JP7074313B2 - 包装用容器 - Google Patents
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Description
上記凹部は、底壁と、上記底壁の周縁から立ち上がる側壁と、を備えている。上記側壁は、対向する一対の第1壁と、対向する一対の第2壁と、上記第1壁と上記第2壁とをつなぐコーナー壁と、を備えている。上記第1壁と上記第2壁とは、上記凹部の内側へ突き出る爪部と、上記爪部から延びた下方延長部と、を備えている。上記コーナー壁は、一方の上記フランジ部側から上記底壁側へ延びた斜面で構成された面取り部と、この面取り部の上記底壁側の端から上記底壁側へ延びた下方延長部と、を備えている。上記爪部は、一方の上記フランジ部側から上記底壁側へ延びた斜面で構成された面取り部と、この面取り部の上記底壁側の端から上記凹部の外側へ延びた爪下部と、を備えている。上記第1壁及び上記第2壁の上記下方延長部は、上記爪下部の端から上記底壁側へ延びている。上記第1壁の上記斜面の上記底壁側の上記端と上記第2壁の上記斜面の上記底壁側の上記端とが同じ高さに設けられ、さらに上記第2壁の上記斜面の一方の上記フランジ部側の端が上記第1壁の上記斜面の一方の上記フランジ部側の端と比べて上記底壁側へずれて設けられて、上記第1壁の上記爪部と上記第2壁の上記爪部とは形状が異なっている。
上記凸部は先細で筒状の側壁を備え、上記凸部の上記側壁は、外側を臨む対向部と、この対向部から径を縮めながら延びたテーパー状の上端部と、を備えている。上記対向部は、上記上端部との境界部分を除いて、断面が弧状に延びる四つの曲面部と断面が直線状に延びる四つの平面部とが周方向に交互につながって構成されていて、上記上端部と上記平面部との境界部分は、上記上端部と上記平面部とが、上記平面部から外側へ延びる曲面を介してつながって外側へ突き出る爪部を構成している。
上記凸部の四つの上記爪部が上記凹部の四つの上記爪部の並びに合わせて設けられていて、上記凸部の上記爪部の先端の一部に直線状に形成されていて上記凹部への進入の際に上記凹部の上記爪部の先端に当たる当接部を備え、さらに上記固定部は上記凹部の上記爪部とこれに掛かる上記凸部の上記爪部とで成るロック部を四つ備えていることを特徴とする。ここで、『直線状』とは、真っ直ぐ延びた長い部分に限らず、筋状に延びた部分の内、短い部分として長手方向の一部を構成し、隣接する他の部分と延びる方向が異なるよう設けられた箇所、例えば点状の微細な部分を含む。
容器本体10は、カウンターなどに着地する底部110と、底部110の周縁から立ち上った側面部120と、側面部120の上端から外側へ延びて縁を形成するフランジ部(以下、本体フランジ部130と呼ぶ。)と、を備えている。
蓋体20は、容器本体10の口の上方で広がる天面部210と、天面部210の周縁から下方へ延びた側面部220と、側面部220の下端から外側へ延びて縁を形成するフランジ部(以下、蓋フランジ部230と呼ぶ。)と、を備えている。
以下、固定部の構造について説明する。
先ず、固定部の凹部40を説明する。図6の(a)は図4(b)の包装用容器1でC2-C2部分の拡大図であり、(b)は(a)を反転させた底面側を表す図である。図7の(a)と(b)は図6(a)に示す凹部40とその周辺を含めた本体フランジ部130の断面図であり、具体的には(a)が図6(a)のD1-D1線に沿った断面図であり、(b)が図6(a)のD2-D2線に沿った断面図である。凹部40は、底壁410と、底壁410の周縁から立ち上る側壁420と、を備えて、蓋当接部131の一部を下方へ凹ませた部分として形成されており、上に口を開けている。
周辺凹部60が凹部40に隣接して本体フランジ部130に窪んで設けられており、図7(b)に示すように、凹部40の底壁410と比べて浅く形成されて広がる浅底部610を備えている。周辺凹部60は、左右の第2壁422のそれぞれに隣接して設けられていて、各浅底部610の端が面取り部425につながっている。
次に凸部50について説明する。図8は図4(b)の包装用容器1でC3-C3部分の拡大図である。図9の(a)~(d)は図8に示す凸部50とその周辺を含めた蓋フランジ部230の断面図であり、具体的には(a)が図8のE1-E1線に沿った断面図であり、(b)が図8のE2-E2線に沿った断面図であり、(c)が図8のE3-E3線に沿った断面図であり、(d)が図8のE4-E4線に沿った断面図である。凸部50は、筒状に立ち上がる側壁510と、側壁510の高い側の開口を塞いでいる上面壁520と、を備えている。
トマトの包装を例に、包装用容器1の使用方法を説明する。開蓋状態の包装用容器1を作業用カウンターなどに置いて、所望の量目のトマトを容器本体10に入れる。蓋フランジ部230を本体フランジ部130に重ねるよう蓋体20を容器本体10の上に移動させ、さらに凸部50の先端側を凹部40の口に当てる。この状態では、凸部50のテーパー状の上端部513が凹側爪430周辺の面取り部425に接している。
Claims (2)
- 容器本体と、上記容器本体に被さる蓋体と、上記蓋体のフランジ部を上記容器本体のフランジ部に着脱自在に固定して蓋をした状態を維持する固定部と、を備え、
上記固定部が、上記容器本体及び上記蓋体の一方の上記フランジ部に形成された凹部と、上記容器本体及び上記蓋体の他方の上記フランジ部に形成されていて上記凹部に嵌る凸部とを備えた、包装用容器であって、
上記凹部は、底壁と、上記底壁の周縁から立ち上がる側壁と、を備え、
上記側壁は、対向する一対の第1壁と、対向する一対の第2壁と、上記第1壁と上記第2壁とをつなぐコーナー壁と、を備え、
上記第1壁と上記第2壁とは、上記凹部の内側へ突き出る爪部と、上記爪部から延びた下方延長部と、を備え、
上記コーナー壁は、一方の上記フランジ部側から上記底壁側へ延びた斜面で構成された面取り部と、この面取り部の上記底壁側の端から上記底壁側へ延びた下方延長部と、を備え、
上記爪部は、一方の上記フランジ部側から上記底壁側へ延びた斜面で構成された面取り部と、この面取り部の上記底壁側の端から上記凹部の外側へ延びた爪下部と、を備え、
上記第1壁及び上記第2壁の上記下方延長部は、上記爪下部の端から上記底壁側へ延びており、
上記第1壁の上記斜面の上記底壁側の上記端と上記第2壁の上記斜面の上記底壁側の上記端とが同じ高さに設けられ、さらに上記第2壁の上記斜面の一方の上記フランジ部側の端が上記第1壁の上記斜面の一方の上記フランジ部側の端と比べて上記底壁側へずれて設けられて、上記第1壁の上記爪部と上記第2壁の上記爪部とは形状が異なっており、
上記凸部は先細で筒状の側壁を備え、
上記凸部の上記側壁は、外側を臨む対向部と、この対向部から径を縮めながら延びたテーパー状の上端部と、を備え、
上記対向部は、上記上端部との境界部分を除いて、断面が弧状に延びる四つの曲面部と断面が直線状に延びる四つの平面部とが周方向に交互につながって構成されていて、
上記上端部と上記平面部との境界部分は、上記上端部と上記平面部とが、上記平面部から外側へ延びる曲面を介してつながって外側へ突き出る爪部を構成しており、
上記凸部の四つの上記爪部が上記凹部の四つの上記爪部の並びに合わせて設けられていて、上記凸部の上記爪部は先端の一部に直線状に形成されていて上記凹部への進入の際に上記凹部の上記爪部の先端に当たる当接部を備え、さらに上記固定部は上記凹部の上記爪部とこれに掛かる上記凸部の上記爪部とで成るロック部を四つ備えていることを特徴とする、包装用容器。 - 上記凹部に隣接して一方の上記フランジ部に設けられていて、上記底壁よりも浅く形成された浅底部を有する指当て部を備え、
上記第2壁の上記面取り部が上記浅底部の端から上記底壁側へ延びており、
上記指当て部は、一方の上記第2壁側と、他方の上記第2壁側とに設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の包装用容器。
Priority Applications (1)
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2017203992A JP7074313B2 (ja) | 2017-10-20 | 2017-10-20 | 包装用容器 |
Publications (2)
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JP2019077455A JP2019077455A (ja) | 2019-05-23 |
JP7074313B2 true JP7074313B2 (ja) | 2022-05-24 |
Family
ID=66627243
Family Applications (1)
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JP2017203992A Active JP7074313B2 (ja) | 2017-10-20 | 2017-10-20 | 包装用容器 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP7074313B2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2004299735A (ja) | 2003-03-31 | 2004-10-28 | Osaka Package Kk | 卵包装用容器およびその蓋閉じ装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5743213U (ja) * | 1980-08-16 | 1982-03-09 | ||
CA2043711C (en) * | 1991-05-31 | 1998-05-19 | Donald K. Hexamer | Locking means for display package |
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2017
- 2017-10-20 JP JP2017203992A patent/JP7074313B2/ja active Active
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2004299735A (ja) | 2003-03-31 | 2004-10-28 | Osaka Package Kk | 卵包装用容器およびその蓋閉じ装置 |
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