JP7078526B2 - 流量センサ装置 - Google Patents

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本発明は、水が流れる配管部材内に、水流で回転する羽根車と、羽根車を収納する、両端部に羽根車の軸を回転自在に支持する軸受部を有する筒状のセンサケースとを備える流量センサが装着された流量センサ装置に関する。
従来、この種の流量センサ装置として、配管部材内に、流量センサがセンサケースの一端側を先頭にして挿入され、配管部材内に、センサケースの一端が当接するストッパ段部が設けられると共に、センサケースの他端に当接して,センサケースをストッパ段部との間に挟み込んで位置決めする押え部材が嵌入されるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、特許文献1には開示されていないが、配管部材の押え部材が嵌入された部分に連続する筒部から分岐する、開閉弁が介設された分岐通路を設けることがある。この場合、筒部に開口する分岐通路の入口部が小径であると、開閉弁が閉じている状態では、配管部材内の水抜きを行っても、入口部に表面張力による水膜が形成されて、入口部と開閉弁との間の分岐通路の部分の水が排出されず、残水の凍結によって部品破壊を生ずることがある。尚、入口部と開閉弁との間の分岐通路の部分の水抜き用部品を別途追加することも可能であるが、これでは、部品点数や組立工数が増加し、コストアップを招く。
特開2018-31625号公報
本発明は、以上の点に鑑み、分岐通路の入口部と開閉弁との間の分岐通路の部分の水を分岐通路の水抜き用部品を別途追加することなく排出できるようにした流量センサ装置を提供することをその課題としている。
上記課題を解決するために、本発明は、水が流れる配管部材内に、水流で回転する羽根車と、羽根車を収納する、両端部に羽根車の軸を回転自在に支持する軸受部を有する筒状のセンサケースとを備える流量センサがセンサケースの一端側を先頭にして挿入され、配管部材内に、センサケースの一端が当接するストッパ段部が設けられると共に、センサケースの他端に当接して,センサケースをストッパ段部との間に挟み込んで位置決めする押え部材が嵌入される流量センサ装置であって、配管部材の押え部材が嵌入された部分に連続する筒部から分岐する、開閉弁が介設された分岐通路が設けられるものにおいて、押え部材に、筒部に開口する分岐通路の入口部と実質的に同一の面に沿ってのびるリブが一体に設けられることを特徴とする。
本発明によれば、開閉弁が閉じている状態で配管部材内の水抜きを行ったときに、分岐通路の入口部に表面張力で水膜が形成されても、この水膜はリブに接触して破壊される。その結果、入口部から分岐通路内に空気が入り、入口部と開閉弁との間の分岐通路内の水が空気と置換して排出される。そして、リブは、流量センサ用の押え部材に一体に設けられているため、分岐通路の水抜き用部品を別途追加せずに済み、部品点数や組立工数の増加によるコストアップを回避することができる。
また、本発明において、リブは、分岐通路の入口部を挟んで筒部の軸方向両側又は周方向両側に位置する筒部内周面に接するように形成されることが望ましい。これによれば、入口部に形成される水膜がリブを介して筒部内周面に引き込まれるようにして破壊され、水膜破壊の確実性が向上する。
本発明の実施形態の流量センサ装置の切断側面図。 実施形態の流量センサ装置に設けられる押え部材の斜視図。
図1を参照して、1は、上流側接続口11と下流側接続口12とを有し、内部に水が流れる配管部材であり、この配管部材1内に流量センサ2が装着されている。この配管部材1は、例えば、給湯用熱交換器100に対する給水路101に介設されるもので、上流側接続口11が下方を向くように配置されている。
流量センサ2は、水流で回転する羽根車21と、羽根車21を収納する筒状のセンサケース22とを備えている。羽根車21は、外周面に放射状に配置した、磁化された複数の羽根211を有し、中心に軸212が貫通している。センサケース22は、一端部、即ち、上端部に、羽根車21の軸212の上端部を回転自在に支持する第1軸受部221を有し、他端部、即ち、下端部に、羽根車21の軸212の下端部を回転自在に支持する第2軸受部222を有する。
第1と第2の各軸受部221,222は、軸212が挿入される有底筒状の内筒部221a,222aと、センサケース22のケース本体220とほぼ同径の外筒部221b,222bと、内筒部221a,222aと外筒部221b,222bとの間に放射状に設けられた連結片部221c,222cとを有している。第2軸受部222の連結片部222cは、軸方向(上下方向)に対し傾斜している。そして、センサケース22内に下方から流入する水流が連結片部222cに案内されて旋回流となり、この旋回流が羽根車21の羽根211に当たって羽根車21が回転するようにしている。尚、第2軸受部222は、ケース本体220と一体であるが、第1軸受部221は、ケース本体220と別体であって、外筒部221bの下端部をケース本体220の上端部に嵌着している。
配管部材1の流量センサ2の装着部外面には、磁気抵抗効果素子やホール素子等から成る磁気検出器3が取り付けられている。この磁気検出器3からは、羽根車21の各羽根211が磁気検出器3に対向する位置を通過する度にパルスが出力される。そして、単位時間当たりの出力パルス数をカウントして、通水流量を検出する。
流量センサ2は、配管部材1内に、上流側接続口11からセンサケース22の一端側、即ち、第1軸受部221側を先頭にして挿入される。配管部材1内には、センサケース22の一端、即ち、第1軸受部221の外筒部221bの上端が当接するストッパ段部13が設けられている。更に、センサケース22の他端、即ち、第2軸受部222の外筒部222bの下端に当接して、センサケース22をストッパ段部13との間に挟み込んで位置決めする後記詳述する押え部材4が配管部材1内に上流側接続口11から嵌入されている。
また、配管部材1の押え部材4が嵌入された部分に連続する筒部14から分岐する、開閉弁5が介設された分岐通路6が設けられている。この分岐通路6は、例えば、給水路101と給湯用熱交換器100の下流側の出湯路102とを接続するバイパス路を構成する。
開閉弁5は、パイロット式電磁弁で構成されている。具体的に説明すれば、開閉弁5は、弁筐51内の弁座511及び弁座511の周囲の流入室512に対向し、弁座511に開設した主弁孔513を開閉するダイヤフラム521を主体として構成される主弁52と、主弁52の背面側に画成され、主弁52に設けられたイコライザ孔522を介して流入室512に連通する背圧室53と、背圧室53と主弁孔513とを連通するように主弁52に設けたパイロット弁孔523を開閉するパイロット弁54と、パイロット弁54が取付けられ、図外のバネでパイロット弁54を閉じる方向(下方)に付勢されるプランジャ55と、通電時にパイロット弁54を開く方向(上方)にプランジャ55を移動させる電磁ソレノイド56とを備えている。尚、流入室512は、筒部14に開口する分岐通路6の入口部61に連通しており、また、主弁孔513は、分岐通路6の下流側部分に連通している。
パイロット弁54は、常時は閉弁されている。そして、パイロット弁54の閉弁により、流入室512からイコライザ孔522を介して背圧室53に流入する水が背圧室53に封じ込められ、背圧室53内の水圧で主弁52が弁座511に着座して主弁孔513を閉塞する閉じ位置に変位し、開閉弁5は閉じ状態となる。また、電磁ソレノイド56への通電でプランジャ55を移動させて、パイロット弁54を開弁させると、背圧室53内の水がパイロット弁孔523を介して主弁孔513に流出し、背圧室53内の水圧が低下して、流入室512内の水圧で主弁52が弁座511から離隔する開き位置に変位し、開閉弁5が開き状態となって、流入室512から主弁孔513に水が流れる。
ところで、上流側接続口11に接続される給水路101の上流部分には排水弁103が接続されている。そして、凍結の恐れがある場合には、給水路101への給水を停止した状態で排水弁103を開弁させることにより、配管部材1内の水抜きを行うようにしている。ここで、分岐通路6の入口部61が小径(例えば、直径8mm以下)であると、配管部材1内の水抜きを行っても、入口部61に表面張力による水膜が形成されて、水抜き時に閉じ状態に維持される開閉弁5と入口部61との間の分岐通路6の部分の水が排出されなくなることがある。
そこで、本実施形態では、押え部材4に、筒部14に開口する入口部61と実質的に同一の面に沿ってのびるリブ41を一体に設けている。尚、「入口部61と実質的に同一の面」とは、入口部61に合致する面だけでなく、表面張力によって入口部61に形成される水膜に接触可能な面を含む用語である。以下、図2を参照して、押え部材4について詳述する。
押え部材4は、入口部61よりも上方位置でセンサケース22の他端(第2軸受部222の外筒部222bの下端)に当接する、上端の円弧状の押え部42と、入口部61よりも下方位置で筒部14に内嵌する下端のリング部43と、押え部42とリング部43とを入口部61の周方向両外側で連結する連結リブ部44,44とを有している。そして、両連結リブ部44,44の間に、押え部42とリング部43との間に跨るように上記リブ41が一体に設けられている。また、リブ41は、入口部61を挟んで筒部14の軸方向両側に位置する筒部14内周面、即ち、筒部14の入口部61の上側及び下側の内周面に接するように形成されている。尚、押え部42、連結リブ部44,44及びリブ41は、点対称の位置関係で2組形成されている。そして、押え部材4を180°反転した位相で配管部材1に嵌入しても、一方の組のリブ41が入口部61と実質的に同一の面に沿うようにしている。
以上の構成によれば、開閉弁5が閉じている状態で配管部材1内の水抜きを行ったときに、分岐通路6の入口部61に表面張力で水膜が形成されても、この水膜はリブ41に接触して破壊される。その結果、入口部61から分岐通路6内に空気が入り、入口部61と開閉弁5との間の分岐通路6の部分の水が空気と置換して排出される。そして、リブ41は、流量センサ2用の押え部材4に一体に設けられているため、分岐通路6の水抜き用部品を別途追加せずに済み、部品点数や組立工数の増加によるコストアップを回避することができる。更に、本実施形態では、リブ41が筒部14の入口部61の上側及び下側の内周面に接するため、入口部61に形成される水膜がリブ41を介して筒部14内周面に引き込まれるようにして破壊され、水膜破壊の確実性が向上する。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、押え部材4の一対の連結リブ44,44間に、入口部61と実質的に同一の面に沿って周方向にのびるリブを設けることも可能である。この場合、入口部61を挟んで筒部14の周方向両側に位置する筒部14内周面に接するようにリブを形成することが望ましい。また、上記実施形態では、押え部材4が嵌入される配管部材1の部分を流量センサ2の上流側としているが、流量センサ2の下流側の配管部材1の部分に押え部材を嵌入させ、この部分に連続する筒部から分岐する、開閉弁が介設された分岐通路を設けるものにも同様に本発明を適用できる。また、開閉弁5は、上記実施形態のパイロット式電磁弁以外のものであってもよい。
1…配管部材、13…ストッパ段部、14…筒部、2…流量センサ、21…羽根車、212…軸、22…センサケース、221,222…軸受部、4…押え部材、41…リブ、5…開閉弁、6…分岐通路、61…入口部。

Claims (2)

  1. 水が流れる配管部材内に、水流で回転する羽根車と、羽根車を収納する、両端部に羽根車の軸を回転自在に支持する軸受部を有する筒状のセンサケースとを備える流量センサがセンサケースの一端側を先頭にして挿入され、配管部材内に、センサケースの一端が当接するストッパ段部が設けられると共に、センサケースの他端に当接して,センサケースをストッパ段部との間に挟み込んで位置決めする押え部材が嵌入される流量センサ装置であって、
    配管部材の押え部材が嵌入された部分に連続する筒部から分岐する、開閉弁が介設された分岐通路が設けられるものにおいて、
    押え部材に、筒部に開口する分岐通路の入口部と実質的に同一の面に沿ってのびるリブが一体に設けられることを特徴とする流量センサ装置。
  2. 前記リブは、前記分岐通路の前記入口部を挟んで前記筒部の軸方向両側又は周方向両側に位置する筒部内周面に接するように形成されることを特徴とする請求項1記載の流量センサ装置。
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