JP7066097B2 - ダイナミックダンパとダイナミックダンパの製造方法 - Google Patents

ダイナミックダンパとダイナミックダンパの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7066097B2
JP7066097B2 JP2018176329A JP2018176329A JP7066097B2 JP 7066097 B2 JP7066097 B2 JP 7066097B2 JP 2018176329 A JP2018176329 A JP 2018176329A JP 2018176329 A JP2018176329 A JP 2018176329A JP 7066097 B2 JP7066097 B2 JP 7066097B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
elastic
base member
dynamic damper
pair
legs
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018176329A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020046025A (ja
Inventor
克彦 片桐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Riko Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Riko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Riko Co Ltd filed Critical Sumitomo Riko Co Ltd
Priority to JP2018176329A priority Critical patent/JP7066097B2/ja
Publication of JP2020046025A publication Critical patent/JP2020046025A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7066097B2 publication Critical patent/JP7066097B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Description

本発明は、車両などの制振対象部材に取り付けられて制振対象振動を低減するダイナミックダンパとその製造方法に関するものである。
従来から、車両などの制振対象部材において、振動が問題となる部位に取り付けられることで振動を低減するダイナミックダンパが知られている。ダイナミックダンパは、例えば、特許第3521554号公報(特許文献1)に示されているように、制振対象部材に取り付けられるベース部材に対してマス部材が対向配置されており、マス部材がベース部材に対して複数本の弾性脚部によって弾性連結された構造を有している。
ところで、ベース部材とマス部材は、弾性脚部の加硫成形と同時に加硫接着される場合がある。特許文献1では、マス部材の一部である支持マスだけが加硫接着されるが、マス部材の全体が加硫接着される場合には、ベース部材とマス部材の対向間に側方から金型(分割型)を差し入れる必要がある。
しかしながら、ベース部材とマス部材の対向間に側方から差入可能な金型構造によって弾性脚部を成形すると、弾性脚部の外周面に角部が形成されるのを避け難く、角部に応力が集中することで耐久性が低下するおそれがあった。
また、ベース部材とマス部材の対向間に側方から差し入れられた分割型が、相互に広い面積で接する金型構造となることから、量産に際して分割型が繰り返し接触することによって変形するおそれがあり、それによってバリが発生することも考えられた。
特許第3521554号公報
本発明は、上述の事情を背景に為されたものであって、その解決課題は、弾性脚部において応力の分散化による耐久性の向上が図られると共に、バリのない或いは少ない弾性脚部を実現することができる、新規な構造のダイナミックダンパを提供することにある。
また、本発明は、角のない弾性脚部を形成することが可能になると共に、弾性脚部にバリが生じるのを防ぐことができる、新規なダイナミックダンパの製造方法を提供することも、目的とする。
以下、このような課題を解決するために為された本発明の態様を記載する。なお、以下に記載の各態様において採用される構成要素は、可能な限り任意の組み合わせで採用可能である。
すなわち、本発明の第一の態様は、ベース部材に対してマス部材が対向配置されており、該マス部材の中心から外周側に離れた該ベース部材との対向面間において平行な2本の配列直線上にそれぞれ離隔して配置された複数本の弾性脚部により、該マス部材が該ベース部材に弾性連結されたダイナミックダンパにおいて、各前記配列直線上に並ぶ複数本の前記弾性脚部間に亘って、各該弾性脚部の内側縁部をつないで広がる膜状弾性体が、該弾性脚部の全長に亘る寸法をもって各該弾性脚部と一体形成されていることを、特徴とする。
このような第一の態様に従う構造とされたダイナミックダンパによれば、配列直線上に並ぶ複数本の弾性脚部において、膜状弾性体につながる内側縁部に角が形成されるのを防ぐことができて、弾性脚部の外周面において周方向で折れ点のない滑らかな形状を採用することが可能となる。これにより、弾性脚部において応力の折れ点への集中が回避されて、弾性脚部の耐久性の向上が図られる。
また、配列直線上に並ぶ各弾性脚部の内側縁部をつなぐ膜状弾性体が設けられていることにより、それら各弾性脚部の内側縁部においてバリの発生が防止される。
なお、膜状弾性体は、ダイナミックダンパのばね特性に影響しないように、充分に薄肉とすることができる一方、例えば膜状弾性体をある程度の厚さとすることでばね特性に積極的に寄与させて、膜状弾性体をばね特性のチューニングに利用しても良い。これにより、ダイナミックダンパのばね特性のチューニングを大きな自由度乃至は高精度に実現することも可能になる。
本発明の第二の態様は、第一の態様に記載されたダイナミックダンパにおいて、前記ベース部材を貫通する弾性材料注入孔が形成されているものである。
第二の態様によれば、弾性脚部を成形する際に、ベース部材を貫通する弾性材料注入孔からゴム材料などの弾性材料を注入することにより、ベース部材とマス部材の対向間に差し入れられる成形用金型に弾性材料の注入孔を設ける必要がなくなって、金型構造が簡単になる。
本発明の第三の態様は、第一又は第二の態様に記載されたダイナミックダンパにおいて、前記弾性脚部の外周面が周方向で折れ点のない滑らかな面とされているものである。
第三の態様によれば、弾性脚部の外周面において折れ点に応力が集中するのを防ぐことができて、応力の分散化による耐久性の向上が図られる。
本発明の第四の態様は、第一~第三の何れか1つの態様に記載されたダイナミックダンパにおいて、前記膜状弾性体の表面が情報を表示するマーキング領域を有しているものである。
第四の態様によれば、弾性脚部に比して広い面積を有する膜状弾性体の表面を利用して、弾性脚部の材料、製造者名、製造年月日などの情報を見やすく表示することができる。なお、上述したマーキング領域に表示される情報は、あくまでも例示であって、特に限定されるものではない。
すなわち、本発明の第五の態様は、ベース部材に対してマス部材が対向配置されており、該マス部材の中心から外周側に離れた該ベース部材との対向面間において平行な2本の配列直線上でそれぞれ離隔して配置された複数本の弾性脚部により、該マス部材が該ベース部材に弾性連結されたダイナミックダンパを製造するに際して、前記ベース部材と前記マス部材との対向面間へ互いに直交する二方向で各対向して差し入れられる一対の第一の分割型と一対の第二の分割型を用いて、該一対の第一の分割型を相互に直接に突き合わせると共に、相互に突き合わされた該一対の第一の分割型の両側面に対して該一対の第二の分割型をそれぞれ突き合わせて、各該第二の分割型における該一対の第一の分割型の各側面への突き合わせ面に設けた深底の凹所で前記配列直線上に並ぶ複数本の前記弾性脚部の成形用キャビティを形成する一方、該一対の第一の分割型の各側面において該弾性脚部の成形用キャビティ間に亘って広がる浅底の凹所により膜状弾性体の成形用キャビティを形成して、該弾性脚部の成形用キャビティと該膜状弾性体の成形用キャビティへ弾性材料を充填して成形することにより、相互に突き合わされた該一対の第一の分割型の両側において、各前記配列直線上に並ぶ複数本の前記弾性脚部間に亘って各該弾性脚部の内側縁部をつないで広がる前記膜状弾性体を該弾性脚部の全長に亘る寸法をもって各該弾性脚部と一体成形することを、特徴とする。
このような第五の態様に従う構造とされたダイナミックダンパの製造方法によれば、各第二の分割型が突き合わされる一対の第一の分割型の各側面に、膜状弾性体の成形用キャビティを構成する浅底の凹所が形成されていることにより、弾性脚部の成形用キャビティ間において、第一の分割型と第二の分割型が突き合わせ方向で相互に離れている。これにより、膜状弾性体とつながる弾性脚部の内側縁部において、第一の分割型と第二の分割型の突き合わせによる角の形成が防止されて、弾性脚部の外周面において応力の分散化が図られることから、耐久性の向上が図られる。
また、配列直線上に並ぶ複数本の弾性脚部の成形用キャビティ間において、第一の分割型と第二の分割型が突き合わせ方向で相互に離れていることにより、第一の分割型と第二の分割型がそれら弾性脚部の成形用キャビティ間で繰り返し突き当てられることに起因する第一の分割型と第二の分割型の変形が回避される。これにより、変形した第一の分割型と第二の分割型の突き合わせ面間に弾性材料が意図せずに入り込むのを防止して、弾性脚部の内側縁部におけるバリの発生を防ぐことができる。
本発明によれば、ダイナミックダンパにおいて、弾性脚部における応力の分散化によって耐久性の向上が図られると共に、バリのない或いは少ない弾性脚部を実現することができる。
本発明の第一の実施形態としてのダイナミックダンパを示す平面図。 図1に示すダイナミックダンパの底面図。 図1に示すダイナミックダンパの正面図。 図3のIV-IV断面図。 図1に示すダイナミックダンパの加硫成形工程を説明する断面図。 図5のVI-VIに相当する断面図。 本発明の第二の実施形態としてのダイナミックダンパを示す平面図。 図7のVIII-VIII断面図。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1~3には、本発明の第一の実施形態としてのダイナミックダンパ10が示されている。ダイナミックダンパ10は、ベース部材12に対してマス部材14が対向配置されて、それらベース部材12とマス部材14が4つの弾性脚部16,16,16,16によって相互に弾性連結された構造を有している。以下の説明では、原則として、上下方向とは図3中の上下方向を、前後方向とは、図1中の上下方向を、左右方向とは図1中の左右方向を、それぞれいう。
より詳細には、ベース部材12は、プレス金具などで形成されており、全体として角丸矩形板状とされていると共に、前後両端縁部には、左右方向の中央部分において下方へ折り曲げられた補強リブ18がそれぞれ形成されている。さらに、ベース部材12の左右両側部分には、厚さ方向(上下方向)に貫通するボルト孔20がそれぞれ形成されている。更にまた、ベース部材12の前後両側部分には、左右方向で相互に離れた一対の弾性材料注入孔22,22が、それぞれ厚さ方向に貫通して形成されている。要するに、ベース部材12には、4つの弾性材料注入孔22,22,22,22が互いに離れた位置に形成されている。
マス部材14は、略矩形ブロック状とされており、図3,4に示すように、前後方向の中央部分が両側部分よりも下方へ突出して厚肉とされている。また、マス部材14は、前後方向の寸法がベース部材12と略同じとされていると共に、左右方向の寸法がベース部材12よりも小さくされており、ボルト孔20,20が設けられたベース部材12の左右両側部分がマス部材14よりも左右外側に突出している。なお、マス部材14の形成材料は特に限定されないが、質量密度の大きな材料が望ましく、例えば、鉄などの金属材料が好適に採用される。
このマス部材14は、ベース部材12の上方に所定の距離だけ離れて配されており、それらベース部材12とマス部材14の対向面間に4つの弾性脚部16,16,16,16が配されている。弾性脚部16は、全体として略四角柱形状とされて、上下方向にストレートに延びている。
より具体的には、弾性脚部16は、図1に破線で示すように、角丸四角形断面を有しており、外周面には周方向で折れ点が形成されていない。これにより、弾性脚部16は、外周面が周方向で滑らかに連続する面とされている。特に本実施形態では、弾性脚部16の表面に部分的な凹凸が形成されておらず、応力の分散化が図られている。
さらに、弾性脚部16は、上下方向の中間部分が略一定の断面形状で上下方向に延びている一方、上下方向の両端部分が上下方向の外側へ行くに従って次第に断面形状が大きくなっており、略矩形板状の固着部24,26の各一方につながっている。
そして、弾性脚部16は、下側の固着部26がベース部材12に固着されていると共に、上側の固着部24がマス部材14に固着されており、ベース部材12とマス部材14が弾性脚部16によって相互に弾性連結されている。
本実施形態では、4つの弾性脚部16,16,16,16によってベース部材12とマス部材14が弾性連結されている。すなわち、4つの弾性脚部16,16,16,16が、マス部材14の中心から外周側に離れた位置で、ベース部材12とマス部材14の対向面間に配されている。本実施形態では、マス部材14の四隅部分と、ベース部材12においてそれら四隅部分に対応する4つの弾性材料注入孔22,22,22,22の形成部分とに、それぞれ弾性脚部16,16,16,16が固着されており、特に各弾性脚部16の下端部が各弾性材料注入孔22に入り込んで固着されている。
これにより、前側に配された2つの弾性脚部16,16が、左右方向に延びる前側の配列直線28上に相互に離隔して配置されていると共に、後側に配された2つの弾性脚部16,16が、左右方向に延びる後側の配列直線28上に相互に離隔して配置されている。そして、前側の配列直線28と後側の配列直線28は、互いに平行に延びている。なお、前後の配列直線28,28は、図1中に一点鎖線で示した。
ここにおいて、前側の配列直線28上に位置する2つの弾性脚部16,16の間に、前側の膜状弾性体32が形成されていると共に、後側の配列直線28上に位置する2つの弾性脚部16,16の間に、後側の膜状弾性体32が形成されている。膜状弾性体32は、薄肉のゴム膜であって、2つの弾性脚部16,16の前後方向の内側縁部を相互につないで前後方向と略直交して広がっており、それら2つの弾性脚部16,16の間に亘って一体形成されている。さらに、膜状弾性体32は、上下方向において、2つの弾性脚部16,16の全長に亘る寸法をもって形成されている。
更にまた、膜状弾性体32は、前後方向の厚さ寸法tが、弾性脚部16の前後方向の厚さ寸法Tよりも小さくされていると共に、好適には容易に切れない程度の厚さを有しており、例えば、0.5mm~2.0mm程度の厚さとされている。これにより、膜状弾性体32が意図せずに切れてしまうのを防ぐことができると共に、ダイナミックダンパ10のばね特性に対する膜状弾性体32の影響が抑えられる。
そして、膜状弾性体32は、同じ配列直線28上に位置する2つの弾性脚部16,16と一体形成されて、それら2つの弾性脚部16,16の間を前後方向で塞ぐように設けられている。2つの弾性脚部16,16の左右内側の面と、膜状弾性体32の前後外側の面との連続部分には、周方向の湾曲形状が設定されており、それらの面が周方向で折れ点を持つことなく滑らかに連続している。また、2つの弾性脚部16,16の前後内側の面と、膜状弾性体32の前後内側の面は、同一平面上で広がっていることから、周方向で折れ点が形成されない。
また、膜状弾性体32の表面には、図3に二点鎖線で示すように、マーキング領域34が設けられている。マーキング領域34は、各種の情報を表示可能とされた部分であって、前側の膜状弾性体32と後側の膜状弾性体32の少なくとも一方に設けられており、外部から視認し易いように、好適には、前後方向で外側の面に設定される。マーキング領域34に表示される情報は、特に限定されないが、例えば、弾性脚部16および膜状弾性体32の形成材料、製造者名や製造者を示す記号、製造年月日、製造番号などを表示することができる。
そして、4つの弾性脚部16,16,16,16と2つの膜状弾性体32,32が、ベース部材12とマス部材14の上下方向の対向面間に配されており、それらベース部材12とマス部材14が4つの弾性脚部16,16,16,16と2つの膜状弾性体32,32によって相互に弾性連結されることで、ダイナミックダンパ10が構成されている。
かくの如き構造とされたダイナミックダンパ10は、ベース部材12が、ボルト孔20,20に挿通された図示しないボルトによって、例えば車両ボデーなどの図示しない制振対象部材に取り付けられる。そして、マス部材14と弾性脚部16,16,16,16および膜状弾性体32,32とによって構成される副振動系に振動が入力されると、マス部材14がベース部材12に対して相対変位して目的とする制振効果が発揮される。なお、マス部材14と弾性脚部16,16,16,16および膜状弾性体32,32によって構成される副振動系(マス-バネ系)の共振周波数は、制振対象部材において問題となる制振対象振動の周波数に応じて設定される。
ところで、ダイナミックダンパ10は、ベース部材12とマス部材14がセットされた状態の成形用金型36によって、4つの弾性脚部16,16,16,16と2つの膜状弾性体32,32をベース部材12とマス部材14の対向面間において一体成形することで、製造される。以下、ダイナミックダンパ10の製造方法について説明する。
より詳細には、成形用金型36は、ベース部材12とマス部材14の間に差し入れられる一対の第一の分割型38,38と一対の第二の分割型40,40とを、含んで構成されている。
第一の分割型38は、全体として略四角板状を有する金型であって、一対が左右方向で相互に直接に突き合わされている。また、一対の第一の分割型38,38の突き合わせ先端部分には、前後側面に開口する浅底の凹所42がそれぞれ形成されている。この浅底の凹所42は、図5に示すように、略一定の深さ寸法で左右方向(図5中の左右方向)に広がっていると共に、図6に示すように、第一の分割型38の厚さ方向(図6中の上下方向)の全長に亘って形成されている。さらに、浅底の凹所42における底側の隅部44は、湾曲面で構成されている。
第二の分割型40は、全体として略四角板形状を有する金型であって、一対が前後方向で相互に離れた位置に配されている。また、第二の分割型40は、前後方向の内側に向けて開口する深底の凹所46が、左右方向の中間部分の2箇所にそれぞれ形成されている。この深底の凹所46は、図5に示すように、略四角断面を有する凹所であって、第二の分割型40の厚さ方向の全長に亘って延びていると共に、第一の分割型38の浅底の凹所42よりも前後方向の深さ寸法が大きくされている。さらに、深底の凹所46における底側の隅部48は、湾曲面で構成されている。また、左右方向で離れて位置する2つの深底の凹所46,46の間には、成形用金型36において前後方向の内側へ向けて突出する凹所間突部50が設けられている。この凹所間突部50の突出先端における左右方向の縁部52は、角を丸められた湾曲形状とされている。
そして、一対の第一の分割型38,38が左右方向で相互に突き合わされると共に、それら一対の第一の分割型38,38の前後方向の両側面に対して、一対の第二の分割型40,40の各一方が突き合わされて組み合わされており、もって、成形用金型36が一対の第一の分割型38,38と第二の分割型40,40を含んで構成されている。これにより、成形用金型36の左右方向の両側部分において、一対の第一の分割型38,38と一対の第二の分割型40,40が相互に当接していると共に、成形用金型36の左右方向の中央部分において、一対の第一の分割型38,38と一対の第二の分割型40,40が、浅底の凹所42,42によって前後方向で相互に離隔している。
さらに、一対の第一の分割型38,38と一対の第二の分割型40,40との間には、キャビティ54,54が形成されている。すなわち、第二の分割型40の深底の凹所46,46は、一対の第一の分割型38,38に対する突き合わせ面に開口しており、深底の凹所46,46の開口が一対の第一の分割型38,38によって覆われることで、弾性脚部16,16の成形用キャビティ58,58が形成される。さらに、一対の第一の分割型38,38の浅底の凹所42は、第二の分割型40が突き合わされる面に開口しており、浅底の凹所42の開口が第二の分割型40によって覆われることで、膜状弾性体32の成形用キャビティ56が形成される。それら弾性脚部16,16の成形用キャビティ58,58と膜状弾性体32の成形用キャビティ56とは、深底の凹所46,46の開口と浅底の凹所42の開口が突き合わされていることによって相互につながっており、それら弾性脚部16,16の成形用キャビティ58,58と膜状弾性体32の成形用キャビティ56とによって構成されたキャビティ54が、成形用金型36の前後両側にそれぞれ設けられている。なお、弾性脚部16の成形用キャビティ58は、浅底の凹所42の底面と深底の凹所46の底面との対向面間に形成されていると共に、膜状弾性体32の成形用キャビティ56は、浅底の凹所42の底面と凹所間突部50の先端面との対向面間に形成されており、浅底の凹所42が弾性脚部16,16の成形用キャビティ58,58間に亘って広がっている。また、前側のキャビティ54と後側のキャビティ54は、略面対称形状とされている。
第一の分割型38の浅底の凹所42の開口縁と第二の分割型40の深底の凹所46の開口縁は、キャビティ54における前後方向の中間に設定されている。換言すれば、第一の分割型38と第二の分割型40が当接状態で重ね合わされる成形用金型36の左右両側部分において、第一の分割型38と第二の分割型40の重ね合わせ面が、キャビティ54の左右両側において前後方向の中間に設定されている。
また、図5,6には図示されていないが、例えば、ベース部材12を支持する治具などを採用することも可能である。さらに、本実施形態のマス部材14は、前後方向の中央部分が下方へ突出していることから、一対の第一の分割型38,38によってマス部材14の当該突出部分を保持することで、マス部材14がベース部材12に対して前後方向で位置決めされるようになっているが、マス部材14をベース部材12に対して図示しない治具で位置決めすることもできる。
そして、ゴムや合成樹脂などの弾性材料をキャビティ54,54に充填して、キャビティ54,54の形状に対応する4つの弾性脚部16,16,16,16および2つの膜状弾性体32,32を一体成形する。より詳細には、弾性脚部16,16,16,16の成形用キャビティ58,58,58,58に弾性材料を充填することで、4つの弾性脚部16,16,16,16を成形すると共に、膜状弾性体32,32の成形用キャビティ56,56に弾性材料を充填することで、2つの膜状弾性体32,32を4つの弾性脚部16,16,16,16と一体成形する。
本実施形態では、ベース部材12が成形用金型36にセットされた状態において、ベース部材12に設けられた4つの弾性材料注入孔22,22,22,22が、各一つの弾性脚部16の成形用キャビティ58につながっており、弾性材料が各弾性材料注入孔22からキャビティ54,54に充填されるようになっている。これにより、断面積が大きい弾性脚部16の成形用キャビティ58から断面積が小さい膜状弾性体32の成形用キャビティ56へ向けて弾性材料が注入されて、キャビティ54において弾性材料の充填不良が生じ難くなっている。
また、上述のように、2つの弾性脚部16,16の成形用キャビティ58,58と、1つの膜状弾性体32の成形用キャビティ56とがつながって、1つのキャビティ54を構成していることから、キャビティ54に充填される弾性材料によって、2つの弾性脚部16,16と1つの膜状弾性体32とが一体形成される。
さらに、図5に示すように、浅底の凹所42における左右両側の隅部44と、深底の凹所46における左右両側の隅部48とが、何れも湾曲形状とされていることにより、弾性脚部16の外周面が周方向で折れ点のない滑らかな面とされている。更にまた、凹所間突部50の突出先端の縁部52が湾曲形状とされていることにより、弾性脚部16と膜状弾性体32の接続部分が周方向で折れ点のない滑らかな表面を有している。要するに、2つの弾性脚部16,16とそれらをつなぐ膜状弾性体32で構成された一体的な弾性体は、外周面の全体が周方向で折れ点のない滑らかな表面を有している。
また、例えば、弾性脚部16と膜状弾性体32がゴム弾性体で形成されている場合には、それら弾性脚部16と膜状弾性体32の加硫成形時に、ベース部材12とマス部材14を弾性脚部16と膜状弾性体32の上下各一方の端面に加硫接着する。そして、成形用金型36を取り外すことにより、ベース部材12とマス部材14を備える弾性脚部16と膜状弾性体32の一体加硫成形品として、本実施形態に係るダイナミックダンパ10を得ることができる。
かくの如き構造とされたダイナミックダンパ10によれば、弾性脚部16の内側縁部に角(折れ点)を設定することなく、弾性脚部16の外周面を周方向で折れ点を持たない滑らかな面で構成することが可能とされている。それ故、弾性脚部16の弾性変形に際して、応力が局所的に集中するのを防ぐことができて、弾性脚部16の耐久性の向上が図られる。本実施形態では、弾性脚部16の外周面全体が周方向で折れ点を持たない滑らかな面とされていることから、応力分散による耐久性の向上が効果的に実現される。
特に、配列直線28上に並んで配された2つの弾性脚部16,16の間に膜状弾性体32が配されており、膜状弾性体32がそれら2つの弾性脚部16,16の内側縁部につながっていることから、角が形成され易い弾性脚部16の内側縁部においても、角のない形状を実現することができる。
さらに、成形用金型36において、一対の第二の分割型40,40の凹所間突部50,50が、一対の第一の分割型38,38に対して、前後方向で外側に離れていることから、一対の第一の分割型38,38に押し当てられることによる凹所間突部50,50の変形が防止される。これにより、凹所間突部50,50の変形に起因するバリの発生が回避されて、良好な成形品を得ることができる。
また、例えば膜状弾性体32の厚さ寸法を調節することにより、ダイナミックダンパ10のばね特性を調節することができる。これにより、弾性脚部16の形状や大きさを変更することなく、ばね特性をチューニングすることも可能になる。しかも、膜状弾性体32は、弾性脚部16に比して薄肉とされていることから、膜状弾性体32を厚肉にして特性をチューニングしても、弾性脚部16を厚肉にして特性をチューニングする場合に比して、ダイナミックダンパ10の大型化を回避し易い。
さらに、配列直線28上に並んで配された2つの弾性脚部16,16の間が膜状弾性体32で埋められていることから、それら2つの弾性脚部16,16の変形を膜状弾性体32によって制限することで、特性のチューニングやマス部材14の変位のコントロールなどを実現することができ得る。また、膜状弾性体32が特定方向に延びていることにより、例えば、直交2方向でばね特性ひいてはダイナミックダンパ10のチューニング周波数を異ならせる設定が可能になったり、膜状弾性体32の延びる方向のマス変位を抑えたりすることも可能である。
また、情報を表示するマーキング領域34が膜状弾性体32の表面に設定されていることから、マーキング領域を弾性脚部16の表面に設定する場合に比して、広い面積のマーキング領域34を確保し易く、情報を見やすく表示したり、表示する情報の量を増やすことが可能になる。
図7には、本発明の第二の実施形態としてのダイナミックダンパ60を示す。ダイナミックダンパ60は、ベース部材62とマス部材64が上下方向で相互に対向して配置されていると共に、それらベース部材62とマス部材64が4つの弾性脚部66,66,66,66によって相互に弾性連結された構造を有している。以下の説明において、第一の実施形態と実質的に同一の部材および部位については、図中に同一の符号を付すことにより、説明を省略する。
より詳細には、ベース部材62は、略角丸四角板状とされており、金属や合成樹脂などで形成された高剛性の部材とされている。さらに、ベース部材62の前後方向(図7中の上下方向)の中央部分には、左右方向(図7中の左右方向)の各一方側へ突出する一対の取付片68,68が一体形成されている。一対の取付片68,68には、それぞれボルト孔20が貫通形成されている。なお、本実施形態のベース部材62には、前記第一の実施形態のような補強リブ18は形成されていない。
マス部材64は、第一の実施形態のマス部材14と同様に、質量密度の大きな材料で形成されており、略四角板状乃至はブロック状とされていると共に、図8に示すように、左右方向の中央部分が上下両側に突出して厚肉とされている。
そして、マス部材64がベース部材62に対して上方に離隔して配されており、それらマス部材64とベース部材62が4つの弾性脚部66,66,66,66によって相互に弾性連結されている。なお、2つの弾性脚部66,66が図7に一点鎖線で示す左側の配列直線70上に並んで、前後方向で相互に離れて配されていると共に、他の2つの弾性脚部66,66が右側の配列直線70上に並んで、前後方向で相互に離れて配されている。これにより、4つの弾性脚部66,66,66,66は、マス部材64の左右両側部分に2つずつ配置されていると共に、マス部材64の前後方向の中央に対して前後両側へ離れた位置に2つずつ配置されている。なお、4つの弾性脚部66,66,66,66は、何れもマス部材64の前後方向の中間部分に配置されており、マス部材64の前後両端部分が4つの弾性脚部66,66,66,66に対して前後方向で外側に突出している。また、4つの弾性脚部66,66,66,66と一体形成された上側の固着部24は、マス部材64の下面だけでなく、左右側面にも固着されている。
また、左側の配列直線70上に並んで配された2つの弾性脚部66,66が左側の膜状弾性体72によって相互につながっていると共に、右側の配列直線70上に並んで配された2つの弾性脚部66,66が右側の膜状弾性体72によって相互につながっている。膜状弾性体72は、弾性脚部66の上下方向の全長に亘る寸法をもって前後方向に延びており、前後両端が2つの弾性脚部66,66の各一方に一体で連続している。
このような構造とされた本実施形態のダイナミックダンパ60によっても、第一の実施形態のダイナミックダンパ10と同様の効果を奏する。また、本実施形態からも理解されるように、配列直線の延びる方向は限定されない。なお、本実施形態のダイナミックダンパ60は、第一の実施形態と同様の構造の成形用金型を用いて製造することができる。
以上、本発明の実施形態について詳述してきたが、本発明はその具体的な記載によって限定されない。例えば、弾性脚部16の数は必ずしも4つに限定されず、各配列直線28上に2つ以上の弾性脚部16が配置されていればよい。配列直線28上に3つ以上の弾性脚部16が配される場合には、配列直線28の延びる方向で隣り合って配置された弾性脚部16,16の間にそれぞれ膜状弾性体32が設けられる。
さらに、膜状弾性体32は、全体に亘って均一の厚さ寸法である必要はなく、例えば狭幅の成形用キャビティ56への弾性材料の充填を改善する等の目的で、厚肉部を部分的に設けることも可能である。また、膜状弾性体32は、平坦な膜状に限定されず、例えば、全体的に或いは部分的に湾曲していてもよい。
ベース部材12の具体的な形状は、板状に限定されるものではなく、例えば、ダイカスト成形されたブロック状などであってもよい。さらに、ベース部材12の制振対象部材への取付構造は、あくまでも例示であって、例えば、ベース部材12にボルトが植設されており、当該ボルトによってベース部材12が制振対象部材に取り付けられるようにもできる。また、マス部材14の具体的な形状は、特に限定されるものではなく、例えば、円板状などであってもよい。
10,60:ダイナミックダンパ、12,62:ベース部材、14,64:マス部材、16,66:弾性脚部、22:弾性材料注入孔、28,70:配列直線、32,72:膜状弾性体、34:マーキング領域、38:第一の分割型、40:第二の分割型、42:浅底の凹所、46:深底の凹所、56:(膜状弾性体の)成形用キャビティ、58:(弾性脚部の)成形用キャビティ

Claims (5)

  1. ベース部材に対してマス部材が対向配置されており、該マス部材の中心から外周側に離れた該ベース部材との対向面間において平行な2本の配列直線上にそれぞれ離隔して配置された複数本の弾性脚部により、該マス部材が該ベース部材に弾性連結されたダイナミックダンパにおいて、
    各前記配列直線上に並ぶ複数本の前記弾性脚部間に亘って、各該弾性脚部の内側縁部をつないで広がる膜状弾性体が、該弾性脚部の全長に亘る寸法をもって各該弾性脚部と一体形成されていることを特徴とするダイナミックダンパ。
  2. 前記ベース部材を貫通する弾性材料注入孔が形成されている請求項1に記載のダイナミックダンパ。
  3. 前記弾性脚部の外周面が周方向で折れ点のない滑らかな面とされている請求項1又は2に記載のダイナミックダンパ。
  4. 前記膜状弾性体の表面が情報を表示するマーキング領域を有している請求項1~3の何れか一項に記載のダイナミックダンパ。
  5. ベース部材に対してマス部材が対向配置されており、該マス部材の中心から外周側に離れた該ベース部材との対向面間において平行な2本の配列直線上でそれぞれ離隔して配置された複数本の弾性脚部により、該マス部材が該ベース部材に弾性連結されたダイナミックダンパを製造するに際して、
    前記ベース部材と前記マス部材との対向面間へ互いに直交する二方向で各対向して差し入れられる一対の第一の分割型と一対の第二の分割型を用いて、
    該一対の第一の分割型を相互に直接に突き合わせると共に、相互に突き合わされた該一対の第一の分割型の両側面に対して該一対の第二の分割型をそれぞれ突き合わせて、各該第二の分割型における該一対の第一の分割型の各側面への突き合わせ面に設けた深底の凹所で前記配列直線上に並ぶ複数本の前記弾性脚部の成形用キャビティを形成する一方、
    該一対の第一の分割型の各側面において該弾性脚部の成形用キャビティ間に亘って広がる浅底の凹所により膜状弾性体の成形用キャビティを形成して、
    該弾性脚部の成形用キャビティと該膜状弾性体の成形用キャビティへ弾性材料を充填して成形することにより、相互に突き合わされた該一対の第一の分割型の両側において、各前記配列直線上に並ぶ複数本の前記弾性脚部間に亘って各該弾性脚部の内側縁部をつないで広がる前記膜状弾性体を該弾性脚部の全長に亘る寸法をもって各該弾性脚部と一体成形することを特徴とするダイナミックダンパの製造方法。
JP2018176329A 2018-09-20 2018-09-20 ダイナミックダンパとダイナミックダンパの製造方法 Active JP7066097B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018176329A JP7066097B2 (ja) 2018-09-20 2018-09-20 ダイナミックダンパとダイナミックダンパの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018176329A JP7066097B2 (ja) 2018-09-20 2018-09-20 ダイナミックダンパとダイナミックダンパの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020046025A JP2020046025A (ja) 2020-03-26
JP7066097B2 true JP7066097B2 (ja) 2022-05-13

Family

ID=69900978

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018176329A Active JP7066097B2 (ja) 2018-09-20 2018-09-20 ダイナミックダンパとダイナミックダンパの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7066097B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3521554B2 (ja) 1995-06-30 2004-04-19 東海ゴム工業株式会社 ダイナミックダンパ
JP2008240954A (ja) 2007-03-28 2008-10-09 Tokai Rubber Ind Ltd 制振装置
JP2012207695A (ja) 2011-03-29 2012-10-25 Toyo Tire & Rubber Co Ltd ダイナミックダンパ
US20160365828A1 (en) 2015-06-09 2016-12-15 Nextracker Inc. Mass damper for solar tracker

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5529305B2 (ja) * 1972-03-29 1980-08-02
JPH0446102Y2 (ja) * 1984-12-28 1992-10-29
JPH05302642A (ja) * 1992-04-24 1993-11-16 Toyoda Gosei Co Ltd ダイナミックダンパ
JPH06241278A (ja) * 1993-02-12 1994-08-30 Bridgestone Corp ダイナミックダンパー
EP0971024A1 (en) * 1998-07-10 2000-01-12 The Procter & Gamble Company Laundry and cleaning compositions

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3521554B2 (ja) 1995-06-30 2004-04-19 東海ゴム工業株式会社 ダイナミックダンパ
JP2008240954A (ja) 2007-03-28 2008-10-09 Tokai Rubber Ind Ltd 制振装置
JP2012207695A (ja) 2011-03-29 2012-10-25 Toyo Tire & Rubber Co Ltd ダイナミックダンパ
US20160365828A1 (en) 2015-06-09 2016-12-15 Nextracker Inc. Mass damper for solar tracker

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020046025A (ja) 2020-03-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN105589568B (zh) 键盘装置及键单元
WO2007011111A1 (en) Mold assembly for manufacturing tooth and method for molding the same
JP7066097B2 (ja) ダイナミックダンパとダイナミックダンパの製造方法
US20080257132A1 (en) Black key for keyboard instrument and method of manufacturing a black key cover
WO2017170054A1 (ja) 防振装置
US10046488B2 (en) Method of manufacturing foam molded product, apparatus for manufacturing foam molded product, and foam molded product
WO2018221484A1 (ja) 樹脂製パネル及び製造方法、構造体及びその製造方法
JP6993271B2 (ja) 樹脂製部品の製造方法
CN208305501U (zh) 履带硫化模具
JP2012017135A (ja) 筐体及びその製造方法
JP4717982B2 (ja) 車両用シート及び車両用シートの製造方法
JP2016130033A (ja) 乗物用シート
US11295711B2 (en) Percussion instrument with at least two tone bars
JP6457876B2 (ja) エンジンマウントとその製造方法
JP5654221B2 (ja) 自動車用意匠部品
JP2016095483A (ja) 鍵盤装置
JP3652842B2 (ja) 異種ゴム複合防振装置の製法
JP2007040394A (ja) バンパーラバーおよびバンパーラバーの製造方法
JP7470311B2 (ja) 供試体成形用型枠
WO2018220723A1 (ja) 内装部品及び内装部品の製造方法
JP7438415B2 (ja) 車両用クッションパッド及びその製造方法
JP7269751B2 (ja) シートパッドおよびその製造方法、成形型
KR102343924B1 (ko) 프레임 인서트형 발포커버
JP2019034413A (ja) スラッシュ成形装置およびスラッシュ成形用シール方法
JP6681022B2 (ja) 車両用衝撃吸収体の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210607

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220314

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220322

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220405

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7066097

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150