JP6893743B2 - 蓋付き容器 - Google Patents

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本発明は、内容物を収容する収容部を備えた容器本体と、容器本体に開閉自在に装着された蓋体とを有する蓋付き容器に関する。
従来、例えば化粧料などを内容物として収容する容器として、内容物を収容する収容部を備えた容器本体と、容器本体に開閉自在に装着された蓋体とを有する蓋付き容器が知られている。また、蓋付き容器として、蓋体の表面に被覆板を装着した構成とすることで、当該容器の美観を高めるようにしたものも知られている。
例えば特許文献1には、内容物としてファンデーション等の化粧料を収容するコンパクト容器とも呼ばれる蓋付き容器であって、その蓋体の表面に被覆板を装着した構成のものが記載されている。
一方、上記従来の蓋付き容器では、例えば、被覆板を合成樹脂材料の射出成型品であって金型のゲート跡を側面に有する構成とした場合や、枠部に対して被覆板をアンダーカット係合ないし位置決めするためのリブを被覆板の側面に設けた構成とした場合のように、被覆板の側面に美観を低下させる部分が設けられる場合があるが、このような場合には、蓋体に枠部を設け、この枠部により被覆板の側面を覆うようにして、当該部分が外部から視認されないようにしている。
特開2015−163157号公報
例えば化粧料を収容するコンパクト容器などのように高級感のあるパッケージングで商品の差別化が要望される用途に用いられる蓋付き容器においては、被覆板として優れた光学的な加飾機能を発揮する透明なものを用いることが考えられる。
しかし、透明な被覆板では、枠部によって被覆板の側面を覆う構成としても、被覆板の上面を通して側面が視認可能であるため、被覆板の側面にゲート跡やリブ等が設けられた構成であると、上面から当該部分が視認されて、容器の美観が低下してしまうという問題があった。
本発明は、このような点を解決することを課題とするものであり、その目的は、側面が視認されない透明な被覆板が蓋体に装着された美観の高い蓋付き容器を提供することにある。
本発明の蓋付き容器は、内容物を収容する収容部を備えた容器本体と、前記容器本体に開閉自在に装着された蓋体とを有する蓋付き容器であって、前記蓋体の表面に装着された合成樹脂製の透明な被覆板と、前記蓋体に設けられて前記被覆板の側面を覆う枠部とを有し、前記被覆板が、前記側面に垂直な平らな上面と、前記側面と前記上面とに連なる断面円弧状の湾曲面を備えるとともに、前記湾曲面の前記側面からの突出高さをa、前記側面の高さをb、前記湾曲面の前記側面から該側面に垂直な方向に向けた幅をW、前記湾曲面の中心角をθ1、前記被覆板の臨界角をθcとしたときに、W/(a+b)≧tanθc、且つ、θ1>θcを満たす形状であることを特徴とする。
本発明の蓋付き容器は、上記構成において、前記被覆板が合成樹脂材料の射出成形品であり、金型のゲート跡を前記側面に有しているのが好ましい。
本発明の蓋付き容器は、上記構成において、前記蓋体が天壁と該天壁の外周縁に連なる周壁とを有し、前記枠部が前記天壁の外周縁に沿って該天壁の表面から突出する壁状に形成されているのが好ましい。
本発明の蓋付き容器は、上記構成において、化粧料を前記内容物として収容する用途に用いられるものであるのが好ましい。
本発明によれば、側面が視認されない透明な被覆板が蓋体に装着された美観の高い蓋付き容器を提供することができる。
本発明の一実施の形態である蓋付き容器の正面図である。 図1に示す蓋付き容器の側面図である。 図1におけるA−A線に沿う断面図である。 図2におけるB−B線に沿う断面図である。 蓋体を開いた状態の蓋付き容器の平面図である。 図3に示す蓋付き容器の要部の拡大断面図である。 被覆板の要部の拡大断面図である。 被覆板の外周縁を真上から見た場合の視認点を示す説明図である。 被覆板の湾曲部を真上から見た場合の視認点を示す説明図である。 被覆板の外周縁を斜め上方から見た場合の視認点を示す説明図である。 被覆板の湾曲部を斜め上方から見た場合の視認点を示す説明図である。
以下、図面を参照して、本発明をより具体的に例示説明する。
図1〜図5に示す本発明の一実施の形態である蓋付き容器1は、例えばファンデーション等の化粧料を内容物として収容する用途に用いられる携帯用のコンパクト容器である。蓋付き容器1は、略矩形の扁平な形状となっており、容器本体10と蓋体20とを有している。
容器本体10は合成樹脂製であり、略矩形の底壁11と、底壁11の外周縁に一体に連なる周壁12とを備えた浅い皿状となっている。図3、図4に示すように、容器本体10の内部には合成樹脂製の内装体13が装着されており、容器本体10の内部は内装体13によって内容物収容部14と塗布具収容部15とに区画されている。容器本体10の内容物収容部14には内容物Mを収容することができ、塗布具収容部15には塗布具Pを収容することができる。
図示する場合では、内容物収容部14に収容される内容物Mは使い捨て可能なリフィル容器16に充填された化粧料(ファンデーション)である。内容物Mは、リフィル容器16が内容物収容部14に嵌め込まれることで当該内容物収容部14に収容される。内容物Mが全て取り出された後には、空になったリフィル容器16を内容物収容部14から取り外し、内容物Mが充填されている新たなリフィル容器16を内容物収容部14に嵌め込むことで、蓋付き容器1を繰り返し使用することができる。
塗布具収容部15には、例えば化粧料を塗布するためのパフとして構成された塗布具Pを収容することができる。なお、化粧料の種類に合わせて、塗布具収容部15に、例えば筆状のものなど種々の塗布具Pを収容することもできる。図4、図5に示すように、底壁11の塗布具収容部15に対応する部分に、塗布具収容部15と外部との通気性を確保するための多数の通気孔11aを設けた構成とすることもできる。なお、便宜上、図4、図5においては、1つの通気孔11aにのみ符号を付してある。
蓋体20は合成樹脂製であり、容器本体10の底壁11に対応した大きさの略矩形の天壁21と、天壁21の外周縁に一体に連なる周壁22とを備えている。図3に示すように、蓋体20は、天壁21及び周壁22に一体に連なるヒンジ部23を備えており、ヒンジ部23はヒンジ軸23aによって容器本体10に回動自在に装着されている。これにより、蓋体20は、容器本体10に対して、図1、図2に示すように内容物収容部14及び塗布具収容部15を閉塞する閉位置と、図5に示すように閉位置からヒンジ軸23aを中心として回動して内容物収容部14及び塗布具収容部15を開放する開位置との間で開閉自在となっている。なお、図5においては、蓋付き容器1を内容物M及び塗布具Pを収容していない状態で示している。
容器本体10の周壁12の前面中央部には開閉操作部17が設けられている。開閉操作部17は係止爪17aを備えており、係止爪17aを蓋体20に係止させて当該蓋体20を閉位置に保持することができる。一方、開閉操作部17を操作して係止爪17aの蓋体20との係合を解除することで蓋体20を開くことができる。
蓋体20の天壁21の裏面(内面)には矩形形状の鏡24が装着されており、蓋体20を開いたときに鏡24を見ることができるようになっている。天壁21は外側に向けて鏡24の厚みと同程度の深さで凹む凹部21aを有しており、鏡24は凹部21aに配置されている。なお、天壁21の裏面とは、蓋体20を容器本体10に対して閉じた状態(閉位置)としたときに容器本体10の内部を向く側の面である。
蓋体20の天壁21の表面(外面)には、合成樹脂製の透明な被覆板30が装着されている。本実施の形態では、被覆板30は蓋体20の天壁21よりも一回り小さい矩形の平板状となっており、蓋体20の天壁21の表面に接着剤等の固定手段を用いて固定されて当該表面の略全面を覆っている。蓋体20の表面の略全面が、優れた光学的な加飾機能を発揮する透明な被覆板30によって覆われることにより、蓋付き容器1の美観が高められている。なお、天壁21の表面とは、蓋体20を容器本体10に対して閉じた状態(閉位置)としたときに容器本体10の外側を向いて外部から視認可能となる面である。
図6に示すように、被覆板30は、天壁21の表面と平行で平らな上面31と、上面31に対して垂直な側面32及び上面31に平行な下面33を有している。また、被覆板30は、上面31と側面32との間に、側面32と上面31とに連なる湾曲面34を有している。湾曲面34は、上面31及び側面32の両方に垂直な断面において外側に向けて凸となる円弧状であり、図7に示すように、当該円弧の中心点Oは、上面31と湾曲面34との境界から上面31に垂直な方向に下ろした垂線L上に位置している。
なお、本実施の形態では、被覆板30は矩形の平板状に形成されているので、4つの側面32とそれぞれの側面32に連なる4つの湾曲面34とを備えている。
本実施の形態においては、被覆板30は、合成樹脂材料を射出成形した射出成形品となっており、図6に示すように、金型(不図示)のゲート跡35を側面32に有している。
被覆板30としては、例えばPCTA樹脂により形成されたものを採用することができるが、SAN(スチレンアクリロニトリルコポリマー)樹脂、PMMA(ポリメタクリル)樹脂、PC(ポリカーボネート)樹脂、PS(ポリスチレン)樹脂、PMP(ポリメチルペンテン)樹脂などの他の合成樹脂材料で形成されたものを採用することもできる。なお、PCTA樹脂とは、テレフタル酸(TA)とイソフタル酸(IPA)を主成分とするジカルボン酸成分と、1,4シクロヘキサンジメタノールジオール(CHDM)を主成分とするジオール成分から成る樹脂のことである。
蓋体20には、天壁21の外周縁に沿って天壁21の表面から突出する壁状の枠部25が一体に設けられている。枠部25は、周壁22の上側に一体に連なるとともに天壁21の外周縁に沿って延びて被覆板30の全周を囲っており、被覆板30の側面32に対向して当該側面32を外側から覆っている。被覆板30の側面32は枠部25によって覆われることで、外部から直接視認されないようになっている。すなわち、被覆板30の側面32にあるゲート跡35も枠部25により覆われて外部から直接視認されないようになっている。
一方、被覆板30は透明であるので、枠部25によって被覆板30の側面32を覆った構成であっても、被覆板30の上面31ないし湾曲面34を通して側面32が外部から視認されると、ゲート跡35が外部から視認されることになって蓋付き容器1の美観が低下してしまうことになる。
そこで、本実施の形態の蓋付き容器1では、被覆板30を、側面32に連なる断面円弧状の湾曲面34を備えるとともに、図7に示すように、湾曲面34の側面32からの突出高さをa、側面32の高さをb、湾曲面34の側面32から側面32に垂直な方向に向けた幅をW、湾曲面34の中心角をθ1、被覆板30の臨界角をθcとしたときに、W/(a+b)≧tanθc、且つ、θ1>θcを満たす形状として、被覆板30の上面31ないし湾曲面34を通して側面32(ゲート跡35)が外部から視認されないようにしている。
ここで、湾曲面34の側面32からの突出高さaとは、側面32の上面31の側の端部である上端32aを基準として上面31に垂直な方向に向けて測った湾曲面34の最も高い部分における高さのことである。また、側面32の高さbとは、側面32の下面33の側の端部である下端32bを基準として上面31に垂直な方向に向けて測った上端32aまでの高さのことである。さらに、湾曲面34の側面32から側面32に垂直な方向に向けた幅Wとは、側面32を基準として側面32に垂直な方向に向けて測った湾曲面34の幅のことである。さらに、湾曲面34の中心角θ1とは、上面31及び側面32の両方に垂直な断面において円弧状となる湾曲面34の当該円弧状の断面形状における中心角のことである。さらに、被覆板30の臨界角θcとは、被覆板30の表面において全反射が起きる最も小さな入射角のことであり、被覆板30の材質によって定まり、例えば、被覆板30の材質をPCTA樹脂(屈折率が1.553)とした場合には、その臨界角θcは40.084度である。
上記形状を有する被覆板30では、被覆板30の上面31ないし湾曲面34を通して側面32が外部から視認されないので、被覆板30として、その側面32にゲート跡35を有する合成樹脂材料の射出成形品を採用しても、当該ゲート跡35が外部から視認されないようにして蓋付き容器1を美観の高いものとすることができる。
例えば、図8に示すように、被覆板30の外周縁(側面32)を真上(上面31に垂直な方向)から見た場合には、湾曲面34によって視認方向が側面32から離れる方向に屈折され、また外周縁への入射角θaよりも屈折角θbが小さいことから、被覆板30の下面33の側面32から距離xだけ離れた点が視認されることになる。そのため、被覆板30の外周縁を真上から見ても、側面32ないしゲート跡35は視認されない。
同様に、図9に示すように、被覆板30の湾曲面34を真上から見た場合にも、湾曲面34によって視認方向が側面32から離れる方向に屈折されるので、被覆板30の下面33の側面32から離れた点が視認され、側面32ないしゲート跡35は視認されない。
次に、被覆板30を斜め上方から見た場合であるが、この場合でも、被覆板30がW/(a+b)≧tanθc及びθ1>θcを満たす形状となっていることから、側面32ないしゲート跡35は視認されない。
すなわち、図10に示すように、被覆板30の外周縁を斜め上方から見た場合には、被覆板30がθ1>θcの関係を有する形状とされていることから、視認方向は側面32から離れた方向となり、被覆板30の下面33の側面32から離れた点が視認され、側面32ないしゲート跡35は視認されない。
次に、図11に示すように、被覆板30の湾曲面34を斜め上方から見た場合であるが、被覆板30がW/(a+b)≧tanθcの関係を有する形状とされており、また、下面33の垂線Lと交わる点を基準として側面32に向けた距離をXとすると、tanθc=X/(a+b)であることから、W≧Xとなる。よって、被覆板30の下面33の外周端ないし側面32から離れた点が視認され、側面32ないしゲート跡35は視認されない。
このように、本実施の形態の蓋付き容器1では、蓋体20の表面に装着されて枠部25によって側面32が覆われた合成樹脂製の透明な被覆板30を、側面32に連なる断面円弧状の湾曲面34を備えるとともに、湾曲面34の側面32からの突出高さをa、側面32の高さをb、湾曲面34の幅をW、湾曲面34の中心角をθ1、被覆板30の臨界角をθcとしたときに、W/(a+b)≧tanθc、且つ、θ1>θcを満たす形状としたので、上面31ないし湾曲面34を通して側面32が外部から視認されないようにすることができる。よって、被覆板30が、その側面32に、例えばゲート跡35などの美観を低下させる部分を有していても、当該部分が外部から視認されないようにして、蓋付き容器1を美観の高いものとすることができる。
特に、被覆板30を合成樹脂材料の射出成型品とした場合には、被覆板30にゲート跡35が生じることになるが、当該ゲート跡35を側面32に位置するように構成することで、上面31ないし湾曲面34を通してゲート跡35が視認されないようにして、蓋付き容器1を美観の高いものとすることができる。よって、被覆板30を合成樹脂材料の射出成型品としてコストを低減させつつ、ゲート跡35が視認されない美観の高い蓋付き容器1を提供することができる。
また、蓋体20を天壁21と天壁21の外周縁に連なる周壁22とを有する構成とし、枠部25を天壁21の外周縁に沿って天壁21の表面から突出する壁状に形成した場合には、蓋体20の表面の略全面を優れた光学的な加飾機能を発揮する透明な被覆板30によって覆う構成とすることができるので、蓋付き容器1の美観をより高いものとすることができる。
さらに、化粧料を前記内容物として収容する用途に用いられるコンパクト容器とした場合には、当該蓋付き容器1を商品の差別化を図ることが可能な高級感のあるパッケージングとして、その商品価値を高めることができる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
例えば、前記実施の形態においては、被覆板30を天壁21に接着剤により接着して蓋体20に固定する構成としたが、これに限らず、被覆板30の側面32にリブを設け、当該リブを枠部25にアンダーカット係合させることで蓋体20に固定する構成としてもよい。この場合においても、被覆板30の側面32に設けたリブが上面31ないし湾曲面34を通して外部から視認されることを防止して、蓋付き容器1を美観の高いものとすることができる。
また、前記実施の形態においては、被覆板30を蓋体20の表面の略全体を覆うものとしたが、これに限らず、被覆板30は、少なくとも蓋体20の表面の一部を覆う構成であればよい。また、被覆板30は、蓋体20の天壁21の表面に限らず、周壁22の表面に装着されてもよい。
さらに、前記実施の形態においては、被覆板30を矩形の平板状の形状としたが、これに限らず、蓋体20の表面に装着されて枠部25によって覆われる側面32と、側面32に連なる断面円弧状の湾曲面34とを備え、湾曲面34の側面32からの突出高さをa、側面32の高さをb、湾曲面34の幅をW、湾曲面34の中心角をθ1、被覆板30の臨界角をθcとしたときに、W/(a+b)≧tanθc、且つ、θ1>θcを満たす形状であれば、例えば円形の平板状や、円形で全体が3次元的に湾曲した形状など、種々の形状とすることができる。
さらに、前記実施の形態においては、蓋体20をヒンジ軸23aによって容器本体10に開閉自在に装着された構成としたが、これに限らず、ねじ結合により容器本体10に着脱自在に装着される構成や、アンダーカットにより容器本体10に着脱自在に装着される構成としてもよい。
さらに、前記実施の形態においては、容器本体10を薄い皿状のものとしたが、これに限らず、例えば広口壜形状などの他の形状のものとしてもよい。この場合、蓋体20は、有頂円筒状としてもよい。
さらに、本発明を、化粧料を内容物として収容する用途に用いられる蓋付き容器1に限らず、他のものを内容物として収容する蓋付き容器に適用してもよい。
1 蓋付き容器
10 容器本体
11 底壁
11a 通気孔
12 周壁
13 内装体
14 内容物収容部
15 塗布具収容部
16 リフィル容器
17 開閉操作部
17a 係止爪
20 蓋体
21 天壁
21a 凹部
22 周壁
23 ヒンジ部
23a ヒンジ軸
24 鏡
25 枠部
30 被覆板
31 上面
32 側面
32a 上端
32b 下端
33 下面
34 湾曲面
35 ゲート跡
M 内容物
P 塗布具
O 中心点
L 垂線
a 湾曲面の側面からの突出高さ
b 側面の高さ
W 湾曲面の幅
θ1 湾曲面の中心角
θc 被覆板の臨界角
R 湾曲面の半径
θa 入射角
θb 屈折角

Claims (4)

  1. 内容物を収容する収容部を備えた容器本体と、前記容器本体に開閉自在に装着された蓋体とを有する蓋付き容器であって、
    前記蓋体の表面に装着された合成樹脂製の透明な被覆板と、
    前記蓋体に設けられて前記被覆板の側面を覆う枠部とを有し、
    前記被覆板が、
    前記側面に垂直な平らな上面と、
    前記側面と前記上面とに連なる断面円弧状の湾曲面を備えるとともに、
    前記湾曲面の前記側面からの突出高さをa、前記側面の高さをb、前記湾曲面の前記側面から該側面に垂直な方向に向けた幅をW、前記湾曲面の中心角をθ1、前記被覆板の臨界角をθcとしたときに、W/(a+b)≧tanθc、且つ、θ1>θcを満たす形状であることを特徴とする蓋付き容器。
  2. 前記被覆板が合成樹脂材料の射出成形品であり、金型のゲート跡を前記側面に有している、請求項1に記載の蓋付き容器。
  3. 前記蓋体が天壁と該天壁の外周縁に連なる周壁とを有し、
    前記枠部が前記天壁の外周縁に沿って該天壁の表面から突出する壁状に形成されている、請求項1または2に記載の蓋付き容器。
  4. 化粧料を前記内容物として収容する用途に用いられるものである、請求項1〜3の何れか1項に記載の蓋付き容器。
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