JP7083157B2 - 背もたれ及び椅子 - Google Patents

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Description

本開示は、背もたれを備える椅子に関する。
スタッキングやネスティングが可能に構成された椅子において、複数の椅子を重ねたときの椅子同士の前後方向のずれを小さくするために、背もたれの前後方向の厚さを小さくする場合がある。下記特許文献1には、相対的に厚く形成された枠の内側に相対的に薄く形成された板状部材を並べて構成された背もたれが開示されている。
特開2010-51384号公報
上記特許文献1の背もたれのように枠が厚く構成されている背もたれは、枠部分の柔軟性が低くなり易い。そのため、着席したまま振り向いたり左右のいずれかの手を後方に伸ばしたりする場合に、背もたれの左右の角が体の動きに追従せず、動きづらくなる場合がある。
本開示の目的は、体の動かしやすさを阻害しにくい背もたれを提案することである。
本開示の一態様は、椅子に用いられる背もたれであって、当該椅子の着席者の背中に当接する位置に配置される背板を備える。背板における左右方向の中央の領域を含む第1領域の厚さは、背板における第1領域よりも左右の端部側に位置する領域である第2領域の厚さよりも大きい。
このような構成であれば、第2領域が相対的に変形しやすくなるため、特に着席者が後方に体を向けるときなどに背もたれが動きの妨げになりにくい。また、着席者が通常の姿勢(前を向く姿勢)で座る場合は、相対的に剛性の高い第1領域にて背中を支持できる。
上述した背もたれにおいて、背板は、上側に向かって徐々に厚さが小さくなる部分を含んでもよい。このような構成であれば、背板の上側ほど変形しやすくなるため、背もたれが体を動かす際の妨げになりにくい。
また上述した背もたれにおいて、背板の左右の両端部における少なくとも下端側の領域には、背板における周囲よりも剛性が高い高剛性部を備えていてもよい。このような構成では、背もたれの下方部分は背もたれを確りと支持することができる。また、背もたれの上方部分は柔軟性が高くなるので、背もたれが体を動かす際の妨げになりにくい。
また上述した背もたれにおいて、第1領域には、当該背もたれを椅子の座体又は座体を支持する支持体と連結する連結部が接続されていてもよい。このような構成では、相対的に剛性が高い第1領域を用いて座体などとの連結が実現されるため、背もたれを安定して保持できる。
また上述した背もたれにおいて、少なくとも第2領域には、背板の柔軟性を向上させるための柔軟構造が形成されていてもよい。また第1領域には、柔軟構造が形成されていなくてもよい。このような構成であれば、第1領域の剛性低下を抑制しつつ、第2領域の柔軟性を高めることができる。
また上述した背もたれにおいて、背板の上端には、後方に突出する突出部が設けられていてもよい。このような構成であれば、突出部に手を掛けて、背もたれ(即ち椅子)を持つことができる。
また上述した背もたれにおいて、背板は、左右方向の中央から左右の両端に向かって徐々に厚さが小さくなる領域を含んでもよい。このような構成では、背板の柔軟性が背板の左右の両端に向かって徐々に変化する。そのため、背もたれの柔軟性が急激に変化することにより着席者が受けるおそれがある違和感を抑制できる。
また上述した背もたれにおいて、背板の左右の両端部のうちの上下方向に関する少なくとも一部は、当該背板における同一の高さの部分のうちの最も厚さの小さい部分であってもよい。このような構成では、背板の端部の柔軟性を高くすることができる。
また上述した背板の主たる部分は、熱可塑性エラストマー、又は、熱可塑性エラストマーを含む混合物を素材として成形されていてもよい。このような構成では、背板の端部の柔軟性を高くすることができる。
本開示の別の態様は、椅子であって、上述した背もたれを備える。このような椅子は、上述した背もたれによる効果を得ることができる。
図1Aは実施形態の椅子の正面側斜視図であり、図1Bは実施形態の椅子の背面側斜視図である。 図2Aは実施形態の椅子の正面図であり、図2Bは実施形態の椅子の側面図であり、図2Cは実施形態の椅子の背面図であり、図2Dは実施形態の椅子の平面図であり、図2Eは実施形態の椅子の底面図である。 図3Aは実施形態の背もたれの背面図であり、図3Bは実施形態の椅子の側面図であり、図3Cは実施形態の背もたれの平面図である。 図4Aは図3BのIVA-IVA断面図であり、図4Bは図3BのIVB-IVB断面図である。 図2AのV-V断面図である。 図6Aが背もたれの変形例を示す正面図であり、図6Bが図6AのVIB-VIB断面図である。 背もたれの変形例を示す正面図である。 背もたれの変形例を示す正面図である。 図9Aは背もたれの変形例を示す正面図であり、図9Bは図9AのIXB-IXB断面図であり、図9Cは他の変形例を示す断面図である。 背もたれの変形例を示す正面図である。
以下に本開示の実施形態を図面と共に説明する。
[1.実施形態]
[1-1.全体構成]
図1A~図2Eに示されるように、椅子1は、支持体11、座体13、背もたれ15などを有する。
なお、本実施形態においては、前後、左右、上下などの方向を用いて各部の構成を説明する場合があるが、それらの方向は、使用者が椅子1に正常に着席したときの使用者を基準とした方向である。即ち、着席した使用者の正面方向が前方となる。椅子1は、左右に対称形である。
支持体11は、管状の金属パイプを屈曲して形成された左右一対のパイプ体31と、一対のパイプ体31を連結する棒状の前側連接部32及び後側連接部33と、を有している。一対のパイプ体31は、左右の側面から見て略矩形の環状体を構成している。座体13は、一対のパイプ体31の上端と、後側連接部33と、によって支持される。
座体13は、平面視で略矩形であり、使用者が着席可能に構成されている。座体13の左右両端部と後端部がそれぞれ一対のパイプ体31の上端と後側連接部33とに連結しており、これにより、座体13は支持体11に対して固定される。
一対のパイプ体31それぞれは、環状体から外れて、後側連接部33との連結部分よりも上方に突出する連結部35を備えている。背もたれ15は、左右の連結部35を介して支持体11に対して固定される。
[1-2.背もたれの構成]
図3A~図3Cに示されるように、椅子に用いられる背もたれ15は、正面視で略矩形である。また背もたれ15は、平面視では、左右両端ほど前方に位置し、中央ほど後方に位置するように緩やかにカーブしている。
背もたれ15は、略矩形の背板41と、背板の左右両端に設けられる一対のパイプ保持部42と、背板の上端に設けられる突出部43と、背板の下端に設けられる屈曲部44と、を備える。
背板41は、当該椅子1の着席者の背中に当接する位置に配置される。
背板41における左右方向の中央の領域を第1領域51とし、背板41における第1領域51よりも左右の端部側に位置する領域を第2領域52とする。図4A及び図4Bに示されるように、第1領域51の厚さL1は、第2領域52の厚さL2よりも大きい。また図4Aに示されるように、背板41の左右の両端部のうちの上下方向に関する上側の領域は、当該背板41における同一の高さの部分のうちの最も厚さの小さい最薄部53である。
より厳密には、背板41は、パイプ保持部42が形成されている部分を除き、左右方向の中央から左右の両端に向かって徐々に厚さが小さくなっている。つまり、第1領域51の厚さは第2領域52の厚さよりも大きく、また、第1領域51及び第2領域52それぞれの内部でも厚さは異なっている。
背板41の主たる部分は、熱可塑性エラストマーにより構成される。なお、熱可塑性エラストマーを含む混合物を背板41の素材として成形されていてもよい。
また図5に示されるように、背板41は、下側の端部が最も厚さが大きく、上側に向かって徐々に厚さが小さくなるように形成されている。図5は椅子1の左右方向の中央の断面図であるが、背板41は左右方向のいずれの位置でも上側ほど厚さが小さくなるように形成されている。
一対のパイプ保持部42は、背板41の左右の両端部における、上下方向に関して下側の領域に設けられている。一対のパイプ保持部42は、周囲の部分よりも肉厚であり、背板41から後方に向けて突出している。また一対のパイプ保持部42それぞれの内部には、連結部35が挿入されている。よって、一対のパイプ保持部42は、背板41における各パイプ保持部42の周囲の部分よりも剛性が高い。一対のパイプ保持部42が、高剛性部に相当する。
突出部43は、背板41の上端の左右方向全域において、後方に突出する板状の部分である。また屈曲部44は、背板41の下端の左右方向全域において、後方に突出する板状の部材である。
[1-3.効果]
以上詳述した実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(1a)椅子1では、背板41の第2領域52が第1領域51と比較して相対的に変形しやすくなる。そのため、例えば図3Cにおいて二点鎖線で示すように、背板41の端部が後方に容易に弾性変形しやすくなる。よって、例えば着席者が後方に体を向けるときなどに動きの妨げになりにくい。また、着席者が前を向く場合には、剛性の高い第1領域51にて背中を十分に支持できるため、背もたれの柔軟性が高すぎることによって背もたれの機能が損なわれてしまうことがない。
(1b)背板41は、上側に向かって徐々に厚さが小さくなっているため、背板41の上側ほど相対的に柔軟性が高くなる。よって、着席者が体を動かす際に背板41がその動作を妨げてしまうことを高度に抑制できる。
(1c)背もたれ15は、下端の左右2箇所においてパイプ保持部42が設けられている。この部分は剛性が高いため、着席者の動作に影響の小さい背もたれ15の下部の剛性を高くでき、背もたれ15が必要以上に柔らかくなってしまうことを抑制できる。
(1d)背もたれ15は、突出部43及び屈曲部44を備えるため、背もたれ15の剛性が過度に低下してしまうことにより背もたれ15の形態が崩れてしまうことを抑制できる。背もたれ15はエラストマーを含む材料により構成されているため高い柔軟性を有しているが、このような場合であっても十分に形状の維持を実現できる。
(1e)背もたれ15は、突出部43を備えるため、突出部43を椅子1を持ち運ぶ際の手掛け部として用いることができる。特に、スタッキング椅子及びパイプ椅子などの比較的軽い椅子において持ち運びを行う場合に便利である。
(1f)背板41は、左右方向の中央から左右の両端に向かって徐々に厚さが小さくなるため、背板41の柔軟性が急激に変化することにより着席者が感じる違和感を低減できる。また、背板41に荷重が加えられたときに一箇所に応力が集中してしまうことを抑制できるため、背板41の破損を抑制できる。
なお、本明細書でいう「徐々に厚さが小さくなる」とは、滑らかに厚さが変化する場合のみでなく、例えば3つ以上の多くの段階で厚さが変化することを含む。また、全体の中の一部の範囲において、厚さが変化しない範囲が含まれていてもよい。
(1g)背もたれ15の左右の両端部における一対のパイプ保持部42の上側の領域は、同一の高さにおいて厚さがもっとも薄い最薄部53である。このように、背板41の左右の端部において剛性が高い部分が設けられていないことによって、背もたれ15の両端部における柔軟性の低下を抑制することができる。
[2.その他の実施形態]
以上本開示の実施形態について説明したが、本開示は、上記実施形態に何ら限定されることはなく、本開示の技術的範囲に属する限り種々の形態をとり得ることはいうまでもない。
(2a)背もたれの具体的な形状は上記実施形態に示した形状に限定されるものではない。例えば、背もたれは矩形である必要はなく、丸みを帯びた形状、左右が非対称な形状など、様々な形状を採用することができる。また、突出部43、屈曲部44の形状も特に限定されない。例えば、それらが設けられる位置、突出量、厚さ、幅などは任意に定めることができる。また、背もたれ15には突出部43及び屈曲部44の一方又は両方が設けられていなくてもよい。
(2b)上記実施形態では、背板41の厚さが左右方向両端に向けて徐々に小さくなる構成を例示したが、第1領域と比較して薄い第2領域を備える背板であればその具体的な形状は限定されない。例えば、第1領域は背板における左右方向の中央の領域を含む領域であれば、その具体的な広さは特に限定されない。例えば左右方向の中央近傍の比較的狭い範囲を第1領域としてもよい。また第2領域は、第1領域よりも左右の端部側の領域であれば、その広さは特に限定されない。また図6A-図6Bに示される背もたれ101のように、第1領域103及び第2領域105はそれぞれ一定の厚さであってもよい。また、第1領域と第2領域との間に、それらの厚さよりも厚さが大きい又は小さい領域が存在していてもよい。また背板の厚さが、左右両端に向けて段階的に小さくなる形状であってもよい。また、背板の左右方向の全体において徐々に背板の厚みが小さくなる構成でもよいし、背板の左右方向の一部において徐々に背板の厚みが小さくなる構成でもよい。
また第1領域及び第2領域は、背板の上下方向の全域であってもよいし、背板の上下方向の一部の領域であってもよい。例えば背板の上端部と下端部を除く範囲としてもよい。
(2c)上記実施形態では、背板41は、全体的に、上側に向かって徐々に厚さが小さくなる構成を例示したが、上側に向かって徐々に厚さが小さくなる部分を含んでいれば、上記の形状は上下方向の全域で形成されていなくともよい。例えば、背板の左右方向に関する一部の範囲において上記の形態を有していてもよいし、背板の上下方向に関する一部の範囲において上記の形態を有していても良い。なお、少なくとも第2領域において上記の形態を有していれば、着席者の動きの妨げを抑制できるという効果を良好に奏する。また背板は、上下方向に関して、厚さが徐々に変化する部位を有していなくてもよい。
(2d)上記実施形態では、高剛性部として、下端から中央までに設けられる一対のパイプ保持部42を備える構成を例示したが、これに限定されるものではない。例えば、高剛性部は周囲よりも剛性が高ければその具体的な構成は特に限定されない。具体的には、高剛性部は、周囲より厚さが大きい部分であってもよい。また高剛性部は、周囲よりも剛性が高い部材により構成されていてもよいし、周囲よりも剛性が高い部材を含んでいてもよい。
また高剛性部は、少なくとも背板の左右の両端部における少なくとも下側の領域に設けられていてもよい。例えば図7に示される背もたれ111のように、高剛性部113は左右両端の下端から離れた位置に設けられていてもよい。また、高剛性部は、背板の左右両端部における上側の領域にも設けられていてもよい。また、左右方向の両端部において、高剛性部は、備えられていなくともよい。
(2e)上記実施形態では、連結部35が背板41の左右両端に設けられる構成を例示したが、背板における連結部が設けられる位置は、左右の両端でなくてもよい。例えば、図8に示される背もたれ121のように、第2領域125ではなく、第1領域123に連結部127が接続されていてもよい。
また、連結部が連結される先は、椅子の座体又は座体を支持する支持体であれば特に限定されない。また、連結部と共にさらに別の部材を介して、背もたれと座体又は支持体とが連結されていてもよい。言い換えると、連結部は、椅子の座体と、背もたれと、の位置関係を定めるための部品である。
(2f)背板には、柔軟性を向上させるための柔軟構造が設けられていてもよい。また柔軟構造は、第2領域に設けられており、第1領域には設けられていなくてもよい。例えば、図9A-図9Bに示される背もたれ131は、少なくとも第2領域137には、背板133の表側から裏側まで貫通する複数の貫通孔139が形成されている一方、第1領域135には、貫通孔が形成されていない。このように構成することで、貫通孔により第2領域137の柔軟性を向上できる一方、第1領域135の剛性低下を抑制できる。また、通常の姿勢で背中に当接しやすい部分である第1領域135に貫通孔が設けられないことで、貫通孔によって着席者が違和感を覚えてしまうことを抑制できる。なお貫通孔139は、左右方向に関して外側に位置するほど孔径が小さくなるように構成されていてもよいし、上下方向に関して上側に位置するほど孔径が小さくなるように構成されていてもよい。また、貫通孔139は、左右方向に関して外側に位置するほど孔径が大きくなるように構成されていてもよいし、上下方向に関して上側に位置するほど孔径が大きくなるように構成されていてもよい。
また図9Cに示されるように、貫通孔139に代えて、ディンプル141が形成されていてもよい。この場合、左右方向に関して外側に位置するほどディンプル141が小さくなるように構成されていてもよいし、上下方向に関して上側に位置するほどディンプル141が小さくなるように構成されていてもよい。また、左右方向に関して外側に位置するほどディンプル141が大きくなるように構成されていてもよいし、上下方向に関して上側に位置するほどディンプル141が大きくなるように構成されていてもよい。
また図10に示される背もたれ151のように、少なくとも第2領域157には、背板153の表側から裏側まで貫通する複数のスリット159が形成されていてもよい。また第1領域155には、スリットが形成されていなくてもよい。
(2g)上記実施形態では、背板の左右の両端部のうちの上下方向に関する中央より上の部分が、当該背板における同一の高さの部分のうちの最も厚さの小さい最薄部53である構成を例示した。しかしながら、最薄部53は実施形態の位置に限定されず、背板の左右の両端部のうちの上下方向に関する少なくとも一部に設けられていれば、背板の周縁部分の柔軟性を向上させることができる。また、最薄部53は背もたれに設けられていなくてもよい。
1…椅子、11…支持体、13…座体、15…背もたれ、31…パイプ体、32…前側連接部、33…後側連接部、35…連結部、41…背板、42…パイプ保持部、43…突出部、44…屈曲部、51…第1領域、52…第2領域、53…最薄部、101…背もたれ、103…第1領域、105…第2領域、111…背もたれ、113…高剛性部、121…背もたれ、123…第1領域、125…第2領域、127…連結部、131…背もたれ、133…背板、135…第1領域、137…第2領域、139…貫通孔、141…ディンプル、151…背もたれ、153…背板、155…第1領域、157…第2領域、159…スリット

Claims (10)

  1. 椅子に用いられる背もたれであって、
    当該椅子の着席者の背中に当接する位置に配置される背板を備え、
    当該背板は、左右方向の端部が後方に弾性変形可能に構成されており、
    前記背板における左右方向の中央の領域を含む第1領域の厚さは、該背板における前記第1領域よりも左右の端部側に位置する領域である第2領域の前記厚さよりも大きい、背もたれ。
  2. 椅子に用いられる背もたれであって、
    当該椅子の着席者の背中に当接する位置に配置される背板を備え、
    前記背板における左右方向の中央の領域を含む第1領域の厚さは、該背板における前記第1領域よりも左右の端部側に位置する領域である第2領域の前記厚さよりも大きく、
    前記背板の左右の両端部における少なくとも下側の領域には、該背板における周囲よりも剛性が高い高剛性部を備えており、
    前記高剛性部は、少なくとも該高剛性部の上方の部分よりも剛性が高い、背もたれ。
  3. 椅子に用いられる背もたれであって、
    当該椅子の着席者の背中に当接する位置に配置される背板を備え、
    前記背板における左右方向の中央の領域を含む第1領域の厚さは、該背板における前記第1領域よりも左右の端部側に位置する領域である第2領域の前記厚さよりも大きく、
    少なくとも前記第2領域には、前記背板の柔軟性を向上させるための柔軟構造が形成されている一方、前記第1領域には、前記柔軟構造が形成されていない、背もたれ。
  4. 椅子に用いられる背もたれであって、
    当該椅子の着席者の背中に当接する位置に配置される背板を備え、
    前記背板における左右方向の中央の領域を含む第1領域の厚さは、該背板における前記第1領域よりも左右の端部側に位置する領域である第2領域の前記厚さよりも大きく、
    前記背板の左右の両端部のうちの上下方向に関する少なくとも一部は、当該背板における同一の高さの部分のうちの最も厚さの小さい部分である、背もたれ。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の背もたれであって、
    前記背板は、上側に向かって徐々に厚さが小さくなる部分を含む、背もたれ。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の背もたれであって、
    前記第1領域には、当該背もたれを前記椅子の座体又は前記座体を支持する支持体と連結する連結部が接続されている、背もたれ。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の背もたれであって、
    前記背板の上端には、後方に突出する突出部が設けられている、背もたれ。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の背もたれであって、
    前記背板は、左右方向の中央から左右の両端に向かって徐々に厚さが小さくなる領域を含む、背もたれ。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の背もたれであって、
    前記背板の主たる部分は、熱可塑性エラストマー、又は、熱可塑性エラストマーを含む混合物を素材として成形されている、背もたれ。
  10. 請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の背もたれを備える椅子。
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