JP7081713B1 - フィルタユニット - Google Patents

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Abstract

Figure 0007081713000001
【課題】変形を軽減して空気の清浄機能の低下を抑制できるフィルタユニットを提供する。
【解決手段】フィルタユニットは、蛇腹折り形状を有するフィルタ60であって、第1部6U、第2部6F、及び第3部6Sを有する。第2部6F及び第3部6Sは、第1部6Uの下側で前後方向に相対する。フィルタユニットは更に、フィルタ60の左右方向の両端部に設けられ、フィルタ60の形状を保形する第1保形部材と、第2部6Fの下端部である第2先端部65F、及び、第3部6Sの下端部である第3先端部65Sの夫々のうち、左右方向の両端部を除く部分に少なくとも設けられ、フィルタ60の形状を保形する第2保形部材7を備える。
【選択図】図7

Description

本発明は、空気清浄機に用いられるフィルタユニットに関する。
特許文献1は、空気清浄機及びフィルタを開示する。空気清浄機は、ファンにより空気を吸引する。吸引された空気は、空気清浄機の内部でフィルタを通過することにより清浄された後、排出される。フィルタは、蛇腹折りされたHEPAフィルタが2カ所で折り曲げられてU字状とされた状態で、空気清浄機の内部に配置される。フィルタには、蛇腹折りの折り目が広がることを抑制するための止め枠が、フィルタのうち折り目の延びる方向(以下、折り目方向という。)の両端部に設けられる。
特許第3829105号公報
上記のフィルタは、折り目方向と直交する方向の両端部が使用中に捲れ上がる可能性がある。この場合、フィルタの形状が変形して空気の清浄機能が低下する可能性があるという問題点がある。
本発明の目的は、変形を軽減して空気の清浄機能の低下を抑制できるフィルタユニットを提供することである。
本発明に係るフィルタユニットは、蛇腹折り形状を有するフィルタであって、第1部と、前記第1部のうち第1方向の一方側の端部から、前記第1方向と交差する第2方向の一方側に延びる第2部と、前記第1部のうち前記第1方向の他方側の端部から、前記第1方向と交差する第3方向の一方側に延びる第3部とを有し、前記第2部及び前記第3部は、前記第1部に対して前記第1部と直交する直交方向の一方側で、前記第1方向に相対し、前記第1部、前記第2部、及び前記第3部の夫々の蛇腹折りの折り目の延びる方向である折り目方向は、前記第1方向、前記第2方向、及び前記第3方向と直交する前記フィルタと、前記フィルタの前記折り目方向の両端部に設けられ、前記フィルタの形状を保形する第1保形部材と、前記第2部の前記第2方向の一方側の端部である第2先端部、及び、前記第3部の前記第3方向の一方側の端部である第3先端部の夫々のうち、前記折り目方向の両端部を除く部分に少なくとも設けられ、前記フィルタの形状を保形する第2保形部材とを備え、前記第2保形部材は、前記第2先端部の少なくとも一部、及び、前記第2先端部から、前記フィルタに沿った方向において前記第2先端部に隣接する蛇腹折りの折り目までの面である第2端面の少なくとも一部に設けられ、且つ、前記第3先端部の少なくとも一部、及び、前記第3先端部から、前記フィルタに沿った方向において前記第3先端部に隣接する蛇腹折りの折り目までの面である第3端面の少なくとも一部に設けられ、前記第2先端部に位置する前記第2保形部材の前記折り目方向の長さよりも、前記第2端面に位置する前記第2保形部材の前記折り目方向の長さの方が長く、且つ、前記第3先端部に位置する前記第2保形部材の前記折り目方向の長さよりも、前記第3端面に位置する前記第2保形部材の前記折り目方向の長さの方が長いことを特徴とする。
フィルタユニットは、フィルタのうち蛇腹折りの折り目方向と直交する方向の端部に対応する第2先端部及び第3先端部に、フィルタの形状を保形する第2保形部材を有する。このためフィルタユニットは、フィルタのうち折り目方向と直交する方向の両端部が使用中に捲れ上がる可能性を軽減できるので、フィルタの変形を防止して空気の清浄機能の低下を抑制できる。
空気清浄機1Aの斜視図である。 空気清浄機1Aの平面図である。 蓋31を脱離した空気清浄機1Aの斜視図である。 図2のA-A線を矢印方向から視た断面図である。 図2のB-B線を矢印方向から視た断面図、及び、断面図の一部を拡大した拡大図である。 空気清浄機1Aの分解斜視図である。 第2保形部材7A~7Dを示す図である。 第2保形部材7E~7Hを示す図である。 第2保形部材7I、7Jを示す図である。 第2保形部材7K、7Lを示す図である。 第2保形部材7M、7Nを示す図である。 空気清浄機1Bの斜視図である。
本発明の一実施形態である空気清浄機1A及びフィルタユニット6について説明する。図1の上方、下方、右方、左方、左下方、及び右上方は、各々、空気清浄機1Aの上方、下方、前方、後方、左方、及び右方である。図3の上方、下方、右下方、左上方、左下方、及び右上方は、各々、フィルタユニット6の上方、下方、前方、後方、左方、及び右方である。
空気清浄機1Aは、周囲の空気を内部に吸い込む。内部に吸い込まれた空気は、空気清浄機1Aに装着されたフィルタユニット6を通過することにより清浄される。清浄された空気は、空気清浄機1Aから外部に吹き出される。
空気清浄機1Aは、筐体2(図1~図3参照)、蓋31(図1、図2参照)、送風機5L、5R(総称して「送風機5」という。図4、図6参照)、及び制御基板9(図6参照)を備える。
<筐体2>
図1~図3に示すように、筐体2の形状は略6面体、より詳細には、左右方向に長い略直方体である。筐体2は、台座3B(図1、図3参照)、前壁3F、後壁3S、左壁3L、右壁3R(図2、図3参照)、上壁3Uを有する。台座3Bは略箱状を有し、制御基板9(図6参照)等を収容する為の空間が内部に形成される。前壁3F、後壁3S、左壁3L、右壁3Rは夫々板状を有し、台座3Bの上壁30(図6参照)に連結する。前壁3F、後壁3S、左壁3L、右壁3Rは、各々、台座3Bの上壁30の前端部、後端部、左端部、右端部から上方に向けて延びる。上壁3Uは板状を有し、前壁3F、後壁3S、左壁3L、右壁3Rの夫々の上端部に連結する。前壁3F、後壁3S、左壁3L、右壁3R、上壁3U、及び、台座3Bの上壁30で囲まれた内部空間を、空洞部10(図3参照)という。
図1、図2に示すように、上壁3Uは、左上壁31L、右上壁31Rを含む。左上壁31Lは、前壁3Fと後壁3Sとの夫々の上端部のうち左端部近傍、及び、左壁3Lの上端部の間に架設される。右上壁31Rは、前壁3Fと後壁3Sとの夫々の上端部のうち右端部近傍、及び、右壁3Rの上端部の間に架設される。図3に示すように、左上壁31Lの右端部、右上壁31Rの左端部、及び、前壁3Fと後壁3Sとの夫々の上端部は、矩形状の開口部21を形成する。開口部21は、空洞部10を開放する。図1、図2に示すように、蓋31は板状を有する。蓋31は、開口部21に装着された状態で、開口部21を閉塞する。一方、蓋31が開口部21から脱離された場合、図3に示すように、開口部21は空洞部10を開放する。
図4に示すように、台座3Bの上壁30に区画壁36L、36Rが設けられる。区画壁36Lは、開口部21(図3参照)の左端部の下方に設けられる。区画壁36Rは、開口部21(図3参照)の右端部の下方に設けられる。区画壁36L、36Rは左右方向と直交する。区画壁36L、36Rには、スリット状の複数の貫通孔が形成される。区画壁36L、36Rは、空洞部10を3つの部分(空洞部10U、10L、10R)に区画する。空洞部10Lは、空洞部10のうち区画壁36Lよりも左方の部位である。空洞部10Rは、空洞部10のうち区画壁36Rよりも右方の部位である。空洞部10Uは、空洞部10のうち区画壁36L、36Rにて左右方向から挟まれた部位であり、装着された状態の蓋31の下方に位置する。空洞部10U、10L、10Rには各々、後述のフィルタユニット6、送風機5L、5Rが収容される。
図1に示すように、蓋31に吸込口20Uが形成される。前壁3Fのうち、左右方向において開口部21と重複する部分に、吸込口20Fが形成される。図3に示すように、後壁3Sのうち、左右方向において開口部21と重複する部分に、吸込口20S(図3参照)が形成される。吸込口20U、20F、20Sは夫々、スリット状の複数の貫通孔からなる。
図6に示すように、筐体2の左右両端部の各々に、開口部20L、20Rが形成される。開口部20Lは、上壁3U、前壁3F、後壁3S、及び台座3Bの上壁30の夫々の左端部にて囲まれる。開口部20Lは、空洞部10Lに連通する(図4参照)。開口部20Rは、上壁3U、前壁3F、後壁3S、及び台座3Bの上壁30の夫々の右端部にて囲まれる。開口部20Rは、空洞部10Rに連通する(図4参照)。開口部20L、20Rは、左右方向に相対する。
左壁3Lは開口部20Lに嵌り、右壁3Rは開口部20Rに嵌る。左壁3Lには、円形の吹出口22Lが設けられる。右壁3Rには、円形の吹出口22Rが設けられる。吹出口22L、22Rの夫々にルーバ23が嵌る。ルーバ23は、平行に並んだ複数の羽板23Aを有する。ルーバ23は、複数の羽板23Aの夫々の間の隙間を介して流れる空気の向きを、左右方向に対して傾斜した方向に変更する。ルーバ23は、吹出口22L、22Rに対して摺動することにより、左壁3L又は右壁3Rに対して回転可能である。
<フィルタユニット6>
フィルタユニット6は、空気からゴミ、塵埃等を取り除いて清浄する。図5、図6に示すように、フィルタユニット6はフィルタ60を有する。フィルタ60はHEPAフィルタである。図5に示すように、フィルタ60は、厚板状のフィルタ基材に山折りの折り目と谷折りの折り目が繰り返し形成された形状、即ち蛇腹折り形状を有する。フィルタ60は、第1部6U、第2部6F、第3部6S、第2屈曲部60F、及び第3屈曲部60Sを有する。
図6に示すように、第1部6U、第2部6F、及び第3部6Sは、左右方向に延びる。第1部6Uは上下方向と直交する。第1部6Uの前端部に、第2屈曲部60Fが接続する。第2屈曲部60Fは、第1部6Uとの接続部分から前方に向けて、下方に湾曲しながら延びる。第1部6Uの後端部に、第3屈曲部60Sが接続する。第3屈曲部60Sは、第1部6Uとの接続部分から後方に向けて、下方に湾曲しながら延びる。
第2部6Fは、第2屈曲部60Fの下端部から下方に向けて延びる。つまり、第2部6Fは、第2屈曲部60Fを介して第1部6Uと連結し、第1部6Uの前端部近傍から下方に向けて延びる。第3部6Sは、第3屈曲部60Sの下端部から下方に向けて延びる。つまり、第3部6Sは、第3屈曲部60Sを介して第1部6Uと連結し、第1部6Uの後端部近傍から下方に向けて延びる。第2部6F及び第3部6Sは、第1部6Uよりも下側で前後方向に相対する。図5に示すように、フィルタ60を左右方向と直交する平面で切断した時の断面形状は、略U字状となる。
第1部6U、第2部6F、第3部6S、第2屈曲部60F、及び第3屈曲部60Sの夫々に形成された蛇腹折りの複数の折り目は、何れも左右方向に延び、且つ、前後方向及び上下方向と直交する。
第1部6Uよりも下側、第2部6Fよりも後側、及び、第3部6Sよりも前側の領域、即ち、第1部6U、第2部6F、第3部6S、第2屈曲部60F、及び第3屈曲部60Sで囲まれる領域を、内部領域600という。第1部6U、第2部6F、第3部6S、第2屈曲部60F、及び第3屈曲部60Sの夫々のうち、内部領域600に近接する縁部を内縁Eiといい、内縁Eiと反対側を外縁Eoという。内縁Eiは、第1部6U、第2部6F、第3部6S、第2屈曲部60F、及び第3屈曲部60Sの夫々の蛇腹折りの複数の折り目のうち、内部領域600に近接する複数の折り目を結ぶ仮想線に沿って延びる。外縁Eoは、第1部6U、第2部6F、第3部6S、第2屈曲部60F、及び第3屈曲部60Sの夫々の蛇腹折りの複数の折り目のうち、内部領域600から離隔する複数の折り目を結ぶ仮想線に沿って延びる。
なお、第2屈曲部60F及び第3屈曲部60Sの各々の曲率中心は、内部領域600に配置される。このため、第2屈曲部60F及び第3屈曲部60Sの各々の内縁Eiは、第2屈曲部60F及び第3屈曲部60Sの各々の曲率中心に近接する縁部に対応する。第2屈曲部60F及び第3屈曲部60Sの各々の外縁Eoは、第2屈曲部60F及び第3屈曲部60Sの各々の曲率中心から離隔する縁部に対応する。
第1部6U、第2部6F、及び第3部6Sの夫々の蛇腹折りの複数の折り目の間隔は同一である。以下、この間隔をd1と表記する。間隔d1は、内縁Ei及び外縁Eoに沿って配置される第1部6U、第2部6F、及び第3部6Sの夫々の蛇腹折りの複数の折り目の間の間隔に対応する。第2屈曲部60F及び第3屈曲部60Sの夫々の蛇腹折りの複数の折り目のうち、外縁Eoに沿って配置される複数の折り目の間の間隔を、d2と表記する。間隔d2は、間隔d1よりも大きい(d1<d2)。第2屈曲部60F及び第3屈曲部60Sの夫々の蛇腹折りの複数の折り目のうち、内縁Eiに沿って配置される複数の折り目の間の間隔を、d3と表記する。間隔d3は間隔d1と同一であり(d1=d3)、間隔d3よりも間隔d2の方が大きい(d2>d3)。
フィルタユニット6が筐体2の空洞部10Uに収容された状態で、フィルタ60の第2部6Fは、前壁3Fのうち吸込口20F(図1参照)が形成された部位に対して後側に配置される。フィルタ60の第3部6Sは、後壁3Sのうち吸込口20S(図6参照)が形成された部位に対して前側に配置される。フィルタ60の第1部6Uは開口部21に対して下方に対向し、開口部21に装着された蓋31(図1参照)に対して下側に配置される。
図3に示すように、フィルタユニット6は、開口部21から蓋31が脱離された状態で露出する。ユーザは、開口部21を介して空洞部10Uからフィルタユニット6を取り出すことが可能である。
<第1保形部材61>
図6に示すように、フィルタ60の左右方向両端部に第1保形部材61が設けられる。第1保形部材61は不織布で構成された薄板状の部材である。第1保形部材61は、保形部61A及び把持部61Bを有する。保形部61Aは、フィルタ60の断面形状と同一形状を有する。
保形部61Aは、フィルタ60の左右方向両端部に接着され、フィルタ60の断面形状がU字状で維持されるように、フィルタ60を保形する。把持部61Bは、保形部61Aのうちフィルタ60の第1部6Uの左右方向両端部に位置する部分、即ち保形部61Aの上端部に設けられ、上側に延びる。把持部61Bは、フィルタ60の第1部6Uの上端部よりも上方に突出する。把持部61Bは、ユーザが空洞部10Uからフィルタ60を取り出す時に把持される。一方、蓋31が開口部21に装着される場合、把持部61Bは、左右方向においてフィルタ60とは反対側に折り曲げて空洞部10Uに収納される。このとき、把持部61Bは、上下方向においてフィルタ60の第1部6Uの上端部と同一位置、又は、フィルタ60の第1部6Uの上端部よりも下方に位置し、上方に突出しない。なお、把持部61Bは、左右方向の内側、より詳細には、フィルタ60の第1部6Uの上端部に当接するように折り曲げられてもよい。
フィルタ60の左右方向両端部にはシール部材62が設けられる。より具体的には、フィルタ60の左右両端部に設けられた第1保形部材61のうちフィルタ60が設けられる側と反対側に、シール部材62が設けられる。シール部材62は、フィルタ60の左端部に設けられた保形部61Aと区画壁36L(図4参照)との間、及び、フィルタ60の右端部に設けられた第1保形部材61の保形部61Aと区画壁36Rとの間に位置する。シール部材62はフィルタ60の断面形状と同一形状を有する。
シール部材62は、弾性部材により構成される。シール部材62の材料として、例えば軟質ウレタンフォームが用いられる。より具体的には、独泡タイプの軟質ウレタンフォームである。シール部材62は、左右方向におけるフィルタ60(第1保形部材61)と区画壁36Lとの間隙、及びフィルタ60(第1保形部材61)と区画壁36Rとの間隙を埋める。シール部材62が設けられることで、送風機5L、5Rによるフィルタ60を介した空気の吸引効率が向上する。
<第2保形部材7>
図7~図9を参照し、第2保形部材7について説明する。なお、図1~図6において、第2保形部材7は省略されている。本実施形態では、第2保形部材7として、第2保形部材7A~7D(図7参照)、7E~7H(図8参照)、7I、7J(図9参照)のうち何れかを選択的に適用したり、第2保形部材7A~7Jのうち少なくとも2つを組み合わせて適用したりすることが可能である。
第2保形部材7は、フィルタ60のうち隣接する蛇腹折りの複数の山折りの折り目どうし、又は、隣接する蛇腹折りの複数の谷折りの折り目どうしを連結する。これにより、第2保形部材7は、蛇腹折りの複数の折り目を維持し、複数の折り目が温度上昇により開くことを抑制する。第2保形部材7の材料として、ホットメルト接着剤又は接着テープが用いられる。ホットメルト接着剤が用いられる場合、加熱により液体化したホットメルト接着剤がフィルタ60に塗布され、その後、ホットメルト接着剤が冷却されることにより、第2保形部材7が形成される。接着テープが用いられる場合、基材の一面に粘着剤が塗布された片面接着テープがフィルタ60に貼付されることにより、第2保形部材7が形成される。
以下、図7Bに示すように、フィルタ60の第2部6Fの下端部を、第2先端部65Fといい、フィルタ60の第3部6Sの下端部を、第3先端部65Sという。第2先端部65Fに対し、フィルタ60に沿った方向において第2先端部65Fに隣接する蛇腹折りの折り目を、第2隣接折り目65Mという。フィルタ60の第2先端部65Fと第2隣接折り目65Mとの間の部分のうち下側を向く面を、第2端面66Fという。第3先端部65Sに対し、フィルタ60に沿った方向において第3先端部65Sに隣接する蛇腹折りの折り目を、第3隣接折り目65Nという。フィルタ60の第3先端部65Sと第3隣接折り目65Nとの間の部分のうち下側を向く面を、第3端面66Sという。
本実施形態では、フィルタ60として、第2先端部65F及び第3先端部65Sの位置が夫々異なるフィルタ60A(図7(B)(D)、図8(B)(D)参照)、60B(図7(C)(E)、図8(C)(E)参照)が用いられる。図7(B)(D)、図8(B)(D)に示すように、フィルタ60Aでは、第2先端部65F及び第3先端部65Sがフィルタ60の内縁Eiに位置する。一方、図7(C)(E)、図8(C)(E)に示すように、フィルタ60Bでは、第2先端部65F及び第3先端部65Sがフィルタ60Bの外縁Eoに位置する。
図7(A)、図8(A)に示すように、第2保形部材7A~7Hは、フィルタ60のうち左右方向の中央に設けられる。第2保形部材7A~7Hの左右方向の長さは、フィルタ60の左右方向の長さよりも短い。第2保形部材7A~7Hは、フィルタ60の第1部6U、第2部6F、第3部6Sに亘って、蛇腹折りの複数の折り目の方向と直交する方向に延びる。
図7(B)に示すように、第2保形部材7Aは保形部71Aを有する。保形部71Aは、フィルタ60Aの内縁Eiに位置する第2先端部65Fから、第2部6F、第2屈曲部60F、第1部6U、第3屈曲部60S、及び第3部6Sの夫々の内縁Eiを経由し、内縁Eiに位置する第3先端部65Sに亘って帯状に延びる。
図7(C)に示すように、第2保形部材7Bは保形部71Bを有する。保形部71Bは、フィルタ60Bの外縁Eoに位置する第2先端部65Fから、第2部6F、第2屈曲部60F、第1部6U、第3屈曲部60S、及び第3部6Sの夫々の外縁Eoを経由し、外縁Eoに位置する第3先端部65Sに亘って帯状に延びる。つまり、第2保形部材7Aはフィルタ60Aの内縁Eiに設けられ、第2保形部材7Bはフィルタ60Bの外縁Eoに設けられる。
図7(D)に示すように、第2保形部材7Cは保形部71A、72Aを有する。保形部71Aは、第2保形部材7A(図7(B)参照)の保形部71Aと同一である。保形部72Aは、フィルタ60Aの外縁Eoに位置する第2隣接折り目65Mから、第2部6F、第2屈曲部60F、第1部6U、第3屈曲部60S、及び第3部6Sの夫々の外縁Eoを経由し、フィルタ60Aの外縁Eoに位置する第3隣接折り目65Nに亘って帯状に延びる。
図7(E)に示すように、第2保形部材7Dは保形部71B、72Bを有する。保形部71Bは、第2保形部材7B(図7(C)参照)の保形部71Bと同一である。保形部72Bは、フィルタ60Bの内縁Eiに位置する第2隣接折り目65Mから、第2部6F、第2屈曲部60F、第1部6U、第3屈曲部60S、及び第3部6Sの夫々の内縁Eiを経由し、フィルタ60Bの内縁Eiに位置する第3隣接折り目65Nに亘って帯状に延びる。つまり、第2保形部材7C、7Dは、何れも、フィルタ60の内縁Ei及び外縁Eoに設けられる。
図8(B)に示すように、第2保形部材7Eは、第2保形部材7A(図7(B)参照)の保形部71Aに加えて保形部73A、74Aを有する点で、第2保形部材7Aと相違する。保形部73Aは、フィルタ60Aの第2端面66Fの一部に設けられる。保形部73Aは、第2先端部65Fにおいて保形部71Aと連結する。保形部74Aは、フィルタ60Aの第3端面66Sの一部に設けられる。保形部74Aは、第3先端部65Sにおいて保形部71Aと連結する。保形部73A、74Aの左右方向の長さは、保形部71Aの左右方向の長さと同一である。
図8(C)に示すように、第2保形部材7Fは、第2保形部材7B(図7(C)参照)の保形部71Bに加えて保形部73B、74Bを有する点で、第2保形部材7Bと相違する。保形部73Bは、フィルタ60Bの第2端面66Fの一部に設けられる。保形部73Bは、第2先端部65Fにおいて保形部71Bと連結する。保形部74Bは、フィルタ60Bの第3端面66Sの一部に設けられる。保形部74Bは、第3先端部65Sにおいて保形部71Bと連結する。保形部73B、74Bの左右方向の長さは、保形部71Bの左右方向の長さと同一である。
図8(D)に示すように、第2保形部材7Gは、保形部71A、72A、73A、74Aを有する。保形部71A、72Aは、第2保形部材7C(図7(D)参照)の保形部71A、72Aと同一である。保形部73A、74Aは、第2保形部材7E(図8(B)参照)の保形部73A、74Aと同一である。保形部73Aは、第2隣接折り目65Mにおいて保形部72Aと連結する。保形部74Aは、第3隣接折り目65Nにおいて保形部72Aと連結する。
図8(E)に示すように、第2保形部材7Hは、保形部71B、72B、73B、74Bを有する。保形部71B、72Bは、第2保形部材7D(図7(E)参照)の保形部71B、72Bと同一である。保形部73B、74Bは、第2保形部材7F(図8(C)参照)の保形部73B、74Bと同一である。保形部73Bは、第2隣接折り目65Mにおいて保形部72Bと連結する。保形部74Bは、第3隣接折り目65Nにおいて保形部72Bと連結する。つまり、第2保形部材7G、7Hは、何れも、フィルタ60の内縁Ei、外縁Eo、第2端面66F、及び第3端面66Sに亘って設けられる。
なお、図8(B)~(E)に示す保形部73A、73Bは、第2端面66Fのうち第2先端部65Fから第2隣接折り目65Mまで延びていてもよいし、第2端面66Fのうち第2先端部65Fから、第2隣接折り目65Mよりも第2先端部65F側の部分まで延びていてもよい。つまり、保形部73A、73Bのうち第2隣接折り目65Mに近接する端部は、第2隣接折り目65Mに対して第2先端部65F側に離隔してもよい。保形部74A、74Bは、第3端面66Sのうち第3先端部65Sから第3隣接折り目65Nまで延びていてもよいし、第3端面66Sのうち第3先端部65Sから、第3隣接折り目65Nよりも第3先端部65S側の部分まで延びていてもよい。つまり、保形部74A、74Bのうち第3隣接折り目65Nに近接する端部は、第3隣接折り目65Nに対して第3先端部65S側に離隔してもよい。
更に、図8(D)(E)に示す保形部73A、73Bは、第2端面66Fのうち第2隣接折り目65Mから、第2先端部65Fよりも第2隣接折り目65M側の部分まで延びていてもよい。つまり、保形部73A、73Bのうち第2先端部65Fに近接する端部は、第2先端部65Fに対して第2隣接折り目65M側に離隔してもよい。保形部74A、74Bは、第3端面66Sのうち第3隣接折り目65Nから、第3先端部65Sよりも第3隣接折り目65N側の部分まで延びていてもよい。つまり、保形部74A、74Bのうち第3先端部65Sに近接する端部は、第3先端部65Sに対して第3隣接折り目65N側に離隔してもよい。
図9(A)に示す第2保形部材7I、及び、図9(B)に示す第2保形部材7Jは、第2端面66Fに設けられる保形部73A、73B、及び、第2端面66Fに設けられる保形部74A、74Bの形状が、図8に示す第2保形部材7E~7Hと相違する。
図9(A)に示す第2保形部材7Iにおいて、保形部73A、73Bは、第2端面66Fの全域に設けられる。保形部74A、74Bは、第3端面66Sの全域に設けられる。保形部73A、73B、74A、74Bの左右方向の長さは、フィルタ60の左右方向の長さと同一であり、保形部71A、71B、72A、72Bのうち第2先端部65F及び第3先端部65Sに設けられた部分の前後方向の長さよりも長い。つまり、第2保形部材7Iの保形部73A、73B、74A、74Bは、第2保形部材7E~7Hの保形部73A、73B、74A、74Bよりも左右方向に長い。
図9(B)に示す第2保形部材7Jの保形部73A、73B、74A、74Bは、図9(A)に示す第2保形部材7Iの保形部73A、73B、74A、74Bが左右方向に3分割された形状を有する。3分割された保形部73A、73B、74A、74Bの夫々の左右方向の長さは、保形部71A、71B、72A、72Bのうち第2先端部65F及び第3先端部65Sに設けられた部分の前後方向の長さよりも長い。
<フィルタユニット6の製造方法>
はじめに、平面状のフィルタ基材に対して熱が加えられて加熱される。次に、フィルタ基材は、高温状態で蛇腹折りの複数の折り目に沿って折り曲げられる。その後、フィルタ基材は冷却される。これにより、フィルタ基材に形成された蛇腹折りの複数の折り目は保持される。
次に、蛇腹折りの複数の折り目が形成されたフィルタ基材が2カ所で折り曲げられ、第1部6U、第2部6F、及び第3部6Sを有するフィルタ60が作成される。次に、フィルタ60に対し、第1保形部材61、シール部材62、及び第2保形部材7が取り付けられる。以上により、フィルタユニット6は完成する。
なお、上記のように作成されたフィルタ60は、温度が上昇した場合に変形し、蛇腹折りの複数の折り目は元に戻ろうとする。しかし、第1保形部材61及び第2保形部材7が取り付けられているので、フィルタ60の蛇腹折りの複数の折り目は、温度が上昇しても維持される。
<送風機5>
図4に示すように、送風機5は、軸流型の送風機である。送風機5L、5Rは、筐体2における左右方向の両端部に設けられる。より具体的には、送風機5Lは、シール部材55L(図6参照)を介して空洞部10Lに固定される。送風機5Lは左壁3Lの右方に隣接する。シール部材55Lは、弾性部材(例えば軟質ウレタンフォーム)で構成され、左上壁31L、前壁3F、後壁3S、及び台座3Bの上壁30と後述する送風機5Lのケーシング51との間隙を埋める。送風機5Rは、シール部材55R(図6参照)を介して空洞部10Rに固定される。送風機5Rは右壁3Rの左方に隣接する。シール部材55Rは、弾性部材(例えば軟質ウレタンフォーム)で構成され、右上壁31R、前壁3F、後壁3S、及び台座3Bの上壁30と後述する送風機5Rのケーシング51との間隙を埋める。シール部材55L、55Rが設けられることで、送風機5L、5Rによるフィルタ60を介した空気の吸引効率が向上する。空洞部10Uに収容されたフィルタユニット6は、左右方向において送風機5L、5Rの間に配置される。
図4、図6に示すように、送風機5L、5Rは、夫々、ケーシング51、ファン52、及びモータ53を備える。ケーシング51は角筒状を有する。ケーシング51の貫通孔は左右方向に延びる。モータ53はケーシング51により、ケーシング51の貫通孔の中心近傍に固定される。モータ53の回転軸は、左右方向に延びる。ファン52は、ケーシング51の貫通孔の内部に配置され、モータ53によって回転する。
ファン52は、回転により気流を発生させる。送風機5Lのファン52により発生する気流は、送風機5Lのケーシング51の貫通孔を右方から左方に通過する。送風機5Rのファン52により発生する気流は、送風機5Lのケーシング51の貫通孔を左方から右方に通過する。
<制御基板9>
図6に示すように、台座3Bの下壁32は着脱可能である。台座3Bの内部空間に、制御基板9(メイン基板9A及びLED基板9B)、及びスイッチ9Cが収容される。メイン基板9Aには、制御回路、USBコネクタ90A、及びケーブルコネクタ90B等が実装される。USBコネクタ90Aには、空気清浄機1Aに電源を供給するためのUSBケーブルが接続される。USBコネクタ90Aは、台座3Bの左側面に設けられた凹部33から露出する。ケーブルコネクタ90Bには、送風機5L、5Rから延びるケーブル59が接続される。LED基板9BにはLEDが実装される。LEDは、台座3Bの前側面に設けられた貫通孔34を介して露出する。スイッチ9Cはスライドスイッチである。スイッチ9Cのつまみ35Aは、台座3Bの前側面に設けられた貫通孔35を介して前方に突出する。
<動作概要>
USBコネクタ90AにUSBケーブルが接続されることによって、空気清浄機1Aは給電された状態となる。この状態でユーザはつまみ35Aを操作し、空気清浄機1Aによる空気の清浄を開始する。メイン基板9Aの制御回路は送風機5L、5R、より具体的には送風機5L、5Rの各モータ53を駆動し、夫々のファン52を回転させる。送風機5L、5Rは気流を発生させる。この気流により、空気清浄機1Aは、筐体2の上側の吸込口20U,前側の吸込口20F、後側の吸込口20Sを介して外部から空洞部10Uに空気を吸い込む。吸い込まれた空気は、吸込口20U,20F、20Sの内側に配置されたフィルタ60を通過し、清浄される。更に送風機5L、5Rは、空洞部10U内の清浄された空気を左方向又は右方向に流す。これにより、清浄された空気は、筐体2の左側の吹出口22L、及び右側の吹出口22Rを介して左右外方向に吹き出される。
<本実施形態の作用、効果>
空気清浄機1Aは、フィルタユニット6を装着して使用することで、フィルタ60により空気を清浄できる。又、空気清浄機1Aは、使用によりフィルタ60が汚れたフィルタユニット6を別のフィルタユニット6に交換することにより、空気の清浄機能を維持できる。
フィルタユニット6は、フィルタ60の形状を保形する第2保形部材7を有する。第2保形部材7は、フィルタ60の第2先端部65F及び第3先端部65Sの一部に少なくとも設けられる。なお、第2先端部65F及び第3先端部65Sは、フィルタ60のうち蛇腹折りの複数の折り目の方向と直交する方向の端部に対応する。ここで、空気清浄機1Aにフィルタユニット6が装着された状態で空洞部10U内の温度が上昇した場合、フィルタ60の温度変化により第2先端部65F及び第3先端部65Sが変形する可能性がある。しかし、第2保形部材7が設けられることにより、第2先端部65F及び第3先端部65Sの変形が規制されて、フィルタユニット6は、フィルタ60の第2先端部65F及び第3先端部65Sが使用中に捲れ上がる可能性を軽減できる。従ってフィルタユニット6は、フィルタ60の変形を低減して空気清浄機1Aによる空気の清浄機能の低下を抑制できる。
第2保形部材7は、第2先端部65Fから、第2部6F、第1部6U、及び第3部6Sを経由して第3先端部65Sに亘って設けられる。このためフィルタユニット6は、第2保形部材7のうちフィルタ60の第2先端部65F及び第3先端部65Sに位置する部分により、第1部6U、第2部6F、及び第3部6Sに渡って変形が規制されるので、これらの部分が使用中に捲れ上がる可能性を軽減できる。又、フィルタユニット6は、第2保形部材7のうちフィルタ60の第1部6U、第2部6F、及び第3部6Sに亘って延びる部分により、第1部6U、第2部6F、及び第3部6Sの全域で折り目の間隔を維持できる。また、折り目の間隔を維持することで、フィルタ60が変形して折り目の間隔が詰まるなどの場合と比較して、フィルタ60による空気清浄の機能を維持できる。
第2保形部材7A(図7(B)参照)は、フィルタ60Aの内縁Eiを経由して延びる保形部71A(図7(B)参照)を有する。このため第2保形部材7Aは、フィルタ60Aの第1部6U、第2部6F、及び第3部6Sの夫々の折り目の間隔を、フィルタ60の内縁Eiで維持できる。蛇腹折りの複数の折り目が形成されたフィルタ基材を折り曲げてU字状に成型される際、フィルタ60Aの外縁Eoよりも内縁Eiの方が、第2保形部材7Aを設けやすい。
第2保形部材7B(図7(C)参照)は、フィルタ60Bの外縁Eoを経由して延びる保形部71B(図7(C)参照)を有する。このため第2保形部材7Bは、フィルタ60Bの第1部6U、第2部6F、及び第3部6Sの夫々の折り目の間隔を、フィルタ60の外縁Eoで維持できる。蛇腹折りの複数の折り目が形成されたフィルタ基材を加熱してU字状に成型しているため、U字状のフィルタ60Bが加熱(昇温)されると、フィルタ60Bには、応力を解放するように、U字状から平板状に戻る力が生じる。そのような場合、第2保形部材7Bが外縁Eoに設けられると、その戻る力による変形を規制しやすい。
第2保形部材7Cの保形部71A、72A(図7(D)参照)、及び、第2保形部材7Dの保形部71B、72B(図7(E)参照)は、フィルタ60の内縁Ei及び外縁Eoを経由して延びる。このため第2保形部材7C、7Dは、フィルタ60Bの第1部6U、第2部6F、及び第3部6Sの夫々の折り目の間隔を、フィルタ60の内縁Ei及び外縁Eoの両側で維持できる。
第2保形部材7E、7Gは、第2端面66Fに設けられた保形部73A、及び、第3端面66Sに設けられた保形部74Aを有する(図8(B)(D)参照)。第2保形部材7F、7Hは、第2端面66Fに設けられた保形部73B、及び、第3端面66Sに設けられた保形部74Bを有する(図8(C)(E)参照)。第2保形部材7E~7Hは、第2端面66F及び第3端面66Sを保形する力を、保形部73A、74A、73B、74Bにより大きくできる。このため、フィルタユニット6は、第2先端部65F及び第3先端部65Sにおけるフィルタ60の捲れ上がりを、さらに確実に抑制できる。
第2保形部材7I、7Jのうち第2端面66F及び第3端面66Sに設けられた保形部73A、74A、73B、74Bは、保形部71A、71B、72A、72Bよりも左右方向に長い(図9(A)(B)参照)。つまり、第2保形部材7I、7Jのうち第2先端部65F及び第3先端部65Sに位置する部分の左右方向の長さよりも、第2保形部材7I、7Jのうち第2端面66F及び第3端面66Sに設けられた部分の左右方向の長さの方が長い。このため、フィルタユニット6は、フィルタ60の第2端面66F及び第3端面66Sにおいて、左右方向のより広い範囲で捲れ上がりを抑制できる。
フィルタユニット6では、第2保形部材7をホットメルト接着剤又は接着テープにより形成させることができるので、第2保形部材7によるフィルタ60の形状の保形を、簡易に実現できる。
第1保形部材61は、ユーザによる把持が可能な把持部61Bを有する。このためユーザは、空気清浄機1Aに対するフィルタユニット6の着脱を、把持部61Bを把持することにより容易に行うことができる。
把持部61Bは折り曲げ可能であり、フィルタ60の第1部6Uよりも上方に突出した状態と突出しない状態との間で変形可能である。このため、フィルタユニット6は、空気清浄機1Aに装着して使用するときに把持部61Bが邪魔になることを抑制できる。
第1保形部材61のうち、左右方向においてフィルタ60が設けられる側と反対側に、シール部材62が設けられる。シール部材62は、フィルタユニット6が空気清浄機1Aに装着されて使用される場合において、フィルタ60と区画壁36L、36Rとの間の隙間を埋めて密閉できる。これにより、送風機5L、5Rによるフィルタ60を介した空気の吸引効率を向上させることができる。
フィルタ60は、第1部6Uと第2部6Fとを連結する第2屈曲部60F、及び、第1部6Uと第3部6Sとを連結する第3屈曲部60Sを有する。フィルタ60は、第1部6U、第2部6F、及び第3部6Sを通過する空気だけでなく、第2屈曲部60F及び第3屈曲部60Sを通過する空気も効率よく清浄できる。このため、フィルタユニット6は、第1部6Uと第2部6F、及び、第1部6Uと第3部6Sが直接連結されている場合と比べて、フィルタ60による空気の清浄を効率良く行うことができる。
第1部6U、第2部6F、及び第3部6Sにおける蛇腹折りの複数の折り目の間隔d1と、第2屈曲部60F及び第3屈曲部60Sの夫々の内縁Eiに位置する蛇腹折りの複数の折り目の間隔d3とは同一である(d1=d3)。この場合、フィルタユニット6は、フィルタ60の第2屈曲部60F及び第3屈曲部60Sにおける空気の清浄効果を、第1部6U、第2部6F、及び第3部6Sと同等にできる。
第1部6U、第2部6F、及び第3部6Sにおける蛇腹折りの複数の折り目の間隔d1よりも、第2屈曲部60F及び第3屈曲部60Sの夫々の外縁Eoに位置する蛇腹折りの複数の折り目の間隔d2の方が大きい(d1<d2)。又、第2屈曲部60F及び第3屈曲部60Sの夫々の内縁Eiに位置する蛇腹折りの複数の折り目の間隔d3よりも、第2屈曲部60F及び第3屈曲部60Sの夫々の外縁Eoに位置する蛇腹折りの複数の折り目の間隔d2の方が大きい(d2>d3)。これらの場合、フィルタユニット6は、フィルタ60の第2屈曲部60F及び第3屈曲部60Sにおける空気の通過性を良好にできるので、第2屈曲部60F及び第3屈曲部60Sにおいて空気の清浄効果を良好に維持できる。
<変形例>
本発明は種々の変更が可能である。空気清浄機1Aの送風機5は、筐体2の前壁3F、後壁3S、上壁3Uの少なくとも何れかに設けられてもよい。この場合、フィルタ60の第1部6U、第2部6F、第3部6Sの少なくとも何れかと送風機5とが対向して配置され、フィルタユニット6は送風機5L、5Rの間に配置されない。フィルタユニット6は、空気清浄機1Aに対して固定され、着脱不能であってもよい。
フィルタ60の第2部6F及び第3部6Sの夫々の延びる方向は、上下方向に対して傾斜していてもよい。例えば第2部6Fは、第2屈曲部60Fの下端部から前斜め下方に延びてもよく、第3部6Sは、第3屈曲部60Sの下端部から後斜め下方に延びてもよい。第2部6Fと第3部6Sとの間の前後方向の間隔は、下方に向かうに従って徐々に大きくなっていてもよい。又、例えば第2部6Fは、第2屈曲部60Fの下端部から後斜め下方に延びてもよく、第3部6Sは、第3屈曲部60Sの下端部から前斜め下方に延びてもよい。第2部6Fと第3部6Sとの間の前後方向の間隔は、下方に向かうに従って徐々に小さくなっていてもよい。
図10(A)(B)に示す第2保形部材7Kは、図8(B)に示す保形部71Aの代わりに保形部76A、76Bを有するという点で、第2保形部材7Eと相違する。保形部76Aは、内縁Eiのうち第2先端部65Fの近傍にのみ設けられる。保形部76Bは、内縁Eiのうち第3先端部65Sの近傍にのみ設けられる。又、図10(A)(C)に示す第2保形部材7Lは、図8(C)に示す保形部71Bの代わりに保形部77A、77Bを有するという点で、第2保形部材7Fと相違する。保形部77Aは、外縁Eoのうち第2先端部65Fの近傍にのみ設けられる。保形部77Bは、外縁Eoのうち第3先端部65Sの近傍にのみ設けられる。
図10に示すように、第2保形部材7は、内縁Ei及び外縁Eoのうち第2先端部65F及び第3先端部65Sの近傍にのみ設けられていてもよく、内縁Ei及び外縁Eoの全域に亘って設けられていなくてもよい。例えば第2保形部材7は、フィルタ60の第2部6F及び第3部6Sの内縁Ei及び外縁Eoの少なくとも一方にのみ設けられ、第1部6Uの内縁Ei及び外縁Eoに設けられなくてもよい。
図11(A)に示す第2保形部材7Mは、保形部78A、78Bを有する。保形部78Aは、フィルタ60Aの第2先端部65Fと、第2先端部65Fに対して上方に近接する蛇腹折りの折り目(以下、「第2近接折り目65P」という。)との間に設けられ、夫々を連結する。保形部78Bは、フィルタ60Aの第3先端部65Sと、第3先端部65Sに対して上方に近接する蛇腹折りの折り目(以下、「第3近接折り目65Q」という。)との間に設けられ、夫々を連結する。保形部78A、78Bは、フィルタ60Aの内縁Eiに沿って配置される。
図11(B)に示す第2保形部材7Nは、保形部79A、79Bを有する。保形部79Aは、フィルタ60Bの第2先端部65Fと第2近接折り目65Pとの間に設けられ、夫々を連結する。保形部78Bは、フィルタ60Bの第3先端部65Sと第3近接折り目65Qとの間に設けられ、夫々を連結する。保形部79A、79Bは、フィルタ60Bの外縁Eoに沿って配置される。図11(A)(B)いずれの場合も、第2先端部65Fと第2近接折り目65Pとの間の間隔、及び、第3先端部65Sと第3近接折り目65Qとの間の間隔は、間隔d1(図5参照)よりも小さい。
図11(A)(B)において、第2先端部65Fと第2近接折り目65Pとの夫々の位置は一致してもよい。つまり、第2保形部材7Mの保形部78A、78Bは、第2先端部65Fと第2近接折り目65Pとを接着してもよい。同様に、第2保形部材7Nの保形部79A、79Bは、第2先端部65Fと第2近接折り目65Pとを接着してもよい。
第2保形部材7の材料は、ホットメルト接着剤及び接着テープに限らず、他の材料が用いられてもよい。第2保形部材7は、フィルタ60のうち隣接する蛇腹折りの複数の山折りの折り目どうし、又は、隣接する蛇腹折りの複数の谷折りの折り目どうしを連結する場合に限定されない。例えば第2保形部材7は、蛇腹折り形状を有するフィルタ60において折り目に亘って延びる部分(稜線部)のうち、相対する稜線部どうしを、接着剤により接着することで形成されてもよい。
把持部61Bは、第1保形部材61とは別の部材に設けられてもよい。例えば把持部61Bはフィルタ60に直接設けられてもよいし、シール部材62に設けられてもよい。把持部61Bは、フィルタ60に対して上下方向にスライド移動可能であってもよい。第1保形部材61は弾性変形可能でもよく、フィルタ60と区画壁36L、36Rとの間の隙間を埋めて密閉する機能を有してもよい。この場合、シール部材62は設けられなくてもよい。
フィルタ60は、第2屈曲部60F及び第3屈曲部60Sを有さなくてもよい。この場合、第2部6Fは第1部6Uの前端部に直接連結してもよいし、第3部6Sは第1部6Uの後端部に直接連結してもよい。この場合、第1部6Uと第2部6Fとの間のなす角度、及び、第1部6Uと第3部6Sとの間のなす角度は、直角であってもよい。第1部6Uは、上方に向けて凸状に湾曲してもよい。
第1部6U、第2部6F、及び第3部6Sにおける蛇腹折りの複数の折り目の間隔d1と、第2屈曲部60F及び第3屈曲部60Sの夫々の外縁Eoに位置する蛇腹折りの複数の折り目の間隔d2とが同一であってもよい(d1=d2)。第1部6U、第2部6F、及び第3部6Sにおける蛇腹折りの複数の折り目の間隔d1よりも、第2屈曲部60F及び第3屈曲部60Sの夫々の内縁Eiに位置する蛇腹折りの複数の折り目の間隔d3の方が小さくてもよい(d1>d2)。第2屈曲部60F及び第3屈曲部60Sは蛇腹折り形状を有さなくてもよい。例えば第2屈曲部60F及び第3屈曲部60Sは、屈曲した平面状であってもよい。
第2保形部材7は、フィルタ60のうち左右方向において異なる複数の位置に設けられてもよい。具体的には、例えば図8に示す第2保形部材7E~7Hは、フィルタ60を左右方向に4等分する3本の4等分線の夫々の位置に設けられてもよい。
図12を参照し、変形例における空気清浄機1Bについて説明する。空気清浄機1Bは、蓋31の左端40に把持部41が設けられる点で、空気清浄機1Aと相違する。把持部41を前後方向に直交する平面で切った断面形状(拡大領域Wで示される形状)は、上方に開口するU字状を有し、一端411から他端412まで延びる。一端411は、蓋31の左端40において前後方向の中央部に接続する。他端412は一端411よりも上方まで延び、左上壁31Lよりも上方に延びる。
把持部41において他端412の下側の位置には係止片413が設けられる。係止片413は把持部41において他端412の下側の位置から左方に突出する。把持部41は、他端412が一端411に対して近づき又は離れるように左右方向に弾性変形できる。把持部41はスナップフィットであり、係止片413が左上壁31Lの下側に係合することで、蓋31が筐体2に取り付けられた状態が維持される。一方、ユーザが把持部41の他端412を一端411に近づくように右方に押し付けることにより、係止片413と左上壁31Lとの係合が解除される。この状態でユーザは把持部41を上方に持ち上げることにより、筐体2から蓋31を取り外すことができる。
又、変形例における空気清浄機1Bは、ルーバ23の代わりにルーバ8が設けられる点で、空気清浄機1Aと相違する。図12に示すように、ルーバ8は吹出口22L、22R(図4参照)に嵌る。ルーバ8は、枠81、複数の枠82、複数の羽板83、及び複数の閉塞板84を備える。枠81は左側面視で吹出口22L、22Rの形状と同じ形状を有し、本変形例では矩形状を有する。
複数の枠82は枠81内において上下方向に延び、左右方向に並ぶ。複数の羽板83は枠81内において左右方向に延び、上下方向に並ぶ。羽板83は上方から下方に向かうにつれて、左右方向の内側から外側に向かって延びる。ルーバ8には枠81内において複数の枠82と複数の羽板83によって複数の開口85が形成される。閉塞板84は複数の開口85のうち、四隅の開口85と、中央部の開口85に設けられる。このため、ユーザは筐体2の左右両側から筐体2の内部を視認できない。ルーバ8は、複数の羽板83によって、筐体2の内部から外部に向けて流れる空気の向きを、左右方向に対して下側に傾斜した方向に案内する。
<その他>
前後方向は、本発明の「第1方向」の一例である。前側は、本発明の「第1方向の一方側」の一例である。後側は、本発明の「第1方向の他方側」の一例である。上下方向は、本発明の「第2方向」「第3方向」「直交方向」の一例である。下側は、本発明の「第2方向の一方側」「第3方向の一方側」「直交方向の一方側」の一例である。上側は、本発明の「第2方向の他方側」「第3方向の他方側」「直交方向の他方側」の一例である。左右方向は、本発明の「折り目方向」の一例である。シール部材62は、本発明の「弾性部材」の一例である。
1A :空気清浄機
2 :筐体
5、5L、5R :送風機
6 :フィルタユニット
6F :第2部
6S :第3部
6U :第1部
7、7A、7B、7C、7D、7E、7F、7G、7H、7I、7J、7K、7L、7M、7N :第2保形部材
10 :空洞部
31 :蓋
60、60A、60B :フィルタ
60F :第2屈曲部
60S :第3屈曲部
61 :第1保形部材
62 :シール部材
65F :第2先端部
65M :第2隣接折り目
65P :第2近接折り目
66F :第2端面
65S :第3先端部
65N :第3隣接折り目
65Q :第3近接折り目
66S :第3端面

Claims (14)

  1. 蛇腹折り形状を有するフィルタであって、
    第1部と、前記第1部のうち第1方向の一方側の端部から、前記第1方向と交差する第2方向の一方側に延びる第2部と、前記第1部のうち前記第1方向の他方側の端部から、前記第1方向と交差する第3方向の一方側に延びる第3部とを有し、
    前記第2部及び前記第3部は、前記第1部に対して前記第1部と直交する直交方向の一方側で、前記第1方向に相対し、
    前記第1部、前記第2部、及び前記第3部の夫々の蛇腹折りの折り目の延びる方向である折り目方向は、前記第1方向、前記第2方向、及び前記第3方向と直交する
    前記フィルタと、
    前記フィルタの前記折り目方向の両端部に設けられ、前記フィルタの形状を保形する第1保形部材と、
    前記第2部の前記第2方向の一方側の端部である第2先端部、及び、前記第3部の前記第3方向の一方側の端部である第3先端部の夫々のうち、前記折り目方向の両端部を除く部分に少なくとも設けられ、前記フィルタの形状を保形する第2保形部材と
    を備え、
    前記第2保形部材は、
    前記第2先端部の少なくとも一部、及び、前記第2先端部から、前記フィルタに沿った方向において前記第2先端部に隣接する蛇腹折りの折り目までの面である第2端面の少なくとも一部に設けられ、且つ、
    前記第3先端部の少なくとも一部、及び、前記第3先端部から、前記フィルタに沿った方向において前記第3先端部に隣接する蛇腹折りの折り目までの面である第3端面の少なくとも一部に設けられ、
    前記第2先端部に位置する前記第2保形部材の前記折り目方向の長さよりも、前記第2端面に位置する前記第2保形部材の前記折り目方向の長さの方が長く、且つ、
    前記第3先端部に位置する前記第2保形部材の前記折り目方向の長さよりも、前記第3端面に位置する前記第2保形部材の前記折り目方向の長さの方が長い
    ことを特徴とするフィルタユニット。
  2. 前記第2保形部材は、
    前記第2先端部から、前記第2部、前記第1部、及び前記第3部を経由して前記第3先端部に亘って設けられることを特徴とする請求項1に記載のフィルタユニット。
  3. 前記第2保形部材は、
    前記第2先端部から、前記第2部のうち前記第1方向の他方側、前記第1部のうち前記直交方向の一方側、及び、前記第3部のうち前記第1方向の一方側を経由して前記第3先端部に亘って設けられることを特徴とする請求項に記載のフィルタユニット。
  4. 前記第2保形部材は、
    前記第2先端部から、前記第2部のうち前記第1方向の一方側、前記第1部のうち前記直交方向の他方側、及び、前記第3部のうち前記第1方向の他方側を経由して前記第3先端部に亘って設けられることを特徴とする請求項又はに記載のフィルタユニット。
  5. 前記第2保形部材は、ホットメルト接着剤又は接着テープからなることを特徴とする請求項1からの何れかに記載のフィルタユニット。
  6. 前記第1保形部材は、前記第1部の前記折り目方向の両端部に位置する部分に、ユーザが把持可能な把持部を有することを特徴とする請求項1からの何れかに記載のフィルタユニット。
  7. 前記把持部は折り曲げ可能であり、折り曲げられることにより、前記第1部よりも前記直交方向の他方側に突出した状態と突出しない状態との間で変形可能であることを特徴とする請求項に記載のフィルタユニット。
  8. 前記第1保形部材のうち、前記折り目方向において前記フィルタが設けられる側と反対側に、弾性部材が設けられることを特徴とする請求項1から7の何れかに記載のフィルタユニット。
  9. 前記フィルタは、
    温度変化により形状が変形し、
    前記第1部と前記第2部とは、第2屈曲部を介して連結し、
    前記第1部と前記第3部とは、第3屈曲部を介して連結し、
    前記第2屈曲部及び前記第3屈曲部は、曲率中心に近接する内縁と、前記曲率中心から離隔した外縁とを有する
    ことを特徴とする請求項1からの何れかに記載のフィルタユニット。
  10. 前記第1部における蛇腹折りの複数の折り目の間隔、前記第2部における蛇腹折りの複数の折り目の間隔、及び、前記第3部における蛇腹折りの複数の折り目の間隔と、前記第2屈曲部及び前記第3屈曲部の夫々の前記内縁に位置する蛇腹折りの複数の折り目の間隔が同一であることを特徴とする請求項に記載のフィルタユニット。
  11. 前記第1部における蛇腹折りの複数の折り目の間隔、前記第2部における蛇腹折りの複数の折り目の間隔、及び、前記第3部における蛇腹折りの複数の折り目の間隔よりも、前記第2屈曲部及び前記第3屈曲部の夫々の前記外縁に位置する蛇腹折りの複数の折り目の間隔の方が大きいことを特徴とする請求項又は10に記載のフィルタユニット。
  12. 前記第2屈曲部及び前記第3屈曲部の夫々の前記内縁に位置する蛇腹折りの複数の折り目の間隔よりも、前記第2屈曲部及び前記第3屈曲部の夫々の前記外縁に位置する蛇腹折りの複数の折り目の間隔の方が大きいことを特徴とする請求項から11の何れかに記載のフィルタユニット。
  13. 前記第2保形部材は、
    前記第2先端部と、前記第2方向において前記第2先端部に近接する蛇腹折りの折り目である第2近接折り目との間に設けられ、且つ、
    前記第3先端部と、前記第3方向において前記第3先端部に近接する蛇腹折りの折り目である第3近接折り目との間に設けられる
    ことを特徴とする請求項1に記載のフィルタユニット。
  14. 前記第2先端部と前記第2近接折り目との位置が一致し、且つ、前記第3先端部と前記第3近接折り目との位置が一致することを特徴とする請求項13に記載のフィルタユニット。
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