JP7061851B2 - 篭体及び土留め構造 - Google Patents

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本発明は、土木工事において土留めや堰堤等に用いられる篭体及び篭体を使用した土留め構造に関する。
従来、土留めや堰堤等を目的として、篭体の内部に石を詰めて現場の施工領域に設置する篭工が知られている。篭工において用いられる篭体は、一般的には直方体状に形成されている。このような篭体の各面は、縦材と横材を用いて格子状に形成されていたり、ワイヤー等を用いて網目状に形成されている。石を詰めた篭体は、施工領域に横方向に並んで設置されると共に、縦方向に積み重ねて設置される。施工領域は、常に篭体を整然と設置できるような状態にあるわけではない。具体的には、施工領域が道路や河川等に沿って曲がっているような場合には、篭体も道路や河川等に沿って並べる必要がある。この場合、並べられた隣合う篭体の間には隙間が生じてしまい、土留めとしての機能が損なわれるだけでなく、見栄えが悪くなるという課題があった。この課題を解決するものとして、例えば特許文献1に開示されている篭体がある。
特許文献1には、内部に中詰材を詰めて施工箇所に載置される篭体が開示されている。篭体は、立設された互いに対向する第1の壁部と第2の壁部とを備えており、第1の壁部における底部の面方向に沿った長さは、第2の壁部における底部の面方向に沿った長さよりも長い。そして、第1の壁部は、一端が底部から突出した突出部を有している。つまり、特許文献1に係る篭体は、直方体の篭部から第1の壁部の一端だけ突出している。道路や河川等に沿って曲がった施工領域に篭体を設置する場合、突出部を備える直方体状の2つの篭体を並べ、それぞれの第1の壁部及び第2の壁部が平行でない状態で配置される。例えば、道路や河川等において、谷側に対し凸になっている曲線に沿って篭体を並べた場合、2つの篭体の篭部の間には上面視において谷側が開き山側が閉じた隙間が生じるが、2つの篭体の突出部同士を連結し、2つの篭部の間に生じた隙間を塞ぐ構成になっている。
特開2015-168925号公報
しかし、特許文献1に開示された篭体は、突出部で塞がれた隙間に間詰め用の石等を充填する必要がある。2つの篭部の間の隙間は、上面視において、山側が鋭角になって閉じており谷側が開いているが隣合った篭体の突出部同士を連結させて塞いでいる。この山側が鋭角になっている隙間に石を充填するには、本来充填する石よりも小さい石を充填する必要があり、石の充填にあたりサイズの変更などの調整をする必要がある、という課題があった。また、隙間の上面を塞ぐ部材が必要になり、篭体が所定の角度になるように並べる必要があるため、河川等の複雑な曲線に応じて自由に篭体を並べられないという課題があった。または、隣接した2つの篭体のなす角度を調整するには、長さが調整可能な部材を使用して隙間の上面を塞ぐ必要があるため、篭体を構成する部品点数が増加するといった課題があった。
さらには、複数の篭体により構成される土留め構造は、山側から谷側に向かって荷重がかかるが、全ての施工範囲において均一に荷重がかかるわけではない。各篭体に篭体の山側を向いた面に対し垂直方向のみに荷重がかかるだけでなく、例えば山側を向いた面に対し斜め方向から荷重がかかった場合に篭体を構成する部材に横方向から力がかかり、直方体状の篭体が全体的に変形したり、篭体を構成する部材が変形する等の課題があった。
本発明は、上記の課題を解決するものであり、道路や河川等の複雑な曲線に沿って土留めや堰堤等を構成する場合であっても、曲線に沿って自由に配置でき、強固かつ設置も容易な篭体及び土留め構造を提供することを目的とする。
(i)本発明に係る篭体は、内部に中詰材を詰め、水平方向に複数並べて土留め構造を形成する篭体であって、連結され篭体の側面を構成する壁部と、篭体の底面を構成する複数の底面材と、篭体の上面を構成する複数の上面材と、を備え、前記壁部は、互いに対向する第1壁部及び第2壁部と、前記第1壁部の端部及び前記第2壁部の端部に連結される2つの側壁部を備え、前記第1壁部は、水平方向の長さが前記第2壁部よりも長く、前記複数の底面材のそれぞれは、一方向に長尺の板状部材であって、一方の端部が第1固定部により前記第1壁部の下端部に固定され、他方の端部が第2固定部により前記第2壁部の下端部に固定され、当該篭体を平面視した状態において、前記第1固定部から前記第2固定部を結び前記複数の底面材のそれぞれが延びる方向に平行な直線である仮想線を規定したときに、前記複数の底面材のうち一部の底面材のそれぞれの前記第1固定部から前記第2固定部を結ぶ仮想線の延長線は、前記一部の底面材以外の底面材の前記第1固定部から前記第2固定部を結ぶ仮想線の延長線と交差するように配置され、前記底面材の前記第1固定部及び前記第2固定部は、ボルトを用いて前記板状部材を前記第1壁部及び前記第2壁部に固定するものである
(ii)本発明に係る土留め構造は、上記(i)に記載の篭体を水平方向に複数並べて構成される土留め構造であって、隣合った2つの前記篭体は、前記第1壁部を谷側に向け、互いの前記第1壁部の端部同士を突き合わせて配置される。
(iii)本発明に係る土留め構造は、上記(i)に記載の篭体を水平方向に複数並べて構成される土留め構造であって、隣合った2つの前記篭体は、互いの前記第1壁部の端部と前記第2壁部の端部とを突き合わせて配置される。
上記(i)~(iii)の構成により、篭体及び土留め構造は、以下の効果を奏する。本発明によれば、篭体が上面から見て台形の四角柱状に構成されているため、谷側の面に隙間を生じさせることなく、曲線及び直線に沿って篭体を配置させることができる。よって、この篭体を用いることにより、複雑な地形に篭体を配置した場合であっても、設置も容易で見栄えの良い土留め構造を得ることができる。
本発明の実施の形態1に係る篭体の平面図である。 図1の篭体の正面図である。 図1の篭体の側面図である。 図1の篭体の底面図である。 実施の形態1に係る篭体を使用した土留め構造の平面図である。 図5の土留め構造の断面図である。 実施の形態1の土留め構造の比較例としての土留め構造の平面図である。
以下に、本発明に係る篭体10及び土留め構造100の実施の形態について説明する。なお、図面の形態は一例であり、本発明を限定するものではない。また、各図において同一の符号を付したものは、同一のまたはこれに相当するものであり、これは明細書の全文において共通している。さらに、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る篭体10の平面図である。図2は、図1の篭体10の正面図である。図3は、図1の篭体10の側面図である。図4は、図1の篭体10の底面図である。図1~4に示されるように、篭体10は、それぞれが格子状に形成された4つの壁部を端部同士で連結して平面視矩形状の枠を形成している。対向する一対の壁部である第1壁部1及び第2壁部2のそれぞれの下端部の間に底面材52を架け渡して底部5を形成している。そして、第1壁部1及び第2壁部2のそれぞれの上端部の間に上面材62を架け渡して天井部6を形成している。なお、篭体10は、上面材62を取り付けずに用いることもできる。
この篭体10の内部には、中詰材として、石や土砂等が詰められており、その重さで篭体10を安定して設置することができると共に、施工区域の環境になじませることができるような構造となっている。
図1及び図4に示されるように、篭体10は、底面及び上面が台形になっている四角柱状に形成されている。図1に示されるように、篭体10は、平面視において第1壁部1と第2壁部2とが平行に配置されている。第1壁部1及び第2壁部2に連結されている2つの壁部である側壁部3、4は、同一形状である。つまり、篭体10は、第1壁部1及び第2壁部2のそれぞれの両端部を側壁部3及び側壁部4により連結され、平面視において等脚台形となるように形成されている。
図1に示されるように、第1壁部1は、底部材11に立設された縦材12と、この縦材12に直交すると共に底部材11に平行に配置された横材13とを有している。底部材11は、一方向に長尺な板材から構成されている。底部材11は、篭体10の底部5の一部を構成するものであり、施工領域の面上に設置される部分である。縦材12は、断面が円形状の鉄筋等で構成されている。縦材12は、所定間隔をあけて底部材11に、例えば溶接によって接合されている。横材13は、一方向に長尺な板材から構成されている。横材13には、縦材12を挿通する孔が形成されており、横材13は、縦材12に挿通された後、例えば溶接にて縦材12と接合されている。横材13は、縦材12の立設方向(延在方向)に沿って所定間隔をおいて縦材12に接合されている。縦材12の上端部には、上面部材15が取り付けられている。上面部材15も一方向に長尺な板材から構成されている。縦材12は、上面部材15に例えば溶接によって接合されている。
第1壁部1に対向した位置に配置される第2壁部2は、第1壁部1と同様な構成になっており、底部材11、縦材12、横材13、及び上面部材15を組み合わせて構成されている。ただし、第2壁部2は、第1壁部1よりも図1における幅方向、すなわち篭体10の底部の外縁に沿った長さが短く形成されている。これに伴い、第2壁部2の底部材11、横材13、及び上面部材15の長手方向寸法は、第1壁部1の底部材11、横材13、及び上面部材15よりも短くなっている。また、第2壁部2を構成する縦材12の本数は、第2壁部2を構成する底部材11、横材13、及び上面部材15の長手方向寸法に合わせて適宜設定される。ただし、底部材11、縦材12、横材13、及び上面部材15により構成される格子形状の各格子の大きさは、均一な大きさに設定されるのが望ましい。
図3に示されるように、側壁部3も第1壁部1及び第2壁部2と同様な構成になっており、底部材11、縦材12、横材13、及び上面部材15を組み合わせて構成されている。実施の形態1に係る篭体10においては、第1壁部1及び第2壁部2に対し、篭体10の底部の外縁に沿った長さは短く形成されているが、その長さは適宜設定することができる。また、側壁部3に対向した位置に配置されている側壁部4も、側壁部3と同様に構成されている。
図1~4に示されるように、第1壁部1、第2壁部2、側壁部3、及び側壁部4は、垂直に立設され、それぞれの水平方向の端部において互いに連結させることによって、篭体10の側面部を形成している。第1壁部1、第2壁部2、側壁部3、及び側壁部4のそれぞれの底部材11により、篭体10の底部の外縁が形成される。また、第1壁部1、第2壁部2、側壁部3、及び側壁部4のそれぞれの上面部材15により、篭体10の天井部6の外縁が形成される。
図4に示されるように、底部5には、底面材52が固定されている。底面材52は、第1壁部1の底部材11と第2壁部2の底部材11との間に複数、所定の間隔をおいて架け渡されている。底面材52は、一方向に長尺の板状部材である。中央部に配置されている底面材52aは、第1壁部1及び第2壁部2に対し垂直に配置されている。また、側壁部3及び側壁部4に隣合って配置されている底面材52bは、側壁部3又は側壁部4に対し平行に配置されている。なお、底面材52aと底面材52bとを総称して底面材52と呼ぶ。実施の形態1において、底面材52bは、側壁部3に隣合っている1つ、及び側壁部4に隣合っている1つだけが配置されているが、更に多数配置されていても良い。このように、底面材52aと底面材52bとが平行でないため、篭体10は、平面視において台形になっている形状が外力により変形しにくくなっており、強度、剛性が高くなっている。なお、側壁部3又は側壁部4に平行になっている底面材52bは、さらに多く設置されていても良い。
また、底面材52a、52bは、それぞれ一方向に長尺の板状部材により形成されているが、幅の広い板状部材であってもよい。例えば、図4に示されている底面材52bが1枚の板状部材により構成されていても良い。
底面材52は、両端部が第1壁部1の底部材11と第2壁部2の底部材11とに固定されている。その固定は、例えば溶接、ボルトを締結させる等の手段で行われる。底面材52の第1壁部1の底部材11に固定されている部分を第1固定部53とし、底面材52の第2壁部2の底部材11に固定されている部分を第2固定部54とする。第1壁部1及び第2壁部2に垂直に配置されている底面材52aは、第1固定部53aと第2固定部54aとを結ぶ仮想線が第1壁部1及び第2壁部2に直交するように配置されている。また、側壁部3又は側壁部4に平行になっている底面材52bは、第1固定部53bと第2固定部54bとを結ぶ仮想線が側壁部3又は側壁部4に平行になるように配置されている。
なお、図4において、底面材52aは、厳密に第1壁部1及び第2壁部2に直交してなくとも良い。また、底面材52bは、厳密に側壁部3、4に平行でなくとも良い。例えば、一部の底面材52bの第1固定部53bと第2固定部54bとを結ぶ仮想線55bが側壁部3又は側壁部4に対し平行でなく、一部の底面材52b以外の底面材52aの第1固定部53aと第2固定部54aとを結ぶ仮想線55aが第1壁部1及び第2壁部2に対し垂直でなくともよく、一部の底面材52bと一部の底面材52b以外の底面材52aとが、交差する角度で配置されていれば、篭体10は、平面視において台形になっている形状が外力により変形しにくくなっており、強度、剛性が高くなる。
図1に示されるように、天井部6には、上面材62が固定されている。上面材62は、第1壁部1の上面部材15と第2壁部2の上面部材15との間に複数、所定の間隔をおいて架け渡されている。上面材62は、底面材52と同様に一方向に長尺の板状部材である。中央部に配置されている上面材62aは、第1壁部1及び第2壁部2に対し垂直に配置されている。また、側壁部3及び側壁部4に隣合って配置されている上面材62bは、側壁部3又は側壁部4に対し平行に配置されている。なお、上面材62aと上面材62bとを総称して上面材62と呼ぶ。実施の形態1において、上面材62bは、側壁部3に隣合っている1つ、及び側壁部4に隣合っている1つだけが配置されているが、更に多数配置されていても良い。このように、上面材62aと上面材62bとが平行でないため、篭体10は、平面視において台形になっている形状が外力により変形しにくくなっており、強度、剛性が高くなっている。なお、側壁部3又は側壁部4に平行になっている上面材62bは、さらに多く設置されていても良い。
また、上面材62a、62bは、それぞれ一方向に長尺の板状部材により形成されているが、幅の広い板状部材であってもよい。例えば、図4に示されている上面材62bが1枚の板状部材により構成されていても良い。
上面材62は、両端部が第1壁部1の上面部材15と第2壁部2の上面部材15とに固定されている。その固定は、例えば溶接、ボルトを締結させる等の手段で行われる。上面材62の第1壁部1の上面部材15に固定されている部分を第1固定部63とし、上面部材15の第2壁部2の上面部材15に固定されている部分を第2固定部64とする。第1壁部1及び第2壁部2に垂直に配置されている上面材62aは、第1固定部63aと第2固定部64aとを結ぶ仮想線が第1壁部1及び第2壁部2に直交するように配置されている。また、側壁部3又は側壁部4に平行になっている上面材62bは、第1固定部63bと第2固定部64bとを結ぶ仮想線が側壁部3又は側壁部4に平行になるように配置されている。
なお、図1において、上面材62aは、厳密に第1壁部1及び第2壁部2に直交してなくとも良い。また、上面材62bは、厳密に側壁部3、4に平行でなくとも良い。例えば、一部の上面材62bの第1固定部63bと第2固定部64bとを結ぶ仮想線65bが側壁部3又は側壁部4に対し平行でなく、一部の上面材62b以外の上面材62aの第1固定部63aと第2固定部64aとを結ぶ仮想線65aが第1壁部1及び第2壁部2に対し垂直でなくともよく、一部の上面材62bと一部の上面材62b以外の上面材62aとが、交差する角度で配置されていれば、篭体10は、平面視において台形になっている形状が外力により変形しにくくなっており、強度、剛性が高くなる。
図5は、実施の形態1に係る篭体10を使用した土留め構造100の平面図である。図6は、図5の土留め構造100の断面図である。図5及び図6においては、篭体10は模式的に表されている。土留め構造100は、河川や道路等に沿って設けられており、低い側を谷側、高い側を山側として、内部に石を詰めて斜面等に沿って地面に載置されるものである。土留め構造100は、必要に応じて篭体10を複数段に重ねて載置される。実施の形態1においては、篭体10を3段に重ねられているが、この形態に限定されるものではない。
図5に示されるように、同じ高さの地面に載置される篭体10aは、谷側に第1壁部1、山側に第2壁部2を向けて配置される。篭体10aは、平面視において第1壁部1が第2壁部2よりも長く形成されている。土留め構造100の直線部111、谷側が凸になっている曲線部112、及び谷側が凹になっている曲線部113においては、隣合った篭体10aは、第1壁部1の端部同士を突き合わせて配置されている。このように構成されることにより、滑らかな曲線に沿って篭体10aを配置することができる。直線部111、曲線部112、及び曲線部113において隣合った篭体10a同士の間には山側に向かって開いている隙間121が生じるが、土留め構造100は、谷側から見ると全ての施工領域において篭体10aが隙間無く並べられているように見える。
図7は、実施の形態1の土留め構造100の比較例としての土留め構造900の平面図である。図7において、土留め構造900を構成する篭体910は模式的に表されている。土留め構造900も、土留め構造100と同様な地形に配置されている。土留め構造900においては、平面視において長方形の篭体910が使用されている。従って、土留め構造900の直線部911においては、隣合った篭体910同士の間に隙間がなく篭体910が配置されている。また、谷側に対し凹になっている曲線部913においても、篭体910同士の間には山側に開いている隙間922が生じるが、谷側から見れば篭体910は隙間無く配置されているように見える。しかし、谷側に対し凸になっている曲線部912においては、隣合った篭体910の間に谷側に向かって開いた隙間921が生じる。
比較例の土留め構造900の場合、隣合った篭体910の間に谷側に向かって開いた隙間921が生じるため、景観を損なうという課題があった。また、隙間921を無くすために、隙間921に間詰め材として石を詰める場合にも大きな石は詰めることができない。例えば小さい石や土砂等を隙間921に詰めたとしても、山側から流れ落ちる流水や、河川の増水により谷側を流れる水などにより、小さい石や土砂などは流されてしまうという課題があった。また、土留め構造900の谷側を向いた面に隙間921があると、河川の増水時に流れてきたゴミ、流木等が隙間921に引っ掛かり、隙間921にゴミが堆積するなどの課題があった。
一方、実施の形態1に係る土留め構造100においては、篭体10aの間に生じる隙間121は、全て山側に面して空いている。この場合、隙間121に間詰め材として小さい石や土砂などを詰めても、谷側は篭体10aの第1壁部1により塞がれているため、小さい石や土砂が流出するのを抑えることができる。また、隙間121に山側の土砂等を自然に入り込ませて隙間121を埋めることもできる。特に谷側に対し凹になっている曲線部113の隣合った篭体10a同士は、平面視において台形であるため、隙間122が大きく間詰め材等を詰めやすいという利点がある。さらには、河川の増水時においても、土留め構造100の谷側の面は、隙間無く第1壁部1が並べられているため、ゴミなどが引っ掛かり堆積するのを抑制できる。
図5においては、緩やかな曲線に沿って篭体10aを配置しているが、隣合った篭体10aの側壁部3と側壁部4とを接するように配置することもできるため、曲線部112において、さらに曲率半径の小さい曲線に合わせて篭体10aを配置することもできる。
また、図5に示されるように、土留め構造100の直線部114においては、篭体10aと篭体10bとは、それぞれの第1壁部1と第2壁部2との端部を突き合わせて配置されている。このように篭体10の谷側に面する壁部を交互に替えて配置することにより、篭体10の間に隙間を生じさせることなく篭体10を配置することも可能である。篭体10は、比較例の篭体910と比較して側壁部3及び側壁部4の長さが長い。よって、隣合った篭体10同士の接触する面が大きくなり、土留め構造100の直線部114において谷側又は山側から荷重を受けた場合、比較例の土留め構造900よりも篭体10は移動しにくくなっている。また、直線部114において篭体10aは、谷側から荷重を受けた場合、接している両隣の篭体10bの側壁部3、4にも荷重が分散されるため、比較例の土留め構造900の直線部911よりも篭体10が移動しにくくなっている。
さらに、図5に示されるように、土留め構造100の谷側に対し凹となっている曲線部115においては、篭体10bと篭体10cとは、第2壁部2を谷側に向けて配置されている。谷側に対し凹となっている曲線部115において、曲率半径が小さい場合には、第2壁部2を谷側に向けて配置しても良い。つまり、篭体10は、谷側に対し凹となっている曲線部115においては、第2壁部2を谷側に向け、谷側に対し凸となっている曲線部112においては、第1壁部1を谷側に向けるようにし、曲線部が谷側に対し内R形状になっているか、外R形状になっているかにより、篭体10の向きを使い分けることができるという利点がある。
実施の形態1においては、篭体10の第1壁部1及び第2壁部2の水平方向の長さの設定は、第1壁部1の長さL1は3000mm、第2壁部2の長さL2は2740mmに設定されている。また、第1壁部1の外側の面から第2壁部2の外側の面までの寸法は、2000mmに設定されている。実施の形態1の篭体10の寸法は、一例であり、この寸法設定だけに限定されるものではない。また、実施の形態1において、第1壁部1及び第2壁部2の水平方向の長さを比で表すと、L1:L2=1.095:1になっている。第1壁部1と第2壁部2との水平方向の長さの比を変更することにより、更に小さな曲率半径に対応することも可能である。
(実施の形態1の効果)
(1)実施の形態1に係る篭体10、10a、10b、10cは、内部に中詰材を詰める篭体10、10a、10b、10cであって、連結され篭体10、10a、10b、10cの側面を構成する壁部を備え、壁部は、互いに対向する第1壁部1及び第2壁部2と、第1壁部1及び第2壁部2に連結される2つの側壁部3、4を備える。第1壁部1は、壁部の立設方向に直交する方向において、第2壁部2よりも長い。
このように構成されることにより、篭体10、10a、10b、10cは、平面視において台形に形成される。複数の台形の篭体10、10a、10b、10cをそれぞれの第1壁部1を谷側に向け、それぞれ端部同士を突き合わせるように配置することによって、土留め構造100は、谷側から見て隙間921が生じないように並べることができる。これにより、土留め構造100は、隙間921を埋める処理を行うことなく、景観を損ねずに設置することができる。
(2)実施の形態1に係る篭体10、10a、10b、10cによれば、2つの側壁部3、4は、水平方向の長さが等しい。
(3)また、第1壁部1と第2壁部2とは、平行に配置されている。
このように構成されることにより、篭体10、10a、10b、10cは、平面視において等脚台形に形成される。このとき、篭体10、10a、10b、10cは、第1壁部1側からみて左右対称な形状となる。第1壁部1を谷側に向けた篭体10aと、第2壁部2を谷側に向けた篭体10bとを交互に並べ、隣合った篭体10a、10bの側壁部3と側壁部4とを接して並べることにより篭体10a、10bとの間に隙間を生じさせることなく、直線状に並べることができる。また、篭体10、10a、10b、10cは、対称形状であるため、製造も容易である。
(4)実施の形態1に係る篭体10、10a、10b、10cによれば、第1壁部1の上端部と第2壁部2の上端部との間に架け渡される底面材52を備える。
このように構成されることにより、篭体10、10a、10b、10cは、側壁部3、4の他に第1壁部1と第2壁部2との間を接続する底面材52が設けられているため、強度及び剛性が高く、篭体10、10a、10b、10cに外力がかかっても変形しにくい。
(5)実施の形態1に係る篭体10、10a、10b、10cによれば、底面材52bは、第1壁部1に固定されている第1固定部53bから第2壁部2に固定されている第2固定部54bを結ぶ仮想線が第1壁部1又は第2壁部2に直交しないように配置されている。
(6)また、実施の形態1に係る篭体10、10a、10b、10cによれば、複数の底面材52を備える。一部の底面材52bは、当該一部の底面材52bの第1壁部1に固定されている第1固定部53bから第2壁部2に固定されている第2固定部54bを結ぶ仮想線が当該一部の底面材52b以外の底面材52aの第1固定部53aから第2固定部54aを結ぶ仮想線と交差する向きに配置されている。
このように構成されることにより、底面材52bも側壁部3、4と同じく第1壁部1に対し斜めに取り付けられるため、平面視において篭体10、10a、10b、10cの側壁部3、4側から第1壁部1に平行な方向に力がかかった場合に、篭体10、10a、10b、10cの強度及び剛性が向上する。
(7)実施の形態1に係る篭体10、10a、10b、10cによれば、一部の底面材52b以外の底面材52aは、第1壁部1に固定されている第1固定部53aから第2壁部2に固定されている第2固定部54aを結ぶ仮想線が第1壁部1及び第2壁部2に対し直交している。
このように構成されることにより、篭体10、10a、10b、10cは、第1壁部1及び第2壁部2に垂直な底面材52aと、底面材52aに平行でない底面材52bとが組み付けられているため、平面視において台形に構成された篭体10、10a、10b、10cの形状が変形しにくい。
(8)実施の形態1に係る篭体10、10a、10b、10cによれば、一部の底面材52bは、側壁部3、4側に配置され、一部の底面材52b以外の底面材52aは、第1壁部1の中央部に固定されている。
このように構成されることにより、篭体10、10a、10b、10cは、第1壁部1又は第2壁部2に対し垂直な方向にかかる力と、側壁部3、4側からかかる力の両方に対し、強度及び剛性を高くすることができる。そのため、土留め構造100に用いられた際に外力に対し変形することがなく、強固な土留め構造100を構成することができる。
(9)実施の形態1に係る篭体10、10a、10b、10cによれば、第1壁部1の下端部と第2壁部2の下端部との間に架け渡される上面材62を備える。
(10)実施の形態1に係る篭体10、10a、10b、10cによれば、上面材62bは、第1壁部1に固定されている第1固定部63bから第2壁部2に固定されている第2固定部64bを結ぶ仮想線が第1壁部1又は第2壁部2に直交しないように配置されている。
(11)実施の形態1に係る篭体10、10a、10b、10cによれば、複数の上面材62を備え、一部の上面材62bは、当該一部の上面材62bの第1壁部1に固定されている第1固定部63bから第2壁部2に固定されている第2固定部64bを結ぶ仮想線が当該一部の上面材62b以外の上面材62aの第1固定部63aから第2固定部64aを結ぶ仮想線と交差する向きに、配置されている。
(12)実施の形態1に係る篭体10、10a、10b、10cによれば、一部の上面材62b以外の上面材62aは、第1壁部1に固定されている第1固定部63aから第2壁部2に固定されている第2固定部64aを結ぶ仮想線が第1壁部1及び第2壁部2に対し直交している。
(13)実施の形態1に係る篭体10、10a、10b、10cによれば、一部の上面材62aは、第1壁部1の中央部に固定され、一部の上面材62b以外の上面材62bは、側壁部3、4に隣合って配置されている。
このように構成されることにより、篭体10、10a、10b、10cの上面材62に対しても底面材52と同様の構成をとることができる。そのため、上面材62を(9)~(13)のように構成することにより、篭体10、10a、10b、10cは、上記(4)~(8)と同様な効果を得ることができる。また、底面材52を上記(4)~(8)に記載したような構成にし、かつ上面材62を上記(9)~(13)のような構成にすることにより、篭体10、10a、10b、10cは、さらに強度及び剛性を向上させることができる。
(14)実施の形態1に係る土留め構造100は、(1)~(13)の何れか1項に記載の篭体10、10a、10b、10cを水平方向に複数並べて構成される土留め構造100であって、隣合った2つの篭体10、10a、10b、10cは、第1壁部1を谷側に向け、互いの第1壁部1の端部同士を突き合わせて配置される。
(15)実施の形態1に係る土留め構造100は、(1)~(13)の何れか1項に記載の篭体10、10a、10b、10cを水平方向に複数並べて構成される土留め構造100であって、隣合った2つの篭体10、10a、10b、10cは、互いの第1壁部1の端部と第2壁部2の端部とを突き合わせて配置される。
このように構成されることにより、土留め構造100は、谷側から見て複数の篭体10、10a、10b、10cの間に隙間が生じることがない。土留め構造100は、隙間が無いため、隙間にゴミなどが堆積することもなく、施工の際に隙間を埋める作業も発生しない。ひいては、景観を損ねること無く強固な土留め構造100を得ることができる。
1 第1壁部、2 第2壁部、3 側壁部、4 側壁部、5 底部、6 天井部、10 篭体、10a 篭体、10b 篭体、10c 篭体、11 底部材、12 縦材、13 横材、15 上面部材、52 底面材、52a 底面材、52b 底面材、53 第1固定部、53a 第1固定部、53b 第1固定部、54 第2固定部、54a 第2固定部、54b 第2固定部、55a 仮想線、55b 仮想線、62 上面材、62a 上面材、62b 上面材、63 第1固定部、63a 第1固定部、63b 第1固定部、64 第2固定部、64a 第2固定部、64b 第2固定部、65a 仮想線、65b 仮想線、100 土留め構造、111 直線部、112 曲線部、113 曲線部、114 直線部、115 曲線部、121 隙間、900 土留め構造、910 篭体、911 直線部、912 曲線部、913 曲線部、921 隙間、922 隙間、L1 (第1壁部の)長さ、L2 (第2壁部の)長さ。

Claims (11)

  1. 内部に中詰材を詰め、水平方向に複数並べて土留め構造を形成する篭体であって、
    連結され篭体の側面を構成する壁部と、
    篭体の底面を構成する複数の底面材と、
    篭体の上面を構成する複数の上面材と、を備え、
    前記壁部は、
    互いに対向する第1壁部及び第2壁部と、
    前記第1壁部の端部及び前記第2壁部の端部に連結される2つの側壁部を備え、
    前記第1壁部は、
    水平方向の長さが前記第2壁部よりも長く、
    前記複数の底面材のそれぞれは、
    一方向に長尺の板状部材であって、一方の端部が第1固定部により前記第1壁部の下端部に固定され、他方の端部が第2固定部により前記第2壁部の下端部に固定され、
    当該篭体を平面視した状態において、前記第1固定部から前記第2固定部を結び前記複数の底面材のそれぞれが延びる方向に平行な直線である仮想線を規定したときに、
    前記複数の底面材のうち一部の底面材のそれぞれの前記第1固定部から前記第2固定部を結ぶ仮想線の延長線は、
    前記一部の底面材以外の底面材の前記第1固定部から前記第2固定部を結ぶ仮想線の延長線と交差するように配置され、
    前記底面材の前記第1固定部及び前記第2固定部は、
    ボルトを用いて前記板状部材を前記第1壁部及び前記第2壁部に固定するものである、篭体。
  2. 前記複数の上面材のそれぞれは、
    一方向に長尺の板状部材であって、一方の端部が第1固定部により前記第1壁部の上端部に固定され、他方の端部が第2固定部により前記第2壁部の上端部に固定され、
    当該篭体を平面視した状態において、前記第1固定部から前記第2固定部を結び前記複数の上面材のそれぞれが延びる方向に平行な直線である仮想線を規定したときに、
    前記複数の上面材のうち一部の上面材のそれぞれの前記第1固定部から前記第2固定部を結ぶ仮想線の延長線は、
    前記一部の上面材以外の上面材の前記第1固定部から前記第2固定部を結ぶ仮想線の延長線と交差するように配置され、
    前記上面材の前記第1固定部及び前記第2固定部は、
    ボルトを用いて前記板状部材を前記第1壁部及び前記第2壁部に固定するものである、請求項1に記載の篭体。
  3. 内部に中詰材を詰め、水平方向に複数並べて土留め構造を形成する篭体であって、
    連結され篭体の側面を構成する壁部と、
    篭体の底面を構成する複数の底面材と、
    篭体の上面を構成する複数の上面材と、備え、
    前記壁部は、
    互いに対向する第1壁部及び第2壁部と、
    前記第1壁部の端部及び前記第2壁部の端部に連結される2つの側壁部を備え、
    前記第1壁部は、
    水平方向の長さが前記第2壁部よりも長く、
    前記複数の上面材のそれぞれは、
    一方向に長尺の板状部材であって、一方の端部が第1固定部により前記第1壁部の上端部に固定され、他方の端部が第2固定部により前記第2壁部の上端部に固定され、
    当該篭体を平面視した状態において、前記第1固定部から前記第2固定部を結び前記複数の上面材のそれぞれが延びる方向に平行な直線である仮想線を規定したときに、
    前記複数の上面材のうち一部の上面材のそれぞれの前記第1固定部から前記第2固定部を結ぶ仮想線の延長線は、
    前記一部の上面材以外の上面材の前記第1固定部から前記第2固定部を結ぶ仮想線の延長線と交差するように配置され、
    前記上面材の前記第1固定部及び前記第2固定部は、
    ボルトを用いて前記板状部材を前記第1壁部及び前記第2壁部に固定するものである、篭体。
  4. 一部の前記底面材以外の前記底面材は、
    前記第1壁部に固定されている第1固定部から前記第2壁部に固定されている第2固定部を結ぶ仮想線が前記第1壁部及び前記第2壁部に対し直交している、請求項1又は2に記載の篭体。
  5. 一部の前記底面材は、
    前記側壁部側に配置され、
    一部の前記底面材以外の前記底面材は、
    前記第1壁部の中央部に固定されている、請求項4に記載の篭体。
  6. 一部の前記上面材以外の前記上面材は、
    前記第1壁部に固定されている第1固定部から前記第2壁部に固定されている第2固定部を結ぶ仮想線が前記第1壁部及び前記第2壁部に対し直交している、請求項2又は3に記載の篭体。
  7. 一部の前記上面材は、
    前記側壁部側に配置され、
    一部の前記上面材以外の前記上面材は、
    前記第1壁部の中央部に固定されている、請求項6に記載の篭体。
  8. 2つの前記側壁部は、
    水平方向の長さが等しい、請求項1~7の何れか1項に記載の篭体。
  9. 前記第1壁部と前記第2壁部とは、
    平行に配置されている、請求項1~8の何れか1項に記載の篭体。
  10. 請求項1~9の何れか1項に記載の篭体を水平方向に複数並べて構成される土留め構造であって、
    隣合った2つの篭体は、
    前記第1壁部を谷側に向け、互いの前記第1壁部の端部同士を突き合わせて配置される、土留め構造。
  11. 請求項1~9の何れか1項に記載の篭体を水平方向に複数並べて構成される土留め構造であって、
    隣合った2つの篭体は、
    互いの前記第1壁部の端部と前記第2壁部の端部とを突き合わせて配置される、土留め構造。
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