JP7079195B2 - 駐車装置とその設置方法 - Google Patents

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    • E04H6/02Small garages, e.g. for one or two cars
    • E04H6/06Small garages, e.g. for one or two cars with means for shifting or lifting vehicles

Description

本発明は、自動車が外部から車路を走行して駐車スペースへ乗り入れ可能な駐車装置に関する。より詳しくは、本発明は、下側駐車スペースで自動車が乗り込み可能なパレットと、下側駐車スペースと上側駐車スペースとの間でパレットを昇降する昇降駆動装置とを備える駐車装置に関する。
図1A~図1Cは、関連技術の駐車装置の構成例を示す。図1Aは正面図であり、図1Bは図1AのB-B矢視図であり、図1Cは図1AのC-C矢視図である。
駐車装置は、車路102と下側駐車スペース103(図の破線で囲んだ部分)とパレット105と上側駐車スペース107(図の破線で囲んだ部分)と昇降駆動装置109を有する。
入庫時には、自動車1が、車路102を走行して下側駐車スペース103に位置するパレット105に乗り込む。昇降駆動装置109は、このパレット105を、これに乗り込んだ自動車1と共に上側駐車スペース107へ上昇させる。この状態で、下側駐車スペース103において別の自動車1も駐車可能になる。出庫時には、下側駐車スペース103から自動車1が車路102へ乗り出す。上側駐車スペース107のパレット105上の自動車1を出庫させる場合には、このパレット105を、空の下側駐車スペース103へ下降させ、次いで、このパレット上の自動車1が車路102へ乗り出す。
昇降駆動装置109は、モータ109aと、モータ109aにより回転駆動される2つのドラム109bと、2つのドラム109bを同軸に連結する連結シャフト109cを有する。
駐車スペース103,107に隣接する右側と左側(図1Aと図1Bの右側と左側)の領域の各々において、2本のワイヤ123が、それぞれ、ドラム109bから図1Bの下方向に延びて、2つの滑車125に掛けられ、これらの滑車125から下方へ延びてパレット105の前側部と後側部に結合されている。
2つのドラム109bがモータ109aにより回転駆動される。これにより、ドラム109bは、ワイヤ123を巻き取りまたは巻き出し、ワイヤ123を介してパレット105を昇降駆動する。
上述したような駐車装置は、例えば下記の特許文献1に記載されている。
特開2013-2191号公報
ところで、駐車装置を設置するための敷地の面積が限られているときに、車路または下側駐車スペース103の前後方向(すなわち図1Cの左右方向)における長さを十分にとれない場合がある。具体的には次の通りである。
上述した駐車装置を設置するために、前後方向において、図1Cに示す各長さL1,L2,L3を確保する。L1は車路102の長さであり、L2は下側駐車スペース103の長さであり、L3は昇降駆動装置109の設置用長さである。L3は、下側駐車スペース103と上側駐車スペース107との間で昇降するパレット105に昇降駆動装置109が干渉しないようにするために確保される。
敷地の前後方向長さがL0に限られている場合に、車路102の長さL1は、L1=L0-L2-L3であるので、L0が短いとL1が不十分になる。特に、L1を規定値(例えば6m)以上にできない場合がある。
同様に、敷地の前後方向長さがL0に限られている場合に、下側駐車スペース103の長さL2は、L2=L0-L1-L3であるので、L0が短いとL2が不十分になる。
そこで、本発明の目的は、決められた前後方向長さの敷地またはスペースに駐車装置を設置する場合に、車路または下側駐車スペース103を前後方向に長くすることができる駐車装置を提供することにある。
上述の目的を達成するため、本発明によると、自動車が外部から車路を走行して下側駐車スペースへ乗り入れ可能な駐車装置であって、
下側駐車スペースに位置する時に自動車が乗り込み可能なパレットと、
下側駐車スペースの上方に位置する上側駐車スペースと下側駐車スペースとの間で前記パレットを昇降する昇降駆動装置とを備え、
下側駐車スペースから車路に向かう側を前側として、
昇降駆動装置は、下側駐車スペースよりも上側かつ前側に配置されている、駐車装置が提供される。
本発明によると、下側駐車スペースから車路に向かう側を前側として、昇降駆動装置は、下側駐車スペースよりも上側かつ前側に配置されている。したがって、下側駐車スペースの後側に、前後方向において昇降駆動装置の設置スペースを設けることが不要になる。よって、車路と下側駐車スペースの前後方向長さは、昇降駆動装置の設置用長さに影響されなくなるので、車路または下側駐車スペースの前後方向長さを従来よりも増やせる。
上述した駐車装置は、以下の構成を有していてよい。
上述の駐車装置は、
前後方向において下側駐車スペースの前端から後側の範囲において、下側駐車スペースおよび上側駐車スペースに干渉しない領域に配置された後側構造部と、
後側構造部に支持され、昇降駆動装置が設置されている突出構造部とを備え、
突出構造部は、下側駐車スペースよりも上方において、下側駐車スペースよりも前側に後側構造部から突出している。
この構成では、突出構造部を、下側駐車スペースよりも上方において、後側構造部から下側駐車スペースよりも前側に突出させた。このような突出構造部に昇降駆動装置を設置することにより、昇降駆動装置は、車路や下側駐車スペースの前後方向寸法に影響を与えなくなる。
後側構造部は、前記領域に配置された複数の前側柱と複数の後側柱を備え、
下側駐車スペースよりも上方に位置し、前後方向に整合する後側柱と前側柱に結合され前後方向に延びる前後梁を備え、
前後梁は、前側柱よりも前側に突出している突出部を有し、
前記突出構造部は、複数の前記前後梁の前記突出部と、複数の前記突出部に結合され左右方向に延びる左右方向部材とを有する。
このように突出構造部は、前側柱と後側柱に結合された各前後梁の突出部と、各突出部に結合された左右方向部材とにより構成されている。この構成により、突出構造部は、後側構造部に強固に支持される。
また、突出構造部は、複数の前後梁の突出部に結合され左右方向に延びる左右方向部材を有する。これにより、左右方向に広い範囲にわたって昇降駆動装置の設置スペースを確保できる。
昇降駆動装置は、モータと駆動回転体とを備え、
前記モータは駆動回転体を回転駆動し、駆動回転体は、回転駆動されることにより複数の線状体を介してパレットを昇降駆動し、
前記線状体は、駆動回転体により駆動されるように、駆動回転体に掛けられ又は巻かれており、
駆動回転体の後側における前記領域に配置され、駆動回転体から延びている線状体が掛けられた従動回転体と、
それぞれ複数の従動回転体に支持されながら従動回転体から下方に延びている複数の線状体の下端は、パレットに結合されており、
前記モータと駆動回転体は前記突出構造部に配置されている。
前記領域は、下側駐車スペースの左側領域と右側領域を含み、
左側領域と右側領域の各々において、
駆動回転体として駆動スプロケットが設けられ、従動回転体として従動スプロケットと第1および第2の滑車が設けられ、線状体として無端状のチェーンと第1および第2のワイヤが設けられ、
従動スプロケットは駆動スプロケットの後側に配置され、駆動スプロケットと従動スプロケットには前記チェーンが掛けられ、
前記チェーンにおける2つの結合箇所にそれぞれ第1および第2のワイヤが結合され、これらのワイヤは、それぞれ、結合箇所から延びて第1および第2の滑車に掛けられ、これらの滑車から下方へ延びて下端がパレットにおける前側部と後側部に結合されている。
この構成により、パレットが下側駐車スペースへ下降した時に、パレットから上方に延びている線状体は、潤滑油が必要なチェーンではなく、潤滑油が不要なワイヤである。したがって、人が、パレット上の自動車に乗り降りする時に線状体に触れても、潤滑油で汚れることが無くなる。
本発明によると、下側駐車スペースから車路に向かう側を前側として、昇降駆動装置は、下側駐車スペースよりも上側かつ前側に配置されている。したがって、下側駐車スペースの後側に、前後方向において昇降駆動装置の設置用長さを確保することが不要になる。したがって、車路または下側駐車スペースの前後方向長さを増やせる。
関連技術の駐車装置の構成例を示す正面図である。 図1AのB-B矢視図である。 図1AのC-C矢視図である。 本発明の実施形態による駐車装置の正面図である。 図2AのB-B矢視図である。 図2Bの部分拡大図である。 図3Aにおいてパレットが上側駐車スペースへ上昇した状態を示す。 図3AのIV-IV矢視図である。 複数の基本構成を有する駐車装置を示す正面図である。 図5AのB-B矢視図である。 図5AのVI-VI矢視図である。
本発明の好ましい実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
(駐車装置の基本構成)
図2Aは、本発明の実施形態による駐車装置10の正面図である。図2Bは、図2AのB-B矢視図である。
駐車装置10は、車路2と下側駐車スペース3(図2Aと図2Bの破線で囲んだ部分)とパレット5と上側駐車スペース7(図2Aと図2Bの破線で囲んだ部分)と昇降駆動装置9を基本構成として備える。
本願において、下側駐車スペース3から車路2へ向かう水平方向を前方向といい、前方向と逆の方向を後方向といい、前方向と後方向とをまとめて前後方向という。また、本願において、前方向に直交する水平方向を左右方向といい、「前」とは前方向の側を意味し、「後」とは後方向の側を意味する。
車路2は、駐車装置10の下側駐車スペース3へ自動車1が乗り入れるために設けられる。すなわち、駐車装置10に外部から入庫する自動車1は、車路2を走行して下側駐車スペース3へ乗り入れる。このような車路2は、下側駐車スペース3の前側に設けられる。車路2は、下側駐車スペース3の前端面から前方向に延びている。前後方向における車路2の長さL1(図2Bを参照)は、規定値以上に設定される。図2Bでは、車路2は、後述の前側柱15の前端面から前方向に延びている。
下側駐車スペース3は、自動車1を駐車しておく空間である。下側駐車スペース3は、車路2から自動車1が乗り入れ可能な空間である。下側駐車スペース3は、対象とする車種のうち最大寸法のものに対応して設定される。本実施形態では、下側駐車スペース3の前端面は、後述する前側柱15に一致する。好ましくは、下側駐車スペース3の前端面は、前側柱15の前端面に一致している。ただし、下側駐車スペース3の前端面は、前後方向における前側柱15の中間位置(例えば中央)または後端面に一致していてもよい。
パレット5は、下側駐車スペース3よりも上側の上側駐車スペース7と下側駐車スペース3の間で昇降される。パレット5が下側駐車スペース3に位置する時には、車路2からパレット5に自動車1が乗り込み可能であり、パレット5から車路2へ自動車1が乗り出し可能である。自動車1が乗り込んだパレット5は、後述の昇降駆動装置9により、下側駐車スペース3から上側駐車スペース7へ上昇可能である。
上側駐車スペース7も、自動車1を駐車しておく空間である。上側駐車スペース7は、下側駐車スペース3の真上に位置する。下側駐車スペース3と上側駐車スペース7は、同じ形状(すなわち直方体)と同じ寸法を有していてよいし、鉛直方向の寸法だけが互いに異なっていてもよい。
パレット5が上側駐車スペース7に位置する時にも、自動車1は車路2を通って下側駐車スペース3へ乗り込み可能である。この場合、自動車1は、例えば、下側駐車スペース3の固定パレットもしくは床面に乗り込み可能であってよいが、これに限定されない(例えば、自動車1は、下側駐車スペース3に位置する後述の横行パレット31に乗り込み可能であってもよい)。
上側駐車スペース7のパレット5に積載されている自動車1が出庫する場合には、パレット5は、上側駐車スペース7から下側駐車スペース3へ下降させられる。
昇降駆動装置9は、下側駐車スペース3と上側駐車スペース7との間でパレット5を昇降する。昇降駆動装置9は、下側駐車スペース3よりも上側かつ前側に配置されている。言い換えると、昇降駆動装置9は、鉛直方向に車路2と重なる位置に配置されている。
(駐車装置の構造)
図3Aは、図2Bの部分拡大図である。図3Bは、図3Aにおいてパレット5が上側駐車スペース7へ上昇した状態を示す。図4は、図3AのIV-IV矢視図である。
駐車装置10は、後側構造部11と突出構造部13を有する(図3A)を参照)。
後側構造部11は、前後方向において下側駐車スペース3の前端から後側の範囲において、下側駐車スペース3および上側駐車スペース7に干渉しない領域(以下で非干渉領域という)に配置されている。非干渉領域は、図4に示すように下側駐車スペース3の左側領域R1と右側領域R2を含む。
後側構造部11は前側柱15と後側柱16をそれぞれ複数有する。各前側柱15と各後側柱16は非干渉領域に配置されている。複数の前側柱15は、下側駐車スペース3の前端の近傍において、左右方向に間隔をおいて配置されている。複数の後側柱16は、下側駐車スペース3の後端の近傍において、左右方向に間隔をおいて配置されている。
後側構造部11は後側梁17をさらに有する。後側梁17は、下側駐車スペース3よりも上方に位置し、左右方向に整合する後側柱16に結合され水平方向に延びている。
突出構造部13は後側構造部11に支持される。突出構造部13には、昇降駆動装置9が設置されている。突出構造部13は、下側駐車スペース3よりも上方において、下側駐車スペース3よりも前側に後側構造部11から突出している。
駐車装置10は、複数の前後梁19を備える。各前後梁19は、下側駐車スペース3よりも上方に位置し、前後方向に整合する後側柱16と前側柱15に結合され前後方向に延びる。各前後梁19は、前側柱15よりも前側に突出している突出部19aを有する。前後梁19は、後側柱16に結合されている第1結合部19bと、前側柱15に結合されている第2結合部19cと、第1結合部19bから第2結合部19cへ前方向に延びている中間部19dとをさらに有する。突出部19aは、第2結合部19cから前方向に突出している。このような構成により、突出部19aは、下側駐車スペース3の前端面の付近において車路2の真上に位置するようになっている。
突出構造部13は、複数の前後梁19がそれぞれ有する複数の突出部19aと、複数の突出部19aに結合され左右方向に延びる左右方向部材21とを有する。左右方向部材21は、下側駐車スペース3と上側駐車スペース7の前端面よりも前側に位置する。なお、前後梁19における第1結合部19bと第2結合部19cと中間部19dとは、後側構造部11の構成要素となる。
(昇降駆動装置の構成)
昇降駆動装置9は、本実施形態では、モータ9aと駆動回転体9bとを備える。モータ9aは駆動回転体9bを回転駆動する。
左側領域R1に設けられる構成を説明する。左側領域R1には、図4のように、駆動回転体9bとして駆動スプロケット9bが設けられ、従動回転体25として従動スプロケット25aと第1および第2の滑車25b,25cが設けられ、線状体23として無端状のチェーン23aと第1および第2のワイヤ23b,23cが設けられる。従動スプロケット25aは駆動スプロケット9bの後側に配置されている。駆動スプロケット9bと従動スプロケット25aにはチェーン23aが掛けられている。チェーン23aにおける2つの結合箇所P1,P2にそれぞれ第1および第2のワイヤ23b,23cが結合され、これらのワイヤ23b,23cは、それぞれ、結合箇所P1,P2から延びて第1および第2の滑車25b,25cに掛けられ、これらの滑車25b,25cから下方へ延びて下端がパレット5における前側部と後側部に結合されている。第1および第2の滑車25b,25cは、前後方向に離間している。
右側領域R2においても、上述した左側領域R1と同じ構成が設けられる。右側領域R2の駆動回転体9bと左側領域R1の駆動回転体9bとは、互いに同期して同じ回転運動をするように連結シャフト9cにより同軸に連結されている。連結シャフト9cは、突出構造部13に回転可能に配置され、左右方向に延びている。連結シャフト9cは、昇降駆動装置9の構成要素となる。
なお、図2A~図4では、昇降駆動装置9は、モータ9aの出力シャフトに固定されたスプロケット9dと、連結シャフト9cに同軸に結合されたスプロケット9eと、スプロケット9d,9eに掛けられた無端状のチェーン9fとを有している。
上述の構成により、駆動回転体9bは、回転駆動されることにより複数の線状体23(チェーン23aとワイヤ23b,23c)を介してパレット5を昇降駆動する。
(複数の基本構成)
図5Aは、左右方向に隣接して配置された複数(この図では3つ)の基本構成を有する駐車装置10を示す正面図である。図5Bは図5AのB-B矢視図である。図6は、図5AのVI-VI矢視図である。
各基本構成は、車路2と下側駐車スペース3と上側駐車スペース7とパレット5と昇降駆動装置9と線状体23と従動回転体25を含む。
好ましくは、複数の基本構成に対して、前側柱15と後側柱16と前後梁19とがそれぞれ2本ずつ設けられる。一方の前側柱15と一方の後側柱16は、複数の基本構成のうち最も左側の基本構成における駐車装置10の左側に配置されている。他方の前側柱15と他方の後側柱16は、複数の基本構成のうち最も右側の基本構成における駐車装置10の右側に配置されている。一方の前後梁19は、前後方向に整合する一方の前側柱15と一方の後側柱16とに結合され、他方の前後梁19は、前後方向に整合する他方の前側柱15と他方の後側柱16とに結合される。この場合、左右方向部材21は、2本の前後梁19の突出部19aに結合され左右方向に延びている。
なお、複数の基本構成に対して設けられる前側柱15と後側柱16と前後梁19の数は、上記に限定されない。例えば、図5Aに示す3つの基本構成に対して設ける前側柱15と後側柱16と前後梁19の少なくともいずれかの本数を、3本または4本にしてもよい。この場合、図5Aに示す3つの基本構成に対して、4本の後側柱16が間隔をおいて設けられてもよい。
駐車装置10の後側構造部11は、図6のように前後方向部材27を備える。前後方向部材27は、左右方向に隣接する基本構成同士の間において、下側駐車スペース3よりも上方に配置される。前後方向部材27は、前後方向に延びる部材である。前後方向部材27の両端部は、それぞれ後側梁17と突出構造部13(例えば左右方向部材21)に結合されている。左右方向に隣接する基本構成同士の間に配置される各従動回転体25a,25b,25cは、前後方向部材27に回転可能に支持される。
互いに隣接する基本構成の下側駐車スペース3の間で、左右方向に移動可能な横行パレット31が設けられている。基本構成の数をnとして、(n-1)個の横行パレット31が設けられる。
横行パレット31には、図5Aと図5Bのように、複数組のモータ33と車輪35が設けられている。モータ33と車輪35は、例えば横行パレット31の下面に配置される。各車輪35は、左右方向に延びるレール37上を転動可能である。各車輪35が、モータ33により回転駆動されることによりレール37上を転動する。これにより、各横行パレット31は、隣接する下側駐車スペース3の間で水平方向に移動できる。この構成で、任意のいずれかの基本構成においてパレット5を上側駐車スペース7から下側駐車スペース3へ下降させる時には、横行パレット31は、この下側駐車スペース3から隣りの下側駐車スペース3へ移動している。
なお、モータ33は、車輪35毎に設けなくてもよい。例えば、1つ横行パレット31に対してモータ33を1つだけ設けてもよい。このモータ33が、いずれかの車輪35を回転駆動することにより、横行パレット31が左右方向に移動する。
横行パレット31に自動車1を駐車する場合には、いずれかの基本構成の下側駐車スペース3に位置する横行パレット31に自動車1が車路2から乗り込む。横行パレット31に積載されている自動車1を出庫させる場合には、横行パレット31から自動車1が車路2へ乗り出す。
パレット5に自動車1を駐車する場合には、まず、いずれかの基本構成において空のパレット5を上側駐車スペース7から下側駐車スペース3へ下降させる。この時、このパレット5の真下に横行パレット31が位置している場合には、この横行パレット31を、パレット5の下降に干渉しないように隣の下側駐車スペース3へ左右方向に移動させておく。パレット5が下側駐車スペース3に下降したら、このパレット5に、自動車1が車路2から乗り込む。次いで、自動車1が乗り込んだパレット5を上側駐車スペース7へ上昇させる。
上側駐車スペース7のパレット5の自動車1を出庫させる場合には、まず、パレット5を上側駐車スペース7から下側駐車スペース3へ下降させる。この時、上述のように、このパレット5の真下に横行パレット31が位置していないようにしておく。パレット5が下側駐車スペース3に下降したら、このパレット5から、自動車1が車路2へ乗り出す。
上述した本実施形態による構成では、昇降駆動装置9は、下側駐車スペース3よりも上側かつ前側に配置されている。したがって、下側駐車スペース3の後側に、前後方向において昇降駆動装置9の設置スペース(図1CのL3)を設けることが不要になる。
この場合、図2Bや図3Aでは、前後梁19の前端から後方へずれた位置に前側柱15を配置している。この配置において、後側構造部11の前面の車路2を、前後梁19の前端より後方の前側柱15(好ましくは前側柱15の前端)まで延ばしている。このようにして、昇降駆動装置9の設置スペースに影響されずに、車路2の長さL1を大きくしている。
本発明は上述した実施の形態に限定されず、本発明の技術的思想の範囲内で種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、以下の変更例1~5のいずれかを採用してもよいし、変更例1~5の2つ以上を任意に組み合わせて採用してもよい。この場合、以下で説明しない点は、上述と同じであってよい。
(変更例1)
モータ9aと駆動回転体9bと線状体23と従動回転体25は、上述の実施形態に限定されない。すなわち、駆動回転体9bが、モータ9aで回転駆動されることにより複数の線状体23(例えばチェーンまたはワイヤ)を介してパレット5を昇降駆動するように構成されていればよい。また、線状体23は、駆動回転体9bにより駆動されるように、駆動回転体9bに掛けられ又は巻かれたものを含んでいればよい。このような場合を以下で説明する。
モータ9aと駆動回転体9bは、上述と同様に突出構造部13に設置されている。
従動回転体25は、駆動回転体9bの後側における非干渉領域に配置されている、従動回転体25は、後側構造部11に回転可能に設けられている。従動回転体25には、駆動回転体9bに駆動される線状体23が掛けられている。従動回転体25に支持されながら従動回転体25から下方に延びている線状体23の下端は、パレット5に結合されている。
駆動回転体9bが駆動スプロケットである場合には、駆動スプロケットには、線状体23としてのチェーンが掛けられている。当該駆動スプロケットがモータ9aにより回転駆動される。これにより、当該チェーンが駆動され、当該駆動スプロケットは、当該チェーンを介してパレット5を昇降駆動する。
例えば、下側駐車スペース3に隣接する右側および左側の非干渉領域R1,R2の各々において、2本のチェーンが、それぞれ、2つの駆動スプロケットから後側に延びて、2つの従動スプロケット25に掛けられ、これらの従動スプロケット25から下方へ延びてパレット5の前側部と後側部に結合されている。右側および左側の非干渉領域R1,R2における各駆動スプロケットは、例えば互いに同軸に連結され同じ回転運動をする。
駆動回転体9bがドラムである場合には、ドラムには、線状体23としてのワイヤが巻かれている。当該ドラムがモータ9aにより回転駆動される。これにより、当該ドラムは、当該ワイヤを巻き取りまたは巻き出し、当該ワイヤを介してパレット5を昇降駆動する。
例えば、下側駐車スペース3に隣接する右側および左側の非干渉領域R1,R2の各々において、2本のワイヤが、それぞれ、ドラムから後側に延びて、従動回転体25としての2つの滑車25に掛けられ、これらの滑車から下方へ延びてパレット5の前側部と後側部に結合されている。右側および左側の非干渉領域R1,R2における各ドラムは、例えば互いに同軸に連結され同じ回転運動をする。
(変更例2)
図5Aと図5Bと図6において、前側柱15と後側柱16、および、これら前側柱15と後側柱16に結合される前後梁19は、複数の基本構成のうち隣接する基本構成の間にも配置されていてもよい。
(変更例3)
駐車装置10に設けられる基本構成の数は1つであってもよい。
(変更例4)
基本構成は、ピット駐車機構を有していてもよい(例えば上記特許文献1を参照)。ピット駐車機構は、下側駐車スペース3の下方に形成されたピットと、このピットと下側駐車スペース3との間で昇降されるピット用パレットと、ピット用パレットを昇降する駆動装置とを有している。
(変更例5)
駐車装置10が左右方向に隣接する複数の基本構成を有する場合、各基本構成において下側駐車スペース3と上側駐車スペース7との間に中間駐車スペース(中間階)が設けられてもよい。
この場合、基本構成の数をnとして、(n-1)台の横行台車が設けられる(例えば上記特許文献1を参照)。各横行台車は、左右方向に隣接する中間駐車スペース同士の間で横行可能である。また、各横行台車は、パレットと、このパレットを複数の線状体を介して、下側駐車スペース3と中間駐車スペースとの間で昇降可能な駆動装置とを備える。
1 自動車、2 車路、3 下側駐車スペース、5 パレット、7 上側駐車スペース、9 昇降駆動装置、9a モータ、9b 駆動回転体(駆動スプロケット、ドラム)、9c 連結シャフト、9d,9e スプロケット、9f チェーン、10 駐車装置、11 後側構造部、13 突出構造部、15 前側柱、16 後側柱、17 後側梁、19 前後梁、19a 突出部、19b 第1結合部、19c 第2結合部、19d 中間部、21 左右方向部材、23 線状体(チェーン、ワイヤ)、23a チェーン、23b 第1のワイヤ、23c 第2のワイヤ、25 従動回転体、25a 従動スプロケット、25b 第1の滑車、25c 第2の滑車、27 前後方向部材、31 横行パレット、33 モータ、35 車輪、37 レール、P1,P2 結合箇所

Claims (8)

  1. 自動車が外部から車路を走行して下側駐車スペースへ乗り入れ、前記下側駐車スペースから自動車が前記車路へ乗り出す駐車装置であって、
    前記駐車装置は、決められた前後方向長さの敷地に設置され、当該前後方向長さは限られた長さであり、
    前記車路は、前記下側駐車スペースの前側に設けられ、
    前記下側駐車スペースに位置する時に自動車が乗り込み可能なパレットと、
    前記下側駐車スペースの上方に位置する上側駐車スペースと前記下側駐車スペースとの間で前記パレットを昇降する昇降駆動装置と、
    前後方向において前記下側駐車スペースの前端から後側の範囲において、前記下側駐車スペースおよび前記上側駐車スペースに干渉しない領域に配置された後側構造部と、
    前記後側構造部に支持され、前記昇降駆動装置が設置されている突出構造部とを備え、
    前記下側駐車スペースから前記車路に向かう側を前側として、
    前記突出構造部は、前記下側駐車スペースよりも上方において、前記下側駐車スペースよりも前側に前記後側構造部から突出しており、
    前記後側構造部は、前記昇降駆動装置を支持するために前記領域において前側と後側にそれぞれ配置された複数の前側柱と複数の後側柱を備え、
    前記昇降駆動装置が、前記下側駐車スペースよりも上側かつ前側に配置されており、前記前側柱よりも前側に配置されていることにより、前記車路の前後方向長さが、規定値以上になっており、
    前記下側駐車スペースは、前記車路から自動車が乗り入れ可能な空間であり、前記下側駐車スペースの前端面は、前記前側柱に一致し、
    前記下側駐車スペースよりも上方に位置し、前後方向に整合する前記後側柱と前記前側柱に結合され前後方向に延びる前後梁を備え、
    前記前後梁は、前記前側柱よりも前側に突出している突出部を有し、
    前記突出構造部は、複数の前記前後梁の前記突出部と、複数の前記突出部に結合され左右方向に延びる左右方向部材とを有し、
    前記昇降駆動装置は、モータと駆動回転体とを備え、
    前記モータは駆動回転体を回転駆動し、前記駆動回転体は、回転駆動されることにより複数の線状体を介して前記パレットを昇降駆動し、前記複数の線状体は、無端状のチェー ンと、当該チェーンにおける2つの結合箇所にそれぞれ結合された第1および第2のワイ ヤとを含み、
    前記チェーンは、前記駆動回転体としての駆動スプロケットにより駆動されるように、当該駆動スプロケットに掛けられており、
    前記駆動スプロケットの後側における前記領域に配置され、当該駆動スプロケットから延びている前記チェーンが掛けられた従動スプロケットが設けられ、
    それぞれ前記2つの結合箇所から延びて第1および第2の滑車に支持されながら当該第 1および第2の滑車から下方に延びている前記第1および第2のワイヤの下端は、前記パレットに結合されており、
    前記モータと前記駆動スプロケットは、前記突出構造部に配置されており、前記左右方向部材の上側に設置されている、駐車装置。
  2. 自動車が外部から車路を走行して下側駐車スペースへ乗り入れ、前記下側駐車スペースから自動車が前記車路へ乗り出す駐車装置であって、
    前記駐車装置は、決められた前後方向長さの敷地に設置され、当該前後方向長さは限られた長さであり、
    前記車路は、前記下側駐車スペースの前側に設けられ、
    前記下側駐車スペースに位置する時に自動車が乗り込み可能なパレットと、
    前記下側駐車スペースの上方に位置する上側駐車スペースと前記下側駐車スペースとの間で前記パレットを昇降する昇降駆動装置と、
    前後方向において前記下側駐車スペースの前端から後側の範囲において、前記下側駐車スペースおよび前記上側駐車スペースに干渉しない領域に配置された後側構造部と、
    前記後側構造部に支持され、前記昇降駆動装置が設置されている突出構造部とを備え、
    前記下側駐車スペースから前記車路に向かう側を前側として、
    前記突出構造部は、前記下側駐車スペースよりも上方において、前記下側駐車スペースよりも前側に前記後側構造部から突出しており、
    前記後側構造部は、前記昇降駆動装置を支持するために前記領域において前側と後側にそれぞれ配置された複数の前側柱と複数の後側柱を備え、
    前記昇降駆動装置が、前記下側駐車スペースよりも上側かつ前側に配置されており、前記前側柱よりも前側に配置されていることにより、前記車路の前後方向長さが、規定値以上になっており、
    前記下側駐車スペースは、前記車路から自動車が乗り入れ可能な空間であり、前記下側駐車スペースの前端面は、前記前側柱に一致し、
    前記下側駐車スペースよりも上方に位置し、前後方向に整合する前記後側柱と前記前側柱に結合され前後方向に延びる前後梁を備え、
    前記前後梁は、前記前側柱よりも前側に突出している突出部を有し、
    前記突出構造部は、複数の前記前後梁の前記突出部と、複数の前記突出部に結合され左右方向に延びる左右方向部材とを有し、
    前記昇降駆動装置は、モータと駆動回転体とを備え、
    前記モータは駆動回転体を回転駆動し、前記駆動回転体は、回転駆動されることにより複数の線状体を介して前記パレットを昇降駆動し、前記複数の線状体は、2本のチェーン を含み、
    前記2本のチェーンは、それぞれ、前記駆動回転体である2つの駆動スプロケットにより駆動されるように、当該2つの駆動スプロケットに掛けられており、
    当該2つの駆動スプロケットの後側における前記領域に配置され、当該2つの駆動スプ ロケットから延びている前記2本のチェーンそれぞれ掛けられた2つの従動スプロケッ が設けられ、
    それぞれ当該2つの従動スプロケットに支持されながら当該2つの従動スプロケットから下方に延びている前記2本のチェーンの下端は、前記パレットに結合されており、
    前記モータと前記2つの駆動スプロケットは、前記突出構造部に配置されており、前記左右方向部材の上側に設置されている、駐車装置。
  3. 自動車が外部から車路を走行して下側駐車スペースへ乗り入れ、前記下側駐車スペースから自動車が前記車路へ乗り出す駐車装置であって、
    前記駐車装置は、決められた前後方向長さの敷地に設置され、当該前後方向長さは限られた長さであり、
    前記車路は、前記下側駐車スペースの前側に設けられ、
    前記下側駐車スペースに位置する時に自動車が乗り込み可能なパレットと、
    前記下側駐車スペースの上方に位置する上側駐車スペースと前記下側駐車スペースとの間で前記パレットを昇降する昇降駆動装置と、
    前後方向において前記下側駐車スペースの前端から後側の範囲において、前記下側駐車スペースおよび前記上側駐車スペースに干渉しない領域に配置された後側構造部と、
    前記後側構造部に支持され、前記昇降駆動装置が設置されている突出構造部とを備え、
    前記下側駐車スペースから前記車路に向かう側を前側として、
    前記突出構造部は、前記下側駐車スペースよりも上方において、前記下側駐車スペースよりも前側に前記後側構造部から突出しており、
    前記後側構造部は、前記昇降駆動装置を支持するために前記領域において前側と後側にそれぞれ配置された複数の前側柱と複数の後側柱を備え、
    前記昇降駆動装置が、前記下側駐車スペースよりも上側かつ前側に配置されており、前記前側柱よりも前側に配置されていることにより、前記車路の前後方向長さが、規定値以上になっており、
    前記下側駐車スペースは、前記車路から自動車が乗り入れ可能な空間であり、前記下側駐車スペースの前端面は、前記前側柱に一致し、
    前記下側駐車スペースよりも上方に位置し、前後方向に整合する前記後側柱と前記前側柱に結合され前後方向に延びる前後梁を備え、
    前記前後梁は、前記前側柱よりも前側に突出している突出部を有し、
    前記突出構造部は、複数の前記前後梁の前記突出部と、複数の前記突出部に結合され左右方向に延びる左右方向部材とを有し、
    前記昇降駆動装置は、モータと駆動回転体とを備え、
    前記モータは駆動回転体を回転駆動し、前記駆動回転体は、回転駆動されることにより複数の線状体を介して前記パレットを昇降駆動し、前記複数の線状体は、2本のワイヤを 含み、
    前記2本のワイヤは、それぞれ、前記駆動回転体であるドラムにより駆動されるように、当該ドラムに巻かれており、
    当該ドラムの後側における前記領域に配置され、当該ドラムから延びている前記2本の ワイヤそれぞれ掛けられた2つの滑車が設けられ、
    それぞれ当該2つの滑車に支持されながら当該2つの滑車から下方に延びている前記 本のワイヤの下端は、前記パレットに結合されており、
    前記モータと前記ドラムは、前記突出構造部に配置されており、前記左右方向部材の上側に設置されている、駐車装置。
  4. 前記領域は、前記下側駐車スペースの左側領域と右側領域を含み、
    前記左側領域と前記右側領域の各々において、
    前記駆動スプロケットと、前記従動スプロケットと、前記第1および第2の滑車と、前 チェーンと、前記第1および第2のワイヤが設けられ、
    前記従動スプロケットは前記駆動スプロケットの後側に配置され、前記駆動スプロケットと前記従動スプロケットには前記チェーンが掛けられ、
    前記チェーンにおける前記2つの結合箇所にそれぞれ前記第1および第2のワイヤが結合され、これらのワイヤは、それぞれ、前記2つの結合箇所から延びて前記第1および第2の滑車に掛けられ、これらの滑車から下方へ延びて下端が前記パレットにおける前側部と後側部に結合されている、請求項1に記載の駐車装置。
  5. 前記領域は、前記下側駐車スペースの左側領域と右側領域を含み、
    前記左側領域と前記右側領域の各々において、前記2本のチェーンが、それぞれ、前記 2つの駆動スプロケットから後側に延びて、前記2つの従動スプロケットに掛けられ、こ れらの従動スプロケットから下方へ延びて前記パレットの前側部と後側部に結合されてい る、請求項2に記載の駐車装置。
  6. 前記領域は、前記下側駐車スペースの左側領域と右側領域を含み、
    前記左側領域と前記右側領域の各々において、前記2本のワイヤが、それぞれ、前記ド ラムから後側に延びて、前記2つの滑車に掛けられ、これらの滑車から下方へ延びて前記 パレットの前側部と後側部に結合されている、請求項3に記載の駐車装置。
  7. 請求項1~6のいずれか一項に記載の駐車装置の設置方法であって、
    前記駐車装置を、限られた前記前後方向長さの前記敷地に設置し、
    前記車路を、前記下側駐車スペースの前側に設け、
    前記下側駐車スペースから前記車路に向かう側を前側として、前記昇降駆動装置を、前 記下側駐車スペースよりも上側かつ前側に配置することにより、前記車路の前後方向長さ を前記規定値以上にする、駐車装置の設置方法。
  8. 前記敷地の前記前後方向長さはL0に限られており、前記車路の前後方向長さがL1で あり、前記下側駐車スペースの前後方向長さがL2である場合に、仮に、前記昇降駆動装 置を前記下側駐車スペースよりも後側に配置した場合には、前記前後方向において、前記 昇降駆動装置の設置用長さがL3であり、前記車路の長さが、L1=L0-L2-L3と なり、前記規定値以上にならず、
    前記駐車装置の前記設置方法において、
    前記昇降駆動装置を、前記下側駐車スペースよりも上側かつ前側に配置することにより 、前記昇降駆動装置の前記設置用長さL3が不要になる、請求項7に記載の駐車装置の設 置方法。
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