JP7068271B2 - 光硬化性樹脂組成物及び接着シート - Google Patents
光硬化性樹脂組成物及び接着シート Download PDFInfo
- Publication number
- JP7068271B2 JP7068271B2 JP2019505269A JP2019505269A JP7068271B2 JP 7068271 B2 JP7068271 B2 JP 7068271B2 JP 2019505269 A JP2019505269 A JP 2019505269A JP 2019505269 A JP2019505269 A JP 2019505269A JP 7068271 B2 JP7068271 B2 JP 7068271B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- meth
- acrylate
- resin composition
- urethane
- adhesive sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F290/00—Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers modified by introduction of aliphatic unsaturated end or side groups
- C08F290/02—Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers modified by introduction of aliphatic unsaturated end or side groups on to polymers modified by introduction of unsaturated end groups
- C08F290/06—Polymers provided for in subclass C08G
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
- Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
- Adhesive Tapes (AREA)
- Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
Description
一方、被着体の中にはその表面に微細な凹凸(段差)を有するものがあり、特に樹脂製保護部材の表面には凹凸部が存在するため、接着層の形成に用いられる接着シートとの界面に隙間ができてしまうと、樹脂製保護部材から発生した気泡によりこの隙間が広がってしまい、接着シートが樹脂製保護部材から剥がれやすくなってしまう。接着シートは未硬化状態で被着体に貼り付けられ、その後紫外線を照射することにより硬化されるが、接着シートには未硬化状態において被着体表面の凹凸部を埋める性能(追従性)が要求される。
そこで、本発明は、例えば、温度85℃×湿度85%という高温高湿環境下において、被着体として樹脂製部材を用いた場合でも、発泡を抑制して被着体と接着シートとの界面剥離を防止することができ、さらに常温貼付時の貼合工程においても追従性を有する光硬化性樹脂組成物及び該光硬化性樹脂組成物を含有する接着シートを提供することを課題とする。
(1)(A)ウレタン(メタ)アクリレート系ポリマーと、(B)水酸基含有(メタ)アクリレート系モノマーと、(C)光重合開始剤とを含有する光硬化性樹脂組成物であって、前記(A)ウレタン(メタ)アクリレート系ポリマーの重量平均分子量が30,000~150,000であり、前記(A)ウレタン(メタ)アクリレート系ポリマー100質量部に対して、前記(B)水酸基含有(メタ)アクリレート系モノマーを40質量部以上含有し、前記光硬化性樹脂組成物を光硬化させて得られる硬化物の100℃での引張貯蔵弾性率(E’)が1.0×106Pa以上である光硬化性樹脂組成物。
(2)前記光硬化性樹脂組成物を乾燥させて得られる未硬化物の25℃での引張貯蔵弾性率(E’)が5.0×105Pa以上である、前記(1)に記載の光硬化性樹脂組成物。
(3)前記(A)ウレタン(メタ)アクリレート系ポリマー100質量部に対して、前記(B)水酸基含有(メタ)アクリレート系モノマーを40~120質量部含有する、前記(1)又は(2)に記載の光硬化性樹脂組成物。
(4)前記(A)ウレタン(メタ)アクリレート系ポリマーの二重結合当量が1,000~5,000g/eqである、前記(1)~(3)のいずれか1つに記載の光硬化性樹脂組成物。
(5)前記(A)ウレタン(メタ)アクリレート系ポリマー100質量部に対して、前記(C)光重合開始剤を0.5質量部以上含有する、前記(1)~(4)のいずれか1つに記載の光硬化性樹脂組成物。
(6)前記(1)~(5)のいずれか1つに記載の光硬化性樹脂組成物を含む接着シート。
(7)タッチパネル式入出力装置及び画像表示装置のうちの少なくとも1つの情報表示装置を構成する部材の貼り合わせに用いられる、前記(6)に記載の接着シート。
(8)前記情報表示装置が車載用装置である、前記(7)に記載の接着シート。
(9)前記(6)~(8)のいずれか1つに記載の接着シートを含む情報表示装置。
(A)ウレタン(メタ)アクリレート系ポリマーと、(B)水酸基含有(メタ)アクリレート系モノマーと、(C)光重合開始剤とを含有し、
(A)ウレタン(メタ)アクリレート系ポリマーの重量平均分子量が30,000~150,000であり、
(A)ウレタン(メタ)アクリレート系ポリマー100質量部に対して、(B)水酸基含有(メタ)アクリレート系モノマーを40質量部以上含有し、
光硬化性樹脂組成物を光硬化させて得られる硬化物の100℃での引張貯蔵弾性率(E’)が1.0×106Pa以上である。
以下、各成分について説明する。
本実施形態における光硬化性樹脂組成物は、(A)ウレタン(メタ)アクリレート系ポリマー(以下、「(A)成分」ともいう。)を含む。ウレタン(メタ)アクリレート系ポリマーは、ウレタン構造を主鎖に(メタ)アクリル基を側鎖に含むポリマーであって、例えば、ボリカーボネート骨格を有するウレタン(メタ)アクリレート、ポリエーテル骨格を有するウレタン(メタ)アクリレート、ポリエステル骨格を有するウレタン(メタ)アクリレート等が挙げられる。中でも、硬化後の接着シートの無黄変性の観点から、ポリカーボネート骨格を有するウレタン(メタ)アクリレートが好ましい。
x=10×Vf×56.1/(Wp×I)・・・(α)
(式(α)中、xは酸価(mgKOH/g)を示し、Vfは0.1NのKOH水溶液の滴定量(mL)を示し、Wpは測定した樹脂溶液の質量(g)を示し、Iは測定した樹脂溶液中の不揮発分の割合(質量%)を示す。)
本実施形態における光硬化性樹脂組成物は、(B)水酸基含有(メタ)アクリレート系モノマー(以下、「(B)成分」ともいう。)を含む。本実施形態においては、(A)ウレタン(メタ)アクリレート系ポリマーに対して(B)水酸基含有(メタ)アクリレート系モノマーを加えることで、硬化後の架橋密度を高め、常温での粘弾性を高めるとともに、高温高湿環境下における白化を抑制している。
中でも、耐湿熱白化の観点から、4-ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、2-ヒドロキシメチル(メタ)アクリレートを用いることが好ましい。
本実施形態における光硬化性樹脂組成物は、(C)光重合開始剤(以下、「(C)成分」ともいう。)を含む。光重合開始剤としては、特に限定されず、例えば、アシルフォスフィンオキサイド系光重合開始剤、アルキルフェノン系光重合開始剤、分子内水素引き抜き型光重合開始剤等のいずれの光重合開始剤も用いることができ、中でも、反応性、硬化の均一性の観点から、アシルフォスフィンオキサイド系光重合開始剤、アルキルフェノン系光重合開始剤が好ましい。具体的には、アシルフォスフィンオキサイド系光重合開始剤としては、2,4,6-トリメチルベンゾイルフェニルホスフィンオキサイド、2,2-ジメトキシ-1,2-ジフェニルエタン-1-オン、フェニルグリオキシリックアシッドメチルエステル等が挙げられ、アルキルフェノン系光重合開始剤としては、2-メチル-1-[4-(メチルチオ)フェニル]-2-モルフォリノプロパン-1-オン、2-ベンジル-2-ジメチルアミノ-1-(4-モルフォリノフェニル)-ブタノン-1等が挙げられ、中でも、ラジカル発生効率が高く、深部硬化性の観点から、2,4,6-トリメチルベンゾイルフェニルホスフィンオキサイドが好ましい。
本実施形態における光硬化性樹脂組成物には、上述した(A)~(C)成分以外にも、シランカップリング剤、シリカ、アルミナ、水和アルミナ等の各種フィラー、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、帯電防止剤、レペリング剤、消泡剤、着色顔料、有機溶媒等の、通常接着剤に添加されることがある添加剤を含んでいてもよい。
シランカップリング剤としては、例えば、モノマー型シランカップリング剤、アルコキシオリゴマー型シランカップリング剤、多官能型シランカップリング剤等のいずれのシランカップリング剤も用いることができる。
本実施形態の光硬化性樹脂組成物の製造方法としては特に限定されず、例えば、上述した含有成分を、各種の混合機や分散機を用いて混合分散することによって調製することができる。混合・分散工程は特に限定されず、通常の手法により行えばよい。
本実施形態の光硬化性樹脂組成物の粘弾性は、動的粘弾性測定(DMA:Dynamic Mechanical Analysis)により測定することができる。所定厚みのフィルム状に形成した試験片について、動的粘弾性装置を用いて、周波数1Hzおよび所定温度の条件で測定される引っ張り測定で測定した値(引張貯蔵弾性率E’)を求める。試験片としては、具体的に幅5mm、長さ50mm、厚み0.1mmに切断した試験片を使用することができる。
本実施形態における接着シートは、上述した光硬化性樹脂組成物を含む。具体的には、例えば、PET等の保護フィルム上に本実施形態の光硬化性樹脂組成物を塗布して乾燥させた後、反対面にも保護フィルムを設けることにより、両面に保護フィルムが設けられた接着シートを得ることができる。特に、光硬化性樹脂組成物を、有機溶媒を用いてワニスとした後、保護フィルム上に塗布し、乾燥することが好ましい。このとき用いられる有機溶媒としては、特に限定されないが、例えば、トルエン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン、プロピレングリコールモノメチルエーテル、ジメチルアセトアミド等が挙げられる。中でも、溶解性の観点から、メチルエチルケトンが好ましい。また、ワニス中の有機溶媒の含有量は(A)成分100質量部に対して、好ましくは100~200質量部であり、より好ましくは130~170質量部である。
紫外線の光源としては、紫外線(UV)が発せられる光源を使用することができる。紫外線の光源としては、例えば、メタルハライドランプ、高圧水銀ランプ、キセノンランプ、水銀キセノンランプ、ハロゲンランプ、パルスキセノンランプ、LED等が挙げられる。
本実施形態の光硬化性樹脂組成物は、タッチパネル式入出力装置及び画像表示装置のうちの少なくとも1つの情報表示装置を構成する部材の貼り合わせに用いることができる。例えば、情報表示装置の画像表示部材と保護部材との間に、本実施形態の光硬化性樹脂組成物を含有する接着シートを配置させ、この積層体にエネルギー線を照射することにより、画像表示部材と保護部材とを接着することができる。
なお、本実施形態における光硬化性樹脂組成物は、高温高湿環境下においての耐発泡性、耐湿熱白化性に優れるため、車載用の情報表示装置を構成する部材の貼り合せに好ましく使用することができる。
[(A)成分:ウレタン(メタ)アクリレート系ポリマー]
以下の合成例1~3及び、比較合成例1~2に従って、ウレタン(メタ)アクリレート系ポリマー(a)~(e)を作製した。
(1)ウレタン(メタ)アクリレート系ポリマー(a)
ポリカーボネート骨格ウレタン(メタ)アクリレート(重量平均分子量50,000、二重結合当量2,000g/eq)
(2)ウレタン(メタ)アクリレート系ポリマー(b)
ポリエーテル骨格ウレタン(メタ)アクリレート(重量平均分子量50,000、二重結合当量2,000g/eq)
(3)ウレタン(メタ)アクリレート系ポリマー(c)
ポリエステル骨格ウレタン(メタ)アクリレート(重量平均分子量50,000、二重結合当量2,000g/eq)
(4)ウレタン(メタ)アクリレート系ポリマー(d)
ポリカーボネート骨格ウレタン(メタ)アクリレート(重量平均分子量10,000、二重結合当量2,000g/eq)
(5)ウレタン(メタ)アクリレート系ポリマー(e)
ポリカーボネート骨格ウレタン(メタ)アクリレート(重量平均分子量180,000、二重結合当量2,000g/eq)
(1)水酸基含有(メタ)アクリレート系モノマー(a)
4-ヒドロキシブチルアクリレート(大阪有機化学工業株式会社製、製品名「4-HBA」)
(1)光重合開始剤(a)
2,4,6-トリメチルベンゾイルフェニルホスフィンオキサイド(BASF社製、商品名「Irgacure TPO」、アシルフォスフィンオキサイド系光重合開始剤)
(2)光重合開始剤(b)
2-メチル-1-[4-(メチルチオ)フェニル]-2-モルフォリノプロパン-1-オン(BASF社製、商品名「Irgacure 907」、α-アミノアルキルフェノン系光重合開始剤)
(3)光重合開始剤(c)
2-ベンジル-2-ジメチルアミノ-1-(4-モルフォリノフェニル)-ブタノン-1(BASF社製、商品名「Irgacure 369」、α-アミノアルキルフェノン系光重合開始剤)
(1)粘着剤(a)
スリーエム社製、商品名「8146」(アクリル系粘着剤)
温度計、冷却管、撹拌装置を備えた4つ口フラスコに、ヘキサメチレンジイソシアネート(東ソー株式会社製、品名:HDI、略名HDI)33.3質量部と、重量平均分子量400のポリカーボネートジオール59.4質量部と、ジメチロールブタン酸7.3質量部と、触媒としてジブチル錫ラウレート等の有機錫化合物1質量部と、有機溶媒としてメチルエチルケトン100質量部を反応容器に入れ、70℃で24時間反応させた。
得られた合成物の反応状況を確認するため、IR測定機器を用いて分析を行った。IRチャートにおいて当該合成物のNCO特性吸収(2270cm-1)が消失していることを確認し、合成物がカルボキシル基を有するウレタンアクリレートであることを確認した。
次に、得られたカルボキシル基を有するウレタンアクリレート100質量部と、グリシジルメタクリレート7.1質量部と、触媒としてトリエチルアミン0.7質量部と、重合禁止剤としてハイドロキノン0.05質量部とを反応容器に入れ、75℃で12時間反応を行い、付加反応させることによりウレタン(メタ)アクリレート系ポリマー(a)を得た。
なお、付加反応は、以下の方法に従って測定した酸価が1.0mgKOH/g以下になった時点で終了させた。また、得られたウレタン(メタ)アクリレート系ポリマー(a)は、重量平均分子量50,000、固形分濃度50質量%、二重結合当量2,000g/eq、Tg5℃であった。
樹脂の固形分1gを秤量し、混合溶剤(質量比:トルエン/メタノール=50/50)を加えて溶解後、指示薬としてフェノールフタレイン溶液を適量添加し、0.lNの水酸化カリウム水溶液で滴定し、下記式(α)により酸価を測定した。
x=10×Vf×56.1/(Wp×I)・・・(α)
(式(α)中、xは酸価(mgKOH/g)を示し、Vfは0.1NのKOH水溶液の滴定量(mL)を示し、Wpは測定した樹脂溶液の質量(g)を示し、Iは測定した樹脂溶液中の不揮発分の割合を(質量%)を示す。)
ポリカーボネートジオールに代えてポリエーテルジオール(重量平均分子量400)を用いたこと以外は合成例1と同様の方法により、ウレタン(メタ)アクリレート系ポリマー(b)を得た。
得られたウレタン(メタ)アクリレート系ポリマー(b)は、重量平均分子量50,000、固形分濃度50質量%、二重結合当量2,000g/eq、Tg5℃であった。
ポリカーボネートジオールに代えてポリエステルジオール(重量平均分子量400)を用いたこと以外は合成例1と同様の方法により、ウレタン(メタ)アクリレート系ポリマー(c)を得た。
得られたウレタン(メタ)アクリレート系ポリマー(c)は、重量平均分子量50,000、固形分濃度50質量%、二重結合当量2,000g/eq、Tg5℃であった。
ヘキサメチレンジイソシアネートと、ポリカーボネートジオール(重量平均分子量400)とジメチロールブタン酸とを、70℃で18時間反応させたこと以外は合成例1と同様の方法により反応を行い、ウレタン(メタ)アクリレート系ポリマー(d)を得た。
得られたウレタン(メタ)アクリレート系ポリマー(d)は、重量平均分子量10,000、固形分濃度50質量%、二重結合当量2,000g/eq、Tg5℃であった。
ヘキサメチレンジイソシアネートと、ポリカーボネートジオール(重量平均分子量400)とジメチロールブタン酸とを、70℃で72時間反応させたこと以外は合成例1と同様の方法により反応を行い、ウレタン(メタ)アクリレート系ポリマー(e)を得た。
得られたウレタン(メタ)アクリレート系ポリマー(e)は、重量平均分子量180,000、固形分濃度50質量%、二重結合当量2,000g/eq、Tg5℃であった。
(1)光硬化性樹脂組成物の調製
反応容器の中に、ウレタン(メタ)アクリレート系ポリマー(a)100質量部を加え、さらに、水酸基含有(メタ)アクリレート系モノマー(a)70質量部、光重合開始剤(a)1.5質量部、及び溶剤としてメチルエチルケトン150質量部を加えて均一に撹拌し、樹脂組成物を得た。
(2-1)接着シートの作製
上記(1)で得られた樹脂組成物を、乾燥後の厚さが100μmとなるように膜厚75μmのPETフィルム上に塗布し、130℃で5分間乾燥させた後、反対面にも膜厚75μmのPETフィルムを設置し、両面にPETフィルム(保護フィルム)を備えた接着シートを得た。
接着シートの片面保護フィルム(PETフィルム)を剥離し、樹脂組成物層を1.0mm厚さの透明なポリカーボネート板(帝人株式会社製「PC-1151」、40mm角)へ真空ラミネートにより貼り合わせた。真空ラミネートは、温度25~50℃、圧力0.01~0.05MPa、真空引き60秒、加圧30秒で実施した。次いで、もう片面の保護フィルムを剥離し、樹脂組成物層に1.0mm厚さの透明なポリカーボネート板(帝人株式会社製「PC-1151」、40mm角)を上記真空ラミネートの条件と同条件にて貼り合わせた後、オートクレーブ処理を行い、UV露光することにより測定用サンプルを得た。オートクレーブは温度60℃、圧力0.6MPa、時間1時間にて実施した。UV露光は超高圧水銀ランプ光源を用いて、λ=365nmにおける積算光量が5,000mJ/cm2となるように実施し、測定用サンプルを得た。
[1.貼合時の外観確認]
接着シートのポリカーボネート板への貼合時に、ポリカーボネート板と樹脂組成物層との界面に発泡が見られるか否かを目視にして確認したところ、発泡は見られず、良好な貼付状態を維持できた。
[2.UV硬化後の外観確認]
測定用サンプルを、温度85℃、湿度85%の環境下に250時間静置した後、温度23℃、湿度50%の室温環境に取り出した。測定用サンプルを目視にて観察し、測定用サンプル内に発泡が見られるか否かを確認した(発泡はポリカーボネート板と樹脂組成物層との界面に発生するが、ポリカーボネート板は透明であるため測定用サンプル内で気泡が発生したように見える)。結果を表1に示す。
〔評価基準〕
○:発泡がない。
×:発泡がある。
(3-1)接着シートの作製
上記「(2-1)接着シートの作製」と同様にして、接着シートを作製した。
上記「(2-2)測定用サンプルの作製」と同様にして、測定用サンプルを作製した。
測定用サンプルを、温度85℃、湿度85%の環境下に250時間静置した後、温度23℃、湿度50%の室温環境に取り出した。測定用サンプルを目視にて観察し、1時間以内に測定用サンプルの樹脂組成物層が白濁するか否かを確認した。結果を表1に示す。
〔評価基準〕
○:樹脂組成物層の白濁がない。
×:樹脂組成物層の全体又は一部に白濁がある。
(4-1)接着シートの作製
上記「(2-1)接着シートの作製」と同様にして、接着シートを作製した。
上記「(2-2)測定用サンプルの作製」と同様にして、測定用サンプルを作製した。
測定用サンプルを、温度85℃、湿度85%の環境下に250時間静置した後、温度23℃、湿度50%の室温環境に取り出し、ヘイズメーター(株式会社村上色彩技術研究所製「HM-150」)を用いてヘイズを測定した。なお、測定は室温環境に取り出して1時間以内に行った。得られた測定値より、以下の評価基準に基づき評価した。結果を表1に示す。
〔評価基準〕
○:ヘイズ値1%未満
×:ヘイズ値1%以上
(5-1)接着シートの作製
上記「(2-1)接着シートの作製」と同様にして、接着シートを作製した。
接着シートの片面保護フィルム(PETフィルム)を剥離し、樹脂組成物層を1.0mm厚さの透明なポリカーボネート板(帝人株式会社製「PC-1151」、5.5インチ相当サイズ)へ真空ラミネートにより貼り合わせた。真空ラミネートは、温度25~50℃、圧力0.01~0.05MPa、真空引き60秒、加圧30秒で実施した。次いで、もう片面の保護フィルムを剥離し、樹脂組成物層に5.5インチの液晶パネルを上記真空ラミネートの条件と同条件にて貼り合わせた後、オートクレーブ処理を行い、UV露光することにより測定用サンプルを得た。オートクレーブは温度60℃、圧力0.6MPa、時間1時間にて実施した。UV露光は超高圧水銀ランプ光源を用いて、λ=365nmにおける積算光量が5,000mJ/cm2となるように実施し、測定用サンプルを得た。
液晶パネルを点灯させ、目視にて表示ムラがあるか否かを確認した。結果を表1に示す。
〔評価基準〕
○:表示ムラがない。
×:表示ムラがある。
(6-1)接着シートの作製
上記(1)で得られた樹脂組成物を、乾燥後の厚さが100μmとなるように膜厚75μmのPETフィルム上に塗布し、130℃で5分間乾燥させた後、反対面に膜厚50μmのPETフィルムを設置し、両面にPETフィルムを備えた接着シートを得た。
接着シートの両端をスリットした後、直径6インチφのABS管に100m長さを弛みなく巻き取り、ロール状態の測定用サンプルを得た。
測定用サンプルを、ABS管の軸線が床面に対して水平となる状態で、温度23℃、湿度50%の室温環境下に7日間放置し、ロールの巻き状態を下記評価基準に基づき評価した。結果を表1に示す。
〔評価基準〕
○:接着シートが皺がない状態で巻かれており、ロール端部からの樹脂組成物のはみ出しもない。
△:ロール状態の接着シートに若干の皺(ゆるい皺)が見られるがロールから引き出した際には皺は残らず、またロール端部から樹脂組成物が若干はみ出しているが重なる接着シートへの移行は無く、引き出し可能であり、実使用上の問題はない。
×:ロール状態の接着シートに皺が見られロールから引き出した際に皺が残り、またロール端部から樹脂組成物がはみ出し、重なる接着シートへの移行があるため、引き出しが困難であり、実使用上に問題がある。
(7-1)接着シートの作製
上記「(2-1)接着シートの作製」と同様にして、接着シートを作製した。
[UV硬化前サンプル]
接着シートを幅5mm、長さ50mmにサイズカットし、両面の保護フィルム(PETフィルム)を剥離して測定用サンプルを得た。
[UV硬化後サンプル]
接着シートに超高圧水銀ランプ光源を用いて、λ=365nmにおける積算光量が5,000mJ/cm2となるようにUV露光することにより、樹脂組成物層を硬化させた。その後、両面の保護フィルム(PETフィルム)を剥離し、幅5mm、長さ50mmにサイズカットして測定用サンプルを得た。
UV硬化前の測定用サンプルとUV硬化後の測定用サンプルについて、動的粘弾性測定装置(TA Instruments製 RSA-G2)を用いて貯蔵弾性率E’を測定した。測定条件は、昇温速度10.0℃/minにて温度範囲-50~100℃で実施し、周波数1Hzとした。25℃、50℃、100℃における貯蔵弾性率E’を表1に示す。なお、表中、「5000以下」とあるのは、樹脂組成物層が溶融してしまい測定できなかったことを意味する。
各成分の種類及び含有量を表1に記載されたとおりに変更した以外は実施例1と同様の方法により実施例2の光硬化性樹脂組成物を作製し、実施例1と同様に評価を行った。結果を表1に示す。
なお、耐発泡性の評価において、接着シートのポリカーボネート板への貼合時に発泡は見られず、良好な貼付状態であった。
各成分の種類及び含有量を表1に記載されたとおりに変更した以外は実施例1と同様の方法により実施例3の光硬化性樹脂組成物を作製し、実施例1と同様に評価を行った。結果を表1に示す。
なお、耐発泡性の評価において、接着シートのポリカーボネート板への貼合時に発泡は見られず、良好な貼付状態であった。
各成分の種類及び含有量を表1に記載されたとおりに変更した以外は実施例1と同様の方法により実施例4の光硬化性樹脂組成物を作製し、実施例1と同様に評価を行った。結果を表1に示す。
なお、耐発泡性の評価において、接着シートのポリカーボネート板への貼合時に発泡は見られず、良好な貼付状態であった。
各成分の種類及び含有量を表1に記載されたとおりに変更した以外は実施例1と同様の方法により実施例5の光硬化性樹脂組成物を作製し、実施例1と同様に評価を行った。結果を表1に示す。
なお、耐発泡性の評価において、接着シートのポリカーボネート板への貼合時に発泡は見られず、良好な貼付状態であった。
各成分の種類及び含有量を表1に記載されたとおりに変更した以外は実施例1と同様の方法により実施例6の光硬化性樹脂組成物を作製し、実施例1と同様に評価を行った。結果を表1に示す。
なお、耐発泡性の評価において、接着シートのポリカーボネート板への貼合時に発泡は見られず、良好な貼付状態であった。
各成分の種類及び含有量を表1に記載されたとおりに変更した以外は実施例1と同様の方法により実施例7の光硬化性樹脂組成物を作製し、実施例1と同様に評価を行った。結果を表1に示す。
なお、実施例7の光硬化性樹脂組成物は他の実施例に比べて樹脂が柔らかく、耐発泡性の評価において、接着シートをポリカーボネート板へ貼り合せた際、その界面に若干の気泡が発生したが、実使用上は問題のないレベルであった。
各成分の種類及び含有量を表1に記載されたとおりに変更した以外は実施例1と同様の方法により実施例8の光硬化性樹脂組成物を作製し、実施例1と同様に評価を行った。結果を表1に示す。
なお、耐発泡性の評価において、接着シートのポリカーボネート板への貼合時に発泡は見られず、良好な貼付状態であった。
各成分の種類及び含有量を表1に記載されたとおりに変更した以外は実施例1と同様の方法により実施例9の光硬化性樹脂組成物を作製し、実施例1と同様に評価を行った。結果を表1に示す。
なお、耐発泡性の評価において、接着シートのポリカーボネート板への貼合時に発泡は見られず、良好な貼付状態であった。
各成分の種類及び含有量を表2に記載されたとおりに変更した以外は実施例1と同様の方法により比較例1の光硬化性樹脂組成物を作製し、実施例1と同様に評価を行った。結果を表2に示す。
なお、耐発泡性の評価において、接着シートのポリカーボネート板への貼合時に発泡は見られず、良好な貼付状態であった。
各成分の種類及び含有量を表2に記載されたとおりに変更した以外は実施例1と同様の方法により比較例2の光硬化性樹脂組成物を作製し、実施例1と同様に評価を行った。結果を表2に示す。
なお、耐発泡性の評価において、接着シートのポリカーボネート板への貼合時に発泡は見られず、良好な貼付状態であった。
各成分の種類及び含有量を表2に記載されたとおりに変更した以外は実施例1と同様の方法により比較例3の光硬化性樹脂組成物を作製し、実施例1と同様に評価を行った。結果を表2に示す。
なお、比較例3の光硬化性樹脂組成物は、接着シートをポリカーボネート板に貼り合せると直ぐにその界面に気泡が発生した。
各成分の種類及び含有量を表2に記載されたとおりに変更した以外は実施例1と同様の方法により比較例4の光硬化性樹脂組成物を作製し、実施例1と同様に評価を行った。結果を表2に示す。
なお、耐発泡性の評価において、接着シートのポリカーボネート板への貼合時に発泡は見られず、良好な貼付状態であった。
各成分の種類及び含有量を表2に記載されたとおりに変更した以外は実施例1と同様の方法により比較例5の光硬化性樹脂組成物を作製し、実施例1と同様に評価を行った。結果を表2に示す。
なお、耐発泡性の評価において、接着シートのポリカーボネート板への貼合時に発泡は見られず、良好な貼付状態であった。
Claims (8)
- (A)ウレタン(メタ)アクリレート系ポリマーと、(B)水酸基含有(メタ)アクリレート系モノマーと、(C)光重合開始剤とを含有する光硬化性樹脂組成物であって、
前記(A)ウレタン(メタ)アクリレート系ポリマーの重量平均分子量が30,000~150,000であり、
前記(A)ウレタン(メタ)アクリレート系ポリマーは、ポリカーボネートジオールとジイソシアネートとカルボン酸ジオールとを反応させた後、グリシジル(メタ)アクリレートを反応させて得た、主鎖にポリカーボネート構造とウレタン構造を有し、側鎖に(メタ)アクリル基を有するプレポリマー、ポリエーテルジオールとジイソシアネートとカルボン酸ジオールとを反応させた後、グリシジル(メタ)アクリレートを反応させて得た、主鎖にポリエーテル構造とウレタン構造を有し、側鎖に(メタ)アクリル基を有するプレポリマー、及びポリエステルジオールとジイソシアネートとカルボン酸ジオールとを反応させた後、グリシジル(メタ)アクリレートを反応させて得た、主鎖にポリエステル構造とウレタン構造を有し、側鎖に(メタ)アクリル基を有するプレポリマーからなる群から選択される、ウレタン構造を主鎖に、(メタ)アクリル基を側鎖に含むポリマーであり、
前記(A)ウレタン(メタ)アクリレート系ポリマー100質量部に対して、前記(B)水酸基含有(メタ)アクリレート系モノマーを40~120質量部含有し、
前記光硬化性樹脂組成物を光硬化させて得られる硬化物の100℃での引張貯蔵弾性率(E’)が1.0×106Pa以上3.0×107Pa以下である光硬化性樹脂組成物(ただし、前記光硬化性樹脂組成物は複素環含有モノマーは含有しない。)。 - 前記光硬化性樹脂組成物を乾燥させて得られる未硬化物の25℃での引張貯蔵弾性率(E’)が5.0×105Pa以上3.0×106Pa以下である、請求項1に記載の光硬化性樹脂組成物。
- 前記(A)ウレタン(メタ)アクリレート系ポリマーの二重結合当量が1,000~5,000g/eqである、請求項1又は2に記載の光硬化性樹脂組成物。
- 前記(A)ウレタン(メタ)アクリレート系ポリマー100質量部に対して、前記(C)光重合開始剤を0.5質量部以上含有する、請求項1~3のいずれか1項に記載の光硬化性樹脂組成物。
- 請求項1~4のいずれか1項に記載の光硬化性樹脂組成物を含む接着シート。
- タッチパネル式入出力装置及び画像表示装置のうちの少なくとも1つの情報表示装置を構成する部材の貼り合わせに用いられる、請求項5に記載の接着シート。
- 前記情報表示装置が車載用装置である、請求項6に記載の接着シート。
- 請求項5~7のいずれか1項に記載の接着シートを含む情報表示装置。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017195369 | 2017-10-05 | ||
JP2017195369 | 2017-10-05 | ||
PCT/JP2018/033330 WO2019069621A1 (ja) | 2017-10-05 | 2018-09-07 | 光硬化性樹脂組成物及び接着シート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2019069621A1 JPWO2019069621A1 (ja) | 2019-11-14 |
JP7068271B2 true JP7068271B2 (ja) | 2022-05-16 |
Family
ID=65994536
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019505269A Active JP7068271B2 (ja) | 2017-10-05 | 2018-09-07 | 光硬化性樹脂組成物及び接着シート |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7068271B2 (ja) |
TW (1) | TWI808993B (ja) |
WO (1) | WO2019069621A1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6760535B2 (ja) * | 2018-06-19 | 2020-09-23 | Dic株式会社 | 接着シート、物品及び物品の製造方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016013510A1 (ja) | 2014-07-22 | 2016-01-28 | 日本合成化学工業株式会社 | 活性エネルギー線硬化性粘着剤組成物、これを用いてなる粘着剤、及び粘着シート |
WO2016080439A1 (ja) | 2014-11-18 | 2016-05-26 | 日本合成化学工業株式会社 | 活性エネルギー線硬化性組成物、活性エネルギー線硬化性粘着剤組成物、粘着剤及び粘着シート、並びに新規ウレタン(メタ)アクリレート |
WO2017110845A1 (ja) | 2015-12-22 | 2017-06-29 | 日本合成化学工業株式会社 | 活性エネルギー線硬化性樹脂組成物およびその製造方法 |
JP2018100403A (ja) | 2016-12-20 | 2018-06-28 | 荒川化学工業株式会社 | 紫外線硬化型粘着剤、硬化物、及び粘着シート |
-
2018
- 2018-09-07 JP JP2019505269A patent/JP7068271B2/ja active Active
- 2018-09-07 WO PCT/JP2018/033330 patent/WO2019069621A1/ja active Application Filing
- 2018-09-19 TW TW107132966A patent/TWI808993B/zh active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016013510A1 (ja) | 2014-07-22 | 2016-01-28 | 日本合成化学工業株式会社 | 活性エネルギー線硬化性粘着剤組成物、これを用いてなる粘着剤、及び粘着シート |
WO2016080439A1 (ja) | 2014-11-18 | 2016-05-26 | 日本合成化学工業株式会社 | 活性エネルギー線硬化性組成物、活性エネルギー線硬化性粘着剤組成物、粘着剤及び粘着シート、並びに新規ウレタン(メタ)アクリレート |
WO2017110845A1 (ja) | 2015-12-22 | 2017-06-29 | 日本合成化学工業株式会社 | 活性エネルギー線硬化性樹脂組成物およびその製造方法 |
JP2018100403A (ja) | 2016-12-20 | 2018-06-28 | 荒川化学工業株式会社 | 紫外線硬化型粘着剤、硬化物、及び粘着シート |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
TW201922994A (zh) | 2019-06-16 |
TWI808993B (zh) | 2023-07-21 |
JPWO2019069621A1 (ja) | 2019-11-14 |
WO2019069621A1 (ja) | 2019-04-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6502295B2 (ja) | Uv硬化型樹脂組成物 | |
JPWO2014141866A1 (ja) | ハードコートフィルム、保護フィルム及び画像表示装置 | |
JP5909078B2 (ja) | 紫外線硬化型樹脂組成物、硬化物及び物品 | |
JP6390892B2 (ja) | 粘接着シート、物品ならびに物品及び画像表示装置の製造方法 | |
TW201923011A (zh) | 黏著劑組成物及黏著薄片 | |
WO2013088889A1 (ja) | 透明両面粘着シートの製造方法、透明両面粘着シート | |
JP6722584B2 (ja) | タッチパネル用紫外線硬化型樹脂組成物、それを用いた貼り合せ方法及び物品 | |
JP6048137B2 (ja) | 画像表示装置用粘着シート及び画像表示装置 | |
JPWO2015190563A1 (ja) | タッチパネル用紫外線硬化型樹脂組成物、それを用いた貼り合せ方法及び物品 | |
JP2016050245A (ja) | 画像表示装置用粘着シート、画像表示装置用粘着シート部材、画像表示装置の製造方法及び画像表示装置 | |
US10508224B2 (en) | Easily peelable adhesive tape, article, and method for disassembling article | |
JP6786793B2 (ja) | 粘着テープ及びその製造方法 | |
JP7068271B2 (ja) | 光硬化性樹脂組成物及び接着シート | |
JP6410092B2 (ja) | 接着シート、物品ならびに物品の製造方法 | |
JP6704013B2 (ja) | 両面接着シート、3d液晶パネル及びその製造方法 | |
JP2016210930A (ja) | 粘着シート、表面保護部材及び電子機器 | |
JP2016060117A (ja) | ハードコートフィルム、保護フィルム及び情報表示装置 | |
JP6390390B2 (ja) | 接着シート、物品ならびに物品の製造方法 | |
JP6124379B2 (ja) | 紫外線硬化型樹脂組成物、硬化物及び物品 | |
JP6249215B2 (ja) | 接着シート、画像表示装置及びその製造方法 | |
JP2016060833A (ja) | 粘着フィルム、情報表示装置及び携帯電子端末 | |
JP2015160865A (ja) | 画像表示装置用粘着シート、画像表示装置の製造方法及び画像表示装置 | |
TWI751244B (zh) | 無溶劑型黏著性組合物、黏著板片以及顯示體 | |
CN108977102B (zh) | 双面粘接片材、3d液晶面板及其制造方法 | |
JP2022085836A (ja) | 粘着シートの製造方法および電子機器の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190201 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190327 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200107 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20200227 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200430 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200923 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20201116 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210120 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210622 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210818 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20211019 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220111 |
|
C60 | Trial request (containing other claim documents, opposition documents) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60 Effective date: 20220111 |
|
C11 | Written invitation by the commissioner to file amendments |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C11 Effective date: 20220125 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20220218 |
|
C21 | Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21 Effective date: 20220222 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220412 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220428 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7068271 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |