JP7077671B2 - 車両用ドア開閉装置 - Google Patents

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本発明は、車両用ドア開閉装置に関する。
特許文献1には、車両前後方向に延在するフレーム部と、フレーム部に支持される複数のプーリと、複数のプーリに巻き掛けられる無端歯付ベルトと、無端歯付ベルトに固着されるブラケットと、を備える車両用ドア開閉駆動装置が開示されている。この車両用ドア開閉駆動装置において、ブラケットは、スライドドアを車両前後方向に移動可能に支持するガイドローラユニットに締結される。
そして、複数のプーリのうちの駆動プーリが駆動され、無端歯付ベルトが回転する。その結果、ガイドローラユニットに固定されるブラケットが車両前後方向に移動し、スライドドアが開閉作動する。
特開2015-7331号公報
ところで、上記のような車両用ドア開閉駆動装置は、車両に取り付けられる前に、フレーム部、プーリ、無端歯付ベルト及びブラケットを少なくとも含む単位で、運搬される場合がある。この際、ブラケットは、プーリに回転可能に巻き掛けられた無端歯付ベルトに固着されているため、ブラケットがフレーム部に対して動く可能性がある。したがって、上記のような車両用ドア開閉駆動装置においては、ブラケットがフレーム部に対して動く可能性がある点で、運搬時のハンドリング性を改善する余地が残されている。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、運搬時のハンドリング性が良好な車両用ドア開閉装置を提供することにある。
上記の課題を解決する車両用ドア開閉装置は、車両のスライドドアを開閉させる車両用ドア開閉装置であって、前記車両ドアの移動方向に延びる支持部材と、前記支持部材に回転可能に支持される複数のプーリと、複数の前記プーリに巻き掛けられる駆動ベルトと、前記駆動ベルトに連結されるブラケットと、を備え、前記支持部材は、前記ブラケットを着脱自在に保持する保持部を有し、前記支持部材は、前記支持部材の長手方向及び前記幅方向の両方向と交差する方向に間隔をおいて、前記長手方向に亘って延設される一対の支持壁を有し、前記駆動ベルトは、一対の前記支持壁の間に収容され、前記保持部は、前記支持壁にけられ、前記ブラケットを挟持することで前記ブラケットを保持する。
上記構成によれば、支持部材の保持部がブラケットを保持するため、車両用ドア開閉装置の運搬時において、ブラケットが支持部材に対して動くことを抑制できる。車両用ドア開閉装置を車両に取り付ける場合には、保持部からブラケットを取り外せばよい。その結果、車両用ドア開閉装置の運搬時のハンドリング性を向上させることができる。また、支持壁に設けられた保持部にブラケットを挟持させることで、ブラケットを保持できる。このため、支持壁の形状を流用して保持部を構成できる。また、支持部材に対するブラケットの着脱を容易に行うことができる。
また、上記の課題を解決する車両用ドア開閉装置は、車両のスライドドアを開閉させる車両用ドア開閉装置であって、前記車両ドアの移動方向に延びる支持部材と、前記支持部材に回転可能に支持される複数のプーリと、複数の前記プーリに巻き掛けられる駆動ベルトと、前記駆動ベルトに連結されるブラケットと、を備え、前記支持部材は、前記ブラケットを着脱自在に保持する保持部を有し、前記支持部材は、前記支持部材の長手方向及び前記幅方向の両方向と交差する方向に間隔をおいて、前記長手方向に亘って延設される一対の支持壁を有し、前記駆動ベルトは、一対の前記支持壁の間に収容され、前記保持部は、一対の前記支持壁により前記ブラケットを挟持することで前記ブラケットを保持する
上記構成によれば、支持部材の保持部がブラケットを保持するため、車両用ドア開閉装置の運搬時において、ブラケットが支持部材に対して動くことを抑制できる。車両用ドア開閉装置を車両に取り付ける場合には、保持部からブラケットを取り外せばよい。その結果、車両用ドア開閉装置の運搬時のハンドリング性を向上させることができる。また、一対の支持壁によりブラケットを挟持させることで、支持部材に対してブラケットを保持できる。このため、一対の支持壁の形状を流用して保持部を構成できる。また、支持部材に対するブラケットの着脱を容易に行うことができる。
車両の斜視図。 第1実施形態のドア開閉機構の部分平面図。 第1実施形態のドア開閉装置の斜視図。 図3の破線で囲う領域におけるフレーム及び駆動ベルトの拡大斜視図。 第1実施形態のフレームの拡大下面図。 第1実施形態のドア開閉装置の平面図。 第1実施形態のブラケット及び駆動ベルトの分解斜視図。 第1実施形態のフレームがブラケットを保持する前のドア開閉装置を示す斜視図。 第1実施形態のフレームがブラケットを保持した後のドア開閉装置を示す図であって、(a)は斜視図、(b)は側面図。 (a)は第1実施形態のフレームの拡大下面図、(b)はA-A線矢視端面図。 ローラユニットに対してブラケットが締結する前の第1実施形態のドア開閉機構を示す平面図。 (a)~(c)は第2実施形態のフレームにブラケットを保持させる工程を示す図。 (a)は第2実施形態のフレームがブラケットを保持した状態を示す側面図。(b)はB-B線矢視端面図。
<第1実施形態>
以下、車両用ドア開閉装置(以下、「ドア開閉装置」ともいう)の第1実施形態を含んで構成されるドア開閉機構について説明する。
以降の説明では、車両の幅方向を「幅方向X」とし、車両の前後方向を「前後方向Y」とし、車両の上下方向(鉛直方向)を「上下方向Z」とする。
図1に示すように、本実施形態のドア開閉機構3は、車両本体1の側部に開口する開口部1aを塞ぐ車両ドア2(スライドドア)を開閉する機構である。すなわち、ドア開閉機構3は、車両ドア2を前方又は後方に移動させることで車両ドア2を開閉する。
図2に示すように、ドア開閉機構3は、ロアレール4と、ローラユニット5と、ドア開閉装置100と、を備える。ロアレール4は、車両本体1の開口部1aの下方の縁に沿って延設される。ローラユニット5は、ドア開閉装置100と車両ドア2とを連結する。また、ローラユニット5は、ロアレール4と係合するローラ5aを有する。ローラユニット5のローラ5aがロアレール4に対して回転することで、ローラユニット5はロアレール4に沿って移動する。
図3に示すように、ドア開閉装置100は、長尺のフレーム10と、フレーム10に沿って配置される駆動ベルト40と、駆動ベルト40を回転駆動する駆動部30と、駆動ベルト40に連結されるブラケット50と、を備える。
図3に示すように、フレーム10は、車両本体1の後側に配置される第1フレーム11と、車両本体1の前側に配置される第2フレーム12と、を含んで構成される。第1フレーム11は、第2フレーム12に対して屈曲している。本実施形態において、フレーム10は「支持部材」の一例に相当し、第1フレーム11は「第1支持部材」の一例に相当し、第2フレーム12は「第2支持部材」の一例に相当する。
図2に示すように、ドア開閉装置100が車両本体1に取り付けられた状態では、第1フレーム11の長手方向が前後方向Yとなり、第2フレーム12の長手方向が前方に進むに連れて車両本体1の内側に向かう方向とされる。また、車両本体1に取り付けられた状態のドア開閉装置100の平面視においては、第1フレーム11と第2フレーム12との間をなす角度が180度以上となる側が幅方向Xにおける車両外側となり、第1フレーム11と第2フレーム12との間のなす角度が180度未満となる側が幅方向Xにおける車両内側となる。
図4に示すように、フレーム10は、その長手方向に延びる一対の支持壁13(第1支持壁131及び第2支持壁132)及び縦壁14を有する。一対の支持壁13及び縦壁14は略板状をなしている。第1支持壁131及び第2支持壁132は、縦壁14を上下に挟むように縦壁14と一体とされる。このため、縦壁14の厚み方向及び第1支持壁131の厚み方向は互いに交差(直交)し、縦壁14の厚み方向及び第2支持壁132の厚み方向は互いに交差(直交)している。したがって、本実施形態において、フレーム10の長手方向における断面形状は略H字状となる。また、フレーム10には、縦壁14と一対の支持壁13とで囲まれる領域に、駆動ベルト40を収容する収容空間133が形成される。なお、フレーム10は、例えば、樹脂材料により形成することが好ましい。
図3及び図4に示すように、第1フレーム11の第1支持壁131には2つのリブ131aが形成され、第1フレーム11の第2支持壁132には2つの凹部132aが形成される。
2つのリブ131aは、縦壁14から第1支持壁131における車両外側の先端にかけて設けられる。2つのリブ131aは、第1支持壁131から第2支持壁132に向かって突出する。
図5に示すように、2つの凹部132aには、第2支持壁132における車両外側の端部から車両内側に向かう切欠き132bが形成される。切欠き132bが形成される方向と直交する方向(前後方向Y)における開口長さLは、車両外側から車両内側に進むに連れて変化する。すなわち、切欠き132bの開口長さLは、車両内側に進むに連れて次第に短くなり、さらに車両内側に進むことで後述する締結部材53の頭部53bの直径に対応する長さとなる。また、切欠き132bの開口長さLは、車両外側の端部において最も長くなっている。
本実施形態では、フレーム10の一対の支持壁13において、リブ131a及び凹部132aが形成された部分がブラケット50を保持する「保持部」の一例を構成する。
図6に示すように、駆動部30は、モータ31と、駆動プーリ32と、第1従動プーリ33と、第2従動プーリ34と、第1テンションプーリ35と、第2テンションプーリ36と、を備える。
モータ31及び駆動プーリ32は、第2フレーム12の車両内側に配置される。モータ31は、通電により正転方向及び逆転方向に出力軸が回転する。駆動プーリ32は、モータ31の駆動により回転する。駆動プーリ32とモータ31との間には、減速機を設けることが好ましい。第1従動プーリ33は、第2フレーム12の前端に配置され、第2従動プーリ34は、第1フレーム11の後端に配置される。また、第1テンションプーリ35は、駆動プーリ32と隣り合うように第2フレーム12の車両内側に配置され、第2テンションプーリ36は、第1フレーム11及び第2フレーム12の連結部位の車両内側に配置される。なお、本実施形態では、駆動プーリ32、第1従動プーリ33及び第2従動プーリ34の回転軸方向は上下方向Zとなっている。
駆動ベルト40は、両端部が連結され、内側面に多数の歯(不図示)が形成された無端歯付ベルトである。駆動ベルト40は、駆動プーリ32、第1従動プーリ33及び第2従動プーリ34に巻き掛けられる。この点で、本実施形態では、駆動プーリ32、第1従動プーリ33及び第2従動プーリ34が「プーリ」に相当する。
また、駆動ベルト40には、駆動プーリ32、第1従動プーリ33及び第2従動プーリ34に巻き掛けられた状態において、第1テンションプーリ35及び第2テンションプーリ36によって一定のテンションが付与される。詳しくは、駆動ベルト40には、駆動ベルト40の回転時の負荷を抑制するために撓みを残しつつも、駆動プーリ32から駆動ベルト40への動力伝達が可能となる程度にテンションが付与される。こうして、駆動ベルト40は、駆動プーリ32の回転方向に応じた方向に回転可能となる。
図7に示すように、ブラケット50は、第1ブラケット51と、第2ブラケット52と、第1ブラケット51及び第2ブラケット52を締結する複数(本実施形態では2つ)の締結部材53と、を有する。ブラケット50の構成材料は、フレーム10よりも弾性率が高い材料であることが好ましく、例えば、金属材料であることが好ましい。
第1ブラケット51は、略L字状をなしている。第1ブラケット51は、ローラユニット5を取り付けるための取付構造51bを有する。第1ブラケット51には、複数(本実施形態では2つ)の第1締結孔51aが上下方向Zに貫通形成される。第1締結孔51aの内周面には、雌ねじが形成される。
第2ブラケット52は、第1ブラケット51と対応するように略L字状をなしている。第2ブラケット52には、複数(本実施形態では2つ)の第2締結孔52aが上下方向Zに貫通形成される。
締結部材53は、ねじ部53aと頭部53bとを有する一般的な締結用のねじである。頭部53bは、半球状をなしている。頭部53bの平面視における直径は、第2支持壁132に形成される凹部132aの開口長さLに対応する。
そして、第1ブラケット51及び第2ブラケット52は、第1締結孔51a及び第2締結孔52aが重なる位置において、駆動ベルト40の外側面と内側面とを挟持する。第1ブラケット51及び第2ブラケット52は、駆動ベルト40を挟持した状態で締結部材53によって締結される。こうして、ブラケット50は、駆動ベルト40と一体となる。
また、第1ブラケット51は、ドア開閉装置100が車両本体1に取り付けられた状態において、取付構造51bを介してローラユニット5と連結される。こうして、駆動ベルト40とローラユニット5との双方と連結するブラケット50が、駆動ベルト40の駆動力をローラユニット5に伝達する。
次に、図2及び図6を参照して、ドア開閉装置100が車両ドア2を開閉する様子を説明する。
図2及び図6に示す平面視において、駆動プーリ32が時計回りに回転したとする。すると、駆動プーリ32によって駆動ベルト40が全体として第1回転方向R1に回転する。こうして、ブラケット50に連結されるローラユニット5が前方に移動し、車両ドア2が閉作動する。また、図2及び図6に示す平面視において、駆動プーリ32が反時計回りに回転したとする。すると、駆動ベルト40が全体として第1回転方向R1とは逆方向となる第2回転方向R2に回転する。こうして、ブラケット50に連結されるローラユニット5が後方に移動し、車両ドア2が開作動する。
次に、図8~図11を参照して、本実施形態のドア開閉装置100を運搬するとき及びドア開閉装置100を車両本体1に組み付けるときの作用効果について説明する。
本実施形態のようなドア開閉装置100は、車両本体1及び車両ドア2とは別体で製造された後に、車両本体1及び車両ドア2に組み付けられることがある。この場合には、ドア開閉装置100が単体で運搬されることがある。
この点、本実施形態のドア開閉装置100は、フレーム10にブラケット50を保持できる。すなわち、図8に示すように、実線矢印で示す方向にブラケット50をフレーム10に押し込むことで、図9(a)に示すように、ブラケット50がフレーム10に保持される。
このとき、図10(a)に示すように、ブラケット50が有する締結部材53の頭部53bが、第2支持壁132の凹部132aに係合する。すなわち、締結部材53の頭部53bを凹部132aに押し込む際に、凹部132aにおいて開口長さLが短くなっている部分が僅かに弾性変形しつつ、凹部132aの奥に頭部53bが配置される。また、凹部132aに頭部53bが収まった後は、凹部132aの開口長さLが短くなっている部分によって、締結部材53が凹部132aから脱落しにくくなる。
このように、凹部132aが締結部材53の頭部53bを保持することで、ブラケット50の前後方向Y及び幅方向Xの動きを抑制できる。さらに、本実施形態では、締結部材53の頭部53bが「凸部」として機能する。このため、凹部132aと係合する「凸部」に相当する部材をブラケット50に別途設ける必要がない。
また、図10(b)に示すように、ブラケット50は、一対の支持壁13(第1支持壁131,第2支持壁132)によって上下方向Zに挟持される。ここで、第1支持壁131から突出するリブ131aの先端と第2支持壁132との距離は、ブラケット50の上面と下面との距離よりも僅かに短くされる。つまり、一対の支持壁13(第1支持壁131,第2支持壁132)にブラケット50が挟持された状態において、リブ131aは僅かに圧縮される。このため、リブ131aの復元力によって、一対の支持壁13が上下方向Zにブラケット50を挟む力が大きくなる。
このように、一対の支持壁13が上下方向Zにブラケット50を挟持することで、ブラケット50の上下方向Zの動きを抑制できる。さらに、リブ131aを設けることで、一対の支持壁13がブラケット50をより強固に保持できる。
そして、図11に示すように、ドア開閉装置100を車両本体1に組み付ける場合には、フレーム10に保持されたブラケット50を手持ち部分として使用できる。ここで、ブラケット50は第1フレーム11の車両外側に設けられている。このため、作業者は、車両本体1に対して幅方向Xにおける内側まで手を入れる必要がない。また、ブラケット50とローラユニット5とを連結させる際には、ブラケット50を車両外側に引くことで、凹部132aと頭部53bとの係合を解除させればよい。
ここまで説明したように、フレーム10が、第1フレーム11の外側においてブラケット50を着脱自在に保持することで、ドア開閉装置100を運搬する際のハンドリング性を向上させることができる。つまり、ドア開閉装置100を運搬する際に、フレーム10に対してブラケット50が移動不能となるため、ブラケット50の移動を制限したり、ブラケット50とフレーム10との接触を制限したりするための構成(例えば、クッション材)を設ける必要がない。また、ドア開閉装置100を車両本体1に組み付ける際の作業性を向上させることができる。
なお、上記実施形態は、以下に示すように変更してもよい。
・ブラケット50に「凸部」に相当する部材を別途設けてもよい。例えば、凹部132aと係合する突出部分をブラケット50に溶接してもよい。
・フレーム10に対してブラケット50を保持する構成は、本実施形態における構成に限らずともよい。
・例えば、凹部132a及びリブ131aをそれぞれ1つずつだけ設けてもよいし、3つ以上設けてもよい。また、凹部132a及びリブ131aは、第1支持壁131と第2支持壁132とのどちらに設けてもよい。
・ブラケット50に「凹部」を設け、フレーム10に「凸部」を設けてもよい。この場合には、「凹部」は幅方向Xにおける内側の端部から外側に向かって形成される。
・一対の支持壁13にブラケット50を挟持させなくともよい。例えば、縦壁14にブラケット50を挿入する孔を形成することで、フレーム10にブラケット50を保持させる構成としてもよい。
・この他にも、フレーム10に対してブラケット50を保持するための構成は、必要に応じて適宜変更できる。
・ブラケット50を第2フレーム12に保持させてもよい。また、第1フレーム11または第2フレーム12の車両内側に保持させてもよい。この場合であっても、フレーム10に対してブラケット50を保持できる点で、ドア開閉装置100の運搬時のハンドリング性を向上させることができる。
<第2実施形態>
以下、図12及び図13を参照してドア開閉装置の第2実施形態を説明する。第2実施形態のドア開閉装置の構成は、第1実施形態のドア開閉装置の構成と比較して、フレーム10(第1フレーム11)に設けられる「保持部」の構成が相違しており、その他の点については共通している。故に、第2実施形態の構成の説明において、第1実施形態と同様の構成については、第1実施形態と同一の符号を付するとともにその説明を省略する。また、本実施形態では、第1実施形態と同様に、「保持部」は第1フレーム11に設けられており、当該第1フレーム11の長手方向は前後方向Yと一致している。このため、以降の説明では、本発明に係るフレーム10の「長手方向」を便宜上「前後方向Y」と言うこともある。加えて、以降の説明では、前後方向Yのうち車両の前側を前方向Y1とし、前後方向Yのうち車両の後側を後方向Y2とする。
図12(a)~(c)は、本実施形態のフレーム10が有する「保持部」にブラケット50を保持させる工程を示す図である。図13(a)は「保持部」がブラケット50を保持した状態を幅方向Xの外側から内側に向けて見た側面図であり、図13(b)は、図13(a)のB-B線矢視端面図を示す図である。なお、第2実施形態の支持壁13においては、簡略化のため縦壁14を挟んで車内側の部位の図示を省略している。
先ず、図12(a)及び図13(b)を参照して、本実施形態の「保持部」が形成されるフレーム10(第1フレーム11)の構成について説明する。
図12(a)に示すように、フレーム10の第1支持壁131及び第2支持壁132には、一般肉厚を有する厚肉部15a,15bと、厚肉部15a,15bよりも肉厚の薄い薄肉部16a,16bとがそれぞれ形成されている。各厚肉部15a,15bには、各薄肉部16a,16bとの境界部において、前後方向Yと交差(直交)する規制面151a,151bが形成されている。また、各薄肉部16a,16bには、幅方向Xにおける外側の端部から内側に向かって切欠き17a,17bが形成されている。加えて、フレーム10は、各切欠き17a,17bに隣接するようにして、各薄肉部16a,16bの幅方向Xにおける外側の端部から互いに近接する方向(上下方向Z)に延びる側壁18a,18bをそれぞれ有している。なお、各切欠き17a,17bは、各側壁18a,18bが形成される部位において、上下方向Zから見たときに第1支持壁131及び第2支持壁132が重ならないように形成されている。この切欠き17a,17bにより、上下方向Zに可動な金型によりフレーム10を作製する際の成形性を向上させている。
同図に示すように、本実施形態において、一対の支持壁13のうち薄肉部16a,16bが形成される部位と側壁18a,18bと縦壁14とにより、第2ブラケット52(ブラケット50)を収容するための収容空間10aが形成されている。また、フレーム10は、厚肉部15a,15bの規制面151a,151bから第2ブラケット52の前後方向Yにおける寸法と同程度の間隔を空けて位置するとともに、収容空間10aにおける内側に突出する突条部19をさらに有している。この突条部19が形成される部位において、収容空間10aが僅かに狭くなっている。
ここで、図13(b)を参照して、フレーム10の構成をさらに詳述する。
図13(b)に示すように、各薄肉部16a,16bの上下方向Zにおける距離を距離d1とし、第2ブラケット52の上下方向Zにおける寸法を寸法m1とすると、距離d1は、寸法m1よりも僅かに長く設定されている。一方で、各厚肉部15a,15b(2点鎖線で図示)の上下方向Zにおける距離を距離d2とすると、距離d2は、寸法m1よりも短く設定されている。このため、一対の支持壁113は、薄肉部16a,16bが形成される部位において第2ブラケット52を挟持することが可能であるとともに、厚肉部15a,15bが形成される部位において第2ブラケット52を挟持することが不能であるように構成されている。
加えて、図面の煩雑化を避けるために寸法線の図示は省略するが、同図に示すように、縦壁14及び側壁18a,18bの幅方向Xにおける距離は、第2ブラケットの幅方向Xにおける寸法よりも僅かに長く設定されている。また、各側壁18a,18bの先端同士の上下方向Zにおける距離は、第2ブラケットの上下方向Zにおける寸法m1よりも短く設定されている。
こうして、フレーム10は、収容空間10aにおいて第2ブラケット52を収容し得るように構成されている。
次に、図12(b),(c)及び図13(b)を参照して、本実施形態におけるフレーム10に対してブラケット50を保持させる工程について説明する。
図12(b)に示すように、フレーム10に対してブラケット50を保持させるためには、先ず一対の支持壁13のうち薄肉部16a,16bが形成され、且つ側壁18a,18bが形成されていない部位にブラケット50の第2ブラケット52を挟持させる。次に、図12(c)に示すように、ブラケット50を厚肉部15a,15bの規制面151a,151bと当接するまで後方向Y2にスライド移動させる。すると、ブラケット50は、厚肉部15a,15bにより後方向Y2への移動が規制される。
ここで、図13(b)に示すように、ブラケット50が後方向Y2への移動を規制された状態において、ブラケット50は、側壁18a,18b及び縦壁14に挟持されるようにして幅方向Xの両側への移動が規制されるとともに、第1支持壁131及び第2支持壁132に挟持されるようにして上下方向Zの両側への移動が規制される。
こうして、本実施形態の「保持部」は、ブラケット50の前方向Y1への移動を許容するとともに、その他の方向への移動を規制することでブラケット50を保持する。
なお、図12(c)に示すように、ブラケット50が保持された状態において、突条部19は、前方向Y1へのブラケット50の移動を抑制している。
ここまで説明したように、本実施形態において、厚肉部15a,15bのうち規制面151a,151bが形成される部位が、本発明に係る「第1規制部」として機能していると言える。また、側壁18a,18b及び縦壁14が、本発明に係る「第2規制部」として機能していると言える。そして、本実施形態のフレーム10には、厚肉部15a,15bのうち規制面151a,151bが形成される部位と、側壁18a,18bと、縦壁14と、一対の支持壁13と、により「保持部」が形成されている。なお、以降の説明では、厚肉部15a,15bのうち規制面151a,151bが形成される部位を第1規制部S1とも言い、側壁18a,18b及び縦壁14を併せて第2規制部S2とも言う。
ここで、図12(a)~(c)及び図13(a),(b)を参照して、第2実施形態の「保持部」による作用効果を示す。なお、以下には、第1実施形態の「保持部」の構成との差異により別途奏される作用効果を示し、第1実施形態で説明した「保持部」を設けることによる作用効果と共通するものについてはその説明を省略する。
・図12(a)~(c)を参照して上述したように、ブラケット50を一対の支持壁13に挟持させた状態で、第1規制部S1により規制される位置までブラケットをフレーム10の長手方向(本実施形態では、後方向Y2)に移動させるだけで、フレーム10に対してブラケット50を容易に保持させることができる。
・ブラケット50が保持された状態において、第2規制部S2がフレーム10に対するブラケット50の幅方向Xの両側への移動を規制している。このため、作業者がブラケット50を手持ち部分として使用しつつ、例えばドア開閉装置100を車両に対して幅方向Xの外側から内側に向けて組み付ける際には、フレーム10に対してブラケット50を脱落させることなくドア開閉装置100の幅方向Xの位置を自由に調整できる。
・車両に対しドア開閉装置100を配置した後には、前方向Y1にブラケット50を移動させることで、容易にブラケット50の保持を解除できる。
・第1規制部S1を支持壁13の厚肉部15a,15bのうち薄肉部16a,16bとの境界部に形成させている。これにより、第1規制部S1に相当する部材をフレーム10に別途設ける必要がなく、部品点数の増加を抑制できる。
・ブラケット50が保持された状態において、前方向Y1へのブラケット50の移動を突条部19が抑制している。これにより、例えば、ドア開閉装置の輸送中における振動によってブラケット50の保持が解除されることを抑制できる。なお、突条部19は、作業者がブラケット50の保持を円滑に解除できる程度に収容空間10aを狭くしていることが好ましい。
以下、第2実施形態の変形例を示す。なお、ここでは第2実施形態の「保持部」の構成に係る変形例のみを示し、第1実施形態と共通する変形例の記載は省略する。言うまでもなく、第1実施形態と共通する変形例については第2実施形態にも適用できる。
・厚肉部及び薄肉部は必ずしも一対の支持壁13の両方に設ける必要はなく、一対の支持壁13のうち何れか一方に厚肉部及び薄肉部を形成させ、当該厚肉部及び薄肉部の境界部を第1規制部S1としてもよい。あるいは、支持壁13にフレーム10の長手方向のうち一方へのブラケット50の移動をブラケット50と当接することで規制するストッパ部材(不図示)を支持壁13に別途設け、当該ストッパ部材を第1規制部S1として機能させてもよい。このように、第1規制部S1は、フレーム10の長手方向のうち一方へのブラケット50の移動を規制するものであればよく、その形態は第2実施形態に限られるものではない。
・厚肉部と薄肉部の境界部に幅方向Xと交差(直交)する規制面を設け、当該規制面によりブラケット50の幅方向Xへの移動を規制してもよい。また、側壁18a,18bに相当する部材を別途支持壁13に設けることで、ブラケット50の幅方向Xへの移動を規制してもよい。このように、第2規制部S2は、幅方向Xの両側へのブラケット50の移動を規制するものであればよく、その形態は第2実施形態に限られるものではない。
・第2実施形態において、突条部19は設けなくてもよい。その場合であっても、上述した第1規制部S1及び第2規制部S2による作用効果は得ることができる。
1…車両本体、1a…開口部、2…車両ドア、100…ドア開閉装置、10…フレーム(支持部材)、11…第1フレーム(第1支持部材)、12…第2フレーム(第2支持部材)、13…支持壁、131a…リブ(保持部の一例)、132a…凹部(保持部の一例)、132b…切欠き、14…縦壁(第2規制部の一例)、15a,15b…厚肉部(第1規制部の一例)、16a,16b…薄肉部、18a,18b…側壁(第2規制部の一例)、19…突条部、32…駆動プーリ(プーリ)、33…第1従動プーリ(プーリ)、34…第2従動プーリ(プーリ)、40…駆動ベルト、50…ブラケット、53b…頭部(凸部の一例)、S1…第1規制部、S2…第2規制部。

Claims (6)

  1. 車両のスライドドアを開閉させる車両用ドア開閉装置であって、
    前記スライドドアの移動方向に延びる支持部材と、
    前記支持部材に回転可能に支持される複数のプーリと、
    複数の前記プーリに巻き掛けられる駆動ベルトと、
    前記駆動ベルトに連結されるブラケットと、を備え、
    前記支持部材は、前記ブラケットを着脱自在に保持する保持部を有し、
    前記支持部材は、前記支持部材の長手方向及び幅方向の両方向と交差する方向に間隔をおいて、前記長手方向に亘って延設される一対の支持壁を有し、
    前記駆動ベルトは、一対の前記支持壁の間に収容され、
    前記保持部は、前記支持壁に設けられ、前記ブラケットを挟持することで前記ブラケットを保持する
    車両用ドア開閉装置。
  2. 車両のスライドドアを開閉させる車両用ドア開閉装置であって、
    前記スライドドアの移動方向に延びる支持部材と、
    前記支持部材に回転可能に支持される複数のプーリと、
    複数の前記プーリに巻き掛けられる駆動ベルトと、
    前記駆動ベルトに連結されるブラケットと、を備え、
    前記支持部材は、前記ブラケットを着脱自在に保持する保持部を有し、
    前記支持部材は、前記支持部材の長手方向及び幅方向の両方向と交差する方向に間隔をおいて、前記長手方向に亘って延設される一対の支持壁を有し、
    前記駆動ベルトは、一対の前記支持壁の間に収容され、
    前記保持部は、一対の前記支持壁により前記ブラケットを挟持することで前記ブラケットを保持する
    両用ドア開閉装置。
  3. 前記保持部は、
    前記ブラケットが一対の前記支持壁に挟持された状態において、前記長手方向のうち一方への前記ブラケットの移動を規制する第1規制部と、
    前記第1規制部により前記ブラケットが前記長手方向のうち一方への移動を規制された状態において、前記幅方向の両側への前記ブラケットの移動を規制する第2規制部と、を含んで形成される
    請求項に記載の車両用ドア開閉装置。
  4. 一対の前記支持壁のうち少なくとも一方は、厚肉部と、当該厚肉部よりも肉厚の薄い薄肉部と、を有し、
    一対の前記支持壁は、前記薄肉部が形成される部位において前記ブラケットを挟持することが可能であるとともに、前記厚肉部が形成される部位において前記ブラケットを挟持することが不能であるように構成され、
    前記第1規制部は、前記厚肉部のうち前記薄肉部との境界部に形成される
    請求項に記載の車両用ドア開閉装置。
  5. 前記支持部材は、前記ブラケットが前記第1規制部により前記長手方向のうち一方への移動を規制された状態において、前記長手方向のうち他方への移動を抑制する突条部を更に有する
    請求項又は請求項に記載の車両用ドア開閉装置。
  6. 前記支持部材は、車両の前後方向に延びる第1支持部材と、前記第1支持部材の前端から車両の前方に進むに連れて車両の前記幅方向内側に向かって延びる第2支持部材と、を有し、
    前記保持部は、前記第1支持部材の前記幅方向外側に設けられる
    請求項1から請求項5のいずれかに記載の車両用ドア開閉装置。
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