JP7070007B2 - 生成プログラム、生成方法、ルール作成方法および情報処理装置 - Google Patents

生成プログラム、生成方法、ルール作成方法および情報処理装置 Download PDF

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本発明は、生成プログラム、生成方法、ルール作成方法および情報処理装置に関する。
医事会計システムは、数年に一度、機器の老朽化に合わせて新システムへの切り替えが行われることが多い。新システムへの切り替えの際には、旧システムに入力された患者情報や会計情報などを引き継ぐ必要があるため、旧システムから新システムへのデータ移行が行われる。
先行技術としては、入力された電子レセプトデータファイルに含まれる全てのレコードの項目数を統一させ、電子レセプトデータが請求ファイル単位・レセプト単位・診療識別単位・診療報酬明細単位で識別できる処理番号を各レコードに付与するものがある。また、医療情報から作成された分析専用データを用いて、医療機関の医療情報を対象とした分析処理を行って、分析結果データを医療機関のシステムへ送信する技術がある。また、CSV(Comma Separated Value)形式の増減点連絡書データを利用したレセプト分析を行うための技術がある。
特開2015-52847号公報 特開2014-137698号公報 特開2016-224555号公報
しかしながら、従来技術では、医事会計システムを切り替えるにあたり、旧システムから新システムへのデータ移行を行うことが困難な場合がある。例えば、新旧システムが異なるベンダーのものである場合には、会計情報のフォーマットが異なり、旧システムの会計情報をそのままの状態で新システムの会計情報として移行することができない。
一つの側面では、本発明は、医事会計システムとは異なるフォーマットで管理された他の医事会計システムの会計情報を、医事会計システムにデータ移行することなく、他の医事会計システムから医事会計システムへの切り替えを行うことができることを目的とする。
1つの実施態様では、医事会計に関する会計情報を、国が指定したレイアウトのレセプトデータに、第1の変換ルールにより変換する医事会計システムのコンピュータに、他の医事会計システムが前記レイアウトに基づき生成したレセプトデータを取得し、前記医事会計システムとは異なるフォーマットで管理された前記他の医事会計システムの会計情報をデータ移行することなく、前記第1の変換ルールによる変換の逆変換となる第2の変換ルールと、取得した前記レセプトデータとに基づいて、前記医事会計システムのフォーマットに合致した新たな会計情報を生成し、生成した前記新たな会計情報を、前記他の医事会計システムから前記医事会計システムへの移行データとして出力する、処理を実行させる生成プログラムが提供される。
また、1つの実施態様では、医事会計システムの会計情報を国が指定したレイアウトのレセプトデータに変換する第1の変換ルールを参照して、前記会計情報を前記レセプトデータに変換する際の変換処理のタイプ、および、前記会計情報において診療行為を識別するコードと前記レセプトデータにおいて診療行為を識別するコードとの対応関係を特定し、特定した前記タイプおよび前記対応関係に基づいて、前記第1の変換ルールによる変換の逆変換となる第2の変換ルールを作成する、ルール作成方法が提供される。
本発明の一側面によれば、医事会計システムとは異なるフォーマットで管理された他の医事会計システムの会計情報を、医事会計システムにデータ移行することなく、他の医事会計システムから医事会計システムへの切り替えを行うことができる。
図1は、実施の形態にかかる生成方法の一実施例を示す説明図である。 図2Aは、会計情報からレセプトデータへの変換例を示す説明図(その1)である。 図2Bは、会計情報からレセプトデータへの変換例を示す説明図(その2)である。 図2Cは、会計情報からレセプトデータへの変換例を示す説明図(その3)である。 図3は、情報処理装置101のハードウェア構成例を示すブロック図である。 図4は、レセプト電算変換マスタテーブル400の記憶内容の一例を示す説明図である。 図5は、逆レセプト電算変換マスタテーブル500の記憶内容の一例を示す説明図である。 図6は、情報処理装置101の機能的構成例を示すブロック図である。 図7は、第2の変換ルールR2の作成例を示す説明図である。 図8は、レセプトデータRd’から会計情報Adへの変換例を示す説明図である。 図9は、情報処理装置101のルール作成処理手順の一例を示すフローチャートである。 図10は、変換タイプが「1」の場合のデータ領域展開処理の具体的処理手順の一例を示す説明図である。 図11は、変換タイプが「2」の場合のデータ領域展開処理の具体的処理手順の一例を示す説明図である。 図12は、情報処理装置101の会計情報生成処理手順の一例を示すフローチャートである。 図13は、変換タイプが「1」の場合の逆変換処理の具体的処理手順の一例を示す説明図である。 図14は、変換タイプが「2」の場合の逆変換処理の具体的処理手順の一例を示す説明図である。
以下に図面を参照して、本発明にかかる生成プログラム、生成方法、ルール作成方法および情報処理装置の実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
図1は、実施の形態にかかる生成方法の一実施例を示す説明図である。図1において、情報処理装置101は、レセプトデータから会計情報を生成するコンピュータである。情報処理装置101は、例えば、医療機関のPC(Personal Computer)やサーバである。医療機関は、例えば、病院、診療所などである。
レセプトデータは、医療機関が診療報酬を請求するために使用するレセプト(診療報酬請求明細書)を電子化したものであり、国(厚生労働省)が指定したレイアウトで生成される。したがって、各医療機関において生成されるレセプトデータのデータ構造や記録形式は同じものとなる。
会計情報は、医療機関における医事会計に関する情報である。会計情報は、例えば、診療行為ごとの診療行為マスタ名称、診療行為マスタコード、点数(診療報酬点数)、金額などを含む。診療行為マスタ名称は、診療行為の名称である。診療行為マスタコードは、医事会計システムの会計情報において診療行為を識別するコードである。診療行為としては、例えば、診断、手術、注射、検査、処方などがある。
ここで、レセプトの電子化にあたり、国(厚生労働省)からレセプト電算マスタコードが発表された。レセプト電算マスタコードとは、レセプトデータにおいて診療行為を識別するコードである。一方、紙ファイルでのレセプトの提出が主であった医事会計システムにおいては、会計情報を独自のフォーマットで管理しており、診療行為マスタコードとレセプト電算マスタコードとを1対1に紐付けできない場合が多い。
ここで、図2A、図2Bおよび図2Cを用いて、会計情報からレセプトデータへの変換例について説明する。
図2A、図2Bおよび図2Cは、会計情報からレセプトデータへの変換例を示す説明図である。図2Aに示す例は、診療行為マスタコードとレセプト電算マスタコードとが1対1で紐付く場合の変換例である。
ここでは、診療行為A(診療行為マスタコード「00001」)のときは、レセプト電算マスタコード「90001」を記録すると変換ルールに規定されているとする。また、診療行為B(診療行為マスタコード「00002」)のときは、レセプト電算マスタコード「90002」を記録すると変換ルールに規定されているとする。
この場合、医事会計システムは、会計情報211に含まれる各診療行為マスタコードの診療行為に紐付くレセプト電算マスタコードをレセプトデータ212に記録する。
図2Bに示す例は、診療行為マスタコードとレセプト電算マスタコードとが多対1で紐付く場合、すなわち、1対1で紐付かない場合の変換例である。ここでは、レセプト電算マスタコード「90003」の診療行為について、医事会計システムの都合上、会計情報では診療行為Cと診療行為Dとの組み合わせで入力する場合を想定する。
診療行為Dは、例えば、診療行為Cに対する乳幼児加算、時間加算などの点数の加算を表すためのものである。例えば、初診料(乳幼児)という診療行為を、医事会計システムの都合上、初診料(診療行為C)と乳幼児加算(診療行為D)という診療行為の組み合わせによって表す場合がある。
この場合、医事会計システムは、会計情報221に診療行為Cと診療行為Dとの組み合わせがあった場合、この組み合わせに紐付く一つのレセプト電算マスタコード「90003」をレセプトデータ222に記録する。このように、特定の診療行為に対して、何らかの加算がある場合に、会計情報とレセプトデータとで記録方法が異なることがある。
図2Cに示す例は、診療行為マスタコードとレセプト電算マスタコードとが1対多で紐付く場合、すなわち、1対1で紐付かない場合の変換例である。ここでは、レセプトデータではレセプト電算マスタコード「90005」、「90006」の組み合わせで表される診療行為について、医事会計システムの都合上、会計情報では診療行為E(診療行為マスタコード「00006」)で入力する場合を想定する。
この場合、医事会計システムは、会計情報231に診療行為Eがあった場合、複数のレセプト電算マスタコード「90005」、「90006」をレセプトデータ232に記録する。すなわち、会計情報231では、加算込みの診療行為で表しているのに対して、レセプトデータでは、診療行為と加算との組み合わせによって表している。
このように、会計情報とレセプトデータとで記録方法が異なることがあるため、医事会計システム上の診療行為マスタコードとレセプト電算マスタコードとを1対1に紐付けできない場合がある。このため、各医事会計システムで会計情報に独自の変換処理を行ってレセプトデータを生成して提出するという運用が行われている。
ところで、機器の老朽化等に合わせてシステム切り替えを行う場合、旧システムから新システムへのデータ移行が行われる。会計情報は、監査に使用するため、レセプトデータを提出した後も一定期間管理する必要がある。したがって、移行対象となる情報には、会計情報も含まれる。
しかし、新旧システム間で会計情報のデータ移行を行うことが困難なものとなることがある。例えば、新旧システムが同一ベンダーのものであれば、全てのデータフォーマットが共通のため、容易に会計情報のデータ移行を行うことができる。一方で、新旧システムが異なるベンダーのものである場合には、会計情報のフォーマットが異なるため、限られた情報(例えば、図2Aに示したような会計情報211)しかデータ移行することができない。
なお、旧システムの会計情報を、新システムの会計情報のフォーマットに合わせて人手により入力し直すことも考えられるが、時間や手間がかかる。また、他ベンダーの会計情報からレセプトデータへの変換ルールはわからないため、旧システムの会計情報を、直接的に新システムの会計情報に変換することはできない。
そこで、本実施の形態では、医事会計システム(新システム)とは異なるフォーマットで管理された他の医事会計システム(旧システム)の会計情報をデータ移行することなく、他の医事会計システムから医事会計システムへの切り替えを可能にする生成方法について説明する。
以下、情報処理装置101の処理例について説明する。情報処理装置101は、医療機関における切り替え後の医事会計システムSnewのコンピュータである。
(1)情報処理装置101は、他の医事会計システムSoldが生成したレセプトデータ110を取得する。他の医事会計システムSoldは、医療機関における切り替え前のシステムである。レセプトデータ110は、国(厚生労働省)が指定したレイアウトで生成されたレセプトの電子データである。
(2)情報処理装置101は、第1の変換ルールR1による変換の逆変換となる第2の変換ルールR2と、取得したレセプトデータ110とに基づいて、医事会計システムSnewのフォーマットに合致した新たな会計情報120を生成する。第1の変換ルールR1は、医事会計システムSnewの会計情報AdをレセプトデータRdに変換するためのルールである。
第2の変換ルールR2は、レセプトデータRdを医事会計システムSnewの会計情報Adに変換するためのルールである。ここで、レセプトデータRdは、国が指定したレイアウトで生成されるため、医事会計システムSnewと他の医事会計システムSoldとでレイアウトが同じである。
換言すれば、他の医事会計システムSoldのレセプトデータ110を逆変換することで、医事会計システムSnewの会計情報を得ることができる。すなわち、情報処理装置101は、医事会計システムSnewとは異なるフォーマットで管理された他の医事会計システムSoldの会計情報をデータ移行することなく、医事会計システムSnewのフォーマットに合致した新たな会計情報120を生成する。
(3)情報処理装置101は、生成した新たな会計情報120を、他の医事会計システムSoldから医事会計システムSnewへの移行データ130として出力する。移行データ130は、システム切り替えを行う際に旧システムから新システムに引き継ぐ情報であり、新システムで扱うフォーマットの情報である。
これにより、他の医事会計システムSoldが生成したレセプトデータ110から、医事会計システムSnewのフォーマットに合致した会計情報120を生成することができる。このため、医療機関においてシステム切り替えを行う際に、医事会計システムSnewとは異なるフォーマットで管理された他の医事会計システムSoldの会計情報をデータ移行することなく、他の医事会計システムSoldから医事会計システムSnewへの切り替えを行うことが可能となる。
(情報処理装置101のハードウェア構成例)
図3は、情報処理装置101のハードウェア構成例を示すブロック図である。図3において、情報処理装置101は、CPU(Central Processing Unit)301と、メモリ302と、ディスクドライブ303と、ディスク304と、I/F(Interface)305と、ディスプレイ306と、入力装置307と、を有する。また、各構成部はバス300によってそれぞれ接続される。
ここで、CPU301は、情報処理装置101の全体の制御を司る。CPU301は、複数のコアを有していてもよい。メモリ302は、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)およびフラッシュROMなどを有する記憶部である。具体的には、例えば、フラッシュROMやROMが各種プログラムを記憶し、RAMがCPU301のワークエリアとして使用される。メモリ302に記憶されるプログラムは、CPU301にロードされることで、コーディングされている処理をCPU301に実行させる。
ディスクドライブ303は、CPU301の制御に従ってディスク304に対するデータのリード/ライトを制御する。ディスク304は、ディスクドライブ303の制御で書き込まれたデータを記憶する。ディスク304としては、例えば、磁気ディスク、光ディスクなどが挙げられる。
I/F305は、通信回線を通じてネットワーク310に接続され、ネットワーク310を介して外部装置に接続される。そして、I/F305は、ネットワーク310と自装置内部とのインターフェースを司り、外部装置からのデータの入出力を制御する。ネットワーク310は、例えば、インターネット、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)などである。
ディスプレイ306は、カーソル、アイコンあるいはツールボックスをはじめ、文書、画像、機能情報などのデータを表示する表示装置である。ディスプレイ306としては、例えば、液晶ディスプレイ、CRT(Cathode Ray Tube)などを採用することができる。
入力装置307は、文字、数字、各種指示などの入力のためのキーを有し、データの入力を行う。入力装置307は、キーボードやマウスなどであってもよく、また、タッチパネル式の入力パッドやテンキーなどであってもよい。
なお、情報処理装置101は、上述した構成部のうち、例えば、ディスクドライブ303、ディスク304、ディスプレイ306、入力装置307などを有さないことにしてもよい。また、情報処理装置101は、上述した構成部のほかに、例えば、SSD(Solid State Drive)、スキャナ、プリンタなどを有することにしてもよい。
(レセプト電算変換マスタテーブル400の記憶内容)
図4を用いて、情報処理装置101が有するレセプト電算変換マスタテーブル400の記憶内容について説明する。レセプト電算変換マスタテーブル400は、図1に示した第1の変換ルールR1の一例である。レセプト電算変換マスタテーブル400は、例えば、図3に示したメモリ302、ディスク304などの記憶装置に記憶される。
図4は、レセプト電算変換マスタテーブル400の記憶内容の一例を示す説明図である。図4において、レセプト電算変換マスタテーブル400は、診療行為マスタコード、変換タイプおよびデータ領域のフィールドを有する。各フィールドに情報を設定することで、第1変換ルール(例えば、第1変換ルール400-1~400-4)がレコードとして記憶される。
ここで、診療行為マスタコードは、会計情報Adにおいて診療行為を識別するコードである。変換タイプは、会計情報AdをレセプトデータRdに変換する際の変換処理のタイプである。例えば、変換タイプ1は、多対1変換タイプを示す。多対1変換タイプは、会計情報Adでは複数マスタだが、レセプトデータRdでは1マスタで記録する際の変換タイプである(例えば、図2B参照)。変換タイプ2は、1対多変換タイプを示す。1対多変換タイプは、会計情報Adでは1マスタだが、レセプトデータRdでは複数マスタで記録する際の変換タイプである(例えば、図2C参照)。
データ領域は、変換に必要な情報を変換タイプに応じて登録するフィールドである。例えば、変換タイプ1のときは、データ領域には、診療行為マスタコード+レセプト電算マスタコードが登録される。変換タイプ2のときは、データ領域には、レセプト電算マスタコード+レセプト電算マスタコードが登録される。なお、0から始まるコードは、診療行為マスタコードを示す。9から始まるコードは、レセプト電算マスタコードを示す。
例えば、第1変換ルール400-1は、変換タイプ1(多対1変換タイプ)の変換ルールであり、診療行為マスタコード「00003」と診療行為マスタコード「00004」との組み合わせを、一つのレセプト電算マスタコード「90003」に変換するルールである。
(逆レセプト電算変換マスタテーブル500の記憶内容)
図5を用いて、情報処理装置101が有する逆レセプト電算変換マスタテーブル500の記憶内容について説明する。逆レセプト電算変換マスタテーブル500は、図1に示した第2の変換ルールR2の一例である。逆レセプト電算変換マスタテーブル500は、例えば、図3に示したメモリ302、ディスク304などの記憶装置に記憶される。
図5は、逆レセプト電算変換マスタテーブル500の記憶内容の一例を示す説明図である。図5において、逆レセプト電算変換マスタテーブル500は、レセプト電算マスタコード1、レセプト電算マスタコード2、レセプト電算マスタコード3、変換タイプ、診療行為マスタコード1、診療行為マスタコード2および診療行為マスタコード3のフィールドを有する。各フィールドに情報を設定することで、第2変換ルール(例えば、第2変換ルール500-1~500-4)がレコードとして記憶される。
ここで、レセプト電算マスタコード1,2,3は、レセプトデータRdにおいて診療行為を識別するコードである。変換タイプは、会計情報AdをレセプトデータRdに変換する際の変換処理のタイプである。診療行為マスタコード1,2,3は、会計情報Adにおいて診療行為を識別するコードである。
例えば、第2変換ルール500-1は、図4に示した第1変換ルール400-1による変換の逆変換となる変換ルールであり、一つのレセプト電算マスタコード「90003」を、診療行為マスタコード「00003」と診療行為マスタコード「00004」との組み合わせに変換するルールである。
(情報処理装置101の機能的構成例)
図6は、情報処理装置101の機能的構成例を示すブロック図である。図6において、情報処理装置101は、取得部601と、作成部602と、生成部603と、出力部604と、を含む。取得部601~出力部604は制御部となる機能であり、具体的には、例えば、図3に示したメモリ302、ディスク304などの記憶装置に記憶されたプログラムをCPU301に実行させることにより、または、I/F305により、その機能を実現する。各機能部の処理結果は、例えば、メモリ302、ディスク304などの記憶装置に記憶される。
取得部601は、医事会計システムSnewの会計情報Adを、国が指定したレイアウトのレセプトデータRdに変換するための第1の変換ルールR1を取得する。具体的には、例えば、取得部601は、図3に示した入力装置307を用いたユーザの操作入力により、第1の変換ルールR1を取得する。また、取得部601は、I/F305により、外部のコンピュータから受信することにより、第1の変換ルールR1を取得してもよい。
取得された第1の変換ルールR1は、例えば、図4に示したレセプト電算変換マスタテーブル400に記憶される。
作成部602は、第1の変換ルールR1による変換の逆変換となる第2の変換ルールR2を作成する。具体的には、例えば、作成部602は、図4に示したレセプト電算変換マスタテーブル400を参照して、第1の変換ルールR1の変換タイプ、および、診療行為マスタコードとレセプト電算マスタコードとの対応関係を特定する。
ここで、第1の変換ルールR1の変換タイプは、会計情報AdをレセプトデータRdに変換する際の変換処理のタイプである。診療行為マスタコードは、医事会計システムSnewの会計情報Adにおいて診療行為を識別するコードである。レセプト電算マスタコードは、レセプトデータRdにおいて診療行為を識別するコードである。
そして、作成部602は、特定した変換タイプ、および、診療行為マスタコードとレセプト電算マスタコードとの対応関係に基づいて、第2の変換ルールR2を作成する。より詳細に説明すると、作成部602は、例えば、特定した変換タイプの変換処理とは逆の変換処理が行われるように、レセプト電算マスタコードを、当該コードに対応する診療行為マスタコードに変換するための第2の変換ルールR2を作成する。
作成された第2の変換ルールR2は、例えば、図5に示した逆レセプト電算変換マスタテーブル500に記憶される。なお、第2の変換ルールR2の作成例については、図7を用いて後述する。
また、取得部601は、他の医事会計システムSoldが生成したレセプトデータRd’を取得する。具体的には、例えば、取得部601は、入力装置307を用いたユーザの操作入力により、レセプトデータRd’を取得する。また、取得部601は、I/F305により、外部のコンピュータから受信することにより、レセプトデータRd’を取得してもよい。
なお、他の医事会計システムSoldが生成したレセプトデータRd’の具体例については、図8を用いて後述する。
生成部603は、第1の変換ルールR1による変換の逆変換となる第2の変換ルールR2と、取得されたレセプトデータRd’とに基づいて、医事会計システムSnewのフォーマットに合致した会計情報Adを生成する。具体的には、例えば、生成部603は、図4に示したレセプト電算変換マスタテーブル400に基づいて、レセプトデータRd’を会計情報Adに変換する。
より詳細に説明すると、生成部603は、例えば、レセプト電算変換マスタテーブル400に基づいて、レセプトデータRd’に含まれるレセプト電算マスタコードを、当該コードに対応する診療行為マスタコードに変換する。なお、レセプト電算変換マスタテーブル400に基づくレセプトデータRd’から会計情報Adへの変換例については、図8を用いて後述する。
出力部604は、生成された会計情報を、他の医事会計システムSoldから医事会計システムSnewへの移行データとして出力する。移行データは、他の医事会計システムSoldから医事会計システムSnewに引き継ぐ情報であり、医事会計システムSnewで扱うフォーマットの情報である。
なお、出力部604の出力形式としては、例えば、メモリ302、ディスク304などの記憶装置への記憶、I/F305による外部のコンピュータへの送信、図3に示したディスプレイ306への表示、不図示のプリンタへの印刷出力などがある。
(第2の変換ルールR2の作成例)
つぎに、図7を用いて、第2の変換ルールR2の作成例について説明する。
図7は、第2の変換ルールR2の作成例を示す説明図である。図7において、レセプト電算変換マスタテーブル400内の第1変換ルール400-1~400-4が示されている。ここでは、第1変換ルール400-1,400-3を例に挙げて、第1変換ルール400-1,400-3による変換の逆変換となる第2変換ルール500-1,500-3をそれぞれ作成する場合について説明する。
まず、作成部602は、第1変換ルール400-1を参照して、変換タイプ1を特定する。変換タイプ1は、多対1変換タイプである。変換タイプ1のときは、データ領域には、診療行為マスタコード+レセプト電算マスタコードが登録される。このため、作成部602は、診療行為マスタコード「00003,00004」と、レセプト電算マスタコード「90003」との対応関係を特定する。
つぎに、作成部602は、逆レセプト電算変換マスタテーブル500内のレセプト電算マスタコード1に、レセプト電算マスタコード「90003」を設定する。また、作成部602は、逆レセプト電算変換マスタテーブル500内の診療行為マスタコード1,2に、レセプト電算マスタコード「90003」に対応する診療行為マスタコード「00003,00004」をそれぞれ設定する。また、作成部602は、逆レセプト電算変換マスタテーブル500内の変換タイプに「1」を設定する。
これにより、第1変換ルール400-1による変換の逆変換となる第2変換ルール500-1を作成することができる。
つぎに、作成部602は、第1変換ルール400-3を参照して、変換タイプ2を特定する。変換タイプ2は、1対多変換タイプである。変換タイプ2のときは、データ領域には、レセプト電算マスタコード+レセプト電算マスタコードが登録される。このため、作成部602は、診療行為マスタコード「00006」と、レセプト電算マスタコード「90005,90006」との対応関係を特定する。
そして、作成部602は、逆レセプト電算変換マスタテーブル500内のレセプト電算マスタコード1,2に、レセプト電算マスタコード「90005,90006」をそれぞれ設定する。また、作成部602は、逆レセプト電算変換マスタテーブル500内の診療行為マスタコード1に、レセプト電算マスタコード「90005,90006」に対応する診療行為マスタコード「00006」を設定する。また、作成部602は、逆レセプト電算変換マスタテーブル500内の変換タイプに「2」を設定する。
これにより、第1変換ルール400-3による変換の逆変換となる第2変換ルール500-3を作成することができる。
(レセプトデータRd’から会計情報Adへの変換例)
つぎに、図8を用いて、レセプト電算変換マスタテーブル400に基づくレセプトデータRd’から会計情報Adへの変換例について説明する。
図8は、レセプトデータRd’から会計情報Adへの変換例を示す説明図である。図8において、レセプトデータ810は、他の医事会計システムSoldが生成したレセプトデータRd’の一例である。レセプトデータ810は、レコード810-1~810-8を有する。
各レコード810-1~810-8は、レセプト電算マスタコードと点数とを含む。レセプト電算マスタコードは、レセプトデータRdにおいて診療行為を識別するコードである。点数は、診療報酬点数である。以下、レコード810-1,810-3,810-5を例に挙げて、会計情報Adへの変換例について説明する。
まず、レコード810-1について説明する。
生成部603は、逆レセプト電算変換マスタテーブル500を参照して、レコード810-1のレセプト電算マスタコード「90001」がレセプト電算マスタコード1に設定された第2変換ルールを検索する。ここで、第2変換ルールが検索されなかった場合、レセプト電算マスタコード「90001」は、医事会計システムSnewの診療行為マスタコードと1対1で紐付いている。
このため、生成部603は、レセプト電算マスタコード「90001」と1対1で紐付けられた診療行為マスタコード「00001」を会計情報820に出力する。この際、生成部603は、診療行為マスタコード1「00001」に対応する点数「100」を出力する。この結果、会計情報820にレコード820-1が記憶される。
なお、診療行為マスタコードと1対1で紐付くレセプト電算マスタコードを特定する情報は、例えば、メモリ302、ディスク304などの記憶装置に記憶されている。また、各診療行為マスタコードに対応する点数は、例えば、メモリ302、ディスク304などの記憶装置に記憶されている。
つぎに、レコード810-3について説明する。
生成部603は、逆レセプト電算変換マスタテーブル500を参照して、レコード810-3のレセプト電算マスタコード「90003」がレセプト電算マスタコード1に設定された第2変換ルールを検索する。ここでは、第2変換ルール500-1が検索される。つぎに、生成部603は、検索した第2変換ルール500-1の変換タイプを特定する。ここでは、変換タイプ「1」が特定される。
そして、生成部603は、特定した変換タイプ「1」に応じた逆変換処理を実行する。より詳細に説明すると、生成部603は、第2変換ルール500-1の診療行為マスタコード1「00003」を会計情報820に出力するとともに、第2変換ルール500-1の診療行為マスタコード2「00004」を会計情報820に出力する。
「00003」および「00004」の組み合わせは、レセプト電算マスタコード「90003」に対応する診療行為マスタコードである。この際、生成部603は、診療行為マスタコード1「00003」に対応する点数「100」を出力するとともに、診療行為マスタコード1「00004」に対応する点数「50」を出力する。この結果、会計情報820にレコード820-3,820-4が記憶される。
つぎに、レコード810-5について説明する。
生成部603は、逆レセプト電算変換マスタテーブル500を参照して、レコード810-5のレセプト電算マスタコード「90005」がレセプト電算マスタコード1に設定された第2変換ルールを検索する。ここでは、第2変換ルール500-3,500-4が検索される。つぎに、生成部603は、検索した第2変換ルール500-3,500-4の変換タイプを特定する。ここでは、変換タイプ「2」がともに特定される。
そして、生成部603は、特定した変換タイプ「2」に応じた逆変換処理を実行する。より詳細に説明すると、生成部603は、レコード810-5の次のレコード810-6のレセプト電算マスタコードを取得する。ここでは、レセプト電算マスタコード「90006」が取得される。つぎに、生成部603は、検索した第2変換ルール500-3,500-4のうち、取得したレセプト電算マスタコード「90006」がレセプト電算マスタコード2に設定された第2変換ルール500-3を特定する。
そして、生成部603は、第2変換ルール500-3の診療行為マスタコード1「00006」を会計情報820に出力する。「00006」は、レセプト電算マスタコード「90005」および「90006」の組み合わせに対応する診療行為マスタコードである。この際、生成部603は、診療行為マスタコード1「00006」に対応する点数「500」を出力する。この結果、会計情報820にレコード820-7が記憶される。
このようにして、生成部603は、他の医事会計システムSoldが生成したレセプトデータ810を、医事会計システムSnewのフォーマットに合致した会計情報820へ変換することができる。
(情報処理装置101のルール作成処理手順)
つぎに、図9を用いて、情報処理装置101のルール作成処理手順について説明する。
図9は、情報処理装置101のルール作成処理手順の一例を示すフローチャートである。図9のフローチャートにおいて、まず、情報処理装置101は、レセプト電算変換マスタテーブル400から選択されていない未選択の第1変換ルールを選択する(ステップS901)。
つぎに、情報処理装置101は、選択した第1変換ルールの診療行為マスタコードを、逆レセプト電算変換マスタテーブル500の診療行為マスタコード1に設定する(ステップS902)。そして、情報処理装置101は、選択した第1変換ルールの変換タイプを、逆レセプト電算変換マスタテーブル500の変換タイプに設定する(ステップS903)。
つぎに、情報処理装置101は、選択した第1変換ルールの変換タイプに応じたデータ領域展開処理を実行する(ステップS904)。データ領域展開処理は、変換タイプに応じて、第1変換ルールのデータ領域の値を、逆レセプト電算変換マスタテーブル500のレセプト電算マスタコード1~3、診療行為マスタコード2,3に出力する処理である。
データ領域展開処理の具体的な処理手順については、図10および図11を用いて後述する。
つぎに、情報処理装置101は、レセプト電算変換マスタテーブル400から選択されていない未選択の第1変換ルールがあるか否かを判断する(ステップS905)。ここで、未選択の第1変換ルールがある場合(ステップS905:Yes)、情報処理装置101は、ステップS901に戻る。
一方、未選択の第1変換ルールがない場合(ステップS905:No)、情報処理装置101は、逆レセプト電算変換マスタテーブル500を出力して(ステップS906)、本フローチャートによる一連の処理を終了する。
これにより、第1の変換ルールR1(レセプト電算変換マスタテーブル400)による変換の逆変換となる第2の変換ルールR2(逆レセプト電算変換マスタテーブル500)を作成することができる。
つぎに、図10および図11を用いて、図9に示したステップS904のデータ領域展開処理の具体的な処理手順について説明する。ここでは、変換タイプが「1」または「2」の場合を例に挙げて、データ領域展開処理の具体的な処理手順について説明する。
図10は、変換タイプが「1」の場合のデータ領域展開処理の具体的処理手順の一例を示す説明図である。図10のフローチャートにおいて、まず、情報処理装置101は、ステップS901において選択した第1変換ルールのデータ領域の1フィールド目の値を、逆レセプト電算変換マスタテーブル500の診療行為マスタコード2に出力する(ステップS1001)。
そして、情報処理装置101は、選択した第1変換ルールのデータ領域の2フィールド目の値を、逆レセプト電算変換マスタテーブル500のレセプト電算マスタコード1に出力して(ステップS1002)、データ領域展開処理を呼び出したステップに戻る。これにより、変換タイプ「1」の変換処理とは逆の変換処理を行うための第2変換ルールを作成することができる。
図11は、変換タイプが「2」の場合のデータ領域展開処理の具体的処理手順の一例を示す説明図である。図11のフローチャートにおいて、まず、情報処理装置101は、ステップS901において選択した第1変換ルールのデータ領域の1フィールド目の値を、逆レセプト電算変換マスタテーブル500のレセプト電算マスタコード1に出力する(ステップS1101)。
そして、情報処理装置101は、選択した第1変換ルールのデータ領域の2フィールド目の値を、逆レセプト電算変換マスタテーブル500のレセプト電算マスタコード2に出力して(ステップS1102)、データ領域展開処理を呼び出したステップに戻る。これにより、変換タイプ「2」の変換処理とは逆の変換処理を行うための第2変換ルールを作成することができる。
(情報処理装置101の会計情報生成処理手順)
つぎに、図12を用いて、情報処理装置101の会計情報生成処理手順について説明する。
図12は、情報処理装置101の会計情報生成処理手順の一例を示すフローチャートである。図12のフローチャートにおいて、まず、情報処理装置101は、他の医事会計システムSoldが生成したレセプトデータRd’を取得する(ステップS1201)。そして、情報処理装置101は、取得したレセプトデータRd’から選択されていない未選択のレコードを選択する(ステップS1202)。
つぎに、情報処理装置101は、選択したレコードのレセプト電算マスタコードを取得する(ステップS1203)。そして、情報処理装置101は、逆レセプト電算変換マスタテーブル500を参照して、取得したレセプト電算マスタコードがレセプト電算マスタコード1に設定された第2変換ルールを検索する(ステップS1204)。
つぎに、情報処理装置101は、第2変換ルールが検索されたか否かを判断する(ステップS1205)。ここで、第2変換ルールが検索されなかった場合(ステップS1205:No)、情報処理装置101は、取得したレセプト電算マスタコードと1対1で対応付けられた診療行為マスタコードを会計情報Adに出力して(ステップS1206)、ステップS1209に移行する。
一方、第2変換ルールが検索された場合(ステップS1205:Yes)、情報処理装置101は、第2変換ルールの変換タイプを特定する(ステップS1207)。そして、情報処理装置101は、特定した変換タイプに応じた逆変換処理を実行する(ステップS1208)。
逆変換処理の具体的な処理手順については、図13および図14を用いて後述する。
そして、情報処理装置101は、レセプトデータRd’から選択されていない未選択のレコードがあるか否かを判断する(ステップS1209)。なお、逆変換処理に用いられたレコードは選択対象から除外する。ここで、未選択のレコードがある場合(ステップS1209:Yes)、情報処理装置101は、ステップS1202に戻る。
一方、未選択のレコードがない場合(ステップS1209:No)、情報処理装置101は、会計情報Adを、他の医事会計システムSoldから医事会計システムSnewへの移行データとして出力して(ステップS1210)、本フローチャートによる一連の処理を終了する。
これにより、第2の変換ルールR2(逆レセプト電算変換マスタテーブル500)を用いて、他の医事会計システムSoldのレセプトデータRd’から、医事会計システムSnewのフォーマットに合致した会計情報Adを生成して移行データとして出力することができる。
つぎに、図13および図14を用いて、図12に示したステップS1208の逆変換処理の具体的な処理手順について説明する。ここでは、変換タイプが「1」または「2」の場合を例に挙げて、逆変換処理の具体的な処理手順について説明する。
図13は、変換タイプが「1」の場合の逆変換処理の具体的処理手順の一例を示す説明図である。図13のフローチャートにおいて、まず、情報処理装置101は、ステップS1205において検索された第2変換ルールの診療行為マスタコード1を会計情報Adに出力する(ステップS1301)。
そして、情報処理装置101は、検索された第2変換ルールの診療行為マスタコード2を会計情報Adに出力して(ステップS1302)、逆変換処理を呼び出したステップに戻る。これにより、レセプトデータRd’に対して変換タイプ「1」の変換処理とは逆の変換処理を施して会計情報Adを生成することができる。
図14は、変換タイプが「2」の場合の逆変換処理の具体的処理手順の一例を示す説明図である。図14のフローチャートにおいて、まず、情報処理装置101は、ステップS1202において選択したレコードの次のレコードのレセプト電算マスタコードを取得する(ステップS1401)。
そして、情報処理装置101は、検索された第2変換ルールの中に、レセプト電算マスタコード2に、取得したレセプト電算マスタコードが設定された第2変換ルールがあるか否かを判断する(ステップS1402)。
ここで、取得したレセプト電算マスタコードが設定された第2変換ルールがある場合(ステップS1402:Yes)、情報処理装置101は、当該第2変換ルールの診療行為マスタコード1を会計情報Adに出力して(ステップS1403)、逆変換処理を呼び出したステップに戻る。
一方、取得したレセプト電算マスタコードが設定された第2変換ルールがない場合(ステップS1402:No)、情報処理装置101は、エラー処理を実行して(ステップS1404)、逆変換処理を呼び出したステップに戻る。エラー処理では、例えば、ステップS1202においてレセプトデータRd’から選択されたレコードに対応する会計情報を生成できなかったことを示す情報を出力する。
これにより、レセプトデータRd’に対して変換タイプ「2」の変換処理とは逆の変換処理を施して会計情報Adを生成することができる。なお、図12~図14に示した例では、会計情報Adに診療行為マスタコードを出力する場合についてのみ説明したが、会計情報Adには、例えば、診療行為マスタコードに対応する点数や金額も出力される。
以上説明したように、実施の形態にかかる情報処理装置101によれば、他の医事会計システムSoldが生成したレセプトデータRd’を取得し、第1の変換ルールR1による変換の逆変換となる第2の変換ルールR2と、取得したレセプトデータRd’とに基づいて、医事会計システムSnewのフォーマットに合致した会計情報Adを生成することができる。第1の変換ルールR1は、医事会計システムSnewの会計情報Adを、国が指定したレイアウトのレセプトデータRdに変換するための変換ルールである。具体的には、例えば、情報処理装置101は、第2の変換ルールR2に基づいて、レセプトデータRd’に含まれるレセプト電算マスタコードを、当該コードに対応する診療行為マスタコードに変換する。そして、情報処理装置101によれば、生成した会計情報Adを、他の医事会計システムSoldから医事会計システムSnewへの移行データとして出力することができる。
これにより、第1の変換ルールR1の変換処理とは逆の変換処理を行って、他の医事会計システムSoldが生成したレセプトデータRd’から、医事会計システムSnewのフォーマットに合致した会計情報Adを生成することができる。
また、情報処理装置101によれば、第1の変換ルールR1を参照して、変換タイプ、および、診療行為マスタコードとレセプト電算マスタコードとの対応関係を特定し、特定した変換タイプおよび対応関係に基づいて、第2の変換ルールR2を作成することができる。変換タイプは、医事会計システムSnewの会計情報AdをレセプトデータRdに変換する際の変換処理のタイプである。具体的には、例えば、情報処理装置101は、特定した変換タイプの変換処理とは逆の変換処理が行われるように、レセプト電算マスタコードを、当該コードに対応する診療行為マスタコードに変換するための第2の変換ルールR2を作成する。
これにより、第1の変換ルールR1(レセプト電算変換マスタテーブル400)による変換の逆変換となる第2の変換ルールR2(逆レセプト電算変換マスタテーブル500)を作成することができる。すなわち、国が指定したレイアウトのレセプトデータを、医事会計システムSnewのフォーマットに合致した会計情報Adに変換するための第2の変換ルールR2を作成することができる。
これらのことから、実施の形態にかかる情報処理装置101によれば、システム切り替えを行うにあたり、医事会計システムSnewとは異なるフォーマットで管理された他の医事会計システムSoldの会計情報をデータ移行することなく、他の医事会計システムSoldから医事会計システムSnewへの切り替えを行うことができる。これにより、人手により会計情報を入力し直すといった作業をなくしてコストを削減することができる。また、他社からのシステム切り替えを提案する商談において、会計情報についてのデータ移行で他社と差が生じないため、商談を有利に進めやすくなる。
なお、本実施の形態で説明した生成方法およびルール作成方法は、予め用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することにより実現することができる。本生成プログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD(Compact Disc)-ROM、MO(Magneto-Optical disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、USB(Universal Serial Bus)メモリ等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。また、本生成プログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布してもよい。
上述した実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)医事会計に関する会計情報を、国が指定したレイアウトのレセプトデータに、第1の変換ルールにより変換する医事会計システムのコンピュータに、
他の医事会計システムが前記レイアウトに基づき生成したレセプトデータを取得し、
前記医事会計システムとは異なるフォーマットで管理された前記他の医事会計システムの会計情報をデータ移行することなく、前記第1の変換ルールによる変換の逆変換となる第2の変換ルールと、取得した前記レセプトデータとに基づいて、前記医事会計システムのフォーマットに合致した新たな会計情報を生成し、
生成した前記新たな会計情報を、前記他の医事会計システムから前記医事会計システムへの移行データとして出力する、
処理を実行させることを特徴とする生成プログラム。
(付記2)前記コンピュータに、
前記第1の変換ルールを参照して、前記医事会計システムの会計情報を前記レイアウトのレセプトデータに変換する際の変換処理のタイプ、および、前記医事会計システムの会計情報において診療行為を識別するコードと前記レイアウトのレセプトデータにおいて診療行為を識別するコードとの対応関係を特定し、
特定した前記タイプおよび前記対応関係に基づいて、前記第1の変換ルールによる変換の逆変換となる前記第2の変換ルールを作成する、
処理を実行させることを特徴とする付記1に記載の生成プログラム。
(付記3)前記作成する処理は、
特定した前記タイプの変換処理とは逆の変換処理が行われるように、前記レイアウトのレセプトデータにおいて診療行為を識別するコードを、当該コードに対応する前記医事会計システムの会計情報において診療行為を識別するコードに変換するための第2の変換ルールを作成する、ことを特徴とする付記2に記載の生成プログラム。
(付記4)前記生成する処理は、
前記第2の変換ルールに基づいて、取得した前記レセプトデータに含まれる診療行為を識別するコードを、当該コードに対応する前記医事会計システムにおいて診療行為を識別するコードに変換する、ことを特徴とする付記3に記載の生成プログラム。
(付記5)医事会計に関する会計情報を、国が指定したレイアウトのレセプトデータに、第1の変換ルールにより変換する医事会計システムのコンピュータが、
他の医事会計システムが前記レイアウトに基づき生成したレセプトデータを取得し、
前記医事会計システムとは異なるフォーマットで管理された前記他の医事会計システムの会計情報をデータ移行することなく、前記第1の変換ルールによる変換の逆変換となる第2の変換ルールと、取得した前記レセプトデータとに基づいて、前記医事会計システムのフォーマットに合致した新たな会計情報を生成し、
生成した前記新たな会計情報を、前記他の医事会計システムから前記医事会計システムへの移行データとして出力する、
処理を実行することを特徴とする生成方法。
(付記6)医事会計システムの会計情報を国が指定したレイアウトのレセプトデータに変換する第1の変換ルールを参照して、前記会計情報を前記レセプトデータに変換する際の変換処理のタイプ、および、前記会計情報において診療行為を識別するコードと前記レセプトデータにおいて診療行為を識別するコードとの対応関係を特定し、
特定した前記タイプおよび前記対応関係に基づいて、前記第1の変換ルールによる変換の逆変換となる第2の変換ルールを作成する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とするルール作成方法。
(付記7)前記作成する処理は、
特定した前記タイプの変換処理とは逆の変換処理が行われるように、前記レセプトデータにおいて診療行為を識別するコードを、当該コードに対応する前記会計情報において診療行為を識別するコードに変換するための第2の変換ルールを作成する、ことを特徴とする付記6に記載のルール作成方法。
(付記8)医事会計に関する会計情報を、国が指定したレイアウトのレセプトデータに、第1の変換ルールにより変換する医事会計システムの情報処理装置であって、
他の医事会計システムが前記レイアウトに基づき生成したレセプトデータを取得する取得部と、
前記医事会計システムとは異なるフォーマットで管理された前記他の医事会計システムの会計情報をデータ移行することなく、前記第1の変換ルールによる変換の逆変換となる第2の変換ルールと、前記取得部によって取得された前記レセプトデータとに基づいて、前記医事会計システムのフォーマットに合致した新たな会計情報を生成する生成部と、
前記生成部によって生成された前記新たな会計情報を、前記他の医事会計システムから前記医事会計システムへの移行データとして出力する出力部と、
を有することを特徴とする情報処理装置。
101 情報処理装置
110,212,222,232,810 レセプトデータ
120,211,221,231,820 会計情報
130 移行データ
300 バス
301 CPU
302 メモリ
303 ディスクドライブ
304 ディスク
305 I/F
306 ディスプレイ
307 入力装置
310 ネットワーク
400 レセプト電算変換マスタテーブル
500 逆レセプト電算変換マスタテーブル
601 取得部
602 作成部
603 生成部
604 出力部

Claims (5)

  1. 医事会計に関する会計情報を、国が指定したレイアウトのレセプトデータに、第1の変換ルールにより変換する医事会計システムのコンピュータに、
    他の医事会計システムが前記レイアウトに基づき生成したレセプトデータを取得し、
    前記医事会計システムとは異なるフォーマットで管理された前記他の医事会計システムの会計情報をデータ移行することなく、前記第1の変換ルールによる変換の逆変換となる第2の変換ルールに基づいて、取得した前記レセプトデータに含まれる診療行為を識別するコードを、当該コードに対応する前記医事会計システムにおいて診療行為を識別するコードに変換することによって、前記医事会計システムのフォーマットに合致した新たな会計情報を生成し、
    生成した前記新たな会計情報を、前記他の医事会計システムから前記医事会計システムへの移行データとして出力する、
    処理を実行させることを特徴とする生成プログラム。
  2. 前記コンピュータに、
    前記第1の変換ルールを参照して、前記医事会計システムの会計情報を前記レイアウトのレセプトデータに変換する際の変換処理のタイプ、および、前記医事会計システムの会計情報において診療行為を識別するコードと前記レイアウトのレセプトデータにおいて診療行為を識別するコードとの対応関係を特定し、
    特定した前記タイプおよび前記対応関係に基づいて、前記第1の変換ルールによる変換の逆変換となる前記第2の変換ルールを作成する、
    処理を実行させることを特徴とする請求項1に記載の生成プログラム。
  3. 医事会計に関する会計情報を、国が指定したレイアウトのレセプトデータに、第1の変換ルールにより変換する医事会計システムのコンピュータが、
    他の医事会計システムが前記レイアウトに基づき生成したレセプトデータを取得し、
    前記医事会計システムとは異なるフォーマットで管理された前記他の医事会計システムの会計情報をデータ移行することなく、前記第1の変換ルールによる変換の逆変換となる第2の変換ルールに基づいて、取得した前記レセプトデータに含まれる診療行為を識別するコードを、当該コードに対応する前記医事会計システムにおいて診療行為を識別するコードに変換することによって、前記医事会計システムのフォーマットに合致した新たな会計情報を生成し、
    生成した前記新たな会計情報を、前記他の医事会計システムから前記医事会計システムへの移行データとして出力する、
    処理を実行することを特徴とする生成方法。
  4. 医事会計システムの会計情報を国が指定したレイアウトのレセプトデータに変換する第1の変換ルールを参照して、前記会計情報を前記レセプトデータに変換する際の変換処理のタイプ、および、前記会計情報において診療行為を識別するコードと前記レセプトデータにおいて診療行為を識別するコードとの対応関係を特定し、
    特定した前記タイプおよび前記対応関係に基づいて、前記第1の変換ルールによる変換の逆変換となる第2の変換ルールを作成する、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とするルール作成方法。
  5. 医事会計に関する会計情報を、国が指定したレイアウトのレセプトデータに、第1の変換ルールにより変換する医事会計システムの情報処理装置であって、
    他の医事会計システムが前記レイアウトに基づき生成したレセプトデータを取得する取得部と、
    前記医事会計システムとは異なるフォーマットで管理された前記他の医事会計システムの会計情報をデータ移行することなく、前記第1の変換ルールによる変換の逆変換となる第2の変換ルールに基づいて、前記取得部によって取得された前記レセプトデータに含まれる診療行為を識別するコードを、当該コードに対応する前記医事会計システムにおいて診療行為を識別するコードに変換することによって、前記医事会計システムのフォーマットに合致した新たな会計情報を生成する生成部と、
    前記生成部によって生成された前記新たな会計情報を、前記他の医事会計システムから前記医事会計システムへの移行データとして出力する出力部と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
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