JP3166716U - 足裏マッサージ器 - Google Patents

足裏マッサージ器 Download PDF

Info

Publication number
JP3166716U
JP3166716U JP2011000024U JP2011000024U JP3166716U JP 3166716 U JP3166716 U JP 3166716U JP 2011000024 U JP2011000024 U JP 2011000024U JP 2011000024 U JP2011000024 U JP 2011000024U JP 3166716 U JP3166716 U JP 3166716U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
foot
massage
sole
projecting
protrusion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2011000024U
Other languages
English (en)
Inventor
勇人 黒田
勇人 黒田
雄介 大竹
雄介 大竹
宏志 中瀬
宏志 中瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ICST CORP
Original Assignee
ICST CORP
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ICST CORP filed Critical ICST CORP
Priority to JP2011000024U priority Critical patent/JP3166716U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3166716U publication Critical patent/JP3166716U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Percussion Or Vibration Massage (AREA)
  • Finger-Pressure Massage (AREA)

Abstract

【課題】より効果的に足裏をマッサージすることが可能な足裏マッサージ器を提供する。【解決手段】本足裏マッサージ器1は、利用者の足が乗せられる足乗せ部20と、足乗せ部20から足に向けて断続的に突出する突出運動を行う突出部材30と、該突出部材30に突出運動を行わせる駆動装置とを備え、足乗せ部20には、足に向けて膨出する膨出領域22が、足の前後方向の略中間部において左右方向に横断するように形成され、突出部材30は、膨出領域22に配置されている。【選択図】図1

Description

本考案は、足の裏をマッサージする足裏マッサージ器に関する。
従来、足裏にマッサージを行い、健康を増進させる方法の1つとして、半分に割った竹を両足で踏む青竹踏みが知られている。近年では、この青竹踏み用の器具として、竹の代りにプラスチック等の合成樹脂を使用したものが増えてきている。また、表面に複数の突起を設け、足裏のツボを刺激するようにしたもの等も存在している(例えば、特許文献1参照)。
また、青竹踏み以外にも、足裏に振動を加えることによってマッサージを行うマッサージ器(例えば、特許文献2参照)や、作動子で足裏のツボを押圧することによってマッサージを行うマッサージ器(例えば、特許文献3参照)等、各種の足裏マッサージ器が存在している。
特開2002−345922号公報 特開平8−131500号公報 特開2009−183550号公報
しかしながら、従来の青竹踏み用の器具は、単に形状を工夫したものに留まっており、青竹踏み以上のマッサージ効果を得られるものは存在していなかった。また、従来の足裏マッサージ器は、足裏の適宜の位置を振動や押圧によって刺激するように工夫されているものの、青竹踏みによるマッサージ効果を取り入れたものは存在していなかった。
本考案は、斯かる実情に鑑み、より効果的に足裏をマッサージすることが可能な足裏マッサージ器を提供しようとするものである。
(1)本考案は、利用者の足が乗せられる足乗せ部と、前記足乗せ部から前記足に向けて断続的に突出する突出運動を行う突出部材と、前記突出部材に前記突出運動を行わせる駆動装置と、を備え、前記足乗せ部には、前記足に向けて膨出する膨出領域が、前記足の前後方向の略中間部において左右方向に横断するように形成され、前記突出部材は、前記膨出領域に配置されることを特徴とする、足裏マッサージ器である。
(2)本考案はまた、前記膨出領域は、前記足の左右方向を長手方向とする略蒲鉾状に形成されることを特徴とする、上記(1)に記載の足裏マッサージ器である。
(3)本考案はまた、前記足乗せ部は、前記膨出領域から前記足の前後方向に離れるに従って前記足から遠ざかるように傾斜が設けられていることを特徴とする、上記(1)または(2)に記載の足裏マッサージ器である。
(4)本考案はまた、前記突出部材は、前記膨出領域の頂上部分に配置されることを特徴とする、上記(1)乃至(3)のいずれかに記載の足裏マッサージ器である。
(5)本考案はまた、前記突出部材は、前記足に対向する面に突起部が形成されることを特徴とする、上記(1)乃至(4)のいずれかに記載の足裏マッサージ器である。
(6)本考案はまた、前記突出部材は、第1の突起部と、前記第1の突起部よりも大きい第2の突起部と、が前記足に対向する面に形成され、前記第2の突起部は、前記第1の突起部よりも前記足の内側に配置されることを特徴とする、上記(5)に記載の足裏マッサージ器である。
(7)本考案はまた、前記足乗せ部は、前記膨出領域以外の領域に凹凸形状が形成されることを特徴とする、上記(1)乃至(6)のいずれかに記載の足裏マッサージ器である。
(8)本考案はまた、前記足乗せ部を振動させる振動装置をさらに備えることを特徴とする、上記(1)乃至(7)のいずれかに記載の足裏マッサージ器である。
本考案に係る足裏マッサージ器によれば、より効果的に足裏をマッサージすることが可能という優れた効果を奏し得る。
本考案の実施形態に係る足裏マッサージ器の平面図である。 足裏マッサージ器の右側面図である。 図1のA−A線断面図である。 図1のB−B線断面図である。 足裏マッサージ器の使用状態を示した図である。 (a)パターンA、B、Dにおけるパルス信号を示した概略図である。(b)パターンCにおけるパルス信号を示した概略図である。(c)および(d)パターンA〜Dにおける好ましいパルス幅Wおよびパルス間隔Sを示した表である。 突出部材のその他の形状の例を示した断面図である。
以下、図面を参照して本考案の実施の形態の例について詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る足裏マッサージ器1の平面図であり、図2は、足裏マッサージ器1の右側面図である。また、図3は、図1のA−A線断面図であり、図4は、図1のB−B線断面図である。
図1および2に示されるように、本実施形態の足裏マッサージ器1は、利用者の両足を上部に乗せて使用するものであり、略矩形状の箱体である本体10と、本体10の上部に設けられた足乗せ部20と、足乗せ部20に配置された突出部材30と、を備えて構成されている。
また、図3および4に示されるように、足裏マッサージ器1は、突出部材30を駆動する駆動装置40と、足乗せ部20を振動させる振動装置50と、駆動装置40および振動装置50を制御する制御装置60と、を本体10の内部に備えている。
本体10は、突出部材30、駆動装置40、振動装置50および制御装置60を内部に収容可能に構成された中空の箱体であり、上側部材12および下側部材14を組み合わせて構成されている。上側部材12および下側部材14は、合成樹脂等の適宜の材質から構成されている。また、図示は省略しているが、上側部材12および下側部材14の内側には、適宜に補強リブが形成されており、利用者の体重以上の荷重を支えることが可能な十分な強度を有しながらも軽量に構成されている。
本体10の正面側(前部)には、足裏マッサージ器1を操作するためのボタンや各種表示装置等を備えた操作パネル16が設けられている。また、本体10の底面には、合成ゴム等の弾性素材からなる4つの脚18が設けられている。本実施形態では、このように脚18を設けることで、駆動装置40や振動装置50によって発生した振動を、足裏マッサージ器1が設置された床面に伝えないようにしている。
足乗せ部20は、本体10の上面に設けられており、図1に二点鎖線で示すように利用者の足が乗せられる領域である。足乗せ部20は、前後方向(図1の上下方向)の略中央部において左右方向に横断するように形成された膨出領域22と、膨出領域22の前方に形成された第1の傾斜領域24と、膨出領域22の後方に形成された第2の傾斜領域26と、から構成されている。
膨出領域22は、上方に向けて膨出すると共に、左右方向を長手方向とする略蒲鉾状に形成されている。すなわち、膨出領域22は、半分に割った竹に類似する形状に形成されており、利用者が足を乗せた場合に青竹踏みと同様のマッサージ効果を奏するように構成されている。なお、本実施形態では、膨出領域22の前後方向に沿う断面形状を略半楕円形状に構成しているが(図2参照)、本考案はこれに限定されるものではなく、膨出領域22の前後方向に沿う断面形状は、例えば略半円形状や略台形状等のその他の形状であってもよい。
第1の傾斜領域24および第2の傾斜領域26は、膨出領域22から遠ざかるに従って、なだらかに高さが低くなる傾斜面となっている。本実施形態では、このように第1の傾斜領域24および第2の傾斜領域26を傾斜面から構成することにより、膨出領域22による青竹踏み効果をさらに高めるようにしている。
また、本実施形態では、第1傾斜面24および第2傾斜面26の表面に、滑り止めとして複数の略スリット状の溝からなる凹凸形状28を設けるようにしている。このように、滑り止めの凹凸形状28を設けることにより、利用者の足の位置をマッサージ中に安定させることが可能となるため、より効果的にマッサージを行うことができる。
なお、この凹凸形状28は、例えば複数の略半球状の突起からなる形状等、その他の形状のものであってもよく、さらに、足裏のツボを適宜に刺激するような形状のものであってもよい。また、膨出領域22の表面に凹凸形状28を設けるようにしてもよい。
突出部材30は、駆動装置40に駆動されて足裏部20から利用者の足裏に向けて断続的に突出し、叩きによるマッサージを行うものである。突出部材30は、合成ゴム等の弾性素材から構成された略直方体のブロック状に構成されており、膨出領域22の頂上部分に形成された孔部22a内に挿入された状態で配置されている。孔部22aは、利用者の両足の位置に対応させた左右2箇所の位置に形成されており、突出部材30は、2つの孔部22aのそれぞれに配置されている。
このように本実施形態では、膨出領域22の頂上部分に突出部材30を配置することにより、膨出領域22によって押圧されて伸ばされた利用者の足の土踏まず部分に、さらに叩きによるマッサージを加えるようにしている。このようにすることで、青竹踏みによるマッサージ効果と叩きによるマッサージ効果を相乗的に発揮させることが可能となり、より効果的なマッサージを行うことが可能となる。
突出部材30の上面32、すなわち利用者の足裏に対向する面は、膨出領域22の表面に沿う曲面状に構成されている。そして、突出部材30の上面32には、略ドーム状の突起である第1の突起部34および第2の突起部36が、左右方向に並べて形成されている。この第1の突起部34および第2の突起部36は、第2の突起部36が第1の突起部34よりも大きく構成されると共に、左右2つの突出部材30のそれぞれにおいて、第2の突起部36が第1の突起部34の内側に位置するように配置されている(図1または3参照)。
このように本実施形態では、突出部材30の上面32に第1の突起部34および第2の突起部36を左右方向に並べて配置することにより、叩きによるマッサージにおいて利用者の足の土踏まずの外側部分および内側部分のツボを同時且つ効果的に刺激することを可能としている。また、内側に配置する第2の突起部36を外側に配置する第1の突起部34よりも大きく構成することにより、土踏まずの外側部分のツボに対する刺激と内側部分のツボに対する刺激を適度にバランスさせるようにしている。
なお、第1の突起部34および第2の突起部36は、上面32からの突出高さを異ならせてもよいし、略等しくしてもよい。また、第1の突起部34および第2の突起部36は、例えば円錐状やピラミッド状等、ドーム状以外の形状であってもよく、さらに、第1の突起部34および第2の突起部36を互いに異なる形状に構成するようにしてもよい。
駆動装置40は、突出部材30を駆動し、膨出領域22から上方に向けて断続的に突出する突出運動を行わせるものである。本実施形態では、駆動装置40をソレノイドから構成しており、突出部材30は可動鉄心42に接続されている。そして、駆動装置40は、制御装置60からパルス信号を受信した場合に、可動鉄心42および突出部材30を上方に向けて移動させるように構成されている。
本実施形態では、駆動装置40は、可動鉄心42を上方に向けて付勢するバネ44を備えており、このバネ44の付勢力によって突出部材30は、待機状態において突出部材30の上面32が膨出領域22の表面から僅かに突出した状態を維持するようになっている。そして、駆動装置40は、足乗せ部20に利用者の足が乗せられ、利用者の足によって突出部材30が下方に押し込まれた場合に、最適な押圧力を発生する位置に可動鉄心42が位置するように設定されている。
また、駆動装置40は、ゴム等の弾性素材からなるダンパ46を介して本体10の下側部材14に固定されている。すなわち、本実施形態では、駆動装置40が突出部材30を駆動する際の振動をダンパ46により減衰させることで、振動が他の部分に伝わらないようにしている。なお、駆動装置40を構成するソレノイドのタイプは特に限定されるものではなく、また、モータおよびクランク等のその他の既知の機構から駆動装置40を構成するようにしてもよい。
振動装置50は、足乗せ部20を振動させることにより、振動によるマッサージを行うものである。本実施形態では、モータ52および偏心させた錘54からなる振動モータから振動装置50を構成している。振動装置50は、適宜のブラケット等を介して、左右2つの突出部材30の間の膨出領域22の内側部分に固定されている。
このように本実施形態では、振動装置50を設けることにより、青竹踏みによるマッサージ効果および叩きによるマッサージ効果に加えて、さらに振動によるマッサージ効果を相乗的に発揮させることを可能としている。すなわち、本実施形態では、利用者の足裏に対して3種類の異なるマッサージを複合的に行うことにより、マッサージをより効果的に行うことが可能となっている。
制御装置60は、CPU、ROMおよびRAM等を備えて構成され、駆動装置40および振動装置50を制御するものである。制御装置60は、本体10内部において、下側部材14上の正面側に配置されている(図4参照)。
図5は、足裏マッサージ器1の使用状態を示した図である。本実施形態の足裏マッサージ器1は、同図に示されるように、利用者が足乗せ部20の上に足を乗せて使用する。このとき、利用者は、足乗せ部20の上に立った状態であってもよいし、椅子などに座った状態で足乗せ部20に足を乗せるようにしてもよい。
利用者が足乗せ部20に足を乗せると、膨出領域22によって指と踵の間の部分が押圧されると共に伸ばされることとなる。従って、本実施形態の足裏マッサージ器1は、足乗せ部20に足を乗せるだけで、青竹踏みと同一のマッサージ効果を得られるようになっている。
特に、本実施形態では、第1傾斜面24および第2傾斜面26を傾斜させているため、利用者の足裏は、単に床面に半割の青竹等を置いた場合よりも、さらに大きく反った状態となる。従って、本実施形態の足裏マッサージ器1によれば、従来の青竹踏み用器具以上のマッサージ効果を得ることが可能となっている。
そして、この状態から突出部材30を動作させる(突出運動を行わせる)ことにより、足裏の指と踵の間の部分に、さらに叩きによるマッサージが加えられることとなる。この叩きによるマッサージは、膨出領域22によって押圧されて伸ばされた部分に対して行われるため、従来のマッサージ器に比して、高いマッサージ効果を得ることが可能となっている。
さらに、振動装置50を動作させることにより、足裏の全体に振動によるマッサージが加えられるため、3種類の異なるマッサージが一度に足裏に対して行われることとなる。従って、本実施形態によれば、従来のマッサージ器にはない複合的なマッサージを行うことが可能であり、より効果的なマッサージを行うことが可能となっている。
なお、本実施形態では、突出部材30および振動装置50の動作モードを、強めのマッサージを行うHiモードと、弱めのマッサージを行うLoモードの2種類から選択できるようになっている。利用者は、操作パネル16を操作して、HiモードまたはLoモードのいずれかを選択して突出部材30および振動装置50を動作させる。
突出部材30および振動装置50は、両方を同時に動作させることもできるし、いずれか片方のみを動作させることもできる。また、突出部材30および振動装置50の動作は、本実施形態では、HiモードおよびLoモードのいずれにおいても3分間で自動的に動作を終了するようになっている。
さらに、本実施形態では、突出部材30の動作に変化を付けることで、よりマッサージ効果を高めるようにしている。具体的には、突出部材30の動作は、略一定の強さの叩きを略一定の間隔で足裏に加えるパターンAと、略一定の強さの叩きをパターンAよりも長い略一定の間隔で足裏に加えるパターンBと、異なる強さの叩きを略一定の間隔で交互に足裏に加えるパターンCと、略一定の強さの叩きをパターンAよりも短い略一定の間隔で足裏に加えるパターンDと、を組み合わせて構成されている。
本実施形態では、突出部材30を駆動する駆動装置40をソレノイドから構成しており、制御装置60は、駆動装置40にパルス信号を送信することにより、駆動装置40に突出運動を行わせている。従って、本実施形態では、制御装置60から駆動装置40に送信するパルス信号のパルス幅およびパルス間隔を変更することによって、パターンA〜Dの4つの動作パターンを設定している。すなわち、本実施形態では、制御装置60から駆動装置40に送信するパルス信号のパルス幅によって利用者の足裏に加える叩きの強さを設定し、パルス間隔によって叩きの間隔を設定している。
図6(a)は、パターンA、B、Dにおけるパルス信号を示した概略図である。同図に示されるように、制御装置60は、パターンA、B、Dにおいては、一定の幅Wのパルス信号を、一定の間隔Sで駆動装置40に送信する。駆動装置40は、パルス信号を受信した場合に突出部材30を突出させるため、パターンA、B、Dにおいて突出部材30は、一定の間隔Sで断続的に、パルス信号の幅Wに応じた強さで利用者の足裏に叩きを加えることとなる。
図6(b)は、パターンCにおけるパルス信号を示した概略図である。同図に示されるように、制御装置60は、パターンCにおいては、幅W1のパルス信号と、幅W1より短い幅W2のパルス信号を、一定の間隔Sで交互に駆動装置40に送信する。従って、パターンCにおいて突出部材30は、幅W1に応じた強い叩きと幅W2に応じた弱い叩きを、一定の間隔Sで交互に利用者の足裏に加えることとなる。
なお、本実施形態では、パターンA〜Dのいずれにおいても、制御装置60から左右2つの駆動装置40に送信するパルス信号に所定の位相ずれGを設けるようにしている。すなわち、本実施形態では、左右2つの駆動装置40に対して交互にパルス信号を送信するようにしており、利用者の左右の足裏には交互に叩きが加えられるようになっている。
このようにすることで、マッサージ師の両手による叩きを再現した快適なマッサージを行うことができる。なお、本実施形態では、この位相ずれGをパルス間隔Sの約半分に設定している。
図6(c)および(d)は、パターンA〜Dにおける好ましいパルス幅Wおよびパルス間隔Sを示した表であり、同図(c)はHiモードの場合を、同図(d)はLoモードの場合を示している。
本実施形態では、パターンAは、比較的速いリズムで突出部材30を突出させる動作パターンとなっている。従って、例えばHiモードでは、同図(c)に示されるように、パターンAにおけるパルス幅Wは、5〜30msecの範囲内の値に設定されることが好ましく、パターンAにおけるパルス間隔Sは、100〜200msecの範囲内の値に設定されることが好ましい。
また、パターンBは、比較的ゆっくりしたリズムで突出部材30を突出させる動作パターンとなっている。HiモードのパターンBにおいて、パルス幅Wは5〜30msecの範囲内の値に設定されることが好ましく、パルス間隔Sは300〜400msecの範囲内の値に設定されることが好ましい。
また、パターンCは、突出部材30による押圧力を比較的ゆっくりしたリズムで交互に変化させる動作パターンとなっている。HiモードのパターンCにおいて、パルス幅W1は10〜30msecの範囲内の値に設定されることが好ましく、パルス幅W2は5〜10の範囲内の値に設定されることが好ましい。また、HiモードのパターンCにおいて、パルス間隔Sは、300〜450msecの範囲内の値に設定されることが好ましい。
また、パターンDは、突出部材30を短い間隔で突出させ、半ば振動させるように動作させる動作パターンとなっている。HiモードのパターンDにおいて、パルス幅Wは5〜30msecの範囲内の値に設定することが好ましく、パルス間隔Sは5〜30msecの範囲内の値に設定することが好ましい。
また、本実施形態では、Hiモードよりも全体的にゆっくりとしたリズムで叩きを加える動作モードをLoモードとしている。従って、Loモードでは、同図(d)に示されるように、パターンAにおけるパルス幅Wは、Hiモードと同等の5〜30msecの範囲内の値に設定されることが好ましく、パターンAにおけるパルス間隔Sは、Hiモードより長い150〜250msecの範囲内の値に設定されることが好ましい。
同様に、LoモードのパターンBにおいて、パルス幅Wは5〜30msecの範囲内の値に設定されることが好ましく、パルス間隔Sは450〜500msecの範囲内の値に設定されることが好ましい。また、LoモードのパターンCにおいて、パルス幅W1は10〜30msecの範囲内の値に、パルス幅W2は5〜10msecの範囲内の値に設定されることが好ましく、パルス間隔Sは350〜500msecの範囲内の値に設定されることが好ましい。また、LoモードのパターンDにおいて、パルス幅Wは5〜30msecの範囲内の値に設定されることが好ましく、パルス間隔Sは10〜40msecの範囲内の値に設定されることが好ましい。
このように、パターンA〜Dにおけるパルス幅Wおよびパルス間隔Sを設定することにより、膨出領域22による青竹踏みと組合せた場合においても、利用者に不快感を与えることなく、より効果的に叩きによるマッサージを行うことが可能となっている。
なお、HiモードおよびLoモードのそれぞれにおいて、パターンA、B、Dにおけるパルス幅Wは、同一であってもよいし、異なっていてもよい。また、LoモードのパターンA〜Dにおけるパルス幅Wは、HiモードのパターンA〜Dにおけるパルス幅Wと同一であってもよいし、短いものであってもよい。
本実施形態では、突出部材30の動作パターンの組合せとして、パターンA(16秒)→パターンB(4秒)→パターンA(4秒)→パターンB(4秒)→パターンA(4秒)→パターンB(4秒)→パターンA(4秒)→パターンC(15秒)→パターンD(5秒)の組合せを1セット(60秒)とし、これを自動停止するまでの3分間の動作期間中に3セット繰り返すようにしている。
突出部材30の動作パターンをこのような組み合わせにすることにより、始めにパターンAによって利用者の足裏を適宜のリズムでほぐした後に、パターンAおよびBによるテンポを変化させたリズミカルな叩きと、パターンCによる強弱を付けた叩きを加え、最後にパターンDによる微細な仕上げ振動を加えるという変化に富んだマッサージを行うことができる。これにより、突出部材30によるマッサージをより効果的にすると共に、利用者が突出部材30の単調な動作に飽きてしまわないようにすることが可能となる。
なお、本実施形態では、HiモードおよびLoモードのいずれにおいても同じ動作パターンの組合せを使用するようにしているが、HiモードおよびLoモードのそれぞれに異なる動作パターンの組合せを用意するようにしてもよい。また、動作パターンの組合せを複数用意しておき、利用者がそのうちの1つを選択できるようにしてもよい。
以上説明したように、本実施形態に係る足裏マッサージ器1は、利用者の足が乗せられる足乗せ部20と、足乗せ部20から足に向けて断続的に突出する突出運動を行う突出部材30と、突出部材30に突出運動を行わせる駆動装置40と、を備え、足乗せ部20には、足に向けて膨出する膨出領域22が、足の前後方向の略中間部において左右方向に横断するように形成され、突出部材30は、膨出領域22に配置されている。
このような構成とすることで、青竹踏みによるマッサージ効果と叩きによるマッサージ効果を相乗的に発揮させることが可能となり、従来のマッサージ器よりも効果的に足裏をマッサージすることができる。
また、膨出領域22は、足の左右方向を長手方向とする略蒲鉾状に形成されている。このようにすることで、従来の青竹踏み用の器具と同等のマッサージ効果を得ることができる。
また、足乗せ部20は、膨出領域22から足の前後方向に離れるに従って足から遠ざかるように傾斜が設けられている(第1の傾斜領域24および第2の傾斜領域26)。このようにすることで、利用者の足裏を十分に反らせることが可能となるため、従来の青竹踏み用の器具よりも高いマッサージ効果を得ることができる。
また、突出部材30は、膨出領域22の頂上部分に配置されている。このようにすることで、膨出領域22によって押圧され、伸ばされた部分に叩きによるマッサージを加えることができるため、より効果的にマッサージを行うことができる。
また、突出部材30は、足に対向する面(上面32)に突起部(第1の突起部34および第2の突起部36)が形成されている。このようにすることで、叩きによるマッサージと共に足裏のツボを適宜に刺激することができるため、より効果的にマッサージを行うことができる。
また、突出部材30は、第1の突起部34と、第1の突起部34よりも大きい第2の突起部36と、が足に対向する面(上面32)に形成され、第2の突起部36は、第1の突起部34よりも足の内側に配置されている。このようにすることで、土踏まずの外側部分のツボに対する刺激と内側部分のツボに対する刺激を適度にバランスさせることが可能となり、より効果的にマッサージを行うことができる。
また、足乗せ部20は、膨出領域22以外の領域に凹凸形状28が形成されている。このようにすることで、マッサージ中に利用者の足の位置を安定させることが可能となるため、より効果的にマッサージを行うことができる。
また、足裏マッサージ器1は、足乗せ部20を振動させる振動装置50をさらに備えている。このようにすることで、複合的なマッサージを行うことが可能となるため、より効果的にマッサージを行うことができる。
なお、本実施形態では、本体10を平面視が略矩形状となる形状に構成した例を示したが、本考案はこれに限定されるものではなく、本体10の形状は、例えばハート形や足形に合わせた形状等、その他の形状であってもよい。
また、本実施形態では、突出部材30をブロック状に構成し、上面32に第1の突起部34および第2の突起部36を設けた例を示したが、本考案はこれに限定されるものではなく、突出部材30の形状は、例えば先端を丸めた円柱状や球状、楕円体状等、その他の形状であってもよい。
また、図7に示されるように、複数の突出部材30を専用の孔部22aから個別に突出させるようにしてもよい。なお、図7に示す例では、突出部材30を先端を丸めた円柱状に構成した例を示したが、その他の形状であってもよいことは言うまでもない。また、複数の突出部材30を設ける場合、その大きさは略同一であってもよいし、異ならせてもよい。また、複数の突出部材30を、それぞれ専用の駆動装置40で個別に動作させるようにしてもよい。
また、本実施形態では、突出部材30を膨出領域22のみに配置した例を示したが、本考案はこれに限定されるものではなく、膨出領域22に加えて、膨出領域22以外の領域にも突出部材30を配置するようにしてもよい。また、突出部材30を、膨出領域22の頂上部分以外の部分に配置するようにしてもよい。
以上、本考案の実施の形態について説明したが、本考案の足裏マッサージ器は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
本考案の足裏マッサージ器は、足の裏だけではなく、例えばふくらはぎや二の腕、腰、背中等、人体の各部のマッサージに利用することができる。
1 足裏マッサージ器
20 足乗せ部
22 膨出領域
24 第1の傾斜領域
26 第2の傾斜領域
28 凹凸形状
30 突出部材
32 突出部材の上面
34 第1の突起部
36 第2の突起部
40 駆動装置
50 振動装置

Claims (8)

  1. 利用者の足が乗せられる足乗せ部と、
    前記足乗せ部から前記足に向けて断続的に突出する突出運動を行う突出部材と、
    前記突出部材に前記突出運動を行わせる駆動装置と、を備え、
    前記足乗せ部には、前記足に向けて膨出する膨出領域が、前記足の前後方向の略中間部において左右方向に横断するように形成され、
    前記突出部材は、前記膨出領域に配置されることを特徴とする、
    足裏マッサージ器。
  2. 前記膨出領域は、前記足の左右方向を長手方向とする略蒲鉾状に形成されることを特徴とする、
    請求項1に記載の足裏マッサージ器。
  3. 前記足乗せ部は、前記膨出領域から前記足の前後方向に離れるに従って前記足から遠ざかるように傾斜が設けられていることを特徴とする、
    請求項1または2に記載の足裏マッサージ器。
  4. 前記突出部材は、前記膨出領域の頂上部分に配置されることを特徴とする、
    請求項1乃至3のいずれかに記載の足裏マッサージ器。
  5. 前記突出部材は、前記足に対向する面に突起部が形成されることを特徴とする、
    請求項1乃至4のいずれかに記載の足裏マッサージ器。
  6. 前記突出部材は、第1の突起部と、前記第1の突起部よりも大きい第2の突起部と、が前記足に対向する面に形成され、
    前記第2の突起部は、前記第1の突起部よりも前記足の内側に配置されることを特徴とする、
    請求項5に記載の足裏マッサージ器。
  7. 前記足乗せ部は、前記膨出領域以外の領域に凹凸形状が形成されることを特徴とする、
    請求項1乃至6のいずれかに記載の足裏マッサージ器。
  8. 前記足乗せ部を振動させる振動装置をさらに備えることを特徴とする、
    請求項1乃至7のいずれかに記載の足裏マッサージ器。
JP2011000024U 2011-01-06 2011-01-06 足裏マッサージ器 Expired - Fee Related JP3166716U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011000024U JP3166716U (ja) 2011-01-06 2011-01-06 足裏マッサージ器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011000024U JP3166716U (ja) 2011-01-06 2011-01-06 足裏マッサージ器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3166716U true JP3166716U (ja) 2011-03-17

Family

ID=54877867

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011000024U Expired - Fee Related JP3166716U (ja) 2011-01-06 2011-01-06 足裏マッサージ器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3166716U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020062259A (ja) * 2018-10-18 2020-04-23 株式会社ナカガワ工業 温熱器具

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020062259A (ja) * 2018-10-18 2020-04-23 株式会社ナカガワ工業 温熱器具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8795210B2 (en) System and method for a low profile vibrating plate
US5913839A (en) Ball-massaging board
JP2003052407A (ja) 靴の中敷用指圧器
JP4338101B1 (ja) 下肢健康器具
CA2676856A1 (en) Backrest device
JP2007268012A (ja) バランス訓練装置
KR20200001544U (ko) 진자형 다리 안마기구
JP3166716U (ja) 足裏マッサージ器
JP2007268056A (ja) 歩行訓練器
JP2011194051A (ja) 足の健康器具
JP3130251U (ja) 足踏み健康歩行器
JP2007268140A (ja) 歩行訓練器
KR101300896B1 (ko) 성장판 자극 신발
KR102114877B1 (ko) 발 마사지기
KR200444398Y1 (ko) 에어백을 이용한 결합형 발 마사지기
JP2006020651A (ja) 健康促進装置
JP3143537U (ja) 健康器具
CN100360199C (zh) 脚踝刺激运动器具
KR102509417B1 (ko) 다기능 운동기구
KR200327780Y1 (ko) 신발용 발바닥 압압장치
JP2006006890A (ja) 足裏とその足指の付け根に指圧効果をもたらし足の筋を伸ばす踏み板式健康器具
KR200333502Y1 (ko) 지압용 매트
KR20110137144A (ko) 손과 팔의 전체부위를 동시에 지압시켜주는 마사지 에어백이 구비된 안마의자
JP3003511U (ja) マッサージ装置を備えたトランポリン
KR200274215Y1 (ko) 지압 맛사지기

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140223

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees