JP3143537U - 健康器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】足を載せた状態で動くことで、足裏を指圧・刺激する効果を向上させ、座った状態でも立った状態でも使用でき、下半身の筋肉を極めて効果的に強化できる健康器具を提供すること。
【解決手段】略足裏大の平板2の上面に足裏を押圧する複数の突起4を有する足載せ部分6と、該平板2の下面に凸部3を設けた健康器具であって、該凸部3が、足を載せた状態で前後のみに傾斜運動ができるように設けられていることを特徴とする健康器具。
【選択図】図1

Description

本考案は健康器具に関し、更に詳しくは、略足裏大の平板の上面に突起を有し、該平板の下面に凸部を有する健康器具に関する。
従来、足の裏を指圧することは、血行を良くし内臓の働きを活発化するとして、足裏全体が適度に刺激されるように突起部を設けた、サンダル等の履物、中敷、青竹踏み等が知られている。このような器具は、一般に、突起部に体重をかけたときに、足裏のツボを刺激することが要求される。例えば、特許文献1には、多数の突起部を有する表層部の下面に低反発性の部材を設けた健康サンダルに関する技術が報告されている。
特許文献2には、運動器具として、両足を載せる踏み板の背面中央に凸部を設け、椅子に座り両足を踏み板に載せ、前後、左右に自在に足を動かして手軽に足の運動ができる運動器具に関する技術が記載されている。
特許文献3には、足敷き部分に半楕円球形の底敷きを取り付け、血行を促進する健康スリッパに関する考案が記載されている。特許文献4には、サンダル底が踵側より爪先方向へいくに従って上り勾配をもつように形成され、アキレス腱を伸ばし腰痛等を防止するサンダルに関する考案が記載されている。
特許文献5には、足裏への指圧効果を有し、スリッパの下部がカーブを設けた形状であることにより足首や膝の筋肉を引き締め、血行を促進する健康スリッパに関する考案が記載されている。
しかしながら、概ね人間の足裏の形状は平らではなく、また、足裏にかかる体重負荷は均一ではなく、従って、上記従来のものでは足裏のツボを満遍なく刺激できないという問題点があった。また、上記従来のもののうち、履物を兼用したものに限って言えば、意識して心地よい部分を刺激しようとしてもそこに体重をかけにくかったり、ただ歩くだけでは下半身のシェイプアップ効果が薄かったり、また、履いて歩きまわるという行為により、足裏に過度の負担が発生するという問題点もあった。
更に、上記従来のものに対しては、足裏を指圧・刺激する効果と筋肉を増強する効果を同時に期待することはできなかった。また、健康サンダル、スリッパ等は、あくまで履物として利用されるため、上記の効果は満足できるものではなかった。
特開2005−80828号公報 特開平10−201877号公報 実用新案登録第3063385号 実用新案登録第3036291号 実用新案登録第3082302号
本考案は上記背景技術に鑑みてなされたものであり、その課題は、足を載せた状態で動くことで、足裏を指圧・刺激する効果を向上させ、座った状態でも立った状態でも使用でき、下半身の筋肉を極めて効果的に強化できる健康器具を提供することにある。
本考案者は、上記の課題を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、特定の形状を有する健康器具によって、足裏の指圧効果の向上及び下半身の筋肉強化を同時に達成でき、これら2つの効果を同時に得ることによる相乗効果も得られることを見出して本考案を完成するに至った。
すなわち、本考案は、略足裏大の平板の上面に足裏を押圧する複数の突起を有する足載せ部分と、該平板の下面に凸部を設けた健康器具であって、該凸部が、足を載せた状態で前後のみに傾斜運動ができるように設けられていることを特徴とする健康器具を提供するものである。
本考案によれば、上記問題点を解消して課題を解決し、足を載せた状態で繰り返し傾斜運動することで、足裏を指圧・刺激する効果が得られ、特に、足を載せた状態でバランスをとるために強制的に前後のみに繰り返し傾斜運動させられることで、強力に足裏を指圧・刺激する効果が得られ、また、同時に、座った状態でも立った状態でも使用でき、バランスをとるために筋肉を使うために、下半身の筋肉を極めて効果的に強化できる健康器具を提供することができる。
また、履物として使用するには本考案の健康器具は凸部が大き過ぎるので、座った状態又は立った状態で使用するが、そのため、ただ歩くだけのものに比較して、下半身のシェイプアップ効果が大きく、また、履いて歩きまわるという行為により足裏に過度の負担が発生したりするという問題点もない。また、心地よい部分を刺激しようとしたとき、そこに体重をかけ易く、また、足裏のツボを満遍なく刺激でき、筋肉増強効果と指圧効果を同時に得ることができる。
以下、本考案について説明するが、本考案は以下の具体的形態に限定されるものではなく、本考案の技術的思想の範囲内で任意に変形することができる。
図1〜6に本考案の概略図を示す。本考案は、略足裏大の平板2の上面に足裏を押圧する複数の突起4を有する足載せ部分6と、該平板2の下面に凸部3を設けた健康器具1であって、該凸部3が、足を載せた状態で前後のみに傾斜運動ができるように設けられていることを特徴とする健康器具1である。
図1は、本考案の健康器具の一例を示す斜視図である。略足裏大の平板2の上面には足載せ部分6があるが、足載せ部分6には複数の突起4が設けられ、足裏を押圧できるようになっている。更に、該平板2の下面には凸部3が設けてある。そして、該凸部3は、足を載せた状態で前後のみに傾斜運動ができるようになっている。
ここで、「略足裏大」とは、片方の足裏の大きさとほぼ同じ大きさをいい、汎用の下駄とほぼ同じ大きさをいう。足載せ部分6には複数の突起4が設けられているが、突起4の数は複数であれば特に限定はないが、平均的な成人の足を基準にした略足裏大の大きさの中に、10〜160個が好ましく、13〜100個がより好ましく、20〜80個が特に好ましく、30〜60個が更に好ましい。また、約70あると言われる足裏のツボに対応できる数であることも好ましい。
突起4は、足裏を刺激するようなものであればその形状には特に限定はなく、円柱状でも角柱状でもよいが円柱状であることが好ましい。先端の形状は丸みを持たせても、持たせなくてもよいが、持たせた方が痛くないので好ましい。
突起4の大きさは特に限定はないが、突起4の高さは、3mm〜30mmが好ましく、5mm〜20mmがより好ましく、7mm〜10mmが特に好ましく、突起4の直径は、2mm〜15mmが好ましく、3mm〜10mmがより好ましく、4mm〜8mmが特に好ましい。
突起4の高さが高過ぎる場合、突起4の直径が小さ過ぎる場合、突起4の個数が少な過ぎる場合は、使用時に足裏に痛みがあり、長時間の使用ができない場合がある。一方、突起4の高さが低過ぎる場合、突起4の直径が大き過ぎる場合、突起4の個数が多過ぎる場合は、気持ちが良い、健康になる等の本来の足裏のツボ押しの効果が得られない場合がある。また、どちらの場合でも、凸部3を利用して前後に傾斜運動をしたときに、適度に足裏の何箇所かを効果的に押圧できなかったり、使用者が凸部3を利用して前後に傾斜運動させて、意識して特定のツボを押したいときに、うまく場所を探せなかったり、強さを調節できなかったりする場合がある。
突起4と平板2は一体成型されていてもよいし、平板2の上に突起4が固定してあってもよい。
本考案の健康器具1には、図1〜5に示したように、上記平板2の下面に凸部3が設けられている。平板2の下面における凸部3の最大膨らみの位置については、前の方(爪先が載っている方)、ほぼ中央部分、後の方(踵が載っている方)等、特に限定はないが、凸部3は、上記平板2の下面に、該平板2の前後方向のほぼ中央を膨らみの最大となるように設けられていることが好ましい。本考案の健康器具は履物ではなく、凸部3は自由に歩き回れない程大きいことが好ましいので、ほぼ中央部に位置していないと、前後に傾斜運動がし難い場合がある。
すなわち、平板2の前後方向のほぼ中央部分に、凸部3の「凸部としての膨らみ」の最大点を位置させて、凸部3が設けられていることが好ましい。「ほぼ中央」とは、該平板2に足を載せた時に、爪先から踵までの長さの真ん中あたりをいう。「凸部3の膨らみの最大点」の平板2における位置はほぼ中央ならば好ましいが、該平板2の前から2/5から3/5までの位置にあることがより好ましく、3/7から4/7までの位置にあることが特に好ましく、4/9から5/9までの位置にあることが更に好ましい。
本考案は、凸部3の形状が、円柱、楕円柱又は角柱を中心軸に水平に縦に切り出して、上記平板2の下面に切り出し面が密着するように設けられた形状であることが好ましい。図2の凸部3の形状は、円柱又は楕円柱を中心軸に水平に縦に切り出して、平板2の下面にかかる切り出し面を、健康器具1が前後のみに傾斜運動ができるように密着させたものである。凸部3の中央部分の厚みを厚くして丸みをもたせ、爪先と踵に向かって次第に凸部3の厚みを薄くする形状になっている。
図3は、凸部3が、八角形を中心軸に水平に縦に切り出して、上記平板2の下面に切り出し面が密着するように設けられた形状になっている。爪先部分から凸部3の厚みの半分ほどの位置まで垂直で、その位置から、底まで傾斜し、底面は水平で、更に踵部分まで傾斜し凸部3の厚みの半分ほどの位置から垂直となる形状になっている。
図4は、凸部3が、六角形を中心軸に水平に縦に切り出して、上記平板2の下面に切り出し面が密着するように設けられた形状になっている。
図5は、凸部3が、四角形を中心軸に水平に縦に切り出して、上記平板2の下面に切り出し面が密着するように設けられた形状になっている。平板2の下面の爪先部分から、下面のほぼ中心の位置まで傾斜し、踵部分まで傾斜する形状になっている。凸部3の横は健康器具1の横幅に相当する奥行きを有する形状になっている。横方向に動くと足を捻挫し易いので、横方向には傾斜運動しないようになっている。
図6は、本考案の健康器具1の構造の一例を示す正面図である。凸部3の幅は、健康器具1の横幅に相当する奥行きを有しており、正面から見た凸部3の形状は長方形である。従って、健康器具1の凸部3は前後には倒れやすいが、左右には倒れにくい形状を有する。
凸部3の膨らみの大きさは、本考案は履物ではなく、また前記した効果を奏し易いように、自由に歩き回れない程大きいことが好ましく、又は、つかまらなくては安定して立っていられない程大きいことが好ましい。凸部3の最も膨らんでいる点から平板2までの長さは、具体的には、3cm〜20cmが好ましく、4cm〜15cmがより好ましく、5cm〜10cmが特に好ましい。また、後述するように、凸部3が固くなく凸部3の形状が変化する程度に柔らかい場合には、足が載っていないときの長さである。背景技術に記載したように、通常に履いて自由に歩ける履物では下面に凸部を設けた先行技術はあるが、上記した程度に大きな凸部3を設けた先行技術はない。
凸部3と平板2は一体成型されていてもよいし、凸部3が平板2に固定されていてもよいし、使用時に平板2に凸部3を装着するものであってもよい。
上記凸部3は、足を載せた状態で前後のみに傾斜運動ができるように平板2に設けられている。「前後のみに傾斜運動する」とは、足裏を前後に傾斜させ、足の爪先と踵を互いに上下に運動させることをいう。
本考案の健康器具1は、略足裏大の平板2の上面に、足を固定するための固定部材5を有していることが好ましい。固定部材5の形状は、足を該平板2の上面に載せ傾斜運動する際に、足が動かず安定する形状であれば特に限定はないが、図2のように下駄の鼻緒のような親指と人差し指の間で固定する形状も好ましいし、図3のように5本の指全部を固定するベルトのような形状も好ましい。固定部材5の大きさは、図3及び図5のように足の甲の部分をすっぽり覆う大きさのものでもよく、図4のように足の指を覆う程度の大きさのものでもよい。
本考案の健康器具1は、座った状態で前後に傾斜運動させることもできるし、立った状態で前後に傾斜運動させることもできる。立った状態で用いる場合は、転ばないように、壁、手すり、椅子、机等の構造物に手をついたりつかまったりしながら前後に傾斜運動することが好ましい。
本考案の健康器具1は、前後に傾斜運動することにより、前記した本考案の効果を奏することができる。また、足裏を刺激し、血行促進を図り、気持ち良さを味わうことができる。また、座って行うときは力を入れて前後運動をし、立ってかかる運動を行うときは転ばないようにバランスをとることで、日常生活ではあまり使わない筋肉を増強することができる。また、突起4が同じところを押圧して痛いときに前後運動をしながら押圧される部分を移動させるときに筋力を使い筋力増強ができる。このように、かなり大きく筋力を使うので、運動不足を解消することもできる。
また、図2〜4のように、該平板2の下面に設けられた凸部3の形状を丸みのある形状にしたり、平らにしたりすれば、足腰に不安のある高齢者の使用にも適し、無理なく継続した使用が可能である。気軽に健康促進、運動不足解消を図ることができ、使用後の爽快感、精神的リラックス効果、リフレッシュ効果等が実現できる。
図2、図5のように、該凸部3の形状を、より膨らませたり、鋭角な形状にしたりすれば、爪先と踵部分を上下に傾斜運動することで、バランス感覚を養い、同時にゲーム感覚が楽しめ、若い年齢層の使用にも適している。また、筋力増強にもつながる。
本考案の健康器具1は、前後に傾斜運動することにより、突起4が強く足裏を押圧したり、突起4の一部が足裏の特定部分のみを押圧したり、前後の傾斜運動に伴って足裏の押圧される場所が移動したりするので、特に指圧効果が増強される。
本考案の健康器具1によれば、指圧効果と筋肉増強効果とを同時に得ることができる。そして、その相乗効果を得ることもできる。例えば、満遍なく心地よいと感じる足裏のツボを刺激でき、同時に、脚部、尻部等、下半身の筋力増強、シェイプアップ等が実現できる。指圧効果と筋肉増強効果の両方を同時に得ることができ、それらの相乗効果を得る構造のものは従来技術にはない。
略足裏大の平板2の大きさについて、S、M、L等、数種類の大きさを備えることにより、より広い年齢層の使用が可能となる。
該平板2の素材は、硬いものが好ましいが、体重の負荷に比例して反発性を有する程度の硬さのものも好ましい。例えば、ゴム、木、シリコーン、樹脂等で、運動する際にかかる体重負荷に耐えられ、簡単に消耗、破損しないような素材が好ましい。
突起4の素材は、例えば、ゴム、木、シリコーン、樹脂等で、運動する際にかかる体重負荷に耐えられ、また、その負荷で足裏を心地よく刺激できるような、強度、弾力性、柔軟性のある素材が好ましい。
凸部3の素材は、硬いものでも柔らかいものでもよい。凸部3の形状が変化する程、柔らかくてもよい。この場合、深い沈み込み感が得られ、包み込まれるような感覚と癒し効果が得られる。また、ギューッという沈み込みによる、満遍のない足裏の押圧が可能である。凸部3の素材は、硬いものの場合は、例えば、ゴム、木、シリコーン、樹脂等が好ましい。柔らかいものの場合は、弾性率が小さく弾力性があるものなら特に限定はないが、スポンジ、ゴム、発泡スチロール、EVAフォーム等で、運動する際の体重負荷に耐えられ、適度に形状を変化させられる素材が好ましい。
柔らかいものの場合の弾性率は、図2の形状で60kgfの力を平板2に垂直に加えた時、凸部3が5〜60mm垂直に縮む弾性率が好ましく、10〜50mm垂直に縮む弾性率がより好ましく、20〜40mm垂直に縮む弾性率が特に好ましい。
以下に、実施例及び比較例を挙げて本考案を更に具体的に説明するが、本考案は、その要旨を超えない限りこれらの実施例に限定されるものではない。
実施例1
図5に示す健康器具を用い、椅子に座った状態で、平板2の下面に設けた凸部3の形状に合わせて足裏全体を前後運動させた。30分続けることで、足裏のツボに満遍なく体重の負荷が加わり、また使用者が好みの強さを調節して体重を負荷することができるため、より足裏ツボが刺激され、血行促進が促された。また、アキレス腱を伸縮でき、ひざ、ふとももに至る下半身の運動機能を刺激し、筋力増強とシェイプアップ効果が得られた。翌日、筋肉痛もあり、極めて大きな筋力トレーニングに匹敵することが分かった。
実施例2
図2に示す健康器具を用い、片手で壁を支えながら立った状態で、平板2の下面に設けた凸部3の形状に合わせて足裏全体を前後運動させた。30分続けることで、足裏のツボに満遍なく体重の負荷が加わり、また使用者が好みの強さを調節して体重を負荷することができるため、より足裏ツボが刺激され、血行促進が促された。また、アキレス腱を伸縮でき、ひざ、ふともも、尻に至る下半身全部の筋力増強とシェイプアップ効果が得られた。翌日、筋肉痛もあり、極めて大きな筋力トレーニングに匹敵することが分かった。更に、ゲーム感覚が楽しめ、また、バランス感覚も養えた。
比較例1
平板の上面に突起を有するだけで凸部を有さないスリッパを履いて30分歩き回った。日常生活の中で履物として利用することで、足裏を押圧することができた。しかしながら、足裏のツボの指圧効果自体はあまり高いものではなかった。更に、履物としての使用であるため、下半身の運動機能の向上を目的とする健康器具としての効果は得られなかった。
比較例2
平板の上面に突起がなく、平板の下面に半楕円球形の凸部を設けたのみの健康サンダルを履いて30分歩き回った。歩ける程度の凸部なので、下半身の筋力強化はできなかった。当然、足裏のツボを刺激する効果はなかった。
比較例3
平板の上面に突起があり、平板の下面の前から2/5より前に膨らみの最大点を有する凸部を設け、その凸部が踵側より爪先方向(前から2/5まで)にいくに従って上り勾配をもつような形状を有するサンダルを30分履いてみた。アキレス腱は伸びたが、効果的な指圧効果も下半身の筋力強化も得られなかった。
上記結果から明らかなように、本考案の健康器具(実施例1及び実施例2)では、足裏のツボの指圧効果、下半身の筋肉の増強効果の両方が得られた。一方、比較例1ないし比較例3のものでは、一方の効果のみしか得られなかったり、両方の効果が得られなかったりした。
本考案の健康器具は、足裏のツボの指圧効果の向上、下半身の運動機能の向上、健康、美容、運動不足解消に優れているため、室内での運動器具等としての利用をはじめ、気軽に疲労回復、リラクゼーションが図れる道具として、幅広い年齢層の人に利用されるものである。
本考案の健康器具の一例を示す斜視図である。 本考案の健康器具の構造の一例を示す側面断面図である(凸部の形状が楕円柱を縦に切り出した形状)。 本考案の健康器具の構造の一例を示す側面断面図である(凸部の形状が角柱を縦に切り出した形状)。 本考案の健康器具の構造の一例を示す側面断面図である(凸部の形状が角柱を縦に切り出した形状)。 本考案の健康器具の構造の一例を示す側面断面図である(凸部の形状が角柱を縦に切り出した形状)。 本考案の健康器具の構造の一例を示す正面図である(凸部の形状が楕円柱を縦に切り出した形状)。
符号の説明
1 :健康器具
2 :平板
3 :凸部
4 :突起
5 :固定部材
6 :足載せ部分
L :足

Claims (5)

  1. 略足裏大の平板の上面に足裏を押圧する複数の突起を有する足載せ部分と、該平板の下面に凸部を設けた健康器具であって、該凸部が、足を載せた状態で前後のみに傾斜運動ができるように設けられていることを特徴とする健康器具。
  2. 上記突起の高さが3mm〜30mmであり、直径が2mm〜15mmである請求項1に記載の健康器具。
  3. 上記凸部が、上記平板の下面に、該平板の前後方向のほぼ中央を膨らみの最大となるように設けられている請求項1又は請求項2に記載の健康器具。
  4. 上記凸部の形状が、円柱、楕円柱又は角柱を中心軸に水平に縦に切り出して、上記平板の下面に切り出し面が密着するように設けられた形状である請求項1ないし請求項3の何れかの請求項に記載の健康器具。
  5. 略足裏大の平板の上面に足を固定する固定部材を有する請求項1ないし請求項4の何れかの請求項に記載の健康器具。
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