奏する。
本発明に係る天井下地材の接続具によれば、上部材の掛止部は後方斜め下方に屈曲形成された傾斜片の下端部から屈曲形成された当接片を有し、上部材の掛止部を突片部に掛止させるとともに、当接片を水平材の下板部の上面部に当接させたことにより、上部材の保持が二箇所で行われることから、水平材に接続された横材の傾き或いは揺れ等に対して安定した保持及び接続が確保されるという効果がある。
本発明に係る天井下地材の接続具によれば、下部材を長方形状に形成し対角の各角部に面取り部を形成したから、下部材の横材内への配置及び回動(90度)操作が容易に行えて作業がやり易いという効果がある。
本発明に係る天井下地材の接続構造によれば、水平材として梁材を適用し横材として野縁材を接続する構成としたから、水平材として梁材等の大形の材料との接続が可能で汎用性に富み、しかも取扱いが簡単で施工性にも優れ、また天井裏のスペースが狭くて済むという効果がある。
実施の形態に係り、天井下地材の接続具及びこれを用いた天井下地材の接続構造を示す図である。 実施の形態に係る天井下地材の接続具の、(a)は斜視図、(b)は分解斜視図である。 実施の形態に係る天井下地材の接続具の、(a)は梁材との関係を示す側面図、(b)は底面図である。 実施の形態に係り、天井下地材の接続具を用いた天井下地材の接続構造の側面を示す図である。 実施の形態に係り、天井下地材の接続具を用いた天井下地材の接続構造の正面を示す図である。 従来例に係る野縁保持具を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、実施の形態に係る天井下地材の接続具及び天井下地材の接続構造を示したものである。上記天井下地材の接続具2は、天井下地材である水平材としての梁材4と、この梁材4の下部に、これと直交して配置される横材としての野縁材6とを接続するものである。上記天井下地材の接続具2は、上部材8、下部材10及びこれら両部材を締結する止着具としてのボルト12を有する。
上記梁材4は、天井下地の構造物として用いられ、断面C形のC型鋼からなる長尺材である。梁材4は、上板部14、側板部16及び下板部18を有し、前部は開放されて開口部位20が形成されている。
また、梁材4の下板部18には、この下板部18の前部から上向き(直角)に屈曲形成された突片部22が形成されている。
上記野縁材6は、断面U字状の軽量鋼材からなる長尺材である。この野縁材6は、底板部24及びこの底板部24の左右の側面部26,26を有し、上部は開放されて開口部27が形成されている。さらに、野縁材6の左右の側面部26,26の各上部には、それぞれ内側に逆U字状に屈曲形成された縁部28,28が形成されている。野縁材6は、下部に天井材として仕上げ用の天井板等を取り付け、これらを天井に敷設する。
図2(a)(b)に示すように、上記接続具2は鋼板を屈曲成形したものである。この接続具2の上部材8は、前側に形成された平坦な固定板部30及びこの固定板部30の後端部から立設され、上部が逆U字状に屈曲形成された掛止部32からなる。固定板部30の中央部には、ボルト12を挿通させる挿通孔31が設けられている。
上記掛止部32は、固定板部30の後端部から上方に向け直角に立設された立上り片34、この立上り片34の頂部33から後側に向け斜め下方に屈曲形成された傾斜片35、及びこの傾斜片35の下部から後方に向けて屈曲され、固定板部30と平行な向きに形成された当接片36からなる。
図3(a)(b)に示すように、上記接続具2の下部材10は、長辺部41と短辺部42からなる長方形状であり、この長辺部41の一方が前部、他方が後部となる。下部材10の短辺部42の寸法は、この下部材10が野縁材6の開口部27より収納可能な長さにしている。
また下部材10は、平坦な基板部40の左右の端部には、それぞれ前後方向に溝状部38,38が形成されている。これら溝状部38,38の断面は、何れも断面V字状であり、溝の下部から斜め上方に向けた傾斜部45,45が形成されている。基板部40の中央前寄りの部位には、ボルト12の螺子孔46が形成されている。
また、下部材10には、互いに対角に向い合う各角部は、それぞれ角を切り欠き切除した面取り部48,48が形成されている。
接続具2の下部材10を野縁材6に取り付ける際には、下部材10の長辺部41側を野縁材6と沿う向きに配置し、この野縁材6の開口部27から内部に納める。そして、野縁材6内の下部材10を90度回動させ、短辺部42側の溝状部38,38を前後方向に向け、それぞれ野縁材6の縁部28,28を係止させる。
この際、下部材10を回す方向は、下部材10の面取り部48,48が、それぞれ各面取り部48,48が位置する側の野縁材6の側面部26,26に近づく方向(ここでは右回り)に回す。なお、下部材10を上記と逆方向に回すと、下部材10の面取り部48,48を設けてない角部が、野縁材6の側面部26,26に当たって回し辛い。
さて、天井下地の骨組的要素としての梁材4は、所定間隔をおいて一定の高さに施工される。そして、これら梁材4の下部に、梁材4とは直交方向に野縁材6を一定間隔で取り付ける。この際、上記天井下地材の接続具2を用いて、梁材4の下部に野縁材6を取り付ける。
先ず、接続具2の上部材8の掛止部32を梁材4の突片部22に掛止させる。そして、梁材4の下部にこの梁材4と直交する向きに野縁材6を配置し、接続具2の下部材10を、野縁材6の開口部27から内部に嵌める。
このとき、下部材10を、その長辺部41を野縁材6の開口部27に沿う方向と平行にして嵌める。さらに、各面取り部48,48が野縁材6の側面部26,26と接する方向に、下部材10を90度程度回す。
これにより、下部材10の各溝状部38,38が、それぞれ野縁材6の縁部28,28の下側に位置する。そして、この状態でワッシャー13を介在させたボルト12を、上部材8の挿通孔31に嵌めて下部材10の螺子孔46に捩じ込み、下部材10を上部材8に締結し両部材を接合する。
なお、上記ボルト12は、予め上部材8と下部材10間に嵌め、緩く下部材10の螺子孔46に捩じ込んでおき、この状態で、上部材8を突片部22に掛止し、下部材10を野縁材6の下部に係合させて、両部材を締結するようにしてもよい。
この状態で、野縁材6の縁部28,28が下部材10に係止され、この下部材10が、上記梁材4に掛止した上部材8に一体接合される。これにより、上部材8及び下部材10からなる接続具2により、野縁材6が梁材4の下部に接続され固定される。野縁材6の他の箇所、及び他の野縁材6についても、同様に、接続具2を用いて梁材4の下部に取り付け固定する。
なお、接続具2として、上部材8と下部材10とを締結する止着具12については、ここではボルト12を用いたが、これは他にボルト、ナットの組み合わせたものを用いても良い。この場合には、上部材8の固定板部30設けた挿通孔31と同様、下部材10についても、螺子孔46に代えてボルトの挿通孔を設ける。そして、上から上部材8と下部材10間にボルトを挿通し、下部材10の下からナットを締めて両部材を締結する。
図4は、接続具2の上部材8と下部材10とをボルト12で締結し、天井下地材としての梁材4の下部に野縁材6を接続した状態を示している。
この状態で、上部材8の掛止部32が水平材4の突片部22に掛止され、また上部材8の当接片36が水平材4の下板部18の上面部に当接されている。また、接続具2の下部材10の基板部40の上面部は、上部材8の固定板部30の下面部に当接し、同時に上記基板部40の上面部は、梁材4の下板部18の下面部にも当接している。そして、上部材8の固定板部30の下面部と梁材4の下板部18の下面部とは、同じ高さ(同一平面上)である。
このように、ここでは図3(a)に示すように、梁材4の突片部22の高さ(H1)(下板部18の下面部からの高さ)は、接続具2の上部材8の掛止部32の内側の高さ(H2)(固定板部30の下面部から頂部33の内部までの高さ)と同一としている(H1=H2)。
さらに、上部材8の固定板部30の下面部から、上部材8の当接片36の下面部までの高さ(H3)は、梁材4の下板部18の板厚(H4)と同一としている(H3=H4)。
上記構成により、接続具2による接続後は、上部材8の掛止部32には梁材4の突片部22の先端部が当接し、この突片部22によって上部材8が梁材4に保持され、これと同時に、上部材8の当接片36は梁材4の下板部10に当接していることから、この当接片36によっても上部材8が梁材4に保持される状態となる。
このため、上部材8の当接片36は、梁材4の下板部18の上面部に当接しこれを押える形態であるため、接続具2の傾きが防止され、野縁材6が傾き或いは揺れなどの作用が生じても、接続具2がこれに追従することなく野縁材6を支持する。
また接続具2は、上部材8の掛止部32と当接片36との二箇所で梁材4を捉え、併せて下部材10で野縁材6を支持することになる。このため、梁材4の突片部22或いは接続具2の上部材8の精度に多少の誤差があった場合であっても、上部材8の掛止部32と当接片36とが、互いに相手をカバーしながら梁材4を捉えて野縁材6を支持し、接続具2としての接続機能が良好に保てる。
さらに、図5に示すように、接続具2の下部材10に形成された溝状部38,38は、それぞれ断面がV字状に形成され、斜め上方に傾斜部45が設けられた形状である。
このため、下部材10の溝状部38,38に、それぞれ野縁材6の縁部28,28を係止させた場合、これら縁部28,28の下向きに屈曲した先端部が、それぞれ溝状部38,38の傾斜部45,45に当接した状態となる。
この状態で、接続具2の上部材8と下部材10とがボルト12で締結されると、上部材8の固定板部30の下面部により縁部28,28が押圧され、縁部28,28の先端部が溝状部38,38の傾斜部45,45に食い込むように係止される。これにより、接続具2の下部材10に野縁材6が強固に係止され、下部材10に対する野縁材6の接続が確実に行われる。
また、ここでは梁材4としてC型鋼を用いたが、これは他に断面Z形のZ型鋼、或いはL形のL型鋼等を用いることができる。要は、梁材4として、断面の下部に平坦な下板部が形成され、この前端部から上向き(直角)に突片部が形成された形状の材料であれば適用可能である。
上記梁材4の下部に野縁材6を取り付け後には、野縁材6の下部に天井材として仕上げ用の天井板を張りつけ、天井の敷設を行う。
従って、上記実施の形態によれば、簡単な構成の接続具によって、梁材の下部に野縁材が簡単且つ強固に接続され、また接続作業も容易で施工性に優れるという効果がある。さらに、天井の梁材等の大型の材料との接続が可能であり、また梁材等に直接野縁材を接続する形態から、天井裏のスペースが狭くて済み、野縁材に取り付ける天井板の敷設位置も高く出来て広い室内が確保できるという効果がある。
2 天井下地材の接続具
4 水平材(梁材)
6 横材(野縁材)
8 上部材
10 下部材
12 止着具(ボルト)
18 下板部
22 突片部
26 側面部
27 開口部
28 縁部
30 固定板部
32 掛止部
34 立上り片
35 傾斜片
36 当接片
38 溝状部
40 基板部
41 長辺部
42 短辺部
48 面取り部

Claims (2)

  1. 天井下地を構成する水平材として、この水平材の下部を形成する下板部の前端部から、上方に突出形成される突片部が設けられたものを用いる一方、横材として、上部に開口部が形成された両側面部の上端部から、それぞれ内側に屈曲形成される縁部が設けられたものを用い、
    上記水平材と、当該水平材の下部にこれと交差して配置される上記横材とを接続する天井下地材の接続具であって、
    平坦な固定板部、及びこの固定板部の後部に形成され、上記水平材の上記突片部に掛止される逆U字状の掛止部が設けられ、鋼板を屈曲成形して形成された上部材と、
    平坦な基板部、及びこの基板部の両端部にそれぞれ前後方向に形成され、上記横材の上記各縁部をそれぞれ係止させる溝状部が設けられた下部材と、を有し、
    上記上部材の掛止部は、上記固定板部の後部から上方に立設する立上り片、この立上り片の頂部から後方斜め下方に屈曲形成された傾斜片、及びこの傾斜片の下端部から上記固定板部と平行な向きに屈曲形成された当接片を有し、
    上記水平材の下板部の下面部から上記突片部の先端部までの高さを、上記上部材の固定板部の下面部から上記掛止部の頂部の内部までの高さと同一とし、上記固定板部の下面部から上記当接片の下面部までの高さを上記水平材の下板部の板厚と同一とし、
    上記上部材の上記掛止部を上記水平材の突片部に掛止させる一方、上記横材の内部に収納した上記下部材の上記各溝状部に、それぞれ上記横材の上記各縁部を係止させ、この状態で、上記上部材の固定板部と上記下部材の上記基板部とをボルトで締め付けて上記両部材同士を締結し、
    この状態で、上記横材の両縁部が、上記上部材の固定板部に押圧されかつ上記下部材に係止され、上記横材が上記水平材の下部に接続され、
    この接続後は、上記上部材の掛止部には上記水平材の突片部の先端部が当接し、この突片部によって上記上部材が上記水平材に保持され、これと同時に、上記上部材の当接片は上記水平材の下板部に当接していることから、上記当接片によっても上記上部材が上記水平材に保持され、上記上部材の掛止部と当接片との二箇所で上記水平材を捉え、併せて上記下部材で上記上記横材を支持し、上記水平材の下部に上記横材を接続することを特徴とする天井下地材の接続具。
  2. 請求項1に記載の天井下地材の接続具を用い、
    上記水平材として天井の骨組みを構成するC型鋼からなる梁材を、また上記横材として天井材を敷設する断面U字状の野縁材をそれぞれ適用し、
    上記下部材を、上記横材の開口部から内部に収納可能な長方形状に形成し、互いに向かい合う対角の各角部を切除してそれぞれ面取り部を形成し、
    上記上部材の掛止部を上記水平材の突片部に掛止させ、上記下部材を、その長辺部を上記横材の開口部に沿う方向にして、この横材の内部に納め、この下部材を90度回し、上記下部材の各溝状部をそれぞれ上記横材の縁部の下側に位置させ、この状態で上記ボルトを、上記上部材から上記下部材の螺子孔又は下部のナットに捩じ込み、
    上記上部材と上記下部材とを上記ボルトで締結した状態で、上記上部材の掛止部が上記水平材の突片部に掛止され、また上記上部材の当接片が上記水平材の下板部の上面部に当接され、上記下部材の基板部の上面部は、上記上部材の固定板部の下面部に当接し、同時に上記基板部の上面部は、上記水平材の下板部の下面部に当接させて、上記水平材の下部に上記横材を接続したことを特徴とする天井下地材の接続構造。
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