JP7079723B2 - 魚釣用電動リール - Google Patents
魚釣用電動リール Download PDFInfo
- Publication number
- JP7079723B2 JP7079723B2 JP2018240203A JP2018240203A JP7079723B2 JP 7079723 B2 JP7079723 B2 JP 7079723B2 JP 2018240203 A JP2018240203 A JP 2018240203A JP 2018240203 A JP2018240203 A JP 2018240203A JP 7079723 B2 JP7079723 B2 JP 7079723B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- speed
- switching member
- switching
- repulsive
- rotating body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
このような左右フレーム2a,2b、前フレーム8は、例えば、アルミニウム合金、マグネシウム合金等の金属材で形成されている。
減速機構20は、図3に示すように、電動モータMの駆動軸M1と左フレーム2aとの間に設置される遊星歯車機構200と機械式変速装置210とを備えている。
太陽歯車201は、電動モータMの駆動軸M1の先端部に回り止め固定され、駆動軸M1と一体回転する。内歯204は、前フレーム8とこれに連続する底壁部8kとで区画された有底の収納部S1内において、前フレーム8と底壁部8kとの隅部の内周に固定されている。遊星歯車205は、太陽歯車201と内歯204との間に配置され、太陽歯車201および内歯204に噛合している。
遊星歯車205は、支軸206を介して、機械式変速装置210の遊星歯車支持体211に回転可能に支持されている。
なお、底壁部8kには、ボールベアリング8beを介して駆動軸M1が支持されている。
底部211aは、遊星歯車205に対向している。底部211aには、遊星歯車205の各支軸206が固定されている。また、底部211aの中央部には、軸方向に貫通する孔部211cが形成されている。この孔部211cには、入力軸212が圧入されている。入力軸212は、孔部211c内に形成された段差部211dに係合するフランジ部212aと、フランジ部212aの前端中央部から前方に延出する軸端部212bとを備えている。
本実施形態では、減速機構20を構成している遊星歯車機構200と、入力軸212を含む遊星歯車支持体211と、一方向クラッチ213とが一つの組付体として一体に組み付けられている。
一方、遊星歯車支持体211は、上記したように、軸受部材208およびカラー209によって前フレーム8の内面に支持されているため、結果として、筒部216も、軸受215、遊星歯車支持体211、軸受部材208およびカラー209を介して前フレーム8の内面に支持されている。
動力伝達部30は、スプール軸駆動歯車31と、このスプール軸駆動歯車31と機械式変速装置210の出力歯車226(図3参照)との間に配置されて、これらに噛合する第1の連結歯車32と、第2の連結歯車33とで構成されている。なお、出力歯車226や、これらの第1の連結歯車32、第2の連結歯車33、スプール軸駆動歯車31を支持する支持板2a1は、左フレーム2aに沿ってフラットな形状とされている。
支軸53は、図3、図4(a)に示すように、前フレーム8のボス部8aに螺合されている。ボス部8aには、左側方に向けて円筒状に突出する支持部8bが形成されている。支持部8bには、装着部材57が外嵌されている。なお、支軸53は、図2に示すように、軸部218の直上に位置している。
脱落防止板58は、図4(b)に示すように、取付ねじ58aで左フレーム2aに固定されている(図3参照)。
大径部57cには、周溝57dが形成されている。周溝57dには、付勢手段としてばね部材54が装着されている。ばね部材54は、図4(a)に示すように、一端が後記する反発部材55の溝部55aに係止され、他端が切換部材50の係合部52に係止されている。
一方、切換部材50は、その後端突部51から速度切換スイッチ60の突部61が外れると(係合状態が解除されると)、ばね部材54によって第1の位置から第2の位置に回動する(図6(g)参照)。この状態で、切換部材50の係合部52は、変速用回転体223の突出部230に係合可能である。
まず、図4(b)に示すように、速度切換スイッチ60を矢印A1方向に操作した状態では、図5(a)に示すように、速度切換スイッチ60の突部61が切換部材50の後端突部51に当接し、切換部材50が第1の位置に保持される。これにより、変速用回転体223は回転可能であり、図3に示した切換用歯車222が回転可能となって、遊星歯車220に噛み合う内歯歯車219を介して出力軸214が低速で回転する。これにより、スプール5が低速で回転する。
このような現象が生じると、図6(e)に示すように、第1の位置に配置された反発部材55に対して切換部材50の係合部52が勢いよく当接する。そうすると、反発部材55により、第2の位置へ向けた反発力が切換部材50(肩部52a)に付与される。これによって、図6(f)に示すように、切換部材50が勢いを増して第2の位置に向けて図中矢印X3方向に回動する。
この場合、反発部材55に対して係合部52の肩部52aが勢いよく当接すると、図7に示すように、これを受けてOリング56が弾性変形する。これによって、切換部材50が当接した際の衝撃力が好適に緩衝される。
例えば、前記実施形態では、緩衝部材としてのOリング56を反発部材55に設けたものを示したが、これに限られることはなく、切換部材50の肩部52aにゴム製等の緩衝部材を設けてもよい。また、反発部材55と切換部材50の肩部52aとの両方に緩衝部材を設けてもよい。
5 スプール
50 切換部材
54 ばね部材(付勢手段)
55 反発部材
56 Oリング(緩衝部材)
60 速度切換スイッチ
210 機械式変速装置
223 変速用回転体
M 電動モータ
Claims (1)
- リール本体に回転可能に支持されたスプールを巻取り駆動する電動モータと、
前記スプールの駆動系に装着され、当該スプールへの前記電動モータの動力伝達状態を、高速動力伝達状態と低速動力伝達状態とに切換え可能な機械式変速装置と、
前記リール本体に設けられた速度切換スイッチと、
前記速度切換スイッチの操作に連動して回動する切換部材と、
前記機械式変速装置に備わり、前記切換部材の係合により回転を停止して当該機械式変速装置の動力伝達状態を切換える変速用回転体と、を備え、
前記切換部材は、前記変速用回転体に非係合状態となる第1の位置から前記変速用回転体に係合する第2の位置に向けて付勢手段により回動可能に付勢されており、
第1の位置には、前記切換部材に当接することで前記切換部材に対して第2の位置に向けた反発力を付与する反発部材が配置されており、
前記反発部材と切換部材との当接部位の少なくとも一方には、緩衝部材が設けられており、
前記反発部材は、円柱状を呈しており、
前記緩衝部材は、前記反発部材の外周に取着されていることを特徴とする魚釣用電動リール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018240203A JP7079723B2 (ja) | 2018-12-21 | 2018-12-21 | 魚釣用電動リール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018240203A JP7079723B2 (ja) | 2018-12-21 | 2018-12-21 | 魚釣用電動リール |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020099264A JP2020099264A (ja) | 2020-07-02 |
JP7079723B2 true JP7079723B2 (ja) | 2022-06-02 |
Family
ID=71138919
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018240203A Active JP7079723B2 (ja) | 2018-12-21 | 2018-12-21 | 魚釣用電動リール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7079723B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009148220A (ja) | 2007-12-21 | 2009-07-09 | Daiwa Seiko Inc | 魚釣用電動リール |
JP2013027318A (ja) | 2011-07-26 | 2013-02-07 | Globeride Inc | 魚釣用電動リール |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10295232A (ja) * | 1997-04-22 | 1998-11-10 | Ryobi Ltd | 魚釣り用リールの逆転止め機構 |
-
2018
- 2018-12-21 JP JP2018240203A patent/JP7079723B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009148220A (ja) | 2007-12-21 | 2009-07-09 | Daiwa Seiko Inc | 魚釣用電動リール |
JP2013027318A (ja) | 2011-07-26 | 2013-02-07 | Globeride Inc | 魚釣用電動リール |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020099264A (ja) | 2020-07-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4985741B2 (ja) | 車両用動力伝達装置 | |
US7594871B2 (en) | Variable flywheel mechanism and flywheel apparatus | |
JP6267937B2 (ja) | 両軸受リールのドラグ装置 | |
JP4633719B2 (ja) | 自動変速装置 | |
JP7079723B2 (ja) | 魚釣用電動リール | |
CN100459858C (zh) | 用于双轴承绕线轮的声音产生装置 | |
JPH11276042A (ja) | 釣り用リールのシール機構 | |
JP5592847B2 (ja) | 魚釣用電動リール | |
JP6396878B2 (ja) | 魚釣用リール | |
JP4097150B2 (ja) | 魚釣用電動リール | |
JP2011114621A (ja) | 雲台装置 | |
JP7002440B2 (ja) | 魚釣用電動リール | |
JP6469040B2 (ja) | からくり時計 | |
JP4116848B2 (ja) | 小型モータ式電動アクチュエータ | |
JP2019037165A (ja) | 魚釣用電動リール | |
US4583420A (en) | Handwheel actuated machine tool mechanism | |
JP7140722B2 (ja) | 魚釣用リール | |
JP2021083324A (ja) | 両軸受型リール | |
JP4903181B2 (ja) | 魚釣用リール | |
JP2007120400A (ja) | スタータ | |
JP6400917B2 (ja) | ダンパ装置 | |
JP7420704B2 (ja) | 両軸受けリール | |
JPH10210901A (ja) | スピニングリールのフェースギアの噛合調整構造 | |
JP7057302B2 (ja) | 魚釣用リール | |
JP6793460B2 (ja) | クラッチ装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210108 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20211118 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20211130 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220120 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220426 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220523 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7079723 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |