JP7062732B2 - ゴルフボールの捕獲ユニット及びこれを利用する仮想ゴルフ装置 - Google Patents

Description

本発明は、ゴルフボールの捕獲ユニット及びこれを利用する仮想ゴルフ装置に関する。より詳細には、ユーザーが打撃したゴルフボールを捕獲して前記ゴルフボールとスクリーン映像の中の仮想のゴルフボールが出来れば一緒に表示されないようにすることで、スクリーンゴルフのような仮想ゴルフのリアリティを向上させることができるゴルフボールの捕獲ユニット及びこれを利用する仮想ゴルフ装置に関するものである。

最近ゴルフの人口が増加しながら、仮想ゴルフシステムなどを利用してゴルフを楽しむことができるスクリーンゴルフが広く普及されている。スクリーンゴルフでは、スクリーンを通してゴルフ場の映像が表示されるので、まるでフィールドで実際のゴルフをプレイしているような感じを与えながら、屋外のフィールドでプレイすることに比べて時間と費用がセーブされるので、時間や経済的な理由などで普段ゴルフをプレイし難い、忙しい現代人にスクリーンゴルフは非常に人気が高い。

しかし、スクリーンゴルフを利用する人が増えてユーザーの期対が高まりながら、スクリーンゴルフもますます臨場感がある環境に変化されることが要求されている。特に、様々な先端デバイスとシステムを通じてサービスされるスクリーンゴルフの特性上、現代の様々な先端技術を組み合わせて、実際のゴルフ場では提供し難いユニークなコンテンツを提供することで、スクリーンゴルフサービスのユーザーに強い興味を誘発するようにすることが必要ある。

本発明は、前記のような事情を勘案して発明されたものであり、ユーザーが打撃したゴルフボールを捕獲して前記ゴルフボールとスクリーン映像の中の仮想のゴルフボールが出来れば一緒に表示されないようにすることで、仮想ゴルフにおけるリアリティを向上させることができるゴルフボールの捕獲ユニットを提供することをその目的とする。

また、本発明は、前記ゴルフボールの捕獲ユニットを利用する仮想ゴルフ装置を提供することをその目的とする。

また、本発明の他の目的は、以下の説明と添付した図面から明確に理解することができる。

上記の目的を達成するのために、本発明の実施例によるゴルフボールの捕獲ユニットは、ゴルフボールの移動経路に設置されてゴルフボールを捕獲する捕獲手段と、ゴルフボールを捕獲するときに発生するサウンドを減らす音除去手段とを含む。

上記ゴルフボールの捕獲ユニットは、ユーザーが打撃プレートに置かれたゴルフボールを打撃すると、前記打撃されたゴルフボールの物理的状態に基づいて前記打撃によるゴルフボールの動きを算出した後、前記算出結果により動く仮想のゴルフボールをスクリーンに表示する仮想ゴルフ装置に使用され、また、前記打撃プレートと前記スクリーンとの間に配置され、前記捕獲手段は、傾斜面、グルーブまたはゴルフボールを収容することができるハウジングを含む。

上記ゴルフボールの捕獲ユニットにおいて、前記音除去手段は緩衝部材と吸音部材のうちの少なくともいずれか一つを含む。

上記の目的を達成するのために、本発明の実施例による仮想ゴルフ装置は、ゴルフボールが置かれている打撃プレートと、ユーザーが前記ゴルフボールを打撃すると、前記打撃されたゴルフボールの物理的状態に基づいて、前記打撃によるゴルフボールの動きを算出する算出部と、背景画面と前記算出結果に基づいて動く仮想のゴルフボールを表示するスクリーンと、前記打撃プレートと前記スクリーンとの間に配置され、ユーザーの打撃がパッティングである場合に、パッティングされたゴルフボールを捕獲できるゴルフボールの捕獲ユニットとを含む。

上記仮想ゴルフ装置において、前記ゴルフボールの捕獲ユニットは、前記スクリーンの近傍に配置され、前記仮想のゴルフボールは、ユーザーがパッティングした前記ゴルフボールが前記ゴルフボールの捕獲ユニットによって捕獲された以降、前記算出結果により動くように前記スクリーンに表示される。

上記仮想ゴルフ装置において、前記算出結果により前記仮想のゴルフボール動く軌跡において、前記仮想のゴルフボールが最初に位置する地点を最初位置とし、前記最初位置から所定の経過時間後に、前記軌跡において前記仮想のゴルフボールが位置する地点を中間位置とすると、前記最初位置から前記中間位置との間の軌跡は前記スクリーンに表示されず、前記仮想のゴルフボールは前記中間位置から前記軌跡により動くように前記スクリーンに表示される。また、前記ゴルフボールの捕獲ユニットは、前記スクリーンの近傍に配置され、前記仮想のゴルフボールは、ユーザーがパッティングした前記ゴルフボールが前記ゴルフボールの捕獲ユニットによって捕獲された以降、前記スクリーンに表示される。

上記仮想ゴルフ装置において、前記ゴルフボールが前記ゴルフボールの捕獲ユニットによって捕獲されないと仮定して、前記ゴルフボールがユーザーがパッティングしたとおり前記スクリーンまで移動して前記スクリーンに衝突する方向を予想衝突方向とすると、前記予想衝突方向に対応するように、前記スクリーンにおいて前記背景画面が見られる方向が変更される。

上記仮想ゴルフ装置において、前記ゴルフボールが前記ゴルフボールの捕獲ユニットによって捕獲されないと仮定して、前記ゴルフボールがユーザーがパッティングしたとおり前記スクリーンまで移動して前記スクリーンに衝突する地点を予想衝突地点とすると、

前記仮想のゴルフボールは、前記予想衝突点または前記予想衝突点の近傍から前記スクリーンに表示される。また、前記仮想のゴルフボールが前記予想衝突点または前記予想衝突地点の近傍から前記スクリーンに表示されるように、前記スクリーンに表示される前記背景画面が水平移動または垂直移動または水平および垂直移動される。

上記仮想ゴルフ装置において、前記仮想のゴルフボールは、ユーザーが前記ゴルフボールをパッティングする前に、前記スクリーンに表示され、ユーザーが前記ゴルフボールをパッティングした後に、前記スクリーンで消え、ユーザーがパッティングした前記ゴルフボールが前記ゴルフボールの捕獲ユニットによって捕獲された後に再び前記スクリーンに表示される。

本発明のゴルフボールの捕獲ユニット及びこれを利用する仮想ゴルフ装置によれば、ユーザーが打撃したゴルフボールを捕獲して前記ゴルフボールとスクリーン映像の中の仮想のゴルフボールが出来れば一緒に表示されないようにすることで、仮想ゴルフにおけるリアリティを向上させることができる効果がある。

本発明の第1実施例による仮想ゴルフ装置の概略的な構造を示す。 ゴルフボールの捕獲ユニットの様々な具現例を示す。 ゴルフボールの捕獲ユニットの様々な具現例を示す。 ゴルフボールの捕獲ユニットの様々な具現例を示す。 ゴルフボールの捕獲ユニットの様々な具現例を示す。 ゴルフボールの捕獲ユニットの様々な具現例を示す。 ゴルフボールの捕獲ユニットの様々な具現例を示す。 本発明の第2実施例による仮想ゴルフ装置の概略的な構造を示す。 図8の仮想ゴルフ装置の様々な動作方式の例を説明するための図である。 図8の仮想ゴルフ装置の様々な動作方式の例を説明するための図である。 図8の仮想ゴルフ装置の様々な動作方式の例を説明するための図である。 図8の仮想ゴルフ装置の様々な動作方式の例を説明するための図である。 図8の仮想ゴルフ装置の様々な動作方式の例を説明するための図である。 図8の仮想ゴルフ装置の様々な動作方式の例を説明するための図である。 図8の仮想ゴルフ装置の様々な動作方式の例を説明するための図である。 図8の仮想ゴルフ装置の様々な動作方式の例を説明するための図である。 図8の仮想ゴルフ装置の様々な動作方式の例を説明するための図である。 図8の仮想ゴルフ装置の様々な動作方式の例を説明するための図である。 図8の仮想ゴルフ装置の様々な動作方式の例を説明するための図である。 図8の仮想ゴルフ装置の様々な動作方式の例を説明するための図である。 図8の仮想ゴルフ装置の様々な動作方式の例を説明するための図である。 図8の仮想ゴルフ装置の様々な動作方式の例を説明するための図である。 図8の仮想ゴルフ装置の様々な動作方式の例を説明するための図である。 図8の仮想ゴルフ装置の様々な動作方式の例を説明するための図である。 図8の仮想ゴルフ装置の様々な動作方式の例を説明するための図である。 図8の仮想ゴルフ装置の様々な動作方式の例を説明するための図である。 図8の仮想ゴルフ装置の様々な動作方式の例を説明するための図である。

以下、実施例を挙げて本発明を詳細に説明する。本発明の目的、特徴、利点は以下の実施例から容易に理解できるであろう。本発明は、ここで説明される実施例に限定されず、他の形態に具体化されることもできる。ここで紹介される実施例は、開示された内容が徹底的で完全なものとなるように、かつ本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者に本発明の思想が十分に伝達されるようにするために提供されるものである。よって、以下の実施例により本発明が限定されてはならない。

本明細書において、第1、第2などの用語が様々な要素（elements）を記述するために使用されたが、前記要素がこのような用語によって限定されてはならない。この用語は、単に前記要素を相互に区別するために使用されただけである。また、とある層（膜）が他の層（膜）または基板上にあると言及されている場合に、それは、他の層（膜）または基板上に直接形成されること、またはそれらの間に第3の層（膜）が介在することもできることを意味する。

図面において、要素の大きさ、または要素間の相対的な大きさは、本発明に対するさらに明確な理解のために多少誇張して図示できる。また、図示した要素の形状が製造工程上の変異などによって多少変更できるであろう。したがって、本明細書で開示した実施例は、特別な記載がない限り、図示した形状に限定されてはならず、ある程度の変形を含むものと理解されるべきである。

図1は、本発明の第1実施例による仮想ゴルフ装置の概略的な構造を示す。

図1を参照すると、仮想ゴルフ装置（100）は、打撃領域（110）、中間領域（120）、感知器（130）、制御器（140）、ビームプロジェクター（150、170）、スクリーン（160、180）を含み、特に、本実施例による仮想ゴルフ装置（100）にはゴルフボールの捕獲ユニット（190）が具備されている。

打撃領域（110）は、ユーザーがゴルフボールを打撃する地域であり、ここには、打撃用ゴルフボールが置かれる打撃プレート（111）が配置される。中間領域（120）は、打撃領域（110）とスクリーン（160）との間の領域であり、ユーザーが打撃したゴルフボールがスクリーン（160）に到達するまで通過する地域に該当する。

感知器（130）は、ユーザーが打撃したゴルフボールの動きなどを感知して打撃されたゴルフボールに関する全般的な状態情報を把握し、ゴルフボールの動きを撮影することができるカメラやゴルフボールの動きを感知することができる感知センサーなどのような感知手段が使用されることができる。前記感知手段には、イメージセンシング、発光/受光センシング、レーザーセンシングなどの様々なセンシング方式が適用され、このようなセンシング方法によってユーザーが打撃したゴルフボールの状態情報を把握することができる。前記カメラや感知センサーなどは単独に使用されたり、又は一緒に使用されることができる。また、一個のみが使用されたり、又は複数個が使用されることもできる。

制御器（140）は、仮想ゴルフ装置（100）の全体的な動作を制御する。また、制御器（140）には、ユーザーが打撃したゴルフボールの動きを算出できる算出手段が具備される。ゴルフボールの動きを算出する算出過程は、制御器（140）に設置されたプログラムなどによって実行されることができ、前記プログラムなどを含む算出手段を以下「算出部」とする。前記算出部は、ユーザーがゴルフボールを打撃すると、打撃されたゴルフボールに関する物理的な状態情報を感知器（130）から受信した後、これに基づいてゴルフボールの動きを示す軌跡を算出する。

ビームプロジェクター（150、170）とスクリーン（160、180）は、ゴルフに関する映像をディスプレイして提供する役割をする。スクリーン（160、180）はフロントスクリーン（160）とボトムスクリーン（180）を含み、ビームプロジェクター（150、170）はフロントスクリーン用ビームプロジェクター（150）とボトムスクリーン用ビームプロジェクター（170）を含む。フロントスクリーン用ビームプロジェクター（150）は、ゴルフに関する映像を投射してフロントスクリーン（160）に提供し、フロントスクリーン（160）は、投射された映像を表示してユーザーに提供する。また、ボトムスクリーン用ビームプロジェクター（170）は、ゴルフに関する映像を投射してボトムスクリーン（180）に提供し、ボトムスクリーン（180）は、投射された映像を表示してユーザーに提供する。本実施例において、フロントスクリーン用ビームプロジェクター（150）とボトムスクリーン用ビームプロジェクター（170）が、それぞれ別々に具備されているが、一つのビームプロジェクターによって複数のスクリーンに映像を投射することも可能である。

スクリーン（160、180）に表示されるゴルフ関連映像はゴルフボールに対する映像とユーザーがプレイしているゴルフコースなどを表示する背景画面映像などを含む。本明細書で言及されるゴルフボールと関連して、実際にユーザーが打撃プレート（111）に置いて打撃する実際のゴルフボール（Real Ball）と映像の中に表示される仮想のゴルフボール（Virtual Ball）が混同されないように、映像の中のゴルフボールは、「仮想のゴルフボール」と命名することができる。「仮想のゴルフボール」と同様に、映像の中の対象物に「仮想」という修飾語を付けて画像の中の対象物であることを示すことができる。例えば、「仮想のゴルフコース」とは、実際のゴルフ場のゴルフコースを示すものではなく、ゴルフ場のゴルフコースがスクリーンの中の映像に表示されたものを意味する。

仮想ゴルフ装置（100）はスクリーンゴルフ場に設置されてユーザーがスクリーンゴルフをプレイできるようにする装置であり、スクリーンゴルフのプレイにおける仮想ゴルフ装置（100）の概略的な動作過程は次の通りである。

ユーザーがゴルフボールを打撃すると、感知器（130）がユーザーが打撃したゴルフボールの速度や移動方向などのような物理的な状態を感知する。感知器（130）によって感知された感知情報は制御器（140）に伝達される。制御器（140）の算出部は、伝達された情報に基づいて、ユーザーが実際の屋外のゴルフ場でゴルフボールを打撃したと仮定した際に、ゴルフボールがどのような軌跡を示すかを算出する。算出過程の後に、前記算出された結果のとおり仮想のゴルフボールが動く映像が生成される。前記画像は、ビームプロジェクター（150、170）とスクリーン（160、180）によってユーザーに提供される。

本実施例による仮想ゴルフ装置（100）には、ゴルフボールの捕獲ユニット（190）が具備されている。本実施例におけるゴルフボールの捕獲ユニット（190）は、打撃領域（110）と中間領域（120）との間に配置される。この場合、ゴルフボールの捕獲ユニット（190）は、ユーザーが打撃したゴルフボールが打撃領域（110）から中間領域（120）に進入することを遮断する。本実施例におけるゴルフボールの捕獲ユニット（190）の役割は、ボトムスクリーン（180）の動作と関連がある。ボトムスクリーン（180）は、フロントスクリーン（160）と同様に背景画面と仮想のゴルフボールを表示するが、特に床面に設置されている特徴上、ボトムスクリーン（180）は、床面を転がる仮想のゴルフボールの映像をリアルに表示することに適合する。ボトムスクリーン（180）で床面を転がる仮想のゴルフボールを表示する際に、仮想のゴルフボールは、主にユーザーがパッティングした実際のゴルフボールを表示する。なぜなら、パッティング以外の打撃では、ゴルフボールを遠く送るためにゴルフボールを浮かせる打撃をするために、このように打撃された実際のゴルフボールは中間領域（120）の床面を転がって行かないからである。パッティング以外の打撃による実際のゴルフボールは、中間領域（120）を飛行してフロントスクリーン（160）に衝突する。これに比べて、ユーザーがパッティングをする場合には、ユーザーはホールカップにゴルフボールを入れるために、ホールカップに向かってゴルフボールを転がす打撃をするため、このように打撃された実際のゴルフボールは、中間領域（120）の床面を転がって行く。したがって、ボトムスクリーン（180）の仮想のゴルフボールは、ユーザーがパッティングした実際のゴルフボールが床面を転がる様子を表示することに適合する。ところが、ボトムスクリーン（180）で仮想のゴルフボールが表示される際に、これとともにユーザーがパッティングした実際のゴルフボールがボトムスクリーン（180）の上を転がると、ボトムスクリーン（180）映像の中の仮想のゴルフボールとボトムスクリーン（180）の上を転がる実際のゴルフボールとが、実質的に一つの対象物を二重に表現することであるため、ユーザーに非常に不自然であり、またユーザーがゴルフボールを混同することができる。このような現象は、実際のゴルフで有り得ないことであるため、仮想のゴルフボールと実際のゴルフボールが一緒にボトムスクリーン（180）にあるのは、スクリーンゴルフのリアリティを低下させる。本実施例では、ゴルフボールの捕獲ユニット（190）が具備されているので、上記問題点を解消することができる。ゴルフボールの捕獲ユニット（190）は、ユーザーが打撃した（主に、パッティングによる打撃を意味）実際のゴルフボールの移動経路に設置されて、ゴルフボールがボトムスクリーン（180）が配置されている領域に移動する前に捕獲ことができある。その結果、実際のゴルフボールはボトムスクリーン（180）の上を転がり行くことができず、ボトムスクリーン（180）には仮想のゴルフボールのみが表示され、これにより、スクリーンゴルフのリアリティを向上させることができる。

以下では、ゴルフボールを捕獲できるゴルフボールの捕獲ユニット（190）の具体的な構造について見てみる。ただし、以下に説明するゴルフボールの捕獲ユニット（190）の構造は、説明のために例を挙げるものであって、以下に説明しない様々な構造がゴルフボールの捕獲ユニット（190）に適用されることができる。

図2乃至図7は、ゴルフボールの捕獲ユニットの様々な具現例を示す。

図2の（a）を参照すると、ゴルフボールの捕獲ユニットは、実際のゴルフボール（ＲＢ; Real Ball）を捕獲することができるゴルフボールの捕獲手段を含み、前記ゴルフボールの捕獲手段は、中間領域（120）に形成される傾斜面（191）で具現されることができる。傾斜面（191）は、打撃領域（110）を向くほど高さが低くなるように傾斜が形成される。したがって、打撃領域（110）でパッティングが行われた場合に、図2の（Ｂ）に図示されたように、パッティングされた実際のゴルフボール（ＲＢ）は、打撃領域（110）を超えて中間領域（120）の傾斜面（191）に進入した後、傾斜面（191）によってフロントスクリーン（160）が設置されている方向に進まず打撃領域（110）の方向に戻る。打撃領域（110）の下端に回収口（191a）が形成されている場合に、ゴルフボール（ＲＢ）は回収口（191a）によって回収されることができる。回収されたゴルフボールは、図面に図示されていない別の手段によって打撃プレート（111）に提供されて、ユーザーの後続打撃に使用されることができる。

図3を参照すると、ゴルフボールの捕獲ユニットは、実際のゴルフボール（ＲＢ）を捕獲することができるゴルフボールの捕獲手段とともにゴルフボールを捕獲するときに発生するサウンドを減らす音除去手段を含む。前記ゴルフボールの捕獲手段は、中間領域（120）に形成される傾斜面（191）で具現されることができる。前記音除去手段として、傾斜面（191）に音除去用部材（192）が付着されていることができる。音除去用部材（192）として、緩衝部材や吸音部材などが使用可能である。前記緩衝部材や吸音部材は、ゴルフボール（ＲＢ）が打撃領域（110）を超えて傾斜面（191）に進入した時に、ゴルフボール（ＲＢ）と傾斜面（191）との衝突でサウンドが発生することを遮断することができる。実際のゴルフでパッティングされたゴルフボールが転がりながらサウンドが発生する場合はあまりないので、パッティングされたゴルフボール（ＲＢ）がゴルフボールの捕獲ユニットで捕獲されながらサウンドが発生すると、スクリーンゴルフのリアリティを低下させるが、前記緩衝部材や吸音部材などのような音除去手段は、ゴルフボール（ＲＢ）の捕獲時のサウンドを遮断することで、実際のゴルフでのようなリアリティを付与する役割をすることができる。前記緩衝部材として、衝撃音を軽減することができるマット状のグラスウールなどが使用可能である。前記吸音部材として、細孔が多いので内部に音波が入ると外へ出ずに吸収されることができるテックス、ガラス繊維、フェルトなどが使用可能である。

図4を参照すると、ゴルフボールの捕獲ユニットは、実際のゴルフボール（ＲＢ）を捕獲することができるゴルフボールの捕獲手段を含み、前記ゴルフボールの捕獲手段として、打撃領域（110）と中間領域（120）との間に、グルーブ（groove）（191）が形成される。グルーブ（191）は、溝が形成されたように掘られた構造を持つことができ、これにより、打撃領域（110）を超えて中間領域（120）に向かうゴルフボール（ＲＢ）は、グルーブ（191）にトラップされることで捕獲されることができる。グルーブ（191）は、平らな床面を持ったり、または、図4に表示されたものと異なる変形例として、床面が傾斜面を有することができる。また、図面に図示されていないが、図2に図示されたものと類似の構造で、打撃領域（110）の下端にゴルフボールを回収することができる回収口が形成されている構造も適用可能である。

図5を参照すると、ゴルフボールの捕獲ユニットは、実際のゴルフボール（ＲＢ）を捕獲することができるゴルフボールの捕獲手段とともに、ゴルフボールを捕獲するときに発生するサウンドを減らす音除去手段を含む。前記ゴルフボールの捕獲手段は、打撃領域（110）と中間領域（120）との間に形成されるグルーブ（191）で具現されることができる。前記音除去手段として、グルーブ（191）に音除去用部材（192）が具備されていることができる。音除去用部材（192）として、緩衝部材や吸音部材などが使用可能である。前記緩衝部材や吸音部材は、ゴルフボール（ＲＢ）が打撃領域（110）を超えてグルーブ（191）にトラップされる時に、ゴルフボール（ＲＢ）とグルーブ（191）との衝突でサウンドが発生することを遮断する。前記緩衝部材や吸音部材として、図3を参照して説明したものと同一の緩衝部材や吸音部材が使用されることができる。

図6を参照すると、ゴルフボールの捕獲ユニットは、実際のゴルフボール（ＲＢ）を捕獲することができるゴルフボールの捕獲手段を含み、前記ゴルフボールの捕獲手段として、打撃領域（110）の端部にその内部にゴルフボール（ＲＢ）を収容することができるハウジング（191）が具備されている。また、ハウジング（191）の一側には、カバー（191Ｂ）が付着されている。ハウジング（191）は、その上部が開放されている中空型構造を有する。図6の（a）に図示されたように、カバー（191Ｂ）はハウジング（191）の上部をオープンしたり、または図6の（Ｂ）に図示されたように、カバー（191Ｂ）はハウジング（191）の上部をクロースしたりする。つまり、カバー（191Ｂ）は、一つの端部が固定されており、反対側の端部が前記固定された端部を回転軸にして水平状態または傾斜状態で回転することができるように構成される。前記反対側の端部が水平状態にある時にハウジング（191）の上部を覆ってクロースし、前記反対側の端部が傾斜状態にある時にハウジング（191）の上部をオープンしてその内部を開放させる。図面に図示されていないが、ハウジング（191）には、制御器（140）から特定の信号を受信すると、カバー（191Ｂ）を水平状態にセッティングしたりまたは傾斜状態にセッティングする駆動ユニットが具備されていることができる。この場合、制御器（140）の制御により自動的にハウジング（191）をオープンしたり、クロースしたりすることができる。具体的には、ゴルフボールを捕獲しようとする場合、ハウジング（191）をオープンして打撃領域（110）から転がり来るゴルフボールを捕獲し、ゴルフボールが捕獲されると、カバー（191Ｂ）が回転して水平状態になってハウジング（191）をクロースする方法で動作することができる。

図7を参照すると、ゴルフボールの捕獲ユニットは、実際のゴルフボール（ＲＢ）を捕獲することができるゴルフボールの捕獲手段とともに、ゴルフボールを捕獲するときに発生するサウンドを減らす音除去手段を含む。前記ゴルフボールの捕獲手段として、打撃領域（110）の端部にその内部にゴルフボール（ＲＢ）を収容することができるハウジング（191）が具備されている。また、ハウジング（191）の一側には、カバー（191Ｂ）が付着されている。前記音除去手段として、ハウジング（191）の内部に音除去用部材（192）が具備されている。音除去用部材（192）として、緩衝部材や吸音部材などが使用可能である。前記緩衝部材や吸音部材は、ゴルフボール（ＲＢ）が打撃領域（110）を超えてハウジング（191）に捕獲される時に、サウンドが発生することを遮断する。前記緩衝部材や吸音部材として、図3を参照して説明したものと同一の緩衝部材や吸音部材が使用されることができる。

上記のように、ゴルフボールを捕獲するゴルフボールの捕獲ユニットは、様々な方法で具現されることができ、ゴルフボールの捕獲ユニットによってゴルフボールの移動が遮断されて、ゴルフボールがユーザーの視界から消えると、ボトムスクリーン（180）には、仮想のゴルフボールがディスプレイされてパッティングされた実際のゴルフボールを代替することができる。制御器（140）は、感知器（130）で感知されたゴルフボールに関する情報（例ば、パッティングされたゴルフボールが転がる速度など）を受信し、これに基づいてゴルフボールがゴルフボールの捕獲ユニットによって捕獲されるタイミングを計算することができ、前記タイミングに合わせてボトムスクリーン（180）に仮想のゴルフボールがディスプレイされるようにすることができる。その結果、ユーザーが打撃したゴルフボールが消えると、ボトムスクリーン（180）に仮想のゴルフボールがディスプレイされて、実際のゴルフボールが仮想のゴルフボールに自然に連結されるように動作することができる。

図8は、本発明の第2実施例による仮想ゴルフ装置の概略的な構造を示す。

図8を参照すると、仮想ゴルフ装置（200）は、打撃領域（210）、中間領域（220）、感知器（230）、制御器（240）、ビームプロジェクター（250）、スクリーン（260）を含み、また、本実施例による仮想ゴルフ装置（200）にはゴルフボールの捕獲ユニット（290）が具備されている。前述の第1実施例と比較すると、本実施例では、ボトムスクリーンとボトムスクリーン用ビームプロジェクターが具備されていない点と、ゴルフボールの捕獲ユニット（290）が前方のスクリーン（260）の近傍に配置されるという点において、第1実施例との差異点がある。前記差異点を中心にして、本実施例について見てみる（説明されない内容については、第1実施例について説明した内容が適用されることができる）。本実施例では、ゴルフボールの捕獲ユニット（290）がスクリーン（260）の近傍に位置するため、ユーザーが打撃したゴルフボールは、打撃領域（110）がら中間領域（120）を経由してスクリーン（260）の近傍まで移動した後にゴルフボールの捕獲ユニット（290）によって捕獲される。ゴルフボールの捕獲ユニット（290）の構造と動作は、第1実施例で説明した内容が適用されることができるので、詳細説明は省略する。第1実施例と同様に、スクリーン（260）近傍までゴルフボールが転がることは、主にユーザーが実際のゴルフボールをパッティングした場合に発生する。なぜなら、パッティング以外の打撃では、ゴルフボールを遠く送るためにゴルフボールを浮かせる打撃をするために、このように打撃された実際のゴルフボールは中間領域（220）の床面を転がって行かないからである。パッティング以外の打撃による実際のゴルフボールは、中間領域（220）を飛行してスクリーン（260）に衝突する。本実施例では、パッティングされたゴルフボールが転がって行く中に、ゴルフボールの捕獲ユニット（290）によって捕獲されて消えると、捕獲された直後にスクリーン（260）に仮想のゴルフボールがディスプレイされるようにすることで、実際のゴルフボールがスクリーン（260）の中の仮想のゴルフボールに自然に連結される効果が発生し、それにより、スクリーンゴルフのリアリティを向上させることができている。このようにパッティングされたゴルフボールがスクリーン（260）の中の仮想のゴルフボールにつながる効果を発生するための具体的な動作方法は、以下の通りである。

図9乃至図27は、図8の仮想ゴルフ装置の様々な動作方式の例を説明するための図である。図9乃至図11は第1動作方式を示し、図12乃至図14は第2動作方式を示し、図15乃至図20は第3動作方式を示し、図21乃至図24は第4動作方式を示し、図25乃至図27は第5動作方式を示す。

<第1動作方式>
図9を参照すると、最初段階でスクリーンゴルフのプレーヤー（以下、「スクリーンゴルファー」とする）（1）は、ゴルフクラブ（2）を有して打撃プレート（211）に位置し、打撃プレート（211）には、実際のゴルフボール（ＲＢ）が置かれている。ここでの打撃は、主に「パッティング」に該当するため、スクリーン（260）の背景画面にはパッティングの目標であるホールカップ（HC）が表示されている。図9はスクリーンゴルファー（1）がパッティングをするための打撃の直前状態を示している。

図10を参照すると、スクリーンゴルファー（1）はパッティングを行い、パッティングされたゴルフボール（ＲＢ）は、前方を向けて転がって行く。図11を参照すると、前方に転がって行ったゴルフボール（ＲＢ）はスクリーン（260）の近傍でゴルフボールの捕獲ユニット（290）によって捕獲され、ゴルフボール（ＲＢ）が捕獲されて消えると、その以降にスクリーン（260）には仮想のゴルフボール（ＶＢ）が表示される。このようにゴルフボール（ＲＢ）が捕獲された後に仮想のゴルフボール（ＶＢ）が表示されると、肉眼ではゴルフボール（ＲＢ）が捕獲されて消えることとほぼ同時に、仮想のゴルフボール（ＶＢ）が表示されることのように見えることができる。

ここで、ゴルフボール（ＲＢ）が捕獲されて消えることと同時に仮想のゴルフボール（ＶＢ）が表示されるようにしたり、またはゴルフボール（ＲＢ）が消えてから少し後に仮想のゴルフボール（ＶＢ）が表示されるようにすることができる。例えば、ゴルフボールの捕獲ユニット（290）がスクリーン（260）に非常に隣接している場合には、ゴルフボール（ＲＢ）が消えることと同時に仮想のゴルフボール（ＶＢ）が表示されるようにし、ゴルフボールの捕獲ユニット（290）がスクリーン（260）から多少離れている場合には、ゴルフボール（ＲＢ）が消えてから少し後に仮想のゴルフボール（ＶＢ）が表示されるようにすることができる。または、ゴルフボールの捕獲ユニット（290）とスクリーン（260）との間の距離に関係なく、常にゴルフボール（ＲＢ）が消えることと同時に仮想のゴルフボール（ＶＢ）が表示されるようにすることもできる。ただし、ゴルフボール（ＲＢ）が消えた後に少しの時間差を有して仮想のゴルフボール（ＶＢ）が表示される場合にも、前記時間差が大きくなければ、肉眼ではゴルフボール（ＲＢ）が消えることとほぼ同時に仮想のゴルフボール（ ＶＢ）が表示されると認識されることができる。したがって、ゴルフボール（ＲＢ）が消えることと同時に仮想のゴルフボール（ＶＢ）を表示することと、消えてから少し後に仮想のゴルフボール（ＶＢ）を表示することとの間に大きな違いはないので、本明細書でゴルフボール（ＲＢ）が「捕獲された後（又は捕獲と同時）」と記載されている内容は、場合によっては「捕獲と同時（又は捕獲された後）」を意味することができる。

上記のように、本動作方式は、実際のゴルフボール（ＲＢ）がパッティングされた後にすぐに仮想のゴルフボール（ＶＢ）がスクリーン（260）に表示されず、実際のゴルフボール（ＲＢ）がゴルフボールの捕獲ユニット（290）によって捕獲されて消えた直後に仮想のゴルフボール（ＶＢ）がスクリーン（260）に表示されるという点に特徴がある。

再度言えば、説明の便宜上、実際のゴルフボール（ＲＢ）が打撃（主に「パッティング」を意味）される時点を第1時点（Ｔ1）とし、第1時点（Ｔ1）から実際のゴルフボール（ＲＢ）が転がり行ってゴルフボールの捕獲ユニット（290）に捕獲されるまでかかった時間を中間時間（ΔＴ）とし、実際のゴルフボール（ＲＢ）がゴルフボールの捕獲ユニット（290）に捕獲される時点を第2時点（Ｔ2; Ｔ2=Ｔ1+ΔＴ）としたとき（Ｔ1、ΔＴ、Ｔ2は下記の他の動作方式でも同一の意味で使用）、本実施例による動作特徴は、中間時間（ΔＴ）にスクリーン（260）に仮想のゴルフボール（ＶＢ）が表示されないという点にある。このような動作方式による効果は、以下の通りである。

スクリーンゴルフは、現実世界と仮想世界が混在しているとすることができる。つまり、スクリーンゴルファー（1）が実際のゴルフボール（ＲＢ）を打撃することは屋外のフィールドで行われる打撃行為との差がないので、これは現実世界を示すとすることができる。これに比べて、打撃後のゴルフボールの動きは、実際のゴルフボール（ＲＢ）によって表示されず、スクリーン（260）の中の仮想のゴルフボール（ＶＢ）によって表示されるという点で、仮想世界を示すとすることができる。中間時間（ΔＴ）の間にスクリーン（260）に仮想のゴルフボール（ＶＢ）が表示されると、実際のゴルフボール（ＲＢ）を打撃した後に、スクリーンゴルファー（1）は実際のゴルフボール（ＲＢ）がどのように動くかについては無関心になってひたすらスクリーン（260）にディスプレイされる仮想のゴルフボール（ＶＢ）の動きにのみ注目するようになる。つまり、実際のゴルフボール（ＲＢ）を打撃する瞬間を前後にしてスクリーンゴルファー（1）の関心が現実世界から仮想世界に急に転換される。このように、スクリーンゴルファー（1）の関心が急に転換されると、現実世界と仮想世界が互いに断絶されてそのギャップが大きくなる。その結果、スクリーンゴルファー（1）の立場では、屋外のフィールドで実際にプレイしているようなリアリティを体感し難くなる。

しかし、本実施例のように、中間時間（ΔＴ）の間にスクリーン（260）に仮想のゴルフボール（ＶＢ）が表示されない場合、スクリーンゴルファー（1）は、実際のゴルフボール（ＲＢ）を打撃した後にスクリーン（260）に注目せず、実際のゴルフボール（ＲＢ）の動きを目で追って行く。また、実際のゴルフボール（ＲＢ）がスクリーン（260）近傍でゴルフボールの捕獲ユニット（290）によって消えると、自然にスクリーン（260）に視線が移動してその瞬間からスクリーン（260）で表示される仮想のゴルフボール（ＶＢ）の動きに注目するようになる。その結果、スクリーンゴルファー（1）の関心が現実世界から仮想世界に自然に繋がって、現実世界と仮想世界との間のギャップを減らし、スクリーンゴルファー（1）の立場では、屋外のフィールドで実際にプレイしているようなリアリティを強く体感することができる。

本動作方式によれば、実際のゴルフボール（ＲＢ）がゴルフボールの捕獲ユニット（290）によって捕獲された後に、仮想のゴルフボール（ＶＢ）が表示されるので、実際のゴルフボール（ＲＢ）がゴルフボールの捕獲ユニット（290）でいつ捕獲されるかを把握する必要がある。これのために、ゴルフボールの捕獲ユニット（290）は、ゴルフボール（ＲＢ）の捕獲の可否を感知する感知手段が具備されていることがよい。この場合に、前記感知手段でゴルフボール（ＲＢ）が捕獲されたことを感知すると、制御器（240）に所定の信号を伝達し、制御器（240）は前記信号を受信すると、スクリーン（260）に仮想のゴルフボール（ＶＢ）が表示されるように制御することができる。

または、ゴルフボール（ＲＢ）の捕獲時点を把握するために、別の感知センサーが具備されていることもよい。前記感知センサーとして、ゴルフボール（ＲＢ）の動きを追跡しながらゴルフボール（ＲＢ）が消える瞬間を検出できるカメラなどが使用されることができる。ゴルフボールの捕獲ユニット（290）にゴルフボール（ＲＢ）の捕獲の可否を感知する感知手段が具備される場合と同様に、前記感知センサーでゴルフボール（ＲＢ）が捕獲されたことを感知すると、制御器（240）に所定の信号を伝達し、制御器（240）は前記信号を受信すると、スクリーン（260）に仮想のゴルフボール（ＶＢ）が表示されるように制御することができる。前記感知センサーは、ゴルフボール（ＲＢ）の捕獲の可否を感知しながら、同時に捕獲される時におけるゴルフボール（ＲＢ）の移動速度や移動方向などのような追加情報をさらに感知するように構成することができ、このような追加情報は後述の第2乃至第5動作方式などに使用することができる。

前記感知手段や感知センサーは必須的なものではなく、これらがなくてもゴルフボール（ＲＢ）の捕獲の可否や前記追加情報の獲得は可能である。例えば、感知器（230）でゴルフボール（ＲＢ）が捕獲される時点とその時の移動速度や移動方向を検出するようにすることができる。または、前述したように、スクリーン（260）に表示される仮想のゴルフボール（ＶＢ）の軌跡を算出するために、スクリーンゴルファー（1）がゴルフボール（ＲＢ）をパッティングした直後に感知器（230）でゴルフボール（ＲＢ）の速度、方向、スピンなどのような物理的な状態値を感知するために、前記感知された情報から実際のゴルフボール（ＲＢ）がゴルフボールの捕獲ユニット（290）によっていつ捕獲されるかと捕獲されるときの移動速度や移動方向などを計算することができる。

<第2動作方式>
図12を参照すると、第1時点（Ｔ1）でスクリーンゴルファー（1）が実際のゴルフボール（ＲＢ）を打撃する。図9と比較すると、スクリーン（260）に仮想のゴルフボール（ＶＢ）が表示されるという点に違いがある。このように、スクリーンゴルファー（1）が打撃をする前に仮想のゴルフボール（ＶＢ）をスクリーン（260）に表示すると、スクリーンゴルファー（1）は、打撃の前にゴルフボール（ＶＢ）の現在位置を明確に把握することができる。

図13を参照すると、スクリーンゴルファー（1）が実際のゴルフボール（ＲＢ）をパッティングした直後には、仮想のゴルフボール（ＶＢ）はスクリーン（260）から消える。第1時点（Ｔ1）から実際のゴルフボール（ＲＢ）がゴルフボールの捕獲ユニット（260）に捕獲されて消えるまでの中間時間（ΔＴ）に、仮想のゴルフボール（ＶＢ）はスクリーン（260）に表示されない。図14を参照すると、実際のゴルフボール（ＲＢ）が捕獲されて消える第2時点（Ｔ2）の後に、仮想のゴルフボール（ＶＢ）がスクリーン（260）に再び表示される。結果的に、図13及び図14に図示されているステップでの動作は、第1動作方式の対応ステップでの動作と同一である。

本実施例によれば、実際のゴルフボール（ＲＢ）をパッティングする前にスクリーン（260）に仮想のゴルフボール（ＶＢ）を表示することにより、スクリーンゴルファー（1）が打撃の前に仮想のゴルフボール（ＶＢ）がどこに位置するかを容易に把握することができる。また、打撃が行われると、中間時間（ΔＴ）に仮想のゴルフボール（ＶＢ）をスクリーン（260）に表示しないことで、スクリーンゴルファー（1）がスクリーン（260）に注目する代わりに、実際のゴルフボール（ＲＢ）に引き続き関心を持つように誘導する。その結果、第1動作方式の場合と同様に、現実世界と仮想世界との間のギャップを減らし、屋外のフィルドで実際にプレイしているようなリアリティを付与することができる。

<第3動作方式>
図15及び図16を参照すると、第1時点（Ｔ1）における動作と中間時間（ΔＴ）における動作は、第2動作方式と同一である。つまり、第1時点（Ｔ1）には、スクリーン（260）に仮想のゴルフボール（ＶＢ）が表示されるが、第1時点（Ｔ1）の以後の中間時間（ΔＴ）に、仮想のゴルフボール（ＶＢ）がスクリーン（260）から消えて表示されない。ここで、第1時点（Ｔ1）と中間時間（ΔＴ）における動作を第1動作方式と同様にして、第1時点（Ｔ1）に仮想のゴルフボール（ＶＢ）がスクリーン（260）に表示されないように構成することも可能である。

図17を参照すると、パッティングされたゴルフボール（ＲＢ）がスクリーン（260）を向けて転がり行ってゴルフボールの捕獲ユニット（290）によって捕獲されて消えると、捕獲されて消えた後にスクリーン（260）には仮想のゴルフボール（ＶＢ）が表示される。ここでゴルフボール（ＲＢ）がゴルフボールの捕獲ユニット（290）によって捕獲されないと仮定し、ゴルフボール（ＲＢ）がユーザーがパッティングした通りスクリーン（260）まで移動してスクリーン（260）に衝突する地点を「予想衝突地点」とすると、仮想のゴルフボール（ＶＢ）は予想衝突地点または予想衝突地点の近傍からスクリーン（260）に表示される。

このように、実際のゴルフボール（ＲＢ）がスクリーン（260）に衝突すると仮定したときの予想衝突地点で仮想のゴルフボール（ＶＢ）がスクリーン（260）に表示されると、ゴルフボール（ＲＢ）が仮想のゴルフボール（ＶＢ）にさらに自然につながる感じを与えることができる。また、ゴルフボールの捕獲ユニット（290）とスクリーン（260）とが隣接しているときには、ゴルフボール（ＲＧ）がスクリーン（260）の中に吸い込まれて仮想のゴルフボール（ＶＢ）に変わって表示されるような感じを与えることができる。その結果、現実世界と仮想世界の間のギャップをさらに減らすようになって屋外で実際にプレイしているようなリアリティを極大化することができる。

図18を参照すると、実際のゴルフボール（ＲＢ）がスクリーン（260）の中に吸い込まれる感じを与えるためには、仮想のゴルフボール（ＶＢ）が予想衝突地点と同一地点でディスプレイされることが望ましいが、仮想ゴルフボール（ＶＢ）の最初ディスプレイ地点と予想衝突地点を正確に一致させることは、技術的に容易ではない。しかし、予想衝突地点から所定範囲内で予想衝突地点の近傍に仮想のゴルフボール（ＶＢ）が表示されると、肉眼で予想衝突地点と仮想ゴルフボール（ＶＢ）のディスプレイ開始位置が異なることを正確に認識することは難しい。したがって、通常の視力を持つ人が前記予想衝突地点と前記ディスプレイ開始位置が互いに異なるという点を認識することができない範囲内で、前記予想衝突地点の近傍に仮想のゴルフボール（ＶＢ）を表示するようにすれば、十分なリアリティを体感できる。図18に図示されたように、実際のゴルフボール（ＲＢ）の半径を「Ｒ」とすると、仮想のゴルフボール（ＶＢ）が予想衝突地点から約5Ｒの範囲内でディスプレイされることがよく、より好ましくは約3Ｒの範囲内でディスプレイされることがよい。

図19は、第3動作方式の変形例を示す。

図19を参照すると、第2時点（Ｔ2）を起点にしてスクリーン（260）の背景画面を水平方向および／または垂直方向に移動して表示することができる。第3動作方式によれば、第2時点（Ｔ2）から仮想のゴルフボール（ＶＢ）は予想衝突地点または予想衝突地点の近傍でスクリーン（260）に表示され始める。ところが、仮想のゴルフボール（ＶＢ）の動きは、制御器（240）で算出された結果に依存するために、仮想のゴルフボール（ＶＢ）がスクリーン（260）に表示され始める位置（以下、「開始位置」とする）は、任意に調整することができない。したがって、前記開始位置と前記予想衝突地点は一致しない可能性がある。本変形例では、開始位置を予想衝突地点に移動させて上記問題を解決する。つまり、図19に図示されたように、スクリーン（260）の背景画面を移動させることで仮想のゴルフボール（ＶＢ）がスクリーン（260）に表示され始める開始位置を予測衝突地点（ゴルフボール（ＲＢ）がゴルフボールの捕獲ユニット（290）によって捕獲されないと仮定した時に、ゴルフボール（ＲＢ）がスクリーン（260）まで転がり行って衝突する地点）に対応するようにすることができる。

具体的には、図19の（I）に図示されたように、スクリーン（260）の背景画面を移動する前の状態において開始位置と予想衝突地点が水平方向に「Ｘ」、垂直方向に「Ｙ」の違いあれば、図19の（II）に図示されたように、スクリーン（260）の背景画面について水平方向に「Ｘ」を、垂直方向に「Ｙ」を移動させることで、開始位置と予想衝突地点を一致させることができる。このように、本変形例は、スクリーン（260）に表示される背景画面を垂直方向に移動したり、水平方向に移動したり、または垂直方向の移動と水平方向の移動を同時にしたりすることで、開始位置と予想衝突地点を一致させる動作方式を示している。

図20は、第3動作方式の他の変形例を示す。

本変形例は、図19を参照して説明したのとほぼ同一の原理が適用される。しかし、第2時点（Ｔ2）を起点にしてスクリーン（260）の背景画面が急に水平方向及び／または垂直方向に移動する場合（図20 の（I）から図20 の（III）に変更される場合）に、急な画面移動がユーザーに不自然に認識されることができるという点を勘案して、図20の（II）に図示されたように背景画面の移動中の中間画面を提供するという点に特徴がある。前記中間画面は、第1及び第2時点（Ｔ1、Ｔ2）の間に適切に提供され、一つの中間画面のみが提供されたり又は複数の中間画面が提供される。第1時点（Ｔ1）と第2時点（Ｔ2）との間の時間差に基づいて、前記時間差が大きいほど提供される中間画面の数が多くなるように構成する。

<第4動作方式>
図21及び図22を参照すると、第1時点（Ｔ1）における動作と中間時間（ΔＴ）における動作は、第2動作方式と同一である。つまり、第1時点（Ｔ1）には、スクリーン（260）に仮想のゴルフボール（ＶＢ）が表示されるが、第1時点（Ｔ1）の以後の中間時間（ΔＴ）に、仮想のゴルフボール（ＶＢ）がスクリーン（260）から消えて表示されない。ここで、第1時点（Ｔ1）と中間時間（ΔＴ）における動作を第1動作方式と同様にして、第1時点（Ｔ1）に仮想のゴルフボール（ＶＢ）がスクリーン（260）に表示されないように構成することも可能である。

図23を参照すると、パッティングされたゴルフボール（ＲＢ）がスクリーン（260）を向けて転がり行ってゴルフボールの捕獲ユニット（290）によって捕獲されて消えると、捕獲されて消えた後にスクリーン（260）には仮想のゴルフボール（ＶＢ）が表示される。本動作方式によれば、ゴルフボール（ＲＢ）がゴルフボールの捕獲ユニット（290）によって捕獲されないと仮定し、ゴルフボール（ＲＢ）がユーザーがパッティングした通りスクリーン（260）まで移動してスクリーン（260）に衝突する方向を「予想衝突方向」とすると、前記予想衝突方向に対応するようにスクリーン（260）において背景画面が見られる方向が変更される。

図23の（Ｉ）に図示されたように、実際のゴルフボール（ＲＢ）が捕獲されないと仮定した時に実際のゴルフボール（ＲＢ）がスクリーン（260）に衝突する方向（予想衝突方向）と、スクリーン（260）にディスプレイされる仮想のゴルフボール（ＶＢ）の移動方向とが大きく異なる場合、スクリーンゴルファー（1）の立場では、まるでゴルフボール（ＲＢ）がスクリーン（260）の中に入って不自然な方向に屈折されると思われることができる。このような不自然な感じを防止するために、本動作方式では、予想衝突方向とスクリーン（260）に表示される仮想のゴルフボール（ＶＢ）が移動する方向を一致させる。つまり、図23の（II）に図示されたように、スクリーン（260）における背景画面の視界角度を変えて背景画面が見られる方向を変更することにより、仮想のゴルフボール（ＶＢ）がスクリーン（260）で移動する方向を変更したものと同一の効果が発生して、結果的に予想衝突方向とスクリーン（260）に表示される仮想のゴルフボール（ＶＢ）が移動する方向とを対応させることができる。

図24は、第4動作方式の変形例を示す。第2時点（Ｔ2）を起点にしてスクリーン（260）の背景画面が見られる方向が急に変更される場合（図24の（I）から図24の（III）に変更される場合）に、急な画面変換がユーザーに不自然に認識されることができるという点を勘案して、本変形例では、図24の（II）に図示されたように背景画面の変更中の中間画面を提供する。前記中間画面は、第1及び第2時点（Ｔ1、Ｔ2）の間に適切に提供され、一つの中間画面のみが提供されたり又は複数の中間画面が提供される。第1時点（Ｔ1）と第2時点（Ｔ2）との間の時間差に基づいて、前記時間差が大きいほど提供される中間画面の数が多くなるように構成する。

<第5動作方式>
本動作方式は、スクリーン（260）に表示される仮想のゴルフボール（ＶＢ）の動きをどのように算出するかに関するものである。上記の算出過程は外部に具体的に現れないという点で、本動作方式は、以前の動作方式と性格上多少の違いがある。本動作方式は、単独で使用されたり、または第1乃至第4動作方式のうちにいずれかと組み合わせて複合的に使用されたりすることができる。図25乃至図27は第2動作方式と結合される例を示す。

図25及び図26を参照すると、第1時点（Ｔ1）における動作と中間時間（ΔＴ）における動作は、第2動作方式と同一である。つまり、第1時点（Ｔ1）には、スクリーン（260）に仮想のゴルフボール（ＶＢ）が表示されるが、第1時点（Ｔ1）の以後の中間時間（ΔＴ）に、仮想のゴルフボール（ＶＢ）がスクリーン（260）から消えて表示されない。ここで、第1時点（Ｔ1）と中間時間（ΔＴ）における動作を第1動作方式と同様にして、第1時点（Ｔ1）に仮想のゴルフボール（ＶＢ）がスクリーン（260）に表示されないように構成することも可能である。

図27を参照すると、ゴルフボールの捕獲ユニット（290）によってゴルフボール（ＲＢ）が捕獲されて消える第2時点（Ｔ2）の直後に、スクリーン（260）に仮想のゴルフボール（ＶＢ）が表示される。本動作方式の特徴は、スクリーン（260）に表示される仮想のゴルフボール（ＶＢ）の動きである軌跡にある。具体的には、第1時点（Ｔ1）でゴルフボール（ＲＢ）がパッティングされ、前記パッティングの結果に基づいて算出することで仮想のゴルフボール（ＶＢ）の軌跡（S）が算出されたとき、前記軌跡（S）においてスクリーン（260）に実際に表示される部分は、第1時点（Ｔ1）から所定の時間が経過するまでの軌跡（S1）を除去し、前記所定時間の以降の軌跡（S2）のみである。例えば、前記所定時間は、ゴルフボール（ＲＢ）をパッティングした時点からパッティングされたゴルフボール（ＲＢ）がゴルフボールの捕獲ユニット（290）によって捕獲される時点までの中間時間（ΔＴ）と設定することができる。この場合、スクリーン（260）には、第2時点（Ｔ2）の以降の軌跡（S2）のみが表示される。

算出された全軌跡（S）で中間時間（ΔＴ）の軌跡（S1）が、実際のゴルフボール（ＲＢ）が打撃地点からスクリーン（260）に到達するまでの軌跡に対応するという点を勘案すれば、前記軌跡（S1）を省略して表示しないことで、省略された軌跡（S1）は、実際のゴルフボール（ＲＢ）がスクリーン（260）に到達するまでの実際のゴルフボールの軌跡（ＲＢ）に代替されたとすることができる。つまり、スクリーン（260）の外では実際のゴルフボール（ＲＢ）が示す実際の軌跡によって、スクリーン（260）の中では仮想のゴルフボール（ＶＢ）が示す映像の中の軌跡（S2）によって、全体の軌跡が表現されることである。その結果、実際のゴルフボール（ＲＢ）の動きがスクリーン（260）での仮想のゴルフボール（ＶＢ）の動きに自然に繋がって、実際のゴルフボール（ＲＢ）がスクリーン（260）の中に連結されるので、現実世界と仮想世界との間のギャップをさらに減らし屋外で実際にプレイしているようようなリアリティを最大化することができる。

以上、本発明の具体的な実施例について考察したが、本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者は、本発明が本発明の本質的な特性から逸脱しない範囲で変形した形態で具現できることを理解することができるであろう。例えば、第1乃至第5動作方式は、それぞれ別に使用されず、これらを組み合わせて使用することも可能である。具体的な例として、予想衝突地点と仮想のゴルフボールがディスプレイされる開始位置を一致させるために背景画面を移動する動作方式（図19および図19に関する説明を参照）と、予想衝突方向と仮想のゴルフボールがスクリーンで移動する方向を一致させるために背景画面が見らえる方向を変更する動作方式（図23および図23に関する説明を参照）とを組み合わせて二つの方式を一緒に使用することができる。

したがって、開示された実施例は限定的な観点ではなく、説明的な観点で考慮されるべきである。本発明の範囲は前述した説明ではなく、特許請求の範囲に示されており、それと同等の範囲内にあるすべての差異点は本発明に含まれるものと解釈されるべきである。

100、200：仮想ゴルフ装置
111、211：打撃プレート
110、210：打撃領域
120、220：中間領域
130、230：感知器
140、240：制御器
160、260：スクリーン
190、290：ゴルフボールの捕獲ユニット

Claims (7)

1. ゴルフボールが置かれている打撃プレートと、
   ユーザーが前記ゴルフボールを打撃すると、前記打撃されたゴルフボールの物理的状態に基づいて、前記打撃によるゴルフボールの動きを算出する算出部と、
   背景画面と前記算出結果に基づいて動く仮想のゴルフボールを表示するスクリーンと、
   前記打撃プレートと前記スクリーンとの間に配置され、ユーザーの打撃がパッティングである場合に、パッティングされたゴルフボールを捕獲できるゴルフボールの捕獲ユニットと、
   を含み、
   前記ゴルフボールの捕獲ユニットは、前記スクリーンの近傍に配置され、
   前記仮想のゴルフボールは、ユーザーがパッティングした前記ゴルフボールが前記ゴルフボールの捕獲ユニットによって捕獲された以降、前記算出結果により動くように前記スクリーンに表示され、
   前記ゴルフボールが前記ゴルフボールの捕獲ユニットによって捕獲されないと仮定して、前記ゴルフボールがユーザーがパッティングしたとおり前記スクリーンまで移動して前記スクリーンに衝突する方向を予想衝突方向とすると、
   前記予想衝突方向に対応するように、前記スクリーンにおいて前記背景画面が見られる方向が変更される、
   仮想ゴルフ装置。
2. ゴルフボールが置かれている打撃プレートと、
   ユーザーが前記ゴルフボールを打撃すると、前記打撃されたゴルフボールの物理的状態に基づいて、前記打撃によるゴルフボールの動きを算出する算出部と、
   背景画面と前記算出結果に基づいて動く仮想のゴルフボールを表示するスクリーンと、
   前記打撃プレートと前記スクリーンとの間に配置され、ユーザーの打撃がパッティングである場合に、パッティングされたゴルフボールを捕獲できるゴルフボールの捕獲ユニットと、
   を含み、
   前記ゴルフボールの捕獲ユニットは、前記スクリーンの近傍に配置され、
   前記仮想のゴルフボールは、ユーザーがパッティングした前記ゴルフボールが前記ゴルフボールの捕獲ユニットによって捕獲された以降、前記算出結果により動くように前記スクリーンに表示され、
   前記ゴルフボールが前記ゴルフボールの捕獲ユニットによって捕獲されないと仮定して、前記ゴルフボールがユーザーがパッティングしたとおり前記スクリーンまで移動して前記スクリーンに衝突する地点を予想衝突地点とすると、
   前記仮想のゴルフボールは、前記予想衝突点または前記予想衝突点の近傍から前記スクリーンに表示され、
   前記仮想のゴルフボールが前記予想衝突点または前記予想衝突地点の近傍から前記スクリーンに表示されるように、前記スクリーンに表示される前記背景画面が水平移動または垂直移動または水平および垂直移動される、
   仮想ゴルフ装置。
3. ゴルフボールが置かれている打撃プレートと、
   ユーザーが前記ゴルフボールを打撃すると、前記打撃されたゴルフボールの物理的状態に基づいて、前記打撃によるゴルフボールの動きを算出する算出部と、
   背景画面と前記算出結果に基づいて動く仮想のゴルフボールを表示するスクリーンと、
   前記打撃プレートと前記スクリーンとの間に配置され、ユーザーの打撃がパッティングである場合に、パッティングされたゴルフボールを捕獲できるゴルフボールの捕獲ユニットと、
   を含み、
   前記ゴルフボールの捕獲ユニットは、前記スクリーンの近傍に配置され、
   前記仮想のゴルフボールは、ユーザーがパッティングした前記ゴルフボールが前記ゴルフボールの捕獲ユニットによって捕獲された以降、前記算出結果により動くように前記スクリーンに表示され、
   前記仮想のゴルフボールは、
   ユーザーが前記ゴルフボールをパッティングする前に、前記スクリーンに表示され、
   ユーザーが前記ゴルフボールをパッティングした後に、前記スクリーンで消え、
   ユーザーがパッティングした前記ゴルフボールが前記ゴルフボールの捕獲ユニットによって捕獲された後に再び前記スクリーンに表示される、
   仮想ゴルフ装置。
4. 前記算出結果により前記仮想のゴルフボール動く軌跡において、前記仮想のゴルフボールが最初に位置する地点を最初位置とし、前記最初位置から所定の経過時間後に、前記軌跡において前記仮想のゴルフボールが位置する地点を中間位置とすると、
   前記最初位置から前記中間位置との間の軌跡は前記スクリーンに表示されず、前記仮想のゴルフボールは前記中間位置から前記軌跡により動くように前記スクリーンに表示される、請求項１～３のいずれか１項に記載の仮想ゴルフ装置。
5. 前記ゴルフボールの捕獲ユニットは、前記ゴルフボールを捕獲するときに発生するサウンドを減らす音除去手段を含む、請求項１～３のいずれか１項に記載の仮想ゴルフ装置。
6. 前記音除去手段は緩衝部材と吸音部材のうちの少なくともいずれか一つを含む、請求項５に記載の仮想ゴルフ装置。
7. 前記ゴルフボールの捕獲ユニットは、前記ゴルフボールの移動経路に設置されてゴルフボールを捕獲する捕獲手段を含み、
   前記捕獲手段は、傾斜面、グルーブまたはゴルフボールを収容することができるハウジングを含む、請求項１～３のいずれか１項に記載の仮想ゴルフ装置。

Images