JP7077588B2 - 信号伝播装置 - Google Patents

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Description

本発明は、論理「H」及び論理「L」の2値の伝播対象信号を、絶縁素子を介して高圧システム及び低圧システムのいずれか一方から他方へと伝える信号伝播装置に関する。
この種の信号伝播装置としては、例えば下記特許文献1に見られるように、車載ハイブリッドシステムにおいて電動機と接続されるインバータのスイッチング素子の駆動信号を、フォトカプラを介して低圧システムから高圧システムへと伝えるものがある。すなわち、インバータのスイッチング素子の駆動信号を低圧システムにて生成し、これを高圧システムに出力するに際してフォトカプラを用いることで、低圧システムと高圧システムとの絶縁を図っている。
特開2009-60751号公報
ところで、フォトカプラの消費電力は、一次側(発光ダイオード側)に流す電流値に依存することが知られている。ここで、発光ダイオードを流れる電流に関しては、発光ダイオードに電流を流す期間が長いほど、フォトカプラの消費電力は増大する。
一方、発光ダイオードに電流を流す期間は、駆動信号などの伝播対象信号の論理「H」又は論理「L」の期間である。以下では、発光ダイオードに電流を流す期間を、論理「H」の期間とする。このため、発光ダイオードに電流を流す期間は、伝播対象信号の論理「H」の期間に応じて定まることとなる。
伝播対象信号として、高圧システム及び低圧システムのいずれか一方に異常が発生した場合に、その情報を他方に伝播するために用いられる異常伝播信号が知られている。異常伝播信号では、異常発生の情報を早期、かつ、確実に伝播するために、異常が発生していない旨の情報を伝播する期間には、異常伝播信号が論理「H」に維持されており、異常発生の情報を伝播する期間には、異常伝播信号が論理「L」に切り替わるように構成されていることが多い。このため、異常が発生していない旨の情報を伝播する期間において、発光ダイオードに電流が流れ続けることになり、フォトカプラの消費電力が増大する。
なお、このような課題は、異常伝播信号に限られず、特定の情報を伝播する期間において論理「H」に維持される伝播対象信号に共通の課題である。また、このような課題は、フォトカプラに限られず、磁気カプラなどの絶縁素子一般に共通の課題である。絶縁素子では、絶縁素子の駆動期間が長いほど、絶縁素子の消費電力は増大する。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、論理「H」及び論理「L」の2値の伝播対象信号を、絶縁素子を介して高圧システム及び低圧システムのいずれか一方から他方へと伝える信号伝播装置にあって、絶縁素子の消費電力を抑制できる信号伝播装置を提供することにある。
本発明は、論理「H」及び論理「L」の2値の切替信号を、絶縁素子を介して高圧システム及び低圧システムのいずれか一方のシステムから他方のシステムへと伝播する信号伝播装置において、前記一方のシステムに設けられ、前記切替信号として、前記絶縁素子を駆動させる第1論理信号、又は前記絶縁素子の駆動を停止させる前記第1論理信号とは異なる論理の第2論理信号を生成する切替信号生成部を備え、前記切替信号生成部は、第1の情報を前記他方のシステムに伝播する場合、前記切替信号として、前記第1論理信号又は前記第2論理信号を生成し、前記第1の情報とは異なる第2の情報を前記他方のシステムに伝播する場合、前記切替信号として、前記第1論理信号及び前記第2論理信号からなる規定周期を有する信号を生成する。
本発明によれば、第2の情報を他方のシステムに伝播する期間に、切替信号が第2論理信号となる期間が含まれる。そのため、第2の情報を他方のシステムに伝播する期間に、切替信号が第1論理信号に維持される構成と比較して、絶縁素子が駆動状態となる期間を短くすることができる。これにより、絶縁素子が駆動状態となることによる電力消費を抑制することができる。
第1実施形態に係るモータジェネレータの制御システムの全体構成図。 第1実施形態に係るインターフェースを示す図。 第1実施形態に係る信号伝播様態を示すタイムチャート。 第2実施形態に係るインターフェースを示す図。 第3実施形態に係る信号伝播様態を示すタイムチャート。 第4実施形態に係る信号伝播様態を示すタイムチャート。 第5実施形態に係る信号伝播様態を示すタイムチャート。 第6実施形態に係る信号伝播様態を示すタイムチャート。 第7実施形態に係るインターフェースを示す図。 第7実施形態に係る信号伝播様態を示すタイムチャート。 第8実施形態に係るインターフェースを示す図。 第8実施形態に係る信号伝播様態を示すタイムチャート。 その他の実施形態に係るインターフェースを示す図。
(第1実施形態)
以下、本発明に係る信号伝播装置をハイブリッド車に適用した第1実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1に、本実施形態に係るモータジェネレータの制御システム100の全体構成を示す。制御システム100は、インバータ12と、インターフェース16と、マイコン20と、を含む。なお、本実施形態において、制御システム100が「信号伝播装置」に相当する。
図示されるように、モータジェネレータ10の3つの相(U相、V相、W相)には、インバータ12が接続されている。このインバータ12は、3相インバータであり、高圧バッテリ14の電圧をモータジェネレータ10の3つの相に適宜印加する。詳しくは、インバータ12は、3つの相のそれぞれと高圧バッテリ14の正極側又は負極側とを導通させるべく、スイッチング素子Sup、Sunと、スイッチング素子Svp,Svnと、スイッチング素子Swp,Swnと、の並列接続体を備えて構成されている。そして、スイッチング素子Sup及びスイッチング素子Sunを直列接続する接続点が、モータジェネレータ10のU相と接続されている。また、スイッチング素子Svp及びスイッチング素子Svnを直列接続する接続点が、モータジェネレータ10のV相と接続されている。更に、スイッチング素子Swp及びスイッチング素子Swnを直列接続する接続点が、モータジェネレータ10のW相と接続されている。
なお、高圧バッテリ14としては、例えば、リチウムイオン蓄電池やニッケル水素蓄電池を用いることができる。また、モータジェネレータ10として、同期機(永久磁石同期機)を用いている。また、スイッチング素子S#(#=up,un,vp,vn,wp,wn)として、電圧制御形の半導体スイッチング素子を用い、より具体的には、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)を用いている。また、インバータ12は、各スイッチング素子S#に逆並列に接続されたフライホイールダイオードD#を備えている。
上記スイッチング素子S#は、インターフェース16を介して、低圧バッテリ18を電力源とするマイコン20により駆動される。マイコン20の規定信号生成回路22は、スイッチング素子S#を駆動させるための駆動信号g#を規定する規定信号r#を生成し、インターフェース16に出力する。インターフェース16では、これら規定信号r#から、駆動信号g#を生成し、各スイッチング素子S#に対応する駆動回路DUに出力する。なお、本実施形態では、スイッチング素子S#を駆動させる状態が、「一方のシステムを駆動させる」状態に相当し、スイッチング素子S#を駆動させない状態が、「一方のシステムの駆動を停止させる」状態に相当する。
図2に、インターフェース16の回路構成図を示す。なお、インターフェース16は、実際には図2に示す回路を、規定信号r#のそれぞれについて各別に備えているが、ここではそのうちの1つの回路のみを示す。
図示されるように、インターフェース16は、上記インバータ12を備えて構成される高圧システムSyhと、上記マイコン20を備えて構成される低圧システムSylとを絶縁する第1,第2フォトカプラ30、34を備えている。なお、本実施形態において、高圧システムSyhが「一方のシステム」に相当し、低圧システムSylが「他方のシステム」に相当する。
低圧システムSylは、低圧システム側電源40と、第1抵抗体42と、第1駆動用スイッチング素子44と、を含む。低圧システムSylでは、第1抵抗体42、第1フォトカプラ30の第1発光ダイオード32、及び第1駆動用スイッチング素子44の順に接続される直列回路を介して、低圧システムSylのグランドに接続されている。そして、この第1駆動用スイッチング素子44のゲートには規定信号r#が入力されており、規定信号r#によってオン状態とオフ状態との切り替えがなされる。
具体的には、第1駆動用スイッチング素子44がオン状態となると、低圧システム側電源40から第1発光ダイオード32を介して低圧システムSylのグランドへと電流が流れるために、第1フォトカプラ30がオン状態となる。また、第1駆動用スイッチング素子44がオフ状態となると、低圧システム側電源40から第1発光ダイオード32を介して低圧システムSylのグランドへと電流が流れないために、第1フォトカプラ30がオフ状態となる。すなわち、規定信号r#が論理「H」となることで第1フォトカプラ30がオン状態となり、規定信号r#が論理「L」となることで第1フォトカプラ30がオフ状態となる。
高圧システムSyhは、高圧システム側電源50と、第2抵抗体52と、を含む。高圧システムSyhでは、第2抵抗体52と第1フォトカプラ30の第1フォトトランジスタ33を介して、高圧システム側電源50が高圧システムSyhのグランドと接続されている。規定信号r#が論理「H」となることで第1フォトカプラ30がオン状態となると、高圧システム側電源50が第2抵抗体52及び第1フォトトランジスタ33を介して接地されるため、第1フォトカプラ30から駆動回路DUに、論理「L」の駆動信号g#が入力される。また、規定信号r#が論理「L」となることで第1フォトカプラ30がオフ状態となると、高圧システム側電源50が接地されないため、第1フォトカプラ30から駆動回路DUに、論理「H」の駆動信号g#が入力される。このため、駆動信号g#は、規定信号r#に同期し、規定信号r#の論理値と反対の論理値を有する信号となる。なお、第2フォトカプラ34については、後述して説明する。
駆動回路DUの駆動信号取得回路74は、上記駆動信号g#を取得する。駆動回路DUは、対応するスイッチング素子S#のゲートに接続されており、駆動信号g#に基づいてスイッチング素子S#のオン状態とオフ状態とを切り替える制御信号j#を出力する。具体的には、駆動信号g#が論理「H」である場合に、スイッチング素子S#をオン状態とする制御信号j#を出力し、駆動信号g#が論理「L」である場合に、スイッチング素子S#をオフ状態とする制御信号j#を出力する。また、駆動回路DUは、スイッチング素子S#に異常が生じていないと判定した場合、異常判定信号f#を論理「L」とする。一方、駆動回路DUは、スイッチング素子S#に異常が生じていると判定した場合、異常判定信号f#を論理「H」とする。ここで、スイッチング素子S#の異常には、例えば、スイッチング素子S#に流れる電流が過電流閾値を超える過電流異常、及びスイッチング素子S#の温度が過熱閾値を超える過熱異常のうち、少なくとも一方が含まれる。なお、本実施形態において、駆動信号取得回路74が「駆動信号取得部」に相当する。
駆動回路DUの切替信号生成回路70は、駆動信号g#及び異常判定信号f#に基づいて、スイッチング素子S#の異常を検出するための伝播信号x#を規定する切替信号c#を生成し、インターフェース16に出力する。インターフェース16では、切替信号c#から、伝播信号x#を生成する。なお、本実施形態では、切替信号生成回路70が、「切替信号生成部」に相当する。
切替信号生成回路70は、異常判定信号f#の論理が「L」であると判定した場合、図3に示すように、駆動信号g#の論理値と同一の論理値を有する切替信号c#を生成する。このため、駆動信号g#が論理「L」となる期間における切替信号c#の論理値は「L」となり、駆動信号g#が論理「H」となる期間における切替信号c#の論理値は「H」となる。一方、切替信号生成回路70は、異常判定信号f#の論理が「H」であると判定した場合、切替信号c#として論理「L」の信号を生成する。
インターフェース16では、切替信号c#を、高圧システムSyhから低圧システムSylに伝播するために第2フォトカプラ34が用いられる。高圧システムSyhは、更に、第3抵抗体54と、第2駆動用スイッチング素子56と、を含む。高圧システムSyhでは、第3抵抗体54、第2フォトカプラ34の第2発光ダイオード36、及び第2駆動用スイッチング素子56の順に接続される直列回路を介して、高圧システム側電源50が高圧システムSyhのグランドと接続されている。そして、この第2駆動用スイッチング素子56のゲートには切替信号c#が入力されており、第2駆動用スイッチング素子56は、切替信号c#によってオン状態(導通状態)とオフ状態(遮断状態)との切り替えがなされる。
具体的には、第2駆動用スイッチング素子56がオン状態となると、高圧システム側電源50から第2発光ダイオード36を介して高圧システムSyhのグランドへと電流が流れるために、第2フォトカプラ34の第2フォトトランジスタ37がオン状態となる。また、第2駆動用スイッチング素子56がオフ状態となると、高圧システム側電源50から第2フォトトランジスタ37を介して高圧システムSyhのグランドへと電流が流れないために、第2フォトカプラ34がオフ状態となる。すなわち、切替信号c#が論理「H」となることで第2フォトカプラ34がオン状態となり、切替信号c#が論理「L」となることで第2フォトカプラ34がオフ状態となる。つまり、切替信号c#は、第2フォトカプラ34を駆動させるオン状態(駆動状態)と、第2フォトカプラ34の駆動を停止させるオフ状態(停止状態)と、を切り替える信号、ということができる。
低圧システムSylは、更に、第4抵抗体46と、排他的論理和回路48と、を含む。低圧システムSylでは、第4抵抗体46と第2フォトカプラ34の第2フォトトランジスタ37を介して、低圧システム側電源40が低圧システムSylのグランドと接続されている。切替信号c#が論理「H」となることで第2フォトカプラ34がオン状態となると、低圧システム側電源40が第4抵抗体46及び第2フォトトランジスタ37を介して接地される。このため、第2フォトカプラ34から排他的論理和回路48の第1入力端子48aに、論理「L」の伝播信号x#が入力される。また、切替信号c#が論理「L」となることで第2フォトカプラ34がオフ状態となると、低圧システム側電源40が接地されない。このため、第2フォトカプラ34から排他的論理和回路48の第1入力端子48aに、論理「H」の伝播信号x#が入力される。このため、伝播信号x#は、切替信号c#に同期し、切替信号c#の論理値と反対の論理値を有する信号となる。
排他的論理和回路48の第2入力端子48bは、第1駆動用スイッチング素子44のゲートに接続されており、規定信号r#が入力されている。そのため、排他的論理和回路48は、規定信号r#の論理値と伝播信号x#の論理値とが異なる場合に、論理「H」となり、規定信号r#の論理値と伝播信号x#の論理値とが等しい場合に、論理「L」となる検出信号z#を、出力端子48cからマイコン20に出力する。なお、本実施形態において、排他的論理和回路48が「検出信号生成部」に相当する。
図3に、上記制御システム100によって、切替信号c#を伝播する信号伝播様態について示す。詳しくは、図3(a)に、規定信号r#の推移を示し、図3(b)に、駆動信号g#の推移を示し、図3(c)に、異常判定信号f#の推移を示し、図3(d)に、切替信号c#の推移を示し、図3(e)に、伝播信号x#の推移を示し、図3(f)に、検出信号z#の推移を示す。
切替信号c#は、論理「H」及び論理「L」の2値からなる信号であり、第2フォトカプラ34を介して高圧システムSyhから低圧システムSylへと伝播される。切替信号c#は、駆動信号g#、つまり規定信号r#に基づいて生成される。なお、本実施形態において、切替信号c#が、「伝播対象信号」に相当し、第2フォトカプラ34が、「絶縁素子」に相当する。また、論理「H」の切替信号c#が、「第1論理信号」に相当し、論理「L」の切替信号c#が、「第2論理信号」に相当する。
規定信号r#は、論理「H」及び論理「L」の2値からなる信号であり、所定の規定周期Tn毎に論理「H」と論理「L」とが切り替わる。以下、規定信号r#が論理「L」である期間を、スイッチング素子S#のオンを指令するオン指令期間Taといい、規定信号r#が論理「H」である期間を、スイッチング素子S#のオフを指示するオフ指令期間Tbという。図示される例では、時刻t1において論理「L」となり、時刻t1からオン指令期間Ta経過した時刻t2において論理「H」となる。また、時刻t2からオフ指令期間Tb経過した時刻t3において論理「L」となる。なお、本実施形態において、規定信号r#が「期間信号」に相当し、規定信号生成回路22が「期間信号取得部」に相当する。また、論理「L」の規定信号r#が、「第5論理信号」に相当し、論理「H」の規定信号r#が、「第6論理信号」に相当する。
スイッチング素子S#が正常である場合、切替信号c#は、規定信号r#に同期し、規定信号r#の論理値と反対の論理値、すなわち駆動信号g#の論理値と同一の論理値を有する信号となる。そのため、オン指令期間Taでは、駆動信号g#が論理「H」となり、切替信号c#が論理「H」となる。一方、オフ指令期間Tbでは、駆動信号g#が論理「L」となり、切替信号c#が論理「L」となる。なお、本実施形態において、論理「H」の駆動信号g#が、「第3論理信号」に相当し、論理「L」の駆動信号g#が、「第4論理信号」に相当する。
一方、スイッチング素子S#に異常が発生した場合、切替信号c#は、常に論理「L」となる。図示される例では、時刻t4においてスイッチング素子S#に異常が発生して異常判定信号f#の論理が「H」に切り替わり、切替信号c#が論理「L」に切り替わる。この結果、検出信号z#は、時刻t4から、その後規定信号r#が論理「H」に切り替わる時刻t5までの期間に渡って論理「L」となる。マイコン20は、検出信号z#が論理「L」になったと判定した場合、スイッチング素子S#に異常が発生したと判定する。マイコン20は、スイッチング素子S#に異常が発生したと判定すると、例えば規定信号r#の生成及び出力を停止する等のフェールセーフ処理を行う。
以上説明した本実施形態によれば、以下の効果が得られるようになる。
切替信号c#には、スイッチング素子S#が正常である期間において、オフ指令期間Tbが含まれ、このオフ指令期間Tbに第2フォトカプラ34がオフ状態となる。そのため、スイッチング素子S#が正常である期間にオフ指令期間Tbが含まれず、第2フォトカプラ34がオン状態に維持される構成と比較して、第2フォトカプラ34がオン状態となる期間を短くすることができる。これにより、第2フォトカプラ34がオン状態となることによる電力消費、具体的には、第2発光ダイオード36に流れる電流による電力消費を抑制することができる。
本実施形態では、スイッチング素子S#が正常である期間において、切替信号c#は駆動信号g#に同期する。そのため、切替信号c#と駆動信号g#とが同期していない場合に比べて、切替信号生成回路70の構成を簡略化することができる。
特に本実施形態では、スイッチング素子S#が正常である期間において、切替信号c#と駆動信号g#とが同期していることを利用して、スイッチング素子S#に異常が発生したことを検出する。具体的には、排他的論理和回路48を用いて、切替信号c#と駆動信号g#とが同期しなくなったこと、つまり規定信号r#の論理値と伝播信号x#の論理値とが異なる論理値となったことを検出している。そのため、切替信号c#と駆動信号g#とが同期していない構成に比べて、スイッチング素子S#に異常が発生したことを容易に検出することができる。
本実施形態では、オン指令期間Taにおいて切替信号c#が論理「H」となる。一般に、スイッチング素子S#に発生する異常は、駆動信号g#が論理「H」となる駆動回路DUの駆動期間、つまり、オン指令期間Taに発生する。そのため、オン指令期間Taにおいて切替信号c#が論理「H」となることで、オフ指令期間Tbにおいて切替信号c#が論理「H」となる構成に比べて、オン指令期間Taに発生した異常を早期に伝播することができる。
(第2実施形態)
以下、第2実施形態について、先の第1実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。
本実施形態では、図4に示すように、インターフェース16が排他的論理和回路48を備えていない点で第1実施形態と異なる。つまり、インターフェース16は、伝播信号x#をマイコン20に出力している。なお、図4は、本実施形態に係るインターフェース16の回路構成図である。図4において、先の図2に示した部材と同一の部材については、便宜上、同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態において、マイコン20は、伝播信号x#が論理「L」となる期間が、規定周期Tnを超えたと判定した場合、スイッチング素子S#に異常が発生したことを検出することができる。
以上説明した本実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。また、インターフェース16が排他的論理和回路48を備えないため、インターフェース16の構成を簡略化することができる。
(第3実施形態)
以下、第3実施形態について、先の第2実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。本実施形態では、先の第2実施形態と比較して切替信号c#が異なる。
図5を用いて本実施形態の切替信号c#について説明する。詳しくは、図5(a)に、規定信号r#の推移を示し、図5(b)に、駆動信号g#の推移を示し、図5(c)に、異常判定信号f#の推移を示し、図5(d)に、切替信号c#の推移を示し、図5(e)に、伝播信号x#の推移を示す。
本実施形態では、スイッチング素子S#が正常である場合、切替信号c#は、オフ指令期間Tbの一部において、論理「H」となり、その他の期間、つまり、オフ指令期間Tbのその他の期間及びオン指令期間Taにおいて、論理「L」となる。切替信号c#が論理「H」となるタイミングは、オフ指令期間Tbの開始タイミング、つまり、駆動信号g#が論理「L」となるタイミングに等しい。また、切替信号c#が論理「H」となる期間Tkは、オフ指令期間Tbよりも短い。一方、スイッチング素子S#に異常が発生した場合、切替信号c#は、常に論理「L」となる。
マイコン20は、伝播信号x#が論理「H」となる期間が、規定周期Tnを超えたと判定した場合、スイッチング素子S#に異常が発生したことを検出することができる。具体的には、図5(d)、(e)に破線で示すように、マイコン20は、規定信号r#により定まるオフ指令期間Tbの開始タイミングに、伝播信号x#が論理「L」とならないことを検出することにより、スイッチング素子S#に異常が発生したことを検出することができる。
以上説明した本実施形態によれば、切替信号c#は、スイッチング素子S#が正常である期間において、駆動信号g#に同期していない。したがって、切替信号c#と駆動信号g#とが同期している場合のように、オン指令期間Ta又はオフ指令期間Tbに亘って、切替信号c#を論理「H」に維持する必要がない。そのため、切替信号c#を論理「H」とする期間を、オン指令期間Ta又はオフ指令期間Tbの一部とすることができる。この結果、切替信号c#と駆動信号g#とが同期している場合に比べて、スイッチング素子S#が正常である期間に第2フォトカプラ34がオン状態となる期間を短くすることができ、第2フォトカプラ34における電力消費を好適に抑制することができる。
特に本実施形態では、オフ指令期間Tbの開始タイミングに切替信号c#が論理「H」に切り替えられるようにする。そのため、オフ指令期間Tbの開始タイミングから遅れて切替信号c#が論理「H」に切り替えられる場合に比べて、オン指令期間Taに発生した異常を早期に伝播することができる。
(第4実施形態)
以下、第4実施形態について、先の第2実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。本実施形態では、先の第2実施形態と比較して切替信号c#が異なる。
図6を用いて本実施形態の切替信号c#について説明する。詳しくは、図6(a)に、規定信号r#の推移を示し、図6(b)に、駆動信号g#の推移を示し、図6(c)に、異常判定信号f#の推移を示し、図6(d)に、切替信号c#の推移を示し、図6(e)に、伝播信号x#の推移を示す。
本実施形態では、スイッチング素子S#が正常である場合、切替信号c#は、オン指令期間Taにおいて、論理「L」となり、オフ指令期間Tbにおいて、論理「H」となる。そのため、オン指令期間Taでは、駆動信号g#が論理「H」となり、切替信号c#が論理「L」となる。一方、オフ指令期間Tbでは、駆動信号g#が論理「L」となり、切替信号c#が論理「H」となる。一方、スイッチング素子S#に異常が発生した場合、切替信号c#は、常に論理「H」となる。
マイコン20は、伝播信号x#が論理「H」に切り替わってから次に論理「H」に切り替わるまでの期間が、規定周期Tnよりも短いと判定した場合、又は、伝播信号x#が論理「H」となる期間が、規定周期Tnを超えたと判定した場合、スイッチング素子S#に異常が発生したことを検出することができる。具体的には、図6(d)、(e)に破線で示すように、マイコン20は、規定信号r#により定まるオン指令期間Taに、伝播信号x#が論理「L」となることを検出することにより、スイッチング素子S#に異常が発生したことを検出することができる。
以上説明した本実施形態によれば、スイッチング素子S#が正常である期間において、切替信号c#は駆動信号g#に同期し、駆動信号g#の論理値と反対の論理値を有する信号となる。そのため、論理否定回路等を用いて駆動信号g#から切替信号c#を容易に生成することができ、切替信号生成回路70の構成を簡略化することができる。
本実施形態では、スイッチング素子S#に異常が発生した場合に、切替信号c#を「H」に維持する。これにより、スイッチング素子S#に異常が発生した場合に、第2フォトカプラ34をオン状態に維持することができる。したがって、第2フォトカプラ34をオフ状態に維持する構成に比べて、オン指令期間Taに発生したスイッチング素子S#の異常を早期に伝播することができる。
(第5実施形態)
以下、第5実施形態について、先の第2実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。本実施形態では、先の第2実施形態と比較して規定信号r#及び切替信号c#が異なる。
図7を用いて本実施形態の規定信号r#及び切替信号c#について説明する。詳しくは、図7(a)に、規定信号r#の推移を示し、図7(b)に、駆動信号g#の推移を示し、図7(c)に、異常判定信号f#の推移を示し、図7(d)に、切替信号c#の推移を示し、図7(e)に、伝播信号x#の推移を示す。
図示される例では、規定信号r#は、長さの異なる複数のオン指令期間Taを含む。図示される例では、スイッチング素子S#が正常である時刻t10までの期間に、互いに長さが異なる第1~第3オン指令期間Ta1~Ta3を含む。第1オン指令期間Ta3と、第2オン指令期間Ta4と、第3オン指令期間Ta5とは、この順に長さが短くなっている。なお、図示される例では、オフ指令期間Tbの長さは一定となっている。
また、本実施形態では、スイッチング素子S#が正常である場合、切替信号c#は、所定の規定周期Tc毎に論理「H」と論理「L」とが切り替わる。規定周期Tcは、第1~第3オン指令期間Ta1~Ta3のうちの最短期間である第3オン指令期間Ta3よりも短く設定されている。そのため、第1~第3オン指令期間Ta1~Ta3には、切替信号c#が論理「H」となる期間が少なくとも1つ含まれる。一方、スイッチング素子S#に異常が発生した場合、切替信号c#は、常に論理「H」となる。
マイコン20は、図7(d)、(e)に破線で示すように、伝播信号x#が論理「H」となる期間が、規定周期Tcを超えたと判定した場合、スイッチング素子S#に異常が発生したことを検出することができる。
以上説明した本実施形態によれば、切替信号c#の規定周期Tcが、オン指令期間Taの最短期間よりも短く設定されている。そのため、オン指令期間Taには、切替信号c#が論理「H」となる期間を少なくとも1つ含めることができ、オン指令期間Taに発生したスイッチング素子S#の異常を早期に伝播することができる。
本実施形態では、切替信号c#が規定周期Tcで論理「H」と論理「L」とが切り替わるため、オフ指令期間Tbにおいても切替信号c#が論理「H」となる。そのため、オン指令期間Taに発生したスイッチング素子S#の異常だけでなく、オフ指令期間Tbに発生したスイッチング素子S#の異常を、早期に伝播することができる。
(第6実施形態)
以下、第6実施形態について、先の第2実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。本実施形態では、先の第2実施形態と比較して切替信号c#が異なる。
図8を用いて本実施形態の切替信号c#について説明する。詳しくは、図8(a)に、規定信号r#の推移を示し、図8(b)に、駆動信号g#の推移を示し、図8(c)に、異常判定信号f#の推移を示し、図8(d)に、切替信号c#の推移を示し、図8(e)に、伝播信号x#の推移を示す。
本実施形態では、スイッチング素子S#が正常である場合、切替信号c#は、オン指令期間Taの開始タイミングと終了タイミングに論理「H」となり、その他の期間において、論理「L」となる。なお、切替信号c#が論理「H」となる期間Tdは、オン指令期間Ta及びオフ指令期間Tbよりも短い。一方、スイッチング素子S#に異常が発生した場合、切替信号c#は、常に論理「L」となる。
マイコン20は、伝播信号x#が論理「H」となる期間が、規定周期Tnを超えたと判定した場合、スイッチング素子S#に異常が発生したことを検出することができる。具体的には、図8(d)、(e)に破線で示すように、マイコン20は、規定信号r#により定まるオン指令期間Taの終了タイミングに、伝播信号x#が論理「L」とならないことを検出することにより、スイッチング素子S#に異常が発生したことを検出することができる。
以上説明した本実施形態によれば、オン指令期間Taの開始タイミング及び終了タイミングに、すなわち、オン指令期間Taの開始タイミング及びオフ指令期間Tbの開始タイミングに、切替信号c#が論理「H」となる。そのため、オン指令期間Taとオフ指令期間Tbとの両方において、スイッチング素子S#に異常が発生したことを伝播することができ、スイッチング素子S#に異常が発生したことを早期に伝播することができる。
(第7実施形態)
以下、第7実施形態について、先の第2実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。本実施形態では、先の第2実施形態と比較して、インターフェース16の回路構成及び切替信号c#が異なる。
図9に示すように、高圧システムSyhは、更に、インダクタ素子58と、還流用ダイオード60と、平滑用コンデンサ62と、を含む。
インダクタ素子58は、第3抵抗体54と第2フォトカプラ34の第2発光ダイオード36との間に接続されており、第3抵抗体54、インダクタ素子58、第2発光ダイオード36及び第2駆動用スイッチング素子56の順に接続される直列回路を介して、高圧システム側電源50が高圧システムSyhのグランドと接続されている。なお、本実施形態において、高圧システムSyhのグランドの電圧が、「基準電圧」に相当する。
上記直列回路のうち、インダクタ素子58及び第2発光ダイオード36には、還流用ダイオード60が逆並列に接続されている。第2駆動用スイッチング素子56が切替信号c#によってオン状態とされると、インダクタ素子58に電流が流れ、インダクタ素子58に磁気エネルギが蓄積される。その後、第2駆動用スイッチング素子56が、切替信号c#によってオン状態からオフ状態へと切り替えられると、インダクタ素子58に起電力が生じる。これにより、インダクタ素子58、第2発光ダイオード36及び還流用ダイオード60を含む閉回路に還流電流i#が流れる。その結果、第2フォトカプラ34は、第2駆動用スイッチング素子56がオフ状態に切り替えられた後も、所定の閾値電流ikよりも大きい還流電流i#が流れる一定期間Tf(図10参照)に亘って、オン状態に維持される。なお、閾値電流ikの電流値は、第2フォトカプラ34により定まる。
なお、インダクタ素子58及び第2発光ダイオード36には、平滑用コンデンサ62が並列に接続されている。つまり、インダクタ素子58及び第2発光ダイオード36の素子群と、還流用ダイオード60と、平滑用コンデンサ62と、を含む逆並列回路66が構成されている。
図10を用いて本実施形態の切替信号c#について説明する。詳しくは、図10(a)に、規定信号r#の推移を示し、図10(b)に、駆動信号g#の推移を示し、図10(c)に、異常判定信号f#の推移を示し、図10(d)に、切替信号c#の推移を示し、図10(e)に、還流電流i#の推移を示し、図10(f)に、伝播信号x#の推移を示す。
本実施形態では、スイッチング素子S#が正常である場合、切替信号c#は、所定の規定周期Te毎に論理「H」と論理「L」とが切り替わる。切替信号c#において、論理「H」の期間の長さと、論理「L」の期間の長さとは等しく、共にTe/2である。
本実施形態では、切替信号c#における論理「L」の期間の長さTe/2が、一定期間Tfよりも短くなるように、規定周期Teが設定されている。そのため、スイッチング素子S#が正常である期間において、還流電流i#は常に閾値電流ikよりも大きくなり、第2フォトカプラ34がオン状態に維持される。この結果、スイッチング素子S#が正常である期間において、伝播信号x#が常に論理「L」となる。
一方、スイッチング素子S#に異常が発生した場合、切替信号c#は、常に論理「L」となる。還流電流i#は、スイッチング素子S#が正常である期間において、切替信号c#が最後に論理「L」に切り替えられたタイミングから一定期間Tf経過した時刻t14に閾値電流ikまで低下し、これにより、伝播信号x#が論理「H」に切り替わる。そのため、伝播信号x#が論理「H」に切り替わる時刻t14は、スイッチング素子S#に異常が発生した時刻t4から、遅延時間Tgだけ遅くなる。
マイコン20は、伝播信号x#が論理「H」に切り替わったことを検出することにより、スイッチング素子S#に異常が発生したことを検出することができる。
以上説明した本実施形態によれば、インダクタ素子58と還流用ダイオード60とを備える。そのため、切替信号c#が論理「L」となり、高圧システム側電源50から第2フォトカプラ34の第2発光ダイオード36に電流が流れない期間にも、第2発光ダイオード36に還流電流を流すことができ、第2フォトカプラ34をオン状態とすることができる。これにより、第2フォトカプラ34における電力消費を抑制しつつ、スイッチング素子S#に異常が発生したか否かを伝播する期間を延長することができる。
特に本実施形態では、切替信号c#における論理「L」の期間の長さTe/2が、一定期間Tfよりも短くなるように、規定周期Teが設定されている。そのため、スイッチング素子S#が正常である期間において、第2フォトカプラ34を常にオン状態とすることができる。これにより、スイッチング素子S#に異常が発生したか否かを常時伝播することができる。
(第8実施形態)
以下、第8実施形態について、先の第7実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。本実施形態では、先の第7実施形態と比較して、高圧システムSyh側の回路構成が異なる。
図11に示すように、高圧システムSyhは、放電用スイッチング素子64を含む。放電用スイッチング素子64は、逆並列回路66と高圧システムSyhのグランドとの間に接続されている。駆動回路DUの放電信号生成回路72は、逆並列回路66の電荷を放電するための放電信号h#を生成し、インターフェース16に出力する。放電用スイッチング素子64のゲートには放電信号h#が入力されており、放電信号h#によってオン状態とオフ状態との切り替えがなされる。なお、本実施形態では、放電信号生成回路72が、「放電信号生成部」に相当する。
図12を用いて本実施形態の放電信号h#について説明する。詳しくは、図12(a)に、規定信号r#の推移を示し、図12(b)に、駆動信号g#の推移を示し、図12(c)に、異常判定信号f#の推移を示し、図12(d)に、切替信号c#の推移を示し、図12(e)に、還流電流i#の推移を示し、図12(f)に、放電信号h#の推移を示し、図12(g)に、伝播信号x#の推移を示す。
放電信号h#は、論理「H」及び論理「L」の2値からなる信号であり、スイッチング素子S#が正常である場合に論理「L」となり、スイッチング素子S#に異常が発生した場合に、論理「H」に切り替えられる。放電信号h#が論理「L」であると、放電用スイッチング素子64がオフ状態となる。この場合、逆並列回路66の電荷が高圧システムSyhのグランドに放電されない。そのため、上述したように、スイッチング素子S#が正常である期間において、第2フォトカプラ34がオン状態に維持される。
一方、放電信号h#が論理「H」であると、放電用スイッチング素子64がオン状態となる。この場合、逆並列回路66の電荷が高圧システムSyhのグランドに放電される。そのため、切替信号c#が論理「L」に切り替えられてから一定期間Tf内であっても、還流電流i#が流れることが抑制され、第2フォトカプラ34がオフ状態となる。この結果、伝播信号x#が論理「L」に切り替えられる。
以上説明した本実施形態によれば、放電用スイッチング素子64と放電信号生成回路72とを備える。そのため、スイッチング素子S#に異常が発生した場合に、放電信号h#を切り替えることで、伝播信号x#を論理「L」に切り替えることができる。そのため、放電用スイッチング素子64と放電信号生成回路72とを備えない第7実施形態の構成のように、スイッチング素子S#に異常が発生した時刻t4と伝播信号x#が論理「H」に切り替わる時刻t14との間の遅延時間Tg(図10参照)を短縮することができ、スイッチング素子S#に異常が発生したことを早期に伝播することができる。
(その他の実施形態)
上記実施形態において、伝播対象信号は、低圧システムSylから高圧システムSyhに伝播されてもよい。この場合、伝播対象となる情報は、例えば、スイッチング素子S#のスイッチング速度の情報としてもよい。具体的には、スイッチング速度を高速度とする旨の第1の情報を伝播する場合、所定の規定周期毎に論理「H」と論理「L」とが切り替わる。一方、スイッチング速度を低速度とする旨の第2の情報を伝播する場合、常に論理「L」又は論理「H」となる。また、高圧システムSyhから低圧システムSylに伝播され、その後、低圧システムSylから高圧システムSyhに再度伝播されてもよければ、低圧システムSylから高圧システムSyhに伝播され、その後、高圧システムSyhから低圧システムSylに再度伝播されてもよい。
第1実施形態において、規定信号r#の論理値と伝播信号x#(切替信号c#)の論理値との相違に基づいて、スイッチング素子S#に異常が発生したことを検出する回路は、排他的論理和回路に限られない。例えば、否定排他的論理和回路であってもよい。
第7、8実施形態において、インダクタ素子58が第2フォトカプラ34の第2発光ダイオード36の高圧側に接続される形態を例示したが、これに限られない。第2発光ダイオード36の低圧側、つまり、第2発光ダイオード36と第2駆動用スイッチング素子56との間に接続されていてもよい。
第1~5実施形態において、絶縁素子がフォトカプラである形態を例示したが、これに限られない。絶縁素子は磁気カプラであってもよい。図13は、第2実施施形態に相当するその他の実施形態に係るインターフェース16の回路構成図である。インターフェース16は、高圧システムSyhと低圧システムSylとを絶縁する磁気カプラ80、82を備えている。
磁気カプラ82は、第3、第4駆動用スイッチング素子84、86と、第1、第2磁気回路88、90と、第5、第6駆動用スイッチング素子92、94と、を含む。高圧システムSyhでは、第3駆動用スイッチング素子84を介して、高圧システム側電源50が第1磁気回路88と接続されており、第4駆動用スイッチング素子86を介して、第1磁気回路88が高圧システムSyhのグランドと接続されている。そして、この第3、第4駆動用スイッチング素子84、86のゲートが駆動回路DUに接続されている。第3、第4駆動用スイッチング素子84、86のゲートには、駆動回路DUから切替信号c#が入力されており、この切替信号c#によってオン状態とオフ状態との切り替えがなされる。
具体的には、切替信号c#が論理「L」となると、第3駆動用スイッチング素子84がオフ状態となり、第4駆動用スイッチング素子86がオン状態となる。この場合には、第1磁気回路88に高圧システムSyhの接地電圧が入力され、第1磁気回路88内のコイルに電流が流れない。一方、切替信号c#が論理「H」となると、第3駆動用スイッチング素子84がオン状態となり、第4駆動用スイッチング素子86がオフ状態となる。この結果、第1磁気回路88に高圧システム側電源50の電圧が入力され、第1磁気回路88内のコイルに電流が流れる。第1磁気回路88と第2磁気回路90とは、変圧装置を形成しており、第1磁気回路88内のコイルに電流が流れると、第2磁気回路90内のコイルに電流が流れる。
低圧システムSylでは、第5駆動用スイッチング素子92を介して、低圧システム側電源40がマイコン20と接続されており、第6駆動用スイッチング素子94を介して、マイコン20が低圧システムSylのグランドと接続されている。そして、この第5、第6駆動用スイッチング素子92、94のゲートが第2磁気回路90に接続されている。第5、第6駆動用スイッチング素子92、94のゲートには、第2磁気回路90内のコイルに流れる電流に基づいて、第2磁気回路90から制御信号が入力されており、この制御信号によってオン状態とオフ状態との切り替えがなされる。
具体的には、第5駆動用スイッチング素子92がオン状態となり、第6駆動用スイッチング素子94がオフ状態となると、マイコン20に低圧システム側電源40の電圧が入力される。すなわち、伝播信号x#が論理「H」となる。一方、第5駆動用スイッチング素子92がオフ状態となり、第6駆動用スイッチング素子94がオン状態となると、マイコン20に低圧システムSylの接地電圧が入力される。すなわち、伝播信号x#が論理「L」となる。なお、磁気カプラ80の構造は、磁気カプラ82と同様であるため説明を省略する。
磁気カプラ80、82では、第1磁気回路88と第2磁気回路90とが変圧装置を形成している。これにより、高圧システムSyhと低圧システムSylとを絶縁しつつ、切替信号c#を伝播することができる。また、磁気カプラ80、82では、スイッチング素子S#が正常である期間において、切替信号c#にオフ指令期間Tbが含まれることで、第1、第2磁気回路88、90における電力消費を抑制することができる。
上記実施形態において、マイコン20が規定信号r#を生成しなくてもよい。つまり、駆動回路DU自体が駆動信号g#を生成してもよい。この場合、マイコン20は、駆動回路DUから駆動信号g#を取得してもよい。この場合、駆動信号g#が期間信号となる。また、例えば、駆動信号g#の周期が予め規定されているような場合には、マイコン20は、駆動信号g#を必ずしも取得しなくてもよい。
12…インバータ、16…インターフェース、20…マイコン、34…フォトカプラ、切替信号生成回路…70、100…制御システム、DU…駆動回路、Syh…高圧システム、Syl…低圧システム、Ta…オン指令期間、Tb…オフ指令期間、c#…切替信号。

Claims (12)

  1. 論理「H」及び論理「L」の2値の切替信号(c#)を、絶縁素子(34)を介して高圧システム(Syh)及び低圧システム(Syl)のいずれか一方のシステムから他方のシステムへと伝播する信号伝播装置(100)において、
    前記絶縁素子は、前記一方のシステムに設けられる発光ダイオード(36)、及び前記他方のシステムに設けられるフォトトランジスタ(37)を含むフォトカプラであり、
    前記一方のシステムに設けられ、オン状態にされることにより電源(50)から前記発光ダイオードに電流を流し、オフ状態にされることにより前記電源から前記発光ダイオードへと電流を流さないようにするスイッチング素子(56)と、
    前記一方のシステムに設けられ、前記切替信号として、前記スイッチング素子のゲートに入力されて前記スイッチング素子をオン状態にする第1論理信号、又は前記スイッチング素子のゲートに入力されて前記スイッチング素子をオフ状態にする前記第1論理信号とは異なる論理の第2論理信号を生成する切替信号生成部(70)を備え、
    前記切替信号生成部は、前記一方のシステムが異常であることを示す第1の情報を前記他方のシステムに伝播する場合、前記切替信号として、前記第2論理信号を生成し、前記一方のシステムが正常であることを示す第2の情報を前記他方のシステムに伝播する場合、前記切替信号として、前記第1論理信号及び前記第2論理信号が交互に切り替わる信号を生成する信号伝播装置。
  2. 前記切替信号生成部は、前記第2の情報を前記他方のシステムに伝播する場合、前記切替信号として、前記第1論理信号及び前記第2論理信号からなる規定周期(Tn)を有する信号を生成し、
    前記一方のシステムに設けられ、論理「H」及び論理「L」の2値の駆動信号(g#)であって、前記一方のシステムを駆動させる第3論理信号、及び前記一方のシステムの駆動を停止させる前記第3論理信号とは異なる論理の第4論理信号からなる前記規定周期を有する駆動信号を取得する駆動信号取得部(74)を備え、
    前記切替信号生成部は、前記第2の情報を前記他方のシステムに伝播する期間において、前記切替信号として、前記駆動信号が前記第3論理信号である期間に前記第1論理信号となり、前記駆動信号が前記第4論理信号である期間に前記第2論理信号となる信号を生成する請求項1に記載の信号伝播装置。
  3. 前記他方のシステムに設けられ、論理「H」及び論理「L」の2値の期間信号(r#)であって、前記駆動信号が前記第3論理信号である期間に第5論理信号となり、前記駆動信号が前記第4論理信号である期間に前記第5論理信号とは異なる論理の第6論理信号となる期間信号を取得する期間信号取得部(22)と、
    前記他方のシステムに設けられ、前記期間信号の論理値と前記切替信号の論理値との相違に基づいて、前記第1の情報を検出するための検出信号(z#)を生成する検出信号生成部(48)と、
    を備える請求項2に記載の信号伝播装置。
  4. 前記切替信号生成部は、前記第2の情報を前記他方のシステムに伝播する場合、前記切替信号として、前記第1論理信号及び前記第2論理信号からなる規定周期(Tn)を有する信号を生成し、
    前記一方のシステムに設けられ、論理「H」及び論理「L」の2値の駆動信号(g#)であって、前記一方のシステムを駆動させる第3論理信号、及び前記一方のシステムの駆動を停止させる前記第3論理信号とは異なる論理の第4論理信号からなる前記規定周期を有する駆動信号を取得する駆動信号取得部(74)を備え、
    前記切替信号生成部は、前記第2の情報を前記他方のシステムに伝播する期間において、前記切替信号として、前記駆動信号が前記第4論理信号である期間の一部に、前記第1論理信号を生成し、その他の期間に、前記第2論理信号を生成する請求項1に記載の信号伝播装置。
  5. 前記第2の情報を前記他方のシステムに伝播する期間において、前記第1論理信号の開始タイミングは、前記第4論理信号の開始タイミングに等しい請求項4に記載の信号伝播装置。
  6. 前記切替信号生成部は、前記第2の情報を前記他方のシステムに伝播する場合、前記切替信号として、前記第1論理信号及び前記第2論理信号からなる規定周期(Tn)を有する信号を生成し、
    前記一方のシステムに設けられ、論理「H」及び論理「L」の2値の駆動信号(g#)であって、前記一方のシステムを駆動させる第3論理信号、及び前記一方のシステムの駆動を停止させる前記第3論理信号とは異なる論理の第4論理信号からなる前記規定周期を有する駆動信号を取得する駆動信号取得部(74)を備え、
    前記切替信号生成部は、前記第2の情報を前記他方のシステムに伝播する期間において、前記切替信号として、前記駆動信号が前記第3論理信号である期間に前記第2論理信号となり、前記駆動信号が前記第4論理信号である期間に前記第1論理信号となる信号を生成する請求項1に記載の信号伝播装置。
  7. 前記切替信号生成部は、前記第2の情報を前記他方のシステムに伝播する場合、前記切替信号として、前記第1論理信号及び前記第2論理信号からなる規定周期(Tn)を有する信号を生成し、
    前記一方のシステムに設けられ、論理「H」及び論理「L」の2値の駆動信号(g#)であって、前記一方のシステムを駆動させる第3論理信号、及び前記一方のシステムの駆動を停止させる前記第3論理信号とは異なる論理の第4論理信号からなる駆動信号を取得する駆動信号取得部(74)を備え、
    前記駆動信号は、前記第3論理信号となる複数の駆動期間であって、互いに長さの異なる複数の駆動期間を含み、
    前記規定周期は、前記駆動期間の最短期間よりも短く設定されている請求項1に記載の信号伝播装置。
  8. 前記切替信号生成部は、前記第2の情報を前記他方のシステムに伝播する場合、前記切替信号として、前記第1論理信号及び前記第2論理信号からなる規定周期(Tn)を有する信号を生成し、
    前記一方のシステムに設けられ、論理「H」及び論理「L」の2値の駆動信号(g#)であって、前記一方のシステムを駆動させる第3論理信号、及び前記一方のシステムの駆動を停止させる前記第3論理信号とは異なる論理の第4論理信号からなる前記規定周期を有する駆動信号を取得する駆動信号取得部(74)を備え、
    前記切替信号生成部は、前記第2の情報を前記他方のシステムに伝播する期間において、前記切替信号として、前記駆動信号が前記第3論理信号である期間の開始タイミングと終了タイミングに前記第1論理信号となり、その他の期間に前記第2論理信号となる信号を生成する請求項1に記載の信号伝播装置。
  9. 前記一方のシステムに設けられ、前記発光ダイオードと直列に接続されるインダクタ素子(58)と、
    前記一方のシステムに設けられ、前記発光ダイオードと前記インダクタ素子とを含む素子群の高圧側又は低圧側に直列に接続され、前記切替信号により前記絶縁素子を駆動させるオン状態と、前記絶縁素子の駆動を停止させるオフ状態とが切り替わる駆動用スイッチング素子(56)と、
    前記一方のシステムに設けられ、前記素子群に逆並列に接続される還流用ダイオード(60)と、
    を備える請求項1から請求項8までのいずれか一項に記載の信号伝播装置。
  10. 前記一方のシステムに設けられ、前記素子群と前記還流用ダイオードとの逆並列回路と所定の基準電圧との間に接続される放電用スイッチング素子(64)と、
    前記一方のシステムに設けられ、前記第2の情報を前記他方のシステムに伝播する期間において、前記放電用スイッチング素子をオフ状態に維持し、前記第2の情報を前記他方のシステムに伝播する期間の終了タイミングにおいて、前記放電用スイッチング素子をオン状態に切り替えて、前記逆並列回路の電荷を前記基準電圧に放電するための放電信号を生成する放電信号生成部(72)と、
    を備える請求項9に記載の信号伝播装置。
  11. 論理「H」及び論理「L」の2値の切替信号(c#)を、絶縁素子(82)を介して高圧システム(Syh)及び低圧システム(Syl)のいずれか一方のシステムから他方のシステムへと伝播する信号伝播装置(100)において、
    前記絶縁素子は、前記一方のシステムに設けられる第1磁気回路(88)、及び前記他方のシステムに設けられる第2磁気回路(90)を含む磁気カプラであり、
    前記一方のシステムに設けられ、オン状態にされることにより電源(50)から前記第1磁気回路に電流を流し、オフ状態にされることにより前記電源から前記第1磁気回路へと電流を流さないようにするスイッチング素子(84)と、
    前記一方のシステムに設けられ、前記切替信号として、前記スイッチング素子のゲートに入力されて前記スイッチング素子をオン状態にする第1論理信号、又は前記スイッチング素子のゲートに入力されて前記スイッチング素子をオフ状態にする前記第1論理信号とは異なる論理の第2論理信号を生成する切替信号生成部(70)を備え、
    前記切替信号生成部は、前記一方のシステムが異常であることを示す第1の情報を前記他方のシステムに伝播する場合、前記切替信号として、前記第2論理信号を生成し、前記一方のシステムが正常であることを示す第2の情報を前記他方のシステムに伝播する場合、前記切替信号として、前記第1論理信号及び前記第2論理信号が交互に切り替わる信号を生成する信号伝播装置。
  12. 論理「H」及び論理「L」の2値の切替信号(c#)を、絶縁素子(34)を介して高圧システム(Syh)及び低圧システム(Syl)のいずれか一方のシステムから他方のシステムへと伝播する信号伝播装置(100)において、
    前記絶縁素子はフォトカプラであり、
    前記一方のシステムに設けられ、前記切替信号として、前記絶縁素子を駆動させる第1論理信号、又は前記絶縁素子の駆動を停止させる前記第1論理信号とは異なる論理の第2論理信号を生成する切替信号生成部(70)と、
    前記一方のシステムに設けられ、前記フォトカプラの発光ダイオードと直列に接続されるインダクタ素子(58)と、
    前記一方のシステムに設けられ、前記発光ダイオードと前記インダクタ素子とを含む素子群の高圧側又は低圧側に直列に接続され、前記切替信号により前記絶縁素子を駆動させるオン状態と、前記絶縁素子の駆動を停止させるオフ状態とが切り替わる駆動用スイッチング素子(56)と、
    前記一方のシステムに設けられ、前記素子群に逆並列に接続される還流用ダイオード(60)と、を備え、
    前記切替信号生成部は、第1の情報を前記他方のシステムに伝播する場合、前記切替信号として、前記第1論理信号又は前記第2論理信号を生成し、前記第1の情報とは異なる第2の情報を前記他方のシステムに伝播する場合、前記切替信号として、前記第1論理信号及び前記第2論理信号からなる規定周期(Tn)を有する信号を生成する信号伝播装置。
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