JP7067394B2 - 窓の断熱性能展示設備 - Google Patents

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Description

本発明は、異なる種類の窓の断熱性能を比較するための窓の断熱性能展示設備に関するものである。
住宅展示場において、住宅に用いられる複数種の窓の断熱性能を体感することができるように、種々の提案がなされている。たとえば、本件出願人は、先に、下記特許文献1に開示される断熱性能比較体験装置を提案している。この断熱性能比較体験装置では、遮熱断熱ペアガラスが嵌め込まれた断熱窓サッシが設けられた第二断熱外壁、および単板ガラスが嵌め込まれた通常窓サッシが設けられた第二通常外壁に隣接して、第二冷却室が配置されている。従って、断熱窓サッシおよび通常窓サッシについて、それぞれの冷輻射の違いを体感することができる。
特許第4197301号公報
しかしながら、従来の場合、第二断熱外壁に隣接して第二冷却室が配置される構成であるので、断熱性能を向上させた断熱窓サッシの外観を確認することができない。通常、窓の断熱リフォームを検討する際には、断熱性能だけでなく、リフォーム後の窓の内観および外観も重要な要素となっている。それにもかかわらず、従来では、リフォームを行う際の重要な要素である外観を確認することができず、リフォームを検討している側に与える情報が少ないものとなっているので、この点で改善の余地がある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、窓の断熱性能を確認することができるだけでなく、リフォーム後の窓の内観および外観を容易に確認することができる窓の断熱性能展示設備を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明に係る窓の断熱性能展示設備は、外壁に断熱性能の異なる複数の窓が設けられ、冷却手段により内部が冷却される低温度室と、前記低温度室に隣接して配置され、断熱性能の異なる前記複数の窓の内、断熱性能を向上させるリフォームを行った断熱窓が設けられた板状の展示体とを備え、前記展示体には、二つの同一の前記断熱窓が設けられており、二つの同一の前記断熱窓の内、一方の断熱窓は、建物に設置された際の屋内側が前記展示体の一方の板面側に配置され、建物に設置された際の屋外側が前記展示体の他方の板面側に配置され、これとは逆に、他方の断熱窓は、建物に設置された際の屋内側が前記展示体の他方の板面側に配置され、建物に設置された際の屋外側が前記展示体の一方の板面側に配置されることを特徴とする。
また、本発明に係る窓の断熱性能展示設備は、二つの同一の前記断熱窓の双方において、窓枠の上枠および下枠は、窓に対して交差する方向に切断されて断面が露出していることを特徴とする。
さらに、本発明に係る窓の断熱性能展示設備は、断熱性能の異なる前記複数の窓は、引違い窓とされており、前記複数の窓の内、前記断熱窓とは異なる一つは、引違い窓の一方の障子と他方の障子とで断熱性能が異なっていることを特徴とする。
本発明に係る窓の断熱性能展示設備によれば、低温度室の外壁に断熱性能の異なる複数の窓が設けられるので、それぞれの窓の断熱性能を確認することができる。また、低温度室の外壁に設けられる複数の窓の内、断熱性能を向上させるリフォームを行った断熱窓が板状の展示体に設けられる。ここで、展示体には、二つの同一の断熱窓が設けられる。一方の断熱窓は、建物に設置された際に屋内側に配置される側が展示体の一方の板面側に配置されると共に、建物に設置された際に屋外側に配置される側が展示体の他方の板面側に配置される。これとは逆に、他方の断熱窓は、建物に設置された際に屋内側に配置される側が展示体の他方の板面側に配置されると共に、建物に設置された際に屋外側に配置される側が展示体の一方の板面側に配置される。従って、一方の断熱窓と他方の断熱窓とが逆向きに展示体に隣接して設けられるので、展示体の一方の板面側または他方の板面側から、リフォーム後の断熱性能が向上した断熱窓の内観および外観を一望することができる。
また、本発明に係る窓の断熱性能展示設備によれば、二つの断熱窓それぞれの窓枠の上枠および下枠が切断されて断面が露出した状態とされているので、リフォーム後の窓の窓枠の構造を容易に確認することができる。
さらに、本発明に係る窓の断熱性能展示設備によれば、引違い窓である複数の窓の内、断熱窓とは異なる引違い窓は、一方の障子と他方の障子とで断熱性能が異なって形成されている。従って、一つの窓に断熱性能の異なる状態を構成できるので、コンパクトな構成の低温度室で、より多くの断熱性能の異なる窓を展示することができる。
本発明の窓の断熱性能展示設備の一実施例を示す概略斜視図である。 図1の窓の断熱性能展示設備の展示体に設けられる二つの同一の断熱窓の内、一方の断熱窓の下端部を示す概略斜視図である。 図1の窓の断熱性能展示設備の展示体に設けられる二つの同一の断熱窓の内、一方の断熱窓の上端部を示す概略斜視図である。 図1の窓の断熱性能展示設備の展示体に設けられる二つの同一の断熱窓の内、他方の断熱窓の下端部を示す概略斜視図である。 図1の窓の断熱性能展示設備の展示体に設けられる二つの同一の断熱窓の内、他方の断熱窓の上端部を示す概略斜視図である。 図1の窓の断熱性能展示設備が展示施設内に設置された状態を示す概略平面図である。
以下、本発明の窓の断熱性能展示設備の具体的実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の窓の断熱性能展示設備の一実施例を示す概略斜視図である。本実施例の窓の断熱性能展示設備1は、住宅の窓のリフォーム前後の性能の違いを比較するものであり、展示施設内の任意の位置に配置される。本実施例の窓の断熱性能展示設備1は、断熱性能の異なる複数の窓2が設けられる低温度室3と、低温度室3に隣接して配置される窓2の展示体4とを備える。
低温度室3は、略矩形の中空ボックス状に形成されている。低温度室3の内部空間は、冷却手段により冬季の温度に冷却され、これにより、低温度室3内に冬の外気の状態を実現することができる。たとえば、低温度室3内は、冷却手段により約9℃の低温とされる。冷却手段は、その構成を特に問わず、低温度室3内を冬場の外気の温度に冷却できるものであればよい。低温度室3の前方の外壁5には、断熱性能の異なる三つの窓2が設けられる。三つの窓2は、引違い窓とされており、左右方向へ互いに離隔して配置される。この際、三つの窓2は、建物(たとえば住宅)に設置された際に屋内側に配置される側が低温度室3の外側に配置される一方、建物に設置された際に屋外側に配置される側が低温度室3の内側に配置される。すなわち、建物に設置された際の内観が外部に露出される。
低温度室3の三つの窓2の内、右側に配置される引違い窓2aは、低温度室3の外壁5に形成された開口部に設けられる。開口部の屋外側には、窓額縁6が枠状に設けられて、窓額縁6が外部へ露出している。引違い窓2aは、前記開口部の屋内側に枠状に設けられるアルミ製の窓枠7に、二つの障子8,8が左右へスライド可能に設けられて構成される。本実施例では、引違い窓2aの一方の障子8aと他方の障子8bとで断熱性能が異なっている。具体的には、一方の障子8aは、アルミ製の枠状の框9に設けられる面材10が単板ガラスとされ、他方の障子8bは、アルミ製の枠状の框9に設けられる面材10がペアガラスとされる。
低温度室3の三つの窓2の内、左側に配置される引違い窓2bは、既存の窓に新たに内窓11が設けられて二重窓とされる。既存の窓は、右側に配置される引違い窓2aと同様に、低温度室3の外壁5に形成された開口部に設けられ、その開口部の屋外側には、窓額縁が枠状に設けられる。既存の窓は、窓枠が右側に配置される引違い窓2aと同様に構成され、二つの障子が右側に配置される引違い窓2aの一方の障子と同様に構成される。内窓11は、既存の窓の窓額縁に新たに樹脂製の窓枠12が枠状に設けられ、その窓枠12に二つの新たな障子13,13が左右へスライド可能に設けられて構成される。ここで、二つの障子13,13はそれぞれ、枠状の框14が樹脂製とされ、框14に設けられる面材15がペアガラスとされる。なお、枠状の窓額縁の屋外側には、樹脂製のふかし枠16が枠状に設けられる。
低温度室3の三つの窓2の内、中央に配置される引違い窓2cは、断熱性能を向上させるリフォームを行った断熱窓とされる。この断熱窓2cは、板状の展示体4に設けられる。展示体4は、低温度室3の左側前方に、板面を左右に向けて配置される。展示体4には、二つの同一構成の断熱窓2cが前後に離隔して設けられて展示される。この際、二つの同一の断熱窓2c,2cの内、後側に配置される一方の断熱窓2cは、建物に設置された際の屋内側が展示体4の右方の板面側に配置され、建物に設置された際の屋外側が展示体4の左方の板面側に配置される。これとは逆に、前側に配置される他方の断熱窓2cは、建物に設置された際の屋内側が展示体4の左方の板面側に配置され、建物に設置された際の屋外側が展示体4の右方の板面側に配置される。
図2から図5は、本実施例の窓の断熱性能展示設備の展示体に設けられる二つの同一の断熱窓を示す概略図であり、図2は一方の断熱窓の下端部を示す概略斜視図、図3は一方の断熱窓の上端部を示す概略斜視図、図4は他方の断熱窓の下端部を示す概略斜視図、図5は他方の断熱窓の上端部を示す概略斜視図である。断熱窓2cは、既存の窓をリフォームしたものであり、具体的には、既存の窓の二つの障子が取り外され、既存の窓の窓枠が残された状態で、新たな窓枠17と新たな障子18とが設けられる。
既存の窓は、右側に配置される引違い窓2aと同様に、低温度室3の外壁5に形成された開口部に設けられ、その開口部の屋外側には、窓額縁6が枠状に設けられる。既存の窓は、窓枠7が右側に配置される引違い窓2aと同様に構成され、二つの障子が右側に配置される引違い窓2aの一方の障子と同様に構成される。この既存の窓の二つの障子が取り外されて、新たな二つの障子18,18が取り付けられる。新たな二つの障子18,18は、枠状の框19に設けられる面材20がペアガラスとされ、窓額縁6および既存の窓の窓枠7に枠状に設けられる新たな窓枠17に左右へスライド可能に設けられる。
本実施例では、新たな窓枠17は、低温度室3の外側(建物に設置された際の屋内側)が樹脂製とされ、低温度室3の内側(建物に設置された際の屋外側)がアルミ製とされる。典型的には、新たな窓枠17は、低温度室3の外側に配置される樹脂製の第一片21と、低温度室3の内側に配置されるアルミ製の第二片22とを有している。第一片21は、窓額縁6に設けられ、第二片22は、既存の窓の窓枠7に設けられる。この状態において、第一片21と第二片22とは、互いに接続されている。また、新たな二つの障子18,18の框19,19は、低温度室3の外側が樹脂製とされ、低温度室3の内側がアルミ製とされる。典型的には、枠状の框19は、アルミ製とされ、その屋外側(低温度室3の外側)に樹脂製のカバーが設けられる。この二つの新たな障子18,18は、新たな窓枠17の第二片22に左右にスライド可能に設けられる。なお、本実施例では、断熱窓2cには、建物に設置された際に屋外側に配置される見切り材34にふかし枠35が枠状に設けられる。
ところで、本実施例では、低温度室3に設けられる三つの窓2に、面材の温度を測定する温度計23と、框の温度を測定する温度計24とが設けられる。具体的には、右側に配置される窓2aには、一方の障子8aの面材の温度を測定する温度計23、および一方の障子8aの框の温度を測定する温度計24が一方の障子8aの面材の前面に設けられる。また、右側に配置される窓2aには、他方の障子8bの面材の温度を測定する温度計23、および他方の障子8bの框の温度を測定する温度計24が他方の障子8bの面材の前面に設けられる。中央に配置される窓2cおよび左側に配置される窓2bは、一方の障子と他方の障子とが同一であるので、一方の障子の面材の温度を測定する温度計23、および一方の障子の框の温度を測定する温度計24が一方の障子の面材の前面に設けられる。さらに、低温度室3には、内部に低温度室3内の温度を測定する温度計が設けられ、前方の外壁5に低温度室3外部(後述する展示施設の室内)の温度を測定する温度計25が設けられる。
このようにして、低温度室3には、三つの断熱性能の異なる窓2が設けられる。本実施例では、三つの窓2の内、一つの窓2a(右側に配置される窓)がリフォーム前の窓とされ、残りの二つの窓2b,2c(中央に配置される断熱窓および左側に配置される窓)が断熱性能を向上させたリフォーム後の窓とされる。また、本実施例では、断熱窓2cとは異なるリフォーム前の窓において、引違い窓2aの二つの障子8,8を異ならせることで、断熱性能が異なるように構成される。
断熱性能の異なる複数の窓2の内、断熱性能を向上させるリフォームを行った断熱窓2cが展示体4に設けられる。断熱窓2cは、新たな窓枠17および新たな障子18が設けられるものであり、建物に設置された際の内観および外観がリフォーム前後で変わるものとされる。前述したように、展示体4には、後側に内観が右方の板面側に露出した断熱窓2cが設けられ、この断熱窓2cと同様の構成の断熱窓2cが前側に外観が右方の板面側に露出した状態で設けられる。すなわち、展示体4に設けられる二つの断熱窓2c,2cは、同一の断熱窓の屋内側と屋外側とを反転させたものとされる。図2から図5に示されるように、展示体4に設けられる二つの同一の断熱窓2c,2cの双方において、リフォーム後の新たな窓枠17の上枠26および下枠27は、窓に対して交差する方向に切断されて断面が露出している。この断面の露出部には、それを覆うようにして透明な板材から形成されたカバー材28が設けられる。なお、枠状のふかし枠35の上方および下方に配置される枠部分は、切断されて断面が露出しており、その露出部を覆うようにして前記カバー材28が配置される。
また、展示体4に設けられる二つの断熱窓2c,2cそれぞれにおいて、二つの障子18,18の内、一方の障子18が取り付けられていない。この一方の障子18が取り付けられていない空箇所で、上枠26および下枠27が展示体4の板面に交差する方向に切断されて断面が露出している。なお、空箇所においては、窓枠17の縦枠が設けられていない。すなわち、本実施例では、断熱窓2cは、その幅方向略中央部を境にして、一方側には新たな窓枠17および新たな障子18が設けられていない。
図6は、本実施例の窓の断熱性能展示設備の使用状態を示す概略平面図である。本実施例の窓の断熱性能展示設備1は、それを含む複数の展示物(住宅の構成部材や設備など)が展示される展示施設内に設置される。たとえば、図6に示されるように、本実施例の窓の断熱性能展示設備1の低温度室3は、通路29の折り返し部に設けられる。この際、低温度室3は、複数の窓2が設けられた外壁5を通路29に向けて配置される。また、低温度室3の床部は、展示施設の床部とされる。図示例では、低温度室3は、壁材30と他の展示物31とで形成された折り返し部に設置される。なお、本実施例では、展示施設は、一方の通路32から他方の通路33へ進んで見学するように進行方向が設定されている。
一方、本実施例の窓の断熱性能展示設備1の展示体4は、低温度室3の左側前方において、低温度室3に隣接して、展示施設の床部に立設される。この際、展示体4は、板面が他方の通路33の壁材30と対面するようにして、壁材30に近接して配置される。すなわち、本実施例では、展示体4は、低温度室3よりも通路29の進行方向奥側に配置される。
本実施例の窓の断熱性能展示設備1の場合、低温度室3に断熱性能の異なる三つの窓2が設けられるので、三つの窓2の断熱性能の違いを確認することができる。すなわち、窓2の面材や框などに触れたり、窓2の表面に付着した露の有無や量を確認することで、断熱性能の違いを確認することができる。また、本実施例では、窓2に設けられた温度計23,24に表示された温度を確認することで、断熱性能の違いを確認することができる。また、本実施例の窓の断熱性能展示設備1の場合、二つの同一の断熱窓2c,2cであり、それぞれが互いに屋内側と屋外側とを反転させたものが展示体4に設けられるので、他方の通路33から、断熱窓2cの内観および外観を一望することができる。
また、本実施例の窓の断熱性能展示設備1の場合、展示体4に設けられる断熱窓2cそれぞれにおいて、新たに設けられる窓枠17の上枠26および下枠27の断面が露出しているので、リフォーム後の窓の構造を容易に確認することができる。また、本実施例の窓の断熱性能展示設備1の場合、右側に配置される引違い窓2aにおいて、一方の障子8aの面材10と他方の障子8bの面材10とが異なるので、一つの窓において断熱性能を異ならせることができる。従って、低温度室3への窓の設置数を少なくすることができ、低温度室3をコンパクトな構成とすることができる。
また、本実施例の窓の断熱性能展示設備1の場合、低温度室3が展示施設内の通路29の折り返し部に配置されるので、通常の通路幅よりも広い折り返し部を有効に活用することができる。また、本実施例の窓の断熱性能展示設備1の場合、見学者の進行方向の手前側に低温度室3が配置され、進行方向奥側に展示体4が配置される。従って、見学者は、リフォーム後の窓の断熱性能を確認後、そのリフォーム後の窓の構造を確認することができ、窓の断熱リフォームの重要性を容易に理解することができる。
さらに、本実施例の窓の断熱性能展示設備1の場合、展示体4には屋内外を反転させた二つの断熱窓2c,2cが設けられるので、展示体4を壁材30に近接して配置することができる。展示体4に断熱窓が一つしか設けられていない場合、通路33からは、通路33側に露出した側しか見学することができず、窓のもう一方側を見学するには、展示体4の裏側にまわる必要があった。すなわち、展示体4と壁材30との間に見学者が入ることができるスペースが必要であった。しかしながら、本実施例では、通路33から内観および外観を見学することができるので、展示体4と壁材30との間に見学者のスペースを設ける必要がない。
本発明の窓の断熱性能展示設備は、前記実施例の構成に限らず、適宜変更可能である。たとえば、前記実施例では、低温度室3に断熱性能の異なる三つの窓2が設けられたが、これに限定されるものではなく、二つであってもよいし、四つ以上であってもよい。この際、リフォーム前の窓とリフォーム後の窓とが設けられていればよい。また、前記実施例では、断熱性能の異なる複数の窓2は、引違い窓とされたが、たとえば、滑り窓や嵌め殺し窓などであってもよい。さらに、リフォーム後の窓の構成は、適宜に変更可能である。
本発明の窓の断熱性能展示設備は、リフォーム前後の窓の断熱性能および構造を展示する際に好適に適用される。
1 窓の断熱性能展示設備
2 窓
3 低温度室
4 展示体
5 外壁
8 障子
17 窓枠
26 上枠
27 下枠

Claims (3)

  1. 外壁に断熱性能の異なる複数の窓が設けられ、冷却手段により内部が冷却される低温度室と、
    前記低温度室に隣接して配置され、断熱性能の異なる前記複数の窓の内、断熱性能を向上させるリフォームを行った断熱窓が設けられた板状の展示体とを備え、
    前記展示体には、二つの同一の前記断熱窓が設けられており、
    二つの同一の前記断熱窓の内、一方の断熱窓は、建物に設置された際の屋内側が前記展示体の一方の板面側に配置され、建物に設置された際の屋外側が前記展示体の他方の板面側に配置され、これとは逆に、他方の断熱窓は、建物に設置された際の屋内側が前記展示体の他方の板面側に配置され、建物に設置された際の屋外側が前記展示体の一方の板面側に配置される
    ことを特徴とする窓の断熱性能展示設備。
  2. 二つの同一の前記断熱窓の双方において、窓枠の上枠および下枠は、窓に対して交差する方向に切断されて断面が露出している
    ことを特徴とする請求項1に記載の窓の断熱性能展示設備。
  3. 断熱性能の異なる前記複数の窓は、引違い窓とされており、
    前記複数の窓の内、前記断熱窓とは異なる一つは、引違い窓の一方の障子と他方の障子とで断熱性能が異なっている
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の窓の断熱性能展示設備。
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