JP7067092B2 - 廃棄プラスチックの熱分解リサイクル方法 - Google Patents

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Description

本発明は、コークス炉を用いて廃棄プラスチックを熱分解してリサイクルする方法に関する。
従来、廃棄プラスチックは、そのまま埋め立てたり、破砕又は焼却して埋め立てる方法がとられていた。しかし、これらの廃棄処分方法には、埋め立て地不足や焼却時に発生するダイオキシンによる環境汚染といった問題がある。そのため、近年では、種々の廃棄プラスチックリサイクル技術が実用化されている。なかでも、廃棄プラスチックをコークス炉で乾留する方法は、廃棄プラスチックを大量にリサイクルでき、かつほぼ100%利材化できることから有効なリサイクル手段として知られている。
例えば特許文献1には、100~160℃で成型したプラスチック粒状化物を石炭と混合し、これをコークス炉にて乾留することにより廃棄プラスチックを再利用する方法が記載されている。しかし、この方法では、プラスチックを大量に混合するとコークス強度が低下することから、プラスチックの質量比率は石炭に対して5%以下とされている。なお、本発明者らの知見では、コークス強度の低下代を数%程度に留めるには、プラスチックの質量比率を石炭に対して1%以下とする必要があり、目標とするコークス強度のレベルによっては、再利用できる量が限られる。
一方、特許文献2には、コークス製造用装入炭をコークス炉へ装入後、前記装入炭上の炉頂空間部に装入口から廃棄プラスチックを装入することにより、コークス強度を低下させずに多量の廃棄プラスチックを処理する方法が記載されている。
特開2001-49261号公報 特開平8-157834号公報
特許文献2記載の方法は、コークス強度を低下させずに多量の廃棄プラスチックを処理できるが、コークス炉の炭化室で石炭を乾留している間に原料装入蓋を開放して廃棄プラスチックを装入するため、炭化室で発生するガス量が上昇管のガス回収能力を上回らないようにする必要がある。
他方、粘結性の高い粘結炭を使用すれば高強度のコークスを得ることができるが、粘結炭は資源的に枯渇状態にあり、価格も高騰しているため、非微粘結炭を多量に使用することが求められている。そこで、本発明者らは、非微粘結炭の配合割合が高いコークス原料を使用した場合における特許文献2記載の方法の効果について検証した。その結果、特許文献2記載の方法において非微粘結炭の配合割合が高いコークス原料を使用した場合、例えば、廃棄プラスチックの成型物比表面積や装入タイミングによっては、炭化室からのガス発生量が多くなることにより炭化室内の負圧を維持できず、廃棄プラスチックを多量に装入できないという新たな課題に直面した。
これは、廃棄プラスチックが通常のコークス製造用石炭に比べて低温から多量にガスを発生することに加えて、粘結炭に比べて非微粘結炭の単位質量当たりガス発生量が多いことが起因している。また、コークス原料の装入から1時間程度は、原料水分が多量に放出されガス発生量が増加することも起因している。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、非微粘結炭の配合割合が高いコークス原料を使用するコークス炉操業において、多量の廃棄プラスチックをコークス炉に装入して熱分解リサイクルすることが可能な方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、非微粘結炭の配合割合が30質量%以上のコークス原料をコークス炉の炭化室に装入した後、前記コークス原料上の炉頂空間部に廃棄プラスチックを装入して熱分解リサイクルする方法であって、
成型温度160℃以上で事前に円柱状に押出して成型した粒状物からなる廃棄プラスチックを、前記コークス原料装入後、少なくとも1時間経過してから前記炉頂空間部に装入することを特徴としている(但し、前記炉頂空間部への前記廃棄プラスチックの装入は、コークスを釜出しするまでの4時間を除く)
なお、本発明における「成型温度」は、成型プロセスにおいて廃棄プラスチックが受けた熱履歴中の最高到達温度である。
炭化室に装入したコークス原料上の炉頂空間部に廃棄プラスチックを装入することにより、コークス強度を低下させずに多量の廃棄プラスチックを処理することができる。しかし、非微粘結炭の配合割合が高いコークス原料の場合、粘結炭に比べて非微粘結炭の単位質量当たりガス発生量が多いため、ガスが急激に発生して廃棄プラスチックのリサイクル量が限定される。
そこで、本発明では、炉頂空間部に装入する廃棄プラスチックを事前に高温成型して、廃棄プラスチックに含まれる水分を放出させることにより急激なガス発生を抑制する。具体的には、成型温度160℃以上で事前成型した粒状物からなる廃棄プラスチックを炉頂空間部に装入する。
加えて、コークス原料装入後1時間程度は、原料水分が多量に放出されるため、この間における廃棄プラスチックの装入を避け、コークス原料装入後、少なくとも1時間経過してから炉頂空間部に廃棄プラスチックを装入する。
また、本発明に係る廃棄プラスチックの熱分解リサイクル方法では、前記成型温度が200℃以上であることを好適とする。
当該構成によれば、廃棄プラスチック表面が溶融して比表面積が低下し、廃棄プラスチックの単位質量当たり受熱面積が低減される。これにより、廃棄プラスチック装入時の急激な温度上昇が抑制され、急激なガス発生がさらに抑制される。
本発明に係る廃棄プラスチックの熱分解リサイクル方法では、炉頂空間部に装入する廃棄プラスチックを成型温度160℃以上で事前成型して、廃棄プラスチックに含まれる水分の低減を図ると共に、原料水分が多量に放出される時間帯を避けて廃棄プラスチックを装入するので、非微粘結炭の配合割合が高いコークス原料を使用するコークス炉操業において急激なガス発生が抑制され、多量の廃棄プラスチックをリサイクルすることができる。
また、廃棄プラスチックを事前成型する際、成型温度を200℃以上にすると、廃棄プラスチックの比表面積が低下して受熱面積が低減されるので、急激なガス発生が一層抑制され、さらに多量の廃棄プラスチックをリサイクルすることができる。
本発明の一実施の形態に係る廃棄プラスチックの熱分解リサイクル方法において、コークス炉炭化室内に廃棄プラスチックを装入した状態を示した模式図である。 押出し成型機の要部側断面図である。 同押出し成型機を構成するダイスプレートの正面図である。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態について説明し、本発明の理解に供する。
本発明の一実施の形態に係る廃棄プラスチックの熱分解リサイクル方法の手順について図1を用いて説明する。
本実施の形態では、非微粘結炭の配合割合が高いコークス原料Cをコークス炉10の炭化室11に装入する。非微粘結炭の配合割合は、装入する全コークス原料Cに対して30質量%以上とする。非微粘結炭の配合割合の上限は特に定めないが、通常、60質量%程度である。
コークス原料C装入後、少なくとも1時間経過してから、装入口13からコークス原料C上の炉頂空間部12に廃棄プラスチックPを装入する。その際、廃棄プラスチックPは一回で全量装入しても良いが、複数回に分けて装入しても良い。
装入した廃棄プラスチックPの熱分解に1時間程度要するため、コークス原料Cの乾留時間を20時間と想定すると、廃棄プラスチックP装入時期の上限は、コークス原料C装入後19時間となる。
廃棄プラスチックPの装入量は、炭化室11で発生するガス量が上昇管14のガス回収能力を上回らない量とする。廃棄プラスチックP装入前に、上昇管14の曲管部14aにおける安水(アンモニア水)散布時の圧力を高圧化することにより炭化室11内の負圧化操作を行っておくと良い。
廃棄プラスチックは、使用後廃棄されたプラスチック製品とその製造過程で発生した屑プラスチックであり、家庭や店舗、事務所などから出る一般系廃棄プラスチックと、プラスチック製品の製造・加工、流通過程から出る産業系廃棄プラスチックに分けられる。
本実施の形態で使用する廃棄プラスチックPとしては、揮発分が多く多量にガスを発生する合成樹脂が該当する。具体的には、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン(PS)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリ塩化ビニリデン(PVDC)などである。
本実施の形態では、加熱手段を備える成型機を用いて160℃(好ましくは200℃)以上の成型温度で事前成型した粒状物からなる廃棄プラスチックPを使用する。
廃棄プラスチックPを成型温度160℃以上で事前成型することで、廃棄プラスチックに含まれる水分が放出されるので、コークス炉10へ廃棄プラスチックPを装入した際の急激なガス発生を抑制することができる。
なお、成型温度の上限は特に限定しないが、処理対象物の分解揮発を抑制して、成型機として採用可能な温度は300℃程度である。
廃棄プラスチックPの事前成型には、加熱手段を備える押出し成型機などを使用することができる。
図2及び図3に押出し成型機20の一例を示す。押出し成型機20は、平行配置された一対のスクリューフィーダ22と、一対のスクリューフィーダ22の前端に配置されたダイスプレート23と、一対のスクリューフィーダ22を覆うケーシング21とから概略構成されている。
ダイスプレート23には、各スクリューフィーダ22の軸心をそれぞれ中心とする環状の押出し領域24が形成され、各押出し領域24は複数の貫通孔25、26から構成されている。●印で示された貫通孔26には棒状ヒータ27が埋設されて封止され、ダイスプレート23の周縁部には棒状ヒータ28が挿入されている。また、ダイスプレート23に近接するケーシング21部位はパネルヒータ29で覆われている。
ケーシング21の後側に設けられた開口部21aからケーシング21内に廃棄プラスチックが投入されると、ケーシング21内の廃棄プラスチックは一対のスクリューフィーダ22によってダイスプレート23へ圧送される。スクリューフィーダ22の前側に圧送された廃棄プラスチックは、パネルヒータ29及び棒状ヒータ27、28によって加熱溶融され、貫通孔25から成型物となって押し出される。貫通孔25から押し出された成型物は、図示しない切断機により所定の長さに切断される。
以上、本発明の一実施の形態について説明してきたが、本発明は何ら上記した実施の形態に記載の構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載されている事項の範囲内で考えられるその他の実施の形態や変形例も含むものである。例えば、上記実施の形態では、成型機として押出し成型機を例に挙げたが、これらに限定されるものではなく、加熱手段を備える成型機であればよい。
本発明の効果について検証するために実施した検証試験について説明する。
非微粘結炭は、JIS M8801「石炭類-試験方法」に規定されたギーセラープラストメーター法による流動性試験において最高流動度指数が10ddpm以下であるか、JIS M8816「石炭の微細組織成分及び反射率測定方法」に規定された方法で測定したビトリニット平均反射率が1.0以下である石炭を使用した。
また、廃棄プラスチックは、容器包装リサイクル法(容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律)に基づいて回収された廃棄プラスチックを使用した。
廃棄プラスチックの事前成型には前述した押出し成型機を用いた。
事前成型時の廃棄プラスチック温度は、押出し領域で最高温度となるようにヒータの出力を調整し、押し出された成型物の温度を放射温度計により測定した。
成型後の廃棄プラスチックの比表面積は、成型温度120℃で1000mm/g、160℃で500mm/g、200℃で200mm/gであった。
なお、事前成型された廃棄プラスチックの比表面積は以下の手順により決定した。
(1)押出し成型機で事前成型した場合、廃棄プラスチックの成型物(粒状物)は円柱状となる。ダイスプレートに形成された貫通孔の内径を成型物の外径として図面から求め、長さは成型物を実測し、成型物の表面積を算出する。
(2)図面に基づいて算出した成型物の寸法に近い、実物の成型物を5個選択し、それらの質量を測定して平均値を算出し、(1)で算出した表面積を質量の平均値で除して廃棄プラスチックの比表面積とする。
廃棄プラスチックの炭化室への装入は、通常の石炭装入に用いる装入車を使用し、全量1回で装入した。
なお、廃棄プラスチック装入前に安水散布時の圧力を高圧化することにより炭化室内の負圧化操作を行った。
成型後の廃棄プラスチックはコークス工場まで搬送し、装入車へ積み込む直前にサンプリングして廃棄プラスチックに含まれる水分を測定した。120℃で成型した廃棄プラスチックの水分は5~7質量%程度であったが、160℃以上で成型した廃棄プラスチックの水分は2質量%程度であった。
実施例では廃棄プラスチック成型後、50℃程度まで水冷しているが、160℃以上で成型すると、密な成型物となるので、成型物内部まで水が浸透することなく、表面水分もすぐに乾燥する。そのため、160℃以上で成型した廃棄プラスチックでは、水冷時における廃棄プラスチック成型物への水の浸入が抑制され、含水率が低くなっていると考えられる。
なお、成型前の廃棄プラスチックの保有水分は5~7質量%一定とした。
試験結果の一覧を表1に示す。表中、非微粘結炭配合割合は全装入コークス量に対する割合、廃棄プラスチック成型温度は廃棄プラスチック成型時の最高温度、装入時期はコークス原料装入からの経過時間である。
廃棄プラスチックの装入可能量は1質量%刻みで設定し、上昇管の静圧が-49.03Pa(-5mmAq)以下となる範囲で装入量が最も多いケースを同表に記載した。
なお、廃棄プラスチックを5質量%以上装入しても上昇管の静圧が-5mmAq以下となるケースも可能であったが、炭化室の幾何学条件(廃棄プラスチックを収納できる空間、発生ガスの通過できる空間の確保)などを勘案して5質量%を上限とし、同表には5質量%以上と記載した。
試験結果は、廃棄プラスチック装入可能量と非微粘結炭配合割合で評価した。具体的には、廃棄プラスチック装入可能量が2質量%未満のケースを×(不可)、廃棄プラスチック装入可能量が2質量%以上かつ非微粘結炭配合割合が30質量%未満のケースを△(可)、廃棄プラスチック装入可能量が2質量%以上かつ非微粘結炭配合割合が30質量%以上のケースを○(良)、廃棄プラスチック装入可能量が5質量%以上かつ非微粘結炭配合割合が30質量%以上のケースを◎(優)とした
Figure 0007067092000001
同表より以下のことがわかる。
・成型温度160℃以上で事前成型した粒状物からなる廃棄プラスチックを、コークス原料装入後、少なくとも1時間経過してから炉頂空間部に装入すれば、非微粘結炭の配合割合が30質量%以上であっても多量に廃棄プラスチックをリサイクルすることができる(実施例1と比較例1、2の比較、実施例2と比較例3の比較)。
・成型温度160℃以上で事前成型した粒状物からなる廃棄プラスチックを、コークス原料装入後、少なくとも1時間経過してから炉頂空間部に装入する場合、廃棄プラスチックの成型温度が高いほど多量に廃棄プラスチックをリサイクルすることができる(実施例1と実施例3の比較、実施例2と実施例4の比較)。
・成型温度160℃以上で事前成型した粒状物からなる廃棄プラスチックを、コークス原料装入後、少なくとも1時間経過してから炉頂空間部に装入する場合、廃棄プラスチックの成型温度を高くすることによって、非微粘結炭の配合割合が著しく高くても廃棄プラスチックを多量にリサイクルすることができる(実施例2と実施例4の比較)。
・従来の非微粘結炭の配合割合であれば、廃棄プラスチックの成型温度、廃棄プラスチックの装入時期のいずれかが本発明の要件を満たしていなくても多量に廃棄プラスチックをリサイクルすることができる(従来例1と比較例1の比較、従来例2と比較例2の比較)。
10:コークス炉、11:炭化室、12:炉頂空間部、13:装入口、14:上昇管、14a:曲管部、20:押出し成型機、21:ケーシング、21a:開口部、22:スクリューフィーダ、23:ダイスプレート、24:押出し領域、25、26:貫通孔、27、28:棒状ヒータ、29:パネルヒータ、C:コークス原料、P:廃棄プラスチック

Claims (2)

  1. 非微粘結炭の配合割合が30質量%以上のコークス原料をコークス炉の炭化室に装入した後、前記コークス原料上の炉頂空間部に廃棄プラスチックを装入して熱分解リサイクルする方法であって、
    成型温度160℃以上で事前に円柱状に押出して成型した粒状物からなる廃棄プラスチックを、前記コークス原料装入後、少なくとも1時間経過してから前記炉頂空間部に装入することを特徴とする廃棄プラスチックの熱分解リサイクル方法(但し、前記炉頂空間部への前記廃棄プラスチックの装入は、コークスを釜出しするまでの4時間を除く)
  2. 請求項1記載の廃棄プラスチックの熱分解リサイクル方法において、前記成型温度が200℃以上であることを特徴とする廃棄プラスチックの熱分解リサイクル方法。
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