JP7067761B2 - 化粧料容器 - Google Patents

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Description

本発明は、レフィル容器が収容された化粧料容器、および、化粧料容器に用いられるレフィル容器に関する。
粉末または固形の化粧料が収容されたコンパクトなどの化粧料容器には、資源の無駄を省くエコの観点から、中皿を着脱可能なレフィル容器とすることにより、中皿だけを交換して、化粧料容器自体は繰り返し使用できるものが多数、存在している(特許文献1,2参照)。
さらに資源の無駄を省くためには、レフィル容器を使用するだけではなく、容器に使用する材料の削減を図ることも必要であり、材料削減を目的とした発明(特許文献3)も存在する。
特開2005-160593号公報 特開2014-124456号公報 特開2016-83066号公報
しかしながら、金属あるいは樹脂などの中皿を用いているだけでは材料の使用量の削減が不十分であり、また、さらなる資源の削減のためには、化粧料容器の材料につていも削減が必要である。また、使用されるレフィル容器は、化粧料容器に取り付けられることを想定しており、店頭で販売されている状態では、美観の点で優れているとは言えず、また、レフィル容器単体で化粧料を使用することはできないという問題がある。
そこで、本発明は、使用する材料を削減し、さらに、レフィル容器を利用して化粧料容器の美観を向上させる化粧料容器、および、美観に優れ単体でも使用することができるレフィル容器を提供することを目的とする。
本発明の化粧料容器は、容器本体、および、前記容器本体を開閉する蓋を備え、前記容器本体にレフィル容器が収容された化粧料容器であって、前記容器本体には、レフィル容器を収容する収容部が設けられ、前記容器本体の底面には、前記収容部と連通する開口部が設けられ、前記レフィル容器は、透明な本体、および、前記本体の表面に付着された保護シールを有し、前記本体は、フランジ部および前記フランジ部から下方に突出する化粧料収容部を有し、前記レフィル容器が前記容器本体の収容部に着脱可能に取り付けられており、前記容器本体の開口部から、前記レフィル容器の化粧料収容部内の化粧料が見えることを特徴とする。
前記容器本体の収容部の対向する内側面にそれぞれ溝が設けられており、前記レフィル容器のフランジ部の周縁を、前記溝に挿入することにより、前記レフィル容器は前記容器本体の収容部に着脱可能に取り付けられている。
前記レフィル容器の化粧料収容部の底面は多面形状であり、さらに、前記保護シールは、前記本体に付着される側の面が金属光沢である。
前記レフィル容器の本体に化粧用具収容部が設けられており、さらに、前記容器本体の開口部から、前記レフィル容器の化粧用具収容部内の化粧用具を見ることができる。
前記容器本体に化粧用具収容部が設けられており、化粧用具が収容されている。
前記蓋の内面には鏡が設けられている。
前記蓋の内面にリブが設けられており、前記リブは、前記蓋を閉じた時に、前記レフィル容器本体のフランジ部と当接する。
本発明のレフィル容器は、化粧料容器に着脱可能に取り付けられるレフィル容器であって、透明な本体、および、前記本体の表面に付着された保護シールを有し、前記本体は、フランジ部、前記フランジ部から下方に突出し、化粧料が収容された化粧料収容部、および、化粧用具が収容された化粧用具収容部を有し、前記レフィル容器の化粧料収容部の底面は多面形状であり、前記保護シールは、前記フランジ部と接する面が、金属光沢であることを特徴とする。
本発明の化粧料容器は、容器本体、および、前記容器本体を開閉する蓋を備え、前記容器本体にレフィル容器が収容された化粧料容器であって、前記容器本体には、レフィル容器を収容する収容部が設けられ、前記容器本体の底面には、前記収容部と連通する開口部が設けられ、前記レフィル容器は、透明な本体、および、前記本体の表面に付着された保護シールを有し、前記本体は、フランジ部および前記フランジ部から下方に突出する化粧料収容部を有し、前記レフィル容器が前記容器本体の収容部に着脱可能に取り付けられており、前記容器本体の開口部から、前記レフィル容器の化粧料収容部内の化粧料が見えることにより、レフィル容器および容器本体に使用される材料の削減が可能となり、さらに、容器本体の開口部から化粧料が見えることで、蓋を開けることなく中身が確認でき、さらに底面側の美観を高めることができる。
前記容器本体の収容部の対向する内側面にそれぞれ溝が設けられており、前記レフィル容器のフランジ部の周縁を、前記溝に挿入することにより、前記レフィル容器は前記容器本体の収容部に着脱可能に取り付けられていることにより、前記レフィル容器を簡単に着脱することができるだけでなく、確実に前記容器本体に固定することができる。
前記レフィル容器の化粧料収容部の底面は多面形状であり、さらに、前記保護シールは、前記フランジ部と接する面が金属光沢であることにより、レフィル容器単体での美観に優れ、かつ、前記容器本体に収容された状態でも前記開口部を通じて従来にはない美観の向上が可能となる。
前記レフィル容器の本体に化粧用具収容部が設けられていることにより、前記レフィル容器単体でも使用することが可能となり、さらに、前記容器本体の開口部から、前記レフィル容器の化粧用具収容部内の化粧用具を見ることができることにより、前記化粧用具収容部に収容された化粧用具を取り出す際に、前記化粧用具収容部の底面を指で押すことでスムーズに前記化粧用具を取り出すことが可能となり、また、前記開口部によって、前記蓋を開けることなく、前記化粧用具収容部に収容されている前記化粧用具を確認することが可能となる。
前記容器本体に化粧用具収容部が設けられており、化粧用具が収容されていることにより、前記化粧用具を繰り返し使用し、化粧料だけを交換することで、低コストで新しい化粧料に交換することが可能となる。
前記蓋の内面には鏡が設けられていることにより、前記鏡によって前記化粧料収容部の周囲が光を反射して、前記開口部を通じて従来にはない美観の向上が可能となる。
前記蓋にリブが設けられており、前記リブは、前記蓋を閉じた時に、前記レフィル容器本体のフランジ部の一部と当接することにより、前記化粧料容器を持ち運ぶ際に、前記レフィル容器のガタツキを防止することができる。
本発明のレフィル容器は、化粧料容器に着脱可能に取り付けられるレフィル容器であって、透明な本体、および、前記本体の表面に付着された保護シールを有し、前記本体は、フランジ部、前記フランジ部から下方に突出し、化粧料が収容された化粧料収容部および化粧用具が収容された化粧用具収容部を有し、前記レフィル容器の化粧料収容部の底面は多面形状であり、前記保護シールは、前記フランジ部と接する面が、金属光沢であることにより、レフィル容器単体でも化粧用具を用いて化粧料を使用することが可能となり、低コストの化粧料容器として使用することができ、また、収容されている化粧料および化粧用具が外部から簡単に確認でき、さらに、底面から見た時、従来のレフィル容器には無い優れた美観を呈することができる。
本発明の第1の実施形態の化粧料容器の蓋を開けた状態の斜視図である。 第1の実施形態の化粧料容器の容器本体の斜視図である。 本発明のレフィル容器の斜視図であり、(a)は保護シールを開ける前の状態、(b)は保護シールを開ける途中の状態、(c)は保護シールを取り外した状態を示す。 第1の実施形態の化粧料容器の底面図である。 第1の実施形態の化粧料容器の断面図および、一部を拡大した断面図である。 第1の実施形態の化粧料容器の一部を拡大した断面図であり、(a)は蓋および保護シールを閉じた状態、(b)は蓋および保護シールを開いた状態を示す。 本発明の第2の実施形態の化粧料容器の蓋を開けた状態の斜視図である。 第2の実施形態の化粧料容器の容器本体の斜視図である。 レフィル容器の斜視図であり、(a)は保護シールを開ける前の状態、(b)は保護シールを開ける途中の状態、(c)は保護シールを取り外した状態を示す。 第2の実施形態の化粧料容器の底面図である。 第2の実施形態の化粧料容器の断面図および、一部を拡大した断面図である。 第2の実施形態の化粧料容器の一部を拡大した断面図であり、(a)は蓋および保護シールを閉じた状態、(b)は蓋および保護シールを開いた状態を示す。
本発明の化粧料容器1およびレフィル容器21について、図を用いて以下に詳細に説明する。本発明の化粧料容器1は、粉末または固形の化粧料および化粧用具を収容するコンパクトなどの容器であり、本発明のレフィル容器21が、着脱可能に取り付けれている。図1に示すのが、本発明の第1の実施形態の化粧料容器1の蓋4を開けた状態の斜視図であり、図4に示すのが化粧料容器1の底面図である。
本発明の第1の実施形態の化粧料容器1は、図1に示すように、1つの収容部3が設けられた容器本体2、および、前記容器本体2を開閉する蓋4を備え、前記収容部3に、本発明のレフィル容器21が着脱可能に収容されている。前記容器本体2の底面には、図2に示すように、前記収容部3と連通する2つの開口部7が設けられており、図5に示すように、前記収容部3の対向する内側面には2つの溝5が設けられている。
前記蓋4はヒンジ係合によって前記容器本体2に開閉可能に取り付けられており、前記蓋4に設けられたフック9が前記容器本体2の係合部10に係合することで、前記蓋4は前記容器本体2を閉じた状態で固定される。そして、図1,2に示すように、前記蓋4の内面には鏡6、および、2つの平行なリブ8が設けられている。
本発明のレフィル容器21は、図3に示すように、透明な本体22および前記本体22の表面に取り外し可能に付着された保護シール23を有しており、未使用の状態では、図3(a)に示すように、前記保護シール23が前記本体22に付着された状態であり、使用する際には、図3(b),(c)に示すように、前記保護シール23を取り外して使用する。前記保護シール23は、粘着剤/接着剤(易剥離性接着剤)による粘着/接着、超音波または熱による溶着などの手段を用いて前記本体22の表面に取り外し可能に付着されている。さらに、前記保護シール23は、前記本体22から完全に取り外さないで、一部を付着させた状態とするために、端部を前記本体22に強固に付着させることも可能である。
前記本体22は、図3(c)に示すように、フランジ部24、前記フランジ部24から下方に突出する4つの化粧料収容部25および1つの化粧用具収容部26を有しており、透明なポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂を用いた真空成形によってによって一体成形されており、前記化粧料収容部25には、異なる色または種類の化粧料27を収容することができ、前記化粧用具収容部26には、化粧料に合わせた化粧用具28が収容されている。前記フランジ部24の厚みは、0.3~1.0mmの薄肉とすることが好ましく、これにより、衝撃を吸収し、さらに、使用する材料を少なくすることができる。前記化粧料収容部25は、図4に示すように、多面形状に形成されており、これにより、前記化粧料収容部25内の化粧料27の色との相乗効果により優れた美観を呈することができる。前記本体22の材質はPET樹脂に限定するものではなく、他の樹脂を用いることも可能である。
前記保護シール23は、前記フランジ部24と接する側の面が金属光沢を有しており、反対側の表面には商品名、化粧料27の種類、加飾などを施すことができる。前記保護シール23が前記本体22に付着された状態では、前記保護シール23の裏面は、前記フランジ部24を通して見えることから、金属光沢によって前記化粧料収容部25の周囲は光を反射し、美観をより高めることができる。
また、前記保護シール23の端部には、孔29を有する三角形の突出部30が、前記フランジ部24からはみ出すように設けられており、前記レフィル容器21を販売する際には前記孔29を利用して吊るした状態で陳列することができ、この時に、前記レフィル容器21の裏面を正面とすることで、前記化粧料27の色などを直接見て確認することができ、また、前記化粧料収容部25の多面形状と前記保護シール23の金属光沢によって、非常に綺麗な美観を呈することができる。また、三角形の突出部30を利用することで、前記保護シール23の取り外しが容易になる。
前記レフィル容器21は、図5に示すように、前記フランジ部24の周縁の一部を、前記容器本体2の収容部3の溝5に挿入することで、前記容器本体2に着脱可能に取り付けられている。前記レフィル容器21を着脱する際は、前記レフィル容器21を変形させることで簡単に着脱することができる。前記レフィル容器21は本体22が樹脂による一体成形であり、前記フランジ部24が薄肉であることから、簡単に変形させることができ、前記容器本体2の収容部3の溝5に繰り返し着脱させることもできる。
前記容器本体2の溝5を設ける位置については、前記容器本体2の形状によっては、前記収容部3の前後の内側面ではなく、左右の内側面に設けることも可能である。例えば、前記容器本体2が横長の形状であれば、前記収容部3の左右の内側面に設けた方が、前記レフィル容器21は着脱し易くなる。また、前記容器本体2を横長にした場合、前記レフィル容器21は、前記化粧料収容部25と前記化粧用具収容部26とを左右に並べて配置することも可能である。
前記レフィル容器21は、図1に示すように、前記保護シール23を完全に取り外した状態で前記容器本体2に取り付けて使用することができるが、前記保護シール23を完全に取り外さないで前記保護シール23の縁の付近を前記本体22に付着させた状態で前記容器本体2に取り付けて使用することも可能であり、前記保護シール23を中蓋として利用し、前記化粧料収容部25および前記化粧用具収容部26を開閉し、前記化粧料27の蒸発を防止することも可能である。
前記保護シール23を完全に取り外さない場合、図3(b)に示すように、縁を前記本体22に付着させておき、図6(a)に示すように、前記フランジ部24と共に前記保護シール23の縁を、前記容器本体2の収容部3の溝5に挿入して前記レフィル容器21を取り付けることにより、図6(b)に示すように、前記保護シール23を開けて使用することも可能であり、前記保護シール23を中蓋として使用することができる。
このようにして前記保護シール23を使用する場合、前記保護シール23を、前記突出部30の方から少しだけ取り外した状態で前記容器本体2の溝5に挿入して固定し、その後、前記保護シール23の残りの部分を取り外すことにより、前記保護シール23は前記溝5に挿入されている部分は取り外されないで、前記本体22と付着した状態とすることができる。このように、前記保護シール23を取り外さないで使用する場合、図6(b)に示すように、前記保護シール23を使用者の方に裏返して開くようになることから、前記保護シール23の金属光沢によって使用者の顔にレフ板の効果を与えることができるようになる。
前記保護シール23を完全に取り外した場合、図5に示すように前記容器本体2の開口部7から前記レフィル容器21の底面を見た時に、前記保護シール23の代わりに、前記蓋4の鏡6が、前記フランジ部24を通して見えることから、前記鏡6によって前記化粧料収容部25の周囲は光を反射することができ、保護シール23と同じ効果を奏することができる。
前記容器本体2の底面の開口部7の数は特に限定するものではなく、2つの前記開口部7を繋げて1つとすることも可能であり、前記レフィル容器21の1つの化粧料収容部25の数に合わせて1つの開口部7を4つに分割することも可能である。また、前記開口部7の形状についても、様々な形状が可能であり、前記化粧料収容部25に合わせた形状とすることも可能である。また、前記開口部7の大きさについても変更可能であり、例えば、前記化粧用具収容部26を隠すような大きさとすることも可能である。前記開口部7を設けることによって、前記化粧料容器1の材料の使用量を低減させることができるようになる。そのためには、前記容器本体2の強度を考慮しながら、前記開口部7の形状などについては設定する。
前記化粧用具収容部26に収容された化粧用具28を取り出す際に、前記容器本体2の開口部7を利用して前記化粧用具収容部26の底面を指で押すと、前記化粧用具収容部26が変形し、上方に突出することから、スムーズに前記化粧用具28を取り出すことができるという効果を奏する。また、前記開口部7によって、前記蓋4を開けることなく、前記化粧用具収容部26に収容されている前記化粧用具28を確認することが可能となる。
前記蓋4に設けられた2つのリブ8は、前記蓋4を閉じた時に、図5,6に示すように、前記リブ8は前記レフィル容器21のフランジ部24に上から当接する。この時、前記フランジ部24は前記リブ8と前記容器本体2の収容部3の縁によって上下に挟まれた状態となっており、これにより、前記蓋4を閉じた時に、前記レフィル容器21を上下方向に固定することできるので、前記化粧料容器1を持ち運ぶ時などに、前記レフィル容器21のガタツキを防止することができる。
本発明の化粧料容器1は、前記容器本体2に開口部7を設けていることにより、従来と比較して使用する樹脂量を削減することが可能となり、また、前記開口部7を通じて、前記容器本体2の底面から前記化粧料27を確認することができ、さらに、底面の美観を向上させることができる。そして、前記レフィル容器21は、前記フランジ部24を利用して、着脱可能に前記容器本体2に取り付けられており、前記リブ8によって上下方向に固定されていることから、衝撃などが加えられても前記レフィル容器21は外れ難くなる。
本発明のレフィル容器21は、本発明の化粧料容器1に取り付けた状態で使用することができるが、単体でも使用可能であり、使い捨ての化粧料容器として使用することも可能である。前記レフィル容器21には前記化粧用具28が収容されていることから、前記保護シール23を取り外すと、前記化粧料容器1が無くても、化粧料収容部25に収容された化粧料27、および、化粧用具収容部26に収容された化粧用具28を使用できる状態となる。前記レフィル容器21のフランジ部24は所定の強度を有していることから、前記フランジ部24を手で持ちながら、前記化粧用具28を利用して化粧料27を簡単に塗布することができる。
本発明のレフィル容器21を単体で使用する場合、前記保護シール23の縁を前記フランジ部24に付着させた状態とすることで、前記保護シール23を蓋の代わりに利用することも可能である。この場合、前記保護シール23を閉じた状態とするために、別途の固定手段を設ける、あるいは、前記化粧用具収容部26内に別途の固定手段を収容しておくことも可能である。また、前記化粧料収容部25の容積を小さくして化粧料27の量を少なくすることで、前記レフィル容器21を、例えば短期間で使い捨てする用途に限定することも可能である。
このように、本発明のレフィル容器21は、化粧用具28によって化粧料27を使用することができることから、レフィル用途だけではなく、低コストの化粧料容器として使用することができ、そのため、様々な色、種類の化粧料27およびそれに合わせた化粧用具28を用意することで、使用者が気軽に購入して化粧することができるので、化粧品を忘れた際の緊急時、または旅行先などでもコストを気にせずに新しい化粧品を購入して使用することができるようになる。また、店頭で販売されている状態でも、化粧料27と化粧用具28を直接見て確認することができ、その際の美観も従来のレフィル容器にはない新たな印象を与えることができるようになる。
次に、本発明の第2の実施形態の化粧料容器31について説明する。図7に示すのが、第2の実施形態の化粧料容器31であり、前記化粧料容器31は、収容部33および化粧用具収容部41が設けられた容器本体32、および、前記容器本体32を開閉する蓋34を備え、前記収容部33にレフィル容器51が着脱可能に収容されている。前記容器本体32の底面には、図8に示すように、前記収容部33と連通する1つの開口部37が設けられており、前記収容部33の対向する内側面には、2つの溝35が設けられている。前記化粧用具収容部41には、使用する化粧料に合わせた化粧用具42が収容されている。
前記蓋34はヒンジ係合によって前記容器本体32に開閉可能に取り付けられており、前記蓋34に設けられたフック39が前記容器本体32の係合部40に係合することで、前記蓋34は前記容器本体32を閉じた状態で固定される。そして、図7,8に示すように、前記蓋34の内面には鏡36、および、2つの平行なリブ38が設けられている。
レフィル容器51は、透明な本体52および前記本体52の表面に付着された保護シール53を有しており、未使用の状態では、図9(a)に示すように、前記保護シール53が前記本体52に着脱可能に付着された状態であり、使用する際には、図9(b),(c)に示すように、前記保護シール53を取り外して使用する。前記本体52は、図9(c)に示すように、フランジ部54、および、前記フランジ部54から下方に突出する4つの化粧料収容部55を有しており、透明なPET樹脂によって一体成形されている。前記化粧料収容部55は、図10に示すように、多面形状に形成されている。前記本体52はPET樹脂だけでなく、他の樹脂を用いることも可能である。
前記保護シール53は、前記フランジ部54と接する側の面が金属光沢を有しており、前記保護シール53が前記本体52に付着された状態では、金属光沢によって前記化粧料収容部55の周囲は光を反射し、前記化粧料収容部55の多面形状との相乗効果によってより優れた美観を呈することができる。また、前記保護シール53の端部には、孔59を有する三角形の突出部60が設けられており、前記孔59を利用して前記レフィル容器51を吊るした状態で陳列して販売することができる。また、前記突出部60によって、前記保護シール53を簡単に取り外すことができる。
前記レフィル容器51は、図11に示すように、前記フランジ部54の周縁の一部を、前記容器本体32の収容部の2つの溝35に挿入することで、前記容器本体32に着脱可能に取り付けられている。前記レフィル容器51は変形し易いことから、簡単に着脱することができる。
前記レフィル容器51は、前記保護シール53を、図7に示すように、取り外した状態で前記容器本体32に取り付けて使用する、あるいは、図9(b)に示すような完全に取り外さないで縁を前記本体52に付着させた状態で、前記容器本体32に取り付けて使用することが可能である。前記保護シール53を取り外さない場合は図12(a)に示すように、前記フランジ部54と共に前記保護シール53の縁を、前記容器本体32の溝35に挿入して前記レフィル容器51を取り付けることにより中蓋として使用することができ、図12(b)に示すように、前記保護シール53を開けて前記化粧料57を使用することができる。
前記レフィル容器51を底面から見た時、前記保護シール53の金属光沢による光の反射によって優れた美観を呈することができるが、前記保護シール53を取り外した場合でも、図10に示すように前記化粧料容器31の蓋34を閉じた状態で底面から見た時に、前記フランジ部54を通じて前記蓋34に設けられた前記鏡36によって光が反射して同様の効果を奏することができる。
本実施形態では、前記容器本体32の開口部37の数は1つであるが、複数に分割することも可能であり、また、形状および大きさについても、前記収容部33の範囲内であれば様々な形および大きさが可能である。そして、前記開口部37を設けることによって、前記化粧料容器31の材料を削減することができる。
前記蓋34に設けた2つのリブ38によって、前記蓋34を閉じた状態では、前記レフィル容器51の前記フランジ部54を上から押える状態となり、前記レフィル容器51は、前記溝35だけではなく前記リブ38によって上下方向に固定されることになり、前記レフィル容器51をより強固に固定することができるようになる。
本実施形態の化粧料容器31は、化粧用具42を容器本体32に収容することで、前記レフィル容器51を利用して化粧料57だけを交換することができることから、低コストで新しい化粧料に交換することができるようになる。
1,31 化粧料容器
2,32 容器本体
3,33 収容部
4,34 蓋
5,35 溝
6,36 鏡
7,37 開口部
8,38 リブ
9,39 フック
10,40 係合部
21,51 レフィル容器
22,52 本体
23,53 保護シール
24,54 フランジ部
25,55 化粧料収容部
26 化粧用具収容部
27,57 化粧料
28 化粧用具
29,59 孔
41 化粧用具収容部
42 化粧用具

Claims (9)

  1. 容器本体、および、前記容器本体を開閉する蓋を備え、前記容器本体にレフィル容器が収容された化粧料容器であって、
    前記容器本体には、レフィル容器を収容する収容部が設けられ、前記容器本体の底面には、前記収容部と連通する開口部が設けられ、
    前記レフィル容器は、透明な本体、および、前記本体の表面に付着された保護シールを有し、前記本体は、フランジ部および前記フランジ部から下方に突出し、互いに間隔を空けて配置された複数の化粧料収容部を有し、
    前記レフィル容器が前記容器本体の収容部に着脱可能に取り付けられており、前記容器本体の開口部から、前記レフィル容器の化粧料収容部内の化粧料が見え、
    前記容器本体の収容部の対向する2つの内側面にそれぞれ溝が設けられており、前記溝は内側面に対して水平方向に形成されており、前記レフィル容器のフランジ部の周縁を、前記溝に水平方向に挿入することにより、前記レフィル容器のフランジ部が前記容器本体に保持され、前記レフィル容器は、前記化粧料収容部が前記収容部の内側面から離れた状態で、前記容器本体の収容部に着脱可能に取り付けられていることを特徴とする化粧料容器。
  2. 前記レフィル容器の化粧料収容部の底面は多面形状であることを特徴とする請求項1に記載の化粧料容器。
  3. 前記保護シールは、前記本体に付着される側の面が金属光沢であることを特徴とする請求項1又は2に記載の化粧料容器。
  4. 前記レフィル容器の本体に化粧用具収容部が設けられていることを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の化粧料容器。
  5. 前記容器本体の開口部から、前記レフィル容器の化粧用具収容部内の化粧用具が見えることを特徴とする請求項4に記載の化粧料容器。
  6. 前記容器本体に化粧用具収容部が設けられていることを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の化粧料容器。
  7. 前記蓋の内面に鏡が設けられていることを特徴とする請求項1~6のいずれか1項に記載の化粧料容器。
  8. 前記蓋の内面にリブが設けられており、前記リブは、前記蓋を閉じた時に、前記レフィル容器の本体のフランジ部に当接することを特徴とする請求項1~7のいずれか1項に記載の化粧料容器。
  9. 前記容器本体の収容部の対向する2つの内側面のうちの1つの内側面に設けられた前記溝に、前記保護シールの一部が前記フランジ部と共に挿入されることを特徴とする請求項1~8のいずれか1項に記載の化粧料容器。
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