JP7063972B2 - 時計の外部要素または表示要素を締結するための装置 - Google Patents

時計の外部要素または表示要素を締結するための装置 Download PDF

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Description

本発明は、外部または表示要素を時計の構造上に締結するための装置に関する。本装置は、ポストを備える少なくとも1つの保持キーを備える。ポストは、前述の構造に含まれる凹部、または前述の構造に固定された要素に含まれる凹部に駆動、ねじ留め、リベット留め、ろう付けまたは溶接されるように構成される。少なくとも1つの保持キーは、少なくとも1つの平頭フランジを有する頭部を備える。少なくとも1つの平頭フランジは、ポストの軸に対して実質的に軸対象である。この軸の方向は、外部または表示要素が構造に対して挿入される方向を画定する。平頭フランジは、厳密に360°未満の扇形の周りを延在する実質的に軸対象な部分を備える。平頭フランジは、第1の上面と第1の下面によって区切られる少なくとも1つの第1のリップを備える。第1のリップは、締結要素に含まれる表面または面と、係止するように圧接することによって、協働するように構成される。締結要素は外部または表示要素と一体化される。第1のリップはさらに縁部によって2つの端部で区切られる。
本発明は、計時器、具体的には腕時計の外部または表示要素を締結する分野に関する。具体的には、本発明はダイヤルの締結に関する。
ダイヤルの足を備えるダイヤルなどの時計の外部または表示要素を締結するために、ダイヤルキーを用いて、これらの足を変形して保持する。このようなダイヤルキーは、垂直方向に平頭かつ曲げられたフランジを備える。フランジの縁部は、ダイヤルの足の円筒形部分に良好に挿入可能であり、したがってダイヤルの足の固定化が可能となる。ただし、一般に、ダイヤルを締結するためにダイヤルキーを回転する間に、ダイヤルキーの回転によって、関係するダイヤルの足からばりが生成され、このばりは容易にはがれやすい。
このようなばりの生成を防ぎ、ばりがムーブメントの中に落ちることや、ムーブメントを汚染する可能性を防ぐために、本発明は、新規の保持キーを備える締結装置に関する。新規の保持キーは傾斜して平頭であり、ダイヤルの足の作用原点に対して角度を有している。このため、ダイヤルの足の素材は反発することができ、切断されず、このように生成された塊は部品に付着したままとなる。
このために、本発明は請求項1に記載する締結装置に関する。
本発明はさらに、少なくとも1つのこのような締結装置を備える計時器、具体的には腕時計に関する。
本発明のその他の特徴および有利点は、添付図を参照して以下の詳細な説明を読むことによって、より理解されるであろう。
本発明による締結装置に含まれる保持キーの斜視図を図示する。この保持キーは、第1の円錐形のリップと、第2の傾斜リップとを有する平頭フランジを備える。 図1の保持キーの上面図を図示する。 図1の保持キーの側面図を図示する。 図1の保持キーの側面図を、図3と垂直な方向から図示する。 図1の保持キーの特徴を示す図2の線AAに沿った断面図を図示する。 2つの重なったフランジを備える保持キーの代替的実施形態の斜視図を図示する。 角度的にずれた、2つの重なったフランジを備える保持キーの別の代替的実施形態の斜視図を図示する。 本発明による保持キーの別の代替的実施形態の上面図を図示する。 本発明による保持キーの別の代替的実施形態の上面図を図示する。 構造上にダイヤルを締結するために、ダイヤルの足の素材と局所的に反発することによって、ダイヤルの足と協働する図1の保持キーの断面図を図示する。 構造上にダイヤルを締結するために、ダイヤルの足に刻まれた溝に圧接することによって、ダイヤルの足と協働する図1の保持キーの断面図を図示する。 ダイヤルを支持する構造を備える計時器、本事例では腕時計の正面図を図示する。ダイヤルは、図1に記載の3つの保持キーを備える、本発明による締結装置によって組み立てられる。
本発明は、外部または表示要素20を計時構造100に締結するための装置10に関する。
本締結装置10は、少なくとも1つの保持キー1を備える。少なくとも1つの保持キー1はポスト2を備える。ポスト2は、凹部8に駆動、ねじ留め、リベット留め、ろう付けまたは溶接されるように構成される。凹部8は構造100に含まれるか、または構造100に固定された要素、構造100上に固定された要素、もしくはこのような固定要素に含まれる。この保持キー1は、少なくとも1つの平頭フランジ3を有する頭部9を備える。平頭フランジ3は、ポスト2の軸Dに対して軸対象である。この軸Dの方向によって、外部または表示要素20が構造100に対して挿入される方向が画定される。
平頭フランジ3は、実質的に軸対象な部分を備える。実質的に軸対象な部分は、厳密に360°未満の扇形の周りに延在する。この平頭フランジ3は、少なくとも1つの第1のリップ31を備える。第1のリップ31は、第1の上面38と第1の下面39によって区切られ、係止するように表面42または面41と圧接することによって、表面42または面41と協働するように構成される。表面42または面41は円筒状などであり、外部または表示要素20と一体化する締結要素4に含まれる。
第1の具体的な代替的実施形態において、第1の下面39は平面である。
別の具体的な代替的実施形態において、第1の下面39はらせん形であり、そのピッチは非常に小さく、およそ100分の数ミリメートルであり、またはおよそ10分の1ミリメートルでさえありえる。この代替的実施形態によって、締結要素4の平面42に対する良好な保持が保証される。締結要素4の平面42とは、たとえばダイヤルの溝面または正面などであることもある。
この第1のリップ31は、その端部311、312で、縁部51、52によって区切られる。
本発明によれば、図1~5に示すように、これらの縁部51および52は同一平面上にはない。保持キー1は第2のリップ6を備える。第2のリップ6は各縁部51、52と結合し、第1のリップ31の第1の周辺部30に対して径方向に後退する。この第2のリップ6は、第1の下面39と共有される第2の下面69と、第2の上面68とを備える。第2の上面68は、各縁部51、52で、第1のリップ31の第1の上面38に対して先細になる。
より具体的には、縁部51、52は精密に角度をつけた縁部である。縁部51、52は、具体的には放射状の縁部であり、その半径は10マイクロメートルから30マイクロメートルの範囲である。
より具体的には、第1のリップ31は締結要素4と協働するように構成され、締結要素4よりも弾力的である。この第1のリップ31は、保持キー1が締結要素4に対して相対的に回転する間に、締結要素4の素材に反発するように構成される。好ましくは、第1のリップ31は、550HV以上の硬度を有する。より具体的には、この保持キー1は鋼鉄製である。
別の具体的な代替的実施形態において、図6に示すように、保持キー1は複数の平頭フランジ3を備える。複数の平頭フランジ3は軸Dの方向に重なり、同一の締結要素4上で異なる枢支点を適用可能である。これらの重なったリップによって異なる枢支点が得られる。たとえば、ダイヤルの足の円筒面上に複数の枢支点がある場合や、またはダイヤルの上面に対する、リップの1つの平面との枢支点と、ダイヤルの足の円筒面上の別のリップの別の枢支点とを組み合わせる場合などがある。ダイヤルの足を締結するための好ましい適用では、曲げた時にダイヤルの足が塑性変形しないように、ダイヤルの足はリップを対面して支えねばならないことに留意されたい。
別の具体的な代替的実施形態において、図7に示すように、複数の平頭フランジ3は、第1のリップ31、131と、縁部51、52と、151、152とをそれぞれ備える。縁部51、52と、151、152は、互いに角度的にずれている。したがって、このように作用原点が角度的にずれたことによって、締結要素4を徐々に締めることができる。この配置によって、ダイヤルの足の別の点を対象にすることによって時計製造者が常に実施するような、連続した分解操作の間にも良好な抵抗性がさらに保証される。
より具体的には、第1の上面38は、軸Dに対して第1の半頂角αを有する円錐状である。第1の半頂角αは110°から130°の範囲である。各リップの角度が鋭角になるほど、リップの抵抗性が犠牲となるが、具体的にはダイヤルの足などの締結要素への挿入が容易になる。逆に言うと、挿入には過大なトルクが必要となり、この締結要素、具体的にはダイヤルの足が曲がりやすくなりえる。
より具体的には、軸Dを通る各放射面の断面に沿って、第2の上面68は軸Dに対して、第2の角度βを形成する。第2の角度βは、40°から50°の範囲である。
より具体的には、軸Dに垂直な平面Pにおいて、縁部51、52では、第1の上面38および第2の上面68に接する二面角は、145°から165°の範囲となる第3の角度を有する。
一般的な事例において、保持キー1は回転の両方向において用いられるように構成される。
具体的な一事例において、保持キー1は回転の一方向において用いられるように構成され、第1のリップ31を備える。第1のリップ31は1回転未満のらせん形であり、具体的には240°未満の角度で延在し、300マイクロメートル未満のピッチを有するが、これらに限定されない。ダイヤルを締結するために適用する場合には、この代替的実施形態は、ダイヤルの足を貫通する枢支点に対してダイヤルを引っ張り、キーに伝達されるトルクを管理して分裂しないようにするという有利点を有する。当然のことながら、ダイヤルの足が非接触方式で係合するために、ねじのない区域を設けねばならないため、1回転未満の角度となる。
より具体的には、図示するように、第1の下面39は平面である。
より具体的には、図示するように、第2の上面68は平面である。
代替的実施形態では、図9に示すように、第2の上面68は窪んでいる。より具体的には、平頭面6にとって、足との協働を避けることが重要であり、縁部51および52の接触面領域が締結要素4で素材と反発する機能を実行する限り、任意の形状を取ることができることを理解されたい。
より具体的には、軸Dに垂直な平面に投射した場合、縁部51、52の端部で縁部51、52に接する接線T1、T2は、第1のリップ31の第1の周辺部30と結合し、互いに、90°から130°の範囲にある第4の角度γを形成する。
より具体的には、第1のリップ31の第1の周辺部30は線縁であり、その厚さは35マイクロメートル以下である。
より具体的には、第2のリップ6は第2の周辺部60を備える。第2の周辺部60は線縁であり、その厚さは35マイクロメートル以下である。
より具体的には、外部または表示要素20はダイヤルである。保持キー1はダイヤルキーであり、締結要素4はダイヤルの足またはダイヤルの一部である。
本発明はさらに、計時器1000、具体的には腕時計に関する。計時器1000は、ポストを受容するための少なくとも1つの凹部8を備える構造100と、少なくとも1つの締結要素4を備える少なくとも1つの外部または表示要素20と、外部または表示要素20を構造100、または構造100に固定された要素に締結するための少なくとも1つの前述の締結装置10とを備える。
より具体的には、少なくとも1つの外部または表示要素20は、ユーザに可視の側面を備える。各保持キー1は、構造100、または構造100に固定された要素に挿入可能であり、可視側面からアクセス可能である。各保持キー1は、保持キーが軸Dの周りを回転できるようにするツールを挿入するための駆動面91を備える。
より具体的には、少なくとも1つの外部または表示要素20と、この外部または表示要素20を係止するように構成される保持キー1は、それぞれ構造100に固定された別々の要素に締結される。
より具体的には、外部または表示要素20を締結するための少なくとも1つの締結要素4は、溝40を備える。溝40は、外部または表示要素20を係止するように構成される保持キー1の第1のリップ31と協働するように構成される。
より具体的には、少なくとも1つの保持キー1は、保持キー1が係止する外部または表示要素20によって、可視側面から部分的に隠される。
このような保持キー1は、複数のダイヤルなどの組み立て、分解工程に用いることができる。
ダイヤルキーを用いてダイヤルを締結する適用において、第1のリップ31は、ダイヤルの足の円筒面を貫通し、剛性であり、変形してはならない。第1のリップ31の基材は具体的には鋼鉄であり、具体的には硬度550から670HVを有するが、これらに限定されない。
溝40を備えるダイヤルの足4の代替的実施形態では、第1のリップ31は、溝40の面の1つと圧接することができる。別の事例では、ダイヤルの足を変形しない場合は抵抗が保証されないため、第1のリップ31はダイヤルの足を変形しなければならない。
要約すると、本発明によれば、外部または表示要素を締結するとき、分離可能なばりの発生を防ぎ、時計のムーブメントをきれいなままに確実に保つことができる。
1 :保持キー
2 :ポスト
3 :平頭フランジ
4 :締結要素
6 :第2のリップ
8 :凹部
9 :頭部
10 :締結装置
20 :表示要素
30 :第1の周辺部
31 :第1のリップ
38 :第1の上面
39 :第1の下面
40 :溝
41 :面
42 :表面
51 :縁部
52 :縁部
60 :第2の周辺部
68 :第2の上面
69 :第2の下面
91 :駆動面
100 :構造
311 :端部
312 :端部
1000 :計時器
D :軸
P :平面
T1 :接線
T2 :接線
α :第1の半頂角
β :第2の角度
γ :第4の角度

Claims (22)

  1. 外部または表示要素(20)を時計のための構造(100)に締結するための締結装置(10)であって、前記締結装置(10)は少なくとも1つの保持キー(1)を備え、少なくとも1つの前記保持キー(1)はポスト(2)を備え、前記ポスト(2)は、前記構造(100)に含まれる凹部(8)、または前記構造(100)に固定された要素に含まれる凹部(8)に駆動、ねじ留め、リベット留め、ろう付けまたは溶接されるように構成され、少なくとも1つの前記保持キー(1)は、少なくとも1つの平頭フランジ(3)を有する頭部(9)を備え、少なくとも1つの平頭フランジ(3)は前記ポスト(2)の中心にある軸(D)に対してであり、前記軸(D)の方向は、前記外部または表示要素(20)が前記構造(100)に対して挿入される方向を画定し、前記平頭フランジ(3)は、60°未満の扇形の周りを延在するな部分を備え、前記扇形の中心と、前記ポスト(2)の前記軸(D)とは一致し、前記平頭フランジ(3)は少なくとも1つの第1のリップ(31)を備え、前記少なくとも1つの第1のリップ(31)は、第1の上面(38)および第1の下面(39)によって区切られ、締結要素(4)に含まれる表面(42)または面(41)と係止するように圧接することによって協働するように構成され、前記締結要素(4)は前記外部または表示要素(20)と一体化され、前記第1のリップ(31)はつの端部(311、312)において、その縁部(51、52)によってさらに区切られ、記少なくとも1つの保持キー(1)は第2のリップ(6)を備えることを特徴とし、前記第2のリップ(6)は各前記縁部(51、52)と結合し、前記第2のリップ(6)は前記第1のリップ(31)の1の周辺部(30)に対して径方向に引っ込んでおり、前記第2のリップ(6)は前記第1の下面(39)と共有する第2の下面(69)と、各前記縁部(51、52)で前記第1の上面(38)に対して先細となる第2の上面(68)とを備えることを特徴とする、締結装置(10)。
  2. 請求項1に記載の締結装置(10)であって、前記縁部(51、52)は放射状の縁部であり、その半径は10マイクロメートルから30マイクロメートルの範囲であることを特徴とする、締結装置(10)。
  3. 請求項1または2に記載の締結装置(10)であって、前記第1のリップ(31)は、前記第1のリップ(31)が協働するように構成される前記締結要素(4)より弾力的であり、前記保持キー(1)が前記締結要素(4)に対して相対的に回転する際に、前記締結要素(4)の材に反発するように構成されることを特徴とし、前記第1のリップ(31)は550HV以上の硬度を有することを特徴とする、締結装置(10)。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の締結装置(10)であって、前記保持キー(1)は複数の前記平頭フランジ(3)を備え、複数の前記平頭フランジ(3)は前記軸(D)の方向に重なり、異なる枢支点を同一の前記締結要素(4)に適用可能であることを特徴とする、締結装置(10)。
  5. 請求項4に記載の締結装置(10)であって、複数の前記平頭フランジ(3)は前記第1のリップ(31)を備え、前記第1のリップ(31)の前記縁部(51、52)は互いに角度的にずれていることを特徴とする、締結装置(10)。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の締結装置(10)であって、前記第1の上面(38)は前記軸(D)に対して第1の半頂角(α)を有する円錐形であり、前記第1の半頂角(α)は110°から130°の範囲にあることを特徴とする、締結装置(10)。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の締結装置(10)であって、前記軸(D)を通る各放射面の断面に沿って、前記第2の上面(68)は前記軸(D)と、40°から50°の範囲にある第2の角度(β)を形成することを特徴とする、締結装置(10)。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の締結装置(10)であって、前記軸(D)に垂直な平面(P)において、前記縁部(51、52)で、前記第1の上面(38)および前記第2の上面(68)に接する二面角は、145°から165°の範囲にある第3の角度を有することを特徴とする、締結装置(10)。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の締結装置(10)であって、前記保持キー(1)は、回転の両方向で用いられるように構成されることを特徴とする、締結装置(10)。
  10. 請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の締結装置(10)であって、前記保持キー(1)は、回転の一方向で用いられるように構成され、一回転未満のらせん形状の前記第1のリップ(31)を備え、前記らせん形状は、240°未満の角度の周りに延在し、300マイクロメートル未満のピッチを有することを特徴とする、締結装置(10)。
  11. 請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の締結装置(10)であって、前記第1の下面(39)は平面であることを特徴とする、締結装置(10)。
  12. 請求項1から請求項11のいずれか一項に記載の締結装置(10)であって、前記第2の上面(68)は平面であることを特徴とする、締結装置(10)。
  13. 請求項1から請求項11のいずれか一項に記載の締結装置(10)であって、前記第2の上面(68)は窪んでいることを特徴とする、締結装置(10)。
  14. 請求項1から請求項13のいずれか一項に記載の締結装置(10)であって、前記軸(D)に垂直な平面に投射した場合、前記縁部(51、52)に対する接線(T1、T2)は、前記縁部(51、52)の端部で前記第1のリップ(31)の前記第1の周辺部(30)と結合して、互いに90°から130°の範囲にある第4の角度(γ)を形成することを特徴とする、締結装置(10)。
  15. 請求項1から請求項14のいずれか一項に記載の締結装置(10)であって、前記第1のリップ(31)の前記第1の周辺部(30)は線縁であり、その厚さは35マイクロメートル以下であることを特徴とする、締結装置(10)。
  16. 請求項1から請求項15のいずれか一項に記載の締結装置(10)であって、前記第2のリップ(6)は第2の周辺部(60)を備え、前記第2の周辺部(60)は線縁であり、その厚さは35マイクロメートル以下であることを特徴とする、締結装置(10)。
  17. 請求項1から請求項16のいずれか一項に記載の締結装置(10)であって、前記外部または表示要素(20)はダイヤルであり、前記保持キー(1)はダイヤルキーであり、前記締結要素(4)はダイヤルの足または前記ダイヤルの一部であることを特徴とする、締結装置(10)。
  18. ポストを受容するための少なくとも1つの凹部(8)を備える構造(100)と、少なくとも1つの締結要素(4)を備える少なくとも1つの外部または表示要素(20)と、前記外部または表示要素(20)を前記構造(100)または前記構造(100)に固定された要素に締結するための請求項1から請求項17のいずれか一項に記載の少なくとも1つの締結装置(10)とを備える、計時器(1000)。
  19. 請求項18に記載の計時器(1000)であって、少なくとも1つの前記外部または表示要素(20)は、ユーザに可視である側面を備え、各前記保持キー(1)は前記構造(100)または前記構造(100)に固定された要素に挿入可能であり、前記可視側面からアクセス可能であり、各前記保持キー(1)は、ツールを挿入するための駆動面(91)を備え、前記ツールは前記保持キーが前記軸(D)の周りを回転可能とすることを特徴とする、計時器(1000)。
  20. 請求項18または19に記載の計時器(1000)であって、少なくとも1つの前記外部または表示要素(20)と、前記外部または表示要素(20)を係止するように構成される前記保持キー(1)は、前記構造(100)にそれぞれ固定された個別の要素に締結されることを特徴とする、計時器(1000)。
  21. 請求項18から請求項20のいずれか一項に記載の計時器(1000)であって、前記外部または表示要素(20)を締結するための少なくとも1つの締結要素(4)は溝(40)を備え、前記溝(40)は、前記保持キー(1)の前記第1のリップ(31)と協働するように構成され、前記第1のリップ(31)は前記外部または表示要素(20)を係止するように構成されることを特徴とする、計時器(1000)。
  22. 請求項19を引用する請求項20、または、請求項19を引用する請求項21のいずれか一項に記載の計時器(1000)であって、少なくとも1つの前記保持キー(1)は、前記保持キー(1)によって係止される前記外部または表示要素(20)によって、前記可視側面から部分的に隠されることを特徴とする、計時器(1000)。
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