JP7065495B2 - 運動補助具、運動補助具セット、及び運動方法 - Google Patents

運動補助具、運動補助具セット、及び運動方法 Download PDF

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Description

本発明は、認知症の予防・改善効果を得ることができる、運動補助具、運動補助具セット、及び運動方法に関する。
現在、認知症の患者数は462万人にも上り、認知症の前段階である早期認知症の患者数を含めると1000万人とさえ言われている。そして、今後もその数は増えていくと予想されていることから、認知症の予防は直近の課題である。認知症予防の方法については、多くの方法が知られているが、その中でも運動が効果的であることは一般に知られており、その有効性が立証されている。最近では、一度失ったら再生することはないと考えられていた記憶を司る海馬の神経細胞が、運動によって再生することも証明されている。
認知症予防・改善のためには、単に運動をすればよいわけではなく、有酸素運動、筋力強化、バランストレーニング及び柔軟性トレーニングという4つの領域にわたる運動を、バランスよく継続して行うことが有効であることが知られている。有酸素運動は、内臓脂肪を減らすとともに、インスリン抵抗性、高血圧、高血糖、血清脂質異常などの心臓血管系主要リスクを改善する、運動の基本である。筋力強化は、日常生活を行うための筋力を保持するという点からも重要である。そして、バランストレーニングによりバランス能力を鍛えることは、転倒リスクを減らすためにも重要である。転倒による日常生活の動作低下が認知症を誘引することからも、間接的に認知症を予防するともいえる。しかし、バランス能力を鍛えるためには、通常の運動だけでなく、小脳系を刺激する運動を行う必要がある。また、これら一連の運動をスムーズに行うための、筋肉や関節の柔軟性トレーニングも必要とされる。
ところで、近年では、足裏、土踏まずや後下腿部等をストレッチしたり、マッサージしたり足指の運動を行うための健康器具が知られている。特許文献1には、足裏アーチの健全性を回復することを目的として、足を乗せる踏み台部が形成されたフットボードと、フットボードにスライド自在に係合し、踏み台部の傾斜角を調整するためのベントボードとからなり、踏み台部の頂部近くに足指バーを形成したストレッチボードが提案されている。
実用新案登録第3183996号公報
しかし、特許文献1に記載されたストレッチボードは、その素材や、足指バーの位置や形状、踏み台の傾斜角度等について、十分な検討を加えたものではなく、有酸素運動の実施、筋力の強化、バランス能力の向上、及び柔軟性の向上といった観点から見た場合に、十分な効果を得られるものではなかった。
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものである。すなわち、本発明の目的は、有酸素運動の実施、筋力の強化、バランス能力の向上、及び柔軟性の向上に対して十分な効果を得ることができる、運動補助具を提供することである。
本発明の要旨は、以下の通りである。
[1]運動補助具であって、本体を水平面に戴置したときに、水平面に対して傾斜する傾斜面を有し、傾斜面上に、傾斜面の左右方向へ延びる断面半円状又は断面半楕円状の突出部が設けられており、突出部が、使用者が上に乗ることにより形状が変化する弾性材料からなる、運動補助具。
[2]傾斜面が、使用者が上に乗ることにより形状が変化する弾性材料からなる、[1]に記載の運動補助具。
[3]突出部の傾斜面からの高さが15mm~45mmである、[1]又は[2]に記載の運動補助具。
[4]本体が、傾斜面を形成する傾斜部と、傾斜部を支える基礎部とからなり、基礎部は、傾斜部よりも外部からの応力に対する形状の変化が小さい材料からなる、[1]~[3]のいずれかに記載の運動補助具。
[5]突出部の前記左右方向の幅が、傾斜面の前記左右方向の幅よりも短い、[1]~[4]のいずれかに記載の運動補助具。
[6]本体を水平面に戴置したときに、傾斜面が水平面に対して3~15度の角度で傾斜する、[1]~[5]のいずれかに記載の運動補助具。
[7][1]~[6]のいずれかに記載の運動補助具を2つ備える運動補助具セットであって、2つの運動補助具それぞれの傾斜面が同一平面上にあるように2つの運動補助具を並べた場合に、2つの運動補助具それぞれから等距離にあり、且つ、前記左右方向に垂直な直線に対して、2つの運動補助具が左右対称の形状を有する、運動補助具セット。
[8]本体を水平面に戴置したときに、水平面に対して傾斜する傾斜面を有し、傾斜面上に、傾斜面の左右方向へ延びる断面半円状又は断面半楕円状の突出部が設けられており、突出部が、使用者が上に乗ることにより形状が変化する弾性材料からなる、運動補助具を使用した運動方法であって、つま先が傾斜頂部側を向くように、且つ、つま先が突出部の使用者側と接触するように傾斜面に足を乗せた状態で、踵を上げ下げする工程、又はつま先が傾斜頂部側を向くように、且つ、つま先が突出部の使用者側と接触するように傾斜面に足を乗せ、踵が傾斜面に接触した状態で、膝の位置を移動する工程を有する、運動方法。
[9]本体を水平面に戴置したときに、水平面に対して傾斜する傾斜面を有し、傾斜面上に、傾斜面の左右方向へ延びる断面半円状又は断面半楕円状の突出部が設けられており、突出部が、使用者が上に乗ることにより形状が変化する弾性材料からなる、運動補助具を使用した運動方法であって、傾斜面に、つま先が傾斜頂部側を向くように、且つ、つま先が突出部よりも傾斜頂部側に位置するように足を乗せた状態で、片足立ちする工程を有する運動方法。
本発明によれば、突出部が、使用者が上に乗ることにより形状が変化する弾性材料からなることで、有酸素運動、筋力強化、バランストレーニング及び柔軟性トレーニングという4つの領域の運動を効率良く行うことができる。また、その結果として、認知症の予防・改善に資することが可能である。
本発明の実施の形態の少なくとも1つに対応する、運動補助具の上方斜視図の一例である。 本発明の実施の形態の少なくとも1つに対応する、運動補助具の上面図の一例である。 本発明の実施の形態の少なくとも1つに対応する、運動補助具の側面図の一例である。 本発明の実施の形態の少なくとも1つに対応する、運動補助具に足を乗せた状態を側面から見た場合の模式図の一例である。 本発明の実施の形態の少なくとも1つに対応する、運動補助具に足を乗せた状態を側面から見た場合の模式図の一例である。 本発明の実施の形態の少なくとも1つに対応する、図5に対応する状態を上面から見た場合の模式図の一例である。
以下、図面等を用いて本発明の実施の形態について説明をするが、本発明の趣旨に反しない限り、本発明は以下の実施の形態に限定されない。
図1は本発明の実施の形態の少なくとも1つに対応する、運動補助具の上方斜視図の一例である。図1に示すように、運動補助具1は一対の本体2からなる。使用者は、左側の本体2a、右側の本体2bの上面に、それぞれ左足、右足を載せて起立し、後述する種々の運動を行う。以下、本実施の形態において、左側の本体2aについて説明する。右側の本体2bは左側の本体2aと左右対称の立体形状のため、説明を省略する。
図2は、本発明の実施の形態の少なくとも一つに対応する、運動補助具の上面図の一例である。図3は、本発明の実施の形態の少なくとも一つに対応する、運動補助具の側面図の一例である。左側の本体2aは、基礎部3、傾斜部4及び突出部5を備える。傾斜部4及び突出部5は、弾性材料を用いて構成されることが好ましい。また、基礎部3も、弾性材料で構成されていても良い。弾性材料としては特に限定されないが、例えば、弾性を有するとともに適度な反発性を持った材料であることが好ましい。さらに、持ち運びに便利なように、軽さを備えていることがより好ましい。弾性、反発性、及び軽さという観点からは、例えば、EVA(エチレンビニールアセタートコポリマー)やPU(ポリウレタン)、EPP(発泡ポリプロピレン)、EPE(発泡ポリエチレン)等の弾性樹脂系の材料を用いることが好ましい。これらの弾性材料は多孔性であることが好ましい。なお、これらの材料は、単独で用いても良いし、2種以上を組み合わせて用いても良い。基礎部3、傾斜部4及び突出部5は、それぞれ別の材料で構成されていても良いし、全て同じ材料であっても良い。また、基礎部3は、傾斜部4よりも硬い(弾性の低い)材料で構成されることが好ましい。
図1~図3に示すように、基礎部3は、直角三角形の底面を有する直角三角柱の形状をしている。具体的には、直角三角柱の両底面が、水平方向に対して各々垂直になる方向に倒したものであり、直角三角柱の両底面に対応する面が、本体2aの左側面6及び右側面をなす。そして、直角三角柱の底面の長辺を含む側面に対応する面が底面となり、斜辺を含む側面に対応する面が上方を向いた勾配面となる。
基礎部3の勾配面の上には、シート状の傾斜部4が、積み重ねられている。傾斜部4は、弾性材料でできており、所定の略均一の厚さを有している。傾斜部4は、常温常圧(例えば23度、1気圧)の状態で、使用者(例えば、体重60kg、足のサイズ25cmの成人男性)が上に乗ることにより形状が変化し、また、使用者が降りれば、元の形状に戻るものであることが好ましい。さらに、傾斜部4は、基礎部3に比べて、より柔軟性を有するものであることが好ましい。このように、上面が傾斜している基礎部3の上に、柔軟な傾斜部4が設けてあることで、使用者が本体2aの上に乗ると、足元が不安定な状態となる。そのため、使用者が本体2aの上で起立した状態を維持するためには、常にバランスをとる必要が生じ、本体2aの上に立つだけでバランス能力を効果的に鍛えることができる。なお、傾斜部4の下に、傾斜部4よりも硬い基礎部3があることで、不安定な状態ながらも、使用者は本体2aの上で運動を行うことができる。
傾斜部4の厚さは、5mm以上であることが好ましく、7mm以上であることがより好ましく、9mm以上であることがさらに好ましい。また、傾斜部4の厚さは、20mm以下であることが好ましく、15mm以下であることがより好ましく、12mm以下であることがさらに好ましい。傾斜部4の厚さが5mmよりも薄いと、足元が安定してしまい、バランス能力を効果的に鍛えにくくなる傾向にある。傾斜部4の厚さが20mmよりも厚いと、足元が不安定になりすぎて、使用者がバランスを崩して転倒しやすくなる傾向がある。一方、傾斜部4の厚さが5mm~20mmの範囲内にある場合には、使用者が上に乗ると、不安定な姿勢となるものの、転倒する可能性が低い状態を維持しつつ、効果的に運動を行うことができる。
基礎部3の底面に対する、勾配面及び傾斜部4の表面の傾斜角度は、3度以上であることが好ましく、5度以上であることがより好ましく、6.5度以上であることがさらに好ましい。また、勾配面及び傾斜部4の表面の傾斜角度は、15度以下であることが好ましく、12度以下であることがより好ましく、8度以下であることがさらに好ましい。本発明の運動補助具1は、使用者が、傾斜部4の表面に、つま先が傾斜頂部側を向くようにして足を乗せて使用する。そのため、傾斜角度が15度より大きいと、傾斜部4の表面に足を載せて立った場合に、後ろに転倒する可能性が高くなる傾向にある。一方、傾斜角度が3度よりも小さいと、足元が安定してしまい、バランス能力を効果的に鍛えにくくなる傾向がある。なお、本実施の形態において、傾斜部4の表面が、運動補助具1の傾斜面となる。
傾斜頂部側端部における、底面から傾斜部4の表面までの高さHaと、底面の長手方向の長さLa1との比(Ha/La1)は、0.11/1以上であることが好ましく、0.14/1以上であることがより好ましく、0.15/1以上であることがさらに好ましい。Ha/La1は、0.25/1以下であることが好ましく、0.20/1以下であることがより好ましく、0.19/1以下であることがさらに好ましい。Ha/La1が0.11/1よりも小さいと、傾斜が少なくなり、バランス能力を効果的に鍛えにくくなる傾向がある。Ha/La1が0.25/1よりも大きいと、傾斜が大きくなり転倒しやすくなる傾向がある。一方、Ha/La1が0.11/1~0.25/1であるときには、使用者が転倒する可能性が低い状態で、バランス能力を効果的に鍛えることができる。
底面の短手方向の長さWaと、底面の長手方向の長さLa1との比(Wa/La1)は、0.44/1以上であることが好ましく、0.55/1以上であることがより好ましく、0.60/1以上であることがさらに好ましい。Wa/La1は、1/1以下であることが好ましく、0.81/1以下であることがより好ましく、0.74/1以下であることがさらに好ましい。Wa/La1が0.44/1よりも小さかったり、1/1よりも大きいと、本体2の上で足を乗せる位置が定まりにくくなり、適切な運動の効果を得にくくなる傾向がある。一方、Wa/La1が0.44/1~1/1であるときには、使用者が、転倒する可能性が低い状態で、バランス能力を効果的に鍛えることができる。
La1の長さとしては、240mm以上であることが好ましく、270mm以上であることがより好ましく、285mm以上であることがさらに好ましい。La1の長さとしては、360mm以下であることが好ましく、330mm以下であることがより好ましく、315mm以下であることがさらに好ましい。また、Waの長さは、概ね日本人成人男性の足幅2つ分程度の長さであることから、160mm以上であることが好ましく、180mm以上であることがより好ましく、190mm以上であることがさらに好ましい。Waの長さは、240mm以下であることが好ましく、220mm以下であることがより好ましく、210mm以下であることがさらに好ましい。さらに、Haの高さとしては40mm以上であることが好ましく、45mm以上であることがより好ましく、48mm以上であることがさらに好ましい。Haの高さとしては、60mm以下であることが好ましく、55mm以下であることがより好ましく、53mm以下であることがさらに好ましい。
La1、Wa又はHaのいずれか1つが上記の数値範囲内にあると、使用者が本体2aの上で運動する際に足を踏み外す危険性がない状態で、適切な負荷を得ることができる傾向にある。La1、Wa又はHaのうち、2つが上記の数値範囲内にあることが好ましく、3つ全てが上記の数値範囲内にあることがより好ましい。
傾斜部4の傾斜頂部の近くには、突出部5が設けられている。突出部5は、円柱を垂直方向から切断した形状をしている。より詳細には、円柱の両底面の円弧形状が同一形状となるように、両底面に垂直な方向から切断した形状であり、円柱の両底面に当たる面が、本体2aの左側面6及び右側面と並行になるように倒したものとなっている。円柱の両底面に対応する面が、それぞれ突出部5の左側面7、右側面となり、円柱の側面に対応する面が、突出部5の湾曲面8となる。
突出部5は、使用者が運動をする際に足の指先を乗せたり、土踏まずを押し付けたりするのに使用される。突出部5は、使用者が運動の適切な効果を得ることができるよう、下記のような位置、大きさであることが好ましい。
突出部5の側面の、傾斜部4の表面に対して垂直な方向における、傾斜部4の表面から最も離れた位置までの高さHbと、突出部5の側面が傾斜部4と接する辺の長さLbとの比(Hb/Lb)は、0.19/1以上であることが好ましく、0.25/1以上であることがより好ましく、0.30/1以上であることがさらに好ましい。Hb/Lbは、0.58/1以下であることが好ましく、0.52/1以下であることがより好ましく、0.44/1以下であることがさらに好ましい。また、突出部5の側面が傾斜部4と接する辺の長さLbと、突出部5の湾曲面8が傾斜部4と接する辺の長さWbとの比(Lb/Wb)は、0.43/1以上であることが好ましく、0.49/1以上であることがより好ましく、0.54/1以上であることがさらに好ましい。Lb/Wbは、0.98/1以下であることが好ましく、0.76/1以下であることがより好ましく、0.67/1以下であることがさらに好ましい。Hb/Lb及びLb/Wbの比率がともに上記数値の範囲を外れると、湾曲面8の曲率が大きく足指が反り返りすぎて痛みを感じたり、或いは、逆に曲率が小さすぎて足指が反り返らず、ストレッチ効果を得にくくなる傾向がある。Hb/Lbの比率が上記範囲内にあると、湾曲面8のカーブが、足指が痛みを感じず適切なストレッチ効果を得られる曲率となる。また、Hb/LbとLb/Wbの比率が、ともに上記範囲内にあると、湾曲面8のカーブが、土踏まずのカーブに近い曲率となり、湾曲面8と土踏まずとが全面的に接触しやすくなり、土踏まずのストレッチ効果が高くなる。
高さHbとしては、15mm以上であることが好ましく、20mm以上であることがより好ましく、22mm以上であることがさらに好ましい。また、高さHbとしては、45mm以下であることが好ましく、35mm以下であることがより好ましく、30mm以下であることがさらに好ましい。Lbの長さとしては、40mm以上であることが好ましく、50mm以上であることがより好ましく、55mm以上であることがさらに好ましい。また、Lbの長さとしては、80mm以下であることが好ましく、70mm以下であることがより好ましく、65mm以下であることがさらに好ましい。Wbの長さとしては、80mm以上であることが好ましく、90mm以上であることがより好ましく、95mm以上であることがさらに好ましい。また、Wbの長さとしては、120mm以下であることが好ましく、110mm以下であることがより好ましく、105mm以下であることがさらに好ましい。
Hb、Lb又はWbのいずれか1つが上記の数値範囲内にあると、使用者が本体2aの上で運動すると、適切な効果を得ることができ、かつ、本体2aから足を踏み外して転倒する可能性が低くなる傾向にある。なお、Hb、Lb又はWbのうち、2つが上記の数値範囲内にあることが好ましく、3つ全てが上記の数値範囲内にあることがより好ましい。
特に、高さHbが15mm~45mmであると、突出部5に足指を乗せたときに、使用者が強い痛みを感じることなく、足底の筋肉、靭帯を適切に伸ばすことができる。高さHbが45mmよりも高いと、使用者が本体2aの上に立った時に、足の指が反り返りすぎて、痛みを感じたり、直立姿勢を維持しにくくなる傾向がある。一方、高さHbが15mmよりも低いと、足底の筋肉等の延びる量が少なくなり、十分なストレッチ効果を得にくくなる傾向がある。
さらに、突出部5の湾曲面8が傾斜部4と接する辺の長さWbと、基礎部3の短手方向の長さWaとの比(Wb/Wa)は、0.33/1以上であることが好ましく、0.41/1以上であることがより好ましく、0.45/1以上であることがさらに好ましい。また、Wb/Waは、0.75/1以下であることが好ましく、0.61/1以下であることがより好ましく、0.55/1以下であることがさらに好ましい。突出部5の側面が傾斜部4と接する辺の長さLbと、傾斜部4の長手方向の長さLa2との比(Lb/La2)は、0.14/1以上であることが好ましく、0.16/1以上であることがより好ましく、0.18/1以上であることがさらに好ましい。また、Lb/La2は、0.33/1以下であることが好ましく、0.25/1以下であることがより好ましく、0.22/1以下であることがさらに好ましい。
傾斜部4の傾斜頂部側端部から、湾曲面8と傾斜部4とが接触する辺のうち、傾斜頂部に近い辺までの長さLcと、傾斜部4の長手方向の長さLa2との比(Lc/La2)は、0.11/1以上であることが好ましく、0.14/1以上であることがより好ましく、0.15/1以上であることがさらに好ましい。Lc/La2は、0.25/1以下であることが好ましく、0.20/1以下であることがより好ましく、0.19/1以下であることがさらに好ましい。また、傾斜部4の右側面側の端から、突出部5の右側面までの長さWcと、基礎部3の短手方向の長さWaとの比(Wc/Wa)は、0.07/1以上であることが好ましく、0.08/1以上であることがより好ましく、0.09/1以上であることがさらに好ましい。Wc/Waは、0.15/1以下であることが好ましく、0.12/1以下であることがより好ましく、0.11/1以下であることがさらに好ましい。Wb/Wa、Lb/La2、Lc/La2又はWc/Waの、いずれかの比率が上記範囲内にあると、使用者には、安全性が確保された状態で適切な負荷がかかり、運動の効果を得ることができる。なお、Wb/Wa、Lb/La2、Lc/La2又はWc/Waのうち、いずれか2つが上記の数値範囲内にあることが好ましく、3つが上記の数値範囲内にあることがより好ましく、4つ全てが上記の数値範囲内にあることがさらに好ましい。
La2の長さとしては、240mm以上であることが好ましく、270mm以上であることがより好ましく、285mm以上であることがさらに好ましい。また、La2の長さとしては、360mm以下であることが好ましく、330mm以下であることがより好ましく、315mm以下であることがさらに好ましい。Lcの長さとしては、40mm以上であることが好ましく、45mm以上であることがより好ましく、48mm以上であることがさらに好ましい。また、Lcの長さとしては、60mm以下であることが好ましく、55mm以下であることがより好ましく、53mm以下であることがさらに好ましい。Wcの長さとしては、16mm以上であることが好ましく、18mm以上であることがより好ましく、19mm以上であることがさらに好ましい。また、Wcの長さとしては、24mm以下であることが好ましく、22mm以下であることがより好ましく、21mm以下であることがさらに好ましい。
La2、Lc又はWcのいずれか1つが、上記の数値範囲内にあると、本発明の運動補助具1を青竹踏みの要領で使用する場合に、突出部5が、使用者の土踏まずカーブの形及び土踏まずの幅にあった形状となり、足底をより効果的にストレッチすることができる。なお、La2、Lc又はWcのうち、いずれか2つが上記の数値範囲内にあることが好ましく、3つ全てが上記の数値範囲内にあることがより好ましい。上記数値範囲を外れると、使用者が本体2aに足を載せたときに、本体2aから適切な反発力を得ることができなくなったり、或いは、突出部5に足底の適切な部分があたりにくくなるなどして、運動補助具1を用いることによる運動の効果を得にくくなる。
突出部5の左側面7は、傾斜部4の左端から所定の長さ離れていることが好ましい。傾斜部4の、左側面7の左側に空間が設けられていることで、使用者は、突出部5が使用者の土踏まず部分だけに接触する位置に、足を乗せやすくなる。
突出部5は、傾斜部4と同様の硬さとしても良いし、傾斜部4よりも柔らかくしても良い。また、突出部5は、傾斜部4とは別の部材として作成したものを、傾斜部4の表面に接着剤等で固定しても良いし、突出部5と傾斜部4とを、一体的に成型しても良い。
なお、本実施の形態における本体2aの長さや高さなどのサイズは、上記した各比率を保持した範囲内で、サイズを変更しても良い。例えば女性向けや子供向けに、小さめのサイズとし、或いは、体型が日本人よりも大きい欧米人向けに、大きめのサイズとしてもよい。
本実施の形態において、基礎部3の形状が直角三角柱であるものを例に説明したが、基礎部3の形状は、平面に戴置した時に水平面に対して傾斜する面を有していれば、これに限られない。例えば、直角台形の底面を有する直角台形柱の形状でも良い。具体的には、直角台形柱の両底面が、水平方向に対して各々垂直になる方向に倒し、底面の両直角部を含む辺を有する面に対応する面を、底面とするものであっても良い。
本実施の形態において、突出部5の形状が、円柱を垂直方向から切断した形状を例として説明したが、円柱は、底面が真円ではなく、楕円形状であっても良い。例えば、突出部5の形状を、底面が楕円形状の円柱について、楕円の長径に平行となる面で切断した円柱の形状とすると、突出部5の湾曲面8がなだらかなカーブを描き、より土踏まずのアーチにフィットし、運動補助具1を用いて運動をした効果を得やすくなる。
本実施の形態における、運動補助具1の使用方法を説明する。以下に説明する運動を行う順番は、一例であり、各運動の順序を入れ替えても良い。図4は、本発明の実施の形態の少なくとも1つに対応する、運動補助具に足を乗せた状態を側面から見た場合の模式図の一例である。使用者は、一対の本体2を、使用者から見て奥側に傾斜頂部が位置する向きで、水平面に戴置する。そして、左側本体2a、右側本体2bのそれぞれに左足、右足を乗せて起立し、姿勢を維持する。なお、使用者が足9を乗せた状態で、つま先が、突出部5の使用者側と接触するような位置に足を乗せる。本体2aの上面が、つま先が上になるように傾斜していることから、例えば、つま先が突出部5の使用者側と接触するように傾斜面に足を乗せた状態で、或いは、つま先が突出部5よりも傾斜頂部側に位置するように突出部5に足を乗せた状態で、使用者が起立するだけで、後下腿部の筋肉が伸ばされることになる。さらに、足の指先が、突出部5の湾曲面8にかかっていることから、足底の筋肉や靭帯も伸ばされる。また、本体2の足を乗せる部分が、基礎部3よりも柔らかい傾斜部4であることから、本体2の上に起立すると、使用者の姿勢は不安定なものとなる。そのため、使用者は、姿勢を維持するために、常にバランスを取る必要がある。このように、使用者は、本体2の上に起立し、その姿勢を維持するだけで、柔軟性トレーニングとバランストレーニングを行うことができる。ここで、「突出部の使用者側」とは、例えば、傾斜面の左右方向に平行な平面であって、且つ、Hbを表す直線を含む平面によって、突出部5を2つの領域に分けた場合に、傾斜の麓方向側に位置する領域である。「突出部の使用者側」とは、具体的には、図4において斜線で示された領域のことをいう。また、「突出部よりも傾斜頂部側」とは、例えば、傾斜面の左右方向に平行な平面であって、且つ、Hbを表す直線を含む平面によって、突出部5を2つの領域に分けた場合に、傾斜の頂方向側に位置する領域である。「突出部よりも傾斜頂部側」とは、具体的には、図4における突出部5の、斜線で示された領域以外の領域のことをいう。
使用者は、本体2の上で、突出部5の使用者側に足のつま先がかかるような位置に足を置いたまま、踵を上げ下げして、その場足踏み運動を行う。足踏み運動は、有酸素運動であるとともに、本体2の上面に所定の傾斜角がついているため、通常の水平面で踵の上げ下げ運動を行う時よりも、使用者の筋肉には大きな負荷がかかる。使用者はこの運動を行うことで、後下腿部側にある筋肉を鍛えることができる。つまり筋力強化を行うことができる。また、本体2の上面が柔らかく、姿勢が安定しないことから、使用者は常にバランスをとる必要があるため、バランストレーニングにもなる。さらに指先は突出部5の上にかかる状態であることから、足底等の筋肉や靭帯が伸ばされる。このように、使用者は、本体2の上でその場足踏み運動を行うことで、有酸素運動、筋力強化、柔軟性トレーニング、バランストレーニングを行うことができる。
使用者は、その場足踏み運動に代えて、本体2の上面に起立した状態で、屈伸運動等の膝の位置を移動させる運動をすることもできる。例えば、つま先が突出部5の使用者側と接触するように傾斜面に足を乗せ、踵が傾斜面に接触した状態で、屈伸運動を行なうことができる。屈伸運動は、後下腿部をストレッチする効果がある運動として一般的に知られているが、つま先が踵よりも上方に位置する状態で屈伸運動を行うことで、足の脛の近くにある筋肉や、足首の関節の柔軟性を高める、柔軟性トレーニングの効果を得ることもできる。そして、不安定な本体2の上面で行うため、バランストレーニングにもなる。このように、使用者は、本体2の上で屈伸運動を行うことで、柔軟性トレーニング、バランストレーニングを行うことができる。
次に、使用者は、本体2の上で1分間程度の片足立ちを行う。図5は、本発明の実施の形態の少なくとも1つに対応する、運動補助具に足を乗せた状態を側面から見た場合の模式図の一例である。図6は、本発明の実施の形態の少なくとも1つに対応する、図5に対応する状態を上面から見た模式図の一例である。使用者は、つま先が突出部5よりも傾斜頂部側に位置するように突出部5に足を乗せる。さらには、使用者は、図5及び図6に示すように、左足9の小指が、突出部5の左側面7の横に位置するような位置に足を置き、突出部5の湾曲面8と左側面7とで形成する角部分を、小指と薬指とで挟むようにつかむ。この状態で、本体2の上で1分間程度の片足立ちを行う。1分間の片足立ちは、50分の歩行と同様の基礎代謝量に相当し、有酸素運動を行うことと同様の効果を得るができる。また、足元が不安定な状態であるから、使用者は、通常の片足立ちよりも慎重にバランスを取り続ける必要がある。このように、使用者は、本体2の上で片足立ちをすることで、有酸素運動を行ったのと同様の効果を得ることができるとともに、バランストレーニングを行うことができる。
上記した運動を行うことで、認知症予防・改善に有効な4つの領域の運動、すなわち、有酸素運動、筋力強化、バランストレーニング及び柔軟性トレーニングをバランスよく行うことができる。そして、上記した運動は、いずれも短時間行っただけでも効果を得ることができるものであるから、使用者は、毎日継続して運動を行うことができる。
なお、上記の3つの運動以外に、例えば以下のような運動を組み合わせて行っても、4つの領域の運動を効率よく行うことができる。
突出部5が土踏まずにあたるようにして、青竹踏みの要領で足踏み運動を行うことができる。足踏み運動は、有酸素運動であるとともに、足を上下動させる際に使用する筋肉を鍛える効果がある。また、足元が不安定な状態であるから、使用者は、姿勢を安定させるためにバランスを取る必要がある。さらに、土踏まず周辺の筋肉や靭帯をほぐすストレッチ運動の効果も得ることができる。このように、使用者は、本体2の上でその場足踏み運動を行うことで、有酸素運動と、筋力強化、バランストレーニング、柔軟性トレーニングを行うことができる。
上記の運動を行うと、4つの領域の運動を効果的に行えるほか、足底の靭帯や筋肉、骨のバランスを整え、内反足を矯正する効果がある。また、膝や骨盤を開くことで姿勢が良くなり、結果として転倒防止につながるという効果がある。なお、上記した運動は、いずれも1分間程度、その場足踏み運動等は30回程度行えば十分な効果があるが、高齢者などは、より短い時間、少ない回数であっても効果を得ることができる。
本実施の形態に係る運動補助具1は、左足を乗せる左側本体2aと、右足を乗せる右側本体2bとの二つの本体に分かれている。そのため、両本体の間隔を調整して配置することで、使用者の足幅に適した状態で運動を行うことができる。また、左右の本体がそれぞれコンパクトな大きさで独立していることにより、持ち運びが便利であるという利点もある。
本実施の形態において、運動補助具1の例として、左足用の左側本体2aと、右足用の右側本体2bとの二つの本体に分離したものを用いて説明したが、本発明にかかる運動補助具1は、左側本体2aと右側本体2bとが一体的に構成されていても良い。すなわち、基礎部3及び傾斜部4の幅を長くして、一つの本体に両足を同時に乗せられるような大きさのものとしても良い。一つの本体に両足を乗せられる形状とした場合には、突出部5の長さWbを長くして突出部5を一つとしても良いし、また、左右それぞれの足を置く位置の目安とするために、突出部5を、幅方向の中間位置で分断して、左足用、右足用にそれぞれ分離して設けても良い。
上記のように、本発明の運動補助具1を用いると、有酸素運動、筋力強化、バランストレーニング及び柔軟性トレーニングという4つの領域の運動を、短時間で、効率よく行うことができ、認知症予防・改善を図ることができる。
以下、実施例により本発明をさらに詳しく説明するが、本発明はこれらの実施例によって何ら限定されない。
以下の実施例において、運動方法により得られる効果は、ミニメンタルステート試験(MMSE試験)により評価した。
(ミニメンタルステート試験(MMSE試験))
ミニメンタルステート試験とは、認知症の診断用に開発された質問セットであり、30点満点の11の質問からなる。見当識、記憶力、計算力、言語的能力、図形的能力などをカバーする。27点以上で正常と診断、22~26点で早期認知症(軽度認知症)と診断、21点以下で認知症と診断する。
(運動補助具)
運動補助具としては、左側本体2aと、右足用の右側本体2bとが分離したものを用いた。左側本体2aは、Haが50mm、La1が300mm、La2が304mm、Waが200mm、Hbが22mm、Lbが60mm、Wbが100mm、Lcが50mm、Wcが20mm、傾斜面厚が10mm、及び傾斜角度が7度であり、基礎部3、傾斜部4及び突出部5がEVA(エチレンビニールアセタートコポリマー)により構成されたものを用いた。右側本体2bは、該左側本体2aと左右対称な形状を有し、該左側本体2aと同一の素材を用いて構成されたものを用いた。
以下の実施例において、早期認知症患者20名(ミニメンタルステート試験において、22点~26点であった患者)を被験者とし、上記の運動補助具を用いて、3か月間、週3回、以下の運動を実施させた。
まず、被験者を、運動補助具の上で1分間起立させる。この際、被験者、つまり使用者が左側本体2a及び右側本体2bそれぞれの上に左足と右足をを乗せた状態で、突出部5の使用者側に足の指先部分がかかるようにする。次に、被験者に、運動補助具の上で、1分間その場足踏み運動を行わせる。そして、被験者に、つま先が突出部5よりも傾斜頂部側に位置するように足を移動させ、運動補助具の上で1分間の片足立ちを行わせる。そして、3か月経過後にミニメンタルステート試験を実施した。その試験の結果を、表1に示す。
Figure 0007065495000001
以上の結果から、被験者の90%(20名のうち18名)に、認知症の維持・改善の効果があったことが分かる。つまり、本実施例の運動補助具1を用いた運動を行った場合、早期認知症の予防・改善に有意であるといえる。この結果は、本発明の運動補助具1を用いることで、有酸素運動、筋力強化、バランストレーニング及び柔軟性トレーニングという4つの領域の運動の効果を、バランスよく得ることができることを示している。
1 運動補助具
2 本体
3 基礎部
4 傾斜部
5 突出部
6 左側面(基礎部)
7 左側面(突出部)
8 湾曲面

Claims (7)

  1. 運動補助具であって、
    本体を水平面に戴置したときに、水平面に対して傾斜する傾斜面を有し、
    傾斜面上に、傾斜面の左右方向へ延びる断面半円状又は断面半楕円状の突出部が設けられており、
    突出部が、使用者が上に乗ることにより形状が変化する弾性材料からなり、
    突出部の側面が、傾斜面と接する辺の長さが40mm以上であり、
    突出部の傾斜面からの高さが15mm~45mmである、運動補助具。
  2. 傾斜面の左右方向の長さをWa、突出部の湾曲面が傾斜面と接する辺の長さをWb、傾斜面の右側面側又は左側面側の端から、突出部の右側面又は左側面までの長さWcとしたとき、WbとWaとの比(Wb/Wa)が0.61/1以下であり、WcとWaとの比(Wc/Wa)が0.15/1以下である、請求項1に記載の運動補助具。
  3. 傾斜面が、使用者が上に乗ることにより形状が変化する弾性材料からなる、請求項1又は2に記載の運動補助具。
  4. 本体が、傾斜面を形成する傾斜部と、傾斜部を支える基礎部とからなり、
    基礎部は、傾斜部よりも外部からの応力に対する形状の変化が小さい材料からなる、請求項1~のいずれかに記載の運動補助具。
  5. 突出部の前記左右方向の幅が、傾斜面の前記左右方向の幅よりも短い、請求項1~のいずれかに記載の運動補助具。
  6. 本体を水平面に戴置したときに、傾斜面が水平面に対して3~15度の角度で傾斜する、請求項1~のいずれかに記載の運動補助具。
  7. 請求項1~のいずれかに記載の運動補助具を2つ備える運動補助具セットであって、
    2つの運動補助具それぞれの傾斜面が同一平面上にあるように2つの運動補助具を並べた場合に、2つの運動補助具それぞれから等距離にあり、且つ、前記左右方向に垂直な直線に対して、2つの運動補助具が左右対称の形状を有する、運動補助具セット。
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